
縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー」
紹介文
価格.comでの自分の書き込みとかメモっておきたいことなど、備忘録的なもの。
このページのスレッド一覧

番号![]() |
タイトル | 返信数 | 最終投稿日時![]() |
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[2311-66] | 斜入射特性から、カメラマウントを考える | 8 | 2022年4月7日 10:23 |
[2311-55] | 写真集とか写真展の感想 | 11 | 2023年11月26日 11:44 |
[2311-54] | センササイズと引き伸ばし | 0 | 2021年9月8日 19:22 |
[2311-53] | 高画素機計画頓挫 | 0 | 2021年7月22日 22:55 |
[2311-42] | 低照度画質について | 7 | 2022年4月7日 11:27 |
[2311-36] | 鉄道写真 | 5 | 2022年10月9日 10:46 |


価格.comのクチコミ掲示板でよく見る
「大口径マウントvs小口径マウント」のスレッド。
マウント径とセンササイズで持論を戦わせる方が多いけれども、
今回は、自分なりにセンサ側からマウント径を考えてみて、
主要フルサイズミラーレスマウントが何を狙ったのかを想像してみる。
2022/3/19 23:42 [2311-66]

フィルム時代には、レンズを通した光は、
まっすぐだろうが斜めだろうが、フィルムに当たれば感光した。
レンズが良ければ周辺までしっかり写った。
それは、レンズとフィルムの間にはシャッター以外遮るものがなかったから。
デジタルになって、今までのレンズの性能をうまく引き出せなくなった。
それは、デジタルカメラのセンサが、小さいピクセルの太陽電池に変わったせい。
太陽電池の周辺には制御回路、
太陽電池の前には、色フィルタ、集光用マイクロレンズ、
赤外線カットフィルタやローパスフィルタが重なり、その前にカバーガラスまで付くため、
斜めからの光が入りにくいためである。
これの対策として、
・レンズの光をなるべくセンサ各ピクセルの正面近くから当てる
・カバーガラスを薄くしたり集光用マイクロレンズを工夫する
・裏面照射型センサ、制御回路の配置などで光を遮らないように工夫する
などが存在する。
ソニーが裏面照射型CMOS発表時に説明していた内容だと、
入射角20°の斜入射特性で、表面照射型に比べて2倍の感度。だったかな。
なので、20°あたりの斜入射は表面照射型では影響があると思われる。
パナソニックの有機センサの資料によると、
裏面照射型CMOSの斜入射は30〜40°が限度らしい。
斜入射の限度に近くなると、
・光量が低下する=周辺光量落ちが厳しい
・画質が低下する=周辺解像度が落ち、画像の歪みや流れが増える
と、自分は理解している。
2022/3/20 00:04 [2311-67]

斜入射特性からカメラマウントの何を考えるか。
いわゆるフルサイズは縦24mm横36mmなので、画面四隅は、
センサ中心から21.63mm離れた場所である。
ここから、入射角を2、5,10、20、30°で、フランジバック長分だけ離れた場所の
マウント中心からの距離を求める。
各社マウントの標準レンズで後玉が大きそうなものを選び、
実測は難しいので、商品説明文や図からざっと半径を求める。
この後玉半径がどの程度の四隅での入射角に相当するのかをざっくり見る。
その結果とマウントの諸元から、特徴と得手不得手を想像する。
あたるも八卦、当たらぬも八卦。
2022/3/20 00:16 [2311-68]

まず最初は、ニコンZマウント。
マウント内径が55mm、フランジバックが16mm。
入射角 2°レンズ半径21.07mm、レンズ直径42.15mm
入射角 5°レンズ半径20.24mm、レンズ直径40.48mm
入射角10°レンズ半径18.85mm、レンズ直径37.71mm
入射角20°レンズ半径16.16mm、レンズ直径32.32mm
入射角30°レンズ半径13.63mm、レンズ直径27.27mm
なぜZを最初にしたかというと、
マウントの規格を決める際に、
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctの周辺画質を出す前提で設計して、
マウントの後玉有効最大径(Noctの後球径)43mmを定めているので、
説明用にちょうど良いから。
Noctの後玉径43mmは入射角2°未満の計算になるので、
隅々まで高解像なハイスピードレンズを
しっかりサポートということなのだろう。
また、レンズが43mmでマウント内径が55mmなので、
重量級レンズであるNoctをしっかり支える剛性を確保したか、
あるいは、将来フジGFX同様の中判センサを載せる腹積もりなのかも。
通常のレンズの場合はややオーバースペックか。
センサのカバーガラスが薄めなので、
表面照射型のZ5やオールドレンズ使用時でも、
周辺画質への影響が出にくいと思われる。
2022/3/20 00:43 [2311-69]

次は、ソニーEマウント。
マウント内径が46.1mm、フランジバックが18mm。
入射角 2°レンズ半径21.01mm、レンズ直径42.01mm
入射角 5°レンズ半径20.06mm、レンズ直径40.13mm
入射角10°レンズ半径18.51mm、レンズ直径37.02mm
入射角20°レンズ半径15.48mm、レンズ直径30.95mm
入射角30°レンズ半径12.63mm、レンズ直径25.27mm
最新のFE 50mm F1.2 GMの後玉径は、図から概算で約38mm。
入射角10°未満で作られている。
最新なので自社製裏面照射型センサ前提でしっかり性能を出してきているのはさすが。
ただ、気になるのは、マウント内径と後玉径の差が8mmと小さいこと。
初代α7はマウント部がたわむ問題があり、その後補強された経緯を持つ。
凝ったレンズ設計、物理強度に余裕がない、など、
ハードな使い方で課題がでる可能性がある。
αAマウントとの絡みもあり、
当初はAPS-C専用と公式で言われていたし、カバーガラスも厚め。
古めの明るいレンズなどでは、
入射角が大きめになる分周辺画質が低下しやすいと思われるので、
周囲をぼかすとか整理する工夫が必要ではあるけれど、
それさえできれば実用上ほぼ問題はないのではないか。
2022/3/20 01:07 [2311-70]

キヤノンRFマウント。
マウント内径が54mm、フランジバックが20mm。
入射角 2°レンズ半径20.94mm、レンズ直径41.87mm
入射角 5°レンズ半径19.89mm、レンズ直径39.78mm
入射角10°レンズ半径18.16mm、レンズ直径36.32mm
入射角20°レンズ半径14.79mm、レンズ直径29.59mm
入射角30°レンズ半径11.63mm、レンズ直径23.27mm
RF50mmF1.2の後玉径は、図から概算で約41mm。
入射角4°未満で作られている。
ソニーやニコンに比べて長めのフランジバックが入射角の小ささに繋がっている。
キヤノンが表面照射型CMOSで裏面照射型CMOSに並ぶ性能が出せているのは
センサの正面から光を入れやすいマウント規格の効果なのかもしれない。
だとしたら、昔のレンズでの周辺性能落ちがそれなりにある可能性がある。
カバーガラスの厚さは不明。
また、レンズが41mmでマウント内径が54mmなので、
重量級レンズをしっかり支えるマウント剛性は
マウント規格として確保してあると思われる。
2022/3/20 09:43 [2311-71]

ライカLマウント。
マウント内径が51.6mm、フランジバックが20mm。
入射角 2°レンズ半径20.94mm、レンズ直径41.87mm
入射角 5°レンズ半径19.89mm、レンズ直径39.78mm
入射角10°レンズ半径18.16mm、レンズ直径36.32mm
入射角20°レンズ半径14.79mm、レンズ直径29.59mm
入射角30°レンズ半径11.63mm、レンズ直径23.27mm
パナソニック LUMIX S PRO 50mm F1.4の後玉径は、図から概算で約32mm。
入射角17°未満と、他マウントに比べてきつめ。
ライカLマウントの場合、元々明るめのレンズが少なかったり、
純正でフィルムライカ各種のレンズを付ける前提のアダプタが出ていたり、
カバーガラスを1mm未満と非常に薄く作っていたりするので、
フィルム機時代のレンズがそのままの写りになるように、
入射角がある程度大きい前提でセンサ側を調整する形の
マウント規格なのかもしれない。
2022/3/20 11:49 [2311-72]

ここまでをざっくり踏まえて。
明るいレンズで周辺まできっちり解像させたいのなら、ZマウントかRFマウント。
明るいレンズで中央付近の主題以外をお気楽にぼかしたいなら、RFマウントかEマウント。
オールドレンズを楽しみたいなら、LマウントかZマウント。
重いレンズをあまり使わないまたは機材をどんどん買い換えていく人は、Eマウント。
というのが自分の見立て。
2022/3/20 12:01 [2311-73]

補足
Eマウントのところで
>古めの明るいレンズなどでは、
>入射角が大きめになる分周辺画質が低下しやすいと思われるので、
>周囲をぼかすとか整理する工夫が必要ではあるけれど、
>それさえできれば実用上ほぼ問題はないのではないか。
と書きました。
Webで実際の作例を探すと、
オールドレンズの広角側で、
周辺減光や紫の色かぶりが強めに出ている写真が多い印象。
これを味と割り切るか、フィルム機程度に写ってほしいと願うのかが、
Eマウント機の使用可否を分けそうに思えます。
2022/4/7 10:23 [2311-77]



2021/9/18 19:15 [2311-56] 削除

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【写真集】
We are here(ISBN 987-4-86541-048-8 C0072
)
発行:(株)赤々舎
撮影:馬場麿貴
表紙は3種類あるとのことで、自分が購入したのは赤。
一言で書くと「シン・ニンプ」とでもいうのかな。
風景とかスナップとかとマタニティフォトを組み合わせてた逸品。
数寄屋橋交差点に出現した妊婦が巨大化し、都内徘徊の後・・・。という、
ストーリー仕立て。
作者の意図は巻末に書いてあるのだけれど、
最後の1枚があるので、本当にそれだけ?と、かなり色々な捉え方ができる。
2021/9/18 19:15 [2311-57]

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【写真集】
Lemon Grass vol.1 (ISBN4-902537-01-X)
発行:(有)レモングラス 販売:(有)氏言葉
撮影:武田賢一
モデル:池内彩、中村由季、堀内梨弥子、浅岡美穂里、高久那蔦
ジュニアアイドル写真集。
一部のマニア向けにプレミアがついているらしい。
写真撮影に余り慣れない子がちょっと緊張した感じでポーズを取っている感じが初々しい。
瞳に星が入るようにレフも一部当てている。
ただ、そんな写真ばかりで、自然な表情とか、引いて雰囲気とかの写真は少ない。
これは商品性格上仕方がないともいえるけれど、
これらアイドルに縁がない自分から見ると、正直つまらない。
清純さとか若々しさとか、歳なりのエロスでもいいけれど、
もう一工夫欲しい部分がある。
あと、色校正を余り丁寧にやっていない感あり、色やコントラストがきつめ。
これは印刷ディレクター側の問題かな。
ここに載せる表紙は、コントラスト抑えて明るめで撮りました。
で、撮影された方は価格.com掲示板によくおいでになるのだけれど、
その方がアップされるお写真と比較すると、当写真集の方がまともに見えます。
理由はいくつか
写真撮影に余り慣れない子がちょっと緊張した感じでポーズを取るなら
初々しさと可愛げがあるけれど、
同じことを写真を撮られなれている成人女性にお願いすると、
無理に笑っている感が爆発してしまう。
写真集の頃は、
背景整理はAPS-Cとかm4/3辺りの感じにわざと残してある(でも機材は中判っぽい)。
これは個性だから悪くはないのだけれど、
最新機材でも同じように撮るのでよりあちこち解像するから、
今の写真はより撮っ散らかって見える。
撮影者が撮影に慣れたせいか、
最近は(といっても以前の写真が多いけれど)
写真集よりもやや近い位置から撮られている。
写真集はパーソナルゾーンぎりぎりの距離感のところ、
最近はパーソナルゾーンやや内側なので、
そこに作り笑いがあると、作品は不気味の谷を渡る。
もしかすると、
今後ジュニアアイドルを撮る際に使う技量の練習として、
成年モデル撮影を続けていて、
それを価格.com掲示板にアップしているのかな。
この撮り方のままだと、市の広報誌で使いにくいかもしれないので、
被写体によって撮り方を変えた方が良いかなとは思います。
自分も被写体によって撮り方を大きく変えられるようにしておこう。
そのうえで、変えられるけど今回はこれで、と言い切れるくらい、
自分の狂気を出す勇気を持てるようにしよう。
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表紙写真をつけ忘れたので、文書削除の上再アップ
2021/9/18 19:17 [2311-58]

【作品展】
秦瑞穂×福島裕二展 -素-
場所:アトリエY -青山-
奥に行くほど、段々カラーが減り、化粧が減り、
写真が大きくなり、ついに素を通り越す。
と感じたのは、ご本人が在廊だったから。
関係者の方と雑談している感じと比較すると、
最後の壁面の写真群は、
本人の素の一部を抽出したような印象を受けた。
福島裕二氏の目力を切り取る能力は凄いと思う。
2021/9/18 20:42 [2311-59]

【作品展】
藤里一郎 夏目響 写真展「Intangible」
場所:nine gallery
【写真集】
Intangible
発売元:藤里一郎写真事務所
撮影:藤里一郎
モデル:夏目響
藤里氏の独立25年記念ということで、
ローライフレックス(Planar75mmF3.5)にネオパン100 ACROSIIの正方形モノクロで
同じ大きさのプリントが並ぶ。
写真集も会場で購入し、プリントと見比べてみた。
影というか、翳り表現が凄い。写真集も凄いけれどプリントはさらに。
匂いとか気配とかの無形も含めて撮ったとのことだけれど、
なんといっても目、そして肌。
普通の写真集とか青年向け漫画とかだと、
普通の目が、とまどい、発情し、盛るあたりまでの表現なわけだけれど、
その先まで!
写真的には、ボケをうまく使って、
時々ピタっとピントが合った部分にドキっとさせられたり、
それを撮影している光景を想像して・・・とか。
中判のモノクロフィルムの淫靡さ凄い。
写真集も、会場で一読した方が良いです。
会場の写真を一通り見た後で写真集をしっかり見て、
後書きを読んだ後、会場の写真をもう一度見るのがお勧め。
2021/10/28 09:12 [2311-60]

【作品展】
GINZA ごみ展
場所:富士フォトギャラリー銀座
お仕事でスポーツフォトなどを撮られているAtsushi Kishimoto氏撮影の、
風景の中の吸い殻、空き缶、カップ麺のカップ、廃漁具などのごみ写真。
GINZAとあるのは銀座で開催しているからで、銀座のごみ写真ではない。
写真は、ひたすら美麗に撮って、光沢紙にピカピカときれいな陳列。
インスタ映え層には、環境への気づきになるかもとは思ったけれど、
正直、自分には刺さらなかった。
美麗すぎると、長く記憶に残らない。
ごみの不快さを剥き出しにしても良かったように思えた。
撮ったあと、拾えるゴミはできる範囲で掃除されているとのこと。
2022/2/8 06:49 [2311-63]

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【写真集】
Rose in December 12月の薔薇(ISBN 978-4-907004-00-2 C0072)
発行:(株)芸術新舎
撮影:中田聡一郎
詩 :堤理華
価格.com掲示板に時々書き込まれる、中田聡一郎氏
https://kakaku.com/auth/profile/profile.
aspx?NickName=%92%86%93c%91%8F%88%EA%98Y
砂防ダムなどのお写真を撮られているようなのだけれど、
それ以外のジャンルはどんなものを撮られているのだろう、と興味を持ち、
風景写真でなさそうなものとして内容不明のままアマゾンでポチった。
闇の中で走馬灯が走るようなイメージを持った。
敢えてピントを外し、手ブレや被写体ブレの写真を多用し、
ふと我に返る瞬間にだけピントが合った写真が混じる。
たまにはこんな写真集も楽しい。
2022/3/3 23:53 [2311-64]

以前見た、藤里一郎 夏目響 写真展「Intangible」でも、
今回見た、中田聡一郎 Rose in December 12月の薔薇 でも、
ボケやぶれの中に、何枚かピントを合わせて止めた写真が入っていた。
でも、その方向が異なるのを書きそびれた。
藤里氏の止めは、一連の動きの中のクライマックスに出てくることが多かった。
中田氏の止めは、興奮状態からふと我に返るタイミングで出てくる。
2022/3/19 23:35 [2311-65]

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【写真集】
木村伊兵衛 昭和を写す 4 秋田の民俗 田沼武能 編(ISBN4 480-03054-9)
発行:(株)筑摩書房(ちくま文庫)
撮影:木村伊兵衛
昭和20年代〜40年の秋田の民俗スナップ集。
名著だと思う。
カメラもレンズも撮影技術も昭和なわけで、
画質とかピント位置、ブレボケなどは
当然今の方が桁違いに良いのだけれど、
町や田舎の、この時この場所この表情を
この構図で切り撮れるというのは、
とんでもなく凄いことだ。
2022/6/16 12:44 [2311-85]

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【作品展】
チャーリィ古庄写真展:Clear for Take Off 光明の中、曉闇をついて赴くままに
場所:キヤノンギャラリーS
入口は整備工場でのエンジンなどが、色をほぼ落とした状態でずらりと並ぶ滑走路。
通路を右に折れ離陸すると、着陸機を上から眺めることができる。
そして雲の上には虹。というか、そんな感じに旅客機写真が並ぶ。
個人的には、雲間を行く羽田着陸機を上から撮って、
背景が新宿西口ロータリーってのにしびれた。
一番奥で旧機体のスライド上映。
デジタル投影なのになぜかちりや埃が結構写っていたので、
材料中のチャーリィ氏に質問してみた。
全体が退色はじまってしまって、きれいに取り切れない部分があるので、
敢えてそのままとのこと。
初回来場はステッカーを、
それを持参の上で再訪すると、ポストカードをいただけるらしい。
2022/7/7 19:10 [2311-88]

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【作品展】
高橋清写真展:Swan Scape
場所:富士フイルムフォトサロン東京 スペース1
風景写真とか、ペンタックスリコー写真年鑑でよく見かける方の、白鳥に絞った写真展。
寄って見ても凄いし、思いっきり下がって見ても凄い。
あと、近くて撮っているのに白鳥が警戒していないのも凄い。
・・・と、凄かった以上に衝撃を受けたのが、氏が10月に亡くなられていたこと。
会場においでになった奥様にご挨拶させていただき、
帰宅してからペンタックスリコー写真年鑑の氏の写真を見て・・・。
12/8まで。
2022/12/7 11:19 [2311-93]

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【作品展】
rinphoto★写真展 vol.3
場所:ギャラリーSpace Jing
写真家の佐藤倫子氏が主宰するグループのグループ展。
PHOTOHITOで繋がっている方が写真を出していると伺い、見に行くことに。
個々の写真は凄く良かった。東京駅とか噴水横並びとかホオズキとか。
ただ、会場レイアウトの上を思いっきり空けて、左右は同じサイズの額を密集で2段ぐるりのせいで、
写真が委縮してしまっていたり、しゃがまないと写真からの力を感じられなかったり。
それなら中央の椅子に座って鑑賞すれば良いわけだけれど、
写真媒体で時々お顔を見るような方々がピクトリコ談義に夢中で・・・。
写真を出しているみなさんの個展が見たい。
11/26まで
2023/11/26 11:44 [2311-106]



クチコミ掲示板『中判カメラは必要か?』
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001379935/S
ortID=24328816/
の中で、何人かの方が、
写真展などで大きく引き伸ばすには大きなセンサ、という論だった。
この考え方は確かにあるけれど、
自分が写真展を見た感じだと、そうも言えない部分あり。
例えば、写真家の井上浩輝氏が銀座ソニーでやっていた写真展のメインは、
ひたすら大伸ばしにして近くなくてもザラザラが見える、
1型センサ2000万画素機のRX10IIIのものだった。
例えば、写真家の藤里一郎氏の写真展は結構大伸ばしもあるけれど、
被写体の方に合わせてその日の撮影機材を、
中判だけで撮ったり、コンデジだけで撮ったり。
1回の撮影ロケ中は原則レンズを含めて機材変更はしないとのことなので、
この方の場合はセンササイズと引き伸ばしサイズの結びつきは弱いのだろう。
アイドル系写真展で一番中判作品を見かけるのは、
販売品のアイドル生写真を「チェキ」で撮ったもの。
一番小さいサイズでも6cmx4.5cmなんで、
実はフル645で、GFXより大きなフォーマットだったりする。
まぁ、一般論化なんてできないネタではあるし、
実際に中判で撮ることがそこそこあっても、
APS-Cや1/1.7型を使う自分も極端な側なので、
クチコミ掲示板には書きにくい・・・ので、ここに。
ちなみに、掲示板の余談ネタの中で自分は
|中判使いさんは、確か1冊、女性アイドル写真集をお出しになっていますよ。
|今、北海道と静岡県の古本屋さんに在庫があるっぽい。
って書いたけれど、
あの後その古本屋に、絶版でちょっと欲しかった写真集などをお安く見つけたので、
勢いついでに購入しちゃいましたw
自分はポートレートは撮らないし、
写真集より写真展が好きではあるけれど、
出版ネタとかの一環として見ても面白いかなと。
2021/9/8 19:22 [2311-54]



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予行 |
東京オリンピック開会式に合わせてブルーインパルスが飛ぶ。
それを都市風景としてフルサイズか中判の高画素機を買うかレンタルして撮ろうと、
機種選定を進めてきたのですが、
コロナ禍で都心に撮りに行けなくなってしまったので、この計画は頓挫しました。
新宿タカシマヤの上か、四谷三丁目の消防博物館の上から撮りたかった。
残念。撮影機会も、撮影機械も。
ブルーインパルス自体は、都内を広域に飛行してくれるから、
P950でなんとか撮れなくはないけれど、
換算2000mmだと大気の揺らぎが凄くてどうにもならない。
価格.comクチコミ掲示板で、高画素機導入検討について過去自分は書いていたので、
本番の飛行前に計画が頓挫したこともどこかに残しておかないとと思い、ここに。
2021/7/22 22:55 [2311-53]



ペンタのK-3IIIを買って、自分の用途では問題のない高感度画質を確保した。
でも、一般的には、評価レビューサイトの数値がものをいう。
Photons of Photosの同機の低照度ISOが11433と、これまたとんでもない数値なのだけれど、
素とかNRとか等倍とか鑑賞サイズとかで、皆さんご持論ある模様。
もちろん自分にもそれはあるわけで、ここにちょっとまとめておこう。
2021/5/2 16:23 [2311-42]

センサーは光を受けて信号を発生する。
これがRAWになるまでに色々なノイズが入って、さらに画像処理が入る。
各測定サイトが使用するのは、この画像処理結果のRAWファイル。
ノイズは、固定で発生するノイズと、ランダムで発生するノイズがある。
熱由来のノイズとか途中の配線や機器レイアウトに起因するノイズはほぼ固定。
高速連写などで電源やアースが不安定になるとかの場合、
ランダムなノイズが発生することがある。
ISOを上げると、信号と一緒にノイズレベルも上がる。
現像プロセッサに届いたノイズ付き信号は、
ベイヤーなどのセンサ配列から計算で各画素ごとのRGB値に変換される。
像面位相差AF画素やピクセルマッピングでの欠損画素などの補完も行われる。
その際に各社最低限のノイズリダクションをかけたりするが、
そのかけ方(どの部分にどんな方法のNRをかけるか)は各社で異なる。
この結果がRAWに記録される。
評価サイトでは測定結果に一貫性を持たせるため、
同じ被写体を同条件で撮ったものを同一サイズに縮小して
信号レベル/ノイズレベルをダイナミックレンジとして計算して、
それが一定値を上回るISO値を指標として用いている。
2021/5/2 16:42 [2311-43]

ノイズリダクションには、ディティールを失うものと失わないものがある。
画像をぼかす。ノイズと判断したピクセルを周辺色で塗りつぶす。
画像1枚で行うノイズリダクションはほぼこれ。ディティールは失われる。
多重露光で「平均値」を求める。
固定ノイズは消せないが、ランダムノイズが撮影枚数に応じて下がるので、ディティールは残る。
なお、夜景の比較明合成では、ランダムノイズが加算されて画質が悪くなる。
高画素で撮影する。
単一の画素サイズが小さくなるので等倍ノイズは悪化するが、
高画素なので元のディティールも詳細に記録できる。
鑑賞サイズに縮小する際のノイズ低減が上回るため、
鑑賞サイズでのディティールは残る。
ダークノイズ減算(長秒時NR)
主に夜景や天文で使われる。
撮影画像の他に、同条件でシャッターを閉じた状態の撮影画像(ダーク画像)を用意する。
ダーク画像にはセンサや回路による固定ノイズが含まれるため、
撮影画像からダーク画像を減算することで信号分を取り出す。
天文では複数枚の撮影画像を用いて画像を生成する関係で、
ダーク画像を都度撮影する必要は少ない(合成画像の最後にダークノイズ減算すれば良い)。
ディティールは残る。
その他NR
個々の回路で発生するノイズ量をあらかじめ計算または測定しておき、
条件に合わせて減算する。ディティールは残る。
2021/5/2 17:03 [2311-44]

各評価サイトは、過去の測定ならびに計算による理想的なセンサ性能表を保有しており、
各機種の測定データがこれに対して不自然な場合は、
ノイズリダクションがかけられていると判断する。
この場合にどう評価するかは、サイトにより異なる。
RAWにはなるべくノイズリダクションがかけられていないことを望むサイトでは、
ディティールの有無に限らず、NR量によって評価が下がる。
撮影画像の評価が中心のサイトでは、
ディティールの有無に重きを置いた評価となる。
2021/5/2 17:08 [2311-45]

鑑賞画質と等倍画質で、価格.com掲示板が荒れることがある。
これは、評価サイトの評価軸がほぼ鑑賞画質であるために、
等倍で画像を見た人が違和感を覚えることが発端のことが多い。
全体の鑑賞画質なのか、等倍画質なのか、
評価サイトの数値なのか、自身撮影での評価なのか、
何をどう撮影した結果か。
各人持論があるわけで、統一見解なんか出るわけがない。
なので自分も、自身の考えをここに書いている訳。
みんな違うから面白い。
2021/5/2 17:14 [2311-46]

実は、ここまでが前振りです。
評価サイトの低照度ISOは鑑賞サイズでの話。
なら、等倍サイズ鑑賞での低照度ISOでいろいろ見てみよう、という提案。
方法は簡単で、
測定サイトの低照度ISOを、そのカメラの有効画素数(万単位)で割る。
ここではこれを等倍低照度ISOとします。
自分はPhotons of Photosさんの情報を基に計算してみました。
センササイズに関係なく、面白いくらい、グループ分けができます。
高画質(等倍低照度ISOが4以上)
ソニーα7S (35mm) :4.99
ソニーα7Sm3(35mm) :4.50
ペンタックスK-3m3(APS-C):4.44
シグマfp(35mm) :4.01
中画質(等倍低照度ISOが2以上)いわゆるフルサイズ画質
ソニーα7m3(35mm) :2.65
キヤノンEOS R6(35mm) :2.52
ペンタックスKP(APS-C) :2.50
ルミックスS5(35mm) :2.47
ソニーα9m2(35mm) :2.36
ニコンZ6m2(35mm) :2.16
ペンタックスK-1m2(35mm):2.11
標準画質(等倍低照度ISOが1以上)いわゆるAPS-C画質
フジフイルムX-E3(APS-C) :1.49
ソニーα7Rm3(35mm) :1.36
ルミックスG9(m4/3) :1.33
フジフイルムX-T3(APS-C) :1.25
オリンパスE-M1m3(m4/3) :1.21
フジフイルムGFX50R(中判):1.21
キヤノンEOS R5(35mm) :1.21
ソニーα6600(APS-C) :1.21
ニコンZ50(APS-C) :1.15
ソニーα1(35mm) :1.04
フジフイルムGFX100(中判):1.02
ペンタックス645Z(中判) :1.00
等倍より高画素優先画質(等倍低照度ISOが1未満)
ニコンZ7m2(35mm) :0.91
ソニーα7Rm4(35mm) :0.78
キヤノンEOS M6m2(APS-C) :0.69
その他
ペンタックスK-3m2(APS-C):0.58
ペンタックスQ7(1/1.7型):0.32 ※自分のメイン機
こうやって見ると、良いm4/3が通常のAPS-C以上の等倍画質を持つこともわかるし、
高速連写機は等倍画質で不利なのもわかるし、
今のソニーセンサーがAPS-C2600万画素の等倍画質を基準にスケールしていることもわかる。
2021/5/2 17:58 [2311-47]

で、K-3IIIが、多分ソニーAPS-Cセンサーなのになぜ等倍低照度ISOが4以上名乗って部分。
考えられるのは
・アクセラレータ
・一眼レフなので露光時以外非通電(温度が上がりにくい)
・高速連写といっても秒12コマどまりなので、データ転送に無理をしていない
だと思う。
アクセラレータは、多分
K70の頃に出願された特許出願 2014-129510をもとに、
分割申請して特許6551590として登録された技術。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/
PU/JP-2018-182764/C895F54EF7272A59E3BD1D
81887A9315FB5F8CDA997C4464C41ADF9A857640
A3/11/ja
ざっくり書くと、上記ダークノイズ減算用の画像を前もって画像DBにしておいて、
ISOやSS、センサ温度などに応じてこれを使って減算する技術。
想像通りなら、
センサと回路で発生する固定ノイズとランダムノイズのうち、固定ノイズ部分を、
信号のディティールを残したまま、ほぼ消去できることになる。
これを実現するためには、
カメラの組み立てが終わってファームなどを入れた後、
SR位置の調整などと同じレベルで、カメラごとのDB登録をしているはず。
特許中では減算画像が2種あるので、
片方がすでに分かっている特性からのダーク画像DB、
片方がカメラごとの特性からのダーク画像DBとして、
これを計算で減算用ダーク画像とすると想像している。
まぁ、実際、実用面で大きな問題がなければ
理論なんて使用者には関係のない話。
それに、等倍低照度ISOとか求めても、
正直、0.5違うならちょっと違うかもと言えるかもという程度の差。
今後、もっともっと各社低ノイズ高ディティールのカメラになるだろうし、
これが低くても、今でも普通に撮れるわけで、
気にしすぎないのが大事。
2021/5/2 20:05 [2311-48]

3カメラを追加。
ニコンZ9(35mm): 0.91 等倍より高画素優先画質(等倍低照度ISOが1未満)
Z7m2と同レベルなので、この辺りがニコンの考える等倍画質下限なのかも。
キヤノン EOS R3(35mm) : 2.75 中画質(等倍低照度ISOが2以上)いわゆるフルサイズ画質
EOS R6を上回る辺りに、キヤノンの文化(性能特化より全体底上げが好き)を感じます。
OMDS OM-1(m4/3) : 1.18 標準画質(等倍低照度ISOが1以上)いわゆるAPS-C画質
高速分E-M1m3を下回るが、しっかり画質を確保しているのはさすが。
2022/4/7 11:27 [2311-78]



K-3IIIのAF-C試写をクチコミ掲示板に上げてみた。
K-3III試写(鉄道をダラダラ連写)
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000035513/S
ortID=24106377/
そうしたら、連写をダラダラ掲示板に貼らないで(ごもっとも。反省しています)の他に、
鉄道撮影が好きな方から、
鉄道写真としてもう少しきちんと撮ってほしい旨ご指摘があった。
三脚で風景として構図を作って置きピンでだと、試写にならないんだけれど、
そもそも、自分はまともに鉄道写真撮っていない。
出かけた先で電車がいればもちろん撮るけれども、
光の加減とか、編成美とかは抜けているし、そういう写真は他の方のを眺める主義。
そのうちタイミングが良ければ、そんな写真も撮れるかもだけれど、
今まで撮ったものはこんな感じというものを。
2021/4/29 10:23 [2311-36]

