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このページのスレッド一覧

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写真考

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     いま、私の目の前にある檸檬は果たして本当に存在するのだろうか・・・

2016/3/7 15:07  [1888-1]   



写真考

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< OLYMPUS E-1 >

私のネイチャーフォト用カメラの第一号機はオリンパスのE-1でした。非常にコンパクトでシンプルな機能のカメラでした。防滴仕様でもありネイチャーフォトには最適でした。今では当たり前になっているセンサーの振動によるゴミ取り機能ですが、当時はオリンパス独自の機能でした。
短所としてはミラーショックがかなり大きかったように記憶しています。

発色は独特で、オリンパスブルーと形容される青は非常に鮮やかでしたが反面、緑系の発色はかなり濁りを含んだ印象でした。全体的な印象として、やや渋めの発色でレタッチ不要というか、独特の味わいを感じる描写でした。

2017/10/16 16:21  [1888-62]   


< Nikon D40 >

銀塩時代はニコンユーザーだったこともあって、レンズ資産を活かす意味で、ある時期からデジタルカメラもニコンに移行しました。初めて購入したニコン機はD2Xでした。OLYMPUS E-1 もそうですが、フラッグシップ機にはメーカーの最高の技術が盛り込まれているという認識からフラッグシップを使うことに拘りがありました。

しかしネイチャーフォトは装備にかなり制限があり、重量級カメラは不向きでしたので、取り敢えず中継ぎ機として小型のD40を導入しました。D40は入門機ながらなかなか素晴らしい描写で人気がありました。当時としては高感度撮影にも強く重宝しました。

個人的には、D40の発色は少し苦手でした。ニコンらしくないど派手な色合いには驚いたものです。なのでレタッチ前提で撮影しておりました。RAWで撮って自分色にレタッチが基本でした。

2017/10/16 16:53  [1888-63]   


< Nikon D300 >

D300もD40と同様にかなり派手目の発色でした。私自身はD2XやD100のような控えめな発色が好みです。なのでRAW撮りでレタッチが基本でした。

D300は暗所撮影でノイズが非常に目立ち、買い替えることになるのですが、何年か後にCapture NX2を導入してレタッチし直すとノイズがかなり軽減出来たので、ソフトの性能次第で画像のノイズはかなり克服できると知りました。
今から考えるともう少し長く使ってあげるべきだったと反省しています。

2017/10/16 17:22  [1888-64]   


< Nikon D700 >

D300を処分して、仕事用にD3、ネイチャーフォト用にD700を導入しました。D3とD700はほぼ同等の描写でした。両機とも高感度撮影には非常に強く重宝しました。
しかしD700はかなり重たい印象でした。装備に制限のあるネイチャー撮影ではかなり厳しいものがありました。FX(フルサイズ)機はレンズも重量級で三脚もしっかりしたものを使う必要がありましたので大変でした。

2017/10/16 17:32  [1888-65]   


< Nikon D7000 >

D700があまりにも重たかったので再びDX(APS-C)機に戻りました。D7000は中級機ですが上級機のD300と遜色が無い印象でした。もちろん機能的には大きな差があるのですが、風景撮りではその機能差は問題ではありませんでした。

D7000は軽量ですし、ネイチャーフォトの救世主でした。

2017/10/16 17:38  [1888-66]   


< Nikon D7100 >

D7000がかなり気に入っていたのに、間もなくD7100に乗り換えました。
理由はローパスフィルターレスの画像に惚れ込んでしまったからです。
それまで、DX機の画像には何かベールを一枚被せたような不透明感というか、いまいちクリア感がない印象だったのですがD7100は非常にクリアな絵が撮れるように感じました。

私の撮り方は、マニュアル露出オンリーなのですが、仕上がりをイメージして敢えてかなり適正露出を外して撮影し、レタッチで自分のイメージに持って行くやり方です。そういう手法に非常にマッチしていたのがD7100と言えるかも知れません。

2017/10/16 17:51  [1888-67]   


< FUJIFILM X-T1 >

所有するすべてのニコン機を売却し、そのお金で仕事用にD810、ネイチャーフォト用にX-T1を導入しました。デジタル一眼のみならず、DX用レンズや中判カメラも売却したので殆ど追い銭無しでこれらの二機を購入出来ました。機材が随分スマートになりました。カメラはたくさん持っていても仕方が無いので理想的なカタチになったと言えるかも知れません。

フジのミラーレス一眼との出会いは、ある実力派フォトグラファーとの出会いがきっかけです。
その方は本当に素晴らしい写真を撮っておられ、フジのカメラって? という興味からX-T1を導入しました。もちろんカメラを換えたからといって良い写真が撮れる訳ではありませんが、フジのカメラは本当に美しい写真が撮れます。高感度撮影にもすごく強いです。ISO 6400でもノイズが少ないです。まあ、作品クオリティーという意味ではISO 1600あたりまでかと思いますが、ニコン機と比較するとかなり優秀です。

それとやはりミラーレスカメラの良いところは小型軽量ということ。三脚も大きなものを使う必要がなく、装備軽量化には大変貢献しています。
X-T2も既に出ていますが、画素数的にもX-T1がピッタリなので、これからもX-T1を使い続けようと思います。

2017/10/16 18:35  [1888-68]   



写真考

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芸術を志し実践するということは
宇宙を志向することであり
我々が存在することの根拠を問うことだと思う。
それはあまりにも壮大な探求であり
ひとりの人間の手に負えるものではない。
時間・空間といった形式に規定され
肉体という限界を有する我々には決して到達し得ない領域。
絶対的な不可能性へのアプローチ。
そのことにどんな意味があるというのだろうか?
我々は何故に不可能性に挑むのだろうか?

導き出した成果を呈示するのが芸術では無い。
浅はかな答えを欲してはいけない。
目指すべきあちらへ、そっと指先を向ければ良い。
見つめることからすべてが始まる。

芸術は表現者と観者の両翼によって初めて生起する。
芸術も科学も哲学も宗教も
それらの糸を辿って行けば一本の糸として収束する。
すべての思考領域が交わるその場所で不可能性に
挑戦し続けることこそが芸術を実践することであり
生きるということである。

2017/6/21 22:09  [1888-60]   

上記のようなことを思いながら、今時のアートの動向に違和感を感じる毎日です。
アートがイベント化し、娯楽や観光のネタと化している状況を私は静観しています。
もちろんいろんなスタイルがあって良いと思うのですが、社会全体が非常にぎくしゃくしたこの時代だからこそ、深く「生」と「死」を見つめることを忘れてはいけないと思います。

芸術に営利を求めすぎると芸術の本来あるべき姿は歪められます。
収益を理由に窮地に追い込まれている文化施設が多いことは悲しいことです。
美術館や博物館、その他芸術関連施設は本来収益を目的に作られたものでは無いはず。
海外では入場料無料のミュージアムも少なくないというのに・・・

2017/6/22 07:30  [1888-61]   



写真考

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CDがレコードにとって代わったように、多くの分野でアナログからデジタルへの移行が見られた昨今ですが、写真の分野でも銀塩からデジタルへの移行がほぼ終了した印象の今日です。もちろんフィルムもまだ消えてはいませんが圧倒的にデジタルがその数を上回っています。そんなデジタル時代に相応しい新しい表現形態がどんどん現れてもおかしくない時代なのですが意外と写真界はおとなしいです。

作品としての写真の最終形態は印画紙にプリントされたものというのは誰もが認めるところだと思います。デジタル時代とはいえデータのままの画像は作品とは言い難いものです。しかしこのデータを作品化するにあたって印画紙以外の可能性は大きく広がっていると思います。言うまでもなく写真は芸術の一分野です。芸術と言い得るクオリティーを確保した新しい表現形態に期待します。

2017/4/23 12:32  [1888-56]   

今、話題になっている東京のGINZA SIX ですが、この巨大商業施設には数々のアート作品が設置されています。有名どころでは草間彌生の赤い水玉のカボチャが複数吊るされています。その他にも新進・ベテランのアート作品が設置されています。

実はこのアート作品の設置をプロデュースしたのは六本木ヒルズにある森美術館館長の南條史生氏です。南條氏は現代アートに精通された方で、そういう方がプロデュースされていることもあってホンモノのアートが惜しみなく設置されています。巷のなんちゃってアートでは無いアート作品が身近に楽しめます。

GINZA SIXのURLを貼りますのでご参考までに。
https://ginza6.tokyo/art

2017/4/23 12:46  [1888-57]   

このGINZA SIXの記事の中で私が着目したのはチームラボの映像作品です。これこそデジタル時代の作品形態だと感じました。チームラボは日本を代表するデジタルアート集団で、テクノロジーを駆使した表現で世界中から注目されています。またチームラボは会社組織でもあります。新しい芸術の在り方を指し示している良い例と言えるでしょう。プロジェクションマッピングで有名ですよね、各地でイベントを開催していますので御存知の方も多いと思います。

こういった表現形態はやはりデジタル時代ならではだと思います。巨大商業施設の中の壁面に映像作品を投影して独特の空間を演出するという手法。動画であれ静止画であれ、いろんな展開が可能だと感じました。バーチャルな映像、リアルな動画、静止画によるスライドショー、連続した静止画による動画等々。また画像・映像を映し出す壁面の造形もおもしろいです。凹凸のある壁面に投影された画像・映像は多様な変化を見せてくれます。

2017/4/23 13:44  [1888-58]   

純粋に写真作品として印画紙にプリントされ額装された写真はもちろんこれからも続いて欲しいですし、私はそういった旧来の写真のスタイルが大好きです。
しかし一方で新しい表現形態もどんどん展開して欲しいと願っています。

美術の世界でも材料や用具の進化が作品表現に大きく作用して来た歴史的事実があります。例えばチューブ絵具の開発が、それまで工房の中での仕事であった絵画制作を屋外でも可能なものにしました。印象派の画家たちは進んで屋外で絵を描き、光を描こうとしました。印象派の出現が現代のアートに与えた影響の大きさは誰もが知るところです。

デジタルという響きは、何となく冷たく情感の無い印象を受けますが、それを扱うのは人間であり、人間の感情や思考が結晶化したものが作品です。そういう意味でアナログもデジタルも表現の手段として何ら差異は無いと考えます。
人類の英知が生み出したデジタル技術によって新たな表現世界が展開されることを私は心より願っています。

2017/4/23 14:35  [1888-59]   



写真考

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MAMIYA RZ67 ProU



写真の色のことについてはいつも考えているのですが、PCモニターで見る色は色光なので鮮明かつ高彩度ですよね。反射光ではなく奥から発せられている光。よく言われるRGB(Red/Green/Blue)とCMY(Cyan/Magenta/Yellow)の違いがあります。それと各個人のPCモニターのキャリブレーションの有無や差異の問題もあって、なかなか統一した色で語ることが出来ません。それぞれが違う色で画像を見ている訳ですから。
私自身はプリントされた写真を同じ場で複数の人間によって吟味するのが一番正確な方法だと考えています。

ただ、ナチュラルな色(忠実・正確)とイメージ色(記憶・印象)という二つの観点で考えるのであればある程度の共通認識は可能かと思います。
私は長年、ポジでの撮影をして来ましたのでポジの色に馴染んでいますが、ネガと比べてポジは高彩度・高コントラストな発色だと認識しています。ポジはネガと比べてインパクトのある発色をしています。しかしこれが被写体に忠実な色再現かというと、そうは思いません。

2017/4/9 12:11  [1888-51]   

ではなぜポジで撮るかといういと、被写体を現場で見た時の空気感というか存在感が感じられる描写がポジでは可能だからです。
写真はあくまでも二次元の世界です。フラットで奥行の無い薄っぺらな世界(印画紙)にイメージを定着する訳です。その場合、被写体を現場で目にした時のイメージで再現するにはある種の誇張が必要となって来ます。彩度しかり、陰影のメリハリしかりです。それらを強調することによって、三次元で得られる存在感に近い印象を得ることが出来ます。
そういう意味では、この誇張によって初めて我々はリアルな印象を獲得する訳です。
そう考えると、ナチュラルな色という定義も非常に難しいものとなって来ます。おそらく多くの方々が写真においてリアルな色として認識しているのはイメージ色なのだと思います。これには対象(被写体)を捉える主体(我々)の認識の問題が関わっていると思われます。

2017/4/9 12:14  [1888-52]   

ネット上で公開されている様々な画像を見ていると、思わず???となってしまう色合いのものも多々あります。おそらくご本人にとってはリアルな色再現をしているという意識なのだと思いますが、あまりにも誇張された色には違和感を覚えることも少なくありません。紅葉の写真などが良い例ですね。色飽和を起こしそうなほど彩度を強調されコントラストも強めの画像をよく目にします。しかし、ご本人にとってはそれがリアルな色なのですね。桜などもそうです。本来、白っぽいソメイヨシノの花弁をまるで桃か梅の花の如く鮮やかなピンクに仕上げておられる画像をよく目にします。撮影者ご自身にとってはそれがリアルな色なのですね。ひとつの対象(被写体)であっても、主体(撮影者)の数だけ様々な認識が存在します。もちろんそういった他者の感性に対して違和感を覚えるのも個々の自然な認識の在り方です。

2017/4/9 12:15  [1888-53]   

Nikon D810



私はこういった主体(撮影者)による認識の差異を悪しきものとは考えません。むしろ自己表現という観点からは不可欠なものと捉えています。写真が芸術たる所以もそのあたりにあると思っています。撮影者がファインダーを覗いて構図を決め、シャッターボタンを押してセンサーがレンズを通過した光を捉えて図像を描く。この単純な行為から数多くの表現が可能なのはやはり主体(撮影者)それぞれの感性によるところが大きいと思います。

結局のところ、「ナチュラルな色」と「イメージ色」という分け方があっても、厳密に「ナチュラルな色」を目指すのはかなり困難なことであり、特殊な領域に限られるのではないかと思います。

私自身は最終的にカタログ等の紙媒体になる撮影ではNikon D810と単焦点レンズでの撮影をしています。美術作品などの撮影がこれにあたります。絵画の色調を誇張なく出来る限り忠実なイメージで撮影します。またレタッチによってより色合いの正確さを高めます。画家というのは色に厳しいですので、作者本人のイメージと異なる色合いになってしまうと確実にクレームが出ます。

2017/4/9 12:17  [1888-54]   

フジのミラーレス一眼



二年ほど前から私は常用カメラとして富士フィルム社のミラーレス一眼三機種を愛用しています。常用カメラというのは他者からの依頼では無く自分自身が楽しむためのカメラです。フジのミラーレス一眼の色合いは私のイメージ色に非常に近い印象です。現場での印象が見事に再現されるような気がしています。
言い方を換えるとフジの画像処理に若干の誇張を感じるものの、そのさじ加減が絶妙だと感じています。「う〜ん、これこれ!」といった描写をしてくれるのです。
そういうカメラと出会えたことは素晴らしいことだと思っています。

2017/4/9 12:21  [1888-55]   



写真考

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先日、あるフォトグラファーの展覧会に行って来ました。
皆さんもご存知の有名フォトグラファーです。
私自身は久しぶりに作品を拝見したのですが、随分実験的な試みを果敢にされていました。

しかし、私は凄く残念な気持ちになりました。
こんな言い方は高慢かも知れませんが、「フォトグラファーは写真そのもので勝負して欲しい!」
というのが私の考え方です。

今回の展覧会では、写真が絵画や立体造形的な作品形態で展示されていました。
いわゆるプリントを額装して展示すると言う一般的な方法とは随分異なるものでした。
言うまでもなく写真は絵画や彫刻と等しく芸術の一ジャンルです。

しかし、絵画や彫刻と比べれば写真表現の歴史は浅く、19世紀後半の写真技術の発明を発端に発展してきた新しい表現領域です。また絵画や彫刻とは異なる独自の表現領域として発展して来ました。
そして写真は絵画にも大きな影響を与えました。
写実絵画から抽象絵画へ、そして今日の多様な絵画表現の起爆剤となったのが写真の発明です。
外界を正確に写し撮る写真に対し、絵画は次第に画家の内面世界を表現するようになって行きます。
印象派やキュビスムなど、絵画は多様に展開して行きます。

そういう歴史的事実からも、写真表現はまだまだ成熟期を迎える前の表現領域であり大きな可能性を秘めたジャンルのひとつだと私は思っています。

以上のような考えから私はフォトグラファーに対する思い入れがすごく大きいのかも知れません。
日本のフォトグラファーには本当に期待しています。逆の言い方をすると、まだまだ世界に通用するフォトグラファーが少ないという現状があります。

2017/4/7 15:13  [1888-47]   

前置きが随分長くなってしまいました。

今回、そのフォトグラファーはご自身が撮影された写真を絵画的、あるいは立体造形的に展示されていた訳ですが、そういった表現スタイルをとる場合、写真そのものの在り方が随分変化するように思います。

つまり本来、表現の核である筈の写真が、表現のための素材(ピース)として扱われてしまうという事態が出て来るということです。言い換えれば写真を使う意味を喪失してしまうように思います。

絵画や彫刻は物質性が非常に強い表現手法です。例えば絵画はカンヴァスという素材に絵具という物質を載せて描き上げます。絵具の物質性は絵画を鑑賞する上で大きな役割を果たします。盛り上げられた絵具がイメージへと変換されます。それは静けさであったり、激しさであったり、喜びであったり、恐怖であったり、様々な感情を喚起する手助けをします。

翻って写真は、そういった物質性に依存しないピュアなイメージ表現です。印画紙という黒子とも言うべき影の存在によって、二次元世界にイメージのみを定着させることが出来る優れた表現手法です。写真を見る時、我々は印画紙を意識しません。それは恰も我々が鏡を見る時、映し出された像は見ても鏡面の物質性を意識しなことと似ています。

2017/4/7 15:47  [1888-48]   


あるジャンルの表現者が、そのジャンルの通常の表現様式を逸脱しようとする時、そうすることに対する必然性というのは当然必要です。つまり整合性がなければいけません。

いわゆるアーティストがひとつの手法に留まらず様々な表現手法を用いるのは、コンテンポラリーなアートというものが、先ずコンセプトありきだからです。アーティストは自身のコンセプトを十全に呈示しうるあらゆる手法を模索します。それが写真であれば写真を使いますし、身体表現であれば身体を使います。自身では不可能であればダンサーを起用して表現に昇華します。音が必要なら音を利用します。

しかし、フォトグラファーの表現手法はあくまでも写真です。珠玉のイメージを印画紙に定着するのがフォトグラファーの仕事です。この写真というものの必然性、重要性を欠く表現を目指すのであれば、最早フォトグラファーである必要もなくなる訳です。
それが悪いと言うつもりはありません。アーティスト(美術家)として活動すれば良い訳ですから。
しかしカテゴライズされた世界から一歩踏み出すのは並大抵のことではないと言う自覚が必要だと思います。

2017/4/7 16:23  [1888-49]   


「写真」として表現するのか、或いは「写真」を使った「造形作品」を制作するのか。
この違いは結構大きいです。
「造形作品」を制作するために「写真」を用いる場合、「写真」は作品制作のための素材(パーツ)となり、「写真」が内包したイメージが主題ではなくなるからです。

「写真」を用いた造形作品は既に多くの美術家によって実践されているので、フォトグラファーの方々にはやはり純粋に「写真」で勝負していただきたいなという個人的な願望はあります。

2017/4/7 17:50  [1888-50]   



写真考

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300円にしてはなかなか出来の良いフィギュアを見つけたので撮ってみました。
カモシカなんですが縮小率が大きいのでさすがに毛並みとかは大味な印象です。
例えば昆虫や爬虫類などの等身大のフィギュアならもっとリアルに撮れるのですが・・・

丁度、我が家のプランターが苔生していい感じなのでそれを利用しました。アボガドを植えているのですが、それを大木に見立てて撮っています。背景はグレーのボードを立てて撮っています。

先ずは元画像です。

2017/4/1 13:36  [1888-40]   



元画像のままでは少し不満だったので加工してみました。

@毛並みが粗いのでフォトショップで細い線を描き加えました。
Aフォトショップで色相・明度・彩度を調整しました。
Bコントラストとシャープネスを調整しました。

以上の加工で少しリアルになったかと思います。

2017/4/1 13:40  [1888-41]   



さらにリアル感を求めてモノクロ変換してみました。
モノクロにすると誤魔化しが効きますね。(笑)

またいつか、昆虫などの超リアルなフィギュアを見つけたら撮影してみます。
今回は大きさ的にかなり無理がありました。

2017/4/1 13:43  [1888-42]   



部分拡大です。
毛並みの中にフォトショップで描いた細いタッチが見えます。
マウスで描いたのですが、ペンタブでもう少し丁寧に描けばリアル感は更に増します。

2017/4/1 13:51  [1888-43]   



御影石の上に載せて撮ってみました。

2017/4/3 16:38  [1888-44]   



土を岩場に見立てて撮ってみました。

2017/4/3 17:04  [1888-45]   



この三枚はあえてフィギュアが小さく見えるように撮っています。
公園の樹木の切株や根っこの上に載せて撮りました。


2017/4/7 14:36  [1888-46]   


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