
縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー」
紹介文
SecondLifeについての縁側です。
今でもアクティブユーザーは大勢いますし賑わいはありますけれど、既に土地は広大で人も滅多に見つからず何のための場所か数時間での把握はまず無理。
ここは現実世界と平行して進行している仮想世界ですから、現実世界の「人生」を数時間で理解できないのと一緒なんです。
たまにSecondLife紹介記事というのがありますが、現実世界に置換えて考えるとわかりやすいです。「世界」を取材対象にしてもこれは範囲が広すぎます。
リアルと同じく、活動してる人間や団体にスポットをあてないとココが何なのか不明のままで終わっちゃいますね。
SecondLifeの理解は活動時間に比例です。1日6時間×最低2週間べったりやってみると雰囲気はつかめますが、それも大変なので参考のためここに私の活動紹介を置いてみました。
紹介ということで掲示板でなくブログっぽいスタイルになってますが、ご質問・ご意見書込み大歓迎です!

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---|---|---|---|
暗闇の中でも自分の顔を照らすFace Light | 光源設定した透明なオブジェクト(これは3つ装着しています) | 強い光源を装着してみました。 | こんなに範囲の広い光を装着していたら周りに迷惑 |
SecondLifeにはFace Light(フェイスライト)というものがあります。
そのままの意味で「 顔を照らす(装着)照明 」です。
同じ意味でボディライトという表現のものもありますけれど、これは照らす身体範囲の違いです。
目的は暗闇のなかでも自分の顔(身体)を照らしておく… それだけ。(写真1参照)
これはSecondLifeのシステムに最初から用意されている機能ではなくって光源設定した透明なオブジェクトを顔付近に装着することによって実現されたもので、やはりユーザーアイデアのものです。(写真2参照)
スキン屋さん等で安く売られてたり無料配布されてますし、簡単に自分でつくることもできますから多くのユーザーが使用されてることと思いますが、使用にあたっては注意が必要なんです。
少し技術的な話題になるのですけれど、SecondLifeのベースとなっているグラフィックAPIのOpenGLでは、光源はGL LIGHT0〜GL LIGHT7として定義されていて基本8つの光源が使えることになっているのですが、SecondLifeにおいては太陽と月に2つが使われていてこれは固定です。
つまりユーザーが自由に使える光源は6つ… なんです。
人が集まるところで各々Face Lightを装着してる場合、光源の範囲が小さければお互い干渉することなく自分のFace Lightを守ることができますけれど、誰かが範囲の大きい光源を装着していると喰われちゃいます。(写真3、4)
※写真では光の及ぶ範囲が立方体の線で出ていますが、この長さの辺(直径)を持つ球状に広がる光をイメージしてください。
ユーザーが使用できる光源6つ…というのは光の強さの順に上から6つで、誰かが範囲の大きな強い光を放つFace Lightを装着しているとそちらが優先されてしまい、自分を含め周りの他の人の顔が強いコントラストの照りと影が… ちょっと恐い顔になっちゃいます。
これを光害と言います。
SecondLifeの光源の基本パラメーターには範囲・強さ・減衰率の3つがあるのですが、範囲が広く減衰のないような光は明らかに周りにとって迷惑をかけることになります。
大きな光源Face Light装着者の頭の動きによって周りの人の顔は光パカパカ。 光源の取り合いが起ってるんです。 影響受けてる方はとてもみじめな状態w
また強い光源の存在は照りの計算が入るためGPUにも負担をかけてしまうので、グラボの弱い人を落としてしまう原因にもなります。これは迷惑ですねー
ライブやイベントなど人が多く集まる場所ではFace Lightを外すのが基本マナーですが、気付かない方も実際多いのであえてそのことに言及してるノートを開演前に配ったり案内を行っている場合もあります。
問題は… 光源についてご存知ないユーザーがまだまだたくさん存在することです。
モノを売ったり配布してるクリエーターならそこそこ理解されてると思うのですが、未だそんなことが全く考慮されていないアイテムも存在します。
例えばアクセサリー これに光源はたいていの場合必要ないのですが意味もなく範囲の大きな光源が入ってる場合があって、オブジェクト名にFace Lightとか付いていないので装着してる本人ですら気付かないことがあるんです。
ここにアップした写真は光源とその範囲を表示するようにビューアを操作してるから視覚化できているのですが、この設定画面は奥のほうに隠されているのでわかりにくいですし
そもそも光についての知識を持っていない方も多いんです。
最近は見かけることが少なくなりましたが、以前は建物の壁自体に光源を設定して煌々と…というものがありました。 夜の街に光輝く個人宅。
ただ、お店の場合は店内を明るくするためにあえて光範囲を考慮しながら光源設定している場合もありますので、それは光の使い方をわかっている方です。
ところでFace Lightを外す必要があるシーンって他にもあります。
スタジオ撮影です。この場合、カメラマンの意図したライティングが必須になるのでモデルさんはFace Lightを外すように言われます。照明はカメラマンが用意したものでうまくあててくれますから^^
同じようにムービー撮影でも撮影者が出演者にFace Lightを外してもらうかどうか判断します。
ユーザーが自由に使える6つの光源… ビューアによってはこれ以上の光源を表示できるものも存在はするのですが、皆がそれを使っているとは限らないので当分の間は6つと意識しておいたほうが良いんです。
2011/8/20 13:35 [617-453]

けいすりーさん こんにちは♪
ご無沙汰して申し訳ございません。
色々と聞きたい事を山積みしすぎてしまいました(汗)。
もっと気軽に質問してみたいと思います♪
Face Lightと光害、以前も簡単に紹介していましたが、なるほど。
リアリティーを追求するなら、暗闇では懐中電灯片手にって方法が一番なのでしょうが、SLで自分の姿すら見えなかったら身動き取れないですよね・・・。(暗闇でも、本当の自分の手足なら、どういう体勢でいるのかは感じ取れますが、SLでアバターが見えなかったら、身動きとれない気がします)
そしてSLの世界では「自分の姿」が、やはり多くの人にとって大事なんだろうなぁっと、読んでいて思いました。
でなければ、顔中心に複数の光源を配置しないと思いますので(どちらこと言えば、こっちがメインかと思いました)。
素朴な疑問を、幾つかさせて下さい。
質問1 土地所有者でも光源は制限できない?
以前、土地所有者は、他者が物が出せるのかとか、置けるのかを細かく設定できると説明がありました。
強い光の上位6つを優先するのであれば、ある意味では、ソコに集う人達の共有のオブジェクトだと思います。
けいすりーさん自身も書かれている通り、集まる方々のスキルも様々でしょうし、多くの人のウッカリミスを完全に塞ぐのは難しいと思います。
であれば、土地所有者が「個人所有の光源を使用禁止」する様な設定はできないのでしょうか?
質問2 ライブのライト制限も?
ライブの様な複数の照明やスポットライトも、同様に影響を受けるのでしょうか?
質問3 太陽は誰が決める?
以前、夕焼けにしたり夜にしたりと、背景を変えながら、けーすりーさんが踊っている動画をUPされたかと思います。
この太陽の設定は、誰が決めるのでしょうか?
素朴な疑問です。急ぎませんので、暇なときにでも、教えて下さい。
2011/8/21 22:51 [617-455]

スノーモービルさんこんにちは!
お久しぶりです〜^^ …というほどじゃない気もするのですが・・・
いつもご質問ありがとうございます。
夜のSecondLife(正確には太陽も月も空からなくなっているSLタイム21時)は暗いですが、現実世界と同じでそれでも若干…自分も他人の姿・建物その他見えます。
何も見えない真っ暗闇ということはありませんねー
リアリティを追求するならスノーモービルさんが仰る通り手に懐中電灯で前方を照らすのがいいですね^^
以前記事に書いていたプロジェクタが活用できます。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/617/Thr
eadID=617-392/
今までは点を中心に全方位に向けて光が発せられてしまう光源しかなかったため、
懐中電灯のような指向性を持つ光はつくれなかったのですが、これからは実用的な懐中電灯とかつくれそうです^^
さてご質問の1ですが・・・
>土地所有者でも光源は制限できない?
先ず… 各アバターが装着しているオブジェクトのプリム数は土地で展開できるプリム数に関係がありません。
例えば512平米の土地に置けるプリム数は117プリムですけれど、その土地に200プリムでつくられた宝飾品をまとったアバターは立ち入ることができます。
実は髪もプリムで作られていて50〜300プリム程度ありますが、これも装着として身体の一部となっていますから土地のプリム管理とは別になっています。
土地に入るためにスキンヘッドにする必要アリって・・・強要できないですよね^^
身体に装着しているプリムでできたものと言えばベルトも靴もスカートも服の一部も… と、いうわけで殆どがプリムでできていて、それを装着している限りは土地のプリム管理とは切り離されています。
と、こういう話題は多分いままでも触れてたことあると思いますが、スノーモービルさんのご質問を読んで『?』と思った方もいらっしゃるかもしれないのでフォローでした^^
本題ですが他人が装着しているオブジェクト(この場合は光)に関しては土地についての全ての権限を持ってる方でもどうにもすることができません。
土地内でのスクリプト動作をオブジェクト単位で個別に…または全てを禁止することはできるので、ONにする前のFace Lightの動作を止めてしまうことはできるかもしれません。逆にON状態のまま動作を停止させてしまうことにもなるので現実的な対策じゃないですね。
なかなか言うことを聞いてくれないテロ目的のアバターを土地やSIMからBANしてしまうことはできます。
光に関して言うと… アバター装着オブジェクトが持つ光源のみを無効にする設定はビューアでできます。
これはSIM管理とか関係なくユーザーが個々に『自分のビューア側で』設定できるのですが、自分も含めて全ての装着光源をスポイルさせます。 そう見えてるのは自分だけなので他人の光源をどうこうしたわけではありません^^
但しこの設定を行っても、土地にRezされている照明はスポイルされません。あくまでアバター装着のもののみです。
ご質問の2についてです
>ライブのライト制限も?
アバターが装着しているFace Lightもライブで使われている(土地にRezされている)ライブも全く同じものです。
アバターが装着してるか、土地に置かれているか…だけの違いで、光源としては等しく6つ制限の中でのやりくりとなります。
ライブでFace Lightを装着しないことがマナーというのは、これが理由なんです。
ステージの照明設計者は出演者が映えるように照らしたいです。 演出効果が出るようにうまく照らしたいです。
でも、観客に広い範囲で強い光を放すFace Lightを装着したままの方がいたとしたら…
他の観客にとってもライブ主催者側にとってもこれは迷惑なことになっちゃいますね。
ライブの照明で6つ光源じゃ足りないのでは・・・ って思ってしまうかもしれませんが
そこはSL流のステージ照明のコツがあるので実は全く問題はありません^^
この説明は図解とか映像がないと難しいのでまた別の機会にお話ししてみようと思います!
>質問3 太陽は誰が決める?
太陽の位置… 朝〜昼〜夕方〜夜 つまり何時の明るさにするか24時間分の範囲が先ずあります。
これは通常はSecondLifeの世界時間に従って自動で変化しています。
でもSIMオーナーは、この時間に合わせるか 任意の時間で固定させてしまうことができるんです。
1日中昼間とか夜とか・・・
1) 例えばドラキュラ城を置いた恐そうなテーマSIMをつくる場合、、やっぱり一日中夜の暗闇に設定したくなります。
2) でも、暗闇は恐いな…と思った訪問者がもっと明るく… 昼の太陽が出ている状態にしたい!
こう思ったら自分のビューアの設定で昼にしてしまえばいいんです。
3)でも他の人の目にはSIMで設定されている夜のままです。
こんな感じでビューアで自分好みの設定にすることはできます^^
2011/8/22 15:59 [617-456]

けいすりーさん こんにちは
>>
今までは点を中心に全方位に向けて光が発せられてしまう光源しかなかったため、
懐中電灯のような指向性を持つ光はつくれなかったのですが、これからは実用的な懐中電灯とかつくれそうです^^
<<
そうだったんですか!
私は、てっきり光に遮蔽物があれば影ができると思い込んでいて、点光源を使って懐中電灯を作るのは比較的簡単なのかと思い込んでいました。
リンク先の「SL プロジェクター」スレ、やっと意味が理解できたかも?
>各アバターが装着しているオブジェクトのプリム数は土地で展開できるプリム数に関係がありません。
なるほど!、土地と各自のアバターに装着されているプリムは、管理が別物なのですね!。納得しました。
とは言え光源って相手に影響を与える訳ですから、マナーやモラルが問われる、書かれている問題の本質を、やっと理解できた気がします(単純に、土地所有者がOFF強制できないのかと、素朴に思ったので)。
>そう見えてるのは自分だけなので他人の光源をどうこうしたわけではありません^^
各自のビュアー側でも設定できるんですね。ここ、大事なポイントだと思いました。
前後しますが「質問3,太陽は誰が決める?」の質問も、そこです。
全員が光源を共有しているのかと私は勘違いしました。
それぞれがビュアーで設定できるんですね。てっきり、全員が共用しているのかと勘違いしていました。
>アバターが装着してるか、土地に置かれているか…だけの違いで、光源としては等しく6つ制限の中でのやりくりとなります。
理解しました。
ちなみに、店先の看板、例えばネオン管とかは、光源では無いのですよね?。じゃないと直ぐパンクする気がします。
自ら発光しているだけなのか、回りを照らす光源なのかは、区別されている気がしますが、実際どうなんでしょうか?
>>
ライブの照明で6つ光源じゃ足りないのでは・・・ って思ってしまうかもしれませんが
そこはSL流のステージ照明のコツがあるので実は全く問題はありません^^
この説明は図解とか映像がないと難しいのでまた別の機会にお話ししてみようと思います!
<<
いつか、この辺のテクニックを教えて下さい(急ぎませんので念のため)。
私も写真好きですので、光源には興味があります。
写真って、光を写す光学機器ですし。(o^ー')b
解答、ありがとうございます。
来年の今頃は、実際にSLで挑戦してみたいと思います♪
2011/8/24 23:07 [617-457]

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カフェの全景 | ログインしているスタッフの写真が光るようになっているパネル | 編集画面で『明るさ全開』にチェックを入れてます |
スノーモービルさんこんにちは^^
ほんとに実感しているのですが、スノーモービルさんまだSLをやっていらっしゃらないのに持たれる疑問・ご質問が的確にピンポイントで、それが度々…私の説明漏れの部分だったりするのでドキドキしてますw
>私は、てっきり光に遮蔽物があれば影ができる
そうなんですよねー CG的には現在の… どころか例えばレイトレがもてはやされていた80年代前半の頃で既に遮蔽物での影落としはあたりまえですからSecondLifeのような3D仮想世界をうたう環境で今までなかったのが不思議なくらいですね。
SecondLifeの中がユーザーの作り物であふれていて、不特定多数のアバターもあちこちを歩き回ってて、Face Lightのような光源を持っていて…
それをリアルタイムにレンダリングさせようという部分がそうとう難しかったんだと思います。
技術的には全く問題はないのでしょうけれど、SecondLifeってゲーマーが主なユーザーというわけではなくってoffice作業向け一般PCとか・・・
要するにグラボが強いゲームパソコンで入ってくる方が全てではないのでそのへんの配慮もあったんだと思います。
>ちなみに、店先の看板、例えばネオン管とかは、光源では無いのですよね?
ここ!説明すっかり忘れていました^^;
光源を設定しなくても自発光する性質をもたせられるんです。
これなら暗闇の中でもちゃんと見えますし目立ちます。
写真を4枚アップしました。
まっ暗な夜でも存在をアピールした方が良いと思われる部分を意図的に自発光するようにしています。
これは光源ではないので周りを照らすことはできませんが、その意味ではあくまで『自発光』なんです^^
>私も写真好きですので、光源には興味があります。
>写真って、光を写す光学機器ですし。(o^ー')b
SecondLifeでの光源扱いってやはりどちらかと言うとリアルでも写真をよく撮られている方・関心持ってる方はその扱いをよく考えてますし無駄に光源を置かないです。
今まで写真は未経験だった方でもSecondLifeを初めてSSに関心を持ちだした…という方は急速に光源に関心持ってくださいますね^^
2011/8/25 01:13 [617-458]


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