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紹介文

カメラ業界はいよいよヤバイ感じがしてきた。
幾つものメーカーが撤退することになりそう。
現状と予測をメモしてみる。

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待てよ、確認したいことがあったな。小センサー機の衰退傾向。APS-CやMFTのユーザーはエントリー層が多いから、フルサイズと比べるとスマホへ流れやすいだろう。最後まで残るのがプロやマニア層だから、どうしてもフルサイズの比率が高くなる。

CIPA統計には交換レンズがあり、35mm以上用と未満用の推移をグラフにしてみる。レンズ交換式カメラにおいて、2012年頃にかけ大きく伸びたのが小センサー機であって、その後大きく落ち込みつつあるのも小センサー機なのだろうと推測できる。

2020/10/14 12:41  [2336-102]   

では小センサー機は消滅してフルサイズだけが残るのだろうか?

傾向としては、そう見えなくもないが、まだちょっと分からない。というのは、フルサイズも伸びているわけではなく、同じく2012年頃を境に減少傾向だからだ。2018年に少し戻したが、これはフルサイズミラーレスの発売が相次いだからだろう。2019年にはまた減少傾向に戻っている。

そうすると、フルサイズ、小センサー機とも縮小傾向にあり、それぞれがどこで下げ止まるのか、下げ止まらないのかは、もう少し様子を見る必要がある。

ただ、いずれにしても大きく縮んだ市場にメーカーの数は多過ぎ、撤退が相次ぐのは間違いない。

2020/10/14 12:44  [2336-103]   

CIPA統計からカメラの出荷単価を追ってみた。ここのところ、単価が急激に上がっている。2012年頃からのコンパクトカメラ激減によって、低価格帯カメラの割合が著しく減少したことを反映しているのだろう。

2020/10/14 14:04  [2336-104]   

パナソニックがMFTの業務用動画機BGH1を発表。先にLUMIX部門トップがインタビューで「GH後継機を開発中だ」と言ってたが、これのことだろう。う〜んGH後継機が業務用ってことは、MFTに対する需要で残るのは動画用途くらいだって判断かな。やっぱりG9後継機は無さそう。

それにしても、急減するカメラ市場において「フルサイズへの殺到」というのが一つの道だったわけだが、もう一つ「動画用途の取り込み」という道もあるんだねえ。8K、4K120P、4:2:2の10bit内部記録、RAW動画出力、Web会議へのソフト対応とか、各社ともおおわらわだ。

パナも「静止画も動画も両方撮るという人が非常に増えたと感じている」とインタビューでゆうてはった。大体スマホがそうだもんな。

2020/10/14 21:08  [2336-105]   

自分には無縁の機種だが、こういう意外性は嫌いじゃないな。

意外性があるってことは、他社の後追いをせず、自分で考えてるってことだ。まあ成功するとは限らないが、市場での弱小メーカーは新しいことにトライして道をこじ開けるしかない。ソニーがフルサイズミラーレスに参入したのだって、そうだったわけだし。

キャノンやニコンは、ミラーレスではビッグプレーヤーではないのに後追いパターンで参入してしまった。一眼レフではビッグプレーヤーなのだから、と勘違いしたのだ。

2020/10/14 21:56  [2336-106]   

キャノンとニコンは「下位メーカーの戦略」が分かっていなかったんじゃないか。同じような製品が並んでいたら、大多数の人はブランド力のある大メーカーの品を選ぶ。その方が安心感がある。

だから下位メーカーは、上位メーカーと同じような製品を出しているだけではジリ貧なのだ。何か新しい分野に打って出なければならない。新しい分野ではまだ評価が確立していないから上位も下位もない。対等に戦える。

ミラーレスではソニーが一定の評価を確立した。キャノンやニコンはミラーレスでは上位メーカーじゃないのだ。だから新しい提案を出さないと埋もれる。キャノンはR5/R6で路線を修正したが、ニコンはZ7/Z6の第二世代機を見る限り、そういう意識は感じられない。

2020/10/15 06:22  [2336-107]   

ただなあ、オレの目は偏見で曇っているから、キャノンにはどうしてもケチをつけたくなる。新しいことに取り組んで目を引くだけじゃダメだよな。内容が伴っていないと、短期的には注目されても長期的には見放されてしまう。

8Kはちょっと使ったらフーフーしないと、だとか手振れ補正8段もオリンパスに劣るとかさ、なんか胡散くさいと思われかねない。DPReviewでも手振れ補正はオリンパスが上だと言われちゃったし。あそこは結構メジャーなサイトだぞ。

2020/10/15 06:55  [2336-108]   

それになあ、F値の暗いフルサイズレンズを出すのは、エントリー層を取り込みたいってことなんだろうけど、ブランド価値を下げるって側面もあるからな。性能はそれなりで安価な製品を出すメーカー、というイメージができる。

ライカなんかは、その対極だ。「それなりの製品なんか絶対に出さねえ」という姿勢を感じるからこそ、高いカネを払ってもいいというブランドイメージができる。まあ、だから事業として永続性があるとは限らないが。

2020/10/15 06:56  [2336-109]   

フルサイズミラーレス戦争が勃発して、各社がフルサイズに殺到した。スマホの普及でエントリー層がいなくなる。コンパクトや小センサー機が爆縮する。残されるのはフルサイズだけだ…ってことなんだろうけど、なんか違和感があった。

デジタルカメラって大量生産品じゃん。電子部品やソフトの開発にはコストがかかる。大量に販売しないと成り立たない。パナソニックは半導体から撤退したけど、あれと同じで生産規模が小さくなっちゃうとやっていけないんだな。

そういう世界で、数の限られるプロやマニア相手に、フルサイズだけを生産・販売する、って有り得るのかなと。

2020/10/15 08:22  [2336-110]   

若い頃、バイクに乗っていて、日本市場での盛衰を目の当たりにした。

かつてバイク市場には2大勢力があった。生活の足としてスクーターを使うオバさん軍団と、小排気量バイクを楽しむ現業労働者。ところが王国に変化が訪れる。

軽自動車が普及し、オバさん軍団はスクーターを見捨てて、そちらへ乗り換えてしまった。非正規雇用が拡大されて現業労働者の賃金水準が引き下げられ、彼らにバイクを買う余裕がなくなった。

残されたフロンティアは日本でも解禁された大型バイクだ!ってことで、バイク雑誌も軒並み大型特集になったもんだった。

2020/10/15 08:23  [2336-111]   

それでどうなったか?

スクーター市場も、小排気量市場もすっかり縮小した。バイク雑誌は軒並み休刊し、かつて広大な面積があった書店のバイク雑誌コーナーは消滅した。それでも大型バイク市場は暫く市場規模を維持していたが、タイムラグがあっただけで、結局は減り始めた。

トップエンドだけが残る市場って有り得ないんじゃないかな。幅広い裾野があって初めてその文化が栄える、みたいな。

2020/10/15 08:24  [2336-112]   

大量生産品を扱う産業構造もそれに対応しているんじゃないかと思う。トップエンドはそれ程数が出るわけじゃないし、採算にこだわらない広告塔的な扱い。商売としては圧倒的に数がはけるエントリー機で回収する。

そうするとトップエンドだけが残っても事業として成り立たなくなる。だから予測としては、コンパクトや一眼レフは消滅、ミラーレスも後を追うように縮小、フルサイズもタイムラグを置いて縮小…という暗〜い未来しか想像できない。やっぱりオレは根がペシミストなんだなあ。

2020/10/15 08:25  [2336-113]   

カメラの動画機化がどこまで進むのか、ってのも結構大きい問題なのかな。若い人はテレビよりYouTubeを見るって話を聞いたこともあって、動画を巡る状況が変化してきているのを実感する。

静止画の後追いであるのかも知れない。コンパクトフィルムカメラが普及して静止画を撮る人が増えた。コンパクトデジカメが爆発的に普及して、さらに写真が一般化した。そしてツールはスマホに移り、写真と合わせて動画が気軽に撮られるようになる。

2020/10/15 13:06  [2336-114]   

SNSやYouTubeで気軽に発表できるようになったことも大きい。もう特別なことじゃなくなったんだな。

それはプロにも影響する話だ。一般の人が撮りやすくなるほど、写真の単価は下がり、プロの需要は減っていく。映像でも少し遅れて同じことが起こっているようだ。クチコミで単価の低下を嘆く映像屋さんがいた。

ゼロになるわけではないが、市場のパイが減ってくれば、低スキルの一般的なカメラマンは淘汰されてしまう。

2020/10/15 13:08  [2336-115]   

全体の単価が下がれば、動画機の単価も下がらざるを得ない。何百万円の動画機じゃなくて、精々数十万円の動画機を使って少人数の機動力ある撮影体制が求められるようになる。

撮影後だって、編集ソフトが非常に高機能になっていて、昔だったら専門スタジオなんかで行われていたに違いないような高度なことまで、素人が簡単にできる。DaVinci Resolveの無料版だって、相当な高機能だもんな。

2020/10/15 13:09  [2336-116]   

LUMIXのインタビューで、フルサイズのS1Hを出したものの、マイクロフォーサーズ機の動画需要は引き続き根強いという話があった。

写真もそうだけど、重たいフルサイズと軽いマイクロフォーサーズでは運用形態が変わってくるから需要がカブらないってことじゃないかな。ドローンだってカメラが軽い方が運用しやすいだろうし。

それと画質的に結構使えるってのもありそう。フルサイズの方が良いけど、マイクロフォーサーズでも行けなくはない、みたいな。これは写真でもそうであって、昔に比べて全体的に画質が向上し、普通の視聴環境では差がわかりにくい。だから軽さを取ってMFTだと自分も思うわけだし。

2020/10/15 14:01  [2336-117]   

安価な動画機としてはビデオカメラがあるが、センサーが小さくて画質がなあ。その上は高価な業務機となってしまって、間がなかったところへデジカメの動画機能がうまくハマった、ってことだったのかも知れん。

2020/10/15 14:02  [2336-118]   

そこをうまく突いて、デジカメの動画機を提示したのがソニーのα7Sと考えればいいんじゃないか。キャノンにもニコンにも、未だにそこまで踏み込んだ考えは見られない。

ただパナソニックはソニーを後追いして、MFTのGH5、GH5S、さらにはフルサイズのS1Hを投入した。そう考えると、ソニーとパナソニックは比較的早い時期から「デジカメに動画の潜在的ユーザー層を積極的に取り込んでいく」という志向を持っていたと考えるべきではないか。

2020/10/15 14:04  [2336-119]   

だが、考え方が徹底しているのはソニーよりパナソニックだ。パナソニックは何より「時間無制限で動画を撮れる」ことを追求している。

4K60Pで撮る場合、α7S IIIは1時間程度となっているが、S1Hは時間無制限なので、電源や記録メディアを手当てすれば、時間を気にせず回しっ放しにできる。

放熱ファンをつけてでも時間無制限にするというのはBGH1でも行われた。「新しく生まれた世界を取り込んでいくんだ」という志向がハッキリしてるんじゃないかな。

2020/10/15 14:06  [2336-120]   

あ、違うな。パナはそもそも最初から動画機としてGHシリーズを投入してたんだった。

デジカメを動画機として使うというコンセプトは、むしろパナが最初に持ち込んだのか。デジカメ動画機フィールドを開拓するという発想は、ひょっとしたらパナしか持っていないのかも知れんな。

2020/10/15 17:54  [2336-121]   

というのは、デジカメの動画機能を「オマケ」として考えるか「メイン」として考えるかの差が、時間無制限を実現するかどうかに現れているような気がする。

いくら8Kや4K120Pが撮れるにしたって、時間制限を常に気にして使うというのは、やはり「オマケ」の発想だよな。

2020/10/15 18:24  [2336-122]   

そうすると、GH5ヒットの背景が分かってくる。

パナは最初からデジカメの動画機用途はアリと踏んでGHシリーズを展開した。GH1が出たのが2009年。動画機用途がすぐに大きくなったわけではなかったが、YouTubeなどの動画視聴や動画配信が徐々に普及し、高画質な動画機需要が高まってくる。スマホよりはもう少し高画質で、でも高価な業務機を使うような話でもないし…そういやGHってのがあったな…って話だったんじゃないか。

パナの目論見に時代環境が追い付いて花開いた…のがGH5のヒットだったんじゃないか。

2020/10/15 18:33  [2336-123]   

以前に読んだパナのインタビューで、GH5は確か予想の3倍とか売れたと言っていた。GHシリーズって、それほどの人気もなく推移してきて、「おっしゃあ! やっと時代が来た!」って感じだったんじゃないかな。

GH5のヒットがあったからこそ、慎重だったトップからフルサイズ参入のゴーサインが出たと言っていた。

2020/10/15 18:44  [2336-124]   

前に調べて感じたことだが、パナってソニーへの対抗心が強いみたいだ。ソニーがフルサイズに参入した時に「ウチもやりたい」というのがあったらしい。ところが当時、LUMIX部門は放送業務機部門と一緒くたになっていて、身動きが取れなかった。各種業務部門の一部になっちゃってたから、民生機の冒険を許す雰囲気ではなかったのだろう。

2020/10/15 18:52  [2336-125]   

それで、家電部門のトップに直訴して、放送業務機部門から分離し、家電部門へ移管してもらった。そして「マイクロフォーサーズにプロ機を投入して成功したら、フルサイズ参入を認める」とお墨付きをもらった。それが叶ったわけやね。

想像だが、おそらく今は放送業務機部門より立場が強いんじゃないかと思う。というのは、放送業務機部門が属するBtoB部門より、LUMIXが属するBtoC部門の方が遙かに大きいからだ。

2020/10/15 18:59  [2336-126]   

パナがコントラストAFにこだわるのも、動画がずっと頭にあるからかも知れんな。

GH5とソニーα6000系との動画AF比較が出た時は、GH5が衝撃的にトロくて「これアカンやろ」って感じだった。像面位相差に全然追い付いてないやんと。

加えてウォブリング。キャノンの技術者は「ウォブリングがある時点でコントラストAFは動画に向かない、だからウチは位相差(デュアルピクセル)を選んだのだ」とゆうてはった。これって原理的な問題で解決しようがないよな。特に気になるのが背景に輝点のあるシーン。小刻みにウォブリングを繰り返す。輝点にはコントラストがないので、そもそもコントラストAFの苦手分野らしい。

おいおい、これ他社みたいに像面位相差にせにゃアカンとちがうのん。

2020/10/15 20:03  [2336-127]   

と、ユーザーとしてはヤキモキするのだが、パナさんは一向に改心する気配がない。

ここはずっと気になっていて、いろいろ解説記事を読んだりしたのだが、パナさんは像面位相差も研究してはるんやな。像面位相差に関する特許出願もある。つまり、ちゃんと考えた上でコントラストAFを選択しているということになる。

どういうこっちゃ…

2020/10/15 20:07  [2336-128]   

コントラストAFにはメリットがあるという。

一つには精度の高さ。精度を決めるのが基線長という人間の目で言えば左右の目の間隔に当たる長さ。これが長いほど精度が上がる。像面位相差は半分をマスキングした画素の見え方のズレで判断するため、基線長は原理的にレンズ口径の一部にとどまる。コントラストAFの場合は、レンズを前後させた時の見え方の差から判断するので、基線長はレンズ口径に等しくなる。

つまり精度は原理的にコントラストAFの方が良い。

2020/10/15 20:14  [2336-129]   

もう一つは画質。

像面位相差の場合、位相差画素は基本的にAF用途に使われ結像には使えない。(富士フィルムは、いや全く使えないわけじゃない、と言っているが、フルに使えるわけでもあるまい。)位相差画素を配置した分だけボコボコ穴が空いている状態で、周囲の画素情報から穴埋めする必要がある。その分、画質は低下する。

かといって、位相差画素を減らすとAFが弱くなる。富士フィルムはAF強化のために位相差画素を8%にまで増やしたと言っていたが、ここまで来ると結構画質影響がありそうだ。コントラストAFなら、そもそも位相差画素はないのだから、その心配はない。

2020/10/15 20:28  [2336-130]   

という一般的な話以外に、パナの技術者が動画に関連したコメントをしていたのを思い出したのだ。

それは、像面位相差だと処理に時間がかかる、という点。「なんでや、位相差AFは行ったり来たりのコントラストAFと違って一瞬やん、遙かに速いやないけ」となったのだが、AFの話じゃなくて撮影画像の話だという。像面位相差は撮像後に位相差画素の穴埋めをやらないといけない。コントラストAFよりワンステップ処理工程が増える。フレームレートが上がって行くほど、その処理時間がネックになってくるというのだ。

だから目線が静止画というより、やはり動画目線なんだなあと。

2020/10/15 20:38  [2336-131]   

そう考えてくると、速さとウォブリングがクリアできれば、コントラストAFのメリットを生かせることになる。「とは言っても無理があるんじゃないのお」と半信半疑だったが、意外にいけそうな感じになってきた。

データの処理速度が上がり、制御ソフトが洗練されてくると、動画のコントラストAFにもあまり違和感がなくなってくる。考えてみれば、見るのはあくまで人間なのだ。人間の目の反応速度を超える性能は必要ない。違和感がない程度の挙動ができればいい。像面位相差がさらに速くできたって意味がない。

AFレベルに差がなくなってくると、像面位相差の画質限界が逆にデメリットとして浮上してくる。こっちは元データが足りないので、ソフトでどうとでもなる話じゃないと思うんだよな。

2020/10/15 20:48  [2336-132]   

それに微細なパターンをAFで捉えるとなると、コントラストAFが像面位相差を超えてゆく可能性がないとはいえない。像面位相差の位相差画素は、画質影響を考えると、そんなには増やせない。コントラストAFの場合は、処理さえ許せば全画素だって使える話なので、処理スピードが上がるに応じて細かくしていけるはずだ。

同じことはキャノンのデュアルピクセルにも言えるが、こちらは各画素から2系統の信号を読み出さないいけない仕様なので、その処理負荷がネックになる。パナのコントラストAF+DFDというのは、合理的と言えば合理的だと思うんだよなあ。今までブレなかったのは動画思考が最初からあったというのが大きいんじゃないかな。

2020/10/15 21:16  [2336-133]   

ただ、パナソニックのフルサイズミラーレス参入が遅すぎたことも否めない。

それだけソニーが果敢だったってことだな。

2020/10/16 06:36  [2336-134]   

最新一眼カメラのクチコミ数を見ると、カメラ人気がいかに縮小したかがわかる。

α7S III:9百件
α7C:14百件
Z5:11百件
S5:7百件

などなど。以前は登場前後の書き込みが多く、時間が経つとどんどん少なくなるパターンだった。新機種を買おうと興味を持つ人自体が少なくなっているんだなあ。

2020/10/16 09:52  [2336-135]   

こうなってくると、「こんな落ち目の趣味持っててもつまんねーや、他の趣味探そ、さいなら」とクチコミに書いていた人もいた。心理としてわかるよなあ。趣味って同好の士とワイワイやるのが楽しいんだから、って人が多いんだから、人が少なくなってくると急激につまんなくなってくるんだな。

自分はどうなんだろ。プロのように仕事の道具ってわけじゃない。とは言え、写真や動画を撮る楽しみは覚えた。見る人がいる、いないは別にして、SNSやYouTubeに発表することもできる。ただ、こういう場を断続的にのぞいてきたのは、やっぱり「何かワクワクするような新機能がないかな」というのがあったんだな。

2020/10/16 10:01  [2336-136]   

機能だけじゃない。描写のキレ具合、なんてのもそう。

なんだろうな。「モノとの対話」みたいなのがあるのかな。バイクもそうだった。金がなかったから古いバイクを手に入れて、自分で整備する。キャブレターが不調でブスブスいってるのを、よーわからんなりに分解して「あっ、ここ詰まっとるやんけ」なんてのを発見して清掃して組み立てて、また走ってみる。フイーンと調子良く吹け上がると、なんか電撃的な快感があった。

カメラも似たところがあって、SILKYPIXでちょっと調整すると、全然別の写真になって「おおっ」みたいな。

2020/10/16 10:09  [2336-137]   

「へえ〜こんな機能ついたのか」なんて試してみて、新しい絵柄を発見して見入る、なんてのもある。

ソニーのα9が秒20コマ連写を搭載して「それが何の役に立つんですか」なんて声が結構あったけど、新しい機能って使ってみないとわかるわけない。スポーツ撮影に使ったプロは「コマとコマの間隔が短いから、今まで撮れなかったような絵柄が撮れた」と言っていた。

そういう新しい体験、驚きみたいなのがほしいんだな。カメラは自分で試して味わえる道具なんだ。

2020/10/16 10:18  [2336-138]   

だからというのか、あんまり「このメーカー」というのはないなあ。今はパナソニックを使っていて、今後もそうだと思うが、それは「パナソニックだから」じゃなくて、「パナソニックの絵作りに共感するから」だ。「このメーカー」と名前だけで決めちゃうのは、寄らば大樹の陰、みたいな思考だと思う。

例えば、ソニー板の名物ジイさんには昔ヒドイ目にあったけど、「この人にとってカメラって何なんだろう」と考えるきっかけにはなった。虎の威を探している狐みたいなもんだ。カメラに興味があるというより、自分の後光がほしいんだな。

そういう他人の評価に左右される人生って、どこまでいっても安心はない。他人がどう言おうが自分が「おお、いいじゃん」と思えば幸せな話だし、カメラはそれが感じられるものだしな。

2020/10/16 10:44  [2336-139]   

そう言えば「そんな自己満足でよくモチベーションが続くな」と突っかかってきた常連がいた。これなあ、本当は何が言いたいか、よくわかるんだよなあ。クチコミを結構長いこと見てきたからな。

本当は「オレみたいな常連に意見を聞け」と言いたいんだな。常連ムラ社会に下手で入ってこいよ、と。ただ常連って何なのか、ってのを考えておく必要がある。恥ずかしくてロクに写真も出せない。たまに出したかと思うと、なんじゃコリャという素人写真。カメラの歴史や機種に多少は詳しくても、新機能の意義やメーカーの意図を説明できるほどの識見はない。

ただベテランで凄い人ぽく装っているだけだ。

2020/10/16 10:56  [2336-140]   

そういう人たちにも変化が押し寄せている。デジカメが爆発的に売れた時代は、初心者がわんさか押し寄せて、いろいろ質問したもんだった。常連は経験が既にあるから、こうですよ、ああですよ、と大きな顔ができた。

ところがカメラが斜陽化すると、待てど暮らせど初心者は来ない。手軽に大きな顔ができるシチュエーションがなくなってしまった。カメラに本当に興味があれば、自分のカメラであれこれ試して楽しんで報告したりするのだと思うが、そこまでの興味はないんだろうな。手持ち無沙汰にちょっかいを出し合って、ののしり合いするばかり。

アホらしい。この先も居場所が少なくなるばかりだけどな。

2020/10/16 11:04  [2336-141]   

だから常連の投稿なんか、ほとんど読んでない。

興味が湧くのは、プロのようにハードに使っている人の体験とか、トラブル事例の報告とか、新しい使い方にトライしてみた話とか。「世の中、すごいヤツいるんだなあ」というのが時々ある。

自分の目が開かれたり、新しい体験につながったりするようなことが転がってないかな、という視点があればいいのだ。自分でもその手の発見があったら残せるといいな、って程度だ。

2020/10/16 11:11  [2336-142]   

あ、もう一つ興味としてはあるな。それは「歴史的な局面に際会している」という点だ。カメラにとって大きな転換点であることは疑いない。業界やユーザーがどうなっていくのか、歴史の一場面として見ておく興味はある。

フィルム機が消滅していくときは、どうだったんだろう。

2020/10/16 11:34  [2336-143]   

そういう意味では、価格コムってタイムカプセルみたいなもんではある。ニコンで唯一ラインナップに残るフィルム機、F6のクチコミを少しのぞいてみた。

2004年10月発売で、この時は既にデジタルへの移行が始まっており、発売当初から「最後のフィルム機」だとか「フィルムは廃れていくのによく出したな」なんて言葉があった。でも2005年2月には「今日,現像しに行ったら店が潰れていた」なんて書き込みが登場している。

そうだった、都会の量販店でも数年前にはもう「フィルムが見当たらない」状態になってたからな。

2020/10/16 12:58  [2336-144]   

へえ〜「銀塩川柳」なんてのもやってたんだ。

「写真家の これぞ誇りの レバーだこ」
こういうのは経験ないから思いつかんことだなあ。

「ローソンめ あんな現像で 金取るな」
そうだ、昔はコンビニで現像受け付けてたな。

「上がったな うちの家内の USO感度」
これは単純にウマイ。

2020/10/16 13:18  [2336-145]   

デジタルのD200にカメラ川柳スレができたのが発端だったらしい。
この頃は制限が緩かったのか返信が720件とかなっちゃってる。
こちらも面白い。

「マクロでは ”微風の嵐” 吹き荒れる」
動くなコラ!って気になるもんな。

「周りの眼 気になりシャッター 逃したり」
あるある、だな。

「わからない なのに気になる 画素数が」
うまいなー。

2020/10/16 13:30  [2336-146]   

「高い金 出しては駄作を 量産し」
ま、そういうことね。

「写真より 心はすでに 次の機種」
だったけど、さすがにジイさんになると物欲は薄れてくるかな。

「ブスは言う 綺麗に撮って〜 無理言うな!」
せ、セクハラはんた〜い…

2020/10/16 13:51  [2336-147]   

でもこの頃って雰囲気がまったりしてるよなあ。バカっぽいカメラ小僧みたいなのはまだ登場していなかったようだ。ああいうのが出てきたのはデジカメが爆発的に売れた時期なのかも知れんな。

フィルムカメラで撮った写真の優しいこと。。自分も数年前にフィルム機で撮る機会があって、デジタルとの違いにハッとした。細部までくっきりキッパリ写ったデジタル写真にすっかり慣れてしまっているが、フィルムは輪郭がなだらかにボケるような感覚があって、優しく、また情感豊かに感じた。

2020/10/16 14:25  [2336-148]   

そうかあ、書店でのカメラ雑誌コーナーが限りなく消滅状態に近くなってきたのと同じで、価格コムさんのカメラ板もいずれ「もう利用者も少ないので閉鎖いたします」とかになっちゃうのかもね。

その前に見る人の構成も変わるだろうなあ。カメラ市場自体、エントリー層がどんどん減ってプロやマニア層の比率が高まる。初心者を相手にしてきた常連やカメラ小僧は居場所がなくなって、脱落するのが増えるんじゃないだろうか。

2020/10/16 14:50  [2336-149]   

プロカメラマンが「ニコンのプロサービスが変わるらしい」とブログに書いてはった。年会費は無料になるものの、入会金を値上げ、機材点検を有料化、修理費用の割引率引き下げ、代替機材貸し出しの廃止。頻繁に使う人にとっては実質的な値上げだろうという。

各社とも営業拠点を整理したり、コスト削減を図っている。その一環ということなのか。

2020/10/16 15:04  [2336-150]   

価格クチコミの、商品情報を得る、という面に関しては、相対的な価値がずいぶん低下した。今はクチコミにYouTube動画が引用されることが多い。メーカー自身も製品紹介をYouTubeで流しているが、デジカメ情報サイトもテストしたり、メーカーインタビューしたりした映像を流している。

映像だと作例やまとめ資料なんかも表示でき、説明する人の表情なんかもわかって納得しやすい。クチコミに言葉だけで要領を得ないことをゴタゴタ書かれるより、よほど参考になる。そういうオルタナティブがあるから、ちゃんとした情報を求める人は、ますます価格なんか見なくなる。

2020/10/16 19:06  [2336-151]   

例えば「Vook」というサイトがあった。映像クリエイター向けの情報提供やウェビナー(ウェブセミナーの略とか)をやっている。登場する人が比較的若く、最近できたサービスらしい。

これなんかも、GH5のヒットと同じ時代の流れを表しているよな。スマホやYouTubeなんかの普及で、みんな動画を見ることに抵抗がなくなった。小さい会社の宣伝でも動画を作れればネットで見てもらえる。スマホやハンディカムの画質じゃ頼りない。かといって業務機を使う大掛かりなことをするほどの予算はない。

だからデジカメの動画機能がハマる市場が生まれたんだ。市場が生まれれば参入するクリエイターも増える。イニシャルコストが低いので参入障壁も低い。そういった人たちを対象にしたVookのようなサービスも生まれると。

2020/10/17 08:03  [2336-152]   

この辺りは、ホリエモンが言ってたことが思い出される。ネットが普及し、流動性の高い時代になると、情報の価値が変わると。例えば、すし職人を例に挙げていた。昔の徒弟制度をいつまでも有難がらなくても、カリキュラムを組んで3ヶ月修行すれば、かなりのレベルに到達すると。

長年の修行によって培われるような繊細な技術や感性は、そりゃ無理だろう。だが長年の徒弟修行を経たって、そういうのを獲得するのは極く一握りでしかない。手っ取り早く一定のレベルに到達した方が幸せではあるよな。

映像クリエイターの世界でも、ネットによる情報共有が進むのは必然と思える。

2020/10/17 08:13  [2336-153]   

う〜ん、やっぱり…

ソニーがいち早くフルサイズミラーレスに打って出たのが慧眼だったように、パナソニックがいち早くデジカメの動画機化に取り組んだのも慧眼だったんじゃないかなあ…

2020/10/17 08:18  [2336-154]   

VookのYouTube動画に登場していた映像クリエイターさん、バンドなんかのライブ配信をもう10年もやってるという。GH1から始めて、ずっとGHシリーズを使っていると言っていた。時々は他社機も使ってみるが、またGHに戻ってくる。どこが決め手なの?ってハナシだが…

「バッテリーが保つってのが…」ええっ!そこ?


画質はもちろん考えるんだろうが、使い勝手を考えると、結局はそういうところが効いてくるという。電源がない場所もあるので、バッテリーの保ちがよくないと、どこで替えるかが難しくなる。

2020/10/17 08:44  [2336-155]   

ライブだとトラブったら終わりなので、トラブらないことが大事だとも言っていた。GHシリーズは大きなトラブルの経験がなく安心感があるという。

ドキュメンタリーを撮る人は香港の騒動を取材して、警察の放水を浴びてしまったが、他社機ユーザーがトラブったのに、GHは何ともなかった。同じように防塵防滴を謳っていても、実際の性能は差があるんじゃないかという。

やっぱり最初からオマケでない動画機能を考えているから、ハードな使用を想定して作っているということなのかな。

2020/10/17 08:45  [2336-156]   

S5にしたって、バッテリーの内部構造を見直して容量を増やしただけではなく、ボディ内の電力消費を一から見直して省電力に徹したと言っていた。そりゃバッテリーを巨大にすれば保ちはいいだろうが、せっかくの取り回しがニブくなる。

見た目のスペックに頼るのは簡単な道だが、こういう地道なところでブレイクスルーしようとするのは…やっぱり真面目なんやね。

2020/10/17 08:54  [2336-157]   

考えてみると、GH5なんかも「マイクロフォーサーズなのに、なんでこんなにデカいんだ」と結構言われていた。でも4K60Pで時間無制限を実現したんだからなあ。

日本写真学会誌というのがあって、メーカーが寄稿する記事で読んだが、排熱ファンを設けない場合、排熱能力は筐体の大きさに依存するってことだった。熱の出口はボディ表面しかないので、その表面積を大きくしなければならない。

とはいっても、ボディの一部に熱が集中すると低温ヤケドを起こすおそれがある。どないして表面全体に平均的に熱を伝えるかが苦心ポイントや、ゆうてはったな。

2020/10/17 09:25  [2336-158]   

フルサイズデジタルカメラで4K60Pが時間無制限で撮れるのは、S1Hだけじゃないか。

1DX Mark III:30分制限(熱対応ではないらしい)
R5:25分制限
α7S III:60分程度

やっぱり発想が違うんだよ。パナソニックは「デジカメを動画機として使う」という発想を最初から持っているから「時間無制限はマストだ」と考えて設計する。他メーカーは「デジタルカメラは静止画機であって、動画機能は余技だ」という意識があるから、そこまで踏み込まない。

とはいっても、パナの方向が事業として成り立つかというのは別問題な気もするがなあ。

2020/10/17 10:12  [2336-159]   

しかし、映像屋さんのレビューを見ると、知らない世界があって面白い。音楽のライブ配信してる人は「ジブ」使うてる、ゆうてはった。

「ジブ」ってなんでっか?と調べると、撮影クレーンを超小型化したものらしい。そうか、業務カメラだとデッカいクレーンが必要になるけど、デジカメ程度なら、三脚に毛の生えたような簡単なので間に合うってことなんだ。

ジンバルだって小型のものがあるけど、カメラが小型化すれば、それに合わせた周辺機材も発達するってことダナ。

2020/10/17 10:22  [2336-160]   

あと、撮影した映像を無線で飛ばすってのも一般的みたいだ。DPReviewのテスターさんは「今どきWifiでテザーソフトを使えないと困る」ゆうてはったけど、業務で使っている人は無線を当たり前に使っている。

音楽のライブ配信している人は、スイッチャーという映像切り替え機に無線で飛ばすケースがある、と言ってたし、映画やテレビドラマの撮影をする人も、トランスミッターで監督の所へ撮影した映像を飛ばすと言ってた。

そういう機材も発達しとるんやなあ。

2020/10/17 10:30  [2336-161]   

映像出力はログだRAWだと言われるが、やっとイメージがわかってきた。映像編集が簡単にできるようになると、元データは出来るだけ未加工で情報豊富な方が望ましい。写真でも編集耐性を考える場合はRAWが選好されるように、映像も編集耐性のある形式が望まれる。

その意味では写真と同じようにRAWが一番良いのだが、ファイルサイズが大きいので扱いが手間になる。パソコンの能力も必要になる。ログは加工して容量を落としたものだが、データの取り方を工夫して、よりダイナミックレンジの広い形式にしてあるということらしい。

パソコンやソフトの処理能力は今後も上がっていくだろうから、いずれはRAW動画が一般的になるのかも知れないが、今の視聴環境では「別にログでいいかな」という映像屋さんもいる。

2020/10/17 10:41  [2336-162]   

ログはデータの取り方が特殊だから、そのままでは白っちゃけたコントラストのない映像になる。それをLUTで変換して通常の映像パターンに戻す。これ「ラット」って読むのね。知らんかった。ルット?みたいな。

RAWだってローじゃなくてラウって読んでた人いたからな。LEICAだって、最初はライカじゃなくてレイカだと思ってた。なんで女性名前なんだ、みたいな…

2020/10/17 11:14  [2336-163]   

LUTは写真でいうフォトスタイルみたいなもんで、いろんなのがあるようだ。パナが用意しているのだけじゃなく、一般に市販されているLUTも各種ある。

映像屋さんのレビュー動画に出ていたが、「フィルムコンバート」というLUTが定番らしい。デジタルでありながらフィルム調の映像にしてくれるもの。そういうのを見ると自分でもやってみたくなる。

2020/10/17 11:23  [2336-164]   

それはともかく、映像屋さんの話を聞いていると、パナソニックは動画に対する基本思想がしっかりしているらしいという所が他にもあった。

それはV-Log LがV-Logと繋がっているという点。V-Logはパナソニックの業務機バリカム用に設計されたログ。V-Log Lは民生機であるLUMIX用のログで、最後に付いている「L」はLUMIXの略なのだろう。V-Log Lは高輝度側のダイナミックレンジがV-Logより小さいものの、同じ特性曲線を使っている。なので両者を同じタイムラインに並べても違和感が出ないという。

他社では、ログにいくつかバージョンがある場合があって、それぞれ特性曲線が違うため、一括して扱うとおかしくなる。改良したってことなのかも知れんが、元はなんだったの?という気もする。

2020/10/17 13:18  [2336-165]   

そういえば、音楽のライブ配信をやってる人の話で面白かったのは、本職のカメラマンが必ずしもセンスがあるわけじゃない、というもの。カメラをいくつも使うからチーム体制で、つまり他のカメラマンと組んでやるのだけれど、本職ではないカメラマン、音楽関係者やバンドメンバーにやってもらうこともあり、そういう人の方がセンスがあるという。

なるほど、そうなのかもね。音楽に携わるということ自体、感受性とか表現欲を人よりは持っているだろうから、映像にも発揮される。だからS5みたいに操作がわかりやすいことが重要になる。操作が難解だとセンスにたどり着く前に終わってしまうと。

2020/10/17 17:25  [2336-166]   

こういうのって、野鳥写真家も言ってたな。昔はとにかく飛んでいる鳥を撮ること自体が難しかった。性能の良い高額な機材を揃えなければならなかったし、機材の特性を掴んだ上で、撮り方を工夫しなければならなかった。その辺の素人にパッと撮れるものじゃなかった。

ところが、今やカメラのAF性能が上がり、素人が普及機を使って簡単に撮れるようになった。プロのノウハウの意味がなくなってしまった。技術じゃなくて感性が問われる時代になってしまったと。

2020/10/17 17:32  [2336-167]   

考えたら道具って本来そういうもんだよな。

瞳AFだってそうだ。ポートレートを撮る人にとって、瞳にピントを合わせるのは、それなりに技術を要したはずだけど、今やどのカメラも自動で合わせてくれる。追従もしてくれる。撮影会でプロとアマチュアが撮り比べても、技術的には大した差はつかないはずだ。

AFをカメラに任せてしまえるようになれば、あとは光の加減だとか構図だとかだけを気にして撮ればいい。「AFを当てなくちゃ」なんてことに気を取られず、感じるままに撮ることが可能になる。

2020/10/17 17:37  [2336-168]   

カメラマンや映像屋さんの対価が下がってくるというのは、避けられないことなのかも知れん。機械の性能が上がり、複雑な操作が簡単になり、必要な知識や技術の質が変わってきた。

こういうのは繰り返し起こったことではある。自分の仕事時代を考えてみても、入社当時は会社の事務部門でとにかく人数が多かったのは経理部門だった。膨大な計算や転記を人力でやってたんだから。やがてコンピュータが導入され、経理ソフトが導入されると、経理部門の人数は激減した。そういうもんだな。

2020/10/17 17:47  [2336-169]   

パナのコントラストAF+DFDはシステマティックだと感じている部分があって、それはソフトに頼っている点。レンズを素早く動かす技術は必要になるけど、位相差画素をセンサーに埋め込まないといけないわけでもなく、進化はソフトに頼る部分が大きい。

ソフトに頼るのは何が良いかといって、「積み重ね」が効くところと、「使い回し」ができるところ。S5で見直したAFのアルゴリズムも早速、S1シリーズへファームアップで入れ込むとアナウンスしていた。

2020/10/18 07:57  [2336-170]   

ソフトの重要性を語っていたのは、ソニーのテレビ技術者だった近藤哲二郎さんだった。ハードはコストをかけて新しい技術を開発しても、ライバルにすぐ追い付かれてしまう。技術の進化が激しく、リードは数年も保たない。一方ソフトは開発にどうしても時間がかかるので、すぐには追い付けない。しかもソフトは積み重ねが効くので、他社が追い付く頃には、さらに先へ進める。またソフトは容易に使い回しが効くので、コストを回収しやすい。

ただ、ソフト重視は長期戦略なので、方向性をはっきり決めておかないと続けられない。長期的視点を持つメーカーでないと取れない戦略なのだ。パナソニックにはおそらく最初からこの意識があったんじゃないかと思われる。

2020/10/18 08:07  [2336-171]   

メーカーが「思想」を持って事業を進めることが如何に難しいかは、近藤さんがどうなったかを見てもわかる。その発想や技術が用いられたこともあったけど、おおむね変人扱い、重役に対する態度が悪いなんて理由で徐々に疎んじられ、ソニーを去ることになる。

技術に対する思想もなく、社内政治ばかりやっていると、外部の感覚に疎くなる。内部の論理がどこでも通用すると勘違いする。キャノンがEOS Rによって宣伝だけでミラーレストップシェアを獲得するなんて勘違いしたのも、まさにそれだろう。

2020/10/18 08:20  [2336-172]   

ただ、真っ当な努力をしても、それが報われるとは限らん。

今のカメラ業界は「椅子取りゲーム」みたいなもんだ。椅子の数がどんどん少なくなってきて、はじき飛ばされるメーカーが続出する。

2020/10/18 08:38  [2336-173]   

日経新聞に2019年のシェア実数が載っていたらしい。テクノ・リサーチ・システムという調査会社のデータだという。

レンズ交換式カメラ

@キャノン 416万台
Aニコン 173万台
Bソニー 166万台
C富士フィルム 50万台
Dオリンパス 33万台
Eその他 28万台

2020/10/18 14:38  [2336-174]   

ミラーレスカメラ

@ソニー 165万台
Aキャノン 94万台
B富士フィルム 50万台
Cオリンパス 33万台
Dニコン 28万台
Eその他 24万台

2020/10/18 14:40  [2336-175]   

パナソニックは名前も出てこない。その他の中に入っているんだろうけど、あとはリコーと海外メーカーなんだから、比較的大きなポーションを占めているとしても、20万台かそこらってことだろう。

頑張ってほしいけど…やっぱり振り落とされそうな方の候補だな…

2020/10/18 14:45  [2336-176]   

このデータをCIPA統計の出荷と突き合わせてみる。

レンズ交換式カメラは、このデータ集計が866万台なのに対して、CIPAは846万台と、20万台ほど食い違う。CIPAは国内メーカーの統計なので海外メーカー分ってことなのかな? そんなにあるかねえ。データの取り方が何か違うのかも知れない。

ミラーレスは、このデータ集計が394万台に対して、CIPAは396万台と、ほぼ同じ。国内メーカーでミラーレスと言えば、あとはパナソニックとシグマだから、24万台の大部分はパナソニックなのだろう。

2020/10/18 15:11  [2336-177]   

これを差し引きすると、キャノンとニコンの出荷内訳が判ってしまう。

キャノン
一眼レフ:322万台
ミラーレス:94万台
合計:416万台

ニコン
一眼レフ:173万台
ミラーレス:28万台
合計:145万台

こういう状況で一眼レフが数年内に消滅しそうなわけだ。おそろしい規模。工場閉鎖やらざるを得んだろうな。


2020/10/18 15:20  [2336-178]   

ソニーの数値が全体とミラーレスで1万台ほど食い違っているのは、Aマウント機ってことなんだろうか。
新しいマウントアダプターを開発したみたいだし、Aマウントボディはもう出さない方向なんだろう。

2020/10/18 15:24  [2336-179]   

あ、ニコンの数字が違っていた。

一眼レフ:145万台
ミラーレス:28万台
合計:173万台

だな。キャノンとニコンは交換レンズ商売への打撃も大きいだろう。レフ機用レンズを今から買う人はそんなにいないだろうし。

2020/10/18 15:29  [2336-180]   

キャノンとニコンの決算資料から年間販売見込みを見てみる。レンズ交換式。

キャノン(1-12月)
2019:416万台 → 2020:250万台

ニコン(4-3月)
2019:162万台 → 2020:80万台

それぞれ、一眼レフ部分がもう半減すると見込んでいるのだ。

2020/10/18 15:58  [2336-181]   

やっぱりアレだな…

使えるうちに出来るだけ楽しんでおこう。

2020/10/18 18:24  [2336-182]   

そうか、パナソニックのS5は思ったほど機能も価格も落としてなくて意外感があったが、フルサイズの路線を動画よりに修正してきたってことなんだろうな。

ボディは小型化しながらもボディ内補正は効かせ、4K60Pも撮れるしデュアルネイティブISOも盛り込んだ。GH5ユーザーからステップアップしやすい。

2020/10/19 08:03  [2336-183]   

レンズのロードマップもそうだ。当初は超望遠がラインナップされていたが、いつの間にか300mmズームに変わっている。単焦点はF1.8シリーズで揃えられることになった。フルサイズはプロ仕様だとされていて、プライムレンズでかためるのかと思っていた。

フルサイズに各メーカーがひしめく中で活路を見出そうとしたら、静止画中心の他社のマネではなくて、もっと動画機能を充実させて、併用路線をアピールすべきということになったんだろう。

2020/10/19 08:04  [2336-184]   

Sシリーズレンズとして開発中の単焦点、25mm、35mm、50mm、85mmは長さや径が揃えられているようだ。これはライカSLのF2シリーズと同じ思想だと思われる。

動画撮影ではシーンに応じて頻繁にレンズを取り替えるものらしい。リグに組む場合は長さや重量バランスが大きく変わると調整し直す手間がかかる。またフィルター径も揃っていた方が、同じフィルターを使い回しできて都合が良い。

やはり動画用途に焦点を絞って開発する方向へ転じた印象だ。

2020/10/19 08:05  [2336-185]   

カメラ市場縮小の影響を一番強く受けるのはどこか?

これから撤退することになるメーカーだとも言えるが、金額的に最大の影響を受けるのはキャノンだ。なんたってガリバーシェアがあったんだから。ピーク時に1兆円を超えていたカメラ売上は2019年には5千億円を割り込んだ。2020年の見込みは3千億円だ。コンパクトや一眼レフが消滅すると1千億円規模になるんじゃなかろうか。

2020/10/19 17:50  [2336-186]   

ニコンも傾向は同じだ。一時期7千億円を超えたカメラ売上は、2019年に2千億円台に落ち、2020年には1千億円台が想定されている。

コンパクトカメラの凋落は各社に破滅的な影響をもたらしたけど、一眼レフの凋落もキャノンやニコンにとっては壊滅的だった。

2020/10/19 18:13  [2336-187]   

自分には関係ないことと言いながら、各社の新しいソフトが気になっていた。LUMIXの場合だと、「LUMIX Tether for streaming」とか「LUMIX Webcam Software」があって、「何がどう違うねん!」と言いたくなる。

テザーソフトは試してみたことがあるが、ストリーミング配信するには、制御パネルやAF枠表示なんかを外して、ライブビュー画面だけにしたい。それが前者。

後者はLUMIX機をWebカメラとして使うためのものだという。ZoomなんかでWeb会議する時に、画像の取り込み口をこのソフトに指定すると、LUMIXのライブビューを取り込んでくれると。いやー時代は変わっていくもんやなあ。

2020/10/19 21:17  [2336-188]   

G9のクチコミにペンタックス機からの乗り替えを相談する人があった。なんかわかるな。だんだんミラーレスが一般的になってきて使ってみたいけど、ペンタックスは一向にミラーレスに乗り出す気配がないし。。

ペンタックスは確か、「今はミラーレスで浮かれているけど、そのうち光学ファインダーの良さに気づいて一眼レフに戻ってくる」なんて言ってたんだよな。申し訳ないけど素人が見ても「アホかいな」だぞ。フィルム機の末期にも、「いや一部のファン層はフィルム機ユーザーとして残り続ける」という意見があったようだが、そんなことは起こらなかった。一度流れができちゃうともうダメだ。

カメラは大量生産品だから、購買層が一定数を下回ってしまうと新製品を出せなくなる。どんどん時代に取り残されていくことになるから、ファン層も強制削減されてしまう。同じことが一眼レフにも起こる。

2020/10/19 21:49  [2336-189]   

ペンタックスに対しては、「早くミラーレスに転向しろ」と念じていたけど、そうはならなかった。ペンタックスは技術思想的には進んでいると思うのだが、もったいない。

手持ちハイレゾを入れたのもオリンパスより早くて、業界初じゃなかったのかな。フルサイズK-1を手に持つとウソみたいにコンパクトで、凝縮化する技術が凄かった。その分、感覚的には重く感じてしまうのだが。

舵取りをする人が早くからミラーレス化を目指していれば、キャノンやニコンがのんびりしている間に食い込めたと思うけどなあ。

2020/10/19 21:59  [2336-190]   

2006年にコニカミノルタがカメラ事業から撤退したのは何故だったのだろうか。今になって素人が考えても判らないことではあるが、やはり市場の変わり目だったとは言えるんじゃないか。

コニカミノルタはフィルム事業にも携わっていた。フィルム事業を維持しながら、デジタルカメラを推進するということに抵抗があったのではないか。相反する方向だからな。デジタルカメラに今一つ本気になれないでいるうちに、他社にシェアを侵食されてしまう。

一眼レフからミラーレスへの切り替えと同じ図式に見える。長くドル箱事業として利益を得てきた一眼レフに反するようなミラーレスに、どうも本気になれない。そのうちにソニーや富士フィルムが伸びてきて、慌てて後追いするけど、なかなか挽回できない、みたいな。

2020/10/20 06:57  [2336-191]   

コニカミノルタの事業はソニーへ受け継がれたので、技術者もソニーへ移ったのだろうけど、一部はパナソニックにも来たと言ってた。

パナソニックはビデオカメラは作ってたけど、スチルカメラの経験がなくて、当初はコニカミノルタから来た技術者に取り組んでもらったと、パナがインタビューで語ってた。こういうところにもソニーに対するライバル心を感じるんだよな。

2020/10/20 07:07  [2336-192]   

写真家のケント白石さんがブログに書かれていた。

「ニコンはミノルタになるかもしれない!」


これが2014年10月7日の記事。これを書かれたきっかけがニコンへのインタビュー記事を読まれたことだった。

「一眼レフが永遠に存在するかどうかは予測ができないが、ミラーレスよりもAF速度やAF追尾、そしてライフサイクルの信用性で優っている」「プロフェッショナルレベルのミラーレスカメラは、いつかは登場するかもしれないが、我々はプロ用の2番目に良い製品を提供することはできない」

2020/10/20 07:21  [2336-193]   

ケント白石さんは元々ニコンユーザーだったそうだが、自分でミラーレスを使ってみて、また周囲のプロがミラーレスを使い始めているのを見て、「のんびりしている場合じゃない」と思われたようだ。「今のカメラの世界では、一年の開発の遅れが会社の命運を分けます。まさに一年遅れて失敗したのがミノルタです」とも書かれている。

3年後の2017年にはソニーからα9が登場。あの辺りでキャノンもニコンも「これはヤバイ」と思い始めたのかも知れない。それでもまだ「シブシブ感」があって、中途半端な機種を出しながら「ウチらなら、ミラーレスでもすぐに上位を取れる」と言ってたからな。

2020/10/20 07:30  [2336-194]   

先が見える人っているんだよなあ。先が見えると面白そうではある。先走ったことを言えば叩かれるけども、だんだんその通りになってみると「ほらみろ」と。

2020/10/20 08:18  [2336-195]   

ちきりんさんというブロガーが言ってたけど「混乱ラバー」なんだと。停滞した社会にただ生きるより、混乱状態になるとワクワクするみたいな。

自分もそういうところがある。

2020/10/20 08:28  [2336-196]   

ビルの谷間で撮影を見かけた。テレビドラマかなんかかなあ。近くで眺めていると、犬を散歩させているジイさんが「これ何の撮影?」と。「あ、いや、わからないです」「あれっ?そう?」いや、オレ使いっ走りのスタッフじゃねーから!

スタッフに間違われないよう、道路の反対側に移動して眺めていると、こんどは通りがかりのバアさんが「これ何の撮影?」と。「あ、いや、わからないです」バアさんは「なんも判らんとボケーッと突っ立って見てんじゃねーよ」な一瞥をくれて憤然と立ち去っていった。。

2020/10/20 12:47  [2336-197]   

いや、しつこく見ていたのは綺麗な女優さんではなくてカメラだった。業務用のデカいヤツを三脚やレールに載せて撮っている。見上げるパターンでは体操選手みたいにペタンと底までくっつく三脚を使っている。オレもああいうヤツが欲しいなあ。。

ちょっと意外だったのは女優さんが歩くシーンでは小型ジンバルに載せたカメラを使っていたこと。かなり小さくて一眼カメラ並みだった。やっぱり小さいカメラの画質が良くなって、画像を差し込んでも違和感がないんだな。最近はドローン映像が多用されるけど、あれも、そんなに大きなカメラを積んでるわけないもんな。

2020/10/20 12:55  [2336-198]   

ニコンのフルサイズミラーレス2世代機はあんまり話題にはなっていないようだ。グーグル検索で価格が上位に来ないのは初めて見たような。もっとも価格自体に人が集まらなくなっている面も大きいように思うが…

画像処理エンジンをダブルで積んで処理能力向上を図ったらしい。これも流れなんだろうな。パナもしばらく前からクアッドコアを標準にしている。その前に富士フィルムの旧世代機を使っていたが、速さの違いを感じた。合成処理なんかウンウン云いながらこなしそうなもんだが、アッちゅう間に済まして平然としているみたいな…

2020/10/20 16:22  [2336-199]   

他のメーカーもそうなのかも知れんけど、パナは比較的ユーザーヒアリングを真面目にやってるみたいだ。製品サイトからの引用だが、S1HのモニターとS5の録画表示にも現れているように思われる。

S1Hのモニターは液晶が土台ごと手前に引けるようになっていて、横から繋ぐ配線類と干渉しないようになっている。一眼カメラを動画用途で本格的に使おうとすると、どうしても外部モニターだ、マイクだ、ヘッドフォンだ、とかになって、配線を繋ぐことになるが、フリーアングルモニターの動きと干渉するんだな。ユーザーからずっと言われていたらしくて、長いこと悩みの種だったが、技術者がふと閃いたんだそうな。

録画中に赤い外枠が出るのはいい。G9だと旧来の赤丸が点滅するだけだが、パッと頭に入ってこないのだなあ。G9は特にシャッターが浅くて押した感覚が判りにくいので、録画している積りがされていなかったりする。こういうのはきめ細かい対応を積み重ねていないと出てこないだろう。

2020/10/20 16:51  [2336-200]   

そう言えば、GHシリーズでライブ配信している人が、S5のモニターはピントがわかるので、外部モニターなしでもいけると言っていた。そうなのかあ、精細さの違いなのかなあ。

GH5・GH5S:3.2型162万ドット
S5:3.0型184万ドット


ここがちょうど境目なのかも知れん。他はどうなのか。

S1H:3.2型233万ドット
R5:3.2型210万ドット
α7S III:3.0型144万ドット


あーなるほど。S5は汎用モデルとは言いながら、動画用途を考えて、モニターはかなり頑張ったってことなんだろうな。えーとG9はと…3.0型104万ドットなのか…

2020/10/20 19:52  [2336-201]   

ただアレか、ファインダーが違うんだな。

G9:0.5型368万ドット
S5:0.39型236万ドット

やはりG9は静止画寄りの機種だからモニターよりはファインダー重視だが、S5は動画寄りでモニターに手を抜かなかったと。

2020/10/20 19:53  [2336-202]   

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