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スレ主&運営者 おうじさんさん  

以下、エレキギターの音質に関してのレポート

エレキギターを構成する要素とは音質に関係する部分は下記がある。
◎弦
●ブリッジ
●フレット(and ナット)
●ネック
●ボディ
●塗装
○ピックアップ
○ピックアップセレクター
○ボリューム
○トーン
○アウトプットジャック

●・・・ハードウェア
○・・・電気回路
の2種類に分割し、音を考察していこうと思う。

【ハードウェア】
昔から言われている事だが、ボディの鳴りが重要と良く耳にされるかもしれない、
それはあながち間違ってはいないと思う。

ただ、個人的にはボディの鳴りだけで判断するのは間違っている。
弦が振動する上で、一番振動に晒される距離が長いのはネックでは無いでしょうか?
では、何故昔からそういう風に言われてきたのか。

ボディの鳴りがいい感じに抜けが良いのに、アンプに繋ぐとモコモノしてる音だったとか
そんな経験をされた経験はあると思います。

ネック側からの振動とボディ側からの振動がジョイント部分を介し、
ぶつかり統合されエレキの振動となります。

ギターを選ぶ際に音のギターのキャラクタを見誤らない為には
ネックの音を聞いてみるのが一番の近道だと思います。

ネックにをコンコンとしてみて返ってくる音が
そのギターの持ってる音だと思います。

※補足
特定のポジションの鳴りが極端に悪い(デッドスポット)場合、
ネック側の振動:ボディ側の振動がぶつかり
互いに打消しされる音域ということになります。

では、各パーツにわけて考察をしようと思います。

【ブリッジ】
弦を支える重要な部品。
基本的には3種類存在する。
・固定(ハードテイル)
・トレモロユニット
・フローティング(フロイド等)

「固定」
ダイレクトにボディにつながっている為、
振動の減衰は最小限に抑えられる。

その為、ギターの本来の振動をダイレクトに弦に伝えることが出来る。
ただ、ギターのキャラクタに特徴がある場合、悪い部分まで、
どのようなアプローチを行っても修正(補正)が利きにくいという欠点もある。

「トレモロユニット」
アームダウンのみ可能なユニット。
ブリッジの支点と、ボディと連結したスプリングで支えられている。
アームを操作しない場合の接地面が大きく、ギターのキャラクタを殺さないのが利点。

ただ、安物ギターの場合トレモロユニットとの接地面が荒く、
密着していないのも数多く存在する。

問題点とすれば弦の振動に影響する部品点数が多く、弦に対してギターの振動を伝える際、
減衰してしまうのが欠点。

「フローティング」
本体に2点支持の支点とスプリングで設置される。
アームアップ、ダウンの両方が可能。

利点としては、弦のテンションがロックされるので
チューニングが殆ど狂わない。

ただ、ギターとの接地が2点である事と、スプリングを介し接続されている為、
ほぼ、ギターのキャラクタは出ない。

【ブリッジの考察】
基本的に振動に関わる部分の部品点数が少ない程、ギターのキャラクタは表に出る。
逆を言えば、ギターの悪い箇所が分かっていれば部品を交換することにより、補正が可能。

トレモロユニットの場合、コマ等も交換が可能で材質によっても音質が変わってくるので
手軽に音質向上が図れるので手を着けやすい。


【フレット】
押弦した際に弦の振動の起点となる。
材質によって、音のキャラクタも異なる。
ただ、ブリッジ程の影響が無い。

以下次回

2010/7/3 11:28  [398-2]   

スレ主&運営者 おうじさんさん  

引き続き、考察

【ネック】
ギターの音を決める最も重要な部分。

ネックの材によりトーンが大きく異なってくる。
当然、材の硬さによって音のキャラクタが違い、自分のプレイスタイルに合った
ネック材を選ぶ必要がある。

現在で利用されている材に関しては、主流としては
・ハードメイプル
・マホガニー
上記2種類を覚えておけばいいでしょう。

他に変わった材としては
・柿の木
・樫の木
・栗の木
・欅
と、日本のギターメーカーで手作りで生産する
ギター等に使われていたりします。

材の硬さと音の伝わりには切っても切れない関係があります。
方程式としては次の通り。

ƒ = (1/2π)((k/m)½)
---------------------------
k = ネックの硬さ
m = 比重
ƒ = 固有振動数(ヘルツ)
---------------------------

上記の方程式で求められる様に
ネックが硬い=固定周波数が高い
または、
ネックの重量が重い=固定周波数が高い。

ここで代表的なネック材を考えてみると
ハードメイプル
 ・硬度:6450N
 ・比重:0.63

マホガニー
 ・硬度:正確なデータは不明(多分4500N位)
 ・比重:0.56

ここでわかる事はメイプルの方がマホガニより硬いし重い
ということは、ネックの特性として次の通りになる。
・メイプル
 【特徴】
  ・固有振動数が高い=高音域の音の伝わりが良い。
  ・硬い音が出る。

・マホガニ
 【特徴】
  ・固有振動数が中域=中音域〜低音域の伝わりが良い。
  ・高い音の抜けは悪くなるが、甘いトーンが出る。


次に、ネックに貼られた指板に関して。

代表的な指板材に関しては次の通り
・メイプル(メイプルネックの指板無し)
・ローズウッド
・エボニー

これに関しても先ほど出てきた固有振動数の方程式が当てはまる。
詳しい説明は省略するが、硬度と重量の順は次の通り。

メイプル>エボニー>ローズウッド
という硬度と重量の順になる。

ただ、指板に関してだが、ネックに占める割合の20%以下という事もあり、
さほど音に関しては影響が無いと考えても良いかもしれない。

指板に関しては、ほぼ見た目の要素で選んで良いと思う。

次回は、ボディに関しての考察

2010/7/4 17:23  [398-4]   

スレ主&運営者 おうじさんさん  

あっ、化けちゃってますね
再度方程式を

材の硬さと音の伝わりには切っても切れない関係があります。
方程式としては次の通り。

hz = (1/2π)((k/m)1/2)
---------------------------
k = ネックの硬さ
m = 比重
hz = 固有振動数(ヘルツ)
---------------------------

2010/7/4 17:37  [398-5]   

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