
縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー」
紹介文
価格.comでの自分の書き込みとかメモっておきたいことなど、備忘録的なもの。
このページのスレッド一覧

番号![]() |
タイトル | 返信数 | 最終投稿日時![]() |
---|---|---|---|
[2311-87] | ドライなキヤノン | 0 | 2022年7月7日 06:58 |
[2311-79] | ニコンのZ、ロシアのZ | 5 | 2022年5月25日 06:25 |
[2311-76] | ペンタックスが結構心配 | 3 | 2022年12月21日 09:13 |
[2311-75] | ソニーαが少々心配 | 0 | 2022年3月26日 22:30 |
[2311-74] | 信頼のサンディスクとはよく聞くけれども | 0 | 2022年3月20日 23:20 |
[2311-66] | 斜入射特性から、カメラマウントを考える | 8 | 2022年4月7日 10:23 |

前のページへ|次のページへ

![]() |
---|
品川に行く機会があり、インターシティ内のキヤノンに寄ってきた。
本社ショールームは、
コロナ以前はEOS各種、PIXUS各種など、コンシュマー品を展示していたが、
今は、企業向けICT製品群の展示になっていた。
カメラはというと、ギャラリーを抜けた奥、
カメラ修理受付の脇のテーブルに少しだけ。
PIXUSは一切展示もない。
この春に閉まった、リコーイメージングスクエア東京の
ギャラリー閉鎖後の修理コーナーの方がまだまし。
向かいのニコンミュージアムが、
残留思念というか霊廟というか、
Zの展示がほぼない後ろ向きなのと比較すると、
前向きといえば前向きなんだけれど、
個人向け商品は既に本業ではないと割り切ったドライさを感じた。
EOS R7は、R6に比べるとシャッターショックを結構感じた。
シャッター自体の振動抑止より、
シャッターの振動をIBISで相殺する割り切った造り。
2022/7/7 06:58 [2311-87]



をごちゃっと混ぜ、気の利いたブラックジョークのつもりだったのだろうか。
よく行く掲示板が当然のように炎上状態になった、
ブラックジョークは風刺として当然にあるけれど、
それは風刺(貶める)対象が少数の上位者で、ある程度の公的な性格を持つ必要がある。
そうでないとただのいじめ。
今回、対象がニコンZマウント機ユーザだったから、
風刺にもジョークにもならずに、ひがみからのいじめ成分多めに見えた。
また読み手側も、心に余裕がないとこの手のことに寛容になれないわけで、
経済停滞やコロナでみな余裕がないから、さらによく燃えた。
この場合の反応は、自身の過剰反応分を全部他人に押し付けることが多いわけで、
本来は、書き込む前に少し時間を置くなりした方が良いけれど、
余裕がないから脊髄反射。
自分もなりがちだから、気を付けねば。
心に余裕を。
で、本論。
ニコンのZ、ロシアのZ。自分は同じ根っこだと思っていたりします。
最初は部隊識別だったのかもしれないけれど、今やZは不退転の勝利への印。
日露戦争で東郷平八郎がZ旗を掲げて、ロシアのバルチック艦隊に勝った。
プーチンがこの話を知らないはずがなく、同じ方向にZを持って行った印象が強い。
一方のZマウントもZ旗が由来のひとつ。
どちらも根っこが東郷平八郎のZ機風味だから混ぜやすいのはわかるんだけれども、
お寺の卍とナチスのカギ十字(由来は同じ)を混ぜるのが危険なのと同様に、
使用には細心の注意を。
2022/5/11 06:37 [2311-79]

民族浄化的なところまで踏み込みつつある正義感の方がおいでになり、心配。
清濁ごちゃごちゃの中で自身の意見を伝えたいなら、
民族浄化的な手法は悪手なんだけど。
2022/5/12 19:50 [2311-80]

自分も他の方も1参加者にすぎない。
管理者権限は価格.comなわけで、
掲示板でやらずに、運営に通報とか、
本当に大きな問題と考えるなら、
裁判所を使って正式に運営に書き込み者の情報開示を求めれば良いわけ。
どこまでやる気があるのだろう。
今回のことを個人的にまとめると、
・ブラックジョークを混ぜたつもりが、傾奇が下手だったので切れられた。
・ブラックジョーク側は、(加害者側だから当然のように)認識が薄い(ありがち)。
・切れた側は個人でどう感じたかを超えて過剰反応。でもそれに気づけない(ありがち)。
2022/5/12 20:00 [2311-81]

追記その1です。
芸術は美術と違い、不快な気持ちを含んだ表現がままあります。
戦争の悲惨さを描いた多くの絵画もそうですし、
例えばバンクシーが自作のオークション時に
落札直後に額縁に仕込んだシュレッダーを起動させて絵を半分裁断した件もそう。
当時は大ショック。
でも今は芸術史に名が残って作品価値が大きく上がった。
芸術では、作品と作家の人間性を分けて考えた方が良い場合があります。
モーツァルトとか石川啄木とかの例が有名ですが、
性格が極端だったり、社会的に破綻していたり。
でも作品に光るものがあるなら、パトロンが支援したりするし、
そこまででない人は自力で発表機会をひねり出す。
表現者は、表現したものに責任を持ち、批判を甘んじて受ける必要がある。
極端な例だと、例えば三島由紀夫。
パトロン側も、数寄者のように癖が強い人が
後世にそのコレクションを残すことができます。
・・・という感じで、
表現するときも、それを鑑賞するときも、
自身に常識があると思っていると、つまらないし、つまづくことがままあります。
自身が正確破綻者、狂気を持っていると認識したうえで芸術に接するのが、
この手の騒動を回避するコツだと思っています。
自分は狂気が足りないので、もう少しドロっとしたものを表に出していきたい所。
難しいのは、こういう狂気を表に出して批判されたときに、
つい、保身とか責任転嫁に走りがちで、ここは踏みとどまりたい。
例えば今回の騒ぎだと、
・表現者側は、批判への言い訳として、他組織のせいと責任転嫁に走った。
・批判者の数人は、表現者と運営とスレッド主に責任を押し付けた。
・批判者の数人は、自身と異なる批判者に対して、レッテルを貼り民族浄化に動いた。
・表現者、批判者、スレッド主、そして削除状況から見て運営にも、逃げ道が見える。
もちろん自分も
・掲示板にこの書き込みをしない時点で逃げている。
ので、自分チキンだなぁと思う。
ぱふとふゅーじょんぷろだくとの分裂とかコミケ分裂とか東京BBSの騒動とか、
当事者から話を聞いたり見聞きしたり体感したり巻き込まれたりした中で、
もう少し寛容でもう少し狂気を自覚した上で強く表現できていたら、
自分はもう少しましな表現者、ましなパトロンになれただろうか。
2022/5/14 09:35 [2311-82]

追記その2です。
こういう時は運営に!っていうのは正論なんだけれども、
実は運営はそれどころじゃないという話。
価格.comは、非常に大規模な商品データベースに掲示板がおまけについている。
これらの維持費は関連サイトを含めて、
広告だったりショップからの売買成約時の報酬だったりで賄っているわけだけれど、
今、コロナで外出はしないし消費も少ないし、
半導体不足で、売る商品が市場にないから価格を比較する意味も減ったし、
日本の経済沈没で、商品が売れなくなっている。
つまり、価格.comは金銭的にかなり厳しいと思われます。
例えば、関連サイトにPHOTOHITOという写真投稿サイトがあるけれど、
この4月にTwitterとFacebookページの公式アカウントを閉鎖しています。
SNSがその宣伝のキーとなる公式アカウントを維持する人件費が出せない状況。
サーバ費用は極論すると保存データ量で、
商品DBは根幹だから、ジャンル消滅しない限り最後まで増え続けると考えると、
PHOTOHITOやこの縁側、クチコミ掲示板から先に消すのだろうなとは思います。
運営の対応をしっかり!って望むなら、
まずは自身の収入を上げて価格.com経由で製品をどんどん買って、
そのレビューを(新規購入者の購買意欲が)ある程度早めの時期に上げましょう。
2022/5/14 09:56 [2311-83]

追記その3です。
今回の騒ぎのブラックジョーク崩れ。
構図としては
・一眼レフユーザがミラーレス(最新機)に挑むドン・キホーテなストーリー。
・時事ネタ、戦争絡み(ネガティブなイメージ)
・上記2つを特定製品にリンク
・荒い言葉遣い
だったわけで、
少し時間が経って、落ち着き始めたようなので、
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=2472
4530/#24759730
を投稿してみました。
自分の中では、フジX100VのPV炎上直後に、
街撮りをチェックするためにモノクロで渋谷スナップしたのに近い行為だったりします。
こういう騒ぎの時に状況を切り分けて反応を確認しておかないと、
「似ている書き込みは全自粛すべき」と考える方々に押し切られかねないと
思っているので、
自分の表現の範囲で問題ないかな?は確認したいというわけ。
今回の構図としては
・一眼レフユーザがスマートフォン(最新機)に挑むドン・キホーテなストーリー。
・時事ネタ、戦争絡み(カメラのシャッターで大統領専用車と撃ち合い)
結果、特段どなたも問題視されていないように見えるので、
やはり特定製品へのリンクと荒い言葉遣いの影響が大きかったのだろう。
あと、自分がチキンなのでそもそも破壊力も浸透力もない点も大きいか。
2022/5/25 06:25 [2311-84]



掲示板に書くほどのネタではないので縁側です。
ペンタックスが直販とかクラウドファンディング中心に移行して、
それ自体は正しいし応援する所ではあるけれど・・・。
初のクラウドファンディング
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_inf
o/2022/20220323_031717.html
https://ubgoe.com/projects/146
の、PENTAX K-3 Mark III Jet Black Edition
ファンミーティングで販売を決めて、限定232台とかなり絞って、
3/25-4/27でファンディング中なんですが、
4/7朝時点でパートナー48人で50台、残り182個。
いつでも買える感が出てしまっている。
ブランドイメージを高めるとか今後限定企画が続くのならば、
急がないと買い逃す程度に数量を絞る必要があるわけで、
成約状況から見て今回は50-70台程度が適正と思われる。
自分は、ホットシューカバー PENTAX O-HC177 Blackを
K-3IIIとKP用に2つ購入したけれど、
限定2000個でパートナー118人154個、残り1846個と、これも厳しく。
見込みとか戦略がまだ甘いのだと思う。
この甘さが結構心配です。
2022/4/7 10:01 [2311-76]

クチコミ掲示板に書くほどのことでないので、縁側です。
K-3iiiやK-1ii向けに、特定レンズ向けのカスタムイメージが出ているけれど、
自分には正直、苦肉の策に見える。
今までは、THETAやGRとある程度のどんぶり勘定ができたと思われるPENTAX。
この春から、THETAはリコー本体に移され、
GRとPENTAXもリコーイメージング内での分離が行われた印象で、
実際、PENTAXクラブハウスではGRは修理点検受付程度しか扱わなれないし、
店頭展示品を引き上げた中古を販売したりと、生き残るためにあがいている。
新カスタムイメージの対象レンズは、2022年06月23日付のリリースによると
■夏:夏天(KATEN)
HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR
■秋:九秋(KYUSHU)
HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited
HD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited
HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited
■冬:
HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
■春:
HD PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC
WR
となる。
これらのレンズの名前を眺めていると、なんとなく
倉庫に在庫が積まれているものを中心にレンズが選ばれていて、
その中でも状況が切実な物から先にカスタムイメージを与えている印象を持った。
新レンズや新たにHD化したものは、生産したロットの大半が倉庫にあるだろう。
HD DA40mmLtd.は、smc DA40mm XSというスーパー撒き餌レンズの影に隠れ、
HD DA70mmは、FA77mmとのカニバリズムで負けているレンズだ。
広角マクロは望遠マクロに対して売りが弱いし、
何より標準ズームの影に隠れるラインナップだ。
人気のFA77mmとDA20-40mmは最後にして、尻すぼみにならないよう配慮。
春までに(というか、九秋の対応レンズの多さを考えると2022年内に)、
新カスタムイメージで在庫レンズが売りあがらないと・・・ということなのかも。
他方、在庫レンズがある程度売れれば、対応レンズを増やしてくれる可能性があるだろう。
なぜ、在庫レンズ販促で新カスタムイメージなのかというと、
・ターゲットとするレンズを特定できる
・ボディの買い替え、買い足しを期待できる
・ソフトウェアなので、倉庫在庫は増えないし、PENTAXのお財布にやさしい。
・技術者の技術継承
冬のボーナスで1本買うか。
2022/10/19 14:35 [2311-91]

![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
九秋 | 鮮やか | 九秋 | 鮮やか |
秋の最後の日、九州の雲仙でカスタムイメージ「九秋(KYUSHU)」を使ってみた。
色彩豊かな秋の風景や情景、
秋のはかなさを表現する色彩表現を目指したカスタムイメージという触れ込みで、
確かに鮮やかでの色飽和は解消するけれど、
これならナチュラルでも良いかという色。
と考えると、紅葉とは別の何らかの意図があるはず。
紅葉の現物からすると、
九秋は、液晶だと色が沈みすぎ、有機ELのやや派手な画面の方がより自然になる。
こう考えると色づくりをプリントや液晶基準から、
スマホや有機ELなどの広色域モニタに移す準備なのかも。
また、色の転び方からすると、
シグマのティールアンドオレンジをやや抑えたというか、
フジのクラシックネガとかに近い、
「ネガフィルムのプリント色」に属する色味。
自分はフィルム機が実働中なので、この手の色はフィルムを使えば良い。
最近ペンタックスは、クラブハウスでフィルムカメラ体験会を繰り返しやっているから、
この辺りと関係しているのかもしれない。
例えば将来、K-1II後継機にあわせて、
シャッターより前の部分の設計を共用するフィルム機を
クラウドファンディングで限定生産するとかは、妄想しても良いだろう。
2022/11/10 09:02 [2311-92]

フィルムカメラのプロジェクト、本当にあったのね。
工場のラインとか、金型とか、仕掛品や在庫の棚卸資産の問題があるから、
当初はOEMのボディに自社コーティングのレンズかなと思っているけれど、
まずは出たら1台買いましょう。
2022/12/21 09:13 [2311-94]



掲示板に書くほどのネタではないので縁側です。
Eマウント径がという話でもないです
(より凝ったレンズ設計と高原価を量販で吸収しているので)。
昨年のiPhoneで、4K 30fpsのProRes422HQが撮れるようになりました。
ProRes422HQはCMなどの納品に使われているフォーマットだから
素材から納品まで同じフォーマットで作業できた方が効率よく、
ここは各社サポートしたい所。
ということで、各社の今年のカメラの流行は、
4K以上の画素数ProRes422HQとなりそうな雰囲気です。
で、これの内部記録に対応するためには、
CF ExpressのタイプBでも、古めのカードでは速度が足りず、
理論転送速度により近い、最新のカードにする必要があったりします。
CF ExpressのタイプAの理論転送速度はどうやっても速度が足りない。
ソニーαはCF ExpressタイプAだから、
ライバル各社はこの部分を突いてくるでしょう。
となると、どこかで片側のスロットがCF ExpressのタイプBなど
より高速なものに変わりそうな気がします。
その時に、もう片方がCF ExpressのタイプA/SDになるのか、
CF ExpressタイプAかSDかを切り捨てるのか。
切り替えはうまくいくのか。
少々心配です。
2022/3/26 22:30 [2311-75]



![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
右に行くほど古い。壊れたのは中央。 | 挿入時にロックスイッチ付近が破断しやすい印象 | トランセンドにも圧迫跡はあるがサンほどの劣化はない |
価格.com掲示板でSDメモリカードの相談があった場合、
大抵は、信頼のサンディスクがお勧めとなる。
サンディスクは、パナソニック、東芝と共同でSDメモリカードを立ち上げた所で、
実際に、速くて高信頼性のあるカードを作って来て、
自分もヨドバシなどでリテール品を購入して使ってはいるのだけれど・・・。
他社カードの場合、半導体が飛んだりしてデータ消滅することがあるが、
サンディスクでは経験したことはない。
でも、サンディスクのSDカードは、
ロックスイッチがなくなって書込み保護になることが、他カードに比べて非常に多い。
今回もまたこれが発生した。
天板が薄いせいだとなんとなく思っている。
◆
手元にある初期のSDカード(パナソニックの512MB)を見ると、
カード厚の上1/3が天板となっており、天面がしっかりしている。
容量が4GBになった頃には、各社天板が薄くなった。
カードを上半分、下半分として、上の天板の厚みを薄めというメーカーもあるし、
底板からカード上まで一体成型して、薄めの天板をその内側にはめ込むメーカーもあるが、
大容量チップを収めるために各社工夫をしたのだとは思う。
この頃から、サンディスクの天板は他社に比べて、薄くたわみやすくなった。
SDカードは、挿入時に端子方向からの力を受けるし、
動かないように保持されるし、
また、ロックスイッチの状態検出用に左から物理的に力が加わるため、
ロックボタン周辺に歪が集中しやすいのだとは思うのだけれど、
サンの場合、ここの劣化が早く発生する印象が強い。
そして、カメラかカードリーダに挿入した瞬間に、
この部分が破断してロックボタンが動いたり外れたりする。
挿入時に発生するトラブルゆえ、
撮影1枚目またはカードリーダ挿入時に発覚するものの、撮影中にデータは消失しない。
予備カードを持っていればそんなに心配することはない。
天板の厚みは、手元の最近購入のものだとプログレードはしっかりしている。
トランセンド、東芝(現キオクシア)は、やや薄めだがたわみは少ない。
直近で買ったサンのExtreme(150MB/s 128GB)の天板は、やはり薄くてよくしなる。
比較用に、壊れたカード前後に購入したカード(サンディスクとトランセンド)の
写真を撮ってみた。
トランセンドにも力が加わった跡はあるが、
購入が古いのにサンほどの劣化はなく、天板のたわみも少ない。
壊れたものより後に買ったサンのV30のExtreme PRO 64GBは
今のところ大丈夫ではあるが、
ちょっと歪が蓄積し始めているような凸凹とか
線状のものが見えるような見えないような(気にし出すと見える気がするというレベル)。
◆
壊れたカードの代わりには予備カードをあてがうとして、
新たな予備カードはどこにしよう。
ヨドバシやビックカメラで、ついポイントでリテール品を交換するせいで、
サンが多くなるわけだけれど、
レキサーとかソニーのTOUGHとかを試してみても良いかも。
2022/3/20 23:20 [2311-74]



価格.comのクチコミ掲示板でよく見る
「大口径マウントvs小口径マウント」のスレッド。
マウント径とセンササイズで持論を戦わせる方が多いけれども、
今回は、自分なりにセンサ側からマウント径を考えてみて、
主要フルサイズミラーレスマウントが何を狙ったのかを想像してみる。
2022/3/19 23:42 [2311-66]

フィルム時代には、レンズを通した光は、
まっすぐだろうが斜めだろうが、フィルムに当たれば感光した。
レンズが良ければ周辺までしっかり写った。
それは、レンズとフィルムの間にはシャッター以外遮るものがなかったから。
デジタルになって、今までのレンズの性能をうまく引き出せなくなった。
それは、デジタルカメラのセンサが、小さいピクセルの太陽電池に変わったせい。
太陽電池の周辺には制御回路、
太陽電池の前には、色フィルタ、集光用マイクロレンズ、
赤外線カットフィルタやローパスフィルタが重なり、その前にカバーガラスまで付くため、
斜めからの光が入りにくいためである。
これの対策として、
・レンズの光をなるべくセンサ各ピクセルの正面近くから当てる
・カバーガラスを薄くしたり集光用マイクロレンズを工夫する
・裏面照射型センサ、制御回路の配置などで光を遮らないように工夫する
などが存在する。
ソニーが裏面照射型CMOS発表時に説明していた内容だと、
入射角20°の斜入射特性で、表面照射型に比べて2倍の感度。だったかな。
なので、20°あたりの斜入射は表面照射型では影響があると思われる。
パナソニックの有機センサの資料によると、
裏面照射型CMOSの斜入射は30〜40°が限度らしい。
斜入射の限度に近くなると、
・光量が低下する=周辺光量落ちが厳しい
・画質が低下する=周辺解像度が落ち、画像の歪みや流れが増える
と、自分は理解している。
2022/3/20 00:04 [2311-67]

斜入射特性からカメラマウントの何を考えるか。
いわゆるフルサイズは縦24mm横36mmなので、画面四隅は、
センサ中心から21.63mm離れた場所である。
ここから、入射角を2、5,10、20、30°で、フランジバック長分だけ離れた場所の
マウント中心からの距離を求める。
各社マウントの標準レンズで後玉が大きそうなものを選び、
実測は難しいので、商品説明文や図からざっと半径を求める。
この後玉半径がどの程度の四隅での入射角に相当するのかをざっくり見る。
その結果とマウントの諸元から、特徴と得手不得手を想像する。
あたるも八卦、当たらぬも八卦。
2022/3/20 00:16 [2311-68]

まず最初は、ニコンZマウント。
マウント内径が55mm、フランジバックが16mm。
入射角 2°レンズ半径21.07mm、レンズ直径42.15mm
入射角 5°レンズ半径20.24mm、レンズ直径40.48mm
入射角10°レンズ半径18.85mm、レンズ直径37.71mm
入射角20°レンズ半径16.16mm、レンズ直径32.32mm
入射角30°レンズ半径13.63mm、レンズ直径27.27mm
なぜZを最初にしたかというと、
マウントの規格を決める際に、
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctの周辺画質を出す前提で設計して、
マウントの後玉有効最大径(Noctの後球径)43mmを定めているので、
説明用にちょうど良いから。
Noctの後玉径43mmは入射角2°未満の計算になるので、
隅々まで高解像なハイスピードレンズを
しっかりサポートということなのだろう。
また、レンズが43mmでマウント内径が55mmなので、
重量級レンズであるNoctをしっかり支える剛性を確保したか、
あるいは、将来フジGFX同様の中判センサを載せる腹積もりなのかも。
通常のレンズの場合はややオーバースペックか。
センサのカバーガラスが薄めなので、
表面照射型のZ5やオールドレンズ使用時でも、
周辺画質への影響が出にくいと思われる。
2022/3/20 00:43 [2311-69]

次は、ソニーEマウント。
マウント内径が46.1mm、フランジバックが18mm。
入射角 2°レンズ半径21.01mm、レンズ直径42.01mm
入射角 5°レンズ半径20.06mm、レンズ直径40.13mm
入射角10°レンズ半径18.51mm、レンズ直径37.02mm
入射角20°レンズ半径15.48mm、レンズ直径30.95mm
入射角30°レンズ半径12.63mm、レンズ直径25.27mm
最新のFE 50mm F1.2 GMの後玉径は、図から概算で約38mm。
入射角10°未満で作られている。
最新なので自社製裏面照射型センサ前提でしっかり性能を出してきているのはさすが。
ただ、気になるのは、マウント内径と後玉径の差が8mmと小さいこと。
初代α7はマウント部がたわむ問題があり、その後補強された経緯を持つ。
凝ったレンズ設計、物理強度に余裕がない、など、
ハードな使い方で課題がでる可能性がある。
αAマウントとの絡みもあり、
当初はAPS-C専用と公式で言われていたし、カバーガラスも厚め。
古めの明るいレンズなどでは、
入射角が大きめになる分周辺画質が低下しやすいと思われるので、
周囲をぼかすとか整理する工夫が必要ではあるけれど、
それさえできれば実用上ほぼ問題はないのではないか。
2022/3/20 01:07 [2311-70]

キヤノンRFマウント。
マウント内径が54mm、フランジバックが20mm。
入射角 2°レンズ半径20.94mm、レンズ直径41.87mm
入射角 5°レンズ半径19.89mm、レンズ直径39.78mm
入射角10°レンズ半径18.16mm、レンズ直径36.32mm
入射角20°レンズ半径14.79mm、レンズ直径29.59mm
入射角30°レンズ半径11.63mm、レンズ直径23.27mm
RF50mmF1.2の後玉径は、図から概算で約41mm。
入射角4°未満で作られている。
ソニーやニコンに比べて長めのフランジバックが入射角の小ささに繋がっている。
キヤノンが表面照射型CMOSで裏面照射型CMOSに並ぶ性能が出せているのは
センサの正面から光を入れやすいマウント規格の効果なのかもしれない。
だとしたら、昔のレンズでの周辺性能落ちがそれなりにある可能性がある。
カバーガラスの厚さは不明。
また、レンズが41mmでマウント内径が54mmなので、
重量級レンズをしっかり支えるマウント剛性は
マウント規格として確保してあると思われる。
2022/3/20 09:43 [2311-71]

ライカLマウント。
マウント内径が51.6mm、フランジバックが20mm。
入射角 2°レンズ半径20.94mm、レンズ直径41.87mm
入射角 5°レンズ半径19.89mm、レンズ直径39.78mm
入射角10°レンズ半径18.16mm、レンズ直径36.32mm
入射角20°レンズ半径14.79mm、レンズ直径29.59mm
入射角30°レンズ半径11.63mm、レンズ直径23.27mm
パナソニック LUMIX S PRO 50mm F1.4の後玉径は、図から概算で約32mm。
入射角17°未満と、他マウントに比べてきつめ。
ライカLマウントの場合、元々明るめのレンズが少なかったり、
純正でフィルムライカ各種のレンズを付ける前提のアダプタが出ていたり、
カバーガラスを1mm未満と非常に薄く作っていたりするので、
フィルム機時代のレンズがそのままの写りになるように、
入射角がある程度大きい前提でセンサ側を調整する形の
マウント規格なのかもしれない。
2022/3/20 11:49 [2311-72]

ここまでをざっくり踏まえて。
明るいレンズで周辺まできっちり解像させたいのなら、ZマウントかRFマウント。
明るいレンズで中央付近の主題以外をお気楽にぼかしたいなら、RFマウントかEマウント。
オールドレンズを楽しみたいなら、LマウントかZマウント。
重いレンズをあまり使わないまたは機材をどんどん買い換えていく人は、Eマウント。
というのが自分の見立て。
2022/3/20 12:01 [2311-73]

補足
Eマウントのところで
>古めの明るいレンズなどでは、
>入射角が大きめになる分周辺画質が低下しやすいと思われるので、
>周囲をぼかすとか整理する工夫が必要ではあるけれど、
>それさえできれば実用上ほぼ問題はないのではないか。
と書きました。
Webで実際の作例を探すと、
オールドレンズの広角側で、
周辺減光や紫の色かぶりが強めに出ている写真が多い印象。
これを味と割り切るか、フィルム機程度に写ってほしいと願うのかが、
Eマウント機の使用可否を分けそうに思えます。
2022/4/7 10:23 [2311-77]


