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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

1970年代に東海のガレージメーカーが孤高のオーディオ・システムとして発明したイノウエ・システムを縁あって手に入れ、日常的に使っています。
残念ながら、このシステムは普及しませんでした。主な理由は、他のオーディオ・メーカーの“嫉妬心”と伝え聞いています。あまりにも音が良すぎて、聴いたヒトの感情を混乱させて泡立たせ、聴けない人々の感情を逆なでするよう。さらに残念なことに、カカクコムでもイノウエ・システムを紹介すると・・・現在でも炎上メラメラ・・・よく燃えます。良くも悪くも、心に刺さる。
そんな貴重で稀少な、そして危険で刺激的な“イノウエ・システム”が、ここに一組、完全動作品として現存していることを示すために、この掲示板を展示します。

参加は自由ですが、テーマに沿った節度あるカキコミをお願い致します。
特に、クルマ談議を歓迎します。

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諸行無常

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FAL Suprime SをイノウエKI管球定電力アンプで鳴らしてみる

冬の間は室温が20℃に満たず、部屋を暖めてまで・・・と思って、レコード再生はしなかった。
室温は14℃〜16℃あれば十分に過ごしやすく、20℃まで暖房すると暑くて不快である。
世の中の道楽者は、レコードを聴く際に、冬でも20℃まで部屋を暖気しているのであろうか?

さて、慣行に習って?“禁じられた遊び”を、とうとうやってみた。
FAL Suprime SをイノウエKI管球定電力アンプで鳴らす。

かつて、B&W N804をイノウエイノウエKI管球定電力アンプで鳴らした際は、「ツイーターが飛びそう」になったり、「ネットワークから煙が出そう」な嫌な予感がしたり、「ケブラーコーンから妙な雑音が聞え」たりと、アンプの激パワーにスピーカーが堪えられないような感触があり、以来、“禁じられた遊び”として封印して来たものである。

しかしながら、好奇心には勝てず・・・

2019/4/7 06:09  [2061-175]   

我が家のイノウエKIスピーカーを専用の管球定電力アンプで鳴らすと、いわゆるピラミッドバランスならぬ、より広大な裾野と桁違いのスケールを有した“富士山バランス”で鳴る。
昨秋より、後方のバスレフ孔は汎用の洗車スポンジを丸めて詰めて逆相の低音が漏れないようにして使用中であるが、それでも重低音がフォンと瞬時に部屋を埋める様は、相変わらず、別格である。

FAL Suprime S(以下FALスピーカー)をイノウエKI管球定電力アンプで鳴らすと・・・いわゆる摩天楼型のスッキリした鳴りに、天空に向けて何かが飛び散るような、言葉では言い表しがたい独特の鳴り方をする。
一言で書くと、「細身のハイ上がりサウンド」となる。
密かに期待していたフォンと瞬時の重低音は鳴らなかった。

B&Wのようにスピーカーの耐性テスト中の様相は無く、「管球定電力アンプの8Ωにおける周波数特性を確認している様な気分」になってくる。
イノウエKIスピーカーのインピーダンスは不明であるが、定電力アンプで鳴らすことを要求していることから、変動幅は尋常ではないのであろう。通常の定電圧アンプで鳴らすと、8kHzから上が音にならないことからすると、高域でスピーカーのインピーダンスが上昇して電流がほとんど流れなくなって電磁力が不足し高速ピストン運動が出来なくなるという理屈が考えられる。
製作者に確認したいところだが、今となってはそれも叶わず。

全帯域8Ωのフラットなインピーダンスが特徴のFALのスピーカーは、スピーカーのインピーダンス変動を無きものとして駆動するべく造られたイノウエ管球定電力アンプとは、相性がよろしくないようだ、ということで、“禁じられた遊び”は終了である。

一方で、この遊びを通じてFALスピーカーの潜在能力を垣間見ることとなり、FALスピーカーを極めようという意欲が湧いて・・・以下、続く。

2019/4/7 06:47  [2061-176]   

≪ちょっと一息≫

オーディオ遊びには、「活字オーディオ」というジャンルがある。
オーディオ機材等を題材にした文章(この縁側の文章を含む)を読んで楽しむ遊びである。

・・・

価格コムの縁側を眺めていたら、剛の者を発見した。

米ウイルソン・オーディオの超高級スピーカー:WILSON AUDIO SYSTEM6(定価385万円/1999年頃)
を中古で購入し、6年で4万時間以上稼働させた。
近ごろ、同じスピーカーをもう1セット購入予定(更新なのか買い増しなのかは不明)で、財布の中身が寂しい・・・等々。

1999年頃と言えば、当方で使用中の英B&W N804も同年代であるが、古き良き時代にしっかりと作られたスピーカーは、20年経っても十分実用に耐えるのである。
問題はそこではない。

驚くのは、「6年で4万時間以上稼働」という人生における時間の使い方である。
これは1年で6,667時間以上に相当し、1日で18時間15分以上になる。
1日24時間のうちスピーカーを鳴らしていない時間は・・・平均で5時間45分未満という凄まじさ!

クルマ関係の会社に勤める20代の社会人らしいが、ハマり方が半端ない。
自宅でオーディオを聴きながら仕事をしているのだろうか?
オーディオ遊びの休日はあるのだろうか?さすがにそれは無理か?

・・・ただのハッタリかもしれないが。


2019/4/8 06:39  [2061-177]   

写真1) 2Ch 写真2) 2.1Ch

2週間ほど集中して、FALのスピーカーのセットアップを詰めた。

当初は、ピュアなステレオ再生を目指して、写真1)のように。
しかし、これでは40Hz以下の低音が不足・・・というより、無いのが不満で、低音フェチな音源が上手く再生できないのが気に入らない・・・リファレンスが別室のイノウエなので、尚更である。

サブウーファーを吟味して、写真2)のごとく、「センター・サブウーファー」を加えた2.1Ch再生にて、音源を選ばずに実用に耐える“音楽鑑賞用オーディオシステム”を構築した。

サブウーファーは、“トランジェント特性=音の速さ”と景観のバランスを重視して、FOSTEX CW200Dを選択した。
能率が90dbとFALと同じなのが決め手である。

キッチリとセンターに、かつ床からの高さを確保して設置し、音楽を聴きながら前後の位置をミリ単位で詰めたところ、写真2)の位置でピタリと揃った。
音をそろえるのに有用だったのは、メタリカの“メタリカ”で、サブウーファーの位置が数ミリズレるとアタック音がズレるので、位置はいとも簡単に決められる。
サブウーファーの音量(ボリューム)は、最終的におよそ8割のところで音色が揃った。

下は24Hzから気配が鳴り、27Hzから実用音域が鳴る。
サブウーファーには50Hz以下を担当させたが、これはツマミの最低値で50Hz未満にはできない。
結果、40HzからFALと混ざるが、違和感は全くない。
位相は、0°か180°の2択から、180°を選択した。これは、聴けば追加効果が明らかで迷うことはない。0°では、違和感が鳴る。

これにて、ほぼ、完成である。

2019/4/8 19:28  [2061-178]   

本設置 エレクトロニクスはこちら

後ろが障子で対側が襖という配置では「音色の芯」が希薄となる。
障子の後ろは窓ガラスで、音の反射も無視できない。
理屈はともかく、スピーカーを設置する壁は選ぶ必要がある。

ということで、仮設置で感触をつかんだ後、本設置を行った。
ラックから機材を全て出し、棚を外して軽量化。
ちょうど障子向かって左のスピーカーの位置にラックを移動し、ここが手前左となるのだが、“民族大移動”を行った。

写真から起こしたイラストの通り、普通の壁際にギッシリ本棚を置いた側にスピーカーを設置し、対側は普通の壁にタンス等が設置されている。
本設置では「音色の芯」がシッカリと耳に届くようになり、特に低域が「ズシリと安定」する。
低域が安定すると、音色が濃くなりコクが出て、フツーに生演奏に近似する。

設置する壁を変更するだけの何気ないノウハウだが、出音に関しては“とんでもない変化”であり、超重要な「オーディオのイロハ」である。
部屋の確保が最重要であり、次に重要なのがスピーカーを設置する壁を決めることである。
それこそ、機材を選択したり変更したりする以上の劇的効果であり、ケーブルを吟味するなど笑止!というのが、我が家の定説である。

左右のスピーカー間隔は、軸-軸で1.6m、左右の耳まで2.2〜2.5mの二等辺三角形となる。
後ろのタンスに近づきすぎると音場展開が希薄となるため、頭とタンス間隔は数十センチ離すのがよろしい。
等々、スピーカーとリスニングポイントを詰め、特にサブウーファーの前後の位置とボリューム(アクティブ型サブウーファー)を微調整した。
音源は、ジャンルを問わずの五目聴きとし、いずれの音源でも音源に忠実な、いわゆるハイファイ再生を目標とした。

スピーカーの位置決めに3日間、延べ8時間ほどかけて、満足の結果を得た。
サブウーファーのボリュームはちょうど半分のところが、良い塩梅であった。

これにて完成也!

・・・・・

スピーカー:FAL Supreme-S C60 (特殊平面型フルレンジ・スピーカー)
センター・サブウーファー:FOSTEX CW200D(アクティブ型/ライン入力/40Hz〜20Hz担当)

プリメインアンプ:マランツPM-8004 (サブウーファーはプリアウト出力使用)

CDプレーヤー:marantz SA-7001
SACDプレーヤー:DENON DCD-1650AE
アナログ・ターンテーブル:marantz TT-8001
フォノイコライザー:ビクターAX-V1(phono入力→recアウト)

(その他の機材は飾り兼重し)

2019/4/14 18:57  [2061-179]   

P1X/D1X C1 M1 Bowers & Wilkins 802D3

先日、Esotericの試聴会に参加してきた。
フラッグシップCD/SACDプレーヤーを次世代に刷新したとのことで、超高級オーディオの音世界に触れる良い機会であった。

・・・・・

スーパーオーディオCDトランスポート
Grandioso P1X 希望小売価格 3,500,000円(税抜)リモコン付属
2019年3月1日発売

64bit モノブロックD/Aコンバーター
Grandioso D1X 希望小売価格 3,500,000円/ペア(税抜)
2019年3月1日発売

ラインステージ・プリアンプリファー
Grandioso C1
希望小売価格 2,800,000円(税抜) リモコン付属
2014年9月1日発売

モノブロック・アンプリファー
Grandioso M1 ×2台
希望小売価格 1,600,000円/台(税抜)
2013年11月中旬発売

スピーカー
B&W 802D3 ピアノブラック ペア
希望小売価格 \3,600,000(税別)

スピーカーケーブル
7N-S10000II MEXCEL(4芯スターカッド+シールドケーブル)
(2.0m×2本、バイワイヤリング)
希望小売価格 1,100,000円(税抜)

オーディオインターコネクトケーブル 2セット
7N-DA6300II MEXCEL XLR(バランス2芯+シールドケーブル)
(1.0m×2本)
希望小売価格 580,000円(税抜)

デジタルケーブル 2本
7N-DA6300II MEXCEL AES/EBU (1.0m×1本)
希望小売価格 290,000円(税抜)

パワーケーブル 7本
(1.5m)
希望小売価格 240,000円/1本(税抜)

その他:部屋は天井の高い50〜60畳の鉄骨ビルの一室、ラック、ルームチューニング材など200万円程度の備品使用

合計:約2300万円(機材のみ)

・・・・・

アルミの地金を繊細かつ緻密に彫刻した大型の貝のような箱が整然と並べられ、高級なケーブル群にて繋ぎ合わされた様は、まさに壮観であった。
B&W802D3は、この手の試聴会には珍しく、4mほどの間隔を開けて並行置きされていた。

演奏が始まると壮観な機材たちの存在が消え、部屋が広大なステージに変わり・・・


〜 D1Xのカタログから抜粋 〜

目指したのは音楽の躍動感、エネルギー感の完全なる再現。

64bitの高解像度、圧倒的なパフォーマンス。しかしスペックだけでこのDACの本質を語ることはできません。『Master Sound Discrete DAC』が目指す真のゴール。それは音楽の「躍動感」や、「エネルギー」の完全なる再現です。音楽とは、演奏家がパッセージに込めた情熱であり、それは瞬間的・爆発的なエネルギーに他なりません。アナログ信号の最上流であるDACにおいて、集積チップよりも更にハイグレードなパーツ、贅沢な物量を投入して、よりパワフルなDACが創れないものか。そんな想いが、ディスクリートDACに結実しました。集積回路では表現できない大きな世界を伝えたい…ESOTERICのトップ・エンジニア・チームが、プライドを賭して完成させた、まさに渾身のサウンドです。
(抜粋終わり)

2019/4/15 05:47  [2061-180]   

Esotericのフラッグシップ機を総動員したシステムの出すデジタルディスク再生音は・・・とりあえず・・・音がデカすぎる!
とは言え、むしろ、それこそが“売り”に違いなく、まあ、聴こうか。

昨今、メーカー主導の試聴会で、ここまでの大音量(≠爆音:いわゆる爆音派がトランス状態を楽しむような耳を傷める程の爆音ではない。)でデモンストレーションを行うのは珍しいが、『>それは音楽の「躍動感」や、「エネルギー」の完全なる再現です。』を高S/N比と大きなダイナミックレンジを浴びせて体験させようとするヤル気の表れととるか、大音量で誤魔化しているだけととるかは、聴き手に委ねられた自由裁量ということになろうか。

驚くのは、音が大きくても五月蠅いとは感じず、音楽を音楽として聴けることではあった。
とはいえ、生演奏と比べてしまうと録音再生というシステムの限界として細部が絶対的にノイジーなので、不快指数という指標での音圧の限界点というものは確実に存在する。
そういう意味では、このデカ過ぎる音量により、奇しくも、オーディオ遊びの限界地点を気づかされる試聴会となったのである。
言い方を変えると、細部のノイズをも超高解像度の再現力で忠実に再生して、比較的鮮明にさらけ出してしまう・・・そういう高性能な機械とも言うことは出来る。

B&W802D3が“あたかもフルレンジ・スピーカーのようにストレスなく鳴っている”様は、流石のハイエンドである。
いわゆる安っぽい音は全くせず、全帯域がドンドン、ポンポン、ビシビシ、バシバシと簡単に鳴り切って破綻がない。かつて、このスピーカーが斯様に“簡単に鳴る”様は経験がない。
終焉直後にパワーアンプの発熱具合を直に触れて確認したところ、“天板がほんのり暖かい”程度であった。
Grandioso M1にしてみれば、B&W802D3を軽くドライブしたに過ぎない・・・ということになろう。

物量投入型オーディオの追及する方向性と、一つの到達点を知ることができたのは収穫であった。

2019/4/16 06:03  [2061-181]   

機材のみで約2300万円の試聴会を経験したが、金額としては過去最高額を更新した。
これまでの最高額は約1500万円で、TADのフラッグシップを揃えたものだった。
オーディオの機材づくりに関して、高価な物量投入がそのまま音質向上につながり、最終目標である「生音再生」に近づくのだという幻想が、これらの高額商品の開発の背景には多少なりとも存在しているのであろうか?
否、流石に、今更それはないだろう。

個人的な好みで言えば、TADのフルシステム方が購買意欲を掻き立てられた。
厳格で力強くエネルギーに満ちたタイトな(引き締まった)音で、個性があってキャラが立っていたと記憶している。
比べて、今回のB&W802D3をGrandiosoで鳴らすシステムは、“普通を極めた”ような薄いキャラで、良くも悪くも普遍的で大金をつぎ込む対象としては、弱い。
スピーカーから自社開発してこそのフルシステムであり、他社製スピーカーを使わざるを得ないEsotericは機器開発メーカーとしては不完全であり、それらが如何に立派でも“未完成”であるのだから、TADより値付けが高いことに説得力がない。

さて、帰宅後直ぐに同様の音源を用いて、我がFAL+FOSTEX2.1chシステム(約45万円(実費・中古品含む))と記憶に新しいB&W802D3をEsotericのフラッグシップで鳴らすシステム(約2300万円)を比較してみた。

我がFALシステムは6畳間で楽しむ「おひとり様オーディオ」で、普段は音圧を上げても80dB程度で運用しているところ、先ほどの最大110dB程度の大音量再生と比較するため、最大音量を普段の10倍である約90dBまで上げて、アカペラ、ソロ楽器演奏からフルオケクラシック、ビッグバンドジャズまで、じっくりと、比較して聞き込んだ。

・・・結果、現状に十分満足して、オーディオ遊びは一段落とすることにした。

我がFAL+FOSTEX2,1chシステムの再生音の完成度は、物量投入型マルチウエイスピーカーシステムでは決して達しえない極みにあることを、改めて確認した次第。
さらにその遥か上に、別室のイノウエKIシステムが存在しているという現実・・・

2019/4/24 20:24  [2061-182]   


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