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縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

お勧め頂ける方があって、旧 Fotopus(フォトパス)の「花コミュ掲示板」に私が立てた 「花撮りのためのグッズとチップス」 というトピックの書き込みを元に内容を膨らませて、「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】」 と題する書籍を、2019年12月1日に発行し、2020年6月1日に <改訂 第1版> を発行しました。

 書籍とはいっても、Microsoft Word で作ったデジタル書籍で、ご希望者に、E-メールに添付して無償配布するものです。

 私は、カメラ弄りの経験だけは長いのですが、「美的(芸術的)センス」 なるものが大きく欠けていて 「芸術面」 について語ることはできないので、書名も 「芸術面」 を含む 「写真術」 ではなく、「自己流の 「技術面」 だけ」という意味を込めて、「偏屈カメラ術」 としました。 詳しくは[常設]スレッド参照。

 本書の記載内容を少しずつご紹介しますので、ご意見やご質問などをお寄せ下さい。

  • 「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板
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「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板に
「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板に新規書き込み

<P-E.1.1 #30>

今回は、ちょっと趣向を変え、本書「メカロクの 偏屈カメラ術」に誘う「まねき猫」効果も狙って、手持ち撮影で、ファインダーと照準器で「両眼視」するための「照準器用 自作ブラケット」関連内容について転載します。

なお、この「照準器用 自作ブラケット」は E-M1 MarkII+MZD 300mmF4.0 PRO と OLYMPUS EE-1 との組み合わせ用に考案したものですが、他のカメラ/他のレンズ(アルカスイス互換の三脚座付/アルカスイス互換でない場合は、アルカスイス互換プレートの取付で可能)/他の照準器の組み合わせでも、高さ調整やボルト長さの変更で対応できる筈です。


E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット

 既述の通り、超望遠レンズは、画角が非常に狭い上に、AF 前のピント位置が撮影距離(被写体までの距離)からある程度以上ずれていると、大ボケして、LV 画面(ファインダーや背面モニター)で被写体を見ることさえもできないので、特に飛んでいる鳥や昆虫などは、LV 画面で捉えることも難しいことが多くなります。そのような時に便利なのが、画角が広く(広い範囲が見え)て、ほぼパンフォーカス(全面にピントが合う)の照準器(ドットサイト)です。つまり、LV 画面(または AF ターゲット。以降も同じ)の中心と照準器のターゲットマーク(照準)の中心とがほぼ一致するように調整しておき、照準器で被写体を捉えたらターゲットマークが被写体に重なるようにレンズの向きを調整すると、被写体が LV 画面のほぼ中央に収まるので、そこで適切な AF ターゲットを使って AF を働かせれば、被写体が殆ど見えないほど暈けていても、被写体が見えて来てピントも合うことが多くなるという訳です。

 照準器は、通常はカメラ上部にあるアクセサリーシュー(*1)に取り付けますが、ここに取り付けると、三脚を使った撮影の場合は大きな問題はないようですが、手持ち撮影の場合は、照準器で被写体を捉えてターゲットマークを重ねても、LV 画面に目を移すと、その間にカメラや被写体が動いて、「折角捉えた被写体が LV 画面では見えない!」という可能性も大きくなります(*2)。こんな時に便利(*3)なのが、照準器をカメラの左側に取り付けて、左目で照準器を、右目でファインダーを覗く「両眼視」という手法です。
  *効き目が右であろうと左であろうと、照準器の取付は必ず左側で、右側に取り付けることはできない(無理に取り付けても、
   カメラの右側部分が邪魔になって、照準器の画面が見えない)。
  *1:OLYMPUS の「ドットサイト照準器 EE-1」が掲載されているサイト(*4)では、「ホットシューがあれば利用可能です。」
    との記述があるが、カメラからの電源供給やカメラとの情報交換はしないので、ホットシューである必要はなく、
    単なるアクセサリーシューでも構わない。
  *2:手持ちで、照準器だけ見ながら(*5)、動きものをも巧く撮られている方も居られるが、私には無理。
  *3:私も、当初はこう考えて導入したが、飛んでいる鳥などの場合は、ファインダーで捉えた後も照準器で被写体の動きを
    追う方が遣り易いことも多いことが判って来た。
  *4:https://olympus-imaging.jp/product/dslr/
accessory/others/index.html

  *5:照準器はファインダーのように目を密着させることは難しく、ある程度以上離した形、つまり腕を伸ばすことになる。
  *両目を開けて見ることが難しい場合、慣れるまでは、右目を閉じて左目で被写体を捉えてターゲットマークを重ね、
   次に左目を閉じて右目でファインダーを見ながら撮影しても、かなりの効果がある。
   慣れてきたら、両目を開けて左目に意識を集中し、被写体にターゲットマークを重ねたら、必要に応じて右目に注意を移すと良い。
   片眼に意識を集中することが難しい場合は、反対側の目を一瞬閉じる(ウインクする)と遣り易い。

 EE-1 をカメラの左側に取り付けるために、E-M1 シリーズ(E-M1/E-M1 MarkIIなど)のユーザーが良く使われているアクセサリーに、「ETSUMIドットサイトブラケット E-6673」(以降「E-6673 ブラケット」)があり、OLYMPUS オンラインショップでも扱っています。私は、使って見た訳ではありませんが、次のような点で「不便そう!」と感じました。
   https://shop.olympus-imaging.jp/product/
select/catcd/2495

 1.着脱に手間が掛かりそう
  *私の場合、照準器を使うのは、今のところ E-M1 MarkII と 300mmF4 PRO の組み合わせ時だけで、E-M1 MarkII の
   三脚穴には、常時、アルカスイス互換プレートを固定していて<P-E.1.1 #30>(既出)、しかも緩まないように、
   工具(六角棒レンチ)を使って確り固定しているため、このプレートを脱着するには工具と手間が必要。
   この互換プレートの固定ねじにも三脚ねじがあるので、互換プレートの下に「E-6673 ブラケット」を固定することもできるが、
   カメラ底面に直接固定するよりも接触面積が小さくなるため、余程確り固定しないと、使用中に動いて
   照準器の位置が狂う虞がある。
   また、何れの場合も、「E-6673 ブラケット」の固定はねじ式のため、クイックシューよりも手間が掛かるし、
   少々のことでは動かないように固定するには工夫が必要になりそう。
  *既述の通り、E-M1 MarkII に取り付けるアルカスイス互換プレートを、「L 型クイックリリースプレート」に変更したが、
   このプレートには三脚穴がないので、「E-6673 ブラケット」を取り付けるためには、このプレートを取り外す必要があり、
   やはり工具が必要で手間が掛かる。


<文字数制限のため、続きはレスで>

2020/8/2 10:14  [2322-50]   

メカロク さん  

2020/8/2 10:48  [2322-51]  削除

<P-E.3.3 #10> <P-E.3.3 #20> <P-E.3.3 #30> <P-E.3.3 #40>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 2.高さ調整が難しそう
  *両眼視する場合は、ファインダー覗き窓の中心と照準器のターゲットマークの中心の高さを揃える必要がある(*5)が、
   「E-6673 ブラケット」には高さ調整機構はないようで、EE-1 の調整機構だけでは調整し切れないことがあると推測される。
   なお、「E-6673 ブラケット」は、アルカスイス互換プレートの下に固定したり、バッテリーグリップを装着したり、
   E-M1X で使用したりする場合は、EE-1 との間に適当なパーツを探して挟む(嵩上げする)など、何らかの対策は必須で、
   現在では、そのための「E-6804 (ドットサイトブラケット用 HLD アダプター)」や「特別セット E-6673 + E-6804 」も
   用意されている(上記リンク先参照)が、4個のパーツを組み合わせて高さ調整するもので、無段階調整はできそうになく、
   ピッタリの高さにはならないことが多そうな上、無駄になるパーツも多そう。
  *5:高さを揃えないと、両眼視の際にカメラが傾く(画面の水平が狂う)か、カメラの水平を保つとファインダーと照準器の
    どちらか、または双方が、見難くなる。

<リンク先を確認したところ、OLYMPUS オンラインショップでの取り扱いは、
 「E-6804 (ドットサイトブラケット用 HLD アダプター)」のみに変わっていて、
 「E-6673 ブラケット」や「特別セット E-6673 + E-6804 」はなくなっている。>

 という訳で、その「不便そう!」を解消するために、E-M1 MarkII と 300mmF4 PRO の組み合わせ専用(基本的な寸法形状が同じ E-M1 MarkIII でも、同じものが使える筈)のブラケットを自作しましたので、紹介します。
  *何種類か試作したが、それを全て紹介すると、紙面が膨大になるだけでなく、却って混乱する虞もあるので、
   実用に供している2種類だけに絞って、写真を中心に説明。
 <P-E.3.3 #10>:自作ブラケットA/カメラ/照準器/三脚をセットし、裏面側から見たもの。
  *三脚は、撮影の都合でセットしたもので、通常は使用しない(以下同様)。
 <P-E.3.3 #20>:同じものを、正面側から見たもの。
  *EE-1 画面の中心は(ファインダーの覗き窓も)レンズの中心よりも少し高く、正面から見ると大きく右に寄っているため、
   LV 画面と照準器画面では必ず視差(パララックス/*6)が生じるので、厳密には、撮影距離が変る度に、EE-1 の位置か向き
   (視差が大きいとき)やターゲットマークの位置を調整する必要があるが、撮影距離が大きくなるほど視差は小さくなるので、
   撮影距離がある程度以上遠いと、実用上は無視できる。
   なお、レンズ光軸の真上にあるアクセサリーシューに装着した場合は、横方向の視差はないが、高さ方向の視差は、
   写真のように装着た場合よりもかなり大きくなるし、両眼視はできない。
  *6:カメラのファインダーの視野と実際に撮影される画面との差。<広辞苑>
    ここでは、両目で見た時の LV 画面の中心と照準器画面の中心とのズレ。
 <P-E.3.3 #30>:同じものを、撮影者の左側から見たもの。
  *照準器の前後位置は、「E-6673 ブラケット」使用の場合よりも前になるが、使用上は特に不便は感じない。
   なお、後述の通り、自作ブラケットのレンズ三脚座への装着はクイックシュー式なので、前後に合計30mm程度は移動可能。
   但し、余り前に出すと、「L-Fn」ボタンが操作し難くなる。
  *高さ方向の視差は、全ねじボルトへのアクセサリーシューのねじ込み具合である程度調整できる。
   丁度良い高さにすると照準器の向きが大きく狂う時は、長穴付きプレート上側のナットを緩めて長ボルトを回転させることで、
   向きを調整する。
 <P-E.3.3 #40>:同じものを、上から見たもの。
  *私の右目と左目との間隔は約 67mm で、レンズ中心と照準器中心との間隔もこれに合わせているが、
   レンズの左端と照準器の右端の間隔が大きくはないため、目の間隔が小さい人の場合、このレンズと照準器の組み合わせ
   では、レンズ中心と照準器中心との間隔を眼の間隔に合わせ難くなりそうで、両眼視には通常以上に慣れが必要かも?
  *横方向の視差調整は、照準器本体を左右に回転させることで可能(*7)。
  *7:全ねじボルト上部の蝶ナットの締め方を、不用意に動かない程度に留めておくと、蝶ナットを緩めなくても調整可能。


<添付画像数制限のため、次のレスに続く>

2020/8/2 10:52  [2322-52]   

<P-E.3.3 #50> <P-E.3.3 #60> <P-E.3.3 #70> <P-E.3.3 #80>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 <P-E.3.3 #50>:三脚から外して、下から見た(実際には上下逆にして上から撮影した)もの。
  *写真では、長穴付きプレートを光軸に垂直に取り付けているが、長めの長穴付きプレートを使って斜めに取り付ければ、
   照準器の位置を前や後に大きく移動することも可能だが、大きく回転すると、レンズ中心と照準器中心との
   間隔が狂うので注意が必要。
 <P-E.3.3 #60>:自作ブラケットAだけ。
  *写真右側のアルカスイス互換ホルダーから右に突き出たねじを緩めて、ホルダーをレンズの三脚座下部に押し当て、
   ねじを締めると、両者が固定される。
 <P-E.3.3 #70>:ブラケットAを分解したもの。
  *アルカスイス互換ホルダー:手持ち品を使用。多くの市販品がある。
  *長穴付きプレート:2個の長穴付きで、厚さ 2mm 幅 24mm 長さ 102mm。アルカスイス互換ホルダーと接する上面には、
    滑り止めシートを貼り付けている。
   ・アルカスイス互換ホルダー中心(ねじ穴中心)と長ボルト中心の間隔を、自分の目の間隔に合わせることができる
    穴位置・穴形状であれば、穴の数は不問。
    適当な長穴付きプレートが見付からない時は、長めのものを使って、レンズ光軸に対して斜めに取り付けることで
    調整することも考えられる。
  *長穴付きプレート固定ねじ:上が三脚ねじ(小)のオス、下が三脚ねじ(小)のメス。手持ち品を使用。新規購入なら、
   「ETSUMI カメラねじ 長(9mm) E-6601」辺りかな?(ねじの長さが短か過ぎるとねじ込めないこともあるので注意!)
    http://www.etsumi.co.jp/products/pod/scr
ew/detail/795

  *全ねじボルト:1/4 インチねじ(*8)規格の六角全ねじボルトでねじ長さは 75mm。
  *8:正式には 1/4 ユニファイねじ。「W1/4」と表示されることもある。三脚ねじ(小)も同じ規格。
  *六角ナット:1/4 インチねじ規格の六角ナット。
  *蝶ナット:1/4 インチねじ規格の蝶ナット。工具なしで緩めたり締め付けたりしたいため、これを使用。
  *平座金:1/4 インチねじ用平座金。長穴付きプレートとの接触面には、滑り止めシートを貼り付け、照準器の高さ調整幅を
    大きくする(ボルトが上に突き出すことがないようにする)ため、長穴付きプレートの下側は2枚重ねとしている。
  *アクセサリーシュー:三脚や雲台に直接取付できるように、三脚ねじ(小)が切ってある。手持ち品で、
    次の写真 <P-E.3.3 #80> の超小型自由雲台に付属していたと記憶している。現在では、単品販売の
    「ETSUMI アクセサリーシューII E-6617」が似ているが、私の使用品はねじ穴が貫通しているのに対して、
    「E-6617」のねじ穴は貫通していないので、全ねじボルトへのねじ込み具合による高さ調整範囲が狭くなるため、
    丁度良い高さまで下げられない事態も発生しそうで、その場合は前項の長穴付きプレート下側の平座金の枚数を増すか、
    全ねじボルトの長さを短くする(規格品はなさそうなので切断する)ことで対応できる筈。


<キリのイイところで、次のレスに続く>

2020/8/2 11:12  [2322-53]   

<P-E.3.3 #80> <P-E.3.3 #90>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 <P-E.3.3 #80>:自作ブラケットBだけ。
  *自作ブラケットAでは、ターゲットマークの高さ方向調整で調整し切れない時(*9)の照準器の高さ調整を、
   撮影現場で行うのは大変なので、照準器の前傾や後傾も可能とするために、手持ちの超小型自由雲台
   (「ETSUMI シュー付きボールヘッド E-198」/*10)を取り付けたもの。
  *9:撮影距離がかなり近いときに起こり得るが、照準器をカメラ上部のアクセサリーシューに装着した場合よりも
    起こり難い筈なので、余り気にする必要はないのかも?
  *10:ネット検索するも見付からず。後継品は「ETSUMI シュー付ボールヘッド II E-6616」らしい。
   http://www.etsumi.co.jp/products/supplie
s/flashac/flashother/detail/573

 <P-E.3.3 #90>:自作ブラケットBを分解したもの。
  *使用した六角全ねじボルトのねじ長さは 38mm。
  *最初に高さ調整しておけば、撮影距離に伴う上下方向の視差は、照準器の前傾/後傾で補正可能なので、
   超小型自由雲台の下は普通の六角ナットとし、長穴付きプレートの下側の平座金も1枚としている。
  *照準器の向き(左/右/前傾/後傾)を変える際、超小型自由雲台の固定ねじは、緩め過ぎると勝手に動いたり、
   僅かな力でも動き過ぎたりして、元に戻すのが大変なことがあるので、超小型自由雲台上部のアクセサリーシュー部分を
   指で強めに押すと動く程度に締め付ける方が使い易い。

2020/8/2 11:21  [2322-54]   


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