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春です。鳥のさえずりが耳にとどきます。立ち止まって聞きほれる鳴き声代表に選びたいのはウグイスとヒバリです。

 麦畑のどこからでしょうか、輪を描きながらせわしくヒバリが上へ上へと舞いあがってゆきます。いそぎ双眼鏡デジカメに持ち替えてその姿をおさめます。

 鳴くだけ鳴いたという心持ちからでしょうか、いきなり急降下し、畑のなかにその姿が見えなくなります。

 (「あなた、キジのとこでもやったよね、そうでしょ、忘れないわ、ウグイスのとこもよ、ね、キジは一声でしょ、ウグイスも間をおいて歌いましょ。それにひどいわ、あのなんて言ってるのかやかましいだけのスズメにだってわざわざ本でお調べになって。ここ、わたしヒバリはちがうわ、ほら、いままでお聞きになってだしょ、空に上り始めからよ、ずっとずっと歌いつづけてましたでしょ、おわかりよね…」

 分かった、分かった、そうピーチクーパーチクやらなくても分かりました。ちゃんと辞書で調べて差し上げますからね。

 冨山房『大言海』:[引用開始]ひばり(名)|雲雀|〔日晴ルヒハルノ意、空晴レバ、飛鳴シテ雲ノ上ニ昇ル、日晴鳥ヒハレドリナリ〕(一){燕雀類ノ小鳥ノ名。雀ニ似テ大キク、頭、背、黒クシテ暗斑アリ、眼旁、頷、白ク、胸、腹、灰白、脚、細長ク、爪モ長ク、尾モ長シ。原野ノ地上ニ巣クヒ、春闌タケテヨリ、朗晴ノ日ニ、雲表ニ直上高飛シ、且上リ、且鳴キテ、聲、連綿トシテ已マズ。保護鳥ノ一トス。ヒメヒナドリ。[引用終了]

 著者大槻文彦文学博士の「聲、連綿トシテ已マズ」とあるのをヒバリが知ればさぞよろこぶことでしょう。それ以上に注目すべきは語原の項、「飛鳴シテ雲ノ上ニ昇ル」という一句は私たちにも楽しいおどろきです。が、ヒバリ、これを聞かされればなおいっそう胸をふくらませ、いや、『草枕』の画工が言うように魂全体でよろこびを鳴きつづけ、その声をあたりいったいに響きわたらせることでしょう。

 手持ちの画像の中からひばりの風景を再現してみました。かんじんの音がありません。であれば、春のうららかな一日をえらび、麦畑の畦道に立ち、あるいは土手にあおむけにねて、春の陽のなかでヒバリのさえずりを終日浴びつづけることにしましょう。)


2019/4/14 18:36  [2224-107]   


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