巷に漂う、詠み人知らずの名作の数々
オジサンが加筆修正してみました。

2021/4/13 09:36  [2360-22]   

【罰は選択式】

ある日のこと、一人の男が地獄に到着し悪魔に出迎えられた。
悪魔は、いくつかの罰の中から一つを選ぶことができると説明し、
これからそれぞれの案内をするという。

第一の部屋では　
若い男が、鎖で壁につながれてムチで叩かれている。

第二の部屋では　
中年の男が、火あぶりの刑を受けている。

第三の部屋では　
年老いた男が、金髪女性に “お口で” ご奉仕してもらっている。


「三番目に、します」と、男は声をあげた。

「そうか、よし」悪魔はそう答えると
金髪女性に向かって歩いていき、彼女の肩をポンと叩いた。

「もう行ってもいいぞ。お前の代わりが見つかった」

END

2021/4/13 09:37  [2360-23]   

【工場のニオイ】

高速道路にて
母:「なんかこの辺、匂うわね」
僕:「少し臭いね」

母:「製紙工場の匂いかしら」
僕:「精子工場？」
母:「うん」

僕:「マジで！？」
母:「うん」

僕:「へぇ。精子工場なんてあるんだ」
母:「愛媛は、紙産業が栄えてるから」

僕:「関係なくね？」
母:「関係あるよ」

僕:「あっそうか、ティッシュだ」
母:「うん、そだね」

　END

2021/4/13 09:40  [2360-24]   

【見せてあげる】

長距離夜行列車の４人がけの座席で盛り上がる３人の若者。
高校の卒業記念に、男ばかりで旅に出たのだ

「あのう。ここ、あいてますか？」
見上げれば、可愛い女の子が一人で立っている。
喜んで座ってもらったのは言うまでもない。

今度は４人で盛り上がったが、若さをもてあましている男と女。
夜がふけ、周りの席が静かになると、話は少しずつエッチな方へ…

「ねえ。ふとももの蚊に刺されたトコ、見たくない？」
「一人１００円づつ出してくれたら、見せてあげるよ」

女の子が、笑いながらこんなことを言うと
３人は即座に100円を取り出した。
ゆっくりと、スカートをめくる女の子。やがて、ふとももが露わに…
「うおー、すげぇ！」と、興奮する男３人。

「ねえ。５00円づつくれたら、胸の谷間のホクロも見せてあげるよ」
今度も３人は、すぐに５00円を払った。
女の子はシャツのボタンをはずし、胸元を大胆に開けてみせる
「うおー、やべぇ！」

「もぉ、みんなエッチね」
「あと1000円づつくれたら、盲腸の手術したトコも見せちゃうわ」

３人は、待ちきれないように1000円を払った。
3000円を手にすると女の子は立ち上がり、窓の外を指差した。
「ほら見て。あの病院よ」

　　END

2021/4/16 08:12  [2360-25]   

【夜更し】
子供：「おとーさん、どうして僕には弟や妹がいないの？」
父 ：「それは、お前が早く寝ないからだよ」

　　END

2023/3/11 17:25  [2360-26]   

2023/3/12 13:00  [2360-28]  削除

2023/3/12 13:00  [2360-29]  削除