「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

旅を忘れた「酒と旅」では洒落にならない。
かといって、コロナウィルスが衰えていないこの時期に、世間の風に背を向けてまで旅に出る勇気もない。旅は行く方も迎える方も互いの気持ちが通わなければ楽しめない。

その日までは旅行作家、吉田友和氏の半日旅を楽しみたいが、取り敢えず、何時もの散歩道やお気に入りの場所から始めてみる。

そして、その時々の想いを綴るため、この縁側を開設させて頂いた。

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このページのスレッド一覧

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木瓜(ボケ)の実

昨年の秋、庭先のボケに実が付いた。薄緑色でジャガイモの男爵のような大きさと形をしていた。ボケは小さな木だから梅の実くらいなら違和感はないが、この歳になって初めて見たボケの実は異様に大きくグロテスクに感じた。

調べてみると、この果物は、酸味と渋みが強く食べるには適さないが、果実酒やジャムにするのが一般的だと記されていた。その時に調べていたら早速ジャムにして味わったのにと思うと残念至極。

そう思うと居ても立っても居られなくなり、昨年末、ちぎって捨てたボケの実を思い出し、慌てて拾ってみたが、すっかり萎びていた。
今年も実る保証はない。この世で、もう一度見たい、会いたいと思う。

2022/3/10 09:45  [2355-63]   

バナナ

インドネシアの大統領は、バナナの値上げを世界中に訴えている。今の安価な価格では生産農家が立ち行かないという切羽詰まった主張だ。一方日本のスーパーなどではバナナは、安価で無くてはならない人気商品であるという。

朝食は70年近く、ご飯とみそ汁が定番だった。体力が減退し朝食はパンを牛乳で流し込む以外喉を通らない状態が続いた。3年前からレイズンパンに野菜サラダ、バナナと牛乳に変えた。バナナは特別好きでも嫌いでもないが、普段はバナナを食べる習慣はなかった。

子供の頃は珍しい果物であり、風邪でもひかない限り買ってもらえないほど、バナナは高価な果物であったが、今では当たり前のように何時でも何処でも買えるようになった。インドネシアなどの生産国の苦境を思えば複雑な気持ちである。値上げはやむなし。


たまたま見たゴルフ番組で、バナナを食べながらコースを歩く女子選手を見て、バナナは空腹を満たすだけでなく、消化も早く栄養価も高い。女子プロがバナナを食べていたわけが理解できた。

朝食にバナナを取り入れたのは、そのときからである。この朝食になってから体調も良い。手術後12kgも落ちていた体重も以前の体重に戻った。

2022/6/15 11:34  [2355-81]   



堀川は花吹雪

堀川は、春風と共に桜吹雪が舞っていた。これに見送られ遊覧船が出港する。まさに春爛漫、この川が最も絵になる季節である。

昨年夏、初めてここを訪れた時、まるで港町の風情だと思った。川面の両岸に、小奇麗な浮桟橋が整備され、小型ボートがズラリと停泊していた。ここは高知市かと疑ったほどだ。

堀川は、高知市の東側を流れる短い川である。途中鏡川と合流し高知港へと流れている。この川は、江戸期に荷物運搬の運河として整備され、様々な物資と文化を運んできたのだと推察した。

川には、源流域が存在するが、これが見当たらないこと、市街地側の北岸には倉庫らしきものがあること、また、農地であった南岸には、それがないことからもそう考えられる。

堀川は、文化や物資の動脈としての役割を終え、市民の憩いの場として再生され、川面を美しく輝かせている。

2022/4/2 23:06  [2355-70]   

桃源郷

大川村は、四国三郎吉野川の最上流部に位置し、県下で最も人口の少ない村である。夏には、幻の国産牛(土佐黒牛)のバーベキューをメインに謝肉祭を催しているが、昨年はコロナウィルスの影響で中止されている。

一度訪れて見たいと思っていたが、高知市から高速道、一般国道、山間の道を乗り継ぎ約2時間の道のりは、あまりに遠く初めて訪れた。

大川村の桜まつりをNHKが放映し、地元の主婦が是非来て欲しいとの訴えを聞き、これに共感し訪れた。

村全体が急傾斜地にあり、桃源郷そのもののエリアは狭いが、Uターンされたご夫婦が16年の歳月をかけ、丹精込めて育て上げられた花園は、桜、菜の花、チューリツプ、芝桜が共演し咲き誇っていた。

感謝。感謝。

帰りがけに湖畔の桜を撮ってみた。


2022/4/8 08:22  [2355-72]   

29番札所

香長平野は、高知県最大の穀倉地帯である。南に高知龍馬空港、北に四国霊場29番札所国分寺がある。国分寺は、諸国で一番良い土地に建立せよ、との教えを受け選ばれた地形だと聞く。

周りを田園に囲まれ、静観な森の中、悠久の歴史を抱いた土佐国分寺は、凛としてたたずんでいた。本尊は千手観音菩薩であるが、静寂の中にたたずむ、もう一つの薬師如来にも手を合わす。

国分寺の牡丹は、住職が30年来慈しんで育てられたという。見事な本堂に隅々まで手入れされた庭園と見事にマッチしている。こんな立派なお寺が近くにあったとは、まさに灯台下暗しである。

四季折々の国分寺をお参りし、撮影させてもらいたいと思っている。

2022/4/13 23:20  [2355-73]   

夫婦喧嘩

夫婦喧嘩は犬も食わぬ。関東圏に住むネット上の最も親しい友人は、何時も夫婦喧嘩をすると負けると嘆いていた。彼に限らず、およそ女性と口論して勝てる男性がいるとは思えない。

女性は、生来口喧嘩の天才だと思っている。負けません勝つまではと、兎に角粘り強い。昔の記憶も駆使して戦いを挑んでくる。

いつぞや、老妻と口論して一敗地にまみれた。結婚当時「貴方の財布に紙幣は1枚もなかった。でも、大小色とりどり硬貨は引き出しの中で転がっていた。おまけに、車のローンは残っていたのよ」と言った。

なんと、記憶にもない遥か昔話を持ち出されるとは思いもよらず、健忘症を自認する自分には対抗策はないと悟った。その時この人とは、二度と口喧嘩はしないと決めた。

先日、サッカーをしている時、孫娘が囁いた。ママが怒ったら大変よ、一時間も座らされグジグジと説教される、と

ああ、確りと二代目は育っている。この子も3代目を継ぐのかと思うと、笑みが浮かんだ。

写真は、親友に贈る。彼の奥様のルーツ安芸市のオンツツジを。

2022/4/17 20:05  [2355-74]   

酒と旅 さん  

2022/5/2 14:06  [2355-78]  削除

酒と旅 さん  

2022/5/2 18:02  [2355-79]  削除

青葉の季節

目に青葉、山ほととぎす、初鰹、と詠んだのは山口素堂である。

鰹と言えば「たたき」。このカツオのたたきの起源は、色々な説があるが土佐藩主山内一豊公がだした生食禁止に信憑性を感じる。一豊と言えば、関ヶ原の合戦において、西上する徳川軍に居城の遠州掛川城を明け渡した。

彼は、合戦では特段の功績はなかったが、東海道筋の各城主がこれに倣って居城を明け渡した。この功績が抜群で掛川6万石の城主から一挙に土佐24万石の国持大名に出世した。この一豊が、カツオを刺身で食べる土佐人に対し、食中毒予防令を出したという説は有力だと考える。

土佐の「いごっそう」は、殿様であれ、理屈に合わない指示や命令には従わない。この頑固さが鰹の表面を少し炙り、焼き魚だと強弁した。これが真相だろう。

2022/5/2 18:05  [2355-80]   



コブシが咲いていた

植物園に行くと「旅する欄展」という文字が目に留まった。これに「酒と旅」が即座に反応した。入園すると華麗な欄たちが迎えてくれた。その昔、東京ドームで見て以来久し振りに欄展を楽しめた。ゆっくり鑑賞したかったが、時節がら密にならないように早々に温室を出た。

外は、燦燦と降り注ぐ日差しを浴び、花達は日向ぼっこを楽しんでいるようだ。花の名前を覚えるのは苦手だが、どんな花が咲いていても、ここなら心配要らない。名札が掛かっているので一枚撮っておけば済む。

散策で歩き疲れたら、柔らかな草原に腰を下ろし疲れを癒す。昼食に取り出す「おにぎりと玉子焼き」の味は格別である。

(注1)旅する欄展とは
次は、アフリカ、東南アジアから中南米へと旅をすると記されていた。


(注2)五台山
高知市の東に位置し標高146mの小さな山である。
中国の世界遺産五台山に似ているかとから命名されたという

(注3)牧野植物園
高知県が生んだ「日本植物分類学の父」と言われる牧野富太郎博士の業績を顕彰にするため開園された。
五台山の山頂にあり、自然を活かした広葉樹の森、山あり谷ありと、起伏にとんだ広大な敷に3000種類を超える植物が揃っている。熱帯植物用の大規模な温室など多彩なエリアを持ち、都会の洒落た植物園とは一線を画している

2021/2/26 14:43  [2355-7]   

酒と旅 さん  

2021/3/8 16:28  [2355-9]  削除

モネの庭

太平洋の海岸線は、砂浜から磯へと変化に富む。この美しい景色を横目に車で走ること一時間半、高知県東部にある北川村「モネの庭」マルモッタンに着いた。

光の画家クロードモネが、フランスのジヴェルニーに自ら作り、こよなく愛し画材にもなったモネの庭。これをモデルに作られたのが北川村のモネの庭だ。これは、本家本元のクロードモネ財団の指導の下に再現された本格的な庭である。

訪れたのは実に3年振りだ。お目当てのチューリップが綺麗に咲いていた。ハスの池は山間の澄んだ光による映り込みが美しい。睡蓮の咲く季節に再訪したい。

何時もの「おにぎりと卵焼き」を頬張った。

2021/4/2 13:29  [2355-28]   

オンツツジ

真っ赤なオンツツジの映像が流れた。
内原野のツツジは県内では名高い。一度訪れてみたかったので半日旅を計画した。

安芸市は、人口二万人弱の小さな市であるが、県東部の中心都市でもある。太平洋の荒波にもまれた魚は格別である。中でも「どろめ」は、絶品だ。隣町では一升入りの盃を豪快に、一気飲みで競う「どろめ祭り」が有名だ。

どろめは、鰯の稚魚で白魚である。捕れてから二時間が勝負と言われるほど鮮度を売り物とする、その道の通が好んで食する。高級料亭でも、こればかりは・・・

花より団子。支離滅裂になったので、ここらでお開きとする。

2021/4/7 16:59  [2355-31]   

シャクナゲの森

桜に限らず、今年の特徴は花の開花時期が異常に早い。石楠花も時期尚早だと思いつつ本山町の帰全公園へ向かった。手術後、高速道路を走るのは実に三年振りである。無難に高速を降りると吉野川沿いに遡って行く。蛇行した川に、クルリと囲まれた格好の小高い森が帰全山公園である。

この川は四国三郎吉野川の上流部に位置し、青石と呼ばれる緑色片岩が多く、また、源流域に近いため川の水は、どこまでも青く澄んだ清流である。その清流を見下ろす森は素晴らしい光景が広がっていた。

満開の石楠花と美しさを競うように、オンツツジが真っ赤な花を咲かせ迎えてくれた。田舎故に人出が少ないのか、あるいはコロナウイルスの影響なのか定かではない。いずれにせよ、密を心配することもなく、ゆったりと花を愛で撮影を楽しむことが出来た。

オンツツジの赤は、一段と冴え輝いていた。

2021/4/22 12:31  [2355-36]   

帰全公園は、誤りで、
正しくは、帰全山公園。

2021/4/23 11:32  [2355-37]   

悲しみ

如月も半ばが来た。中国では、如月(によげつ)と言い、寒い冬が終わり、春に向かって行く様子を表すという。
今日は快晴、真っ白い雲も適度にたなびき撮影日和だ。梅の開花は、もう少し先だと思っていたが陽気に誘われ、お城の梅園に向かった。

そこは、驚くべき光景が待ち受けていた。風雪に耐えてきた梅の木は切り倒され、根っこまでも引き抜かれていた。なぜ、この時期に、この場所が掘り起こされ、無残な姿を晒しているのか。悲しさを通り越し、憤りすら覚える。こんな姿の梅園では、半日旅どころか、弁当すら開く気分になれない。

工事中の看板脇に小さく「防火水槽工事」と記されていた。高知城は、400年もの間、建築当時の姿を今に伝える、全国でも有数の天守閣を持つ。この貴重な歴史的建造物を保護するための施設なら、やむを得ない。そう思いつつも釈然としない。

百歩譲って、なぜ、この時期なのか疑問は残る。我が国の単年度予算主義は年度末が近くなると、国や地方自治体の無駄使いを助長してきた。とは言え、とても納得出来ない。例え、行政手続きが適正であっても、この手の工事は慎重の上にも慎重を期するべきだと思う。

「梅一、輪一輪ほどの、暖かさ」と詠んだ松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪も泣いている。

2022/2/12 11:33  [2355-57]   

孫と旅

ツツジの名所、内原野公園のある安芸市は高知県東部の中心都市である。土佐24万石の家老、後藤家が治めていた土地である。三菱財閥の創始者岩崎弥太郎、童謡作曲家広田龍太郎など多くの偉人を輩出した土地でもある。

昨年に続き内原野公園を訪れた。灌漑用水である弁天池の山側に、オンツツジが咲き誇っていた。ツツジは青空の下、赤くきれいな花を咲かせ逆光の光を浴び輝いていた。

今年は、小学4年生の孫が、お供をしてくれくれた。久し振りに老妻自慢のおにぎりと玉子焼き弁当をいただき、楽しい半日旅を味わった。この子もまもなく、同行を遠慮する、お年頃になると思うと複雑な気持ちである。。

2022/4/21 19:53  [2355-76]   

モネの庭

コロナウィルスは、いまだ終息の兆しは見えていない。重症化率は減少傾向にあるという。3回目のワクチン接種も終わり、久方ぶりに梓川など信州方面へ旅を思い立った。

時を同じくして、全日空が高級ホテルに泊まる信州、軽井沢の旅を売り出した。これだと意気込んでいたところ東京から待ったがかかった。

以前長男は、東京、大阪以外なら旅もいいのではと言っていたので、お墨付きをもらったと思っていた。ところが老妻への電話は、こんな時期に旅をするとは、よく考えなさいと厳しい口調で注意を促された。残念だがここは悟ったふりをして、この場はお茶を濁すよりほかはない。

昨日の新聞に、モネの庭に赤い水連が咲いたとの報道があり、ここなら東京の許可も必要ない。幸い孫娘も参観日の振替休日だという。彼女の目的は、アイスクリーム、ジュウースなど食べ放題、飲み放題である。

それでも良い、孫と老妻と3人で半日旅を楽しみ、信州旅行へ行けなかった憂さ晴らしをすることにした。

2022/4/26 09:16  [2355-77]   



愛機と行く最初の散歩道は、片側二車線のバイパス通りだ。
南国の青空が一面に広がり、ここも暖かい陽射しが注いでいる。

急速に市街地化した地帯に、ぽっんと一切れの「田んぼ」が残っている。
先日まで、「ひこばえ」が生えていたのに、いつの間にか綺麗に耕され、やがてくる早苗の植え付けを待っている。

春を待つ休耕田に、愛嬌のある墨絵を描いているのは、街路樹と冬の陽射しだ。
太陽と樹木と耕地、この異色の組み合わせが織りなすコラボは、この季節ならではのなせる技である。

つい立ち止まり微笑んだ。

(注)ひこばえとは
かって、二期作地帯であったこの地域は、八月に稲刈りが行われる。
収穫後の切り株から再生された萌芽を「ひこばえ」という。
2021/2/11 08:49 [2355-1]

2021/2/15 11:53  [2355-4]   

改修前 改修中 改修中

久万川は、市内の北部を流れている。
私の散歩区間は堤の外側が珍しく花壇となっており、四季折々に咲く花は散策を楽しむ人々の憩いの場になっている。

花壇を維持するには、多くの手間と労力を必要とするが、植栽や草取りをなど周辺の方々の愛情がなければ、行政の力だけでは成り立たない。感謝、感謝。

久し振りに尋ねてみると改修工事が行われており、川面を覆っていた芦原は跡形もなくなっていた。
風情のあった中州も白鳥や鴨など水鳥たちの楽園も。

改修後どんな姿を見せてくれるのか、人々の暮らしと自然を守ることの困難さを改めて考えさせられた。

2021/2/15 12:02  [2355-5]   

北環状線を少し北へ歩くと,あまり馴染みのない旧道へ出た。
行き交う人や車の往来もなく閑散としているが、決して露地や裏通りではない。

かつては、乗り合いバスも運行されていたと聞いているが、この通りは何故か郷愁に誘われる。
人生の過半を過ごしたあの時代、あの懐かしい昭和の香りを感じたからであろうか。

通りには珍しく小さな鳥居がいくつかあった。
その一つを尋ねてみると、決して立派とは言えない社は奇麗に清掃され神聖さと威厳を保っている。

微笑ましく思ったのは、庭の東にブランコが設置されていたからだ。
この神社がいかに子供たちに親しまれ、氏神様として地域の人々に大切に守られているかが窺える。

家族の安全を祈ってきた。

2021/2/15 12:05  [2355-6]   

いつもの散歩道

蕗の薹を、あっちこっちで見かける季節がやって来た。
フキと言えば、生家にも植えられていた。フキは、子供の頃から食膳に上っていたが、蕗の薹を食する文化はなく知る由もなかった。

登山の帰路、谷川沿いに群生しているフキに出会った。これが縁になり、一般家庭に育つフキは栽培種の水蕗。山に自生しているのが山蕗だということを知った。
また、蕗の薹は、特異な性質を持つ植物で葉(フキ)より先に地上に出て、花を咲かせることを知ったのもこの頃である。

未だに蕗の薹は、食するものの対象ではなく、観賞するものだと思っている。
春を告げる清楚な花だ。

2021/3/4 17:44  [2355-10]   

里山

山村の集落は絵になる風景だが、残念ながら里山が減少して久しい。
私の住む街にも、田舎の里山が醸し出す詫び錆びや風情は望むべくもないが、多少それらしきものは残っている。

散歩道は、川沿いの道、バイパス通り、山沿いの道とそれぞれ趣は違う。山の様子を見てみようと久し振りに山沿いの道を選んだ。

薄く萌黄色を見せ始めた広葉樹の森に、山桜と早咲きの赤みを帯びた葉桜などが点在し、明るく春らしい絵模様を描き出していた。

早くも春爛漫かな。

2021/3/26 11:08  [2355-22]   

爽やかな五月の風に吹かれ、何時もの散歩道を歩く。全身に受ける風は心地よい。

連休中の出来事として北海道で雪が降ったとの情報を聞き驚いた。北の大地は厳しい自然と向きあっているのに、南国の空は五月晴れ、青空が一杯に広がっており、雪など想像すら叶わない。

つい先月、縁側に季語について書いた。
冗談ではなく、雪桜などという新季語が生まれなければ良いがと。

これが、本当になる日が刻々と迫って来る。

2021/5/6 18:43  [2355-40]   

久万川沿いを歩いたのは久し振りだ。改修工事も終わり、何時もの静けさを取り戻していた。
堤の花壇は色とりどりの花が咲き、栽培種の花と小さな野草達も入り交じり、見事な絵模様を描いている。

だが、川面の芦原なくなり、ここを住みかとしていた水鳥たちの姿も消えていた。久万川の風情は失われたが、それ以上に、二級河川としての役割を果たしてくれることを期待する。

先月末、病が再発したと告げられた。人間はつらいことは忘れたいし、ずっと悲しみに向き合うのは難しい。覚悟はしていたが心穏やかではいられない。幾度も幾度も自問自答し、周りの人に心配や不快な思いをさせない、と云う決意だったのに・・・。


足元では、季節に応じて衣装を変え、何時もと変わらず咲いている花達。ガラリと様相を変え悠然と流れている久万川。

そうだ、ケセラセラ。
君たちのように、水の流れのように上を向いて歩こう。なるようになる。


2021/5/19 12:51  [2355-41]   

久万川(その二)

2021/5/23 14:15  [2355-42]   

酒と旅 さん  

2022/2/1 14:22  [2355-55]  削除

生い立ち

久し振りに久万川を散策した。堤防の花壇は、水仙の花が見ごろを迎えていた。この花を見ると、何故かニワトリのヒナを連想する。

その昔、田舎では鶏も庭先で放し飼いされていた。雛たちは親鳥に交じり、純白に輝く真新しい羽毛を全身に纏っていた。この雛たちが黄色く可愛いクチバシをパクパクとさせていると光景と、水仙の花が重なって見えるのだ。

水仙の花も太陽に向かって、白地に黄色い花弁を寄せ合うように咲いている。この様子はヒヨコのクチバシそのものである。私達の世代とは、生い立ちや時代背景の異なる人達に、この感性を伝えることは難しい。また、理解さえもされないのだろう。

何故なら、現代の鶏達は、何よりも効率を優先され籠の中で飼育されている。そこは親鳥の世界で雛たちは存在しないからだ。この世代の人達は水仙に何を見、何を連想するのだろうかと、ふと思った。

世代間の違い、生い立ちの違いはものの見方、考え方までも変えるのか。
いずれにせよ、水仙は可愛い。どの世代であれ、これを可愛いと思う気持ちに変わりはない。清楚で慎ましい花だが、太陽のような明るさも持ち合わせている。

2022/2/1 14:20  [2355-56]   

山沿いの道 バイパス通り 川沿いの道

私の散歩道

散歩は、カメラを提げて歩く。三本ある道のうち、その日に撮りたいものある道を選ぶ。

山沿いの道は、まさに春たけなわ。里山は広葉樹で構成された森であり、多種多様な樹種で構成されている。それぞれが新芽の色を競い合い見事な絵模様を描いている。

里山は、秋も紅葉で楽しませてくれるが、春は新芽や若葉の成長具合により、日々葉の色を変え、やがて緑一色に染まる。春の里山は今が見頃だ。

バイパス通りには、量販店、個性豊かな商店、町家等があるが、ここは四季を感じることはない。

川沿いの道も花いっぱいである。堤防の花壇を彩る花たちも春を謳歌し、散歩する人達を迎えてくれる。昨年秋、久万川の堤防に桜の木が植えられ、今年早くも花を咲かせた。植えたのはボランティア人達である。

縦長の日本列島は、南は葉桜、北は今が盛りの花吹雪が舞っている。北の桜は古木が多い。先人達が、先見の明を持ち大切に守り育てて戴いたお蔭である。後世へ引き継ぎたいものである。

2022/4/20 15:05  [2355-75]   



満開の時

高知城は、慶長8年に天守閣は完成した。その優美な姿は南海道随一の名城と謳われ、当時の姿を今に伝える貴重な現存12天守閣の一つである。

天守閣の西下に梅の段があり、紅梅や白梅が咲いている。お目当ては、詰門脇にひっそりと佇むしだれ梅だ。老木には、精魂つき果たしたかのような満開の花を想定していたが、行ってみると花は三分咲き程に散り、残り香もない。

思うに、果樹は豊作と裏作を繰り返し、たわわに実った翌年は裏作になる。梅も果樹だ。裏作があっても不思議ではない。今年は、満開の時期を失したのではなく、裏作だったと思うことで自分を納得させた。

この梅園も、間もなく剪定の時期を迎える。「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」と言う諺がある。桜は切ると切り口から衰弱していくが、梅は枝を伐ることにより花を咲かせよい実を付ける。そのため剪定は欠かせない。
残念だが、満開のしだれ梅は来春までお預けだ。

ついでに、この老木の樹齢を調べてみたが解らない。
梅の木の寿命は40〜100年との説が多い。現存しているもので樹齢が解っているのは伊達正宗公が、朝鮮から持ち帰った400年が最古だと聞く。

(注)1
現存12天守閣とは
建築当時から修復を繰り返しながら現在までの残っている下記の天守閣のこと。
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、松江城、彦根城、備中松山城、姫路城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城

(注)2
詰門とは
本丸と天守閣を隔てる堀切を繋ぐ門で上は詰の間、下は城門、いざ戦闘という時にはこの門が破られても天守閣には行けない構造で、梅の段にでる仕掛になってる。

2021/3/15 08:02  [2355-16]   

上記の伊達正宗は誤りです。

正しくは、伊達政宗です。

2021/3/16 12:47  [2355-18]   

もうすぐ萌黄色

落葉広葉樹は、冬の間に南国の日差しをたっぷりと浴び、やがてくる萌黄色の春を待つ。
お城の森は、その準備も整った。落葉広葉樹の多いこの森には、梅の木のようにカクカクと幾何学模

様を描くもの、楓や欅のように小さな枝を一杯に伸ばし、扇のような優雅な姿を見せてくれる木など様々である。この時期の子細な枝ぶりも大好きだ。

いずるも負けず劣らず、青空をキャンパスとして薄く墨絵を描いている。これが本来の爽やかな青空なら文句はないのだが、惜しむらくは春霞になっていることだ。

大陸からの黄砂の影響なのか、スギ花粉のためなのか定かではない。

2021/3/18 16:37  [2355-19]   

酒と旅 さん  

2021/3/31 07:29  [2355-24]  削除

さくら

高知城は桜が少ない。
酒好きの県民だが、お城で花見をしている姿を見かけたこともないし、行った記憶もない。

お城の桜といえば、弘前城を想う。華麗な桜に包囲された小さな天守閣はとても美しかった。高遠城や会津若松城など桜の名所は北国に多い。

思うに、北の人たちは厳しい冬を乗り越えた暁に、待ちに待った春が来る。故に春を告げる桜をこよなく愛し、大切に守り育てたのだろう。関東以北には、お城以外にも古木銘木や桜の名所が沢山あり、花見姿を数多く見てきた。

「酒なしで何の己が桜かな」は、酒と旅の心境でもある。

2021/3/31 07:44  [2355-27]   

新緑

爽やかな風に若葉が揺れる。
春はあけぼの。早起きすればそれなりに報われ、幻想的な写真は撮れるが、老体には無理な相談だ。

お城と歴代城主を祭る山内神社の新緑で、お茶を濁そうと不精者は考えた。
江戸期から脈々と受け継いできた四百年の森は威厳も貫禄もある。若葉が茂る萌黄色は目に優しいし、心地よい。心も和む。

目に青葉、山ほととぎす初鰹

2021/4/9 14:03  [2355-32]   

お城の森

5月半ばと言うのに早くも梅雨とは。
梅雨は、中休みを含めて6週間と言うのが通説。この分では史上最速で6月末には梅雨は明け、灼熱の夏がやってくる。

雨の降る中、埃の被った三脚を取り出し、磨いていると無性に風景写真を撮りたくなった。車で1時間も走れば豊かな原生林の森がある。昔の山男(山好き)とはいえ、家族から一人での入山は固く禁じられている。

そうだ、お城の森で遊ぼう。手始めに軽量のS10と三脚を持ち出し、いそいそとお城へ向かった。梅雨というのにあいにくの快晴、お城の森はご多分に漏れず狭く薄い。このため、こぼれ日もコントラストが強く撮影日和でもなく、思った写真も撮れない。

いいのだ。目的は、素晴らしい作品を撮りに来たのではない。そんな写真は到底撮れない。
写真を撮るという楽しみは充分味わうことができた。マニュアル露出でゆったりとシャツターを切る。何とも言えない至福の時が過ぎていく。

2021/5/25 13:57  [2355-43]   

子どものころ銀杏の実を拾い食べた。神社の境内に大銀杏の木があり、秋空いっぱいに張った枝には、たわわに実がなっていた。銀杏の身を包む皮は悪臭が強いが、それでも子供達は奪い合ったものである。戦後の混乱の中で食べ物の少なかった時代には、貴重なおやつだった。

先日、NHKのイチョウ並木という番組で銀杏の木は氷河時代に絶滅したが、中国の谷間で1本だけ残っていた。それが、人の手で育てられ世界に伝わつたと放送された。

おかげで、世界中でイチョウ並木が人々の心を癒している。
イチョウ並木で有名な明治神宮外苑の銀杏の木の母樹は、今も新宿御苑にあるという。

2021/11/26 12:02  [2355-52]   

高知城の大手門をくぐると天守閣へ向かう石段わきに、板垣退助の銅像が立ち城下町を見下ろしている。土佐のいごつそうは頑固で気骨のある男性を指すが、板垣退助はその典型だろう。

彼は、自由党を創設したことでも知られている。岐阜県で自由民権運動の演説中に暴漢に襲われ「板垣死すとも自由はしせず」と発した。この言葉は、今も我が国の自由民権運動のシンボルとして燦然と輝いている。彼の銅像が岐阜にあるのもうなずける。

また、彼は31歳で土佐藩士を率いて戊辰戦争に臨むにあたり、先祖の板垣姓を名乗って出陣した。先祖の姓を名乗るにあたっては、胸に秘めたる思いがあったのであろう。

日光での激戦中、東照宮に立てこもった幕府軍を説得して東照宮の損傷を防いだ功績は大きい。彼の銅像が日光に立っているのも土佐人には誇らしい。

2022/1/24 12:55  [2355-53]   

センダン並木

城内には、所々にセンダンが植えられている。その代表各が、天守閣の上り口にある幹回り5.4m、樹高25mの大木だ。ぐうんと張った枝は、あの板垣退助像の傘にもなっている。この根元には、土佐路を訪れる旅人達のために、この木を植えたと記された看板が立っている。

思うに、春は可愛い花を見せ、夏は深緑の日傘に、秋は黄葉を、冬はヒヨドリ達のお喋りに耳を澄ます。先人は、こんな四季折々の詩心を持ち、旅人を暖かく迎えたのだろうか。

そんな並木道が国道改修工事にも負けず、幡多地方に残っている。国道の改修工事といえば、何よりも公共性が優先される。この公共という「錦の御旗」も、旅人を迎える先人の熱い想いに打ち負かされ、遥か四万十川の対岸に追いやられたと聞いたことがある。

ここにも土佐人の「いごっそう」気質が見て取れる。
これが、本当の話かどうか、一度、四万十川を訪れて見たい。

2022/2/21 15:56  [2355-58]   

私の城下町

お城下は春の装い。高知城の要所、要所に華道家の皆様による美しい生け花が迎えてくれた。華道界の各派の家元達が腕を競い合い、生け花を飾るのが恒例となって久しい。

その脇にぼんぼりの点灯も始まった。お花見シーズを前に土佐観光を盛り上げるためだという。大手門から杉の段までの沿道だから、あまり感心はしないが、これはこれでやむを得ないと思う。

だが、冬場の天守閣へのライトアップはいただけない。再建された天守閣ならいざしらず、高知城は国宝級の天守閣である。これを軽々しく夜空に照らして良い筈はない。

こんな姑息なアイデアで観光客を呼び込んでも、所詮一時しのぎの対策に過ぎない。本県の観光業にとって根本的な解決策にはなり得ない。

京都の二条城や姫路城などの国宝をライトアップした姿など見たことがないし、見たくもない。これらと同等の歴史的建造物はキラキラと飾り立てるより、ありのままの姿に感動するのだ。

コロナウィルスの蔓延を注意するために照らされた、レインボーブリッジや通天閣でもあるまいに。


2022/4/3 19:24  [2355-71]   



初めてのライカ

余生は、野の花の気高さや可憐な姿を撮影しながら、ゆったり過ごそうと思い、ライカQを買った。最新のQ2ではなく、なぜQなのか。散歩やスナップに4730万画素は要らないし、財布にも優しいからだ。

憧れのM型は、スタイル抜群だが老人にはMFという難点がある。軽量なAPS−CのCLもあるがスタイルは、いまいちだ。何れも恐ろしいレンズ沼が待ち受けており、これに耐えうる財力はない。

迷わず選んだのはQだ。28mmF1.7とはいえ、F1.4の代名詞ズミルックスの名を冠した専設計のAF,MF切り替えレンズが付いている。いざという時には35mmと50mmにクロップできるし、17mmまで寄れる簡易マクロ機能も備わっている。

Qで撮れるものだけを撮れば良い、撮れないものは諦める。散歩やスナップに、どうしても撮らなければならないものはない。

老妻が呟いた。Qちゃんは可愛いね、と。

2022/3/27 15:18  [2355-68]   

いざない

まだ見ぬ素敵な世界へいざなってくれたのは、東京に住む長男である。私がライカに憧れていること、高根の花だと諦めていることを知り、ライカを贈るという。親としては嬉しい限りだが、何か隙間風も吹く。

以前、病院のベットの上で彼と語った。退院したらライカを買う。彼は贈ると答えた。案ずるな必ず回復に務めるという私の意思に対し、生きる希望を持てるならライカを買うくらい安いものだと、彼は表現したのだ。

彼は、若い頃から毎夜母に電話してくる。私は、横で聞いているがほとんど話はしない。最近ライカの話題が出るので話す機会も増えた。M10を買って贈る、シルバーが良いかブラックが良いか、と言う。

そばで聞いていた老妻が呟いた。あの子は門閥もなく学歴一つで今の地位を築いたのよ。稼いだお金は、自分のために使わせなさい、と。母親も父親も子供を思う気持ちに変わりわないと思っていたが、母の子を思う気持ちは違う。どんなに成長しても産まれた時と同じ目線なのだ。

この言葉は重い。自分で買える範囲のライカを買うと決めた。この案には老妻も即座に頷いた。彼に送ったメールは、M型は憧れのカメラだが、この歳になるとMFはきつい。AFの使えるライカQを買ったので報告する。

追伸欄に、ライカM10とズミクロン50mmF2は、自分へのご褒美に買いなさい。そして趣味の幅を広げ社交界でも楽しく活動してください。

有り難う、と書いた。

2022/3/30 10:08  [2355-69]   


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