
縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー」
紹介文
自転車にpassion(情熱)のある人書いてください。
自転車道場入門
https://engawa.kakaku.com/userbbs/191/Th
readID=191-48045/

自転車屋レベルのひどい整備は山ほどあるんですけど、特にひどいのはBBです。
僕はだいたい年10回くらいはBBを分解掃除しています。雨乗ったりすると、砂や泥が入ってすぐ音が鳴り出すので、そうなったらBB分解掃除するしか無音になりませんから、すぐやります。泥や砂続く時は週3回やったりする時もあります。1回の作業時間は10分以内なので、たいした手間ではありません。
過去に僕が書いたBB交換の奥義を見てる人は僕のBB交換手順を御存知だと思いますが、ユーチューブみていると、こういうBB交換をメーカーが推奨しています。
https://www.youtube.com/watch?v=CiwgB9da
XWU
RITEWAYってアホかド素人??
こういうの真似している人も多いみたい。
https://www.youtube.com/watch?v=1HL1bBd8
VLM
こういう間違った整備している人って、みなさんクランク何回転するかっていう確認をしません。最後に何回転するか確認しないと整備結果がわからないでしょう。上の整備では、たぶん2〜3回転で止まると思う。
僕は分解掃除した後は必ず何回転するか確かめます。こうやって。
https://www.youtube.com/watch?v=y6ntPnpL
hEI
トルクレンチで何キロとか余計なことばかりやって一番走行時に重要な何回転するかを確かめないのが3流自転車屋レベルの特徴、自転車の整備を何のためにやるのかという根本的思想が間違ってます。
それは使っている工具にも出ていて上のRITEWAYで出ている片側開きのBB工具はゴミ。絶対使ってはいけない工具です。BBは非常に微妙な力加減で締めます、だから必ずメガネレンチのように円を全部つかむ工具でやります。
工具見ればどのくらいの整備しているかわかるので、もし、みなさんのまわりで片側開きBB工具使っている人がいたら、そういう人には絶対自転車触らせないことです。
たぶんホローテックBBってガチガチに締め込めばいいと勘違いしている3流自転車屋レベルの整備で壊されます。その人のクランク回して見て下さい、3回くらいで止まるでしょう。
僕はBB30やプレスBBの自転車には乗りません、プレス式はだいたい3回着脱すればゆるんできて寿命です。最初に書いたように僕なんか音鳴り起こればすぐBB分解掃除して無音にしていますから、下手すれば一週間で3回着脱分解掃除することがあります。1週間でフレームおだぶつみたいなのは御免です。
僕は自転車は無音でないと気に入らないので、ちょっと極端かもしれませんけど、BBの音鳴りは少し走れば必ず出ますから、よくプレスの人乗れるなあと思います。ミシミシ、ギッタン、バッコン鳴っても気にしないのかな?
ハンマでたたいてクランク入れろだの、クランクシャフトにグリスぬれだの(こういう砂で汚れる場所はグリスはねじ以外は使ってはダメ、下手な人ほど油使いまくった整備をします)。デタラメの3流整備に惑わされず、100%性能を発揮できる整備を目指してね。
自転車道場基準ではクランクは10回転、前後ホイールは120秒、それ以下の場合は整備したとは言いません、自転車屋レベルのふざけた整備で満足せず、真剣勝負でビシッと決めてください。
2016/1/30 16:36 [191-19892]


ガーン!、ぎりぎり9回転からもう一歩が…明日は整備の日にしようかな。が動画後半のペダルの回転には吹くしかないです(笑)
まあメーカー推奨とか自転車屋は乗る相手が相撲取りでも持ちこたえるように、念には念を入れて締めあげる傾向はやむを得ないんでしょうね。
ただクランクキャップは位置決めというと語弊がありますが、玉あたり調整のようなガタ無く軽く回る適度な(割と軽い)締め調整で済むはずで、ギュウギュウ回せば安全マージンが余分に確保できるような必然性は無いと思いますけど。
2016/1/30 22:41 [191-19898]

5回転以上なら、いいんじゃないでしょうか。9回転ならOK。
何も考えずにただ締め込んでるだけなら、一番楽ですけど、2回転みたいなクランクの自転車乗ると、重!くそ重!こんなんよう乗ってるなあと思います。知らぬが仏、本当の回転の自転車に乗れば2度と乗れません。
マイパラス501も新車で届いたホイール回したら5秒で止まりました、交換して送ってきたのも5秒、ハブ回そうとしたらガチガチ。筋肉つけるために負荷かけてるんじゃないですから。あんなに締め込んでいたら玉軸もベアリングも減って寿命がすぐくると思います。いくらなんでも、ひどすぎ。
シマノは下手でも、それなりに乗れますけどカンパは下手な人に整備させると、こんなひどい状態になるかあというくらい無茶苦茶なるので、カンパ使いたい人は整備もスキルあげた方がいいです。メンテしないと壊れますし・・・・。
ブレーキレバー握った瞬間にその自転車の整備レベルがわかります。
ブレーキレバー握ってハンドルを少し回転させ、ホイール回し、10cmくらい持ち上げて地面に落として音を聞けば95%わかります。世の中の人はどれだけひどい状態で自転車乗ってるか、消費者がスキルあげて気づかないと、どうしようもありません。
2016/1/31 09:55 [191-19911]


道場長ありがとうございます。
自分ではこんなものかなという感もありましたが、やはり上には上がと思って整備する方が断然気合が入ってはかどります。これからもよろしくお願いします。 m(_ _)m
2016/1/31 11:21 [191-19916]


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pwt製のNG工具 |
道場長がNG指定していたBB工具、以前使ってました。
そして、案の定トルクをかけたまま保持出来ず樹脂製アダプターをなめしてしまいました。
過去にオートバイのオイル交換をした時も、安物のソケットレンチではドレンボルトが外れず苦労したのですが
ソケットをKTCの物に変えたらあっさり外れた。なんて事もありました
僕のように整備スキルが無い人ほど良い工具を使った方が良いかもしれませんね。
そんな僕のクランクの回転は5回転半…
精進します。
2016/1/31 22:00 [191-19926]


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オクタリンクBBのカバー部 |
オクタリンクBBについて質問です。
私の使っているクランクがクラリスなのでBBはオクタリンクのBB-ES300ですが、
外して清掃する時に、左側はプラケースが外れるので簡単に白い泥除け?のカバーが外せて
清掃には問題無いのですが、右側が外せなくて清掃時に苦戦しています。
(ベアリングのシールドでは無くて、カバー部です。
このカバーの下にゴムのシールがあります。)
今は右側は外すの諦めて、楊枝でゴミを出してウレアグリスをわずかな隙間から
軸を回して馴染ませる程度しか出来ていません。
この右側の白いカバーの安全な外し方はありますでしょうか?
BB-ES300自体の値段は1500円程度なので、新品交換してしまうのもアリですが、
日頃のメンテとしてはある程度までは使いたいと思っています。
次のステップとしてボローテックUにするまでは現状のクラリスを使っていたいので
ご存じの方が居ましたらよろしくお願いします。
2016/2/1 10:02 [191-19930]

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オクタリンクはスクエアとBB整備は同じ手順で同じ工具を使います。
>右側は外すの諦めて
あきらめず根性入れて外しましょう。右側逆ねじだけ注意!長いモンキかスパナ使えば回ります。必要なのは気合いと根性!
http://jitetsuu.com/wp/wp-content/upload
s/2015/07/IMG_6198.jpg
右側BBは回らない時、あれ?本当は逆ねじ間違ってる?とか迷うことがあります。しかしJISBBは全部右側は逆ねじです。迷わず思いっきりいきましょう。
*但し外国のフレームはITABBのことがあるのでBB幅70mmの時は回す方向注意。
>右側の白いカバーの安全な外し方はありますでしょうか?
シール外すのはこのページが参考になると思います。
カートリッジ式BB(ボトムブラケット)を分解
http://jitetsuu.com/blog-entry-68/
2016/2/1 11:24 [191-19931]


>道場長殿
リンクありがとうございます。
BB自体のフレームからの取り外しは問題なく出来ていました。
しかしリンク先の万力で挟んで外している右外側カバーが一体式だと思い込んでいました。
おかげさまで外し方理解出来ました。帰宅後やってみます。
2016/2/1 12:30 [191-19933]


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外してきたオクタリンクBB | 接続部分だと思われた場所 |
残念な結果です。
先ほどBBをバラしてみようと外してきました。
結論から書きますとBB-ES300は分離不可です。
右ワンとボディが一体成型でした。これはシマノもやってくれました。
よく見ても継ぎ目が無い。少し傷を付けてみましたらやはり切れ目が無い。
そこで駄目もとで自作のプーラーでテンションかけてもビクリともしませんでした。
製品として3ピースが2ピースになったので精度が向上している?はずですが、
ここまでハメ殺しのベアリングだとメンテが出来ずがっかりです。
これから、もしオクタリングのBBを購入しようと思っている方には
BB-ES300はおススメしません。
追伸、右側の白いカバーが外せないので諦めて粘度の高いオイル(AZのロードレースSP)
を隙間から少量流し込みました。
フレームに組み付けてクランクを回転させると、10回転以上するので終わりにします。
2016/2/2 01:04 [191-19940]

カートリッジBBは分解掃除することはないので分解できなくても問題ありません。
僕も今までカートリッジBBを分解したことはありません。もし不具合出たら交換時期です。
僕の経験では10年くらいはそのまま使えるはずです。
なので耐久性すごくあるので分解できるカップ&コーンより、カートリッジBBをお薦めします。
問題ないのに分解する理由もありません。値段考えればコスパいいです。
2016/2/2 09:04 [191-19942]


確かにコスパはかなり良いですね。
今使っているカートリッジBBは新車から付いていたもので、
使用期間は7ヶ月ぐらいです。
この間、通勤で30km/日ほど乗りましたが、雨の日なども数回乗っているので
適度に掃除をしても汚れを拾い回転に違和感を感じるようになりました。
(グリス切れ?でさらに細かい砂をかんだ様な感じで、回転が重く回らない。)
早朝(0〜-4℃ぐらい?)で特に感じたので寒さが原因とも思われますが、
この状態なら素直に新品交換すべきですね。なにせ約1500円ですから(^^;
質問にお答えいただきありがとうございます。
今後もしっかり整備して行きたいと思います。
2016/2/2 10:05 [191-19943]


フロントディレーラーをインナーの位置して、チェーンを内側に落とし、BBシェルに掛ければ、クランクをフリーにできるんですね。知らなかった。
で、回してみました。。。。ぎりぎり5回転。
道場基準値に達してません。
乗ってる自転車はPF30のフレームに、樹脂製のSRAMのアダプタを介してシマノのBBと105のクランクが付いてます。BBをねじ込んだアダプタを圧入し、アダプタがBBを強く締め付ける構造になっているため、ネジを回してBBだけを外すことはできないようです。
比較のために、M-709のTiagraのBB-4600とクランクでも試しました。7回転でした。
クランクを手で回すとPF30 105との差がはっきり分かります。Tiagraの方はヌルヌル・ヌメヌメした回転の良さを感じますが、ベアリングの鋼球のゴリゴリを少し感じます。少し締め込み過ぎでしょうか。調整すればスルスルにできそうな気がします。
一方のPF30 105の方はゴリゴリは感じませんが、全体に渋く、ベアリングがキッチリぎゅーっと締め付けられているのが分かります。残念ながらこっちは調整しようがありません。
PF30 105は、異音が出たら考えようって思ってましたが、私の膝やくるぶしもだいぶ滑らかになってきたので、BBもの整備も考えないといけませんね。まずは、BBを着脱できる、ネジ式のアダプタにすることでしょうか?スギノとかのアダプタなんかだと良いのかな。
2016/2/3 00:00 [191-19949]


M-709のBB-4600の整備やりました。
こちらのスレッドを参考にしました。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/191/Thr
eadID=191-9953/
当初の7回転というのは間違いで、5回転ちょいぐらいです。夜だったので良く見えてなかった。肉眼は正確じゃ無いので、以降、iPhoneのスローモードで撮影したビデオで回転数を確認することにしました。
まず、当初のヌルヌル感はシマノの例の蛍光色みたいな粘り気があるグリスの感触でした。はみ出たグリスをできるだけ拭き取り、そこにAZウレアグリスをひたすら擦り込み、ベアリングをぐるぐる回します。これだけでぐっと感触が良くなり、8回転ぐらいになりました。
機構的にはBBを締め込んだ軸力がそのままベアリングを押す訳では無いようですが、締め込む時にBBが変形するせいか、強く締め込むと回転の感触が変わりますね。
BB工具はBikehand製で片側開きのもの。確かにダメですね。BB側のひっかける部分がちょっとずつ潰れます。
所要時間10分と書かれていたので、昼食前にちょいちょいっとやって試し乗りって思ったら、90分ぐらい掛かりました。そりゃ、初心者が初めてやる作業ですからねぇ、90分で第一ステップが終わったのは上出来って事にします。
食べポタを兼ねて15kmほどできるだけ高ケイデンスで走り、再度クランクを外して、BBは外さずそのままで余計なグリスを拭き取り、もう一度、グリスを擦り込んで、クランクを回して、拭き取り。
しかし、BBの回転の感触とグリスをきちんと確認したかったので、もう一度、BBを外して作業することにしました。ハブの時もそうでしたが、指先でベアリングの回転の感触を感じるのが一番ですね。グリスを擦りこむこと3回ぐらいで、だいぶスルスルになりました。指先だとスルスルになっていくのが良く分かります。第二ステップの所要時間は約2時間です。
以上、めでたく10回転半になりました。
フリーになった状態のクランクの感触は5回転の時と10回転の時でははっきり違いますね。押すとクランクがするっと回ります。
乗った感じではペダリングが滑らかになった、気がします。^^;
たぶん、踏み込む時じゃ無くて、6時を回った辺りの、フラペではトルクが掛かっていないところの感触が違う、ような気がします。^^;;;
ちなみに、走った後の回転数は9回に落ちてしまいました。ハブの時も、グリスが多いとはみ出したグリスが邪魔して、走行後に回転時間が減ってしまう事がありました。しばらく乗って、ちゃんとしたBB工具を調達してから、改めて整備することにします。
さて、こうなると気になるのはPF30の105 BBです。こちらもクランクを外して、グリスを擦り込めば感触が少しは良くなるかも知れませんね。でも、たぶん、BBのベアリングがアダプタで強く締め付けられているのが回転が悪い理由だと思うので、どんなに頑張っても10回転は無理かな。
2016/2/6 19:09 [191-20014]

2016/2/7 09:09 [191-20016] 削除

2016/2/7 09:16 [191-20017] 削除

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僕のホローテックBB整備の奥義 BB片側通しの術→着脱は必ずBBを片側づつ行います。
1.外す時編
a.左クランクの六角ねじ2本外し、脱落防止の爪、ワッシャも外します。
b.クランク取り付けボルトを外します。
c.引っ張って左クランクを抜きます。
d.左側BBを外します。*工具でグルグル回してクランクを抜く前に外します。
e.右側クランクを引っ張って抜きます。
f.右側BBを外します。
2.お掃除準備編
a.左クランクのねじ、ワッシャ、爪、ボルト、割れのすきまなどをきれいにお掃除。
b.BBをきれいにボロで拭いてお掃除。
c.フレーム側のBB部分をきれいに拭いてお掃除。
d.フレーム側のBBねじ部分にAZウレアグリスを軽くつけます、
e.BBの裏側すき間(写真赤丸部分)にAZウレアグリスを指で押し込みます。
f.左クランクのねじにAZウレアグリスをつけます。
g.BB、フレームのはみ出た必要のないAZウレアグリスをきれいに拭き取ります。
3.取り付け編
a.右側BB&泥よけプラスチックをフレームへ取り付けます。
b.ホローテッククランクを右側BBへ通し、クランクを回転させ軽く回るか確認
c.抵抗がある時は右側BBを調整しなおして整備しなおし最適な力で締めます。
*シマノの場合この調整はシビアではないので普通に締めた位でOK
d.左側BBをホローテッククランクの出ている棒へ通し、回しながらBBのところまで持ってきて、ねじ込んでいきます。最初手で締め、硬くなったら工具を使い締めます。クランクを回転させながら軽く回転しガタが出ない最適位置を確認しながら締めます。
*調整はカップ&コーンBBよりシビアで、熟練と修行が必要な作業です。
e.左クランクをはめ、取り付けボルトをつけ、締めて寄せBBに接触させずに止めます。
f.脱落防止爪を付け、2本の六角ボルトが平行になるように交互に少しづつ締めます。
*このボルトはよく飛び左クランクをゴミにします。しかし強く締めないとクランクが動くので、ねじを飛ばさないように動かない強度まで慎重に締めましょう。
以上で終了。作業時間は10分以内。
自転車屋レベルの欠点
BB左右を最初にフレームに取り付け、力任せに強く締め込むだけなので回転抵抗の軽い位置が出ません、だから2〜3回しか回らず重い。
両側BBに一気にホローテックシャフトを通すため引っかかり、ハンマでたたかなければ入りません。ハンマを自転車整備で使うのは部品傷めるので、ほめたものではありません。
自転車屋レベルだとこの程度で「クルンクルン回ります」です。
https://www.youtube.com/watch?v=mav1OGDQ
GYo
僕の基準はこのくらい
https://www.youtube.com/watch?v=y6ntPnpL
hEI
ホローテックが発売された時、ついにBBも誰が整備しても差がない締め込めば終わりになったと思いましたが、実際さわると、カップ&コーンより難しいやん、整備の仕方で無茶苦茶回転変わるやん!とわかりました。一見簡単そうに見えるものほど本当は奥が深くて難しいというのがよくあります。皆様も「簡単となめずに」性能を100%引き出せるように整備してください。
>フリーになった状態のクランクの感触は5回転の時と10回転の時でははっきり違いますね。押すとクランクがするっと回ります。
この言葉みんないいますね。100m走れば違いがわかります。試走から帰ってきたら「今まで重いの乗ってた」と悔しがります。整備スキルが低いのが原因なのに部品や自転車のせいにしていると一生重い自転車乗り続けることになります。
最後にシマノ新型BBについての結果
発売された時に、ベアリング小さいから耐久性落ちるやろなあと予想した通り、デュラ9000BBでも1年でガタガタのが出てます。予想的中ですが、あんまりうれしくないです。6700の未使用品、ひなびた田舎町の自転車屋のどっかに残ってないかなあ・・。東京のひなびた自転車屋18日に回って探してきます。
2016/2/7 09:16 [191-20018]


道場長
奥義ありがとうございます。
BBの着脱、クランクをセットする手順、とても勉強になりました。
最初、あれ?って思い、手順の意味が理解できなかったんですが、修正版で良くわかりました。とても理にかなってますね。
微妙な調整の部分、まだまだ修行が必要みたいです。
ちなみに、BB-4600のベアリングはゴリゴリ感が残っています。これは参考にしたスレにも書かれていたように、BBそのものの品質・精度でしょうね。ほんとにスルスル回る、良いBBが欲しくなりました。
天気が悪く、走れないので、今日は整備デーです。
PF30 105のBB-R60もやってみようかな。。。
「やっちゃえ!オッサン」ってエーちゃんの声が聴こえたので、チャレンジです。(「やっちゃえ NISSAN」のパクリ)
結果はまた改めて。
2016/2/7 11:31 [191-20019]


PF30にSRAMのアダプタを介して装着された105のクランク周りの整備です。
BBはBB-R60が付いています。
iPhoneのスローモードムビーで確認すると整備前は7回転でした。思ったより良い。これは10回転以上を期待したいところ。BBを外すことはできないので、フレームに付けたままで掃除、グリスの擦り込み、クランクを付けて空回し、外して拭き取り、擦り込み、、、これを3回やりました。
指で回した感触は良くなりましたが、左側に比べて右側のベアリングが重く、あまり改善されてない感じ。
そして、ちょっとショックな事が。。。前回、クランクをフリーにして回した際、クランクとチェーンステーの間にチェーンを噛んだんですが、噛んだ箇所の塗装がちょっと剥がれているのを発見(涙)。黒いカーボンが見えます。表面だけなので乗ることに問題は無いでしょうが。。。タッチアップペンでお化粧しておきました。
BBシェルにチェーンを引っ掛けて、なんて不精をした罰ですね。
クランクもきれいにお掃除。かなり汚れてます。ホローテックって軽いというのが良く分かり、これももっと軽いのが欲しくなります。(J資金が復活したので、物欲が。。。^^;)
結果、8回転半。ちょっと良くなりましたが誤差範囲か?
10回転は右BBがスルスルにならないとダメっぽいです。
こういうのを整備性が悪いって言うんでしょうか。BB-R60のベアリングの感触は悪く無いだけに残念。しばらく走って、グリスが混ざって良くなると嬉しいんですが。
ちなみにクランク軸はスルっと入るもんだ、というの大事ですね。
今回はBBをフレームに付けたままでの整備になったので、クランク軸がちょっとずれると引っ掛かりました。でも、するっと入る軸を慎重に探せば、ほとんど抵抗なくクランク軸を入れることができました。
ハンマーで叩いて入れるもんだ、って考えていると、軸がきちんと合ってない状態で叩き込んじゃう人が居るでしょうね。BBをダメにしちゃうかもしれません。
この半年、伸び悩んでいる丘登りのタイムがBB整備で5秒ぐらい縮まないかと思ってたんですが、期待薄かな。
やはり軽量ホイールか。。。(またまた物欲が ^^)
ついでにM-709のハンドルが長かったので1.5cmぐらい切って、暗峠&六甲山チャレンジの掲示板で教えてもらったバーエンドライトを装着。こっちはサドルがいまいち、もちょっとしゃきっとしたのが欲しい(物欲全開)。
どうも自転車整備は物欲を刺激するみたいですね(笑)。
2016/2/7 14:06 [191-20020]

GTRもペダルが重い感じがしていたので、外してみたら…やっぱりきつく締められていた。
でも、意外と回転は良いみたい。
せっかく外したのでグリスを綺麗に拭き取り、ベアリングにウレアグリスを少し詰めて適度に締め付けて回してみたら6回転…
チェーン外してないからインナー側に落として回しているんだけど、傷になりそうで思いっきり回せない。
それでもペダルはだいぶ軽くなりました。
馴染んでくればもっと回ると思う。
2016/2/11 16:57 [191-20077]


BBを整備したロードバイクで走ってきました。
スムーズになった気がする。。。普段、走るコースの一つですが、平均速度は上がったので、BBの効果もあると思います。(足腰のトレーニング、足首グリグリとかの効果もあると思うので、正確なところは分かりません)
一つ言えるのは、「このBBはちゃんと整備してるんだぞー」って、きつくなった時に心の中で叫べることです。乗ってる自転車に不具合があるんじゃ無いかとか疑いがあると、走りが悪いのを自転車のせいにしてしまいますよね。整備する意味って、そういうところ(自分に言い訳をしない)にもあるのかなぁって思います。
35kmぐらい走ったところで、ふくらはぎが少し痙攣ぎみになりました。自転車でふくらはぎに来たのは初めてです。足首グリグリが効いて、足全体を使うことができるようになったのかな?そう言えば片足ペダル逆回しもちょっとスムーズになってきたし。
さて、今日は自転車が小さく感じ、腰とか痛いところもありません。自転車の調子を見るには良い体調なので、帰ってきてからチューブをR-AIRに交換して、試乗。
RS21、ルビノプロ3、ビットリア ウルトラライトチューブの組み合わせから、チューブだけを交換しました。ウルトラライトチューブは前が91.8g、後ろが92.4g(これ重いですよね、ハズレを引いたのかな)。R-AIRは65.4gと68.2gでした。軽い方を後ろに装着。
乗って最初に感じたのは、転がりは良い(フラットな走行感が上がった)が、固くて乗り心地が悪い。これはちょっと合わないなぁって思って、4,5km走っていると、しっとり感が出てきてとても良くなりました。また、巡航速度に乗せやすいと感じます。
以上、走行距離80kmぐらいになったので、再度、はみ出していたBBの余計なグリスを拭き取り、クランクを回してみました。わくわく、、、8回転ちょいで変わりませんでした。
これからの予定は、ホイールを少し軽くすること。zondaとかrs81とか。あとペダルをSPD-SLにすること。これでもう少し楽に走れるに違いない。。。って、やはり自転車のせいにしてるし(笑)。^^;
2016/2/11 19:07 [191-20078]

2016/2/11 21:45 [191-20079] 削除


skogenさん こんにちは
>乗ってる自転車に不具合があるんじゃ無いかとか疑いがあると、走りが悪いのを自転車のせいにしてしまいますよね。
そうですよね。疑いがあると気持が弾まないし微妙なところでセーブした走りになったり、ストレス溜まっちゃいますのでさくっと解決しないと。かくいう私はPCにデカデカと改良&変更メモを張りっぱなしにしてますが、これが一つ解決するとまた課題が増えて一向に完成せず(笑)
>ウルトラライトチューブは前が91.8g、後ろが92.4g
う〜ん、ハズレにしても重いですね。2016年のカタログ表記が一般的な19/23c(バルブ42mm)は95gに変更されているので、いち早く新品を購入したとか?
私はまだ変更後のは買ってないですけれど、今までのモデルだと実測では大抵が86〜87g(本体のみ)でした。
2016/2/11 21:50 [191-20081]

あの箱のデザイン変わったチューブは93g前後です。少し重くなりました。以前は87g前後。
チューブ交換で劇的に変わるのはラテックスチューブ。毎日空気減るけど乗った感じは、とても軽くなります。
zondaは3000kmでメンテ必要だし、バネ飛んだら前にも後ろにもフリーギアになって歩いてしか帰ってこれません、あと振りがねえ・・・だから僕はあんまりお薦めできません。RS81は24×35mmなら○、スポーク弱いので24はたわんで前に走りにくいです。まあそういうのも含めて、いろいろ購入して実験してみてください。
2016/2/11 23:39 [191-20084]


tukubamonさん
私はチェーンをフロントディレーラーのチェーンガイドの端に引っ掛けた状態で回してます。クランクを抜かないといけないので、ちょっとだけ面倒ですが、横着してフレームを傷つけたので真面目にやってます。
さて、まだ満足できる結果ではありませんが、BBR60の整備は時季を見て、またやることにします。
ハブの時は去年の2月から始めて、3ヶ月掛かってますから、今回ものんびりと。外せないBBというのが問題で、グリスはほとんど入れ替わってない可能性もあり、渋い右側BBのベアリングは調整しようが無いのかも知れません。
BB4600の方は、できるだけグリスを掻き出してから(短冊状に切った紙を折って、隙間に差し込んで、何度もグリスを掻き出す)、グリスを詰めました。また、詰めた後で、ベアリングに達するよう、ベアリングが下にしてちょっと強めにBBを固い面にカツンカツンという感じで叩きつけました。フレームに付いたままのBBR60はそれも難しく、グリスを指で擦り込んだだけです。暖かくなったら、グリス掻き出し戦法とか、もう少し工夫して再チャレンジかな。
今回はBBを掃除する方法を学ぶことができました。
ホローテックのBBは密閉度が高く、BBのベアリングへ砂埃の侵入経路は、BBのクランク側の隙間(BB本体と、クランク軸を支える可動部のプラスチック部品との間)だけなので、定期的にそこを掃除したほうが良さそうです。ここも砂を押し込まないようにグリスを掻き出すか、はみ出したグリスを拭き取り、補充は裏からという手順が良いのかな。
また、私の乗り方では大丈夫ですが、雨の日に乗るとクランク軸を伝わって中に水が侵入するのかも知れませんし、上記の隙間から侵入した水はグリスを乳化させるでしょうから、グリスは抜けやすくなるでしょうね。
ちなみに、道場長の奥義にあるように、クランクを固定するボルトは走行後に少し緩くなってました。きっちり締めたつもりでしたが、体重が掛かるところなので緩むんですね。少し走って、また点検することにします。
2016/2/13 08:05 [191-20104]

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昨日、いつもの峠に行って2本上がって、3本目行こうとしたら、チェーンが脱落。
CN7901をだましだまし使ってきたけど、さすがに危ないな、交換だ。
15000kmも走ったのでチェーンリングも一緒に交換、写真の様な有様でした、ひどすぎるね反省。
クランクを外すと必ず確認するのがBB、定期的にグリスを入れ替えてきたから自信はあったけど、何と!6回転しかしない。
早速分解して古いグリスをパーツクリーナーで綺麗にして、ウレアグリスを少しだけ詰めた。
チェーンをかける前に空回ししたところ、13回転。
やりゃあできるじゃん。
ただ、経年劣化かBBのクランクが着くアダプター?カバー?が割れてきたので、次回は使えないかも。
昔のJISBBは手に入らないし、10速チェーンも選択肢が限られてきた。
10速車をメインに使うのはあと何年か。
2016/3/27 00:23 [191-20480]


初歩的な質問で恐縮です…昨晩初めてBB交換整備を行いました。(元はRS500が付いていましたので道場を見て買っておいたBB6700に交換)手順はこのスレを見て行いましたので、順調に進みましたが。取付時に疑問が
「右側BB&泥よけプラスチックをフレームへ取り付けます。」
この泥よけプラスチックってのはどのパーツでしょうか?
また左側BBの締付け加減は、どの部分のガタに気をつけて調整すればいいのか分かりませんでした。これは修行が必要な整備と書かれていましたのでそんなに簡単なものでは無いと思いますが、何かヒントでも教えて貰えればと…
現状、5回転程でして(汗)よろしくお願いします。
2016/10/28 11:47 [191-23048]


>この泥よけプラスチックってのはどのパーツでしょうか?
取扱説明書の「インナーカバー」がそうですね。昔は「ウォーターシーフ」なんて呼びましたけど。
>現状、5回転程でして
新品でシマノ純正グリスのままで5回転なら、悪い整備ではないですよ。
2016/10/28 14:50 [191-23049]


鶏 泰造さん
泥よけプラスチックは真ん中の筒状のパーツだったんですね。ありがとうございます。買った時に右側BBにくっついていたので分かりませんでした。とりあえずグリスはそのままなので次回整備時にウレアグリスを入れて滑らかな回転を目指そうと思います。しかし道場に書かれている通り、自転車屋の整備は締め過ぎですよね。外すのに苦労しました。整備は自分でやるものだと再認識しました。
2016/10/28 16:08 [191-23050]


カップ&コーンの時代は、BB(特に右)は、走っているうちに緩む場所の定番だったんですよ。
だから当時を知っている人は、BBは力の限り締めるものだと思っている人が多いんです(笑)。
実は私も初めてホローテックBBの締め付けトルクを見たとき、「まじ? こんな少ないトルクでいいの?」って不安になりましたが(^^;、案外緩まないので(両側からクランクで挟んでるから?)、加減して締めるようになりました。
2016/10/28 22:53 [191-23051]


ディープ・ インパクトさん に質問します
本日ギザ YC-307BB ボトムブラケットレンチが届いたので早速BBR60を外してグリスアップしたら、うそみたいに回転が軽くなり驚いたのですが、ひとつ質問があります
3.取り付け編で
e.左クランクをはめ、取り付けボルトをつけ、締めて寄せBBに接触させずに止めます。
今日はこの通りにやりましたが、取り付けボルトをつけて回りきるまでまわさなくても大丈夫なのですか?
クランクを手で力を入れて押してみたけど、がたは無いようですが一応心配なので質問しました
2018/1/8 21:43 [191-28097]

>クランクを手で力を入れて押してみたけど、がたは無い
で完了です。これとても微妙でコピー用紙一枚はさんで締めるとか、bbによっても最適値が異なります。しかしガタがなくて軽く回るなら、それで十分です。あとはどこまで回るかみたいな道楽の整備なので気にしないでください。
一応、道場最低基準は10回転、できなければ5〜10回転回ってればいいです。
2018/1/9 06:22 [191-28109]


道場長、皆さまこんばんは。
いつもお世話になっています。
新車購入後、初めてチェーンを外して空回しをしてみたのですが、
思い切り回しても3回転くらいしか回らなかったため、
ホローテッククランクの締めつけ具合を調整して、なんとか5回転は回るようになりました。
ただし、思い切り回して5回転です。
道場レベルは最低5回転とのことですが、それは軽く回しても5回転以上回らないと駄目でしょうか?
2018/3/10 20:43 [191-29219]

自分が納得できるなら5回転でいいんじゃないでしょうか。シマノのグリスが置き換わっていけば、もう少し回るようになっていくと思います。
BBを手で締めただけで何回転しますか??手で締めただけで10回転するなら、まだちょっと締めすぎかな?
2018/3/10 20:53 [191-29221]


道場長
早速のコメントありがとうございます。
いまはまだホローテックBBを外す工具を持っていないのですが、工具を入手したらBBを緩めてみて何回転するのか試してみる予定です。
次の目標は、7回転以上です。
ちなみに、グリスが置き換わるとはどのようなことでしょうか?
素人丸出しで申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
2018/3/10 21:08 [191-29222]

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このスレの上の方に書いています。再録します。↓
*****************************************
僕のホローテックBB整備の奥義 BB片側通しの術→着脱は必ずBBを片側づつ行います。
1.外す時編
a.左クランクの六角ねじ2本外し、脱落防止の爪、ワッシャも外します。
b.クランク取り付けボルトを外します。
c.引っ張って左クランクを抜きます。
d.左側BBを外します。*工具でグルグル回してクランクを抜く前に外します。
e.右側クランクを引っ張って抜きます。
f.右側BBを外します。
2.お掃除準備編
a.左クランクのねじ、ワッシャ、爪、ボルト、割れのすきまなどをきれいにお掃除。
b.BBをきれいにボロで拭いてお掃除。
c.フレーム側のBB部分をきれいに拭いてお掃除。
d.フレーム側のBBねじ部分にAZウレアグリスを軽くつけます、
e.BBの裏側すき間(写真赤丸部分)にAZウレアグリスを指で押し込みます。
f.左クランクのねじにAZウレアグリスをつけます。
g.BB、フレームのはみ出た必要のないAZウレアグリスをきれいに拭き取ります。
3.取り付け編
a.右側BB&泥よけプラスチックをフレームへ取り付けます。
b.ホローテッククランクを右側BBへ通し、クランクを回転させ軽く回るか確認
c.抵抗がある時は右側BBを調整しなおして整備しなおし最適な力で締めます。
*シマノの場合この調整はシビアではないので普通に締めた位でOK
d.左側BBをホローテッククランクの出ている棒へ通し、回しながらBBのところまで持ってきて、ねじ込んでいきます。最初手で締め、硬くなったら工具を使い締めます。クランクを回転させながら軽く回転しガタが出ない最適位置を確認しながら締めます。
*調整はカップ&コーンBBよりシビアで、熟練と修行が必要な作業です。
e.左クランクをはめ、取り付けボルトをつけ、締めて寄せBBに接触させずに止めます。
f.脱落防止爪を付け、2本の六角ボルトが平行になるように交互に少しづつ締めます。
*このボルトはよく飛び左クランクをゴミにします。しかし強く締めないとクランクが動くので、ねじを飛ばさないように動かない強度まで慎重に締めましょう。
以上で終了。作業時間は10分以内。
******************************************
この書き込みの2ーeBBの裏側すき間(写真赤丸部分)にAZウレアグリスを指で押し込みます。
の作業でAZウレアグリスを入れておくと走ってれば、シマノのグリスと入れ替わっていくという意味です。シマノのグリスは重くて硬いので回りません。以上でした。
2018/3/11 08:51 [191-29227]


道場長
おはようございます。
ご返信いただき、ありがとうございます。
グリスが置き換わるの意味はわかりました。
また、手順の紹介もありがとうございます!
非常にわかりやすいです。
元々、自転車用の工具を持っていないため、少しずつ買い足している状況です。
ホローテックBB用の工具を入手したら早速試してみようと思います。
ちなみに、ホローテックBB用の工具ですがこちら↓でよろしいでしょうか?
シマノ TL-FC36
https://www.amazon.co.jp/dp/B001HYQHXW/?
coliid=I112S2QGI1QA7K&colid=NGFQ2F8J
ZVW9&psc=0&ref_=lv_ov_lig_dp_it
また、あわせてクロスバイク(評判の悪い2017年モデルのR3です・・・)のメンテナンスも始めようと思い、
クランク抜きとBB抜きの工具も同時に購入しようと思っています。
こちらもおすすめの製品がありましたら、ぜひ教えていただけないでしょうか。
なお、過去スレにカセット式のBBは長期使用が可能で、
またコスパの関係で交換が基本と書いていた記憶がありますので、
外してフレーム側の汚れたグリスを拭き取ったり、BB本体の砂や埃を清掃するだけでよいですか?
何度もすみませんが、どうぞよろしくお願いします。
2018/3/11 09:11 [191-29229]

>e.BBの裏側すき間(写真赤丸部分)にAZウレアグリスを指で押し込みます。
道場長様
これなんですが、前から気になっていたのですが
この機会にうかがいます。
裏側からウレアグリスを指で押し込むようにしておりますと、確かに隙間の部分にはグリスが充填されておりますが、
それがベアリングまで到達しているのかどうか今一つ不安があります。
更にグリスを押し込もうとしても横に広がるだけで、奥に前進しているようには感じられません。
グリスを行きわたらせるための、何かコツのようなものがあるのでしょうか。
2018/3/11 09:22 [191-29230]


HOCTさん
右ワンは逆ネジ(ペダルを踏む方向で緩む)なのと、曲げて入れちゃわないように(手で2回転入らなければ曲がってる)注意して下さい。径の割にピッチの小さいネジ(BBとペダル)は、曲がって入りやすいです。
2018/3/11 09:30 [191-29231]


チップインダブルボギーさん
>裏側からウレアグリスを指で押し込むようにしておりますと、確かに隙間の部分にはグリスが充填されておりますが、
>それがベアリングまで到達しているのかどうか今一つ不安があります。
これ、全く考える必要はないというか、ベアリング内部に行き渡らせる目的ではないと思っています。
おそらく構造上シールドベアリング内部には届いていないと思われます。
なぜなら、ウレアグリスを塗りこんだものと塗らずに整備したものを比べてみても、塗らなくてはみ出てきたデュラグリスを拭き取っていくだけで同じように10回転できるようになるから。
ではなぜ、ウレアグリスを刷り込むのか?
ホローテックBBには、シールドベアリングに樹脂カバーがついていますが、これとBBケースやシールドベアリングとの隙間に、ベトベトのデュラグリスがついているからで、これが異物混入や防水を兼ねているわけですが、この抵抗が大きい。
この部位のグリスを早く入れ替えるためと、抜けたままにしていると水や異物が入りやすくBBの寿命が短くなるからで、気になるなら刷り込み整備した捨てる前のBBのシールドベアリングを分解してみるといいと思います。
2018/3/11 10:48 [191-29232]

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2017のR3は昔に比べてゴミ部品が減ってますね。スペック表アップします。
https://www.giant.co.jp/giant16/bike_dat
ail.php?p_id=00000124
>BBセット VP BC73 110.5-68mm
>ギアクランク PROWHEEL SWIFT 28/38/48T 165mm(XS)、170mm(S、M)
しかしギアクランクは昔と同じ、これクセの強い部品で触らぬ神に祟りなしです。BBはトリプル車はミストラルのように122mm入っているのが普通ですが、R3は110mm。競輪ピスト並の軸長です。このBBでトリプルでライン出るのが、R3純正ギアクランク以外ありません。昔のR3はひとつ部品交換するとフレーム以外の全部品交換しないと2度とまともに走れませんでした。
このR3はそこまではいかないかもしれませんが、BB周辺を触るとクランク交換くらいは最低必要になってくるかもしれません。R3は改造しだすと泥沼にはまり、部品代でミストラル2台買えたりするので道楽でやるならいいですが、お金気にしたりするなら、よく考えてやってね。
ホローテックBBのウレアグリス入れ替えについて
僕の整備方法は試行錯誤の結果みつけた方法を書いているだけなので、原理とかはわかりません。シールをめくって入れ替えるという方法もありますが僕は破壊せず、できるだけ楽にをモットーにしているので今の方法になっています。もっといい整備方法があれば、みなさんも書き込みお願いします。自転車道場も毎日進化する!
整備結果はみなさんが確認しやすいようにビデオで報告してくだされば助かります。
https://youtu.be/y6ntPnpLhEI
ホローテックBBも僕が一石を投じるまでは「誰が整備しても同じ」とか「3回転が標準」とか言ってる人ばかりでしたが、上のビデオのような僕のクランクの動きを見せてから少し変わってきたと思います。少なくとも自転車道場では3回転が標準と思っている人はいないでしょう。
自転車屋と同じように何も考えずに力任せに締め込んで終わりだと3回転が普通です。
きちんと整備されて一番喜んでいるのは、馬鹿力整備で酷使されてる自転車たちですね。「やめてくれぇ」と自転車の悲鳴が聞こえてきます。自転車が喜ぶ整備してあげてね。
2018/3/11 12:28 [191-29233]


鶏 泰造さん
ご無沙汰しています。
RDの時には、いろいろとアドバイスありがとうございました。
BBを触る際には、十分に気を付けます!
道場長
返信ありがとうございます。
自分のR3は、ゴミ部品が減ったと聞いてちょっぴり嬉しい気分です。
この部分↓の解釈ですが・・・
BBが寿命を迎えても、基本的にR3の純正部品からは変更しない方がよいという意味になりますか?
清掃等のメンテナンスで触るのはOKでしょうか?
>BBセット VP BC73 110.5-68mm
>ギアクランク PROWHEEL SWIFT 28/38/48T 165mm(XS)、170mm(S、M)
しかしギアクランクは昔と同じ、これクセの強い部品で触らぬ神に祟りなしです。BBはトリプル車はミストラルのように122mm入っているのが普通ですが、R3は110mm。競輪ピスト並の軸長です。このBBでトリプルでライン出るのが、R3純正ギアクランク以外ありません。昔のR3はひとつ部品交換するとフレーム以外の全部品交換しないと2度とまともに走れませんでした。
>このR3はそこまではいかないかもしれませんが、BB周辺を触るとクランク交換くらいは最低必要に>なってくるかもしれません。
まさしくこの記述の通りです!
自分もビデオを見て、現状との違いに愕然となり、行動を起こした一人です。
>ホローテックBBも僕が一石を投じるまでは「誰が整備しても同じ」とか「3回転が標準」とか言っ>てる人ばかりでしたが、上のビデオのような僕のクランクの動きを見せてから少し変わってきたと>思います。少なくとも自転車道場では3回転が標準と思っている人はいないでしょう。
>自転車屋と同じように何も考えずに力任せに締め込んで終わりだと3回転が普通です。
2018/3/11 13:08 [191-29234]

>BBが寿命を迎えても、基本的にR3の純正部品からは変更しない方がよい。
110mmのシマノBBへの交換なら大丈夫です。しかし113mmでも不具合でたと記憶しています。
僕のR3はスラムRDとシフターだったので、ひとつシマノに交換すると全然動かない状態になりました。R3って恐ろしい自転車だなあと思い知りました。結局10万ほど使ってフレーム捨てた。
このGIANT純正クランクはアルミ品質悪いので外す時に丁寧にやらないと、ねじが飛んで最終奥義「クランク裏側ハンマたたき外しの術」を使うしかなくなるので気をつけてね。
>清掃等のメンテナンスで触るのはOKでしょうか?
ボロでふいたりきれいにするのは、どんどんやってください。
2018/3/11 13:56 [191-29235]


シマノのBB、カートリッジベアリングではありますが、シールドベアリングでは無く開放式です。内側のグリスを拭き取れば、ベアリング玉が見えますよ。ですから、内側からグリスを押し込んでいけば、ベアリングに届きます。デュラグリスより稠度の低いグリスを押し込めば、稠度調整油がデュラグリスにも浸透して柔らかくなります。それを繰り返していれば、そのうち押し込んだグリスに入れ替わります。
2018/3/11 19:30 [191-29240]


鶏 泰造さん
>シマノのBB、カートリッジベアリングではありますが、シールドベアリングでは無く開放式です。
どの型番のBBが開放式でしょうか?
BB-7900
BB-6700
BB-5700
すべて両側にシールされたベアリングで、裏からはシールが見えるだけでベアリング球は見えません。
他にBB-4500もありますが、これはカップの構造が違っていて内側が盛り上がっているため、全く見えなくなっています。回転はすごく重いですがその分、シールド性が高くなっています。
あとデュラグレードのBB86もありますが、これも分解してみれば両側シールされたベアリングで、刷り込まなくても抜けてくれば10回転します。
これだけシール性に気を使っているシマノが、耐久性を落としてまで開放にするとは思えないのですが・・
まあ僕が言いたいのは、ベアリング内部までの入れ替わりを気にしなくても10回転なら
ここの奥義の通りに整備をきっちりやれば大丈夫ということです。
2018/3/11 22:43 [191-29245]


私の使ってるBB(確か6700)は開放式です。この動画を見ると、5700も開放式のようです。
(長いので5分から見て下さい)
https://www.youtube.com/watch?v=dHKWa7bv
DzI
2018/3/12 08:01 [191-29251]


道場長
おはようございます。
返信ありがとうございました。
エスケープクランクの件は、了解いたしました。
作業の際は慎重に進めます。
今回も、いろいろ勉強になりました。
ご教示ありがとうございました。
2018/3/12 08:34 [191-29253]


本当ですね。動画を見る限りは裏側は開放タイプですね。
僕のBB-6700,BB-7900,BB-5700は全部シールされています。
ロットによって使われているベアリングが違うのかもしれませんね。
両側シールタイプのBB-7900はすごい耐久性でどこまで使えるのっていうぐらい回転がかわりません。
しかし、この動画の整備はやってはいけないダメ整備なので、参考にする人いないか心配です。
2018/3/12 09:56 [191-29255]

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BB5600分解 |
シマノのBBはクランクがセットできるカバーがあって、その下にベアリングのダストカバーがあって、それを外すとベアリングが見えます。開放式?
ここまで分解するのが良くないのかもしれませんが、構造はこうなっています。
カバーは精密ドライバー等はがし工具で外れます。
2018/3/12 15:20 [191-29256]

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---|---|---|
今手持ちで新品6700は2個あります。過去に5個買って、友人のも含めると12個くらいは触ってグリス交換しています。裏側の構造はどれも同じでした。tukubamonさんが分解した5600も1個手持ちがあります、これも裏側は6700と同じです。6600も同じだったと記憶しています。
なのでグリス裏側から押し込んで軽くしました。
僕の見た物は全部構造は同じでしたけど、シマノは時々デザイン変更したりするので、裏側も塞いでいるのがあるのかもしれません。その場合は裏側からグリス押し込むのは無理ですね。
何もしないで10回転するなら、整備しなくてもいいと思います。僕のとこに来た自転車は全て何もしないで(自転車屋整備で)1〜3回転で止まり、1年以上乗っても同じ状態で、乗るとクランクがクソ重いのが誰でも実感できるような状態でした。僕が整備して回転を軽くしてあげたら「同じ自転車とは思えない」と大喜びして帰っていきました。
自転車屋も最初からそういう自転車にしてあげればいいのになあと思いますが(現実は厳しいです)
2018/3/12 20:56 [191-29262]


上の方に書き込んでますが、2年ほど前、ホローテックBBの軸受ベアリング(以下、BB)の回転調整を試して、その後、掃除も兼ねて何度か整備しました。その際、考えた理屈があります。
この整備の本質は、一部の人(多数かも?)が考えているようなものでは無いと考えています。でも、検証が甘いので、そういう可能性がある、ぐらいで読んで下さい。
簡単にまとめると、
1. グリスの摺り込みで回転抵抗が減るのは、ベアリングカバーの摩擦抵抗です。
2. BBの締め込みで回転が渋くなるのは、BBシェルのネジ切り精度(中心軸が揃っているかどうか)に依存しています。
注:2が正しいとして、自由回転数を優先し、BBの締め込みを緩くするとガタが出ます。回転系のガタは厳禁です。
1についてはイライアスさんの考えと同じです。緩いグリスを入れるとベアリングカバーの摩擦抵抗が減ります(理屈では、ベアリングそのものの回転抵抗は摩擦抵抗よりも小さく、グリスの粘性による抵抗も小さいです)。グリスアップによる回転抵抗の低下は1W程度で、これが無負荷時のクランクの主要な回転抵抗です。
2はBBシェルの精度の問題だと考えています。クランクシャフトと左右のBBの中心軸がわずかにずれていて、BBを強く締め込むとフレーム側のBBシェルののネジ切り精度に依存して、左右のBBの中心軸がわずかにずれる。そこにクランクシャフトを挿入すると、結果として、ベアリングが回転軸に対して垂直方向に押し付けられ、回転抵抗となる(荷重が掛かった状態と同じになる)。
2年前に整備した時、BBのどこが変形するのか分かりませんでした。その後、BBの整備をする際に、左右のBBを片側ずつ締め込んだり、緩めたりして、クランクシャフトの出し入れのし易さ、クランクの回転のスムーズさを感じると、BBシェルの精度が関係している、なんかそんな感じがしてます。
BBを緩やかに締め込むと、BBはBBシェル内でわずかに動くので、回転は良くなりますが、ハブ軸と同じようにガタが出る可能性があります。せっかくの高剛性ホローテッククランクでガタが出ては本末転倒です。中心軸が揃う絶妙な締め込みポイントを探せば、そこで回転が良くなるような感じがします。
2018/3/12 23:30 [191-29267]

ぜひskogenさんが解明して理論化してください。
そのための僕の経験したデータを書きます。
20台の自転車にホローテックBBを取り付けました。それぞれ別の新品BB、6700が15個、残りは4500、5600、6600などです。
20台とも締め込むと回転が悪くなりました。1〜3回転、20台の自転車は全てフレームは別で、BB を緩めて適正な位置に整備をやり直すと回転は軽くなりました(7〜10回転)。
ホロ−テックBBは手で回すくらいの緩いトルクでもガタは出ません。
元々ベアリングが左右のパーツ内に固定されて入っていて、単体部品でガタはありません。そこでもしガタが出るとしたらベアリングの隙間ではなくBBのねじとフレームのねじのかみ合わせ部分のガタになります。よほどフレームの仕上げが悪いものでない限り、このねじのかみ合わせにガタが出ることはありません。スクエアBBのガタはベアリングの玉軸押さえの隙間で出てきます。ホロ−テックBBとは大きく異なっています。
以上が僕の経験です。どうして締め込む力によって軽くなったり重くなったりするのか?この謎を解いてください。
2018/3/13 23:52 [191-29271]


豊富な症例有難うございます。
スクエアテーバーの話が出ましたが、実は、スクエアテーパーBBの回転抵抗との比較が、ホローテックBBの回転がなぜ渋いのかを考える発端でした。
というのは、私のつたない経験では、スクエアテーパーBBの方がホローテックIIより回転が良い気がするからです。
違いはスクエアテーパーBBがカップアンドコーン型のベアリングで、ホローテックBBが普通の玉軸受ベアリングという事。
両者の違いは、玉を押す方向。カップアンドコーン型は中心軸がずれても吸収できますが、普通のベアリングは軸がずれると荷重が増えることと同じになります。
検証できてませんので、とりあえずここまで。
あと、ガタはBBとBBシェルのネジの間、ごく小さい隙間を想定していました。ネジを締め込むのに少し力が必要なBBだと手で感じ取れない程度で、クランクの変形量よりも小さい10μm以下を考えていました。
検証も含め、もちょっと考えます。
私の検証だけでは、はなはだ症例が少ないので、皆さんも調べてもらえると嬉しい。
私の仮説:
「BBシェルのネジ切りの中心軸が左右で極くわずかにずれていたとします。BBをキッチリと締め込むと左右のベアリングの中心軸はBBシェルのネジに合わせてずれます。そこに真っすぐのホローテッククランクシャフトを挿入すると、左右のBBベアリングは上下に押され、回転抵抗が増える」
2018/3/14 00:49 [191-29272]

>BBシェルのネジ切りの中心軸が左右で極くわずかにずれていたとします。
このずれですが、僕がよくするのは通常のスクエアBBをホロ−テックに交換です。通常のスクエアBBが正常に動いているBBで、そのままホロ−テックが使えないようでは使える自転車はどこにも見当たらないと思います。
普通のフレームはスクエアBBが正常に動く精度でしか作られていません。
まだ原因はわかりませんが、もしフレームのBB精度が原因とされた場合、問題を解決できるフレームは世界中に存在しない、または現実的に製造ができないのではないかと思います。
現実に流通しているフレームで使える部品でないと、やはり部品が悪いと結論づけるしかないように思います。
2018/3/14 09:25 [191-29273]


スクエアテーパーのほうが回るのは、
1.ベアリング径が小さく、引きずり抵抗が小さい。
2.シールの径が小さく(シールがないものもあります)、引きずり抵抗が小さい。
3.クランクが中実で重く、慣性モーメントが大きい。
あたりが要因ではないかと思っています。
2番はホローテックでもシールを外して回せば影響はわかりますし、3番は重りを付けて慣性モーメントを等価にすれば比較できますね。
2018/3/14 13:05 [191-29274]


軸ズレを吸収するのが、樹脂カラーですよね。
このズレがどれだけの量変われば影響するかはわかりませんが、こういう事も考えられないでしょうか?
・アルミのワンを馬鹿力で締め付けることにより、アルミのワンが若干変形しベアリングを圧迫する。
というのも、スクエアテーパでも左側のワンがきつい場合に締めすぎると回転が重くなったことがあるから。
以前デュラエースのスクエアBBを中古で買ったことがありますが、この左ワンが入るベアリングの外側が固着したあとがあり、そのままではワンとの勘合がきつく通常の位置まで締め込むと回転が非常に重くなりました。ホローテックの様に締め込みを少し手前で止めると全く問題ないので、磨くことまではしませんでしたが、この時の状態は明らかにベアリングが圧迫されて回転が悪くなってました。
2018/3/14 13:49 [191-29275]


私の場合、BBの締め付け強さによって
クランクの回転が渋くなる現象は確認できませんでした。
工具は道場NGのSHIMANO製のものです。BBは4600と6700です。
(9回転回っています。)
但しすごくきつくは締めていないので、更にキツく締めたら渋くなる可能性はあるかもしれません。
確かにホローテックBBって強く締め付けても回転が渋くなるような構造ではないように見えますね。
但し道場長のお話だと強い締め付けでクランクの回転が渋くなる現象はほぼ100%発生するということですから
何らかの因果関係は確実にあるのだと思います。
BB交換時、BBの締付け強さによってクランクの回転の渋さが変化しなかったのでその時は
「これは道場長レベルの話かも」と深く考えずにさくっと交換完了していまいました(汗)
BBの締め付け強さとクランク回転の因果関係に関するskogenさんの研究結果、
非常に楽しみにしています!
2018/3/14 20:19 [191-29281]

BBは5600 6700 RS500を使ってます。(ました。)
写真の5600は分解した後、鋼球の間にAZのチッコイグリースガンで米粒大にウレアグリスを詰め、ダストカバーは指でうっすらゴミ防止目的で塗って装着しました。
クランクと接するカバーにはグリスは付いていません。
フレームには手締めした後BBツールで30〜60度、クッと締めて終わり、それでクランクは13回転しました。
実験的にRS500と6700はシマノグリスタップリの新品のまま同様の方法で装着、クランクは7〜8回転程です。
手締めだけだとちょっと不安なので、ほんの少し締めるだけなら回転性能には影響ないのでは?と考えています。
2018/3/15 00:09 [191-29293]


トラックレーサー(スギノのBBが多い)のクランクがあまりにスルスル回るので、整備が甘いホローテックIIって工業製品なのかなぁ、って考えるようになりました。
ホローテックIIは軽く、強度が高く、部品構成が単純で、整備不要、でも回転は許容範囲で渋い?1〜2回転でもOKというのが、シマノが考える低い方の合格ラインじゃ無いかと思います。
BBシェルの精度を疑っていますが、精度が悪いと言っても、クランクが硬く回らなくて使えないほどでは無く、微妙なずれで回転が渋くなる状況を考えています(3回転と10回転の差)。
10回転と3回転の差は1Wぐらいしかありません。1Wはレース用タイヤの銘柄の差程度です。これは無視できる、と私が設計者だったら考えます(市販品を作って売る事で、給料をもらっている場合)。
でも、1.3Wを0.3Wに下げて、10回転にする、となると別です。いま、道場基準でその差を考えています。工業製品としては合格でも、回転抵抗にこだわるユーザだと不合格。
軸ズレ(仮説1)に対するもう一つの仮説(仮説2)は
「BBを締め込むことで、玉当たりが強くなり、回転抵抗が増える」
です。カップアンドコーン型ベアリングの整備から類推して、こう考えている人が多いだろうと思います。
私がやった検証方法は、次の通り。
1. 左右をきっちり締め込み、回転が悪いことを確認
2. 左を緩めて回転を確認、逆パターン(右を緩めて左を締める)でも確認
3. 左右とも緩めて回転を確認
仮説1が正しければ、中心軸がずれるのは1だけなので、
1の回転数 < 2の回転数 ≒ 3の回転数
となるはずです。
仮説2が正しければ、順に回転抵抗が増えるので、
1の回転数 < 2の回転数 < 3の回転数
となります。
しかし、この比較は難しいです。現実にはBBネジはゆるゆるにはなりません。
(1の状態で2,3回転だったら良いのですが、そんなに渋くはならず、差が小さい)
そのため、シャフトを左右に動かした時に手で感じる摩擦で確認しました。結果、
1の摩擦 > 2の摩擦 ≒ 3の摩擦
となっていたので、わずかに軸ズレは生じているようで、仮説1は否定できませんでした。私の検証は、二例しか無いので、一般性はありません。
現状はこんな感じ。
2018/3/15 07:55 [191-29294]


お礼が遅れました。いくつか事例を頂き、有難うございます。
良く回っている人が多いのかな?さすがです。
道場NGの先が開いたBB工具は、クランクを完全に抜かずにBBを回せるので私がやった検証には向いてたりします(笑)。
ちなみに、BBを締め込んだ後にクランクシャフトを入れるのがきつい場合があります(木槌で叩き込む、という愛が無い整備対象となるBB)。そういうBBは中心軸がずれているのでしょうから、回転が渋いはずです。そういう人居ませんか?
上の方に書き込んでますが、うちのカーボンバイクがそういう症状でして、圧入BBなので、グリスを擦り込む整備しかできませんでした。整備前は5回転で、整備後は8回転半止まりです。
今読み返して気づきましたが、あの時はBBの回転を片側ずつ指で感じてますね。BBそのものが外れだったのか、仮説1が間違っているのか?
2018/3/15 13:35 [191-29299]


ホローテックBBの構造から、「締め付けたから」ベアリング等に負荷が掛かって回転が悪くなることはないんじゃ無いかなぁと思います。
とはいえ締め付け具合で回転が変わることも経験しています。
私の仮説ですが
(1)BBシェルが歪んでいる/ねじ切りで中心軸がでていないことで、特定の角度で左右の中心軸のずれが大きくなる/角度が発生する
(2)軸がでている場合でも、その軸に対してBBフェースの垂直面がでていない場合、強く締め付けることでホローテックBBの軸がずれて負荷が発生する
というのが考えられるかなぁと。
どちらも確認する場合には強くは締め込まない状態になってしまいますが、
(1)の場合には、BBの角度により症状が変わることが予想されます。
(2)の場合には、しっかり締め付ける前の状態では回転は良いことが予想されます。そしてフェーシングして整えると良くなるはず。
これを思いついたのが、私のPF30のBBに、コンバーターを付けてJIS BB化し、(シマノではなく)カンパのウルトラトルクを付けたとき、そのコンバーターの角度でクランクの回転が全く変わった経験からです。このコンバーターの取付角度が良くてこの角度は悪いと再現性があることまで確認しました。この件は過去の道場へ書き込んだ記憶はあります。そのフレームは割れてもう廃棄してしまったので確認はできませんが。
あと、大昔のFELTのJIS BBでも若干違ったような記憶がありますが、極端な差ではありませんでした。
いかがなもんでしょ?
2018/3/20 00:43 [191-29349]

カンパのウルトラトルクは工具使って締めると全然回らなくなるので、手で回して終わりです。
どのくらい回らないかというと1回転2回転くらいで止まります。もし回りにカンパ使っている人がいれば、一度クランク回してみてください、たぶん3回転以上回るものはないはず。
カンパはtukubamonさんが書いている
>手締めだけだとちょっと不安なので、ほんの少し締めるだけなら回転性能には影響ないのでは?
で影響が出ます。カンパの整備をしたことがない自転車屋は普通にママチャリみたいに締めてるので悲惨なことになってます。僕が整備やり直してクランクグルグル回るようにしてあげると、自転車の走りが全く別物に変わるので面白い!
シマノのホロ−テックはカンパほどシビアではないので、工具使って少し締めるくらいなら回ります。しかし自転車屋みたいなアホ締めすると3回転以下。シマノでも手回しだけにすれば軽くなりますが砂などがねじに入ってきて音鳴りしたりします。またJISBBでも何度も着脱していると、ねじが甘くなってくるので、そういうBBには僕は水道工事に使うシールテープを使ってます。防水で摩擦が増えるので手回しくらいでも緩みません、また砂などゴミの侵入も防ぎます。
カクダイ シールテープ 5m¥ 150
http://amzn.asia/fqwbWDZ
2018/3/20 09:46 [191-29352]


ディープさん
うちはカンパのUltraTorqを1つとFulcrumのUltraTorqを2つ使ってますが、取付時最低10回転、確か15回転位回りましたよ。というかそこまで回るまで整備を繰り返すので。。
今は分かりませんが、そんなに悪くなっていません。少なくとも10回は回りそうです。
ただ初めて取付した時には普通に付けたつもりで2-3回しか回らなかったのでおっしゃることは分かります。
あと昔のカートリッジ式BBだと20回とか25回とか回りますが、そこまで持っていくのも難しい。どんなに頑張っても20回には行かなかった気がします。
UltraTorqはベアリングがクランク側にあり剥き出しになっていて、3000kmごとのグリスアップ指定と知らずベアリングをサビさせて球が痩せてガタがでたこともありました。。。その状態でも5回くらいは回っていた気がします。
でも、工具を使って締めてます。毎回そうしているので。
ただ、何度整備してもなぜ変わったのか正直分からないのですが、クランク=ベアリングをBBシェルに入れる時に真っ直ぐ入れたとかもあるかも。あと波ワッシャーを入れ忘れたときには回りませんでした。
あと友達がPowerTorqを使っていますが、2回しかまわらないけど、これおかしい?と質問してきたのでおかしいと返しておきました。自分で触っていないので分かりませんが。
2018/3/20 13:49 [191-29354]

全然主題とは違うのですが、先日の日曜日、彼岸の入りで墓参りに行き、ついでに御徒町のワイズアサゾーに行ってきました。
その際、ライトスピードのチタンで乗り付けた方がBBを外してくれと頼んだみたいで、店内でISISの工具がどうたら言っていました。
チタンなので固着していて外れないかも、最悪BB壊れますと説明し、50cmくらいある鉄パイプまで持ってきて。
結果は見ていないけど、異種金属は怖いよね。
チタンは当然だけど、アルミだって放ったらかしは危険。
ホローテックならネジより外側に工具が咬ませられるけど、ISISじゃ内側にカパっとはめるだけじゃない?トルクは弱いんじゃないか?
BBを分解する事の是非はともかく、外してネジ山にグリス塗布は必須と思う。(ショップの整備だと緩み止め剤になっているんだろうけど。)
2018/3/20 14:38 [191-29355]


うーむ。。。さん、ホローテックBBについて具体的な状態を分析して頂き、有難うございます。BBシェルの精度は私もそういう風(ネジ切りとBBフェースの精度)に考えていました。
組み付けただけで調整前のカンパのウルトラトルクはいくつか触ったことありますが、玉あたりの渋さ(ゴリ感)というよりは粘性が高いグリスを使ってるような印象を受けました。あるいはシールの摩擦。
ウルトラトルクとホローテックはBBベアリングとシャフトの関係が違いますが、ウルトラトルクでベアリングの回転が悪いのは、やはりベアリングに実質的に荷重が掛かったような状態になっているのが原因でしょうか。
それは二つのケースあって、シャフトを結合する時にベアリングを左右から押してしまい、軸方向の荷重(アキシャル荷重)が掛かる場合。もう一つは、シャフトの中心軸とBBカップの中心軸がずれていて、ベアリングの半径方向の荷重(ラジアル荷重)が実質的に掛かってしまう場合。
ディープさんが書かれているように、BBカップを手締めする事で改善されるとなると、中心軸のずれが怪しい。BBカップのハウジングの精度なら緩く締め込んでも改善しないように思います。こちらは、残念ながら自分で所有してないので机上の空論レベルです。
さて、ホローテックBBについて、もう一つ検証方法を思い付きました。
やってみて、また書き込みます。
2018/3/20 18:19 [191-29357]

木槌でクランク叩き込むという整備は自転車屋が推奨ですが、僕の経験ではBBの軸ずれではなくて、クランク軸のパイプが太くて入らないというのが存在します。
昔4600のクランクが、太い軸で入れるの苦労しました。ホロ−テックBBは基本的にクランク軸パイプとBBの内側はくっついています。逆にここがガサガサで隙間があるようなら欠陥品です。なので通りにくいのは当たり前なのですが、片側入れるのも木槌使わないと入らないようなのが存在します。クランクとBBだけ使って実験しても硬くて通りませんでした(フレームは全く関係ありません)。こういう硬いBBを左右同時に通そうと思うと木槌で相当思いっきり殴らないと入りません。
そのため僕はBBを片側づつ通す整備を考えました、片側ずつ回しながら入れれば殴らなくても入ります。6700のクランクや9000のクランクはパイプが太いことはなく手で押してBBを通すことができます。たぶん片側通しではなく両方いっぺんでも手で通せるかもしれません。
しかし過去に5600や5700でも太くて硬いのがありました。以上、僕の経験した実例でした。
2018/3/21 12:11 [191-29360]


なるほど、クランクシャフト径の寸法誤差ですか。
それありそうです。
シャフト径は敢えて考えてませんでした。というのは、シマノがホローテックIIを出したという事は、パーツの仕上げ精度に自信があっての事だと思ったからです。嵌め合い部品なので、0.01mm程度の精度が必要です。BB側は樹脂製なので、精度を出すのは難しい。そして、精度が出なければベアリングの回転は渋くなる。
クランクシャフトをBBに通すのがきついとなると、ホローテックIIって微妙な精度の組み合わせで成立している事になります。軽量化と部品構成の単純化がホローテックIIのメリットですが、回転抵抗に関してはどう考えてるんでしょうね?
クランクがスルスルっと回るには、BBベアリングが半径方向、軸方向に押さえ込まれるのはダメ。クランクシャフトやBBシェル、そしてBBの精度が落ちると、クランクはスルスルと回らなくなる。ちょっと神経質に考え過ぎかな。^^;
さて、検証を進めました。
まず、BBの回転抵抗を調べるために、左クランクを外して右クランクだけにして、クランクの自重による振り子運動の回数を測ることにしました。右クランクを3時の位置から静かに離し、振り子運動させます。そして、振り子の往復運動の回数で回転抵抗を調べます。
左右のBBが緩やかに装着された状態で振り子運動は6回(最後のクランクの振れはわずかで、1cm程度です)。左側BBを抜き、右側BBだけでクランクを保持した場合は10回です。なお、このクランクの回転数はぎりぎり10回です。
BBシェルの中心軸をずらそうとBBサーフェスに金属片を挟み込んだり、左右のBBの一方だけを緩めたり、BBを30度ずつ回転させたり、ゆるゆるにしてBBを上下左右に押し付けたりしましたが、結局、明確な差は出ませんでした。
ただ、BBを左右とも工具で強く締め込むと、確実に、でも微妙に回転抵抗が上がり、往復回数が5回になります。(回転数で確認するのは誤差範囲で、無理でした)
という訳で、今回のケースでBBシェルの回転が悪くなる理由は、
・BBサーフェスに合わせて中心軸がずれ、クランクシャフトがベアリングをラジアル方向に押し付けた。
・BBハウジングが変形し、ベアリングを全周に渡って締め付けた。
のいずれかだろうと思います(つまり、何も検証できてません ^^;)。
いずれにしろ、工具で強く締め込むと、どこかが変形して、ベアリングが僅かに渋くなる。
という訳で、いまいち進展なしでした。
2回転ぐらいの渋いBBで検証したい。
2018/3/22 00:56 [191-29364]

クランクシャフト径といえば、冷凍庫に入れて冷やすという書き込みがありましたね。
金属が冷えて縮まる?あながち本当の話かも。
ウチではクランクを冷凍庫に入れさせてもらえませんので検証できませんが。
シャフト径もそうですが、BBのプラスチックカバーもシャフトを何回か通せば広がるんじゃないですかね?
新品だときついだけ。
新品BB6700に9000クランク装着するときは確かにプラハンマーで少し叩きましたね。
拳で叩いても痛くなりそうだったし。
ただ、一度装着したBBRS500もBB5600も5600クランクは両BB付けたままでもすうっと入りました。
なので、新品BB装着前にクランクを何回か通しておけば軽くなりそうな予感ですが??
2018/3/22 12:12 [191-29365]


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軸のそばのはベタベタで動かない |
ハイレベルな処に色物
壊されたママチャリのBBベタベタでなんとか軸が見えるまで拭き取りました
6年位昔壊したのママチャリのボール、グリスも有り動きます。
大多数の人はこんな自転車に乗って居るのでしょうね
2018/3/22 12:56 [191-29366]


https://youtu.be/8CMGC4AbvQE 限定公開の動画です。何回回ってるか分からないですが→動体視力低くて、ボケて見えない(汗)よかったら教えて欲しいです(何お願いしてるんだ?!)
ホローテックBB ネジキリBB。
2018/4/2 22:21 [191-29562]


多分このくらいかな?
(1)6.15
(2)7.15
(3)8
(4)6.8
動画の下の「歯車マーク」をクリックした後「速度」を選択することで再生速度を変更することができます。
2018/4/3 00:34 [191-29566]


やすりおさん、すみません...再生スピード!そんなやり方があったなんて( ゚□゚)ありがとうございます。
計測までしてくださり、ありがとうございます。ペダル無しでの計測なら良好でしょうかね、一安心しました。
2018/4/3 07:19 [191-29569]


ディープインパクトさん
"トルクレンチで何キロとか余計なことばかりやって一番走行時に重要な何回転するかを確かめないのが3流自転車屋レベルの特徴、自転車の整備を何のためにやるのかという根本的思想が間違ってます。"
との事ですが、一番走行時に重要な事は安全です。こんな意識の人の弄った自転車は公道に出てもらいたくないですね。事故を起こすと回りにも迷惑がかかります。整備は何のためにやるかって、パーツの寿命を伸ばしたり、走行中の破損で事故を起こさないようにとか、色々あるはずなのに工業製品のトルク管理を余計なことと言ってしまえるなんて、根本的思想が間違っているのはどちらなんですかねぇ。
2018/4/12 10:46 [191-29703]

岡流斗さん書き込みありがとうございます。
>一番走行時に重要な事は安全です。
僕も常日頃それは書いています。過去ログ読んでもらえばよくわかるのでぜひ見てください。
岡流斗さんの考えるトルクレンチを使ったBB整備の正しいやり方について、具体的手順、使用工具(詳細な型番、実際に買えるリンク付きでおねがいします)トルクの具体的数値(左、右)などを教えていただけませんでしょうか。
硬く締まって回転しないクランクは抵抗が大きく負荷がかかっています。抵抗の少ない回転の場合より、部品にとっては悪い環境だと思いますが、それについてはどう思われますか?
自転車の場合、トルクレンチの測定限界以下の力で整備することが多くあり、たとえばカーボンのシートピラーやハンドルの場合、トルクレンチで締めると割ることが結構あります。
トルクレンチは最小値の測定限界がアバウトで信頼性が低いと感じますが、岡流斗さんは自転車整備でトルクレンチを使うデメリットについてはどう思いますか?
以上、抽象的な話ではなくて具体的数値と具体的工具名を記載し教えてください。よろしくお願いします。
2018/4/12 12:04 [191-29704]

ひとつ補足します。
ぶっこみジャパニーズ11 2018年4月放送
http://www.tbs.co.jp/bukkomi-japanese/
というテレビ番組の中で天ぷらの達人が外国人に「天ぷらの奥義」を教えるシーンがあり、天ぷらで一番大事なのは油の「温度管理」、達人は衣を玉にして油に放り込み、それが揚がってくる状態で温度を確認していました。番組スタッフが温度計は使わないのですかと聞くと「温度計は温度が正確に出ないから使わない」と達人が答える。
必ず玉を放り込んで、その揚がってくる状態を見て温度を把握する。
自転車整備をトルクレンチでやるというのは温度計使って天ぷらあげるのと同じで最高の状態に仕上げるには、トルクレンチの精度では信頼できません。人間の手先の感覚で仕上げるしかありません。
もちろん温度計使って天ぷらを揚げることもできます、なのでトルクレンチ使って自転車整備することもできます。それはどこまでの完成度を求めるかという問題なので個人が自由に選択すればと思います。僕の場合は3回転のクランクはダメで10回転が最低ラインなので「温度計を使った天ぷらは作らない」というだけです。
走行時に重要な事は安全とうのは当たり前の前提で「天ぷら油に水を入れるな」みたいな話です。整備、改造というのはやる前より安全にするもので危険になるなら何もしない方がましです。安全を確保した上でどこまで性能をアップできるか、それが自転車道場の整備です。
2018/4/12 12:37 [191-29705]

2018/4/12 22:02 [191-29706] 削除


トルクレンチって、ネジに付着している油分の有無で締付けトルクがかなり変わりませんか?
以前トルクレンチ使ったのですが、油分の有無で規定トルクに達するまでの、ネジの回す回数がかなり変わり、
怖くてそれ以降使っていません。
インターネットで調べた所、締付けトルクは条件により±20%〜30%の変化が発生するそうです。
https://www.dakotajapan.com/maxseries/po
int/point3.html
便乗質問なのですが
トルクレンチを使う時は、部品やネジを脱脂してから使用するのが正しい使用方法なのでしょうか?
2018/4/12 15:22 [191-29707]


やすりおさん、さすが実践派の道場生ですね。
トルク法による軸力管理はばらつきが大きいので、緩みに対してシビアなところには使いません。代わりに、塑性域回転角度法という方法を使います。
メーカーはPL法の絡みがありますから、考えられるもっとも悪い条件で指定トルクを決定します。だからネジ山はドライ状態で決めているのがほとんどです。実際はグリスを塗ったほうが軸力のばらつきは減りますが、摩擦も減るので、ドライで決められた指定トルクの下限値で締めても締めすぎになります(安全率も見込んでいますので)。オイル付けて締める場合は、その旨を併記してあるんじゃないかな。
まあ締め付けトルクの指定値なんて、メーカーのPL保険みたいなものですよ。
2018/4/12 18:59 [191-29711]


そういやホローテックIIの左クランク固定ボルトには、最初からグリスが塗ってありましたね。ハブナットなんかは、油付けるなと言うほうが無理(^_^;)。
2018/4/12 19:05 [191-29712]

2020/12/14 16:59 [191-29713] 削除


鶏 泰造さん
専門的かつ、わかりやすい説明ありがとうございました。
>そういやホローテックIIの左クランク固定ボルトには、最初からグリスが塗ってありましたね。ハブナットなんかは、油付けるなと言うほうが無理(^_^;)。
そうなんですよね。シマノのディーラーマニュアルによると
BBの締め付けの前にはグリス塗布の指示があるのですが
その他の一般的な部品にはグリス塗布の指示がありませんでした。
固着しそうなのでネジにはグリス塗りたいのですが、グリス塗って、トルクレンチで規定トルクまで締めるとグイグイ締め込めてしまってかなり不安(汗)
部品脱落やねじ切りなどの恐れがあるので、
特に整備に自信のない方はトルクレンチによるトルク管理は有効だと思いますが
トルクレンチを使う際には、単に規定トルクにセットして締め付けるのではなく
ネジの状態や部品の組み合わせなども考慮したほうが良さそうですね。
2018/4/12 22:37 [191-29716]


鶏 泰造さん
> 塑性域回転角度法という方法を使います。
これはとても勉強になりそうなキーワードありがとうございます。
トルクレンチを使えば良い整備ができる訳では無い、それは本末転倒である、というのがディープさんが言われている事ですから、岡流斗さんは誤読しているように思います。
実際、私が知る古くからある何軒かの自転車屋さんでトルクレンチを使う場面は見ません。全く使わない訳では無いですが、殆どの作業は経験で締め付けの強さを決めているようです。
シマノのマニュアルなんかに書いてある締め付けトルクってどの程度、従わないといけないんでしょう?前に軸力を計算したことがあるんですが、あの規定値はボルトのサイズに対して値を割り振ってるだけの感じがします。もちろん、それは当たり前な話で、場所に合わせて適切なネジを選んでる訳ですから、ネジに合わせて締め付けトルクの規定値が決まる。
一方で、そこに掛かる力から締め付けトルクを決める、というやり方もある訳で、そちらから考えるとマニュアルの数字に疑問が湧く事になります。ボルト毎に規定された軸力なんて実感できませんから、熟練した人は固定に必要な力から締め付けの力を決めてるんじゃ無いかと思います。(鶏が先か卵が先か、ネジが先か固定力が先か、みたいな話)。
でも、これだと緩みに対する考え方(規定トルクはその考え方で決まっていると思ってます)がおかしくなるんですが、そういう場合は「塑性域回転角度法」で考えるんですね。
それにしても、ホローテックBBの締め付けトルクの規定値が35-50Nmというのは理解ができません。あそこには強い力は掛からないですよね。あのサイズのネジの締め付けトルクはM系列だと1000Nm程度ですから、それよりは遥かに弱いんですが、かといって50Nmは強い気がする。
2018/4/13 18:53 [191-29730]


角度法は内燃機関の内部の締結に使うのがメジャーです。クランクシャフトとかシリンダーヘッドとか。
一般的な機械では、そこまでシビアなトルク管理は必要ないです。
2018/4/13 20:59 [191-29732]

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また年に何回かのBB分解掃除をしました。砂、小石などが入ってピシバシ音が出たら掃除しています。今まで年数回はしてきたのですが去年、ある改良をしたおかげで今回、なんと1年無音できました。デメリットなく効果だけあったので方法を紹介します。(別に推奨しているのではなく、あくまでも実験結果の一例として紹介するだけです)
いつも肉眼では確認できないくらいの小さな小石がBBのねじのところに入ってきて、そいつがピシッとか音の原因になっています。悪路を走った後は起こることが多く、常日頃シクロクロス走路のような道ばかり走っているので、これは防ぎようがないかとあきらめていたのですが、一昨年にBBの音なりが短期間に繰り返し起こり、1ヶ月毎くらいBB分解掃除が必要になり、ちょっとこれはやってられんなあと思い、ついに対策に乗り出しました、とにかく石の進入を防げばいいのだと思い。フレームのBB当たり面を砥石でこすり、デコボコを減らして平面を出し、次に水道工事用のシールテープを取り付けるホローテックBBの端っこ部分に巻き付けました。
どこに巻けばいいか試行錯誤の結果、端っこだけに巻くのがベストだったので、これで1年乗りました。
グリスなどと混合してBBのねじに粘着したり回転の障害にならないか検証して使いましたが、その心配は全くなく、今回1年以上経過して、きれいに分離してシールテープは取れました。
砥石平面出しは、自己満足で効果のない作業の可能性大です。しかしシールテープは効果抜群で、かなりの悪路を走破しても石の進入を防げました。中のグリスもきれいで、シールテープがゴミの進入も防いでいることが確認できました。
僕は自転車屋のようにガチガチにBBを締め込まないので、もしかしたらガチガチにBBを締め込んだ方が石の進入は防げるのかもしれません(しかし、僕のBBはゆるゆるでもないので関係ない可能性が95%くらいだと思います、どっちにしても回転重くしたくないので自転車屋レベルのガチガチ締めはやりません)
今回の走行結果からシールテープの小石、汚れ進入防止効果はかなり高いことがわかりました。
次の音なりまで1年持てばいいな。結果が出たら、また報告します。
2019/2/11 00:33 [191-32945]


あっ、この工夫すごい!
なんで今まで思いつかなかったんだろう。
水道用のシールテープか、なるほど!
私のBBはオクタリンクですが、割と悪路を走るせいか砂が入るんです。
今度整備で試してみます。
妻が通勤で使ってるクロスバイクのBBにもやってみようかな。
2019/2/11 17:05 [191-32950]

はい効果抜群!です。費用も安いし!
僕もアブソリュートやプルミーノは1年で音なりするようなことはなく2〜3年に1回くらいの分解整備をするだけですが、ロードバイクは過酷な道を走り回ってるので3ヶ月で音が出て年3回くらいは分解整備していました。しかし、このシールテープすばらしい。こんなに長い期間無音で走れたのは初めてです。
僕のウィリエールのBBは小石入りやすいのかなあと、平面出したり隙間をなくすように外側にテープ巻いたりもしたのですけど、すぐドロドロになって、やっぱり石が入るし、この端っこの下の部分さえ防げれば中までは入らないので、ここだけテープ巻けば効果あります。
ねじ全体をテープ巻くのは逆にデメリットあるのでお薦めしません。ねじ部分はグリスを塗って一番端っこだけをシールするのがベストです。
*現在、音が出ていないのなら何もする必要はないです。僕もプルミーノやアブソリュートはやってません。このシールやってるのはウィリエールXPロードバイクだけです。
音が煩雑に出たらシール検討してみてください。
2019/2/11 19:57 [191-32954]


道場長、レスありがとうございます。
音が出ないならやる必要はないんですね。
私のロードのBBは、砂は入ってますが音は出ないのでやらない方がいいかな。でも一度試してみます。
妻のクロスバイクは、一度クランク周辺から異音が鳴り、BB清掃したら止んだということがあったので、次、音が出たらやってみます。
通勤で使うので雨の中を走ることもあるし、妻は自転車整備を私に任せているので、どうしても整備頻度が落ちるのです。
このやり方で長く保ったら安心です。
2019/2/13 00:15 [191-32961]

2023/10/9 20:43 [191-34214] 削除

2019/6/16 22:39 [191-34217] 削除

2023/10/9 20:43 [191-34218] 削除

BBは変速段数は関係ありません。何速でも同じ。大きいベアリングタイプで現在売られているのはBB-RS500Bだけです。4600 5700 6700は全て廃盤、他のは全て小さいベアリングです。
シマノ[BB-RS500B] 68mm BC1.37¥1,654
https://www.amazon.co.jp/dp/B00WLFUL74/
これ最初回転重いけどAZウレアグリス入れてなじませていけば軽くなってきます。
2019/6/16 22:09 [191-34223]

2023/10/9 20:43 [191-34225] 削除

>道場長、BBで大きいベアリングと小さいベアリングってどういう違いがありますか?
耐久性が3倍以上は違います。もしかして10倍くらい違うかも?
たとえば6700は5万kmは走れます、しかし9000デュラは僕が今まで見た一番速く壊れたものは1万km以下。3万なんて無理。デュラでそのくらいなので、それより下位グレードの耐久性は想像できると思います。
ひとつだけ言えることは小さいベアリングBBは中古は絶体買わないこと、100%壊れてます。さわればゴリとガタあるものばかり。ホロ−テックBBはガタを修正する方法がありません。大きいベアリングのBBでガタのあるものなんて見たことないです。
小さいベアリングBBは新品時から、よく回ります、自転車屋レベルの1〜3回転ではなく10回くらいグルグル回ります、しかし、すぐにベアリング割れたり傷入って、ゴリとガタ出て回らなくなります。6700BBは丈夫すぎて、下手すれば一生使えるので、商品売れないから毎年壊れる新型出したのかな?と予想しますけど消費者にとっては大迷惑。BBの外周も小さくアダプタ必要で、こういうアダプタ入れると緻密な整備ができなくて、いい加減な整備になるし百害あって一理無し。
僕は小さいベアリングになって初期に9000デュラの壊れたのを何個か見ました、デュラでこれか?これダメだわと見切り(自転車道場にもレビュー書いています)これは6700を押さえとかないとヤバイと思い、6700BBを探し、自転車道場の情報で6個買い占め現在5個新品でストックしています。たぶん5個あれば一生走れます。
BB-RS500Bは6700より精度悪く4500くらいのレベルですが、小さいベアリングですぐ壊れるよりはましかなと思います。独断と偏見の意見でした。
2019/6/16 23:38 [191-34227]

2023/10/9 20:43 [191-34229] 削除

2023/10/9 20:43 [191-34236] 削除


BB67は耐久性が高いし店もはっきり壊れた品は売らないと思いますが、どの水準にあるか自分で確認できないヤフオク等では博打になっちゃいます。一応私が67を実際に手で触れる店を回って確認した限りでは、中古の状態でガタやゴリはないけれど左右の回転の滑らかさに差がある程度、ざらつきはやむ無しってくらいが最も多かったですよ。
まあBBは小型化された際に23gくらい軽量化されたのがアピール材料になってますから。カタログ表記につられてBB9000に喜んで切り替える→1年くらいで壊してがっかり→ついでに片側だけゴリゴリしていてペダリングを反省、までがよくある流れでした(笑)。個人的には今ならシマノの安い大型ベアリングか、微妙な性能にこだわり他社の高価な製品かの二択です。スレの趣旨からするとちゃんと整備すればシマノのBBで十分なのですが(笑)。
2019/6/17 22:41 [191-34242]

2023/10/9 20:43 [191-34279] 削除

>廃盤にしてほしくはなかったです。
シマノは廃盤にして欲しくない部品から廃盤にしていく会社です。
BB6700が発売された時に定価が1000円くらいだったので、定価間違ってるの?と思ったけど正しかったです。BB6600が2000円くらいしたので半額でした。そこでまた安くした悪い新製品出してきたのかと思ったけど、これが逆で値段下がって性能も優秀でした。その時はすぐに廃盤にならないだろうと思って2個くらいしか買いませんでした。
しかし、すぐに値段が上げられ、次は小さいベアリングに新型が変わり、廃盤という流れ。
シマノの法則
◎値段が上がり、型が変わるときは必ず品質が悪化する。
例 4500→4600(値段上昇、型変更 RDなんて部品がアルミから鉄になる)→4700(新型で旧部品と互換性なしに、品質劣化が進み新品で壊れるのが続出、特にSTIボロボロ)4500が出たときは、こんなにいいティアグラ出したらデュラ買う人いなくなるのでは?と心配しましたが、4700はもうこれで誰もティアグラ買わなくなるでしょうというところまで底きてます。
当時「弱虫ペダル」というマンガで主人公のロードバイクが4500使っていて、それでレースに勝っていった。何使ってもいいならデュラ使って描くと思うけど105でもアルテでもなく4500ティアグラでレースに勝つ!
すごい!。感動しました。
4500ティアグラはデュラとタイマン張れる品質でした。
逆に今4700ティアグラでレースなんて描くと、ド素人作者確定です。僕は自転車マンガでは部品何?整備状態はどう?とか見ちゃいます。
弱虫ペダルには整備で一つ面白いシーンがありました。
ホイールの整備について「最低でも120秒回ること」と語ってます。
これ自転車道場基準(僕が勝手に作った基準ですけど)と同じ。
4500ティアグラでレース出てたり、ホイールは最低120秒回るように整備するとか、
この作者、面白い!気に入った!自転車知識は半端じゃない。
みなさんも自転車わかってくると今まで見えなかったものが見えてきます。そういう視点でもう一度、弱虫ペダル見ると、新たな発見があって面白いですよ。
独断と偏見でシマノ部品の頂点を書くと
ティアグラ=4500 105=5800 アルテグラ=6800 デュラ=9000
新型出て値段下がった時は、いいもの確率高いです。逆の時はゴミ確率高し。
今後4500や6800が出た時のような感動を味わえる日がくるのか??
いいものはすぐ廃盤になる(もしくは急激な値上げ RS21みたいな)
いいものは何個かストックした方がいいかもしれません。
ノーブランド中国メーカーが育って、シマノより高品質部品を出してくれるようになることを期待します。
2019/6/20 08:02 [191-34281]

2023/10/9 20:43 [191-34294] 削除

このスレ書き込めなくなったらつづきはこちらに↓
自転車屋レベルのBB整備2
https://engawa.kakaku.com/userbbs/191/Th
readID=191-34296/
>11速もしばらくすると終息しそうだから
僕は12速出すかなあと思ってます。12速必要ですか???
すでにチェーンの幅も限界の薄さだし、ディスク化したためにエンド幅を広げてもハブを広げる余裕はないし、人々の関心は多段化の多さではなく、耐久性や値段の安さになってるので12速はシマノDURA10並の大失敗作になるんじゃないかなと思います。
電動自転車のジェッタ−が10速から8速に戻り、ディスクブレーキをVブレーキに戻したのが未来を暗示しています。ユーザーが希望もしていない10速化をしてチェーンが切れまくり部品が壊れまくり、変速も悪くなり、ディスクブレーキは効かないしジェッタ−最低という声が増え、こんな悪い自転車どこのアホが作ったということに、自転車ド素人の電動ユーザーたちも感づき、ジェッタ−の売れ行き落ちたんじゃないかな、それで2019年は8速Vブレーキジェッタ−が登場し、ベロスターまで出てきた。
このジェッタ−の仕様変更は今後のスポーツバイク業界の未来を予言しているかもしれません。
11速は完成度の高い成熟した部品で、これを超える12速を作るのは並大抵ではないし、仮に出来たとしても12速なんて、あえて必要でもない、必要じゃないものを買う人って何人いるかな?
あんまり消費者バカにしていると、シマノ自体が揺らぐかもしれません。
2019/6/21 01:19 [191-34297]


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