
縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー」
紹介文
自分が手に入れた品物(家電/カメラ/パソコン関連)について情報を提供していきます。
このページのスレッド一覧

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タイトル | 返信数 | 最終投稿日時![]() |
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[2015-40] | 起動可能な「Big Sur」インストーラーUSBメモリーの作成 | 5 | 2021年3月11日 20:20 |
[2015-35] | (番外編) AOKI 「洗えるマスク/クール仕様」 | 4 | 2020年11月13日 20:20 |
[2015-34] | e-onkyo music で2万円「大人買い」 | 0 | 2019年9月22日 15:15 |
[2015-31] | SONY PHA-3、Fostex HP-V1、バッテリー交換 | 2 | 2019年9月7日 20:20 |
[2015-23] | オーディオ機器への電源まわり | 5 | 2017年4月28日 20:20 |
[2015-10] | CYBERSHAFT Soul (10MHz マスタークロック・ジェネレーター) | 12 | 2017年4月1日 15:15 |


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M1 Mac mini (Late 2020) | createinstallmedia |
七年ぶりにMacを新調しました。
M1チップを搭載したMac mini (Late 2020)です。
(購入の経緯は別のスレッドにて詳しく書きたいと思っています)
macOSは勿論「Big Sur」です。(初期状態で「11.1」でした)
これまた真新しいOSということで、当初は「文鎮化」の例もチラホラ。
「Big Sur」も「11.1」で一応の安定をみたようですが、備えておくにしくはない。
ということで、外部から起動可能なデバイス(USBメモリー)を作っておくことにしました。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
上記URLのページの説明は丁寧で、とても参考になりましたが、自分はそもそも
「ターミナル」を使うのが初めてだったこともあり、神経質にならざるを得ませんでした。
まず、事前にmacOSインストーラーをダウンロードしておかなければなりません。
(「Big Sur」は12GB以上もあるので、とても長い時間がかかりました)
「11.2」をダウンロードした翌日に「11.2.1」の提供が開始されましたが、
また長い時間をかけてダウンロードし直す気にもなれなかったので
「11.2」で起動可能なインストーラーUSBメモリーを作成しました。
USBメモリーはアマゾンにてお手頃価格で売られている
Transcendの32GBのもの(USB 3.1, Gen1)を使いました。
先に「ディスクユーティリティ」で「Mac OS 拡張」にフォーマットし直しますが、
その際、パーティションテーブルを「GUID」にしておかなければなりません。
これは上記URLページにも何故か記されていない「重要な」事柄です。
一般に売られているUSBメモリーは出荷時、パーティションテーブルは
「マスターブートレコード」で「FAT32」にフォーマットされています。
それを「GUID」の「Mac OS 拡張」に変更しなければなりません。
「マスターブートレコード」のままでも作成行程は無事に完了してしまいます。
しかし、いざそのデバイスでMacを起動させようとしても
起動させられない、という恐ろしい落とし穴なのです。
最近の「ディスクユーティリティ」では左上の「表示」で「すべてのデバイスを表示」
しないと「ボリューム」だけが表示され、「デバイス」が表示されません。
「デバイス」を「消去」する行程でパーティションテーブルを変更する事が出来るのです。
さて、USBメモリーを(後の行程で便利なので)「MyVolume」と名付け、
「GUID」の「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」で初期化(消去)しました。
後は上に記したURLのページに沿っていけば大丈夫です。
「ターミナル」にコマンドをコピペして、作成開始のreturnキーを押してから
行程が完了して「Install media now available」と表示されるまでに13分かかりました。
ただ、行程は完了しているはずなのに、USBメモリーを取り出そうとすると
警告が出て、仕方がないので最後には強制的に取り出すことになりました。
これが唯一「アレ?」というところでしたが、出来上がったものに問題はありません。
この起動可能な「Big Sur」インストーラーUSBメモリー、使わずに済めば何よりです。(^^)
2021/2/13 16:16 [2015-40]

後日、M1 Mac miniの「Big Sur」を「11.1」から「11.2.1」にアップデートしました。
アップデートの前には勿論、「Time Machine」でバックアップを作成しておきました。
当該機では初めてのバックアップ作成なので、30分以上の時間がかかりました。
さて、「11.1」から「11.2.1」へは想像していた通りに時間のかかるアップデートで、
更には、再起動しながらインストールの最中に一度、異常事態に陥りました。
(システム・ソフトウェアのアップデートって何か起きそうで嫌です(^^;)
この時、落ち着いていられたのには、やはり起動可能なインストーラー
USBメモリーを事前に作成してあったことが大きかったと思います。
(何となれば対処できる手段がある、という安心感ですね(^^)
それに、M1 Mac miniは使い始めたばかりで、現状メインマシンではありませんし。
インストールの最中、突如、画面の右から左へ暴風が吹くCGアニメ風(?)表示に。
それこそ「鬼滅の刃」に出てきそうな柄模様(青から紺、そして黒)の動画(?)でした。
キーボードもマウスも無反応状態でしたので、一応、1分ほど様子を見た後、
これはダメと判断し、仕方なく電源ボタンの長押しで強制シャットダウンしました。
10秒ほど時間をおき、再び電源ボタンを押して起動すると、インストールの続きが始まり、
これまた10分以上かかったように記憶していますが、最後には初期設定の画面になりました。
「Big Sur」初期状態の背景で、Apple IDのパスワードなどを求められました。
この時、果たしてBluetooth接続機器からの入力は可能だったのでしょうか。
自分はキーボードはUSB有線接続のものを使っていますが、マウスは
ワコムのタブレット用のものを使っていて、それは使えませんでした。
急ぎ、2.4GHz接続のマウスを用意して、初期設定を済ませました。
立ち上がると、「11.1」で自分が設定した背景画面、その他諸々の設定に戻っていました。
その後、異常は見受けられず、今のところは何ら問題なく使えています。
2021/2/15 22:22 [2015-45]

細かい補足をしておけば、「Big Sur」のアップデートの際、
「Final Cut Pro」や「Motion」関連のアップデートも一緒に行われました。
まずは「Big Sur」だけ済ませたかったので、事前に他はチェックを外したのですが、
いざ始めると、有無を言わさず一緒くたにアップデートされてしまいました。
そのため、ダウンロードの容量も3.25GBのはずが4.17Bとなっていました。
ダウンロードが終っても、すぐにアップデートが始まるのではなく
「準備中」という時間が10分以上はあったと思います。
そして上記の通りの次第を経て、アップデートは完了しました。
実は、この時点では、チェックを外した「Big Sur」以外のアップデートが
一緒くたに実行されてしまっていたことは分かっていませんでした。
「システム環境設定」の「ソフトウェア・アップデート」に戻って見ると、
「Final Cut Pro」や「Motion」関連のアップデート通知が消えていました。
そこで、「このMacについて」「システムレポート」「ソフトウェア」「インストール」を
見ると、それらも一緒にアップデートされていたことが確認されたという次第でした。
一息ついた所で、ひとまず再起動。
「Time Machine」で一旦、この時点のバックアップを作成、更に再起動した後、
「App Store」に来ていた「Pages」やら「Keynote」やらのアップデートを実行しました。
ダウンロードする容量だけなら「Big Sur」と同等なはずですが、
こちらのアップデートは面倒も無く、ずっと速く済みました。
そしてまた再起動、「Time Machine」でバックアップ作成。
やっと全て最新状態に辿り着けました。
後で気が付きましたが、「アプリケーション」フォルダにあった
「macOS Big Surインストール.app」が消えていました。
このスレッドの冒頭の、起動可能なUSBメモリーの作成のためにダウンロードしたものです。
「11.2.1」にアップデートしたのだから、もう要らないだろうということでしょうが、
あれだけ時間をかけてダウンロードしたものなのですから、
勝手に消去する前に確認して欲しかったものです。(^^;)
2021/2/15 22:33 [2015-46]

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macOS Big Sur 11.2.2 |
M1 Mac mini の「Big Sur」を「11.2.1」から「11.2.2」へアップデートしました。
「11.1」から「11.2.1」にアップデートした時と同程度の時間がかかりました。
アップデートの通知ではアップデーターの容量は2.17GBとなっていましたが、
いざアップデートを開始した途端、データーの容量は3.10GBに増えていました。
(今回は他のソフトのアップデートは無く、純粋に「Big Sur」のみのアップデートでした)
「11.1」から「11.2」へのアップデートが、それなりに大掛かりなものであるのは
仕方がないと思いますが、「11.2.1」から「11.2.2」へのアップデートに3GB以上とは、
当方のWi-Fi環境はギガビットには程遠いものなので、毎度この調子だとしんどいです。
それに、システム・ソフトウェアのアップデートはアップデーターを
ダウンロードした後にも時間がかかりますし、不安もつきまといます。
まず、アップデーターをダウンロードし終えると、すぐさま
「準備中」という表示になり、最初は「残り15分」と出ました。
実際には「準備中」は8分で終了し、いざ再起動してアップデートを始めます。
何度も何度も、多分五回ぐらいではないでしょうか、進捗状況を示すバーが表示されました。
結局、再起動を始め、自動的に再起動を繰り返し、最終的にアップデートが終了して
ログイン・パスワードを求められる画面が表示されるまでに30分弱の時間がかかりました。
(前回の経験から、今回は2.4GHz接続のマウスを用意してからアップデートに臨みました)
前回のように途中で「鬼滅の刃」風の画面が出てくるような異常事態が発生することも無く、
終ってみれば、まさに何事も無くアップデートがなされたわけですが、自分は疲れました(^^;)
2021/2/28 20:20 [2015-48]

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macOS Big Sur 11.2.3 |
M1 Mac mini の「Big Sur」を「11.2.2」から「11.2.3」へアップデートしました。
やはり、前回(「11.2.1」から「11.2.2」へ)と同程度の時間がかかりました。
つまり、アップデーターをダウンロードし終えた後で「準備中」が8分間、
そして再起動をかけ、アップデートが完了するまでに18分かかりました。
(前回の「30分弱」というのは「準備中」を含めた時間だったのでしょうか?)
今回のアップデーターの容量は3.37GBでした。
毎度なのですが、「システム・ソフトウェア」アップデーターのダウンロードには
何故か他のファイルのダウンロードよりも遥かに長い時間がかかるように思います。
「Big Sur」を「11.2.3」にアップデートし終えると、「App Store」にて「Final Cut Pro」やら
「Motion」やら「Compressor」やら「iMovie」やらのアップデートが待っていました。
「Compressor」は700MB程度、他の三つはそれぞれ2GBを超える容量でした。
にも関わらず、ダウンロードは「Big Sur 11.2.3」より遥かに速く済みました。
(勿論、アップデート・インストールにかかる時間は比較になりません)
「DaVinci Resolve Studio」もやっとベータ版ではない「17.1」が出て、
徐々にM1環境が整いつつあるのは喜ばしく思いますが、「Big Sur」も
「11.3」ぐらいになるまでは頻繁なアップデートに付き合わされるのでしょうか。
2021/3/11 20:20 [2015-50]



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袋 (表) | 袋 (裏) | マスク (全体/表面) | マスク (全体/裏面) |
紳士服のAOKIが監修した、ベトナムmattana社製のマスクです。
質感が伝わりやすいように撮ったつもりの写真です。
検討中の方の参考になれば幸いです。
SLIK スライディングアーム2 を使った俯瞰撮影です。
https://review.kakaku.com/review/K000058
7339/ReviewCD=1343426/#ReviewRevision-1
真っ白い撮影対象の質感表現というのも、なかなか難しいものですが、
下の添付写真は表地、裏地、紐の質感が伝わりやすいと思います。
2020/8/26 23:59 [2015-35]

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表地 | 裏地 | 紐部 | 立体縫製 |
WEB上で抽選に応募し、当選したら購入権を手に入れる事が出来るという、
この御時世の有名ブランドのマスクの購入手段なわけですが、
自分は初めての応募で運良く当たってしまいました。(^^)
このマスクはAOKIの第二弾、つまり第一弾の反響を汲み取り、
いくつかの改善が施されたものである点に惹かれました。
WEB上の情報を収集している限り、(日本製ではないためか)
AOKIのマスクは比較的当選確率が高そうな印象を受けました。
実際に当選して「やっぱり」と思いながら、次の抽選にも応募しました。
果たして、2週連続で当選なんて有り得るでしょうか?
1回の当選で買えるのは5枚入り2パックの合計10枚だけです。
洗えるマスクなので、10枚あれば自分一人ならしばらく充分ですが、
家族の分も必要なので3週連続で応募するつもりです。
もし3週連続で当選・購入となれば、マスクに1万円支出することになります。(^^;)
マスクの着け心地は上々です。
比較対象になるようなマスクを持っていないので、
例えばAIRismマスクと比べてどうなのかとかは分かりません。
改善希望点があるとすれば、「グレーがあれば良かったかな」ぐらいです。
少なくとも「失敗した」感は無く、自分は充分に納得・満足しています。
でなければ2週3週連続で抽選に応募しようなんて思いませんよね。
2020/8/27 00:00 [2015-36]

2週連続で当選、しちゃいました! (^^)
冒頭に「ベトナムmattana社」と書きましたが、正確には「mattana」はベトナムの
繊維業集団「Nha Be Corporation (NBC)」の一ブランドということのようです。
「UNIQLO」は「FAST RETAILING」社の一ブランドというのと同じことかな。
また、AOKIのマスク、第一弾にはグレーもあったようですね。
第二弾は白一色に絞って生産数量を優先させたということでしょう。
しかし、本当に2週連続で当選してしまうなんて。
3週目の抽選にも一応、応募はするつもりです。
そして当然、当選したら購入するつもりです。
それでしばらくマスクの心配は無用かな。
でも、第三弾でグレーが復活したら、また応募するかも。
2020/8/28 12:12 [2015-37]

3週連続で当選・・・しちゃいました! (^^)
3週連続で当選は、さすがに「まさか」です。
よほど当選確率が高かったとしか思えません。
一方で3週連続で落選した人なんて、いるのでしょうか?
ところで、上に「グレーがあれば良かったかな」と書きましたが、
先日、グレーのマスクの欠点に気が付いてしまいました。
暑い中でマスクをしていると、マスクの内側に湿気が籠りがちです。
それでマスクが濡れたようになるのがグレーだと分かりやすいのです。
普通の衣服でも白よりグレーの方が濡れたのが分かりやすいですよね。
マスクが必要な生活がいつまで続くのか分かりませんが、
しばらくマスクの心配はしなくて良いだろうと考えています。
AOKIのものに限らず、「洗えるマスク」は複数枚携帯して、
湿気て不快になってきたら着け替えれば良いですから。
夜に洗濯して翌朝までには乾いてくれていますしね。
いずれ、ユニチャームの「超快適」マスクも普通に買える状況に戻るでしょう。
このAOKIの第二弾マスク、評価は人それぞれ様々なようですが、
材質、縫製、着け心地、いずれも自分は大変に満足しています。
10枚で税込み2,970円は納得できる価格/品質だと思います。
正直、「クール」という言葉から期待されるようなヒンヤリ感はありませんが、
それでも着け心地は快適で、やはりアジャスターのおかげだと思います。
マスクが必要とされる限りは、これを使い続けようと思っています。
2020/9/3 19:19 [2015-38]

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「HEIQ VIROBLOCK」 | AOKI 抗ウイルスマスク グレー (裏面) | 前作よりも大きくなった「mattana」タグ |
> でも、第三弾でグレーが復活したら、また応募するかも。
・・・と言っていたら、グレーのマスクが出たので買いました。
スイスHeiQ社の「VIROBLOCK」を採用した「抗ウイルスマスク」です。
今回は抽選は不要、AOKIの店舗で普通に売られています。
3枚入りで1,140円+消費税、1枚当たり418円(消費税込み)です。
前回の「クールマスク」は1枚当たり298円(同)でしたから四割り増しの価格です。
「マスク表面に付着したウイルスを短時間のうちに99%以上不活化」という
「抗ウイルス」の効果が実際にどれほどのものなのか、これからの季節、
新型のみならず従来型のコロナウイルスも心配になりますので、
1枚当たり418円という価格にも充分に納得して買いました。
さて、グレーの色味ですが、実物は非常に上品な印象です。
「HEIQ VIROBLOCK」の赤いロゴは煩雑で邪魔かなと思いましたが、
実物を見ると、それほどでもなく、自分としては、まぁ、許容範囲内です。
ただ、今回もベトナム「mattana」製なのですが、そのタグが
前回のものより大きくなっていて、これが唯一気に入らない点です。
裁断・縫製は前回のマスクと同一と思われ、着け心地も変わらず良好です。
2020/11/13 20:20 [2015-39]



e-onkyo music で2万円「大人買い」しました。
「増税直前! 大人買いキャンペーン」で5千円の購入につき
1曲分のクーポンが与えられるというのに乗っかって、
2万円の購入で4曲分のクーポンを得ました。
そもそも2万円も何を買ったのかと言えば、先日配信開始となった松任谷由実のハイレゾです。
「時のないホテル」、「VOYAGER」、「NO SIDE」、「DA・DI・DA」、「Neue Musik」、
そして「日本の恋と、ユーミンと。」、合計丁度2万円でした。
重複する曲が多くて勿体ない気もしましたが、欲しい曲をどういう
組み合わせで入手するか、色々と試行錯誤した結果です。
で、与えられたクーポンで何を入手したかと言えば、尾崎豊のハイレゾ
「Forget-me-not」、「群衆の中の猫」、「シェリー」、「I LOVE YOU」の4曲です。
尾崎豊なんて十代の頃以来で、あの頃聴いたのと今聴くのとでは全く違う心持ちですが、
昔聴いた曲を今、ハイレゾで聴き直すって(松任谷由実も尾崎豊も)良いですね。
2019/9/22 15:15 [2015-34]



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SONY PHA-3 と Fostex HP-V1 |
SONY PHA-3 と Fostex HP-V1 の内蔵バッテリーを交換してもらいました。
PHA-3のバッテリー交換料金は8,100円(7,500円+消費税)でした。
一万円以上はするものと覚悟していたので、嬉しい誤算となりました。
一方、HP-V1のバッテリー交換料金は10,260円でした。
PHA-3の方は修理取り次ぎ店に持ち込み、修理後そこで受け取り、
支払いとなったので、純粋に8,100円の支出ですが、HP-V1の方はFostexの
カスタマーサービスに郵送、支払いは銀行振込でしたので、総支出額としては
ゆうパックの送料730円と銀行振込手数料の216円を合わせて11,206円となりました。
Fostex修理納品書によれば部品(バッテリー)代が6,500円、技術料が3,000円、
消費税が760円ということなので、返送費用はサービスして頂いたということになります。
HP-V1は平成26年(2014)の5月に、PHA-3は同年の10月に購入したものです。
HP-V1は何年も前から「そろそろ」と思っていましたが、ズルズルと引き延ばしてきました。
PHA-3も五年を経て、満充電から二時間ちょっとしか持たないぐらいになっていました。
先頃(令和元年七月)二台目のPHA-3を購入したことで踏ん切りが付き、
HP-V1ともども、ついに(同日)バッテリー交換に出すことにしました。
https://review.kakaku.com/review/K000081
3915/ReviewCD=1247944/ImageID=473634/
2019/9/7 20:17 [2015-31]

Fostexはカスタマーサービスに電話すると、ちゃんと人間が応対してくれ、
手順を教えて頂き、また事前に料金を伺うことが出来ました。
修理依頼連絡票とともに梱包して、ゆうパックで送りました。
SONYは修理相談窓口に何度電話してもつながらず、
仕方なくインターネットHPからの申し込みとなりましたが、
何だか知らぬ間に持ち込み修理を申し込んだことになっていました。
途中、「PHA-3 バッテリー」と打ち込んでも該当する項目が無いと出ました。
発売から五年経つPHA-3でバッテリー交換の事例が無いとは考えられません。
いくらかかるのか、おおよその目安でも良いから事前に知っておきたかったのですが、
仕方なく、15,000円までならそのまま実行、15,000円を
超える場合は事前に連絡を請う、としておきました。
(結局は上記の通り7,500円+消費税でした)
さて、どこに持ち込んだら良いのか、幸い、市内に取り次ぎをしてくれる
「ソニー修理受付認定店」があることが分かり、Googleマップと
ストリートビューを頼りに店舗に辿り着くことが出来ました。
上記のインターネット申し込みで付与されていた
修理受付番号を以て、そこで取り次いで頂きました。
2019/9/7 20:18 [2015-32]

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SONY PHA-3 の内蔵バッテリー |
SONYの方はHP上で進捗状況を確認することが出来るようになっているのですが、
Fostexの方にはそのような仕組みは無く、修理が完了した時点で代金振込の
連絡があり、入金が確認されたら発送される、という段取りでした。
結局、PHA-3は11日後に取次店に戻ってきました。
HP-V1は13日後に佐川急便で配達されてきました。
戻ってきたPHA-3には取り外したバッテリーが同梱されていました。
確かに交換したという証(あかし)ですが、また捨てるのも面倒です。
店頭で確認したら、そこに置いてくれば良かったと思いました。
(HP-V1には古いバッテリーは同梱されていませんでした)
以上、これら機種のバッテリー交換を検討している方の参考になれば幸いです。
PHA-3は先頃製造終了になったばかりで、まだしばらくは大丈夫だと思いますが、
HP-V1のバッテリー交換を検討している方は早めに出した方が良いでしょう。
最後に、バッテリーの交換に8,100円と11,206円、高いのか安いのか、
これで更に五年間使えると思えば、少なくとも自分は納得出来ます。
現時点で両者ともに後継機種が出ていないからなのですが、
さすがに五年後には別の機種に乗り換えているでしょうし、
その頃にはもうバッテリー交換もしてもらえないでしょう。
2019/9/7 20:20 [2015-33]



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「電源まわりの第一歩」一式 |
「良い音」を鳴らすには良い電源が不可欠と言われます。
それがオカルトではなく真実だろうと薄々気がつき始めても、
電源まわりにウン万円を投じるには、何かキッカケが必要です。
自分の「良い音」への目覚め(沼への第一歩)はaudio-technicaのDAC兼ヘッドホンアンプ
AT-HA26Dから始まったのですが、電源まわりに配慮してAT-HA26Dを使う人もいないでしょう。
当時は世の中にウン万円もする電源タップや電源ケーブルがあることすら知らなかったと思います。
その後、自分の音楽鑑賞環境はiPodやWALKMANにPHA-1、2、3、そしてHP-V1と
ポータブル路線を歩むことになったので、電源の質など気にすることもありませんでした。
しかし、再びの据え置き機、UD-503を手に入れると、電源ケーブルが交換式になっていました。
もっともUD-503購入当時は「交換式」というよりも「着脱式」ぐらいの認識で、電源ケーブルを
交換することで音質の変化、改善を求める手法についての知識は無かったと思います。
UD-503を買ったのはAK4490やバランス駆動に惹かれたところが大きかったのですが、
ESOTERIC式の脚が付いていたり、また別スレに書き綴ったマスタークロックジェネレーター用の
10MHzクロック端子が付いていたりと、本格的な音響機器への第一歩となる要素が備わっています。
そんなUD-503で色々なことを試している内に、電源まわりの重要性が無視できなくなってきたわけです。
で、購入したのが添付写真の一式です。
まずは検電ドライバー ANEX 2036、そして電源タップ BELDEN PS1850。
電源ケーブルは audio-technica AT-PC1000/2.0 と Zonotone 6N2P-3.0 Meister です。
まさに「オーディオの電源まわりの第一歩」にふさわしいと思われる典型的な品々を選びました。
2017/4/23 01:36 [2015-23]

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検電ドライバー (ボールペンと大きさ比較) | 検電ドライバー ANEX 2036 パッケージ |
このスレを参考にされる方は、これから電源まわりに手を付けようという方でしょうから、
一応説明しておきますと、検電ドライバーとは電源の極性を判定するための道具です。
日本の一般的な壁のコンセントはどちら向きにも差し込めるようになっていますが、
実は極性があり、穴が微妙に長い方がアース側で、短い方がHOT側になっています。
ただし、配線工事が正しく行われていない可能性もあるので、検電ドライバーで確かめるわけです。
穴が微妙に短い側(普通は右側)に差し込んでLEDが点灯すれば正常です。
念には念を入れ、電源タップのプラグ差し込み口でも点検します。
2017/4/23 01:40 [2015-24]

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BELDEN PS1850 箱 | BELDEN PS1850 梱包 | BELDEN PS1850 ボールペンと大きさ比較 | BELDEN PS1850 底面 アース端子 |
さて、電源タップです。
オーディオ用の電源タップを物色する過程で、壁のコンセントからの
電源ケーブルと別体の電源タップというものがあることを初めて知りました。
電源タップまでのケーブルの品質すら追求しようというマニアのための配慮でしょう。
このベルデンのPS1850という電源タップは定番中の定番とされる超ロングセラーです。
しかし、実はベルデンの本国(米国)での商品ラインナップに電源タップは存在せず、
日本の販売代理店がベルデンの名前で作らせているだけの商品だという話です。
外箱や梱包の素っ気なさには、やっぱり外国製品には日本製品みたいなパッケージは
無いのだなと思いましたが、よくよく見ると本体は何とも日本製品っぽい質感です。
とても米国製品とは思えない、非常に丁寧な作りというふうに見受けられます。
さらに、側面のステッカーには東京電子工業株式会社とあります。
つまり、そこがBELDENのライセンスで生産している商品ということでしょうか。
見るからにしっかりした作りで品質も高そうなので、それはそれで、むしろ良しとします。
見た目から想像される通りの重量があります。
底面には防振/滑り止めのシートが貼られています。
壁のコンセントからの電源ケーブル差し込み口と反対側に突き出ているものはアース端子です。
壁のコンセントからの電源ケーブル(2m)が付いたPS1650(MK2)という製品もありますが、
その直付けの電源ケーブルの先端は3P仕様となっています。(2P変換アダプター付属)
2017/4/23 01:50 [2015-25]

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AT-PC1000/2.0 | Zonotone 6N2P-3.0 Meister | AT-PC1000/2.0 | Zonotone 6N2P-3.0 Meister |
そして電源ケーブル、audio-technica AT-PC1000/2.0 と Zonotone 6N2P-3.0 Meister 。
共に実売価格にして八千円台の、比較的手を出しやすい高品質電源ケーブルです。
(八千円もする電源ケーブルを「手を出しやすい」などと評している自分が怖い(^^;)
audio-technicaの方はただ「OFC」(無酸素銅)としているところ、Zonotoneの方が
「6N」(99.9999%)の高純度銅となっている分、より高品質ということになるのでしょうか。
両製品とも接点はロジウムメッキ、audio-technicaの方は2m、Zonotoneの方は1.5mです。
どちらか、ケーブル長が適当な方を壁のコンセントから電源タップまで、
もう一方を電源タップからUD-503までに使おうと考えて買いました。
ケーブル長だけなら、どちらが適当か事前に分かりそうなものですが、この手のケーブルは硬くて
取り回しが厄介なので、実際に設置してみないことには、どちらがより適当なのか分からないものです。
2017/4/23 02:00 [2015-26]

2017/4/23 18:05 [2015-27] 削除

2017/4/23 18:04 [2015-28] 削除

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audio-technica 「N」印 | Zonotone 凸印 | audio-technica 「N」印 | Zonotone 凸印 |
検電ドライバーを使って極性を確かめ、最後に電源ケーブルの
プラグを正しい向きで差し込まなければ意味がありません。
audio-technicaの方のプラグには比較的認識しやすい「N」の印がありますが、
Zonotoneの方のプラグには良く見ないと分からない凸印が付いているだけです。
BELDEN PS1850 には大変見やすい「N」の印が印刷されています。
また、BELDEN PS1850 の重量は実測で572グラムでした。
検電ドライバー、電源タップ、電源ケーブル二本で合計二万六千円になりました。
電源まわりについてはずっとやり残している感がありましたので、納得しています。
2017/4/23 19:19 [2015-29]

あらためて極性を確かめながら電源ケーブルをつなごうと思ったら、
TEAC UD-503に付属の電源ケーブルにも、CYBERSHAFT Soulに付属の
秋月電子通商の電源ケーブルにもN側を示す印は見当たらず、印がついていたのは
SONY TA-ZH1ESに付属の電源ケーブル(付属品としては異例の極太仕様)だけでした。
でも、着脱式の電源ケーブルは検電ドライバーで簡単に極性を確認することができます。
ANEX 2036での説明になりますが、ドライバーの先をケーブルの
機器につなぐ側のソケットの穴に突っ込み、プラグ側の先端を片方ずつ
ドライバーのグリップ側の金属部に触れさせ、導通すればLEDが点灯します。
数々の電源ケーブルや電源タップで確認してみたところ、基本的に壁のコンセントの差し込み口では
左側がN側になっているので、電源ケーブルのプラグも差し込む向きで左側がN側になっています。
つまり、一見上下左右対称のプラグの上下が分かれば、どちらがN側か分かることになります。
例えばTEACの付属ケーブルの場合、プラグの金属突起部の間
(コンセントに差し込んでしまえば見えなくなる部分)に文字が記されています。
その文字の上下がプラグの上下ですので、向かって見れば右側の金属突起がN側です。
これはCYBERSHAFT Soulに付属の秋月電子通商の電源ケーブルでも同様でした。
他にPanasonicやELPAの一般的な電源タップも検電ドライバーで確かめてみましたが、
Panasonicの電源タップのプラグはMade in Thailandの刻印がある側が下、
ELPAの場合はプラグの金属突起部の間にMADE IN CHINAの刻印があり、
TEACの付属ケーブルと同じく、その上下がプラグの上下と一致します。
日本のメーカー製の電源ケーブルはプラグを上下正しく持って
(正しく左側がN側になっている)壁のコンセントに差し込めば
自ずと正しい極性で接続されるように作られているようです。
2017/4/28 20:20 [2015-30]



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とても丁寧な梱包でした | CYBERSHAFT Soul | Ultra Precision OCXO Clock | Made in Japan |
TEAC UD-503にはマスタークロック・ジェネレーターをつなげることが出来ます。
マスタークロック・ジェネレーターとは非常に正確に時を刻む信号を送り出す機器です。
経験した誰もが確かな効果を語るので大変に興味はありましたが
マスタークロック・ジェネレーターというとUD-503本体よりも遥かに高価な
ウン十万円以上のシロモノばかりで、自分が使うことは無いだろうと思っていました。
ところが、「サイバーシャフト」という聞いたことも無いメーカーの「Soul」という、
マスタークロック・ジェネレーターとしては非常に安価な商品があることを知りました。
宣伝文句からして、まさにUD-503(またはNT-503)向けに作られたもののようです。
サイバーシャフトのマスタークロック・ジェネレーターは安価でも評判は良く、
全て個別に校正を行い、その試験成績書が添付されるとのことです。
その試験成績書の内容を自分が理解できるとは思いませんが、
いわゆる「ガレージ・メーカー」的な規模の会社のようなので、
確かな品質を保証する取り組みは殊更重視される所です。
「安価」とはいっても六万円近くする商品ですから。
生産も極端に少量のようで、在庫があるという表示になっても
せいぜい「残り2点」とかなので、即注文しないと買うことが出来ません。
自分も、この製品の存在を知ってから一ヶ月ほどの間、買おうかやめておこうか
逡巡しながら「残り2点」と「現在在庫切れです」の表示を繰り返し眺めました。
買うことにした理由は色々とありますが、せっかくUD-503が対応しているのだから、
一度はマスタークロック・ジェネレーターという機器の効果を実感してみたい。
マスタークロック・ジェネレーターは高価な製品がほとんどなので、
マスタークロック・ジェネレーターに対応している音響機器も高価なものばかりです。
UD-503は自分の感覚では安価な製品とは言えませんが、マスタークロック・
ジェネレーターに対応している音響機器としては最安価の部類でしょう。
また、マスタークロック・ジェネレーターの効果というのも、時間を極度に正確にするというと、
どちらかといえばモニターよりの、きっちりした鳴り方になるのかなと考えがちだったのですが、
意外と音楽的な味わいの深い鳴り方になるという感想が多く見受けられたのも大きな理由です。
(これはSoulに搭載されるOCXOの他、ルビジウム、セシウム、それぞれ特性があるようです)
今後ともサイバーシャフトのSoulを凌駕するコストパフォーマンスを実現した
マスタークロック・ジェネレーターが出てくることは考えにくいと思えますし、
いつまで現在の販売価格で安定的に供給されるのかも分からない。
どうせ買うなら早い内に買っておこうと考えるようになりました。
安定的に本来の効果を享受するには一ヶ月ほど通電したままにしてからという話もあるので、
ヘッドホンで快適に音楽鑑賞するには今買っておかないと湿気の多い季節を迎えてしまう。
そんなこんなで購入を決意し、注文しました。
納期は一週間ほどとなっていましたが、実際には注文から三日後には届きました。
2017/3/7 21:51 [2015-10]

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サイバーシャフト純正BNCケーブルの端子 | サイバーシャフト純正BNCケーブル (0.5m) | 付属の電源ケーブルは「秋月電子通商」 (約1.7m) | 足はUD-503と同じく三点支持式 |
梱包状態は、本体はまずビニール袋に包まれ、それが細かいプチプチに巻かれ、
さらに大きなプチプチに巻かれるという、精密機器にふさわしく非常に丁寧なものでした。
取扱説明書とは別に「試験成績書」「Allan Deviation (グラフ)」「Allan Deviation (表)」
「Phase Noise at 10.0 MHz (グラフ)」「Spur List (表)」「添付グラフの読み方について」
の六枚の紙がファイルケースに収められていました。(内容が理解できるか勉強中(^^;)
本体の大きさは幅110mm、奥行き212mm、高さ68mm(突起部含む)ということで、
実際にはメーカーのホームページの写真から受ける印象よりかなり奥行きがあります。
設置にあたってはUD-503と同等の奥行きがあると考えて構いません。
一方で高さはUD-503よりも1.5cmほど低くなっています。
ちなみに高さの68mmは「足」の分も含んだ数値です。
こちらに上げている写真は奥行きのほどが分かりやすいように撮りました。
本来の性能を発揮するには一ヶ月ほど通電しっぱなしにしておくのだそうで、
そうなると、設置場所は事前に充分に考えておく必要があります。
電源ケーブル(付属しています)の長さも気になっていましたが、約1.7mでした。
設置にあたっては大きさと、もう一つ、発熱も気になります。
取扱説明書によれば、中のOCXOは70-80度に保たれ、
室温25度で筐体内部は約37度になるとのこと。
心配するほど熱くはなさそうで、一安心です。
早く設置を済ませ、今週中にとりあえずの効果でも味わいたいものです。(^^)
2017/3/7 22:01 [2015-11]

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CYBERSHAFT Soul (三点支持式の足) | CYBERSHAFT Soul (冷却フィン、端正な佇まい) | CYBERSHAFT Soul (BNCケーブル、電源ケーブル) |
電源ボタンは押しても毎度元の位置まで出戻ってくる仕様のため、
電源ボタンを見ただけではONの状態かOFFの状態か分からないので、
ひょっとしたら開封から設置までの間に電源ボタンを一度押してしまっていたりして、
電源ケーブルをつないだら、いきなり通電し始めてしまうということも考えられると思います。
勿論、電源ケーブルがコンセントにつながっていれば
パイロット・ランプの点灯/消灯で電源のON/OFFが分かります。
このパイロット・ランプ(青)について、購入前の情報収集時にも
明るすぎるという指摘を読んだ覚えがありますが、確かに明るすぎると思います。
厚紙でつい立てを作ってパイロット・ランプの光が直接目に入らないようにしています。
2017/3/9 19:00 [2015-12]

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CYBERSHAFT Soul (Face) | CYBERSHAFT Soul (Back) | CYBERSHAFT Soul (Bottom) |
Soulには電源ケーブル(約1.7m)が付属していますが、BNCケーブルは付属していません。
サイバーシャフト純正のBNCケーブルには0.5m、1.0m、1.5mの三種類があります。
それぞれ1,780円、1,880円、1,980円と良心的といえる価格設定なのですが、
本体と一緒に注文しないと別途800円の配送料がかかってしまいます。
(純正BNCケーブルにはVSWR測定試験成績書が添付されます)
2017/3/9 19:19 [2015-13]

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サイバーシャフト Soul (前面) | サイバーシャフト Soul (背面) | サイバーシャフト Soul (底面) |
OCXOの本来の性能を享受できるのは通電開始から一ヶ月ほど経ってから
ということのようですが、通電開始から二十四時間を経た時点で、とりあえず
一度、マスタークロックジェネレーターの効果というものを確認してみました。
マスタークロックジェネレーターの効果は、経験したことのない人には想像するのが難しいと思います。
自分自身、購入を検討するにあたっては読める限りものを読み、「時間軸が正確になって
カッキリ鳴る」という話ではなさそうだと理解し、だからこそ買う気になったわけですが、
じゃあ、どのような鳴り方になるのかといえば、やはり想像がつきませんでした。
実際に聴いてみた第一印象は「うーん、なるほど、素晴らしい!」です。
もしマスタークロックジェネレーターを入れた音と入れない音を知らずに聴き分けられたとしても、
その違いがマスタークロックジェネレーターの入と切によるものとは分からなかったに違いありません。
マスタークロックジェネレーターの効果を一言で言い表すなら
「音色が味わい深くなる」ということだと思います。
(また若干音量が大きくなるようにも感じます)
とにかく音色が美しい。
時間軸が正確になるということは、すなわち音の鳴り方、響き方が緻密になるということなのでしょう。
歌声を例にとれば、一番強い、音階そのものの音よりも、その周りにある
微細な音までもが聴こえることで、声色がより生々しく艶(あで)やかになります。
楽器の音にしても同様で、初めて経験する感激もあって、曲よりも、とにかく音色に聴き惚れてしまいます。
音楽鑑賞の満足度、幸せ成分は少なくとも二割り増し、ことによると三割り増しと言えるかも知れません。
マスタークロックジェネレーターは一度付けたら外せないという感想を多数読みましたが、納得です。
今までは基本的に「Audirvana Plus」でDSD128変換したものをUD-503に
伝送して聴いていたのですが、マスタークロックジェネレーターを入れると
アップコンバートやDSD変換を施さなくても充分に満足度の高い音、響きを味わえます。
アップコンバートやDSD変換を施せば、それはそれで、あらためてその効果を味わえますが、
多分、今後はアップコンバートやDSD変換は基本的には施さなくなるだろうと思います。
全てのUD-503ユーザーに、特に自分のように発売と同時にUD-503を購入し、
一通り楽しんできて、さらなる高音質を求めたいと思い始めたユーザーに
是非、マスタークロックジェネレーターをお薦めしたいと思います。
一応、断っておきますと、これはあくまで初めてマスタークロックジェネレーターの効果を味わい、
その感激も冷めやらぬ内に第一印象をつづっているものです。
今回、その第一印象を味わった環境は、MacBook Pro (ME294/Mavericks)、
「Audirvana Plus (2.6)」、AT-EUS1000/1.3、UD-503 (アクティヴ・グラウンド)、
FURUTECH F63-S(R)、SONY MUC-M20BL1、そしてXBA-Z5という構成です。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000784892/So
rtID=18957489/ImageID=2514943/
また、マスタークロックジェネレーターといっても様々な種類のものがあります。
このスレで紹介しているサイバーシャフトのSoulはOCXOを使ったものですが、
他にルビジウムやセシウムを使ったものもあり、それぞれ特性(味わい?)が異なるそうです。
UD-503のユーザー層からすれば、マスタークロックジェネレーターといえば
価格的にほとんどサイバーシャフトのSoul一択なのではないでしょうか。
自分はその一択に六万円を費やして、正解だったと思えています。
2017/3/11 15:00 [2015-14]

実は、当方の購入した個体には問題がありました。
通電させ始めると「ブブブ・・・」という異音が聞こえたのです。
上記の通り、マスタークロックジェネレーターの購入を検討するにあたっては
読めるだけのものを読みましたが、稼働音がするという話は読んだ覚えがありませんでした。
数時間観察してみると、どうも中のOCXOの加熱時に「ブブブ・・・」という音が発生し、
また放熱時には「キーン・・・」という音が発生しているようでした。
いずれもエアコンの送風音に掻き消される程度の音量ではありましたが、
本機を設置する部屋は寝室でもあるので、これは困ったなと思いました。
サイバーシャフトのホームページから問い合わせると、すぐに返事が来ました。
通常は無音であるはずで、異音がするのは設置状態によるものか、あるいは電源の影響の可能性がある。
製品を(着払いで)送れば点検して頂けるとのことでした。
電源のことは詳しくは分かりませんが、当方の設置状態に特段の問題があるとは
思えなかったので、サイバーシャフトに送って点検して頂くことにしました。
サイバーシャフトにての検査では異音は発生しないということでしたが、
電源トランスと筐体を交換することを提案されましたので、
そのようにして頂き、返却されました。
さて、返ってきたSoulを通電させ始めると、驚いたことに異音は発生せず、無音でした。
やはり購入時に搭載されていた電源トランスは、不良品とは言えないまでも、
当方の電源環境とはなにがしか相性の良くないところがあったのでしょう。
この件で購入から一週間ほどを費やすことになりましたが、
何はともあれ、正常に無音で稼働するようになってくれたのは嬉しいことです。
サイバーシャフトの対応はとても迅速かつ非常に丁寧で、本当に感謝しています。
2017/3/16 19:44 [2015-15]

めでたしめでたしのはずですが、帰還後のSoulを(通電再開から二十四時間後)
UD-503につなぎ直して再び同じ構成で音楽鑑賞してみましたところ、
何故か初めての時ほど感動を覚えません。
やはり二回目には初回と同じ感動は味わえないのか、
「おあずけ」の間に初回の感動の記憶が膨らみ過ぎてしまったのか、
はたまた、心身のストレス過多で音楽鑑賞に幸せを感じづらい状態になっているのか。
分析するように聴き分けてみれば、やはり上に書いた初回の感想と同じ違いを感じます。
「CLOCK SYNC」「OFF」では音が粗く、「ON」では緻密に、鳴り方も「豊か」になります。
ただ、初めての時のように、それで幸せを感じるまでには至りません。
・・・多分、自分が現在ストレス過多状態なのだろうと思います。(あまりにも思い当たる(^^;)
このまま通電させ続けて、また音楽鑑賞に幸せを感じられる日を待ちたいと思います。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000784892/So
rtID=18957489/#20738633
2017/3/16 20:00 [2015-16]

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サイバーシャフトの試験成績書 (全体) |
添付画像は当方のSoulの試験成績書です。
当然ながら全て合格と判定されて出荷されているので、問題があるはずはありません。
注目すべき点は「Allan Deviation」と「位相雑音」の測定値でしょう。
何故なら、この二つが「Soul」を「Soul」たらしめているものだからです。
サイバーシャフトのOCXOマスタークロックジェネレーターのラインナップは
下から「Soul」、「Premium」、そして「オプション付きPremium」となっています。
「Premium」と「オプション付き」の間には電源部にも差がありますが、
基本的なグレードの差異は位相雑音特性によると思われます。
最下位グレードの「Soul」の「位相雑音」の基準は(オフセット1Hzで)-106.5dBc/Hz以下、
次の「Premium」の基準は(同)-110dBc/Hz以下、そして「オプション付きPremium」は
「OP11」から(同)-111dBc/Hz以下、(同)-112dBc/Hz以下、(同)-113dBc/Hz以下、
(同)-114dBc/Hz以下となっており、最上位グレードの「OP14」の販売価格は16万円です。
もう一方の「Allan Deviation (アラン分散)」、つまり短期安定度は
「Soul」の基準が「0.00095ppb/sec以下」、「Premium」の基準が「0.0007ppb/sec以下」、
「オプション付き」(OP11からOP14まで)の基準が「0.00065ppb/sec以下」となっています。
想像するに、使われているOCXOは基本的に同じもので、サイバーシャフトにての
試験で素性の善し悪しを品定めしてグレード分けしているということでしょう。
取扱説明書によれば「Soul」の基準に見合うものですら百基の内数基ということなので、
「Premium OP14」用となると、それはそれは稀にしか見つからないものに違いありません。
2017/3/23 20:40 [2015-17]

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サイバーシャフトの試験成績書 (部分) |
さて、当方の個体の試験成績書を見ると、「位相雑音」の測定値は-107.0dBC/Hzとなっています。
「Premium」の基準が-110dBc/Hz以下なので、-109.9dBC/Hzまでは「Soul」ということになります。
「Allan Deviation」についての測定値は0.000934ppb/secで、
これまた0.000701ppb/secまでは「Soul」ということになります。
もし「位相雑音」が-109.9dBC/Hzで「Allan Deviation」が0.000701ppb/secの
「Soul」があったとしたら、実質八万円以上の価値があるわけです。
そんな「Soul」を手に入れられた方は、本当に幸運ですね。
もっとも、以上は数値を見て考えることで、実際に聴こえる音としてどう違ってくるかが問題です。
そもそも「アラン分散」とか「位相雑音」とかいう言葉すら聞いたこともなかった自分は、
サイバーシャフトのホームページのSoulの紹介欄にある「試聴レポート」を参考に、
UD-503で使う限りに於いては上位機種と違いは感じられないという話なら、
いたずらに上位機種を求めることもあるまいと考えてSoulを選びました。
マスタークロックジェネレーターというものが、これほどの違いを実感させるものとは
知らなかったというのも、とりあえず必要充分な性能のものをと考えた大きな理由です。
将来、AK4497を搭載したUD-505が出てきたら、「Premium OP12」ぐらい考えたいかな。
2017/3/23 20:45 [2015-18]

ところで、サイバーシャフトのマスタークロックジェネレーターにはOCXOではなく
ルビジウムを用いた機種もあり、こちらはグレード展開も無く、ただ一機種のみです。
興味深いのが、上記の「短期安定度(アラン分散)」と「位相雑音」の基準値で、
ルビジウム搭載機の「短期安定度」の基準は0.015ppb/sec以下、
「位相雑音」の基準は(オフセット1Hzで)-78dBc/Hz以下と、
OCXO最下位グレードの「Soul」と比べても、それこそ桁違いに劣る水準の値です。
(「Soul」の基準はそれぞれ0.00095ppb/sec以下、(同)-106.5dBc/Hz以下)
ルビジウム搭載機の販売価格は98,000円、つまり「Premium」(85,000円)と
「Premium OP11」(108,000円)の間というふうに設定されています。
特性がそもそも異なる物なので、並べて比べても仕方がないのかもしれません。
価格設定は性能よりも、適合する水準のOCXOなりルビジウムなりの
発振器がどれだけ稀かということによるものでしょう。
ことオーディオ用途のマスタークロックジェネレーターに求められるのは
「アラン分散」と「位相雑音」の少なさだと(にわか仕込みで)理解しています。
この二項目だけを並べれば、ルビジウム搭載機に価値を見出すのは難しくなります。
ただ、ルビジウム搭載機はOCXO搭載機と比べると「スプリアスノイズ」が
非常に少ないのだそうで、それが高域部の再生に影響を与えるということです。
OCXOとルビジウム、両方味わいたいという需要が出てくるのは当然のことで、
かつてはOCXOとルビジウムの両方を搭載した機種も用意されていたようですね。
2017/3/23 20:50 [2015-19]

もう一つ、サイバーシャフトの過去のラインナップに存在したらしいのが
GPSと連動するタイプのマスタークロックジェネレーターです。
このタイプのマスタークロックジェネレーター、自分は少々疑問に思っています。
GPSとの連動で、一体どういう範囲の時間の精度向上が期待できるのか。
想像するに、それは音楽鑑賞用途には無意味な精度ではないのか。
使ってみて分かることですが、マスタークロックジェネレーターの効果というのは
非常に緻密な範囲の時間軸が正確になることで音色が鮮やかに甦ることだと思います。
10MHzといえば10,000,000(一千万)分の一秒、長くても例えばCDの44.1kHz、
つまり44,100分の一秒ぐらいの範囲の時間軸の正確さが求められるのだろうと思うのです。
GPSとの連動って、そんな微細な範囲の時間軸の正確さを更に向上させてくれるものなのでしょうか。
あるメーカーのGPS連動式マスタークロックジェネレーターのレビューの画像に「0.03ppb」とありました。
上記の通り、サイバーシャフトの「Soul」の基準が「0.00095ppb/sec以下」、
ルビジウム搭載機の基準が「0.015ppb/sec以下」なのに、です。
もっとも、それが同じ条件下で出てくる数値なのか定かではありません。
その機種の紹介ページには「+/-0.00ppb以下の高精度」とありまですので、
本来の性能は「0.00095ppb/sec以下」の「Soul」に近い水準ということでしょうか。
他の用途には意味がある場合も想像できますが、こと音楽鑑賞用途では
GPS連動にはほとんど意味は無く、ただ本体に搭載されている
発振器の性能のみが問われるのではないかと思います。
(にわか仕込みの浅い知識を基にした考察です)
他メーカーのGPS連動式マスタークロックジェネレーターで22万円超のものがありますが、
自分なら同額出費でサイバーシャフトの「Premium OP12」とルビジウム搭載機を買います。
2017/3/24 18:18 [2015-20]

Soulを配置し直して通電再開から五日経ったところで
今一度マスタークロックジェネレーターの効果を味わってみました。
(以下マスタークロックジェネレーターは略してMCGと記すことにします)
この五日間、まともな音楽鑑賞はしていません。
かなりストレスが溜まっているのが自分でも分かっていたので、
こんな状態では音楽を聴いても、耳障りな高音域とかノイズとかが
気になるばかりで、到底幸せを感じるには至らないだろうと思えたからです。
MCGを入れた「あの音」を味わって幸せな気分に浸りたいと思いながらも我慢しました。
本当は通電再開から一週間をメドに考えていたのですが、我慢しきれず、
また精神的にも比較的穏やかになれたところで、いざ音楽鑑賞に臨みました。
今度はイヤホン(XBA-Z5)ではなく、ヘッドホン(T 1 2nd Generation)を鳴らしました。
いやぁ、やはり素晴らしいです。
もともとUD-503とT 1 2ndの組み合わせは聴き始めた瞬間に感激するというよりも、
一時間、二時間とかけてじっくり音楽に浸るのに適していると思っています。
最初はUD-503の設定で「CLOCK SYNC」を「ON」にしたり「OFF」にしたり、
MCGの効果を確かめながら聴きましたが、後は「ON」にしたまま音色を味わいました。
購入翌日と比べると、あの時は初めて経験する「微細」さや「緻密」さが印象的でしたが、
今回、通電再開から五日経った現在、ちょっと「濃密」な方向に来ている気がします。
MCGで時間軸を正確にすると音色が一層鮮やかに甦るというのは理屈としても
分からないことではないと思いますが、通電し続け、MCGの状態が落ち着いてきて
音色が「濃密」になってくるというのは、これはもう自分には理屈づけのしようがありません。
しかし、実感される事実なのだから仕方がないですし、似たような感想を読んだ覚えもあります。
二時間ほど聴き続け、幸せな気分に浸ることが出来ました。
とりあえず、めでたしめでたしです。
ただ、取扱説明書によれば、OCXOが本来の性能を発揮するのは、通電開始から
一ヶ月ほど経ってからということなので、どうなることやら、楽しみなような心配なような・・・。
2017/3/25 19:19 [2015-21]

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UD-503の外部CLOCK認識LEDが点灯 |
Soulのクロック信号を送り込んだUD-503経由でT 1 2nd Generationを鳴らす。
自分の手持ちでは現在、これが最高の音楽鑑賞環境です。
繊細、緻密、明朗、豊満、素晴らしい鳴りっぷりです。
T 1 2nd Generationは新品当初は、初期型から低音域が補強されたという
話にしても、低音域の鳴り方には物足りなさを覚えるところがありました。
それを解決するのはアンプの力だろうと考えていたのですが、
鍵はまさかのマスタークロックジェネレーター導入でした。
マスタークロックジェネレーターを導入すると低音域が締まります。
芯が入るというのでしょうか、輪郭がハッキリとして力強く鳴るようになります。
人工的な輪郭強調や低音域の増強とは違う、あくまで素の音源を緻密に
正確に再生して出てくるという感じの、素直で、しかも力強く朗らかな音です。
良く言われることですが、低音域がしっかりすると全域の音に厚みをもたらします。
中音域は勿論、高音域の音でさえ、微細な成分として低音を含んでいるのでしょう。
それが聴こえるか聴こえないかで音色の味わいが違ってくるということだと思います。
ところで、写真ではUD-503の「CLOCK」認識LEDが白色に光って見えますが、
露出の関係でそのように写ってしまっているだけで、実際には青い光です。
また、残念ながら配置の関係でSoulを一緒に画面におさめることは出来ませんでした。
2017/4/1 15:15 [2015-22]


