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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

自転車にpassion(情熱)のある人書いてください。
自転車道場目次2020
https://engawa.kakaku.com/userbbs/191/Th
readID=191-37905/

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自転車道場の掲示板に新規書き込み

弾性流体潤滑 Elastohydrodynamic Lubrication (EHL)

道場長が、ナマケモノ走行会( 2016年6月10日 江ノ島水族館横 クラゲ広場 集合)に来られた折に、”タートルの部屋”の題名で書き込みを実施するよう要請がありましたので、近況報告をいたします。

(1)フロントホイールの玉当たり調整後の、自由回転時間を示します。(https://www.youtube.com/watch?v=v_CtdMZO
Im4
)
 玉当たり調整には、グリースを良好な条件下で使用する必要があり、それにはまず弾性流体潤滑モデルの理解が必要です。弾性流体潤滑モデルの図をしめします。
なお、出典は、JIS使い方シリーズ 新版 転がり軸受の選び方・使い方 1990年7月2日 第1版 綿林英一(編) 182頁 です。

このホイールの回転は、既に自転車道場で発表したホイールの回転と同一です。
前回の発表後、玉当たり調整は実施していませんが、タイヤをTopazio ProからRubino Pro 25Cへ変更しています。そのため少しホイールバランスが少し変わっていますが調整はしていません。

(2)BBの回転を示します。(https://www.youtube.com/watch?v=hxta8rH7
qGY&feature=youtu.be

使用BBは6700です。充填されていたグリースは、灯油を使用して洗い流し、乾燥後にAZウレアグリースを充填しています。BBークランク間をしっかり重しをかけてその後にクランクを固定すると、クランクの自由回転時間が半分に減少します。
恐らくBB-クランク間に摩擦が生じ、自由回転時間が減少するものと推定されます。
そこで、BB-クランクの両端に2px5p程度の切り出したコピー紙を挟んでからクランクを固定しました。
クランクを固定後、ゆっくり回すと半回転ほどでコピー紙は2枚共に床に落下しました。
その後に、クランクの自由回転時間は2倍ほどに増加しました。
なお、コピー紙の紙の厚さは、電子ノギスによれば、0.09oです。小生はコピー紙を用いて調整しましたが、コピー紙を嫌われる方は、別の材料を使われるとよいでしょう。ちなみに頭髪の直径は0.05oでしたので、こちらを使うのもありかもしれません。
要は、ガタを発生しないようなごく僅かな隙間を造ることが肝要です。

なお、灯油の使用に当たっては、火気にご注意ください。
また、灯油を入れる容器に飲用のペットボトルを使用すること、年齢のゆかない子供のいる処での作業は、避けてください。作業に熱中して目を離したすきに誤飲するような事故が発生する可能があるからです。使用後の容器には「灯油 飲むな」と記載しましょう。
使用後の灯油の廃棄方法は、居住地の自治体に廃棄方法を聞いてください。廃棄物の処理方法は、地域ごとに異なり、一般に地方ほど丁寧で細やかです。小生の地方の廃棄物担当の方は、新聞紙に浸み込ませ袋に入れて可燃物として所定の廃棄方法に従ってくださいと回答しました。
BBを入れて洗浄する容器は、ガラス製の容器が良いでしょう。本格的に理化学機器のビーカーを購入するのも、一方法ですが、100均の容器でも充分使用に耐えます。

(3)ペダル:スピードプレイの調整後の回転をしめします。
  (https://youtu.be/gF0W_GI0Y14

(4)ペダル:シマノペダル105(旧モデル)の調整後の回転を示します。
   (https://www.youtube.com/watch?v=_UD7Db_a
HoE

   ( https://youtu.be/oDSXt90XsRI
  シマノ105のペダルの回転を見た道場長は、ただ回転を良くすれば良いというものではない。
  どのくらい耐久性があるかもしっかりと確認することが必要であるーと述べられました。
  この作業はちょっと大変そう。数年がかりになりそうー
  誰かボランティアで確認作業を手伝ってくれる方はいませんかね・・・(爆)

以上、Basso Viperの整備の近況報告でした。
   

2016/6/15 13:54  [191-21545]   

教授レポートありがとうございます。なんか僕、文句ばっかりつけてる人間みたいですやん。

教授の回転は素晴らしいものですが通常の整備の何倍もの時間と労力が必要なので、みなさまに、このレベルまでやれと強制はできません。しかしシマノのペダルやRS21は、ここまで出来ると目標が見えたと思います。

ちょっと理論が難しいので、すぐに理解できるものではありませんけど回転系の限界を追求したい方は教授に続いて挑戦してみてください。ここは教授の部屋なので、なんでも質問などあればぶつけてみてください。専門的議論になれば僕は逃げますけど、議論は自由にどうぞ。

2016/6/15 16:16  [191-21546]   

 鶏 泰造さん  

1万5千円のホイールが12分も回ったのでは、GOKISO涙目でしょうねぇ(^^;。

最後の方は「振り子」になっていますが、ホイールバランスを取って回したらどこまで伸びるか、ちょっと興味があります。ここまで軸受がデリケートなほうが、バランスの有無の差がわかりやすいと思うので、ぜひトライしていただきたくm(__)m。

バランス取りには、これがスマートで便利みたいですね(自分も買おうかと思ってます)。
http://www.lafino.co.jp/fs/tennisshop/ac
c-kimony-0009


ゴルフクラブ用の方が安いですけど(^^;。

2016/6/15 16:29  [191-21548]   

 skogenさん  

ホイールのハブ調整ではお世話になりました。
お陰さまで、あちこちでベアリングを触りまくってます。^^;

粘性流体潤滑理論じゃ無くて弾性流体潤滑理論って言うんですね。圧力スパイクってぐらいだから弾性を考えないといけないって事か。勉強になります。私は鋼球と受け面の変形がベアリングの走行抵抗かと考えてました。

ヘルツ理論というのをセラミックベアリングを考える際に勉強したんですが、EHLでもヘルツ面で考えるんですね。とすると、グリスの膜厚は極めて薄い事になりますね。そのため、鋼球と玉受け面の変形だけでなく、流体の弾性圧縮も損失になる。。。なるほどです。

http://engawa.kakaku.com/userbbs/1740/Th
readID=1740-869/


セラミックベアリングを使った場合、ヘルツ面の面積は20%ぐらい小さくなるので、EHLで考えると流体からの摩擦も小さくなる。ただ、セラミックの大きな長所はそこには無いはずので、冷静に考えると導入する気にはならないですが。。。と言いながらカンパのUSBに惹かれる。^^

BBの調整方法は分かりやすいですが、隙間を空けると、単純なネジが持つ欠点である「緩むこと」は大丈夫でしょうか?シマノのBBはネジ山に白い緩み止め樹脂(たぶんテフロン)が塗ってあるし、締め込む方向にクランクを回すから大丈夫なのかな。

ところで、ハブの玉当たり調整をやっていて気付いたことがあります。ガタがわずかにでも残っているとタイヤを持って左右に強く速く揺すると変な振動をしますね。以前はリムを持って、ゆっくりと左右に動かして確認していましたが、この車体とホイールの一体感が無くなる緩みは、微妙なガタの有無の良いチェック方法だと思いました。(当たり前だったらご容赦を)

このガタによる振動は走行時にはホイールの直進性が落ちたように感じるでしょうね。最近、タイヤの空気圧をいろいろ試しているんですが、空気圧が低すぎるとタイヤが微妙に左右にずれる感じがして、直進性が落ちます。

締め過ぎ、ガタありどちらもベアリングを痛めるでしょうから実際に乗って試す気はしませんが、ガタがある時の一体感の無い緩みは、タイヤの空気圧が低い時と同じような直進性の低下に繋がるんじゃ無いかと想像してます。

何が言いたいかというと、回転を重要視してガタを許容する人がもし居たら、路面が荒れたカーブで怖い事になるかもって事です。ガタ有りはベアリングの寿命を左右するだけと思ってましたが、もっと重要で肝心な自転車の走行性能につながっているようです。これ一連の玉当たり調整で気付かせてもらった事です。おまけとしてホイールの横方向の強度もある程度分かります。

お陰さまで、あちこちでフレームに装着されたホイールのリムを持ってガタガタと揺すってます。^^;

2016/6/15 19:06  [191-21550]   

ナマケモノ走行会前日に宿泊して前夜祭を行いましたが、その時に教授の自転車をいろいろ検査しました。ガタについてはRS21は完璧に整備されていてありません。シマノペダルは片側だけ少しありましたが、もう少し追い込めば完璧に取れるレベルでした。BBもありませんでした。僕が確認しています。

僕の基準はガタを完璧にとった上で実際に走行する状態にして時間と回転数を計測します。回転数や時間を増やすために、ゆるゆるにしてガタの出ている状態でごまかすみたいな3流整備は最初から認めていません。自転車道場基準はそんな自転車屋レベル以下の基準ではないので誤解されないように。

タートル教授の整備も去年はガタが出ていました。しかし今回は完璧に取れていてスキルアップを感じました(あと教授は去年より今年の方が相当自転車に乗れてました、乗る技術もスキルアップしてました)
フロントは何度やっても12分、リアは8分回りました。クランクの回転も軽くて驚愕レベルです。

ただ普通の整備では行わないこともやっていて、僕の場合は秒数が減っても、そこは原型のまま残しておきたいというものもありました。たとえばRS21のハブはシールドゴムを取り除いています。BBはゴムカバーを外し灯油で洗っています。僕は購入時状態を維持してどこまで軽くできるかにこだわっていて、基準も120秒で合格と低いですから、ここはあえて教授の方法は真似しません。

教授の方法は時間と労力とスキルを必要とし、誰でも真似できるものではありませんが、学ぶべき点が多くあり、高い到達目標点として、僕も認識を新たにしています。まさに常識破り!

たとえばシマノのペダルなんてどうせ回らない→整備次第で三ヶ島並に回る。

それと教授が書かれていないことですが、シマノのペダルやスピードプレイなどでシューズとクリートが硬くてはまらない場合、AZウレアグリスをクリート部分に塗れば着脱が軽くなり使いやすくなるそうです(僕はクリートの着脱に困ったことがなく必要性に迫られていないので、この点は教授から解説してもらった方がいいと思います)ついでにシマノペダル整備に使う工具の説明なども、後に続く人たちのために紹介してください。
 分解してこの工具でこうやって整備すれば、これだけの回転になるよという写真付き解説が読んでる人は一番うれしいと思います。可能ならよろしくお願いします。

2016/6/15 23:04  [191-21554]   

105ペダル分解開始 組立開始 組立・工具

道場長殿
ペダル105の分解・調整・組立方法について、皆さんに写真付きで説明してほしいとの要望ですね。

写真を掲載します。
最初の写真は、105ペダルと、分解用治具(TL-PD40 ペダル用ロックブッシュ戻し工具)、アマゾンで購入可能で187円です。分解・組立には必須の治具です。
2枚目の写真は、治具ペダルに組みつけたもの。3枚目の写真は、モンキーレンチで、治具を挟み込んだものです。モンキーレンチの口径は、36o以上の少し大型のものが必要です。300oのモンキーレンチを使用しました。
4枚目の写真は、芯を引き抜いた状態です。
5枚目の写真には、芯の部品を解体したものです。
組立に入る前に、劣化したグリースを布等でふき取り、きれいにします。12個の鋼球が、円筒の前後に入り(合計24個)ます。円筒の端部とロックリングを見ると、このベアリングはカップ・コーン型のベアリングであることが理解できるでしょう。
6枚目の写真は、プラスチック製の円筒を芯棒に被せ、さらにリングを乗せ、そのリング上に12個の鋼球を乗せた処。
7枚目の写真は、さらに円筒を芯棒に被せ、
8枚目の写真は、円筒上に更に12個の鋼球を乗せた処。
円筒が少し斜めになっていて、円筒の中心と芯棒の中心とが一致していないことに気づくでしょう。下方の鋼球が未だ円筒の下部のカップの領域に入っていないためです。
写真9は、芯棒先端のネジ部にロックリングを締め込み、円筒下部の鋼球および上部の鋼球をカップ中の領域に誘導し、ロックリングを固定した処。
ロックリングの締め方は、ホイールのハブのカップ&コーンの締め方と原理は同じです。
ここは、皆さんの腕の見せ所です。興味深いことに、このカップ&コーンの処で、大きな遊びがあると全体を組み上げた時に、ガタが発生します。
10枚目の写真は、ロックブッシュ戻し工具で芯棒部分を締め込んでいる処。
締めこみ強度は、片方の手がPD5700を持ち、片方の手がモンキーレンチを持った状態で締め込みができる程度の強度です。
最後の11枚目の写真は、使用工具で、300MMモンキーレンチ、10oと7oのコンビネーションレンチです。12枚目の図は、 ”TL-PD40”です。
ここに示した工具の他に、鋼球を扱うピンセットがあると作業が楽です。

105の分解・組立・工具の概略は以上です。

なお、組みあがった105のペダルを使用する際に、最も弱いレベルに設定しても、着脱の強度が強すぎて立ちごけしそうな恐れのある方は、ペダルのクリートを固定している箇所に、AZウレアグリースを塗ると軽快に外すことができるようになります。
多量に塗る必要はありません。ほんのわずかで十分です。ペダルのクリートを固定している黒の色が微かに変わることが視力の良い方ならば分かるでしょう。同様にSpeedPlayのクリートもAZウレアグリースをごく少量塗布すると、着脱が容易となります。
SpeedPlayの取り扱い説明書には、「グリースは使うな!個体潤滑剤を使え」「グリースは、走行中に塵埃を取り込み、ペダルが正常に動かなくなる」と記載してあります。当初、取り扱い説明書に従い個体潤滑剤を使いましたが、着脱が固すぎ、立ちごけすることがありました。そこで思い切ってAZウレアグリースを塗布した処、着脱が容易となりその後立ちごけはありません。
一般舗装道路を走る限り、走行距離が数100q程度であれば、グリース塗布後のクリートに掃除しなければならないほどの塵埃の付着は認められません。
もっとも、泥まみれの道路を走ったことが無いので、そのような用途の場合は一考を要するかもしれません。
道場長殿が、着脱に困ったことが無いのは、頷けます。ナマケモノ走行会で一時道場長の後ろを走って、後ろ姿を拝見させていただきました。道場長のレーサーパンツは、半パンで”ふくらはぎ”を見ることができたのです。まさにナマケモノ走行の名にふさわしくふくらはぎの筋肉にはほとんど力が入っていません。他の方を見るとふくらはぎの筋肉が坂を上るペダルが回るたびに筋肉が盛り上がるのに…
同時に気が付きます。筋肉の太さが数倍違うのです。それ故、通常の筋力の方が、ペダルから足を外せない時でも、悠々と、(道場長にとっては)僅かな力で外せるので、クリートの着脱に困ることなどないのでしょう。 より高級な(僅かな力で動作する)器具がいるのはむしろ初心者であるとの、道場長の言葉は、ここでも真実です。

>たとえばRS21のハブはシールドゴムを取り除いています。
 RS21のハブにはシールドゴムはつけてあります。

>BBはゴムカバーを外し灯油で洗っています。
 これは、その通りです。でも洗浄後はもとに戻しています。
 BBのカバーを外したのは、2つの理由があります。第1は、走行に伴って塵埃がBB内にどの程度侵入するか知見を蓄積したかったからです。第2は、灯油の洗浄で、初期に塗布されているグリースが充分除去できるかどうかを知りたかったからです。
BB6700のカバーをマイナスドライバーや、尖った金具で外している方がいますが、もう少し先端の広めの道具、例えば、彫刻刀の平刃の方が局所に力がかからないので、カバーを変形させずに外せます。但し、平刃の端は少し削った方が良いです。
もっとも、カバーの素材は柔らかで、少しの変形であればゆっくりと元の形に戻っていきます。改めて、JIS使い方シリーズ 新版 転がり軸受の選び方・使い方を読みますと、灯油中で長期使用したベアリングの洗浄方法が記載されています。洗浄液中でゆっくりとベアリングを回しながら洗浄する方法でした。もっとも、私の走行距離はあまり長くはないので、長期間走行した方のBBはどうなっているのかみたいですね(爆)

鶏さん
リードテープ購入して試してみます。少し、時間をください。

2016/6/16 19:01  [191-21557]   

丹沢のタートル さん  

2016/6/16 22:29  [191-21562]  削除

先ほどの書き込みで、肝心の説明(グリースの塗布の仕方)が抜けていました。
追加をお許しください。

写真6と7のところで、鋼球を組み込んでいますが、鋼球を組み込む前に、グリースを芯棒の側の鋼球を入れる箇所に、予めグリースを入れておくと便利です。予め入れたグリースに鋼球がくっつき、鋼球が芯棒側から、落下しなくなります。
追加するグリースの量は、上下のカップの箇所に、鋼球2〜3個相当分でよいでしょう。
グリースを芯棒側に塗布するときは、指を使わずに、塗布します。
この用途には、理化学用のスパチュラが良いのでしょうが、100均のマドラーでも良いでしょう。

2016/6/16 22:30  [191-21563]   

 tukubamonさん  

一つ教えていただきたいのですが、BBのカバーは皆さん尖ったものや、平たいもので「引き上げて」外すのでしょうか?
裏側からマイナスドライバーなどで「押して」外すという方もいた様に思います。

いずれも正解は無いと思いますが、私はマイナスドライバーを2本使って裏側から押す方法でしたので、間違っているのかな?と思いまして。

2016/6/16 23:55  [191-21566]   

kakip. さん  

2016/6/17 08:42  [191-21568]  削除

 skogenさん  

アルミバットを使うまでもない、ちょっとした部品の洗浄用容器はアルミ缶を加工して使ってます。アルミ缶はキッチンバサミで切れるので、5分もあれば作れます。内面コートはパーツクリーナーで侵されることは無いです。超軽量7.4g。^^;

SPDペダルを使い始めの頃は、ペダルとクリートの接触面を鉛筆で黒く塗ってました。
鉛筆の芯の成分であるグラファイトは潤滑性能があって、固体なので潤滑切れしにくく、土埃を吸着しません。いわゆる固体潤滑剤として使えます。

テフロンや二硫化モリブデンのコーティングスプレーは高いですもんね。

以上、日用品の有効利用でした。

2016/6/17 07:57  [191-21575]   

 kakip.さん  
PD-A600の注油場所

丹沢のタートルさん
ナマケモノ走行会にてペダルを触らせていただきありがとうございました。
本日、あの感触に少しでも近づければと自分のペダルを再調整してみました。

調整前
https://youtu.be/r9Oydx_heUc

調整後
https://youtu.be/rpiPOcUQJL0

っと、この作業をしている間に詳しいコメントが書かれていました(汗)

私のペダルはシマノのPD-A600の片面SPDペダルです。
中身の構造は105ペダルと同じ作りです。

今回やった事は、清掃とてんこ盛りに入れたグリスの除去及び適正量の再塗布です。
(グリスは綿棒で薄く塗りました。)
そして自分的に気になっていたシール部は粘度が高めのオイルで「拭いて」再装着しました。

動画は調整後の方が回っていると思われます。再調整して良かったです。

そして先ほど朝の通勤ではっきりと違いが解りました。
軽い!回る!クリート付けにくい(笑)
この「ぬっる?スベッ?」っとした感触は今まで何だったんだろう・・・
っと考えさせられるレベルだったと改めて思いました。

これもあの時に触らせていただいた感触のおかげです。ありがとうございました!


PD-A600のクリートが入りにくい件ですが、私は写真のスプリングの受けにオイルをたらして
ふき取ると、「カッチ!」っという音が復活して入りやすくなります。おススメです。

追伸・・・再投稿して申し訳ありません。丹沢のタートルさんのお名前間違えていました。
     気分を悪くしたらごめんなさい。

2016/6/17 08:42  [191-21577]   

鶏さん
>最後の方は「振り子」になっていますが、ホイールバランスを取って回したらどこまで伸びるか、ちょっと興味があります。
>バランス取りには、これがスマートで便利みたいですね。

ご紹介頂いたリードテープを使って、「振り子」状態にならないよう、ホイールバランスを追い込んでみました。このリードテープはホイールバランスを追い込むには便利で使いやすいです。

結果を示します。(https://youtu.be/IZ9vu-fwVzs
残念ながら、自由回転時間は30秒ほど減少して、12分となりました。工夫するとまだ回転時間は伸びるかもしれませんが。

skogenさん
アルミ缶を用いて洗浄容器を造る技を開示して頂きありがとうございます。
そのコストカッターの精神には脱帽です。
しかし、気になる事がございます。
(1)アルミ缶の切断部分、即ち洗浄容器の上部は折り返してあるのですが、折り返し部にかなりバリがあるのが写真より読み取れます。操作部にバリのある工具は不良品で補修するか廃棄するしかありません。洗浄用容器として完成度が不足であると思います。

(2)洗浄の終点を確認するには、なんといっても透明容器であるガラスに勝るものはありません。飲用に用いられるアルミ容器は、観察方向が上からのぞき込む方向しかありませんから、目視する能力が妨げられます。

ホイールのハブ調整では、美しいハブの模式図を描いて頂いて有難うございます。
そういえばあの模式図は、未だ未完ですね。
完成まで追い込んだものが観てみたいものですが・・・

tukubamonさん
>いずれも正解は無いと思いますが・・・
>私はマイナスドライバーを2本使って裏側から押す方法でしたので
BBのカバーの外し方は色々あると思われます。
カバーは、ホローテックの軸の固定にも使われていますので、塑性変形や、傷がつかないような外し方であれば良いのではないでしょうか?
マイナスドライバーをご使用になった時に、カバーの軸固定部に変形や、傷の跡はなかったですか?

kakip.さん
>そして先ほど朝の通勤ではっきりと違いが解りました。
ペダルの調整で快適になって良かったですね。
今後も、宜しく。


2016/6/25 12:22  [191-21641]   

 鶏 泰造さん  

タートル教授、実験ありがとうございます。

 バランスが改善されて、慣性モーメントが若干とはいえ増えるのですから、理屈の上では自由回転時間は伸びてもいいはずなんですけれど、なぜ短くなったのかが興味深いです。

 リードテープは私も買って使ってみました。1.5gぐらいのバランシングでしたが、なんとなく転がりが滑らかになったような気がします(プラシーボかも)。でも1g以下を自重でバランシングさせようとすると、最低でも120秒回るホイールでないと厳しいですね。軸のフリクションがバランス取り作業に影響するとは、やってみるまで気づきませんでした(笑)。

2016/6/25 12:56  [191-21643]   

 釣り好きジイさん  

ペタルの回転が良くないので、ネット上の書込みを見てPD−A600をオーバーホールしてみましたが、1~2回転しか廻りませんでした。
ベアリングも金属の筒の両端に12個ずつありました、先端の10mmのナットの締め付けですが金属の筒が軽く廻る程度でゴリゴリ感の無い程度まで締めました。フィニッシュラインのプレミアム・テフロン・グリースでしたが、グリスが固いのか?グリスの量が多すぎたのか?整備のレベルが悪すぎでしょうか。
回転をあきらめてペタルを取付けましたが、今度は上から見て軸は動かずペタルだけ左右に動いてしまい再度分解してみましたが変わらず2mm程度左右に動いてしまいます、何が悪いのか解らず困っています、いつも質問ばかりで恐縮ですが原因と対処方法を教えて頂けないでしょうか。

2016/6/25 18:14  [191-21651]   

 skogenさん  

リードテープという商品名、なんでリードなのかなぁって思ったら、英語だとlead tape(鉛テープ)なんですね。なので、読み方はレッド・ツェッペリンと同じ「レッドテープ」ですが、そうするとred tapeと思われちゃうかな。(些細なところで済みません)

ビンディングペダルも、すごい違和感があるんですが、これは元がドイツ語と考えればバインディングじゃ無くてビンディングもありですかね。

バランスを取った場合に時間が短くなったのは、ホイールが止まるのは速度v、あるいはvの2乗に比例する抵抗損失によって回転のエネルギーを失うのが理由だからでしょうね。振り子運動をする場合は、運動エネルギーと位置エネルギーを互いに交換しながら、速度がゼロの状態を何度も繰り返しますが、この速度がゼロに近いところは損失も小さくなるので、止まりにくい。なので停止までの時間は伸びる。

ただし、これは停止する時間が伸びただけで、走行距離で比較すると振り子運動をしないホイールの方が長いんじゃ無いかと思います。言い換えると、振り子運動させるとゆっくりと長い時間動くが、速度が遅い時間が長いので距離はかせげない。

この損失項(空気抵抗やグリスの粘性抵抗)の差はとても小さいはずなので、それの差がでるのは120秒回るホイールでは無理な感じがします。12分回るホイールだから差が出るんでしょうね(精度が良い計測器は精密に作られている)。

廃品利用の容器についてのコメントありがとうございます。厳しい。^^;
この容器は2つあるんですが、もう一つはもうバリに関しては少し綺麗です。見た目はさらに悪いですが。

金属の表面処理をやることがあるんですが、最近、ガラスの容器を使う機会が減りました。ガラスは表面が硬く(金属表面をごくわずか傷つける)、アルカリに弱く、金属イオンで汚染される事があるので、最近はテフロンとかポリプロピレン(PP)容器を使うことが増えました。有機溶剤系だとガラスか金属容器が確実です。アルコール系(私が使っているパーツクリーナは樹脂侵食性が低いアルコール系のもの)だとPPのような樹脂容器が問題なく使えます。

ただ、仰る通り中が見えるという点ではガラスが一番ですね。透明のプラ容器で耐薬品性が高いものはたぶん無いです。

ハブの図、、、済みません。あちこち食い散らかして、ハブから遠ざかっております。^^;

2016/6/25 18:21  [191-21653]   

鶏 泰造 さん  

2016/6/26 09:08  [191-21654]  削除

 kakip.さん  
PD-A600の内部 PD-A600

釣り好きジイさん

PD-A600との事なので、うちの内部の軸の写真を上げておきます。
写真からも解るように丹沢のタートルさんの105とロックブッシュ以外は同じ構造です。
(PD-A600はロックブッシュ戻し工具は使わずにモンキーレンチのみで出来ます。)
なので分解組み立て方法は105と同じです。

私の玉受け調整のやり方を一応あげておきますが、あくまで三流の私の主観です。
感覚の世界なので何度もやってみてください。

まず玉受けの調整ですが、軸に六角レンチを挿して軸が回らないように固定します。
その状態で10mm玉受けを指でゆっくり締めていきます。
するとベアリングの玉に当たる瞬間があるのでそこで止めます。
この場所が動かないように10mmのレンチで玉受けを固定しておきます。
軸及び10mm玉受けが動かないように固定しながら7mmロックナットを締めこみます。
ここでしっかり閉めると、玉受け及び軸が動いてないのに、軸の回転が渋くなります。
そこで今度は7mmのロックナットと軸を動かさないように固定して、
10mm玉受けを角度にして約20〜30度「戻し」ます。

これでしっかりとロックナットで固定された状態で廻りも軽くなります。
(周りが硬い場合や少しでもガタがある場合は最初からやり直しで妥協はNG)

グリスは鋼球部と円筒及びネジ部の固着防止にしか使っていません。その量も全体に薄く塗る程度です。
ここはしばらく使用して動きが渋くなったと思ったら、グリスの追加だけなら
軸だけ抜けば良いので簡単です。(ロックナット外さなくても追加簡単ですね!)

釣り好きジイさんの2mm軸が左右に動く件ですがモンキーレンチで締める
ロックブッシュが最後まで締められていないのが原因ではないでしょうか?
(最後までしっかり入ります。)
円筒をこのロックブッシュで押し込みますので外した回数が少ない場合は
少し硬いです。円筒の外面に固着防止のグリスを塗っておくと少し入れやすいです。

回転が1〜2回転なのは上記の円筒が固定されていないからだと思われます。

私の主観で思った事を書いただけなので的外れでしたらごめんなさい。

2016/6/26 01:09  [191-21657]   

 釣り好きジイさん  

有難うございます、皆様のおかげでたすかりました。朝から1日かけて調整をしていました、動いてない反対側のペタルも外して再度違いを確認したところ、プラスチックのテーパーの付いた玉うけワッシャー?が反対向きに付いていました、勘違いは怖いですね!2回組み直しをましたが気が付きませんでした、縁側へ相談して正解です、ペタルの回転も4〜5回程度廻るようになりました。
ついでにホイールの玉あたりを今度はAZウレアグリスを前回よりグリスを少なく入れて挑戦しましたが120秒は廻らず、90秒程で逆転方向には戻らずピッタと止まってしまいました、グリスがまだ固いのでしょうか?前回はフィニッシュラインのプレミアム・テフロン・グリースを多めに入れていましたがチューブからしぼり出した状態よりも柔らかい感じでしたので少し乗っていればもう少し回転時間が長くなるかも知れません。
10年程前のブリジストンのベルトドライブのママチャリですが、タイヤ交換以外メンテナンスは何もしてないのに結構廻ります、もしかしてグリスを多く入れすぎるかもしれませね?
何でも自分でする事が好きですので、いじり壊さない様に頑張ります、また困った事が出てきましたら宜しくお願い致します。

2016/6/26 22:07  [191-21664]   

 ATOK103さん  

タートル教授,ご無沙汰しています。

 Speedplayの整備についても,詳しい解説をお願いします。

 私は,中のベアリングを日本製に替え,AZウレアグリスを注入するところまではやっているのですが,グリス注入したては,教授のビデオほどには回りません。何回か使用すると,グリスが抜けて,同程度に回ってきますが,そんなもんですかね。

2016/8/11 13:50  [191-22258]   

ATOK103さん

お久しぶりです。きっと山々を駆け巡っているのでしょうね。

>AZウレアグリスを注入するところまではやっているのですが,グリス注入したては,教授のビデオほどには回りません。
との事ですが、
SpeedplayのペダルのグリースをAZウレアグリスに置換したのであれば、その程度の回転で、正常です。
Speedplayのベアリングは、ボールベアリングではなくニードルベアリングを使用しているので、ボールベアリングに比べて、回転軸と回転軸を収めている筐体との接触面積が遥かに大きいためでしょうか、AZウレアグリースでも、もっと粘度の低いグリースでも良好な回転性能が得られません。

そこで、グリースよりはるかに粘度の低いオイルを試してみました。
満足のいく回転性能が得られるのは、粘度の高い機械油であっては難しく、比較的粘度の低い機械油(ミシン油の程度)まで粘度を下げる必要がありました。

ペダルは、チェーンに比べてメインテナンスの時や、ペダルに触れたときに接触し、結果として漏れ出たオイルに触れる機会が多そうです。
ミシン油の多くは鉱油ですので、皮膚刺戟性があります。そこで、思い切ってSpeedplayの分解・メインテナンス時に、手等が荒れにくく、人にやさしいオイルを使うことに思い至り、食料油であるオリーブオイルを充填してみました。
Videoでご紹介している回転性能は、こうして得られたものです。
オリーブオイルの充填方法は、グリースと同じ充填方法をとることで達成されます。
即ち、Speedplayの頭のネジを外し、そこに、オリーブオイルを充填した注射器(針はつける必要がありません)で、充填していけば良いのです。やがて反対側からオリーブオイルが滲みだして来たら終了です。オイル充填前に予め入れてあるグリースを除去しておくと作業は楽でしょう。
使用する注射器は、100均のもので十分です。

さて、こうした手法で回転性能を向上させた時の耐久性はいかほどでしょうか?
懸念される箇所は、2箇所(ベアリングの耐久性、オイルシールの劣化)でしょう。
オイルシールの耐久性については、2−3年の程度では問題ないようです。
このことから、オリーブオイルは、化学反応性が穏やかですので、オイルシールの耐久性は問題が無いと予測します。むしろSpeedplayの軸とオイルシール間の機械的摩擦による劣化の方が大きいように思われます。
ベアリングの耐久性ですが、使用時間は数年の程度ですが、小生の走行距離が小さいので、これについていは、ATOK103さんが使ってみて、その結果をお教え願えればと思います。

なお、Speedplay中のグリースを、オイルに置換する時に、Speedplayのオイルシールが充分漏れがないか否かをご確認ください。私の試みた範囲内では、オイルに置換しても、オイルシールから油が漏れ出てくるのは、注射器を用いて高圧でオイルを注入している時だけで、それが完了し、漏れ出たオイルをティシュでふき取ったあとは、もはや漏れ出て来ることはありませんし、少なくとも半年以上は漏れがみとめられません。AZウレアグリースが使用中に無くなると述べられていますので、Oーリングからの漏れに注意し、必要であれば交換をお願いいたします。

以上です。





2016/8/11 17:51  [191-22259]   

skogen さん  

2016/8/11 20:39  [191-22260]  削除

 skogenさん  

横から失礼します。
#上の書き込みは意味が取り難い文章だったので修正します。

オリーブオイルですが、潤滑油として使えると思います。オリーブオイルは脂肪酸が主成分です。脂肪酸のH+をナトリウムイオンに置き換えたものにパラフィンなどの潤滑油を混ぜると石鹸グリスになりますから、基本的には問題は無さそうです。

問題があるとすればオリーブオイルは不飽和脂肪酸が主な成分なので反応しやすいこと。オリーブオイルなどの食用油は不飽和部分が酸化し、油同士がつながって樹脂化します。オリーブオイルの瓶の口とか台所の換気扇なんかに付着した食用油はベタベタになってますが、あんな感じになり、さらに進むと固化します。金属は油を酸化させる触媒になるので、金属部品を使ったベアリングは酸化反応は進みやすい環境だと思います。

またグリスよりも水と混じりやすいのでその点も注意が必要かと。

以上から、入れ替えを比較的早めに行った方が良いと思います。また、時間が経った油が残留して樹脂化しないようにクリーナーで落とす事をお勧めします。

2016/8/11 20:40  [191-22261]   

skogenさん

skogenさん、ご指摘を有難うございます。
skogenさんの指摘している問題点はその通りであると思います。

>問題があるとすればオリーブオイルは不飽和脂肪酸が主な成分なので反応しやすいこと。
>オリーブオイルなどの食用油は不飽和部分が酸化し、油同士がつながって樹脂化します。
>オリーブオイルの瓶の口とか台所の換気扇なんかに付着した食用油はベタベタになってますが、あんな感じになり、さらに進むと固化します。

この“固化”問題は機械系の保全分野の方には、良く認識されていて、機械のギア(歯車)に使用するオイルには植物性油は使うなー鉱油を使えとの記載があります。
それ故、Speedplayの軸に充填されたオリーブオイルが固化するか否かに気をつけて観察していましたが、1−2年程度の範囲では問題がなさそうです。
考えられる理由は、オリーブオイルの存在する空間がオイルシールで閉じられている空間中に存在しているため、空気との混合が起こらないのでオイルの固化が起きていないのだと思います。
充填後1年たっても、注射器でオイルを補充すると、滑らかなオリーブオイルがでてきます。

Speedplayを使った事があるという方が、「豪雨の中を延々と長距離を走ったあと、グリースを充填しないままにしていたら、錆びてしまい、使えなくなった。グリースは適宜補充したらよい」と忠告してくれる方がいました。 それ故、雨天の中を走行した後は、オイルを補充し、既に充填されているオイルの置換をおこなった方がよいかもしれません。もし雨水が軸の中に浸入していれば油と一緒に中の水が排出されます。排出されたオイルと観ると、水と油は分離しますので、良く観察すれば、水が浸入したか否かが良くわかるでしょう。
その時は、軸の中の水を徹底的に清掃して取り除くのが良いとおもいます。
私は、雨の中を長時間走ったことがない(30分〜1時間くらいしかない)ので充分な経験をお伝えすることはできません。
豪雨の中を走った方がおられましたら、是非ご経験を開示していただけたらと存じます。

>また、時間が経った油が残留して樹脂化しないようにクリーナーで落とす事をお勧めします。
この点は、私は意見が異なります。
樹脂化していないオリーブオイルは、ティッシュや布で容易にふき取ることができ、クリーナーを使う必要がありません。仮に樹脂化していても、軸を引き抜けば、目で見ながら”樹脂化したもの”を清掃することが可能です。せっかく人体に安全な化学物質を使っているのですから、クリーナーを使うのはお勧めではありません。
多くのクリーナーには、人体に有害な化学物質が含まれていて、それらはもし工場で使用するならばドラフト(排気装置)内で使用し、室内に漏洩しないように使用しなければならない化学物質です。
すくなくとも、家庭の室内で使用すべき物質であるとは思えません。




2016/8/11 22:29  [191-22262]   

 ATOK103さん  

教授

 早速かつ詳細な回答,ありがとうございます。

 オリーブオイルとは! そういう手があったのですね。ついおとといspeedplayの分解・グリスアップを終えたところだったので,実際に試すのはしばらく先になるかもしれませんが,次の機会にチャレンジしてみます。
 私自身は,ウレアグリスを入れる量を減らそうかと考えていました。

 ちなみに,前回分解・グリスアップしてから約8か月5000kmほど走ったはずですが,意外と内部は汚れていませんでした。グリスもたっぷりではないものの表面に付着する程度には残っていました。もっとも,最近,BB周りから異音がしており,speedplayを予備のものに交換するとある程度異音が収まったので,異物が混入していた可能性は大です。土砂降りの中は走っていませんが,走行中に雨に降られたことは何回かあります。つい最近も北海道で雨の中走行しています。

 1つ質問があります。
 教授が書かれたオイルシールとはOリングのことでよろしいでしょうか。speedplayにはOリング以外にオイルシールになりそうな部品はないように理解していたいます。もしかして間違って理解していましたでしょうか。
 ちなみに,前回の書込みでは書きそびれましたが,Oリングはシリコン製のものに交換しています。

skogenさん

 有益な補足情報ありがとうございます。
 M709快調ですか? 私は,別の小径車(折りたたみ式)を買ってしまったので,近いうちにM709に付いている主要部品をそちらに移植し,M709をママチャリ寄りにダウングレードしてしまいそうです。

2016/8/11 23:39  [191-22264]   

ATOK103さん

>1つ質問があります。
>・・・オイルシールとはOリングのことでよろしいでしょうか。
>speedplayにはOリング以外にオイルシールになりそうな部品はないように理解していたいます。もしかして間違って理解していましたでしょうか。

Speedplayのペダルでは、オイルを封じて(=シールして)いる箇所は2か所あります。ペダルの頭部頂点と、その反対側です。反対側にはO-リングがオイルの漏洩防止(シール)に使用されています。
そこで、両者を纏めて、単にオイルシールと述べました。

したがって、オイルシールは、O-リングと考えて宜しいです。



>ちなみに,前回の書込みでは書きそびれましたが,Oリングはシリコン製のものに交換しています。

それなら、シール性能が良くなっているでしょうから、OKですね。

でも、グリースよりはオイルの方がシール性能は高い性能を要求されるので、
今後もしお使いになる時は念の為、使用前に確認することをお勧めします。



2016/8/12 00:51  [191-22266]   

 skogenさん  

丹沢のタートルさん

食用油だったらエタノールで落とせますよ。
酸化が進むほど落としにくくなるので、落とせる汚れは落とせるうちに♪(台所洗剤のCM風)^^

ATOK103さん

ワンコ用としてのM-709は夏眠中ですが、普段はお買い物とかに活躍してます。
しゃかしゃかと90ぐらいのケイデンスで走るのはミニベロには合ってないって思ってたんですが、このあいだロードバイクで30km/hちょいで走ってたらミニベロに追い越されました。そういう走りも目指せるんですね。

2016/8/12 12:36  [191-22267]   

skogenさん

>食用油だったらエタノールで落とせますよ。
>酸化が進むほど落としにくくなるので、落とせる汚れは落とせるうちに♪(台所洗剤のCM風)^^

Speedplayに充填したオリーブオイルは、半年から1年ほどほど使用後に内部を分解してみましたが、固形化したものはありません。ふき取るだけで清掃はOK。
新たに洗浄用に溶剤を使う必要なしと言うのが、私の実践結果。

とは言うものの、実践・体験こそが理論の試験場。
ここはアルコール洗浄のskogenさんの実践・実験結果をお待ちします!



2016/8/12 19:03  [191-22271]   

 skogenさん  

丹沢のタートルさん

説明が不足していましたが、落とした方が良いと思う油はベアリング部分では無く、それ以外のパーツの表面に残留しているものです。通常のアルカンを炭化水素鎖とする潤滑油は重合を伴う反応を心配しなくても良いので、拭き取るだけで問題はありません。実際、ミシン油の注入口は年単位の時間が経ってもベタベタしませんよね。

パーツの表面に残った不飽和脂肪酸は重合を伴う酸化反応によりベタベタからカチカチに固まってしまい、それは強い有機溶媒でも落とせなくなる可能性があります。物理的にこそぎ落とすしか無い。

潤滑油として使う不飽和脂肪酸は比較的短い周期で入れ替えたほうが良いですよ、と書いた通り、そちらは丹沢のタートルさんの方法で問題は無いでしょうね。酸化重合した不飽和脂肪酸はまだ油溶性を保ってますから、油としては粘度が上がるものの、拭き取って入れ替えるだけでOKでしょう。問題があるとすればシールの外にはみ出し、わずかに残った油で、それはクリーナーで拭いたほうが良いと思います。

私は台所回りの汚れは界面活性剤入りのクリーナーと消毒用アルコールを使って綺麗にしているので、アルコールが油汚れに使えるのはキッチンサイエンスレベルの知識として持っています。有機溶媒に関する専門レベルの知識は普通の人より少し多めに持ってますが、アルコールをこういう場面に使うのは生活の知恵で、食用油だと十分に実用レベルです。^^

2016/8/13 08:43  [191-22277]   

skogenさん

>問題があるとすればシールの外にはみ出し、わずかに残った油で・・・

ロードバイクから使用中のSpeedplayのペダルを外し、少し汚れ(黒色)のある部分をメチルアルコールで拭いてみました。ふき取ると、汚れが落ちます。汚れの発生原因はクリートの着脱を容易にするために少し塗布しているウレアグリース+埃に起因するもと思われます。
次に、同じSpeedplayのペダルの別箇所についている同様の汚れ(黒色)を、オリーブオイルでふき取ってみました。そうするとこちらでも汚れが落ちます。両者ともに、金属部分の上の汚れは完全に除去できます。しかし、プラスチック上の汚れは完全には落ちません。このふき取る事の出来ない微かな汚れは、プラスチックの中にまで浸入した汚れに起因するものと思われます。ふき取った後の色は微かな灰色です。

以上の簡単な実験から、ペダル上のアルコールでふき取れる汚れは、オリーブオイルでもふき取れる事が判ります。

さて、その理由を化学結合論により考察してみます。
アルコールは、その分子末端に−OH 結合を持っていて、容易に水素Hを放出し、H+を与え弱い酸として機能します。
一方、オリーブオイルの主成分は、オレイン酸(約70%)で、分子末端にカルボキシ基(carboxy group)を持っていて、
  O−H
  I
−C=O やはりH+を放出し、弱い酸として機能します。
ところで、カルボキシ基(carboxy group)は、炭素原子を介して酸素原子を有しているために、−OH結合から電子を引き付けるので、単純なーOH基に比べ、より強力にH+を放出します。
それ故、オリーブオイルの方がアルコールよりはより強力な洗浄能力を持つ可能性があります。
もっとも、この考察では末端基のみに着目し、主鎖に関する考察がありませんから、完全なものではありません。

実用的には、オリーブオイルを潤滑材として使用し、ペダルを清掃するためにもオリーブオイルを使用するのが、使用する材料が一つですので簡単で良いと思われます。

さてコストですが、食品のオリーブオイルは等級によりますが1000ml(=1L)で、500円程度です。使用量は1回あたり1mlで十分ですし、ふき取りに使うのであればその数分の一で十分ですので、1回あたりの費用はオリーブオイル分のみを考えると、500円/1000=0.5円以下とななり、アルコールよりコスト競争力があると思われますが、
如何でしょうか?

2016/8/13 15:16  [191-22279]   

 skogenさん  

書かれている通りカルボキシル基の解離定数だけでは決まりません。溶媒の科学って難しいんですが、洗浄能力はH+(プロトン)の供給能力(プロトンドナー性)、プロトンのアクセプター性とか、疎水性の強さとか、いろいろあります。

金属部品では酸は避けるべき物質ですが、オレイン酸ぐらいになるとほとんど解離しません。なので水には溶けません。でも、エタノールには溶けます。これはエタノールが水酸基(カルボキシル基と水素結合を介して相互作用できる)とエチル基(オレイル鎖とファンデルワールス力で相互作用できる)を持っているからです。エタノールはマイルドな溶媒なのでいろいろな場面で使いやすい物質です。

溶媒の選択は基本的には理屈が通りますが、実際には経験則に頼る事が多いです。溶媒が存在しない化合物もたくさんあります。不飽和脂肪酸の酸化物も金属やプラスチック部品を傷めないという前提条件だと、良い溶媒は無いんじゃないかと思います。

オリーブオイルの酸化物を除去するのにオリーブオイルを使うのは、似たものは互いに混じる、という溶媒の考え方の基本には合っています。でも、残留するという点で溶媒としては使うことができません。

エタノールのコストは。。。一回の洗浄で1ml使うとして、1円ぐらいですかね。税金が高いので、ちょっと高いかも知れませんね。^^

2016/8/14 12:28  [191-22300]   

調整前PD7810ペダル 工具と分解した部品(左側) ニードルベアリング直下の軸上の回転痕と分解した部品(右側)

DuraAceペダル(PD7810)の回転調整

DuraAceのペダルを使っておられる方が、もっと滑らかな回転調整をしたいと言われていたことを思い出し、シマノ105のペダルに引き続き、DuraAceのペダルについても回転調整を行いましたので報告します。

新品のペダルを購入し回転調整を行うのも一方法ですが、ここでは中古のペダルで玉当たり調整を行うことにしました。価格が安いこともありますが、充分使い込んだ部品には使用履歴が残っていて、その履歴を読み取ることで、上手な使い方が学べると予測したからです。
ここで示すペダル(Fig.1 & Fig.2 & Fig.3)には、0.15mmから0.1 mmのガタがあります。
推定使用走行距離は、1万q程度でしょうか。


使用工具を示します(Fig.4)
使用工具は、17mmスパナ、20oスパナ、先端を曲げた針金、ピンセットで、このほかにcリングの除去・取り付けを行うためにスナップリングプライヤー、電子ノギスを適宜使用しました。20mmスパナは販売していなかったので、19oスパナをヤスリとで削りペダルと寸法を合わせながら口幅を広げて20oとしました。シマノの純正専用工具ロックナット用スパナ TL-PD77を購入するのも良いかもしれません。

ペダル(左側)を分解した部品を示します(Fig.5)。軸の先端は、カップコーン型のベアリングで回転するように固定され、次にニードルベアリングがあります。このニードルベアリングが回転している軸上には、回転痕があります(Fig.6)。興味深いことに回転痕は軸の半分ほどにしかありません。恐らくペダルを踏み込んだ時にのみニードルベアリングに圧力がかかり、軸上に摩擦痕を造ったものと思われます。
従い、ニードルベアリングは、ペダルの剛性を向上するのに役立っているものと思われます。

次の図(Fig.7)は、右側ペダルを分解したものです。左側の軸と異なって、右側のペダル軸には紋様ができています。また、オイルシールの下部には腐食痕があります。左側の軸にも小さな腐食痕があったのですが、右側のものより、はるかに大きいのです。
また興味深いことにオイルシール近傍のベアリングの表面の色が黒くなっています。紋様と腐食痕のできる理由及びベアリングが黒くなった理由は、ペダル使用時に周囲から侵入した(埃+水分+塩分等)との電蝕反応によって生じたものと思われます。

古いグリースをボロ布でふき取り、AZウレアグリースに入れ替え、20oと17mm スパナを使って玉当たり調整を実施したあとの回転性能を示します(https://youtu.be/IxfUWx9kO9I)。
電子ノギスで測定すると軸方向の遊びは約0.05mmの程度ありますが、ガタと感じられるような遊びを目視や手による触感で感じることはありません。

以上から、DuraAceのペダルは、適宜、分解洗浄し、更に長期間使用できるようになる可能性のあることが分かり、ベアリングの玉当たり調整を実施するとシマノ105のペダルに負けない回転性能を示す事が判ります。

2016/8/15 10:14  [191-22314]   

ディープ・ インパクト さん  

2016/8/18 20:56  [191-22324]  削除

間違いがありました。申し訳ありません。
訂正を示します。

>左側の軸にも小さな腐食痕があったのですが、右側のものより、はるかに大きいのです。(誤り)

 正はこちら
   ↓
左側の軸にも小さな腐食痕があったのですが、右側のものは、よりはるかに大きいのです。

2016/8/15 19:30  [191-22325]   

道場長殿

ご指摘ありがとうございます。
私が調整した105ペダルの回転を見て、ご自身が使用されているDuraAceペダルを回転させて言われたことなので、以下に示す道場長の言われた通りです。

>何も整備しない状態(購入時)ではデュラが一番回ります。
>105なんて全然回らないので一般の方は「105のペダルに負けない回転性能」なんて聞くと???です。
>ここは「教授の105ペダルに負けない回転性能」ですね。

ところで、道場長には、新しい視点を戴いたのでもう少しトライしてみます。


2016/8/15 21:54  [191-22330]   

 tukubamonさん  

〉105(5600〜5800)の方が丈夫かも。
ウチにはPD5600とPD9000がありますが、5600の方がグリスを入れ替えてすごく良く回ります。
また、金属製なので、クリートの装着に節度があって好きですね。
カーボンだとカチッという感じが弱く頼りない。

現在は5800からカーボンなので、古くなったら処分なのでしょうか。もったいない。
105クラスは金属で出してくれても良いのに。

2016/8/16 00:03  [191-22332]   

ビンデングを交互に交換した105ペダルとDuraAceペダル(表面) ビンディングを交互交換した105ペダルとDuraAceペダル(裏面)

道場長殿、tukubamonさん

>ただ回転は戻せるのですが、クリートが抜けるようになって寿命がきます。

とのお話を伺ったので、寿命向上を考えてみました。
クリートが抜けないようにするには、クリートを固定している箇所を修復すれば良いでしょう。
クリート固定を行っているのは、リング状の金属部分と、シューズの踵方向のクリート固定を行っているバインディングです。金属部分の摩耗は僅かです。やはりプラスチックでできているビンディングと呼ばれる箇所の摩耗が大きいです。

従い、クリートが抜けないようにするには、ビンディングを交換すると良いと思い至ります。
DuraAceペダルのPD7810のビンディングが販売していないかとインターネットで探してみたのですが、販売していないようです。105系のペダルは販売しているのですが・・・。

じっと手元のPD7810(DuraAceペダル)とPD5610(105ペダル)を眺めていると、両者のビンディングが極めれ類似していることに気がつきます。寸法もそっくりです。

ビンディングが類似しているので、両者のビンディングを外し、入れ替えてみました。
Fig.1は、ビンディングを入れ替えたペダルの表面、 Fig.2はそれらの裏面の写真です。
裏面のビンディングの刻印番号を見ていただくと、相互にビンディングが入れ替わっていることをご確認できるでしょう。
写真からPD7810(DuraAceペダル)のビンディング(今は、入れ替えを行ったので105のペダルPD5610の方に装着されています)の方が摩耗していることが読み取れます。

このようにビンディングを入れ替え、又は105系の新品に入れ替え行えば、DuraAceのペダルの剛性を伴った回転性能と、105のビンディングのクリート固定の確実性を両立できそうですね。

もっとも、未だ走行していませんので耐久性の実証実験は未実施ですが。

2016/8/16 17:24  [191-22338]   

ディープ・ インパクト さん  

2016/8/18 20:53  [191-22348]  削除

丹沢のタートル さん  

2016/8/19 01:59  [191-22352]  削除

Shimano DuraAceペダル(PD7810)展開図 Fig. 1古いビンディングのままのDuraAceペダル (PD7810) Fig. 2 新規ビンディングに交換したDuraAceペダル(PD7810)

DuraAceペダル(PD-7810)の新ビンディングへの交換

 古いDuraAceペダルの回転調整後に、
>ただ回転は戻せるのですが、クリートが抜けるようになって寿命がきます。
 とのコメントがありました。

そこで、クリートがしっかり固定されるか否かを確認するために、新ビンディングへの入れ替えを試みてみました。
クリート固定を行っているのは、ペダルのリング状の金属部分と、シューズの踵方向のクリートの固定を行っているビンディングです。ペダルの金属部分の摩耗は僅かです。やはり摩耗の大きな箇所は、プラスチックでできているビンディングと呼ばれる箇所(展開図中 F)です。

古いDuraAceペダルのビンディング上にはDuraAceの白い文字があるのですが、削れてもはや見えません。【Fig.1】
古いビンディングを新規購入のビンディングShimano Dura-Ace SPD-SL PD-7810 Binding
(SHIMANO CODE NO.Y-42U0220)に付け替えました【Fig.2】。

古いビンディングの時は、クリートを付けた靴は、固定力が最小の時には、実に軽やかにペダルに挿入可能で、軽やかに外せます。この軽さは、105のペダルを最小の固定力で固定した時より軽いものでした。
つまり外れやすくなっています。

新規のビンディングに付け替えると、最小固定力での固定の時には、切れが良く固定され、最小固定力の時の固定力が向上しているのがはっきり判ります。
ただ、古いビンディングでもビンディング上部のネジで固定力を強めると、外すのに相当力を入れないと外れなくすることができますので、まだまだネジで調整すれば使えるものと思われます。
新規のビンディングに交換した時の、DuraAcePD7810のクリートの固定力は、105の固定力の変化幅と同程度です。両者ともに、最大固定力の時は、6時の位置でシューズを外すことはできるのですが、12時の位置で外すことは困難になる程に固定は強くなります。
但し、これらの判断はペダルからシューズを外すときに、足が感じる官能に基づいた判断ですので、より正確な差異の検証には何か測定器が必要かもしれません。

105のペダルと、新規ビンディングに入れ替えたDura Aceとを、固定力最小でシューズを固定し、自転車は固定ローラー上に固定し、10分間ケイデンス100rpmで比較してみましたが、どうもDura Aceの方が、安定感(剛性感?)があるようです。この違いは最初に数回クランクを回すだけで判ります。但し、こうした官能試験では、プラシーボ効果が出やすく、次は実際の路面走行で差を比較したいと思います。

なお、部品の入れ替え・修理等を行ったときは組立完了時の実走前に性能検証を行わうのがエンジニアリングを行う方の常識でしょう。
特に自転車は道路上を走行するので検証は必須です。
今回は、ビンディング(部品番号F)の変更時には、シューズの固定は、ビンディング上のネジの位置を最小→中間→最大へ変更して、各位置で3回の脱着を(105、7810共に)繰り返して再現性を確認した後、固定ローラー上で確認走行試験を行っています。

2016/8/28 09:21  [191-22415]   


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