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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

お勧め頂ける方があって、旧 Fotopus(フォトパス)の「花コミュ掲示板」に私が立てた 「花撮りのためのグッズとチップス」 というトピックの書き込みを元に内容を膨らませて、「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】」 と題する書籍を、2019年12月1日に発行し、2020年6月1日に <改訂 第1版> を発行しました。

 書籍とはいっても、Microsoft Word で作ったデジタル書籍で、ご希望者に、E-メールに添付して無償配布するものです。

 私は、カメラ弄りの経験だけは長いのですが、「美的(芸術的)センス」 なるものが大きく欠けていて 「芸術面」 について語ることはできないので、書名も 「芸術面」 を含む 「写真術」 ではなく、「自己流の 「技術面」 だけ」という意味を込めて、「偏屈カメラ術」 としました。 詳しくは[常設]スレッド参照。

 本書の記載内容を少しずつご紹介しますので、ご意見やご質問などをお寄せ下さい。

  • 「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板
  • 「メカロクの 偏屈カメラ術」の投稿画像
「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板に
「メカロクの 偏屈カメラ術」の掲示板に新規書き込み

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※次のサイトでは、「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】」(以降、次の<改訂 第1版>を含め、「本書」)発行までの
 経緯や、「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】<改訂 第1版>」の発行理由と発行方法などを、掲載しています。
  *「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】<改訂 第1版>」発行予告
    https://blog.goo.ne.jp/mekaroku4/e/9b00e
7a4762ea163f037f107744efaca


※次のサイトでは、本書の「見出し一覧」や「内容見本」を、掲載しています。
 但し、<初版> 発行時のもので、<改訂 第1版> では多少異なる部分があります。
  *「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】」 の「見出し一覧」と「内容見本」
    https://blog.goo.ne.jp/mekaroku4/e/b33fe
035f99b315ef090385bf99ef498

 なお、「内容見本」にはありませんが、私の基本コンセプトは、「肉眼で見えないもの、見え難いものを、ハッキリ撮る。」で、馬鹿にされることも多い「図鑑写真」が、私の写真の原点であり目標でもあると言えそうで、本書の内容も、これに沿ったものが多くなっています。

※次のサイトでは、「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】<改訂 第1版>」の情報と、本書閲覧(無償)のための条件や
 「会員登録」の手順などを、ご案内しています。
 「無償なら読んで見ようか!」とお考え頂ける方は、ご案内の手順に従って、ご申請ください。
  *「メカロクの 偏屈カメラ術 【前篇】<改訂 第1版>」発行のご案内
    https://blog.goo.ne.jp/mekaroku4/e/13e9b
119290ca258ade19461cbb5e463


※本掲示板には、本書に関係のあるコメントをお願いします。
 *全般的な感想/特定部分の感想/大小様々な間違いや説明不足など不備のご指摘/ご要望やご質問
  (【後篇】などへのご要望などを含む)/本書に記載した方法などで撮られた作品のご投稿/
  本書に記載した方法などの改良案など/【後篇】などへの話題のご提供・・・など、、何でも構いませんし、
  私や他の方の書込に対する返信も大歓迎です。
 *私が立てたスレッドと関係のない内容の場合は、新しいスレッドを立ててください。
 *見落とし防止のため、「伝言板」は設置していませんので、何でも「掲示板」に書き込んでください。

※本掲示板にご投稿の際には、「縁側 ルール&マナー」を遵守してください。
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※このスレッドにはレス(返信)しないでください。
 *このスレッドは、「紹介文」 を補足説明するためのスレッドのため、「常設スレッド」として常に最初に表示されるように
  設定しています。
 *しかし、「紹介文」とは違って、内容の訂正や追加など、後で手を加えることはできないので、手を加える必要が
  生じた場合は、スレッドそのものを削除して新しいスレッドに差し替えます。
  ・新規スレッドを立てて見て、それ以降のスレッドにも共通する説明(次の「※」項目に示すようなこと)をしても、
   スレッドが下に沈むと役に立たなくなることに気付いたので、これらの内容をこちらに盛り込むために、
   既に、何回も差し替えています。
 *しかし、レスを頂いていると、そのレスも道連れで削除されてしまうため、このようなお願いをしています。

※本掲示板では、手始めに、「メカロクの 偏屈カメラ術」(初版)の発行以降に、本書を参考にして「価格.com 掲示板」に
 レスした内容と、参考にした本書の記載内容とを、セットにしてご紹介するスレッドを少しずつ立て、その後、
 多くの方に興味を抱いて頂けそうな本書の記載内容をご紹介するスレッドを、立てさせて頂く心算です。
 *本書に、スレッドのタイトルに合う記載内容が他にもある場合は、レスでご紹介します。
 *本書では、文字の大きさや色などを使い分けて見易くした心算ですが、本掲示板では使い分けができないようなので、
  見難いことも多いでしょうが、ご容赦ください。
 *本書では、< > で括っている部分(アンダーライン付きの青色太字で表示)は挿入画像(写真/図/表/グラフ)の
  「図番」であり、この「図番」か挿入画像を、「Ctrl」キーを押したままクリックすると、大きい画像が開くように、ハイパー
  リンクを設定してありますが、本掲示板では、本文の上に表示される画像の下に、本書と同じ「図番」を付記します。
 *本書では、他の「見出し」部分をご参照頂きたい場合は、「****(「E.1.2 レンズの落下対策」参照)」のような形と
  しており、「E.1.2 レンズの落下対策」の部分(アンダーライン付きの青色太字で表示)を、「Ctrl」キーを押したまま
  クリックすると、その「見出し」があるページに飛ぶように、ハイパーリンクを設定してありますが、
  本掲示板では、この部分のリンクは断念しています。

以上、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。

2020/7/19 09:23  [2322-26]   



<P-E.1.1 #30>

今回は、ちょっと趣向を変え、本書「メカロクの 偏屈カメラ術」に誘う「まねき猫」効果も狙って、手持ち撮影で、ファインダーと照準器で「両眼視」するための「照準器用 自作ブラケット」関連内容について転載します。

なお、この「照準器用 自作ブラケット」は E-M1 MarkII+MZD 300mmF4.0 PRO と OLYMPUS EE-1 との組み合わせ用に考案したものですが、他のカメラ/他のレンズ(アルカスイス互換の三脚座付/アルカスイス互換でない場合は、アルカスイス互換プレートの取付で可能)/他の照準器の組み合わせでも、高さ調整やボルト長さの変更で対応できる筈です。


E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット

 既述の通り、超望遠レンズは、画角が非常に狭い上に、AF 前のピント位置が撮影距離(被写体までの距離)からある程度以上ずれていると、大ボケして、LV 画面(ファインダーや背面モニター)で被写体を見ることさえもできないので、特に飛んでいる鳥や昆虫などは、LV 画面で捉えることも難しいことが多くなります。そのような時に便利なのが、画角が広く(広い範囲が見え)て、ほぼパンフォーカス(全面にピントが合う)の照準器(ドットサイト)です。つまり、LV 画面(または AF ターゲット。以降も同じ)の中心と照準器のターゲットマーク(照準)の中心とがほぼ一致するように調整しておき、照準器で被写体を捉えたらターゲットマークが被写体に重なるようにレンズの向きを調整すると、被写体が LV 画面のほぼ中央に収まるので、そこで適切な AF ターゲットを使って AF を働かせれば、被写体が殆ど見えないほど暈けていても、被写体が見えて来てピントも合うことが多くなるという訳です。

 照準器は、通常はカメラ上部にあるアクセサリーシュー(*1)に取り付けますが、ここに取り付けると、三脚を使った撮影の場合は大きな問題はないようですが、手持ち撮影の場合は、照準器で被写体を捉えてターゲットマークを重ねても、LV 画面に目を移すと、その間にカメラや被写体が動いて、「折角捉えた被写体が LV 画面では見えない!」という可能性も大きくなります(*2)。こんな時に便利(*3)なのが、照準器をカメラの左側に取り付けて、左目で照準器を、右目でファインダーを覗く「両眼視」という手法です。
  *効き目が右であろうと左であろうと、照準器の取付は必ず左側で、右側に取り付けることはできない(無理に取り付けても、
   カメラの右側部分が邪魔になって、照準器の画面が見えない)。
  *1:OLYMPUS の「ドットサイト照準器 EE-1」が掲載されているサイト(*4)では、「ホットシューがあれば利用可能です。」
    との記述があるが、カメラからの電源供給やカメラとの情報交換はしないので、ホットシューである必要はなく、
    単なるアクセサリーシューでも構わない。
  *2:手持ちで、照準器だけ見ながら(*5)、動きものをも巧く撮られている方も居られるが、私には無理。
  *3:私も、当初はこう考えて導入したが、飛んでいる鳥などの場合は、ファインダーで捉えた後も照準器で被写体の動きを
    追う方が遣り易いことも多いことが判って来た。
  *4:https://olympus-imaging.jp/product/dslr/
accessory/others/index.html

  *5:照準器はファインダーのように目を密着させることは難しく、ある程度以上離した形、つまり腕を伸ばすことになる。
  *両目を開けて見ることが難しい場合、慣れるまでは、右目を閉じて左目で被写体を捉えてターゲットマークを重ね、
   次に左目を閉じて右目でファインダーを見ながら撮影しても、かなりの効果がある。
   慣れてきたら、両目を開けて左目に意識を集中し、被写体にターゲットマークを重ねたら、必要に応じて右目に注意を移すと良い。
   片眼に意識を集中することが難しい場合は、反対側の目を一瞬閉じる(ウインクする)と遣り易い。

 EE-1 をカメラの左側に取り付けるために、E-M1 シリーズ(E-M1/E-M1 MarkIIなど)のユーザーが良く使われているアクセサリーに、「ETSUMIドットサイトブラケット E-6673」(以降「E-6673 ブラケット」)があり、OLYMPUS オンラインショップでも扱っています。私は、使って見た訳ではありませんが、次のような点で「不便そう!」と感じました。
   https://shop.olympus-imaging.jp/product/
select/catcd/2495

 1.着脱に手間が掛かりそう
  *私の場合、照準器を使うのは、今のところ E-M1 MarkII と 300mmF4 PRO の組み合わせ時だけで、E-M1 MarkII の
   三脚穴には、常時、アルカスイス互換プレートを固定していて<P-E.1.1 #30>(既出)、しかも緩まないように、
   工具(六角棒レンチ)を使って確り固定しているため、このプレートを脱着するには工具と手間が必要。
   この互換プレートの固定ねじにも三脚ねじがあるので、互換プレートの下に「E-6673 ブラケット」を固定することもできるが、
   カメラ底面に直接固定するよりも接触面積が小さくなるため、余程確り固定しないと、使用中に動いて
   照準器の位置が狂う虞がある。
   また、何れの場合も、「E-6673 ブラケット」の固定はねじ式のため、クイックシューよりも手間が掛かるし、
   少々のことでは動かないように固定するには工夫が必要になりそう。
  *既述の通り、E-M1 MarkII に取り付けるアルカスイス互換プレートを、「L 型クイックリリースプレート」に変更したが、
   このプレートには三脚穴がないので、「E-6673 ブラケット」を取り付けるためには、このプレートを取り外す必要があり、
   やはり工具が必要で手間が掛かる。


<文字数制限のため、続きはレスで>

2020/8/2 10:14  [2322-50]   

メカロク さん  

2020/8/2 10:48  [2322-51]  削除

<P-E.3.3 #10> <P-E.3.3 #20> <P-E.3.3 #30> <P-E.3.3 #40>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 2.高さ調整が難しそう
  *両眼視する場合は、ファインダー覗き窓の中心と照準器のターゲットマークの中心の高さを揃える必要がある(*5)が、
   「E-6673 ブラケット」には高さ調整機構はないようで、EE-1 の調整機構だけでは調整し切れないことがあると推測される。
   なお、「E-6673 ブラケット」は、アルカスイス互換プレートの下に固定したり、バッテリーグリップを装着したり、
   E-M1X で使用したりする場合は、EE-1 との間に適当なパーツを探して挟む(嵩上げする)など、何らかの対策は必須で、
   現在では、そのための「E-6804 (ドットサイトブラケット用 HLD アダプター)」や「特別セット E-6673 + E-6804 」も
   用意されている(上記リンク先参照)が、4個のパーツを組み合わせて高さ調整するもので、無段階調整はできそうになく、
   ピッタリの高さにはならないことが多そうな上、無駄になるパーツも多そう。
  *5:高さを揃えないと、両眼視の際にカメラが傾く(画面の水平が狂う)か、カメラの水平を保つとファインダーと照準器の
    どちらか、または双方が、見難くなる。

<リンク先を確認したところ、OLYMPUS オンラインショップでの取り扱いは、
 「E-6804 (ドットサイトブラケット用 HLD アダプター)」のみに変わっていて、
 「E-6673 ブラケット」や「特別セット E-6673 + E-6804 」はなくなっている。>

 という訳で、その「不便そう!」を解消するために、E-M1 MarkII と 300mmF4 PRO の組み合わせ専用(基本的な寸法形状が同じ E-M1 MarkIII でも、同じものが使える筈)のブラケットを自作しましたので、紹介します。
  *何種類か試作したが、それを全て紹介すると、紙面が膨大になるだけでなく、却って混乱する虞もあるので、
   実用に供している2種類だけに絞って、写真を中心に説明。
 <P-E.3.3 #10>:自作ブラケットA/カメラ/照準器/三脚をセットし、裏面側から見たもの。
  *三脚は、撮影の都合でセットしたもので、通常は使用しない(以下同様)。
 <P-E.3.3 #20>:同じものを、正面側から見たもの。
  *EE-1 画面の中心は(ファインダーの覗き窓も)レンズの中心よりも少し高く、正面から見ると大きく右に寄っているため、
   LV 画面と照準器画面では必ず視差(パララックス/*6)が生じるので、厳密には、撮影距離が変る度に、EE-1 の位置か向き
   (視差が大きいとき)やターゲットマークの位置を調整する必要があるが、撮影距離が大きくなるほど視差は小さくなるので、
   撮影距離がある程度以上遠いと、実用上は無視できる。
   なお、レンズ光軸の真上にあるアクセサリーシューに装着した場合は、横方向の視差はないが、高さ方向の視差は、
   写真のように装着た場合よりもかなり大きくなるし、両眼視はできない。
  *6:カメラのファインダーの視野と実際に撮影される画面との差。<広辞苑>
    ここでは、両目で見た時の LV 画面の中心と照準器画面の中心とのズレ。
 <P-E.3.3 #30>:同じものを、撮影者の左側から見たもの。
  *照準器の前後位置は、「E-6673 ブラケット」使用の場合よりも前になるが、使用上は特に不便は感じない。
   なお、後述の通り、自作ブラケットのレンズ三脚座への装着はクイックシュー式なので、前後に合計30mm程度は移動可能。
   但し、余り前に出すと、「L-Fn」ボタンが操作し難くなる。
  *高さ方向の視差は、全ねじボルトへのアクセサリーシューのねじ込み具合である程度調整できる。
   丁度良い高さにすると照準器の向きが大きく狂う時は、長穴付きプレート上側のナットを緩めて長ボルトを回転させることで、
   向きを調整する。
 <P-E.3.3 #40>:同じものを、上から見たもの。
  *私の右目と左目との間隔は約 67mm で、レンズ中心と照準器中心との間隔もこれに合わせているが、
   レンズの左端と照準器の右端の間隔が大きくはないため、目の間隔が小さい人の場合、このレンズと照準器の組み合わせ
   では、レンズ中心と照準器中心との間隔を眼の間隔に合わせ難くなりそうで、両眼視には通常以上に慣れが必要かも?
  *横方向の視差調整は、照準器本体を左右に回転させることで可能(*7)。
  *7:全ねじボルト上部の蝶ナットの締め方を、不用意に動かない程度に留めておくと、蝶ナットを緩めなくても調整可能。


<添付画像数制限のため、次のレスに続く>

2020/8/2 10:52  [2322-52]   

<P-E.3.3 #50> <P-E.3.3 #60> <P-E.3.3 #70> <P-E.3.3 #80>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 <P-E.3.3 #50>:三脚から外して、下から見た(実際には上下逆にして上から撮影した)もの。
  *写真では、長穴付きプレートを光軸に垂直に取り付けているが、長めの長穴付きプレートを使って斜めに取り付ければ、
   照準器の位置を前や後に大きく移動することも可能だが、大きく回転すると、レンズ中心と照準器中心との
   間隔が狂うので注意が必要。
 <P-E.3.3 #60>:自作ブラケットAだけ。
  *写真右側のアルカスイス互換ホルダーから右に突き出たねじを緩めて、ホルダーをレンズの三脚座下部に押し当て、
   ねじを締めると、両者が固定される。
 <P-E.3.3 #70>:ブラケットAを分解したもの。
  *アルカスイス互換ホルダー:手持ち品を使用。多くの市販品がある。
  *長穴付きプレート:2個の長穴付きで、厚さ 2mm 幅 24mm 長さ 102mm。アルカスイス互換ホルダーと接する上面には、
    滑り止めシートを貼り付けている。
   ・アルカスイス互換ホルダー中心(ねじ穴中心)と長ボルト中心の間隔を、自分の目の間隔に合わせることができる
    穴位置・穴形状であれば、穴の数は不問。
    適当な長穴付きプレートが見付からない時は、長めのものを使って、レンズ光軸に対して斜めに取り付けることで
    調整することも考えられる。
  *長穴付きプレート固定ねじ:上が三脚ねじ(小)のオス、下が三脚ねじ(小)のメス。手持ち品を使用。新規購入なら、
   「ETSUMI カメラねじ 長(9mm) E-6601」辺りかな?(ねじの長さが短か過ぎるとねじ込めないこともあるので注意!)
    http://www.etsumi.co.jp/products/pod/scr
ew/detail/795

  *全ねじボルト:1/4 インチねじ(*8)規格の六角全ねじボルトでねじ長さは 75mm。
  *8:正式には 1/4 ユニファイねじ。「W1/4」と表示されることもある。三脚ねじ(小)も同じ規格。
  *六角ナット:1/4 インチねじ規格の六角ナット。
  *蝶ナット:1/4 インチねじ規格の蝶ナット。工具なしで緩めたり締め付けたりしたいため、これを使用。
  *平座金:1/4 インチねじ用平座金。長穴付きプレートとの接触面には、滑り止めシートを貼り付け、照準器の高さ調整幅を
    大きくする(ボルトが上に突き出すことがないようにする)ため、長穴付きプレートの下側は2枚重ねとしている。
  *アクセサリーシュー:三脚や雲台に直接取付できるように、三脚ねじ(小)が切ってある。手持ち品で、
    次の写真 <P-E.3.3 #80> の超小型自由雲台に付属していたと記憶している。現在では、単品販売の
    「ETSUMI アクセサリーシューII E-6617」が似ているが、私の使用品はねじ穴が貫通しているのに対して、
    「E-6617」のねじ穴は貫通していないので、全ねじボルトへのねじ込み具合による高さ調整範囲が狭くなるため、
    丁度良い高さまで下げられない事態も発生しそうで、その場合は前項の長穴付きプレート下側の平座金の枚数を増すか、
    全ねじボルトの長さを短くする(規格品はなさそうなので切断する)ことで対応できる筈。


<キリのイイところで、次のレスに続く>

2020/8/2 11:12  [2322-53]   

<P-E.3.3 #80> <P-E.3.3 #90>

E.便利帳
 E.3 レンズ/アクセサリー 関連
  E.3.3 照準器用 自作ブラケット <つづき>

 <P-E.3.3 #80>:自作ブラケットBだけ。
  *自作ブラケットAでは、ターゲットマークの高さ方向調整で調整し切れない時(*9)の照準器の高さ調整を、
   撮影現場で行うのは大変なので、照準器の前傾や後傾も可能とするために、手持ちの超小型自由雲台
   (「ETSUMI シュー付きボールヘッド E-198」/*10)を取り付けたもの。
  *9:撮影距離がかなり近いときに起こり得るが、照準器をカメラ上部のアクセサリーシューに装着した場合よりも
    起こり難い筈なので、余り気にする必要はないのかも?
  *10:ネット検索するも見付からず。後継品は「ETSUMI シュー付ボールヘッド II E-6616」らしい。
   http://www.etsumi.co.jp/products/supplie
s/flashac/flashother/detail/573

 <P-E.3.3 #90>:自作ブラケットBを分解したもの。
  *使用した六角全ねじボルトのねじ長さは 38mm。
  *最初に高さ調整しておけば、撮影距離に伴う上下方向の視差は、照準器の前傾/後傾で補正可能なので、
   超小型自由雲台の下は普通の六角ナットとし、長穴付きプレートの下側の平座金も1枚としている。
  *照準器の向き(左/右/前傾/後傾)を変える際、超小型自由雲台の固定ねじは、緩め過ぎると勝手に動いたり、
   僅かな力でも動き過ぎたりして、元に戻すのが大変なことがあるので、超小型自由雲台上部のアクセサリーシュー部分を
   指で強めに押すと動く程度に締め付ける方が使い易い。

2020/8/2 11:21  [2322-54]   



本書「メカロクの 偏屈カメラ術」では、「挿入画像」/本書内の「参照先」/他のサイトなどをご覧頂くために、リンク(ハイパーリンク)を多用していますので、今回は「リンク」関連内容について転載します。


A.はじめに
 A.2 本書の構成など
  A.2.5 挿入画像(写真・図・表) と リンク

 ※「図番」(「挿入画像」の番号)は「<P-B.2.3 #10>」のような形で示す。
   P:写真(Photograph)や図(Picture)の頭文字で、表やグラフの場合も全て「P」で統一する。
   B.2.3:その「挿入画像」が属する「見出し」の番号(「見出し」のレベルにより字数が異なる。)
   #10:その「見出し」の中での掲載順で、「10」ピッチで採番する。「#」は「avの意味で、「10」ピッチとしたのは、
      将来の改訂などの際の「挿入画像」追加に備えるため。
 ※本書は原則として E-メールに添付して送付するため、ファイルサイズを極力抑えたい(目標:3MB以下。最大でも 4MB 以下
  ・・・だったが、<初版>でも残念ながら 4MB を少し超えてしまった)ので、「挿入画像」を小さくせざるを得ないが、
  その代わりに、デジタル書籍の利点を活かして、「挿入画像」と(文中の)「図番」の双方を、Web アルバム「フォト蔵」に
  アップロードした大きい画像にリンクしてあり、「A.2.7 リンクの開き方など」で説明する手順で、リンク先を開くことができる。
  *「フォト蔵」にアップロードする画像は、「作例」(*1)の場合は原則として長辺 1600 ピクセルとし、
   その一部分を更に拡大した「作例」を追加しているものもある。単なる説明用の写真や図表などの場合は、
   内容が十分に判る範囲で小さめとする。
  *1:前述の通り、私には「写真の善し悪し」が殆ど解らないため、自分の写真を「作品」と呼ぶのは憚られ、
    通常はそのまま「写真」と呼んでいるくらいで、「作例」と呼ぶのは更に憚られるが、用途を「写真」と区別できる
    適切な言葉が思い浮かばないので、已むを得ず「作例」とした。
  *通常の大きさよりも少し大きく(長さで2倍未満)すると内容がハッキリ判ると判断した場合は、
   「挿入画像」そのものを大きくしてある(本書のファイルサイズが限度目標値を超えたのは、これが主因)が、
   この場合も、念のため大きい画像にリンクしてある。
  *「挿入画像」が既出の場合(「<P-B.2.3 #10>(既出)」などの形で「図番」を表示してある)でも、
   その「図番」にも大きい画像をリンクしてあるので、「挿入画像」があるページに遡らなくても、大きい画像は閲覧できる
   (既出の「挿入画像」そのものは、ページを遡らないと閲覧できない)。
 ※本書内の他の部分を参照するために「(「A.1.1 経緯」参照)」などの形で表示してある場合は、これもデジタル書籍の
  利点を活かし、そこに参照先の「見出し」をリンクしてある。


  A.2.6 他のサイトや辞書などへの リンクや 引用

 他のサイトや辞書・事典類などから引用する場合は、原則として次のようにしています。
 ※他のサイトへのリンクは、誰でも閲覧できる(無料かつ会員登録などの必要もない)サイトに限定し、
  当該サイトの URL(インターネット上の所在位置を示す文字列)を貼り付けてリンクする。
 ※誰でも閲覧できるサイト/電子辞書/取扱説明書などから文章を引用する場合は、原則として原文のままとし(*1)、
  出典を明らかにする。
  *1:必要に応じて、文章や用語などに注釈を付けることはある。また、手を加えることを明記した上で、要約したり、
    別のサイトの文章などと組み合わせたりすることもある。
 ※写真・図・表の類は引用を自粛し、「必要だが自分で撮影したり作図したりは難しい。」と判断した場合は、
  適当と考えるサイトの URL を貼り付けてリンクする。

2020/8/1 16:21  [2322-48]   

A.はじめに
 A.2 本書の構成など
  A.2.7 リンクの開き方など

 ※リンクしてある「図番」「見出し」「URL」は Word 既定の青色太字(アンダーライン付き)で表示されている。
  *一度クリックすると Word 既定の赤紫色に変わるが、本書を開き直すと元の青色に戻る。
   ・「挿入画像」の左下に表示している「図番」の色は変わらない。
  *「A.はじめに」内では、原則としてリンクはしていないが、他と同じように「図番」や「見出し」を青色太字にしてある
   (アンダーラインはない)。
 ※「挿入画像」は、外見ではリンクしてあることが判らないが、「挿入画像」の上にマウスポインター(カーソル)を置くと、
  マウスポインターに上下左右の矢印が追加されるとともに、リンク先 URL と開き方を表示したポップアップ画面も開き、
  「Ctrl」キーを押すとマウスポインターが上方を指さした右手の形に変わる。
  *2行目後半〜4行目の部分(ポップアップ画面)は、「図番」「見出し」「URL」の場合も同様。
 ※リンクの開き方(「Word」既定の方法のまま):「Ctrl」キーを押したまま、リンクを開きたい「挿入画像」/「図番」/「見出し」/
    URL 上の適当な位置をクリックするか、これらの上にマウスポインターを置いて右クリックし、
    開いた選択肢画面で「ハイパーリンクを開く(O)」をクリックする。
  *先に「挿入画像」などの上にマウスポインターを置いてから「Ctrl」キーを押しても、リンク先が開くことが多いが、
   少なくとも私の PC では、先に「Ctrl」キーを押す方が確実に開く。
   ・私の PC でも、Windows 10 では、どちらでも、次項の現象発生時以外、ほぼ確実に開く。
  *私の PC の不具合かも知れないが、「挿入画像」から開こうとしても開かないことがあり、そのような場合には、
   Word 画面内の他の場所を数回クリックしてから遣り直すと開くことが多い。
   それでも開かない場合は、本文内の「図番」から開くと良い(これで目的は達成されるが、この後では
   「挿入画像」からでも開くことが多い)。
  *「見出し」以外(リンク先が本書内でない)のリンクを開く場合、開いたリンク先画面がアクティブになるので、
   直ぐに次のリンクを開く場合は、本書画面をアクティブにする必要がある。つまり、本書画面のどこかを一度クリックしてから、
   リンクを開く操作をする(リンクを開く操作を2回行っても良い)。
  *「見出し」の場合は、別画面が開くのではなく、本書画面そのものが、その「見出し」があるページに飛ぶ。
   元のページにワンタッチで戻る方法はなさそうなので、リンク先ページが遠い(「見出し番号」が離れている)場合は、
   閲覧中の部分に近い「見出し」を記憶(または色を変更)してからリンクを開き、用済み後は、一旦「アウトライン」表示にして、
   記憶(または色を変更)した「見出し」をクリックしてから、「アウトライン表示を閉じる」ボタンをクリックする方が早そう。
   既述の通り、リンクを使わず、本書画面を2つ開いて、一方の画面を「アウトライン」表示にして置き、参照先は
   「アウトライン」から開く手もある。
 ※開いた画像が大き過ぎて見難い時は、次のような方法で小さくできる。
  *開いた画像の上に、開いている画像のサイズを含む何種類か(元画像のサイズにより異なる)の表示サイズが
   並んでいるので、希望のサイズをクリックする。
  *ブラウザ(インターネットを閲覧するためのソフトウェア)に「拡大・縮小」機能があれば、それを使う。
   ・IE(Internet Explorer )8〜IE11 や Microsoft Edge の場合は、「Ctrl」キーを押したまま「-」キーを押すと縮小し、
    「+」キーを押すと拡大する。

2020/8/1 16:38  [2322-49]   



本書「メカロクの 偏屈カメラ術」では、「目次」の代わりに「Word」の「アウトライン」を採用していますので、今回は「アウトライン」について転載します。

なお、本書がお手元にない方は、本書の記載内容に従って実際に試すことはできませんが、取り敢えず「こんなことができるんだ!」と感じて頂ければ幸いです。


A.はじめに
 A.2 本書の構成など
  A.2.3 目次 の代わりに アウトライン を使用

 私の知識不足で「目次」の作り方が悪いだけかも知れませんが、「Word」では「目次」内にある「見出し」をクリックしても、目的のページには飛ばないようなので、本書では、デジタル書籍の利点を活かすべく、次のような特長がある、「Word」の「アウトライン」機能を利用することとしました。
 ※「レベルの表示」機能で、表示する「見出しのレベル」を大きくも小さくもできるので、全体を見渡すには「レベル1」や
  「レベル2」を、細かい「見出し」まで見るには「レベル3」や「レベル4」を選ぶことで、見たい部分が探し易くなる。
  *本書では、「見出し」を「レベル 1」〜「レベル 4」に分類している。
 ※「アウトライン」表示中は、そのままで、「通常表示」で「本文」を閲覧中は、後述の方法で「アウトライン」表示にすると、
  簡単な操作で目的の「見出し」があるページに飛び、画面も「通常表示」に切り替わる。
 ※(閲覧時には関係ないが)任意の「見出し」を、その下位の「見出し」および「本文」とともに、任意の位置に移動したり、
  「レベル」を上げたり下げたりすることが自由にできるので、「見出し」だけを見ながら全体の構成を検討したり纏めたり
  するのに便利。

 では、「アウトライン」の使い方を説明しますので、「アウトライン」の利用が初めての方は、本書の画面を2つ開き(13行ほど下の「※便利な使い方」参照)、一方の画面でこの説明を読み、他方の画面で実際に操作して見てください。なお、「Word」画面に表示されるボタンなどは、「Word」画面の表示の仕方(全面とか右半分とか)によって、細かい位置や表示が異なることがあるので、大体の位置だけを示しています。
 ※「アウトライン」の表示:「Word」画面の上から2段目の、通常は右端にある「表示」タブをクリックし、
    同タブ内の左の方にある「アウトライン」ボタンをクリックする。
 ※「レベルの表示」:前項のままでは「本文」も表示されて、「目次」の代わりにはならないどころか却って見難くなるので、
    「アウトライン」タブ内の上方中央辺りにある「レベルの表示(S)」窓右側の下向き三角形をクリックして、
    「レベル 1」〜「レベル 4」の中から、表示したいレベルを選択する。
 ※「通常表示」に戻る:読みたい「見出し」をクリックしてから、「アウトライン」タブ内の右端に「赤い四角+白抜き×印」
    とともに表示されている「アウトライン表示を閉じる」ボタンをクリックすると、その「見出し」があるページに飛んで、
    「通常表示」される。
  *上記ボタンが表示されていない(「アウトライン」以外のタブが選ばれている)場合は、先ず「アウトライン」タブをクリックする。


<文字数制限のため、以降はレスで>

2020/8/1 15:39  [2322-46]   

A.はじめに
 A.2 本書の構成など
  A.2.3 目次 の代わりに アウトライン を使用 <つづき>

 ※便利な使い方
  *開いている画面を「右寄せ」または「左寄せ」し(*1)、次に「表示」タブをクリックして、同タブ内の右寄りにある
   「新しいウインドウを開く」ボタンをクリックすると、新しい画面が開くので、前の画面の反対側に寄せて表示した後、
   一方の画面を「通常表示」、他方の画面を「アウトライン」表示にして使用すると、全体の構成を見ながら閲覧したり、
   閲覧する項目を頻繁に変更したりする場合などには便利。
  *1:目的の「Word」画面上の適当な位置にマウスポインター(カーソル)を置いてから、キーボードの「Windows」キー
    (「窓」アイコンのキー)を押したまま「右」キー(右向き三角形マークのキー)を押すと画面右半分に表示され、
    同じく「左」キーを押すと左半分に表示される(キーを1回押しても目的通りにならない場合は、2〜3回押す)。
    これは、「Word」画面だけでなく他のソフトの画面でも同様なので、2つの画面を左右に並べて見る時には便利。
    勿論、並べた後で一方の画面を大きくして他方を小さくしたり、双方が一部重なる大きさにして置き、見たい方の画面を
    クリックして前面に出したりも自由。
    なお、Windows 7 から Windows 10 に移行したところ、他の画面が開いている状態で上記操作を行うと、
    (私の PC の不具合かも知れないが)必ずしも PC 画面の右半分や左半分にならず、他の特定の画面の幅はそのままで、
    その残りの幅になることがある。このような場合、丁度半分にするには、他の画面を一旦最小化するか、
    表示位置を少しずらして(*2)から上記操作を行い、前者の場合は最小化した画面を元に戻し、後者の場合はそのまま
    上記操作を行うと、半分の幅になる。
    また、半分でなく PC 画面の上か下に接した、上下も半分の画面になることもあるが、この場合は、「Windows」キーを
    押したまま、上に接している場合は「下」キーを、下に接している場合は「上」キーを押すと、上下に接した画面になる。
    なお、丁度半分の場合を含め、2つの画面の境目をドラッグ(マウスのボタンを押したままマウスを移動)すると
    双方の画面の端が接したまま幅の割合が変わるので、丁度半分ずつの場合に、片方の幅を大きくし他方の幅を小さく
    するには都合が良いが、左右の幅が異なる場合に丁度半分ずつにするには、上記の通り少し手間が掛かる。
  *2:他の画面の左端が PC 画面の左端に、または右端が PC 画面の右端に接している場合、少し隙間を空ける。
  *後述の通り、文中に、他の部分を参照できるように、参照先の「見出し」を目立つように表示してリンク(ハイパーリンク。
   他のサイト・文書・画像などにアクセスするための情報の埋め込み。)してあり、直ぐにその参照先に飛ぶことができるが、
   元のページに戻るのが少々手間なので、リンクを使わず、前項のように本書画面を2つ開いて、一方の画面を
   「アウトライン」表示にして置き、参照先は「アウトライン」の「見出し」から開く手もある。
  *閲覧を中断する際に、次に閲覧する「見出し」を目立つ色に変えて置き、次回は、「アウトライン」表示して色が
   変っている「見出し」をクリックしてから「アウトライン表示を閉じる」ボタンをクリックすると、閲覧するページが開く。
   つまり「しおり」の代用になる。
   ページが開いたら、次回のために「見出し」の色を元に戻すことをお忘れなく!
  *本書は、前項の通り「アウトライン」を「しおり」の代用にも使えるように、どなたでも編集できる状態で配布しているため、
   間違えて本書の一部分を削除したり、文字などを追加したりする虞があり、そうなると、挿入画像の位置がずれたり
   重なったりするだけでなく、別のページに飛んで行ってしまう虞もあるので、配布したデータファイルをコピーし、
   通常の閲覧はコピーの方を使うと安全。

2020/8/1 15:54  [2322-47]   



今回からは、「価格.com」の「クチコミ掲示板」への私の書き込みとは関係なく、本書「メカロクの 偏屈カメラ術」の内容を少しでもお判り頂くために、初めに知って頂きたいことや、多くの方にご興味を持って頂けるのではないか? と思えるような内容について、転載させて頂くこととし、初回は「本書を発行するに至った経緯など」とします。


A.はじめに
 A.1 発行に至った経緯など
  A.1.1 経緯

 2017 年 8 月、OLYMPUS の 写真コミュニティ Fotopus(フォトパス)の「コミュ掲示板」に関して、年末で書き込みを停止し、その1年後には閉鎖することが発表されたのを契機に、「花コミュ掲示板」に、それまで構想を温めていた「花撮りのためのグッズとチップス」というトピックを、準備不足ながら急遽立てました。
 *「グッズ」は「ちょっと便利なモノ」、「チップス」は「ちょっとした工夫やヒント」程度の意味。

 思い返して見ると、残念ながら他人様には余り書き込み頂けず、私ばかりが書き込んでいた感じで、ちょっとムキになったなようなところもあって、12 月中旬から 1 月上旬(正月休みで書込停止措置が遅れたのか、暫くの間は書き込みできた)に掛けて、新規投稿以外にも、私が他のトピックに書き込んだ「花撮りのためのグッズとチップス」に関係ありそうな話題を、ドンドン転載したものです。
 
 丁度その頃、2018 年 1 月 4 日から 9 日まで、「オリンパス ズイコークラブ 湘南支部 写真展」が開催され、最終日の「ギャラリートーク」で「花撮りのためのグッズとチップス」に触れたところ、一部の会員の方から、「書き込みは殆どできなかったけれど、非常に参考になった。内容を纏めて出版してはどうか?」という趣旨のことを仰って頂いたものの、その時は、そのような気は全くありませんでした。

 しかし、2ヶ月ほど経ってから改めて「花撮りのためのグッズとチップス」を読み直して、手前味噌ですが、他人様のお役に立つかも知れない内容が結構あり、「このまま埋もれさせてしまうのは勿体ない!」という気持ちになりました。でも、自費出版しても大赤字になるのは目に見えているので、色々と考えた末に、「金を払ってまで見ようという奇特な方は殆ど居られないだろうが、無償なら見て頂ける方がある程度居られるのではないか?」と考えるに至りました。しかし、インターネットに上げることは、かつて入手していたドメイン(http://www.mekaroku.com)は、HTML(文章などをインターネット上で表示するための言語)関連知識不足のため、殆ど使うことなく無償期間終了時に手放したし、論争の場にもなり兼ねないので、「多くの方が閲覧可能と考えられる「Microsoft Word」(以降、「Word」)で作ったデジタル書籍として、ご希望者にだけE-メールに添付して送付してはどうか?」と考えて、「コミュ掲示板」が閉鎖される前(2018 年末まで)の発行を目標に、2018 年 4 月に原稿に着手しました。

 ところが、「どうせ遣るなら・・・」と、「花撮りのためのグッズとチップス」トピックに投稿したり転載したりした話題だけでなく、「花コミュ」以外も含む「コミュ掲示板」に私が投稿した未転載の話題や、「価格.com 掲示板」に投稿した話題を追加したり、構成上足りないと思う部分を新しく書き起こしたりしている内に、内容がどんどん膨らむとともに、時間もどんどん経過してしまい、「構想の全てを一度に出版するのはとても無理!」と判断、【前篇】と【後篇】に分割した上で、取り敢えず【前篇】を、当初予定から1年遅れの 2019 年末までに発行することで自分と妥協、最終的に 2019 年 12 月 1 日発行(ブログで公表し、「会員登録」申込受付を開始)としました。

2020/7/30 11:44  [2322-43]   

A.1.2 私と書名との関係

 私が初めて写真を撮ったのは確か小学校3年の時で、カメラは兄の二眼レフ(Yashica Flex)でした。その後も、兄の二眼レフや姉のスプリングカメラ(Konica Konilette)を時々借り、高校では報道部(実質的には新聞部)に所属して部のカメラ(カメラ名は失念)も使っていました。自分用のカメラを手に入れたのは大学2年の時で、OLYMPUS の PEN F(世界初のハーフ判一眼レフ)でした。購入前には、カメラ雑誌数誌を読み漁りましたが、それでも判らないことがあり、不躾にも、開発技術者として有名になられていた、あの米谷美久(まいたに よしひさ/後にオリンパス光学工業常務取締役)氏に、手紙で「有償で、取扱説明書を送って頂きたい。」とお願いしたところ、無償で送って頂きました。この頃から、OLYMPUS に対して「商売下手だが独創的で高度な技術を持つ誠実な技術者集団」というイメージを持ち始め、OLYMPUS ファンになったのでした。

 その後は、何れも OLYMPUS の PEN FT(色違いの2台)/M-1(OM-1 の初期型)/OM-2N を使い、AF 全盛時代になってからは、OLYMPUS がまともな AF 一眼レフを出さなかったこともあって、KYOCERA SAMURAI X4(4倍ズームレンズ一体型ハーフ判一眼レフ)/PENTAX Z50P に浮気し、デジタルカメラは SANYO DSC MZ3(コンパクトデジタルカメラ)/Panasonic DMC-FZ1(12倍ズームレンズ一体型デジタルカメラ)/同 DMC-FZ2(同)を経て E-300(4/3)で OLYMPUS に戻り、E-3(4/3)/E-P2(μ4/3)/E-5(4/3)/E-M5(これ以降は全て μ4/3)/E-P5/E-M1/E-M1 MarkII/E-M5 MarkIII を購入、現用機は E-P5/E-M1 MarkII/E-M5 MarkIII の3機種です。

 SAMURAI X4 までは、風景や、友人・知人のスナップ写真などを撮ることが多かったのですが、Z50P からは花のマクロ撮影が多くなり、E-300 で益々その傾向が強くなりました。その頃からの私の基本コンセプトは、「肉眼で見えないもの、見え難いものを、ハッキリ撮る。」で、初めの内は花のドアップが中心でしたが、花を撮っていると、見事な水滴が着いていることも多いので水滴を主役にして撮ることも増え、また花には虫が来るので虫も撮るようになり、「虫を撮るなら鳥も似たようなものだろう!」と鳥も撮るようになりました。虫も鳥も「近づけないことが多い。」とか、「飛んだり動き回ったりする。」とかで肉眼では詳細が見え難く、上記基本コンセプトに合致すると考えています。これらをひっくるめて言えば、馬鹿にされることも多い「図鑑写真」が、E-300 以降の私の写真の原点であり目標でもあると言えそうです。

 ところで、「マック(パソコン)/スバル(自動車)/オリンパス(カメラ)」という言葉(諺?)がありますが、「シェアに惑わされず(むしろトップシェアのメーカーは敬遠して)、技術力や独創性を中心にメーカーや商品を選ぶこと(または人)。」程度の意味と理解しています。私は、パソコンは Windows ですが、他の二つはこの言葉通りであり、これから、ある程度はお判り頂ける通り、また私自身が(カメラとは全く無関係ですが)開発技術者だったこともあって、商品購入の際は技術力や独創性を重視して来ましたし、購入後は、カメラの場合は特に、一般的な使用方法を一応はわきまえた上で、自分流の使い方を探るようにして来ました。「独創」と言いたいところですが、「偏屈」とか「天の邪鬼」とかの方が中っていそうです。

 また、私には「美的(芸術的)センス」なるものが大きく欠けているようで、いくら本を読んだり、写真クラブに通ったり、通信講座を受講したりしても「写真の善し悪し」が殆ど解らず、写真の取捨選択が写真関連で一番の苦行といえる程で、「写真を撮ったり鑑賞したりすることが好き」なのではなく、「カメラを弄ることが好きなだけ」と言われても仕方ないと考えているくらいですから、本書で取り上げるのも「技術面」の話題だけで、「芸術面」について語ることはできません。

 と言うような訳で、書名も「芸術面」を含む「写真術」ではなく、「自己流の「技術面」だけ」という意味を込めて、「偏屈カメラ術」としました。
  *「メカロク」は、「メカ(機械)好きのロク(名前の末尾が「六」)」という意味の、友人に付けられたニックネームで、
   HN(ハンドルネーム)も「メカロク」(一部のサイトでは「mekaroku」)としています。

2020/7/30 12:01  [2322-44]   

A.1.3 目的とお詫び

 上記の通り、私には「美的センス」が欠けていて「良い写真」がどのようなものか未だに良く解らないので、写真の「芸術面」について語ることはできませんが、カメラ弄りの経験だけは長く、私の撮影ジャンルに関連する「撮影技術」は、我流ですが、ある程度身に付けている心算で、我流だからこそ、「中には、他人様のお役に立てることもあるのではないか?」と考え、お勧めして下さる方もあって、本書を発行するに至りました。

 一般的な使用方法とは大きく異なるものもありますが、皆様お一人お一人に、1ヶ所でも2ヶ所でも、「なるほど、こんな方法(或いはモノ)もあるのか!?」と頷いて頂ける箇所があれば、私にとって無上の喜びになるでしょう。

 しかし、私が開発技術者だった期間が長かった所為か、文章が稚拙なくせに、あれもこれも細かいところまで説明しないと気が済まない傾向が強く、このため解り難い上に長文になることが多く、実際に本書【前篇】の<初版>(<初版>の表記なし)は、人やパソコンのモニターによっては、ちょっと読み難いほど小さい文字を使い、行間を詰めたにも拘わらず、画像挿入前の段階でも 100 ページを超えてしまいました。お読み頂く皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、「長ければ長期に渉って暇潰しができる!」「解り難くて考えなければならないと、ボケ防止になる!」とでもお考え頂いて、ご容赦頂きたく、お願い致します。
 *文字が小さくて見難い場合は、「Word」画面の上から2段目の通常は右端にある「表示」タブをクリックし、中央辺りにある
  「(「虫めがね」アイコン)ズーム」ボタンをクリックして、開いた「ズーム」画面の「倍率」項目の一番下「指定(E)」で、
  希望倍率を指定してから「OK」ボタンをクリックし、表示される大きさに応じて画面幅を調整すると良い。


 A.1.4 <改訂 第1版> 発行について
  A.1.4.1 改訂版発行の理由

 <改訂 第1版>発行の主な理由は次の通りです。
  *「深度合成」モードの撮影範囲を示すガイド線が見難い・・・と不満を述べていたが、E-M5 MarkIII を弄っていて、
   私の機能見落としが原因であり、実際には色が変更できることが判り、訂正する必要があること。
  *<初版>(<初版>の表記はない)発行後、発行直前に入手した E-M5 MarkIII の使用経験が増え、E-M1 に代わって
   現用機の一員になったこと。
  *<初版>発行直後に突然 Windows7 が起動不能になったため、急遽主要部品を購入して PC(パソコン)を組み替え、
   Windows10 に移行したが、ハプニングで前倒ししたとはいえ、元々 Windows7 のサポート終了を睨んで
   予定していたことであり、移行後には Windows10への移行に関連する改訂が必要と考えていたこと。
   ・Windows10 はクリーンインストールする心算であったが、急を要したため Windows7 に上書きインストールしてしまい、
    お陰で手間は省けたが、長期間使用で溜まった Windows7 のゴミ(不具合)を引き継いでいる面もあるようで、
    Windows10 での挙動や表示が正常なのか、私の PC だけの異常なのか判断できない点もあるので、
    Windows10 での挙動や表示に関する記述は、「こんなこともある」程度に受け取って頂きたい。
  *<初版>発行後に、記載漏れに気づいたり、改訂時には盛り込んだ方が良いと思える使い方などが判明したりしたこと。
  *何度も読み直した結果、文意が不明確な部分/小さくても明らかな間違い/誤字脱字/リンク切れ(サイトの閉鎖などで、
   リンク先が見つからないこと)などが、多数認められたこと。

2020/7/30 12:20  [2322-45]   




【レス内容】 2020/07/11 21:59 書込番号:23527581

ranko.de-su さん

「深度合成」モード設定の手順は、次の通りです。
 1.対応レンズを装着する。
  *対応レンズを装着しないと、5.で「Focus BKT」がグレーアウトして選択できない。
 2.「MENU」ボタンを押す。
 3.「(「カメラ」アイコン)2」を選ぶ。
 4.「ブラケット撮影」を選び「On」にする。
 5.「Focus BKT」を選び「On」にする。
  *「Focus BKT」は最下段にあるので、「上」ボタンを押すと一発で移動できる。
 6.「Focus BKT」画面で「深度合成」を選び「On」にする。
 7.「OK」ボタンを5回押して「ブラケット撮影」に戻る。
  *必ず「OK」ボタンで戻ること。シャッターボタン半押しなどで「MENU」を抜けると、設定が有効にならない!

なお、6.の「Focus BKT」画面では「撮影枚数」「フォーカスステップ」「(フラッシュ)充電待ち時間」の設定もできますが、取り敢えず初期設定のままで試して見てください。

上記の通り、「深度合成」モード(「フォーカスブラケット」モードも同じ画面で設定)は、メニュー階層が深くて設定に手間が掛かるので、多用する場合は、カスタムモードに登録して置くと、簡単にセットできて便利です。

その他、ピントの合わせ方/合成後の画像範囲を示すガイド線を見易くする方法/保存されるファイル/被写界深度のコントロール/撮影枚数と充電待ち時間/PC での「深度合成」/動くものの「深度合成」・・・などなど、使いこなすためには様々な調整が必要になりますが、全てをご説明するには膨大過ぎるため、ご質問頂ければ、それにお答えする形とさせて頂きますので、ranko.de-su さんに限らず、どなたでも、お気軽にご質問ください。

<制限文字数の関係で、【本書の記載内容】はレスに回します。>

2020/7/25 09:13  [2322-32]   


【本書の記載内容】

D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.1 設定と撮影の手順

 「深度合成」モードを搭載している OLYMPUS μ4/3 機は、E-M1/E-M1 MarkII/E-M1 MarkIII/E-M1X/E-M5 MarkII/E-M5 MarkIII の6機種で、「深度合成」モード設定の手順は、次の通りです。
  *E-M1 と E-M5 MarkII は、発売後に追加された機能のため、ファームアップ(ファームウェアのアップデート)が必要。
 1.対応レンズ(後述)を装着する。
  *対応レンズを装着しないと、5.で「Focus BKT」がグレーアウトして選択できない。
 2.「MENU」ボタンを押す。
 3.「(「カメラ」アイコン)2」を選ぶ。
 4.「ブラケット撮影」を選び「On」にする。
 5.「Focus BKT」を選び「On」にする。
  *「Focus BKT」は最下段にあるので、「上」ボタンを押すと一発で移動できる。
 6.「Focus BKT」画面で「深度合成」を選び「On」にする。
 7.「OK」ボタンを5回押して「ブラケット撮影」に戻る。
  *必ず「OK」ボタンで戻ること。シャッターボタン半押しなどで「MENU」を抜けると、設定が有効にならない!

 なお、6.の「Focus BKT」画面では「撮影枚数」「フォーカスステップ(Fs)」「(フラッシュ)充電待ち時間」の設定もできますが、取り敢えず初期設定のままで試して見てください。

 上記の通り、「深度合成」モード(「フォーカスブラケット」モードも同じ画面で設定)は、メニュー階層が深くて設定に手間が掛かるので、多用する場合は、マイセットやカスタムモードに登録して置くと、簡単にセットできて便利です。
  *因みに、「深度合成」大好き人間の私は、E-M1 ではマイセット4つの内2つを、E-M1 MarkII ではカスタムモード3つの内
   2つを、それぞれ 60mm MACRO 用と 300mm F4 PRO 用の「深度合成」モードに割り当てている。
  *かなり草臥れてしまった E-M1 の代わりに E-M5 MarkIII を導入したところ、「深度合成」モード撮影が E-M1 よりも
   遣り易いだけでなく合成待ち時間も大幅に短縮されたので、300mm F4 PRO 以外(殆ど 60mm MACRO)での
   「深度合成」モード撮影は、合成コマ数を 8 コマ以外にしたい場合を除いて E-M5 MarkIII に任せることにして、
   E-M1 MarkII では、「深度合成」モードのカスタムモードへの割り当てを 300mm F4 PRO 用の1つだけに絞り、
   残りの2つは「プロキャプチャー H」モードと「静音連写 L」モードを割り当てるように変更した。

 「深度合成」モード対応のレンズは、2020 年 5 月 20 日時点で、次の9本で、他のレンズでは「深度合成」モードでの撮影はできません。
  *「深度合成」モードを搭載している機種でも、旧いカメラと新しいレンズの組合せでは、カメラのファームアップを行わないと
   対応できない組合せや、ファームアップを行っても対応できない組合せもある。
 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

 上記設定と対応レンズの装着後、フレーミングとピント合わせをして1回全押しすれば、8回(*1)シャッターが切れ、黒バックに「処理中」の文字と進行状況を示すバーが表示された画面が数秒続いた後で、合成済みの画像が表示される筈です。
  *1:E-M1 MarkII Ver.3/E-M1 MarkIII/E-M1X は、 3〜15 回の中から任意の回数(撮影枚数)を選べるが、
    初期設定は8回のため、特に必要がない限り、以降も8回として説明する。
  *少なくとも慣れるまでは、三脚とリモートケーブルの使用がお勧め。
   ・カメラが動いた場合、ブラケット画像には「ぶれ」が認められなくても、コマごとに画像位置がずれて写るため、
    合成に失敗したり、正確に合成できなかったり・・・の原因になる。
  *8回撮影するため、単写より時間が掛かるが、電子シャッターでの撮影になるため、シャッター音はしないので、
   撮影中にうっかりカメラを動かさないように注意が必要。
   ・「処理中」の文字が表示されたら、カメラを動かしてもOK。実際にはもう少し早くても良く、経験を積めば
    そのタイミングも自然に体得できる。
  *手押しで全押し直後に指を勢いよく離す方を見掛けるが、上記の通り未だ撮影が続いているので、手押しの場合は
   撮影が終わるまで押し続けるか、離す場合はそっと離す方が無難。
  *撮影確認が「Off」の場合は、合成済みの画面は表示されない。
  *なんらかの理由(*2)で合成に失敗した場合は、「画像が合成できませんでした」と表示される。
  *2:経験上、撮影中に、被写体やカメラがある程度以上速く動いたり、被写体の一部が他の部分とは異なる動きをした
    場合が殆どで、被写体全体が同じ方向にゆっくり動いたり、カメラがゆっくり動いた場合は、合成されることが多い。

2020/7/25 09:40  [2322-33]   

メカロク さん  

2020/7/25 10:46  [2322-34]  削除

<P-D.2 #10> <P-D.2 #20> <P-D.2 #30> <P-D.2 #40>


<本スレッドの「【レス内容】 2020/07/11 21:59 書込番号:23527581」と直接の関係はありませんが、
 「深度合成」の基礎に関する 【本書の記載内容】 の転載を暫く続けます。>


D.こだわり
 D.2 深度合成

 「深度合成(被写界深度合成/焦点合成/多焦点合成/Focus Stacking)」とはどのようなものかというと、E-M1 MarkII Ver.3 のサイトでは次のように説明しています。
   https://olympus-imaging.jp/product/dslr/
em1mk2/feature5.html

  8枚の写真を撮影し、手前から奥までフォーカスがあった写真をカメラが自動で合成する深度合成モードを搭載。(中略)
  (1)高倍率のマクロ撮影:絞りを絞っても手前から奥までピントの合った写真を撮ることができない。
  (2)深度合成モード:最小絞り(F22)を超える被写界深度と回折の影響がない高解像を同時に得ることができる。
    さらに背景をぼかしたまま被写界深度を深くすることができる。

 私は、「第20回 オリンパス ズイコークラブ 湘南支部 写真展」(2018 年 1 月開催)の「自由の部」展示写真(画題:不思議を紡ぐ <深度合成 習作−3>(*1) /3枚組写真)の下に、次のような説明カードを付けました。手前味噌ですが、この方が少しは解り易そうな気がします。
  *1:「深度合成 習作−3」というからには「−1」も「−2」もある訳で、前々年も前年も「深度合成 習作」を展示していて、
    同じような説明カードを付けた。なお、「第19回」(2019 年 1 月)は「深度合成」以外の写真も混ぜたが、
    「第22回」(2020 年 1 月)は「深度合成」写真のみの展示に戻し、講師指導で「習作」は外したものの、
    9枚組の「不思議を紡ぐ−4 <深度合成>」とした。

  「深度合成」とは、ピントの位置を前後に少しずつずらしながら撮影を行い、撮影した画像の中から、
  微小部分ごとにピントが最も良い画像を選んで合成するもので、通常の撮影に較べて、被写界深度
  (ピントが合っていると見做せる奥行方向の範囲)が深い、精細な写真を得ることができます。
  被写界深度の調整は、絞りの調節でも可能ですが、絞りを開けると、主被写体のピントが欲しい部分まで暈けるとか、
  絞りを絞ると、暈したい部分までピントが合うとか、希望よりもボケが小さくなるとか・・・の不具合が生ずることも
  ありますし、絞り過ぎると却って不鮮明になる、「小絞りボケ」という現象もあります。
  しかし、「深度合成」なら、設定次第で、主被写体の必要な部分だけを精細に描写し、その他の部分は、
  絞りを開けて撮ったように暈すこともできます。
  なお、冒頭の説明の前半部分(撮影)だけ自動化されたカメラと、後半部分(合成)まで自動化されたカメラがあり、
  今回使用したカメラは後者です。

 展示写真3枚にも、それぞれ説明カードを付けていますので、ついでといっては何ですが、写真とともに紹介します。

 先ず1枚目です。<P-D.2 #10>
      斑猫(はんみょう)
  「深度合成」というと「全身にピントが合った昆虫写真」を思い浮かべるくらい、「昆虫」と密接な関係をもって発展してきた
  技術ですが、ピント位置を少しずつ正確に動かしながら何枚もの写真を撮る作業は、膨大な時間と労力を要する
  大変な作業で、生きた昆虫を「深度合成」することは夢のまた夢だったようです。
  しかし、現在では、生きた昆虫でも、僅か1秒程度静止していて呉れれば、カメラが自動的にピントを移動しながら8枚の
  写真を撮り、数秒で合成して呉れます。この斑猫は、なかなか近寄らせて呉れなかったので、超望遠レンズ(420mm)を使い、
  しかも手持ちで撮影して、この程度の合成結果を得ることができました。 良い時代になったものです。
  展示写真は、カメラ内で合成された写真ではなく、前後を暈かして主役を引き立てるため、自動撮影された8枚の内の
  手前側1枚と奥側2枚を除く5枚を、パソコンで合成しています。

 続いて2枚目です。<P-D.2 #20>
      伊吹麝香草(いぶきじゃこうそう)
  伊吹麝香草という小低木の、小さな小さな花の蕊に着いた水滴を、できるだけ精細に描写するために、
  「深度合成」撮影したもので、1枚目よりも強く暈けを意識しています。
  この展示写真も、カメラ内で合成された写真ではなく、自動撮影された8枚の内の一番奥側1枚だけを除いた7枚を、
  パソコンで合成しています。
  一番奥側の1枚を除いたことで、背景の「丸ボケ」の濁りが取れて、スッキリしたようです。

 最後に3枚目です。<P-D.2 #30>
      風車(かざぐるま)
  撮影中に被写体が動くと、合成できなかったり、合成できても部分的に多重写りになったりで、多くの場合は
  「失敗写真」になります。
  この写真は、その多重写りするという欠点を逆に利用して、回転している風車を「深度合成」撮影することで、
  不思議な形を創り出したものです。
  パソコンでの合成では、カメラ内合成とは全く異なる結果になったため、この展示写真だけは、カメラ内合成写真を
  調整したものです。

 なお、「課題写真」の「プロキャプチャー/7枚合成(トンボの飛翔写真)」<P-D.2 #40>は、「ピントをずらして連写した写真(当然、暈けた写真も混じっています)でもこれだけ合成できるなら、ピントをずらさない連写写真でも「深度合成」用ソフトで合成できるのではないか?」と考えて試したものです。

2020/7/25 10:56  [2322-35]   

<P-D.2.1 #10> <P-B.5.4.3 #20>


D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.2 ピントの合わせ方

 ここでは、「深度合成」モードで撮影するためのピントの合わせ方についての話をします。

 「深度合成」モードの場合の、自動的に移動するピント位置は、次の通りです。
  1コマ目:ピントを合わせた位置そのまま。
  2コマ目:1コマ目よりもかなり近距離側。
  3コマ目:1コマ目と2コマ目の中間。
  4コマ目:1コマ目よりも遠距離側。
  5〜8コマ目:4コマ目よりも遠距離側に、順番に移動。
   *8コマ以外の場合については、確認できていないが、近距離側に移動するコマ/遠距離側に移動するコマ の比率は
    似たように設定されている筈。

 <P-D.2.1 #10> は、ステンレス製直定規を「深度合成」撮影し、8コマのブラケット画像を撮影順に並べて、各コマの(奥行き方向の)ピント位置をオレンジ色の丸で示して折れ線グラフ状にしたもの(右端は合成画像)で、ピント位置が上記のように移動していることが良く判ります。1コマ目を3コマ目と4コマ目の間に移動して考えると、オレンジ色の丸は右上がりのほぼ直線で、右に行くほど僅かずつお辞儀しているようですが、この添付写真でも判る通り、写真には(ピント位置には関係なく)近いほど大きく写り遠いほど小さく写る(遠近感が出る)ので、この点を考慮する(目盛が等間隔になるように補正して考える)と、ピント位置の移動量は、近距離側から遠距離側(2>3>1>4>5・・・8コマ目)に行くに従って、次第に大きく(グラフにすると逆放物線に近い形状に)なっていると考えられます。
  *撮影距離と被写界深度の深さの関係に似ているようだが、詳しいことは掴めていない。

 従って、ピントを最も中てたい部分にピントを合わせれば良いことが多いのですが、前出の <P-D.2 #10>(*1) のような場合は、最初のピント位置を変更する必要があります。
  *1:定石通り「目」にピントを合わせると、綺麗な模様がある背中(閉じた翅)の手前の方は暈けてしまうとともに、
    暈かしたい背景にピントが合ってしまうため、胸部と腹部の境目(翅の付け根)辺りにピントを合わせている。

<<P-D.2 #10> は一つ前のレスに添付してあります。>

 ところで、ドアップの時は特に、AF では希望する位置にピントが合わないことも多いですよね!? E-M1のファームアップで「深度合成」機能が搭載された直後のことですが、試しに「S-AF+MF」モードを使って MF でピントを微調整してレリーズして見たら、2枚目以降はピントリングを回さなくてもちゃんとピント移動して呉れましたし、「それなら!」と「MF」モードも試して見たら、意外なことに、こちらでもピント移動して呉れました! つまり、AF ではピント精度に不安がある場合などに、「S-AF+MF」モードや「MF」モードでピント調整しても、「深度合成」モードは正常に働くということです。

 なお、「深度合成」モードでは、2コマ目と3コマ目は、ピントを合わせた位置よりも近距離側にピントが移動しますが、「最短撮影距離」でピントが合うように調整すると、それよりも手前にはピント移動できず、手前側の被写界深度は深くならない筈なので、特別な意図がない限り、「最短撮影距離」でピントを合わせての撮影は避けてください。
  *例えば、60mm MACRO のフォーカスリミットで「1:1」までワープした時には、ピントリングを回して赤い指標
   (既出 <P-B.5.4.3 #20> の「D」)を少しだけ手前に戻し、その位置で目的の場所にピントが合うように、カメラを移動する。
   ・私は、「1:1.3」位置(Fs が大きい時)〜「1:1.0」と「1:1.3」の中間位置(Fs が小さい時)を目安にしている。
   ・三脚撮影の場合は、撮影中に、撮影倍率や撮影距離を示す赤い指標が動くのが見える(*1)ので、これで、
    その時の条件では、近距離側にどの程度余裕を見ておけば良いか判断できる。
  *1:8コマ目(最遠)の撮影距離は撮影後に確認できるが、2コマ目(最近)の距離は撮影中でないと確認できない。

2020/7/25 11:17  [2322-36]   

<P-D.2.3 #10> <P-D.2.3 #20> <P-D.2.3 #30> <P-D.2.3 #40>

D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.3 効果を実感し易い撮影例

 では、初めて「深度合成」モードを試される場合の、効果を実感し易い撮影例を紹介します。これは、E-M1 のファームアップで「深度合成」モードが追加された直後に、手持ちで物差を2回試写したもので、レンズは 60mm MACRO 単体、絞りは「F8」、撮影枚数は「8」(変更不可)で、Fs(フォーカスステップ)は初期設定の「5」です。
 <P-D.2.3 #10>:1回目の1コマ目
   *ピントは、「20」の中心に合わせている。
 <P-D.2.3 #20>:1回目の合成画像
   *被写界深度は1枚目よりも明らかに深くなっている。なお、手前側を狭くしても遠方側を
    もう少し向こうまで入れるべきだった。
 <P-D.2.3 #30>:2回目の1コマ目
   *ピントは、「25」の中心に合わせている。
 <P-D.2.3 #40>:2回目の合成画像
   *1回目よりも撮影倍率がやや大きい分、被写界深度はやや浅くなっているが、1コマ目よりも明らかに深くなっている。

2020/7/25 11:26  [2322-37]   

<P-D.2.4 #10> <P-D.2.4 #11>


D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.4 写る範囲は狭くなる

 カメラ内で「深度合成」する際には、「最大で7%のトリミング」(*1)が行われるとされているので、ここでは、「深度合成」モード撮影時のフレーミングの注意点の話をします。
  *1:測定したことはないが、「合成」画像は、ピントを合わせた1コマ目を基準に縦横それぞれ最大7%トリミングされる
    (画角が狭くなる)ものと解釈している。トリミングされていることは既出 <P-D.2.1 #10> でもハッキリ判る。

<<P-D.2 #10> は二つ前のレスに添付してあります。>

  *トリミングされても、合成画像のサイズ(画素数)はトリミング前のサイズを保っているので、「デジタルテレコン」と
   同様に画素補間しているものと考えられる。
  *既述の通り、「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」にも「深度合成」機能が搭載されたので、カメラ内「深度合成」画像と、
   後述するフリーソフト「CombineZP」/「Olympus Workspace」/「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」
   それぞれで同じ画像(カメラ内「深度合成」用ブラケット画像)8コマから「深度合成」した画像を較べて見た結果、
   画角の広さは、次のようになった。
    「CombineZP」≒「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」>「Olympus Workspace」>カメラ内「深度合成」

 これは、ピント移動に伴う撮影倍率の変化や、カメラや被写体が動いたための画像位置のズレを自動的に合わせて合成するが、そうすると、画像周辺では8コマ分の画像が揃わず、不完全な画像になるために切り捨てるものと推測しています。

 このため、撮影時には、このトリミング分を見込んでフレーミングしないと、出来上がった「深度合成」画像では、肝心な部分が写っていない!・・・ってことになり易く、ファインダーや背面モニターなどには、どこまで写るかの目安も何も表示されないので、私の場合は、何時まで経っても、「アレッ! 切れちゃった!」がなくなりませんでした(汗) みなさんも十分にご注意ください。

 という訳で、OLYMPUS には、「大体でイイので写る範囲の目安をフレームで示して欲しい。」と要望していましたが、E-M1X でこのフレーム(ガイド線)が追加され、E-M1 MarkII Ver.3 や E-M5 MarkIII でも追加されました。しかし、黒くて細いフレーム <P-D.2.4 #10> のため、見難い(*2)のが何とも残念です。
  *2:E-M1X が「オリンパスプラザ東京」に展示された際に、「深度合成」モードを試して見たところ、
     ある筈のガイド線が見当たらず、近くのスタッフに訊ねたら、その方にも見えなかった(つまり私だけではない)
     ようで、他のスタッフを呼んで来て呉れ、その方の説明で、細〜い黒線で表示されていることがやっと判ったが、
     今でも、黒っぽい画面の場合は見えずに困っている。
  *上記は、私が(上記 OLYMPUS のスタッフも?)既にある機能を見落としていたもので、本書 <初版> 発行を優先して
   暫定的に決めていた E-M5 MarkIII の設定を遣り直しているとき、「MENU」>「カスタムメニュー(「歯車」アイコン)」>
   「D3 表示/音/接続」>「ガイド線設定」の[表示色]で、色相(R/G/B 各 0〜255 の 256 段階)と不透明度
   (5% ピッチで 20〜100% の 17 段階)を指定できることに気付き、E-M1 MarkII にも同じ機能があることを確認した。
   なお、E-M1 や E-P5 では見付からなかった。
  *[表示色]には「プリセット 1」と「プリセット 2」があるので、私は、取り敢えず、「プリセット 2」を
   [R:0/G:255/B:0/α(不透明度):75%]<緑色> に設定変更して運用中で、殆どの場面でかなり見易くなった
   <P-D.2.4 #11> が、ごの通り AF ターゲットの色も殆ど同じ色になるため、合焦時に AF ターゲットの色が
   ハッキリ変わる(初期設定では 黒に近い灰色 > 緑色 )方が使い易い方は、緑系以外の色にした方が良さそう。
   なお、「プリセット 1」は初期設定[R:38/G:38/B:39/α:75%]<黒に近い灰色> のままにしているが、
   「プリセット 2」では見難い場合に備えて、別の色に変更するかも?

2020/7/25 12:09  [2322-38]   


D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.5 保存されるファイル

 ここでは、「深度合成」モードでの撮影時に保存されるファイルについての話をします。

 「画質モード」が「JPEG+RAW」のときは、8コマのブラケット画像は JPEG と RAW が1枚ずつ保存され、合成画像は JPEG だけで RAW は保存されないので、1回の「深度合成」撮影のファイル総数は17枚になります。
  *私は試していないが、「画質モード」が「RAW」のみの場合も同じ(JPEG も保存される)らしい。

 このため、カメラ内「深度合成」画像を調整(編集)する際には 画質が劣化し易い JPEG を弄ることになるので、私は、「深度合成」モードの際は、最高画質の「L-SF+RAW」にしています。
  *通常モードの場合、JPEG 画像は現像するか捨てるかのセレクト時と現像の参考に使うだけなので、かなり落として
   「M-N」にしている。
  *画質を都度設定するのでは、設定し忘れたり戻し忘れたりすることが避け難いが、画質を含めてマイセットや
   カスタムモードに登録して置くと、その心配はなくなる。

 ブログに掲載したり写真クラブの例会に提出したりする場合は、カメラ内「深度合成」画像(JPEG)を編集(「SILKYPIX」では、これも「現像」と呼ぶ)したもので済ませますが、写真展に出展するなど特別の場合は、原則として、ブラケット画像(*1)を RAW 現像して TIFF 出力し、後ほど紹介するフリーソフト「CombineZP」で合成後 JPEG 出力(*2)、「SILKYPIX」で TIFF に再変換してから再編集(再現像)して来ました。
  *1:この時は、被写界深度調整のために、一部のコマを除外して合成することが多い。
  *2:TIFF 出力もできるが、出力した TIFF ファイルが、何故か他のソフト(SILKYPIX/OLYMPUS Viewer など)で開けない。
  *「Olympus Workspace」も「ver.1.1」で「深度合成」が可能になり、しかも、RAW ファイルから直接合成できるため、
   RAW 調整後「深度合成」して TIFF 出力し、「SILKYPIX Developer Studio Pro」で再編集すれば、手間が減る上に
   画質面では上記方法よりもかなり有利になる筈なので、今後はこの方法を採用することが多くなりそう。
  *既述の通り「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」でも「深度合成」可能になり、「Olympus Workspace」と同様に
   RAW ファイルから直接合成でき(出力は TIFF か PNG)、合成後にソフトを閉じることなく、合成後の画像を
   引き続いて現像(調整)できる上に、「Olympus Workspace」よりも調整機能が多いし、使い慣れてもいるので、
   今後は「SILKYPIX Developer Studio Pro 10」の方が出番が多くなりそう。
   RAW ファイルから直接合成する場合の合成時間は、「Olympus Workspace」の 10 倍以上も掛かるが、このようなことは
   年間でも精々20回程度なので、已むを得ないとせざるを得ない。
   なお、JPEG ファイルを PC で「深度合成」する機会はこれよりも多いが、この場合の合成時間は「Olympus Workspace」と
   殆ど同じであり、問題はない。

2020/7/25 12:28  [2322-39]   


D.こだわり
 D.2 深度合成
  D.2.6 三脚などの使用がお勧め

 実は、初めての「深度合成」実戦では、無謀にも、60mm MACRO に中間リングを挟んで、霜の結晶の「等倍超撮影」に「手持ち」で挑んだのですが、「合成に失敗しました」を連発されました(汗)

 これに懲りて、以後は「三脚使用」を基本にし、三脚の高さが足りない/脆い地質の斜面などで三脚が安定しない/三脚を立てている間に逃げられる/他の機材を優先して三脚を持って来なかった・・・などで三脚が使えず、仕方なく手持ち撮影することもある程度でしたが、その後、慣れるに従って段々横着になり、現在では、殆ど手持ち撮影に戻ってしまいました(汗)

 しかし、「手持ち深度合成」撮影にかなり慣れた今でも、空中戦では「合成に失敗しました」が出ることもあるし、出ないまでも、「ブラケット撮影」分の各コマをパラパラ漫画的に連続再生すると、電子シャッターに依る「こんにゃく現象(ローリング歪み)」なのか、一部のコマの中の一部分が歪んでいることもあり、「合成結果にも悪影響を与えているのではないか?」と考えられるので、「手持ち深度合成」撮影が避けられない場合でも、カメラを地面に直置きするか地面に直置きした掌・足・ビーンズバッグ・カメラバッグなどに載せる/両肘(不可能なら片肘)を地面や立てた膝などで支える/立ち木や柵などにカメラ・レンズ・身体などを押し付ける・・・など、「カメラができるだけ動かないような対策を講じることが通常撮影の場合以上に大切!」と感じています。
  *2019年10月末頃から、「B.10.2 低位置マクロ撮影に適した三脚」で紹介した、「Velbon フリーアングル雲台 V4-ユニット」を
   搭載した三脚を持ち出し、「V4-ユニット」の先(雲台部)を被写体に近づけて、この上にカメラかカメラを持った手を
   載せての撮影を始めたが、手持ち撮影の機動性を余り損なわず、かつ主被写体に繋がる他の部分に触れずに、
   カメラを主被写体に近付けることができる場合が多く、朝露などをドアップで撮るには具合が良い。

 また、IS(手ぶれ補正)は、「ブラケット撮影」分の1コマ1コマの「手ぶれ」補正には非常に有効ですが、コマ毎の「画像位置のずれ」防止には余り効果がないようで、下手すると「合成に失敗しました」が出るし、出なくても合成結果に悪影響を与える可能性があるので、できるだけ三脚とリモートケーブルを使用し(*1)、三脚が使用できない場合でも、カメラができるだけ動かないようにすることは、やはり大切と考えます。
  *1:私の三脚が余り頑丈なものではないことに加え、「V4-unit」を使っていて、カメラ取付部はちょっとした力でも
    動き易いので、リモートケーブルが(忘れたなどで)使えない場合は、「三脚使用で手押しレリーズするよりも、
    充分に対策した上での手持ち撮影の方が良い結果が得られる。」と感じるし、上記の三脚雲台部に手を載せる
    方法の方が、より良いと感じる。

 なお、「連写中手ぶれ補正」を「IS 優先」に変更して見たところ、1コマ目はイメージセンサーを中央にリセットせずに撮影し、2コマ目以降は都度リセットして撮影するのか、或いはその逆なのか、1コマ目と2コマ目以降とで画像位置が大きくずれることが多く、少なくとも「深度合成」の場合は、「連写速度優先」のままの方が失敗し難いと感じました。
  *実をいうと、私の E-M1(主として 60mm MACRO での「深度合成」モード撮影に使用)は、「深度合成」モード時の
   IS が不調のようで、上記の「連写中手ぶれ補正」を「IS 優先」に変更して見た時と同じような挙動をするので、
   「深度合成」モード時は IS を「OFF」にしている。
    ・既述の通り、現在では E-M5 MarkIII に代変わりしていて、IS は「AUTO」で「連写速度優先」にしている。


<「D.2 深度合成」には、さらに下記のような内容を記載していますが、文字数が膨大な上に、
 内容的にも「基礎」とは言えないものが多くなって来ますので、このスレッドへの転載は見送ります。
 下記内容にご興味のある方は、常設スレッド「「紹介文」 の補足説明」をご覧頂き、
 本書「メカロクの 偏屈カメラ術」閲覧(無償です)のための「会員登録」をご申請ください。>

  D.2.7 被写界深度のコントロール
  D.2.8 撮影枚数と充電待ち時間
  D.2.9 デジタルテレコン併用
  D.2.10 中間リング併用
  D.2.11 ちょっと変わった用途
  D.2.12 フォーカスブラケット
  D.2.13 PC で深度合成(CombineZP)
  D.2.14 PC で深度合成(Olympus Workspace)
   D.2.14.1 ダウンロードとアップデート
   D.2.14.2 特徴と注意点
  D.2.15 ブラケット画像の取捨選択で 被写界深度を調整
  D.2.16 動くものの 深度合成など
   D.2.16.1 動くものを 深度合成すると?
   D.2.16.2 深度合成ソフトの 変わった使い方
  D.2.17 その他の注意事項
  D.2.18 最強のジャスピン画像獲得方法?

2020/7/25 13:14  [2322-40]   



<P-B.11.2.1 #10>


【レス内容】 2020/07/10 20:55 書込番号:23524769

You Know My Name.さん

>デジタルテレコンと同じような構図で切り出すと2650×1988ぐらいになるかなと思いますが
 出力(鑑賞方法)によってはそれでも十分かなとも思います。

ご存じの通り、デジタルテレコンはカメラ内でトリミングするだけでなく、補間して元画像と同じ画素数に戻しています。
しかし、補間はカメラ内でなければできない訳ではなく、殆どの RAW 現像ソフトやレタッチソフトでもできますので、元画像が良ければ、特別に優れた画像品質に拘る人でなければ、補間でもかなり満足できる結果が得られると思います。

実をいうと、2019 年 3 月の「第11回 ゴミゼロ倶楽部写真展」の際に、出展予定の「深度合成」写真の1枚を A3ノビ用紙にプリント(画像サイズ:420*315mm)したら、精細感に満足できず、会期が重なる地元の写真クラブの写真展に出展する、当初予定の写真と同じ被写体(アオサギ)を2倍くらいの距離から撮った「深度合成」写真の方が遥かに精細だったので、試しに、その写真の、5,184*3,888 ピクセル中 2,400*1,800 ピクセルの部分をトリミングして2倍の 4,800*3,600 ピクセルでTIFF出力し、同じサイズでプリントしたところ、当初予定の写真よりも精細で、元の画像の長さで約 46%(面積で約 21%)の部分をトリミングしたものとは思えないほどの出来だったので、こちらを更に調整して出展しました。

使用した RAW 現像ソフト(SILKYPIX Developer Studio Pro 9)の補間性能が特別に優れていたのかも知れませんが、元画像がジャスピンで「ぶれ」がなく、画質も良ければ、長さで半分(面積で1/4)程度の部分をトリミングしても、私的には「写真展にも十分に使える」と気付かせて呉れた、ちょっとした事件でした。

この方法なら、デジタルテレコンとは違って、拡大率/アスペクト比/切り出し位置などは自由ですし、ハードもソフト(*1)も追加する必要はなく、気楽に試すことができるので、お試し頂いた上で、ご自分で満足できるかどうかご判断頂ければ・・・と考えます。
 *1:Olympus Workspace や Olympus Viewer でも可能です。


【本書の記載内容】

B.基礎知識
 B.11 大倍率撮影−1
  B.11.2 撮影倍率を稼ぐには
   B.11.2.1 トリミング

 追加投資なしで簡単に試行できますので、試して、画質的に許容できるなら、これも「あり」と考えます。

 私の場合は、構図を撮影時に徹底的に追い込む能力がないので、「大倍率」にするためよりも、主として構図の調整のために、殆どの場合、広めに撮ってトリミングしています。従って、通常は長さで 85%(面積で 72%)程度まで、已むを得ない場合でも横長画像を縦長画像にトリミングする(長さで約 75%/面積で約 56%)程度までに留めていましたが、下記事件(?)で、「もっと大幅なトリミングもあり!」と気付きました。
  *4:3 の長方形では纏まりのない構図と感じた場合に、正方形にトリミングすることも多い。

 その事件とは、(中略) こちらを更に調整して <P-B.11.2.1 #10> 出展しました。

  <(中略)・・・の部分は、【レス内容】の「実をいうと・・・出展しました。」の段落と殆ど同文のため省略します。
   但し、「ゴミゼロ倶楽部」に「注釈(*1)」を、「出展予定の「深度合成」写真」に「注釈(*2)」を付しているので、
    その注釈を下記します。>

  *1:(μ)4/3カメラのユーザーで、「写真」や「写真ライフ」を楽しむ方々のネット上の集まりで、
    入会資格は「(μ)4/3カメラのユーザーであること」だけ。メンバーは若者から老人まで、初心者や私のような
    年季の入った未熟者(少数)から多くの上級者、さらにプロカメラマンまで多彩で、住まいも全国に散らばっている。
    毎年1回、新宿で写真展を開催していて、出展数は約100枚。
    ・「ゴミゼロ掲示板」は誰でも閲覧可能。
      http://www2.ezbbs.net/28/gomizerobbs/
    ・ゴミゼロ倶楽部への入部方法は、次のサイト参照。
      http://wp.me/p38Uq1-1m
  *2:「深度合成」用ブラケット画像(RAW)を RAW 現像して TIFF 出力し、深度合成ソフト「CombineZP」で
    合成してJPEG 出力、「SILKYPIX Developer Studio Pro 9」で TIFF に変換してから調整。

 「SILKYPIX Developer Studio Pro 9」の補間(*3)性能が優れていたのでしょうが、元画像がジャスピンで「ぶれ」がなく、画質も良ければ、長さで半分(面積で 1/4)程度の部分をトリミングしても、私的には「写真展にも十分に使える」と気付かせて呉れた、ちょっとした事件でした。
  *3:デジタルカメラの画像などで、見た目の画素数を疑似的に増やす画像処理技術。隣接する画素などを参照して、
    本来存在しない画素を作りだし補うもの。<デジタル大辞泉>

 1.長所
  *追加投資不要。
  *トリミングの大きさ/アスペクト比/トリミング位置は、デジタルテレコンとは異なり、自由に選べる。
  *他の方法とも併用できる。
 2.短所
  *画素数が減少するので、解像度が低下する。
   ・上記の通り、現在では、元画像が良ければ、かなり大幅なトリミングも使いものになると考えるに至った。
  *撮影後に、PC での作業が必要になるが、必ず現像する者にとっては負担にはならない。
  *JPEG の場合は特に、(解像度以外の)画質も劣化する。
   ・プリントする大きさによっては、殆ど問題にならないことも多いし、TIFF や使用するレタッチソフトの専用フォーマットに
    変換して調整することで、画質の低下をある程度防げる。

2020/7/25 00:03  [2322-31]   

今日は。
今回もお気楽jpeg出力じいさん、以下の内容に今更ながらびっくりです。

>当初予定の写真と同じ被写体(アオサギ)を2倍くらいの距離から撮った「深度合成」写真の方が遥かに精細だったので、試しに、その写真の、5,184*3,888 ピクセル中 2,400*1,800 ピクセルの部分をトリミングして2倍の 4,800*3,600 ピクセルでTIFF出力し、同じサイズでプリントしたところ、当初予定の写真よりも精細で、元の画像の長さで約 46%(面積で約 21%)の部分をトリミングしたものとは思えないほどの出来だったので、こちらを更に調整して出展しました。

昔からお手軽なので昔から使っているフリーソフトに載っている@3次補間 A平均化 B単純拡大縮小という3つのパターンさえ調べもせず@の3次補間で、まっ、いいか路線でやっています。TIFF出力など考えたこともありませんでした(^^)。

何しろ、jpegで撮っては何枚かピックアップするだけでやり過ごしてきたので、SILKYPIX Developer(ver4.0になってしまいましたが)は インストールしてから2度くらいしか使っていない、jpeg専門ですが、このトリミングの話、ちょっと興味を持ちました。ついつい、後でとなってしまいますが、元画像の良さそうなもので早い内に試してみます。

2020/7/25 15:58  [2322-41]   

アナログおじさん2009 さん、おはようございます。

この掲示板でコメント頂いた初めてのお客様となって頂き、ありがとうございます。

>以下の内容に今更ながらびっくりです。

実をいうと、このスレッドの内容は、アナログおじさん2009 さんの 「これからもM1markU使い倒す人、作例募集します。」 スレッドに投稿したものと同じで、2週間余り前にご覧頂いた筈なんですけれど・・・

>昔からお手軽なので昔から使っているフリーソフトに載っている@3次補間 A平均化 B単純拡大縮小という3つのパターンさえ調べもせず@の3次補間で、まっ、いいか路線でやっています。

私の場合、レタッチソフトは持ってはいるものの、もう何年も使ったことはなく、JPEG のレタッチも殆どは歴代の SILKYPIX Developer Studio Pro(現在は Pro10)を使い、時に Olympus Workspace を使っていますが、両ソフトとも @ABは選べず(私が見落としているだけかな?)、拡大の場合も縮小の場合も、何も考えずピクセル数を指定しているだけです。

>TIFF出力など考えたこともありませんでした(^^)。

JPEG は、何もレタッチしなくても、開いて保存するだけで画質が劣化する(*1)し、レタッチすればするほど更に劣化します。
私が多用する「深度合成」モードでは、「合成画像」の RAW ファイルは作成されませんが、毎日のブログ掲載分など通常の画像まで RAW の「ブラケット画像」を合成するのは手間が掛かり過ぎるので、通常は JPEG のレタッチ(SILKYPIX の場合は、これも「現像」と呼んでいます)で済ませています。
 *1:ファイルを開かずにコピーしたり移動したりする分には、画質が劣化することはありません。

しかし、写真クラブの例会に提出する場合などは、少しでも画質の劣化を抑えるために、TIFF に変換してからレタッチすることが多いのですが、正直な話、余程大幅なレタッチをしない限り、例会提出の A4 プリントでは、私の目には違いが判らない(汗)ので、(RAW の「ブラケット画像」を合成するか否かに拘わらず)TIFF に変換してからのレタッチは、写真展出展(私の場合、基本は A3 ノビ)の時だけでいいのかも・・・?
 *レタッチソフトの中には、JPEG をレタッチする場合、そのソフト専用のフォーマットに自動的に変換してから
  レタッチを受け付けることで、画質の劣化を小さく抑えるものも多いようですから、そのようなソフトなら、
  わざわざ TIFF に変換する必要はなさそうです。

>このトリミングの話、ちょっと興味を持ちました。ついつい、後でとなってしまいますが、元画像の良さそうなもので早い内に試してみます。

この「縁側」掲示板には、「クチコミ掲示板」の「オリジナル画像(等倍)を表示」のような機能がなく、大きな画像を投稿しても縮小された画像しか見られないようなので、このスレッドに投稿したアオサギの画像をご覧頂いても、「補間拡大」の効果は判らないと思います。
是非、ご自分で「補間拡大」し、等倍以上のサイズで PC モニターに表示して、「補間拡大」していないものと比較して見てください。
 *SILKYPIX Developer Studio も、最新バージョンは「10」であり、「4」は流石に旧過ぎる気がしますし、お使いの
  フリーソフトの補間精度は判りませんが、ちょっと心配なので、Olympus Workspace で試される方が良いと考えます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

2020/7/26 08:43  [2322-42]   


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