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紹介文

スキーや自転車で自然を感じて遊び、身体を鍛える事が好き
勿論音楽も大好き

思いついたこと、書き残したいこと、それとなく伝えたいこと
不定期で発信していきたい

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さて、やはりと言うか、必然と言うか、ロードバイクが気になっている。

昨年あれだけ「ツマラナイ、ツマラナイ」と、こぼしていた俺だが、どうもクロスバイクでの過程を楽しむサイクリングから、200km走ってみたいとか、地元で一番高い山を制覇してみたいとか、現在アラフォーの俺だが出来うる限り身体を使い倒してみたいとか、地元のサイクリングクラブに入った事で様々なライドイベントにも出てみたくなり、どうしてもロードバイクの運動性能が欲しくなって来ているのだ。

そこで色々とロードバイク購入に関して調べているのだが、これがまた悩ましい。種類があり過ぎる。
実にうまく浪費家のハートをくすぐる様に出来ている。

そこで、自分なりに整理してみた。

個人的に、クロモリフレームや完成車で20万円台のカーボンフレームなどは、乗り心地がソフト過ぎ今の俺にはちと物足りないだろう。これらはまだまだ先で良い。
比較的安価でいて、活きた剛性を求めるならアルミフレームだろう。
アルミフレームで行く事にした。
だが、昨年実際に買って後悔した。スペシャライズド・アレーはアルミながら硬すぎたし、加えて硬さが無機質すぎた。こういうアルミは避けよう。
程よくウィップ感、たわみ感、弾み感のあるアルミが俺は好みなのだろう。
昨年一年間自転車道楽をやったおかげか、わざわざ外の道路で試乗しなくても、店内で軽く跨ったり、手で押してブレーキをかけてみたり、ホイールが回る振動や音のフレームへの伝わり方などで、なんとなくそのバイクの素性の良さがわかる様になったのだ。
こんな感じでデザインが好みのフレームにする事としよう。

次はコンポーネントの選択である。

まあ、ロードバイクビギナーでかつ自己満止まりなのだから、ティアグラが妥当でしょうね。
なんだったらソラでも充分過ぎると思う。
105やアルテグラは数年後の楽しみにとっておこう。

さあ、俺はどこのロードバイクを選んだでしょうか。

2018/5/16 23:22  [1544-1901]   

誤 さあ、俺はどこのロードバイクを選んだでしょうか

正 さあ、俺はどんなロードバイクを選ぶ事になるのでしょうか?

2018/5/19 12:48  [1544-1902]   

スペシャライズド ターマックスポーツ

これからはこう言った失敗を二度としない為にも、恥を承知で去年のロードバイク購入から手放すまでの失敗談を書き残す事にした。


昨年7月、一時的に勤め人が潤う時期であった。
5月にクロスバイクを購入し、まさにサイクリングをはじめとした自転車道楽にハマりかけていたのだ。
サイクリングの度に乗る距離は伸び、登る山は高くなり、日に日に身体が鍛えられて絞られていくのが楽しくて仕方なかった。
そんな時に隣町に、スペシャライズドの自転車を専門に扱うお店を見つけたのだ。スペシャライズドといえばTREKと並ぶアメリカの有名自転車ブランドである。
「スペシャという選択もあったなあ」と、俺はその店の門をくぐった。

丁度店主がお相手をして下さった。話をしていく内に妙なオーラをその店主から感じる。
後で調べたらその店主は元冬季オリンピック選手だったそうで・・・小者の俺はすっかりその店主にのまれてしまっていたのだろう、今思い出してみればだが。

ロードバイクのご予算は?と聞かれたので、「12万から13万、出せて15位でしょうか」と俺は答えた。そして店主とスペシャライズドのカタログを眺めていると、税込み136,000円ほどの、カラーもデザインも好みのロードバイクを見つけた。“スペシャライズド・アレーエリート・ティアグラ”というモデルである。
「これを下さい」と俺。
すると店主が「あ〜、お客様・・・これはアルミフレームですし、コンポーネントもティアグラで中途半端です。いい大人が買うんですから、せめてカーボンフレームに105にされた方が後々後悔はないと思いますよ・・・、丁度数回試乗車に使ったカーボンフレームに105のモデルが在庫であるのです。“ターマックスポーツ”というモデルで、サドルとステムが良いパーツに代わっていますが、新古車という形でお安く提供できます。確かサイズもお客様に合うサイズだったような・・・
お客様の身長はいくつですか?」
俺「173です」
店主「まあ、ばっちりだと思います。今ちょっと持ってきますので、跨ってみましょう」
しばらくして店主がカーボンフレームのスペシャライズドのロードバイクを持って現れる。はじめて間近で見るカーボンフレームのエグさやオーラにまたのまれる俺(笑
店主「このサイズは54です。173pのお客様にはばっちりです」
店主がササっとロードバイクを跨ってペダルを回せるようにセッティングをし、俺は跨ってみた。
「腕が遠い!肘が伸び切ってしまう」というのが俺の正直な第一印象だったのだが・・・。
俺「腕きついっス・・・顔も下向いてしまうし、ロードってこんなもんなんですか?」
店主「いえいえ、横から見るとばっちりですよ、お客さん手足も長いので問題ないでしょう・・・でもそれでもきついのでしたら、ひとサイズ落として52という選択もありますが、そうするとこのカーボンフレームはこの一台限りなので、お安く販売することは出来ないですが、まあ、ステムというハンドル部にあるパーツを変えればいくらでもお客様の体形に合わせられます。カーボンフレームですよ、お安くしますよ」と店主はおススメしてくる。

※この時の俺は本気で体はきつかったのだが、元オリンピック選手の店主のおススメという事と、憧れのカーボンフレームを安く買えるかもという事で完全に洗脳状態であった(泣)

悩む時間など要らなかった。

俺「買います。いくらですか?」
店主「17万ポッキリで良いです」
俺「お願いします」

予算を3万ちょいオーバーしてしまったが、憧れのカーボンフレームに105を手に入れられた!と意気揚々とATMに行き、支払い、持ち帰るのであったとさ・・・

これが苦行の始まりであった。

2018/5/20 23:04  [1544-1904]   

※数か月後に事実を知る事になるのだが、スペシャライズドのサイズ54というのは完全にオーバーサイズであったのだ。俺に適したトップチューブ長は530o前後なのだが、なんとスペシャライズドのサイズ54のトップチューブ長は550o近くあったのだ。当然スタンドオーバーも高すぎ、バイクを傾けないと両脚でトップチューブを跨げなかった。加えて身体の固い俺だから、ステムを10o〜20o短くしたところで、根本的にバイクを振り回せなかったのである※

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意気揚々と自宅に帰り、車からターマックスポーツ(以後はターマックと呼ぶ)を降ろし、乗り出してすぐに問題が発生した。ディレーラーの変速が上手くいかないのだ。
リヤディレイラーは調整に難があったようで、1クリックでスムーズに切り替わらずに「シャリシャリ〜」とギヤとギヤの間にチェーンが浮いてしまい、擦れ音が発生してしまう。結果、ギヤチェンジに2クリックする必要があった。
フロントはもっと問題だった。いくらレバーを動かしてもギヤが切り替わらない。
調整次第で何とかなるのだろが、如何せん本日初のロードバイクを買った身である。調整のちの字もわからない。
「安い買い物じゃないんだからさぁ〜、勘弁してくれよ〜」
そうぼやきながらも販売店に電話をかけ、事の詳細を説明した。
電話の向こうでああだこうだと調整方法を説明する店主、聞いた事をとりあえずやってみる俺。
調整をやってまた乗ってみたがダメだ。直っていない。再度電話をかける。
俺「わからないんで、とりあえず持っていきます。乗れるようにして下さい」
店主「わかりました。お持ちください」
またさっき通った道を30分かけて販売店に持ち込む。ここでややうんざりとしてきた。
店に車を乗りつけて、ささっとターマックを降ろす。車内は狭いデミオであるが、自転車の積み降ろしは慣れたものだ。
俺(苦笑いしながら)「リヤは一回で切り替わらずシャリシャリと異音がしますし、フロントは切り替わりません。お願いします」
店主が調整を始めたが、俺は見ているのもなにか嫌で店の前をフラフラしたり、缶コーヒーを飲んで過ごした。梅雨が明けきらないなんとも湿っぽい夕方だったなぁ。
店主「終わりました。おそらく問題ないです。なんでしたら少し走ってみますか?」
店の前の通りを何度も往復し、確かにシフトが切り替わるのは確認できたが、やはりリヤディレーラーの動きにキレがなく、チェーンがスコンと切り替わらない。
俺「あの、リヤの動きがなにかイマイチな感じですが」
店主「初期のワイヤー馴染みがありますから、良くなっていくと思います。また200〜300km走行してみて、それでも直らないならまた来て下さい」

どうも釈然としないまま、ターマックをデミオに積んで帰宅した。
自宅に着くころにはもう日が暮れていたので、ターマックを車庫に仕舞って休むことにした。



2018/5/21 22:06  [1544-1905]   

日の長い7月である。仕事を早く終えた日、いよいよまともに乗る日がやって来た。
シフトにやや難はあれど、なにせカーボンフレームに105である。期待して乗り出した。
いつものちょっとした登り坂にさしかかる。クロスバイクならとっくに惰性がなくなって、がむしゃらこぎにさしかかる地点でも速度が落ちない。それどころかある程度重たいギヤを維持したままスイスイクルクルと登っていく「こりゃ凄い、ロードバイクは凄いものだ」
そこから本格的なヒルクライムに入る。2kmで標高100mは登る。当然クロスバイクでは一番軽いギヤでえっちらおっちらと登るのだが・・・ロードバイクではグイグイグイグイとふらつかずに、真っ直ぐにバイクが登っていく。この2kmヒルクライムでは、感覚的にクロスバイクの7割方の疲労度で登ることができた。

次は平地の巡行に入った。田んぼ道の直線である。
クルクル〜カシャ!クルクル〜カシャ!クルクル〜カシャーン!とギヤを上げて行く。
ギヤが中段にかかってくると、あの現象が現れてくる。
シャリシャリシャリシャリ〜カコ・・・・カコ・・・・ガッチャン・・・シャリシャリシャリ〜
ってな具合である(泣)
「いつか馴染むと言っていたけど、本当かなあ、気持ちの悪いギヤだな」

そうこうしているうちにえらい速い、早い、速い、メーターを見ると時速27キロほど出ている。
おなじ場所でクロスバイクなら時速20キロを超えたか超えないくらいだろう。
段差や路面の荒れを越えていく、ズシャ!べシャ!ズシャ!という感覚で段差を越えていく。

速えーズシャ!速えーべシャ!クルクルクルクルカコ・・・ガッチャンシャリシャリシャリ〜
はえー・・・はえー・・・はえ・・・はえ???

・・・速いだけでなんか、ツマラナクね?
俺、機械になったみたい。一気にアタマが冷めていく。
少しばかり脚の力を緩めて、時速22キロ〜23キロほどで巡行していく。そして2q登ったという事は、ダウンヒルもあるわけだ。

ロードバイクが降りはじめて、手をハンドルの上部からブラケット部に移すとき、改めてハンドルが遠い事に気が付いた。てか、遠すぎるわ。
まるで腕を伸ばして土下座をしているかのようだよ。
コーナーが迫る、ブレーキを絞る、効かねぇ(汗)慌てて尻をサドルの前部にずらし、身体全体をバイクの前面に持っていくようにしないと、満足にブラケットに掌を置いておけないのである。
しかし、ブラケット上部を握っていると、ブレーキレバーに思うように力がかけられないのか、全然ブレーキレバーを絞ることが出来ない。かと言って下ハンを握ると今度はブラケットそのものがしゃくれている(ブラケット上部に掌をかけている事を重視してブラケットの位置を決めているためと思われる)ので指が届かないのだ。もうね、人生で一番怖い下り坂だったのだよ。

「こりゃあ、このまま乗り続けるにはかなり難があり過ぎるな。イチから調整やパーツなどを調べて、つるしの純正状態にしてみないとダメだぞ、しかも俺は17万をもう払ってしまっているし、このまま泣き寝入りという訳にはいかんべえ」

と、何とか自宅に着き、PCをひらき、スペシャライズドのwebを開いてみるのであった。

2018/5/24 22:28  [1544-1908]   

今回買ったターマックスポーツ、ステムとハンドルが白、STI部がしゃくれ過ぎ? 純正パーツで普通に組まれたターマックスポーツ

やっと初夏らしくなってきたけれども、すぐ梅雨に入ってしまいますねえ。
文章構成力の低い俺の駄文を読んでくださってる皆様へ、ありがとうございます。


とりあえず、どノーマルのターマックスポーツを知らなくては何も始まらん、と、web上で完成車の画像や各種純正部品の寸法などを見調べてみた。
ふむふむ、買うときに店主に言われた通り、ステムは純正品より20ミリ長い白色のものに、サドルはカーボン素材に薄皮を張ったようなレーシーなものに交換されている事を確認した。
これは何としても純正状態に戻してもらわなくてはダメだな、特にステム、あの「腕伸ばし状態土下座ポジション」ではどんな操作も上手く出来る訳がないもの。
ついでにサドルもレーシー過ぎてちと恥ずかしい。黒色のクッション性のある純正サドルがいいな。
加えて、STI部分の位置も上過ぎる印象で、もう少し平行だときっとハンドルの上部を握ろうが下部を握ろうがブレーキの操作もしやすいのだろうと思った。

それとシフトの問題も、いくらなんでも常にシャリシャリと異音がしていて、ギヤがクリック一発で変わらんとは大問題だろう。天下のシマノの売れセンの105がこんな体たらくでは、世界のロードバイカーが離れるわ(笑)

あと、これは俺の問題でもあるのだが、やはりどうもカーボンフレームの乗り味は好みではないようである。ズシャ!べシャ!ズシャ!と段差を越えていくと書いたけど、まるで車体がウェットに路面にへばりつくような感触で、違和感が嫌なのだ。
その割に連続して強い衝撃の入力があると、車体が衝撃をいなしきれなくなるのか「ズン」と突然ボディブローの様な突き上げがくるし。どうも自然ではない印象だ。
この点に関しては、アルムフレームのTREKの赤いクロスバイクのリニアで速い「ディン!ダン!ダダン!!」という感じで段差をいなしていく乗り味の方が好みだな。

早速メールにて、純正のパーツのストックがあるのかないのか、それと出来るだけ各種数値やセッティングなどを純正状態に戻してほしいと伝えてみた。
するとすぐ返事が来た。
内容は「純正パーツについては申し訳ないが店には無い、ただ、ステムに関しては純正同様のものがあるので付けて試してみる事は可能である。各種数値やセッティングに関しては直接お話をさせてもらいたいので、一度店に来てほしい」との事。

メールを読み終えて、少し考えていた。
「・・・ギヤも調子が良くないし、何よりも主要なパーツが交換されていることがやはり面白くないなぁ、もしかしたら俺は足元を見られて訳ありの品を売りつけられた???乗っていても楽しくないしな、ターマックスポーツ、買うんじゃなかったかもな・・・よし、追銭などは絶対に払いたくはないが、下取りをしてもらえるか掛け合ってみよう、そして最初ほしいと思った“アレーエリート・ティアグラ”を買いなおそう」

と、決め、次の休日にまたお店へ行ったのであった。

※ただ、最大の悲劇は、俺はこの時点でまだサイズ54が大きいとは微塵も疑っていなかった事である。次も当然サイズは54と考えていたのだ。つくづくおバカな俺だ※

2018/5/25 22:13  [1544-1909]   

販売店の前で深呼吸をして、顎を引き、表情を締めて店のドアを開けた。
「どうも」と店主と軽く会釈を交わした。
俺「どうも、以前メールした件なんですが・・・」
店主「お客様わざわざすみません。ところで、今回はお客様に提案がありまして、あのターマックスポーツですが、もしお客様がよろしければですが、ターマックは返品という形にさせて頂いて、それから当初お客様の希望であった“アレー・エリート”を購入して頂くのは如何でしょうか?そうして頂けると、ターマックは17万円、アレーは13万半ばですから、差額はお返し致します」
俺「今回は実はその事をお願いしにここに来ました。それでお願いします」
店主「良かったです。では、早急に“アレー・エリート・ティアグラのホワイト、サイズ54ですね、オーダーさせていただきます」

※この時なぜサイズ52とか50を考える事が出来なかったのか?本当に今考えても悔しいのだが、薄れる記憶をたぐってみると、俺はお店にある近いサイズのフレームに跨らせて欲しいと店主に確か伝えたはずなのに、そこは何故か渋られたのだ。本当に謎である※

俺「お願いします。返品をお願いしたかった僕の本音をわかって頂けて嬉しいです。もうこのターマックもそこそこ乗ってしまっていましたから」
店主「いえいえ、こちらとしても店として押し付けてしまったという意識がありましたから・・・これからもお付き合いをお願いします。入荷して組付けが終わり次第ご連絡します。

軽く挨拶をして、店をあとにした。

帰りの車中、念願のアレーを買う事が出来て安堵感で素直に嬉しかったのは覚えている。
結構本音でターマックの乗り味は好みではなかったからだ。
完調では無かったが、タダでカーボンフレームを自宅試乗できたと思い直していたのかも。

自宅へ着いて、数日ぶりにTREKの赤クロスバイクに目をやってみた。
「俺はロードバイクに囚われてしまっていたなあ、ちょっとお前に乗ってみるか」
早速空気を詰めて乗り出してみた。
開けた視界がスムーズに加速していき、太めのタイヤとアルミフレームの乗り味がやはり気持ちいい、小気味よい。Vブレーキならではの急制動を楽しんで、軽くウイリーしたりジャックナイフっぽく遊んだり(笑)「やっぱ俺はアルミなんだよな!今度こそアルミロードと、このクロスで自転車三昧だな♪」

※ここで、別スレの「クロスバイク!!」のロードバイク購入辺りへと繋がって行くのである※

2018/5/28 23:03  [1544-1911]   

スペシャライズド アレーエリート カッコは気に入っていた

それから一週間ほどして、販売店よりアレーエリート(以降アレー)入荷組立て完了の連絡がきた。
丁度その日は休日だったので、夕方受け取りに行った。
うん、やはりアルミフレームだな俺は。カーボンフレームよりパイプの径が細く、全体的にスマートな印象だからだろう。個人的な好みだが、700×25Cあたりのタイヤの太さとアルミフレームのパイプの太さは釣り合いがとれていて、自転車の眺めも安心できる。

自宅に持ち帰り、さっそく乗ってみた。
想像していたより突き上げがキツく、なかなかに乗り味がハードだと思ったが、それでもターマックよりは好みだったし、そのうち乗りなれるだろう。
しばらく乗っていると今度はターマック以上にハンドルが遠い事にも気が付いた。加えてフレームも全体的に大きな気がする。ターマックより足が着きにくい。
早急に短めのステムを手配することにし、早速販売店にメールをした。
アレーの純正ステムは長さ100oだったので、とりあえず10o短くすることにし、スペシャ純正の90o、角度は6度か7度のステムを注文した。
取り付けの自信がなかったので店主に取り付けを依頼し、今回は作業風景をよく観察していた。これからは自分でステムやらセッティングで格闘する未来が予想できたからかも知れぬ。
そんなこんなでステム交換が終わり、乗ってみた。

まだ少し遠い気がするけども、少しはマシになったようだ。しばらくはこれで乗ってみよう。
この仕様で結構色んな事にチャレンジした。
まずは100kmライド、腕が遠いせいか肩こりと腕痛、首痛が半端ない。
裏山へのヒルクライム、登りはまだ漕ぐことが重要だからいいが、下りが地獄。ブラケットが遠すぎてうまくバイクを押さえ込めない。
町乗り、スタンドオーバーが更に高く、結構バイクを傾けないと足が着かない。

まだまだハンドルが遠いな、さらにステムを短くしてみよう。
今度は更に10o短く80oステムである。さすがに毎回店主に頼むのも気が引けるしお金も節約したい。この頃にはネット通販で安価なステムを買える事を知ったので、ステムと自転車用トルクレンチを購入して、動画などでやり方をよく勉強して交換にトライしてみた。

ハンドル回りをばらすきっかけが出来たので、ステムを交換するついでにハンドルバーの水平も出した。販売店の好みかただ適当なのか、どうもハンドルをしゃくり上げて付ける傾向がある店だ。
サドルもやや前下がりだったので水平を出してみた。

乗ってみると、なるほどハンドルの近さはぐっと良くなって腕はラクになったが、操作感覚がオカシイ。どうも乗ってて落ち着かないのだ。まるでアライメントをとっていない車のよう。
加えてこのアレーは乗り心地が硬すぎた。「ガン!ガン!」と容赦なく手と尻が弾かれる。
更に恐ろしいのは荒れた道路に突っ込んだ時で、「ビビビビビビ!!!」と細かくて激しい振動が手と尻に遅いかかる。手なんて弾かれてハンドルから外れそうになる。

操作感覚がオカシイ、トップチューブが高くて乗り降りが難儀、硬すぎて苦痛=ロードバイクはツマラナイ。
必然的に乗らなくなるわな。

そこから必然とTREKのクロスバイクばかり乗る事が増えていき、アレーに乗る事を避けるようになっていった。
クロスバイクのすぐ隣にアレーを置いてあるので、クロスバイクに乗るたびに乗りたくないアレーが目に付いてしまう。
たまの調子の良い休日の朝など、決意してアレーで出かけるもすぐに嫌になってしまって自宅へ戻り、またクロスバイクに乗り換えて出かけなおす事も何度か体験した。

こうなってしまうともう手放すことを考えてしまう。
近場の自転車買取店へ問い合わせ、アレーを持ち込んだのだった。8月25日の事である。
約一か月半に渡った俺のしみったれたロードバイクデビュー失敗談であるが、この「乗っていて苦痛」の理由を買取店で知る事になる。

2018/5/29 01:16  [1544-1912]   

自転車買取店へ向かう途中でこんな事を考えていた。
「俺は体も硬いし、いくらステムを20mm短くしてもハンドルを持ち続ける事がキツすぎたなあ、そもそもロードバイクが向いていなかったに違いないな。元々は体を絞りたかった、痩せたくてクロスバイクを買ったのだから、ロードバイクを駆ってまで体をキリキリと鍛え上げる根性が無かったのだろう。しかしながら、ロードバイクのあの運動性能、登りや下りの速さ、平地の巡行性能は正直快感だった。もしまた心がロードを求めたら導入してみてもいいかな・・・まあ、あり得ないが」

買取店に着き、アレーを買取店店主に引き渡した。
俺「このロードバイクの買取をお願いしたいのですが」
店主「かしこまりました。査定を致しますので、こちらの用紙に必要事項を記入していただいて、しばらくお待ち下さい・・・ところでお客様、どうしてこのアレーを手放そうと決められたのです?お綺麗ですし、状態も良いですのに・・・」
俺「乗っていてツマラナイし身体がキツくて(苦笑)俺にはロードバイクが合わないと痛感したので」
店主「はあ・・・そうでしたか、失礼しました・・・ん?このロードバイク少々大きいようですね。失礼ですがお客様の身長をお聞きしてもよろしいですか?」
俺「え?173ですが」
店主「やっぱり・・・このロードバイクを乗るには最低でも178pくらい、出来れば180以上はないと操作がしんどいと思います。お客様のキツく感じられた原因はサイズです。通信販売かオークションで買われたのですか?」
俺「・・・一応自転車プロショップで店長に見てもらって買ったのですがね(笑)」
店主「ええ〜〜〜!?、このサイズを奨められたのですか?あり得ないです。おなじ自転車を扱う俺としてはとても信じられないですよ。結構距離乗られたんですか?」
俺「600kmは乗りました。乗っても乗ってもキツくて辛くて、ステムを20mm短くしてみたのですが、やっぱり根本的な何かが違和感でしたが、その理由はサイズが大きすぎたのですね」
店主「600kmも・・・さぞかしきつかったと思います。そうだ、一度適正なサイズに跨ってみますか?お客様はロードバイクに嫌な記憶しかないので跨りたくもないとは思いますが、一度適正なフレームとハンドル幅、サドルのハンドルとの距離というのを体験していただきたいのです」
俺「そうですね。今日はアレーを買い取って頂きたいだけで、とてもロードバイクを買う気にはなれませんがそれでも構いませんか?俺も適正サイズを体験してみたいです」
店主「はいわかりました。まず、お客様の体形ですとトップチューブ長が530mm、これが基本です。それが今回のアレーはカタログ上で549mmもあります。1,5サイズから2サイズは大きいのです。プロのロード選手ならアリかも知れませんが、ロードバイク初心者にこれを奨めるなんて本当にあり得ません。
丁度在庫にトップチューブ長530oくらいでハンドル幅も400mmのモデルがありますので・・・こちらです。一度跨ってみて下さい。軽く店内でこいで実際に進んで頂いてもよろしいですよ」

俺は跨ってブラケットに手を置き、ペダルに足をかけてみた。
・・・納得できた。腕の延長線上にフロントフォークがある。眼下にフロントタイヤを抱えるイメージ、腕も決してキツくない。そしてシートチューブから適正に伸びたシートポスト。トップチューブも両脚のかかとをピタッと着いた状態で跨れる。勿論ロードバイクは真っ直ぐ立った状態でだ。
店主に一言ことわり、極遅い速度で8の字を描くように走行してみてもコントロールと制御がとてもたやすい。腕でフロントタイヤ、尻でリアタイヤ、ペダルで体の軸を支えてずっと立っていられるのだから。

俺「これが身体に合ったサイズのロードバイクってやつなんですね」
店主「そうです。もし、次にまたロードバイクを買う気になって頂けたらですが、トップチューブ530oというのだけは忘れずにいて下さい」

その後査定が終わり、店主にお礼を伝えて帰路に着いたのであった。

2018/6/2 22:13  [1544-1914]   

その後1か月くらいはクロスバイクで過ごした。
山へ登ってみたり、120kmライドをしてみたりなど、クロスバイクで一番乗れていた時期だった。ロードバイクでの差損が痛くて、それを紛らわす意味でもクロスバイクに乗り込んでいたのかもね。

そうは言っても、苦痛だったとはいえロードバイクで走っていたのだから、時にロードバイクの運動性能が欲しくなる時も正直あった。
「この下り坂、ロードならもっと踏めるだろうなあ」
「この登り坂、ロードならもっとスイスイと登って行けるだろうな」
「クロスでは平地でも良いとこ時速18キロから22キロの巡行だったけど、ロードなら25キロ以上で走って行けるだろうな」

やっぱりあれだな、今度こそサイズばっちりのロードバイクを手に入れる事にしよう。そしてやはり俺はTREKの乗り味が大好きなようだから、今度こそTREKのロードバイクだな。

そして、隣県のTREK専門店へと行くのであった。10月の半ばの事である。

2018/6/18 23:47  [1544-1919]   

さて、迷うのである。
実は2年ほど前にトレックのアルミロードバイクを購入し、真冬以外は乗ってきた。
100Km越の山岳ライドイベントにも数回出場したし、平地ならアベレージ30超で数時間押していける程度の脚力はついた。
ところが今度は数時間乗れるようになってくると、アルミフレームの硬さが体に堪えてくる笑
そこで時期マシンの事で色々と考えてしまうのだな。
出せてせいぜい30万で、せめてコンポはアルテにしたい、ディスクロードの時代だとは感じているが、30万程度のディスクロードだと走りの軽やかさが断然リムには及ばないが、ディスクロードだとカーボンホイールを躊躇なく使えるから後々のグレードアップの伸び代が大きいのだね。
ただ、あまり弄らずにノーマル然として乗るならリムで全然充分なのだよね。そうなると30万でフルアルテの軽いロードバイクが買えるわけだ。

ここまで書いて気がついた、今の30万ディスクロードって、数年前の20万105ミックスカーボンロードと同じモノなんだよな。

加えて体の問題もある。メンタルや志向はヒルクラガシガシ野郎なんだが、フィジカルは確実に老いて来てる泣
走り込むと次の日は確実にダメだし、腰痛の問題もあるし。
そう考えると「お前はもうガシガシヒルクラはやめて、重めの柔らかい105ディスクロードで労って平地主体で走りなさい」と言われてる気もしてくる。

ディスクロード買って、ゆっくりとアルテ化やカーボンホイールを考えて行けばいいのかな?
悩ましい。

2020/7/16 09:06  [1544-1957]   

スマホでちゃかちゃかと書き込むと誤字だらけだなあ笑

文章力ってのも書いてないと落ちるね。

2020/7/17 11:23  [1544-1958]   

ただ、俺の悪癖のミドルグレード購入即後悔があるからな笑
ロードにハマれているのは素性のとても良いトレックエモンダALRだからなんだろう。
だとすると、買うならハイエンドの SLRグレードしか考えてはいけないわけなんだが。
おそらくミドルグレードを買うとまた後悔する事になりそう。

2020/7/22 10:13  [1544-1959]   

大手メーカーながらなんとなくガレージメーカーっぽさの残るトレックエモンダ
欧州クラシックレースが好きな俺にとっては伝統や格式とか色濃く感じられるリドレー
いかにもなイタリアンロードレーサーはまぶしすぎるが、その中でもウィリエールは渋くて好き
スキーのビンディングや昔からのハイソなスポーツブランドって感じのLOOK
ドイツ圏のロードバイクは理知的過ぎて苦手だが、キャニオンやフォーカスは好きである
スコットも好きである
まあ、これらのブランドのそれなりのグレードのフレームに、アルテの紐だろうなあ。
良い出物があるといいが。

2020/7/22 16:04  [1544-1960]   

相変わらずブレにブレている笑
要は自転車で何を目指してるか自分でもわかってないからだな。
速く走りたい事は走りたい、けれどもスピードと言う数値はいつか頭打ちになる。メンタルもフィジカルもお金の面でもね。
かと言ってクロモリロードにカンパニョーロコンポでエンスーにって程自転車遊びをやり尽くした訳でもないからそれにはまだ行けない笑
流行りのエンデュランスロードも視野にあるが、貧乏性で無駄が嫌いな俺だから、すぐに後悔しそうだし笑
アイソスピードやフューチャーショック的なギミックは、車高調の減衰力調整みたくそれに気をとらわれそうだしなあ。
やっぱりエモンダ的なロードを求めてしまうが、本音では現状のエモンダALRが気に入ってるし満足はしてるんだよな。
他人に対する見栄や、一度はカーボンの本当の性能を知りたい気持ちから高級カーボンロードを求めているけどね。
だからこそ座して待とう。

2020/7/24 06:59  [1544-1962]   

メリダ スクルトゥーラ4000ディスク マクラーレンカラー

はい買いましたよ新しいカーボンディスクロード。

メリダ スクルトゥーラ4000ディスク バーレーンマクラーレンカラー、105搭載のいわゆるエントリーカーボンである。

殆どカラーで衝動買いしたと言っても過言ではない。
そして早速走ってみたが、これが見事に好みの正反対の自転車であった。
遅く、重く、ペダリングや操作に対しての反応もダルく、全くヒルクラでもキレが無い。
そのくせ乗り心地はけして良いとは言えないのだ。確かに細かな砂や段差などは絨毯の上を走るが如くいなしてくれて、尻や手のひらに優しいとは言えるが、段差や小石を踏むと僅かな時間差を置いてボディブローのように背中や肩に来る(笑

はっきり言って購入後初の100kmライドの帰りにリサイクルショップに行って叩き売ってこようとまで考えたが、それでは2年前のエスクードや3年前のスペシャライズドアレーからちっとも進歩成長していない証である。
バカな俺も成長はするのだ。

まずスクルトゥーラの良いところを見るようにする。
まずは見た目が素晴らしい、何てったってマクラーレンカラーである。メリダの自転車は独特の丸みというか、曲線が優しいフレームデザインなのだが、いかにもな英国風のマクラーレンカラーと相まって、なんとも言えぬ趣を醸し出している。
そしてやはり、アルミフレームと比べてカーボンフレームはボリューミーで存在感があり、塗装技術で定評のあるメリダだからなのか色味に艶と品がある。
モノとしての存在感や所有欲を満たしてくれそうである。
そして、上に書いた乗り味の欠点でもあるのだが、遅く重くダルいと言う事は裏を返せばあまりスピードを出さずに謙虚にマイペースに走り続ける事に向いているのだと思う。
俺ももう40歳で、同年代のアスリートはほぼ引退している歳であるから、エモンダALRで目を三角にしてきっつい峠をヒルクライムしたり、2時間も3時間も脇を閉めてひたすらにタイムトライアルの真似事遊びをして身体を酷使する事を控えなさいって事なんだと思うのだ。
うん、多分俺はそうならなきゃ行けないと思ってこのスクルトゥーラにしたのだよ。

乗り分けをすれば良いのだ。体調が絶好調で仲間と競いたい気持ちならエモンダALRでシャカリキに。
自分1人でゆっくりと時間を使える日はスクルトゥーラで優雅に遠出をすれば良い。
そして、秋冬はMTBがあるじゃないか。
何事も気の持ちようで好転するし明るい未来である。

2020/10/11 20:39  [1544-1963]   

トレックの乗り味の方が俺好みなんだなあ。
メリダはこちらから操作をしても基本的にダルな反応なのに、自転車からの挙動は割とシビアなところがある。
逆にトレックはこちらからの操作に対しては反応が早いのだが、自転車からの挙動は基本的に安定していて、ふとしたペダリングのばらつきや肩に力が入ってしまったとしても不用意に車体がフラつかないのだ。メリダはここら辺が全く寛容ではない(笑

2020/10/22 11:20  [1544-1966]   

あとね、やっぱ再認識しましたよ。俺はカーボンフレームみたく太いフレームは存在感があり過ぎてあまり好みでない。
すぐにアルミフレームの細いシンプルさが恋しくなってしまう。
オーディオでも複数のスピーカーを持ちたくないし、セパレートアンプも受け付けない俺だからか、どうやら自転車でも太いフレームは嫌な様なんだな。
近いうちにクロモリフレームに行くと思う。

2020/10/22 15:24  [1544-1967]   

KOMを取る

エモンダALRでは専ら赤ちゃんお守りのスキマを利用して、近所のコースをストラバアプリでのタイムアタック遊びにハマっている。
KOM(キングオブマウンテン)を取って浮かれ、すぐにまた別の猛者に取り返されたり。
ローカルヒーローなんである。

2020/10/23 21:53  [1544-1968]   

数ミリ単位でサドルを調整

さて、スクルトゥーラである。
見た目のハクとは裏腹に遅い、タルいのである笑
ただしかし、時速25km〜28km前後でかつ入力パワーを140w{推定)で回すとすこぶる気持ちが良い事がわかってきた。ペダリングも踏み下ろすというよりも、猫が後ろ足でトイレの砂をかけるように、やや後方に向けてペダルを回してやると速度が乗りやすい事もわかってきた。
そして、細かな道路のヒビや小さな段差を越える時の衝撃のいなし方が、やたらと小気味よく優しくて気分が良くなってくる。
ただ、時速35キロメートルを超えてきてエアロポジションをとるレベルになってくるともうダメである。空気の壁にぶち当たるし、リヤタイヤに粘液がまとわり付いたように重くなる。40kmの速度維持に体力がガバガバと失われていくのがわかるほど笑
エモンダは40kmを超えてからもグングンと速度が乗るし、条件さえ良ければ50km近辺で数キロは巡航出来るのだからなあ・・・根本的な戦闘力が違い過ぎるのだろう。

だがしかし、そうして脚を酷使した帰りなどに、スクルトゥーラのダルさヤワさの裏にある真価が見えてくるのであった。脚を酷使して疲れ果てるとどうしてもペダリングに余計な力を入れる事が出来なくなるから、太ももの重さを利用したペダリングになる。そんな感じでタラタラとクルクルと2、30分漕いでいると、脚がまた回復して踏めるようになっているのである。これは硬いアルミフレームではほぼ無い事なのである。アルミフレームで脚を使い切るともう回復はしない、帰り道はひたすら苦行なのだ。
あとは、極低速でのバランスがスクルトゥーラは取り易い。徐行、停止、車や歩行者の動きを観察して読んで移動と言った一連の動きがとてもやり易い。
スクルに乗っていくうちに改めて気が付いた、スクルの本領はロングライドであり街乗りなのだと。
どうやら、新たな自転車遊びの道筋が見えて来たかな?

2020/10/26 23:00  [1544-1971]   

でも、来年もしくは再来年など、スクルトゥーラが手元にあるのかどうかは正直わからない。とりあえず気持ちが乗ったらホイールは1600グラムあたりのものに交換する気はあるが、何とも言えないな。
もしかするとエモンダALRを手放しているかも知れない。何にせよ自転車の複数台持ちは嫌だ。せいぜい2台が限界だと思う。メンテや洗車に手が回らないのが我慢出来ないからね。

ゆくゆくの理想はクロモリロード1台ぽっきりにしたいのだけど、まだまだ先だろうな。

2020/10/26 23:54  [1544-1972]   

エモンダALRでまた高強度練をしてきた。アベ30km超で50キロ走って1時間40分であった。
信号待ちもあって獲得標高500ほどであるし、格好もスウェット上下であるからまあ上出来であろう。
しかしながらエモンダALRは本当に気持ちが良い、時速35kmを超えてくるとペダリングがとてもキレがよく、時計で表すと3時を過ぎたあたりからスパンと落ちて、その勢いで12時付近まで上がってくるのである。アルミの速い振動と相まって、あっという間の100分なんだよなあ。

2020/11/1 23:48  [1544-1974]   

やはりディスクロードはリヤエンド幅が142ミリもあるのが乗り味のダルさの大きな理由だろうな。
空間が大きいからどうしてもぐにゃぐにゃとたわみ、強くペダリングをすると左右の撓みの返りが追いつかなくなり、かつBBも上下したりブレーキキャリパーの部分も動いたりして、フレームの振動のいなしが破綻してしまって不快極まりないのだろうな。
ディスクロードで軽快ないなしを得るためには、どうしたって軽量高剛性な素材を使わざるをえないんだろう。

まとめると。
リムブレーキは構造がシンプルイズベストな為、安価な素材や部品でもまとまった乗り味や速さを得やすい。
ディスクブレーキは自転車としてはまだまだ構造の練り方が不十分な為、どうしたって高価かつ高性能なパーツで固めざるを得ないって事だな。

どちらの価値観が好みかによるね。

2020/11/9 14:47  [1544-1975]   

残念ながら、俺が今回買ったメリダ・スクルトゥーラはリムブレーキで美しいフレームラインのロードバイクであるから、やはりディスクブレーキでは無理があるのだろうな。
同じメリダでもリアクトとか、スペシャライズドのヴェンジのようなエアロロードでこそディスクブレーキのつくりや設計が活きる気がする。

ただ、ディスクロードの設計の壁を破ってくれそうなモデルがやはりスペシャライズドから発売された。先月かな?エートスというモデルである。
このモデルが世に出た事で、おそらくだが各社が一斉に追随して一気にディスクブレーキのダメなところが解決されていく気もしている。
もう2、3年もすれば、20万クラスのディスクロードでも楽しめるようになるだろう。

2020/11/9 15:05  [1544-1976]   

とても悔しいが、クソスクルトゥーラは手放すだろう。
なぜ俺はミドルグレードを買うと決まって後悔するのだろう。
DEデミオやマランツレシーバー、エモンダALRのような、安価だけども最高水準の物を初めに得て知ってしまうからか、妥協の産物なミドルグレードでは妥協しか見えないのだろうな。
センスと資金力が全く釣り合わない俺である笑
悲劇的ですらある笑

2020/11/9 15:27  [1544-1977]   

早急にクソスクルは売ってしまおう。
やはり俺は自転車は2台持ちが限界である。

2020/11/9 22:34  [1544-1978]   

スクルは手放した。綺麗さっぱりである。

2020/11/22 12:33  [1544-1981]   

現状、俺は自転車を2台所有しているが、ロードバイクは税込14万、MTBは税込8万のエントリーもエントリー、ハッキリ言って安物なんである。稼がれている方から見たらオモチャもオモチャだろう。
だがしかし、毎日のように乗って触れ、ポジションをo単位でいじり、小遣いで少しずつ少しずつパーツをアップグレードし、その都度ノーマルのバランスを逸脱し過ぎていないか振り返り、たまの休日に思いっきり乗り回す事を繰り返し、ロードバイクは速さ、MTBは上手さなどで先輩や他人に認めてもらう事を何度も味わい、洗車をし、メンテをし、消耗品を交換したりなどを繰り返して行くと、いつの間にか物欲を超えた相棒になっている。
身の丈にあったものを大切に使い倒す事は幸せなんである。

2021/5/2 00:43  [1544-1989]   

やっと速いカーボンロードバイクを手に入れる事が出来たけども。
やっとわかった。カーボンロードバイクは乗り味が楽しくない。

2022/7/3 20:13  [1544-1998]   


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