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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
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縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
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ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

みなさんこんばんは、プリンタの板のJFSです。プリンタを愛す皆様方とのコミュニケーションをとるべく、掲示板を開設いたしました。
ここでは、価格comのような質問も結構ですが、皆様方のプリンタ活用術、あるいはこんなプリンタ欲しい、こんなことがしたいというアイデアなどもお聞かせ下さい。
なお、ここで言うプリンタとは、一応インクジェットプリンタに限定いたします。
また、用紙の事、互換インクの話題も大いに論じたいと思います。

それでは皆さんよろしくお願いいたしす。

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スレ主 山門さん  

jfsさん、ご無沙汰しています。
今日は写真用紙について教えていただきたいと思います。
相変わらず粗製濫造で、EPSONの複合機6色プリンターのままですが、花や風景などを2LからA4でプリントして楽しんでいます。
A4用紙を購入するようになって気付いたのですが、EPSONの写真用光沢紙をみてもクリスピアからエントリー用まで実勢価格でかなりの差があります。同社HPで違いを見ると、厚さ(これは数値が記入されていて理解可能)、光沢感や画質など星印が並んでいるだけで、基準も意味もあいまいです。
そこで質問ですが、これらの用紙には厚さ以外に構造(?)、画質、耐久性など、実際にどんな差があるのでしょう。よろしくお願いします。
(この問題とは別に、お時間のある時に、「写真用紙概論を講義」いただければ幸いです)。

2012/4/12 15:37  [151-199]   

山門さんこんにちは。JFSです。お久しぶりですね。
いや、粗製濫造はともかく、積極的に写真をプリントされて、大変結構だと思います。
おっしゃる通りですね。私も実生活でよく色々な方から、用紙についてのご質問を受けます。どれが良いのか、悪いのか、同じようだがどう違うのか・・・・

これ非常に難しい問題です。私は用紙に関しては必ずしも専門家というわけではないのですが、少なくともインクジェットプリンタと用紙に関してはそれなりの研究はしておりますし、テストも行っております。

まず、インクッジェットプリンタの用紙を製造している会社は、三菱製紙、日本製紙などのごく限られたメーカーで行っています。ブランドは各社のOEMですが、実は中身が同じということもないわけではありません。エプソンもキヤノンも自社で用紙は製造しておりません。

サードパーティーの用紙の中には、複数の製紙メーカーで作らせた製品を同じ型番で販売している会社もあって、これは品質の安定性を著しく欠いており、非常に問題があると認識しております。
実はエプソンのスーパーファイン紙も製造工場が複数あって、ロットにより品質のバラつきがあって、過去に私が問題提起した経緯があります。最近はそのような話は聞きませんが、用紙は中々厄介な物です。

そこで写真用紙なんですが、大きく分けてベースが紙素材のバライタ系と樹脂繊維素材のRC用紙があります。前者はピクトリコフォトグロスやイルフォードの一部の用紙、キヤノンプロフォト、月光の一部の用紙などが相当しますが、数は非常に少ないです。現在販売されている光沢系の写真用紙はそのほとんどがRCペーパーなのです。

先日価格コムのプリンタースレで、染料インクでプリントした物が経時変化で滲むのかという質問がありましたが、考えに偏りのある方同士のやり取りで、私は静観しておりました。
この滲みの大きな原因は用紙内部のインク受容層の乾燥不全が原因ですので、十分に乾燥させれば、通常認識しうる範囲での滲みは観測できない・・・とでも言っておきましょうか。
インクも用紙も改善されておりますので、これに関しては一般的な用途においては問題ない範囲と認識しております。但し研究室レベルでは、多孔性樹脂膜にコールタール系の染料が吸着展開する現象は確実に発生しますので、そういう意味でのにじみは必ず起こります。ただ、これは50倍のルーペで観察して分かるレベルの話です。

そこで用紙の違いなんですが、まずインク受容層の材質が違います。金属の酸化物等が使われておりますが、これが安定しているか、速乾性があるか、変色や滲みが無いか、など改良が続けられています。また光源依存性の問題も無視できません。これは見る光源によって白さが異なるという現象です。実際に印刷する前の白い写真用紙を数種用意して、晴天戸外の太陽の当たらぬ条件でどの用紙が一番白いか確認し、部屋に入って一般的な三波長型蛍光灯照明下で同じ比較をした場合、今度は違う用紙が一番白く見える・・・このようなことです。
これは実際にかなりの方が経験されてことだとは思いますが、厳密性を問題にする方には困った問題と認識されています。
また、写真用のEDL蛍光灯を盲信している方も見受けますが、この光源は分光エネルギーの輝線部分をカットしていますので、太陽光のエネルギー分布とは異なり、演色性もことなります。よく演色指数Raだけ問題にする方がいますがそれだけでは片手落ちです。

かつてエイブリデニソンが販売していた写真用紙は、薄手で、チタン系のインク受容層を使用していたので、非常に速乾性が高く、滲みも出ず、白色度も高い理想的な用紙でしたが、それがゆえに、インクが広がらずに固まるので粒状感が目立つ、コントラストが低いなどの欠点もありました。

ですから全ての面で満足させることは不可能なんですよ。エプソンの用紙に関してはクリスピアは特に表面の樹脂層を何層にもして滑らかにして光沢感を増した用紙です、このため、にじみに関しては最も弱い用紙で、染料インク用に開発されたにも関わらず、すぐに滲みが発生しました。これが内部でも問題になり、現在の製品はこの欠点が改良されています。

基本的に用紙の厚さはインク受容層の成分や樹脂層や保護層が何層もあるかで違ってきます。この点は各メーカーが独自のものを研究開発して製品化しています。

ですから、一般的には厚手の用紙は、複数のインク受容層や保護層を持っていて、耐久性にも優れていると考えるのが妥当だと思います。先ほどのクリスピアの旧製品の例は別にして、一般的な用紙のグレードに関してはまずこのような判断で間違いないと認識しています。

但し、最初に書いたように、光源依存性の問題や、用紙自体の黄変に関しては、厚手の用紙の方が逆に劣る場合もあります。

顔料インクを利用する場合は、光沢感さえ気にしなければ一番光源依存性の少ない用紙、たとえばイルフォードやピクトリコに印刷すれば問題ありませんが、染料インクの場合は私は、エプソンの純正の写真用紙光沢が、全ての面で平均点をクリアする最も優れた用紙と認識しております。

染料インクの場合は、滲んだらまた印刷しなおす・・・というスタンスも必要だと思っています。

2012/4/13 13:24  [151-200]   

スレ主 山門さん  

jfsさん、詳細な説明ありがとうございました。
写真用紙というものに関する正確な知識が増え、また少し賢くなったと感謝しています。これまでも過去の書き込みで断片的に理解はしていましたが、整理できました。

#、「一般的には厚手の用紙は、複数のインク受容層や保護層を持っていて、耐久性にも優れていると考えるのが妥当だと思います。」とのご指摘で、なぜ厚い紙が高品質かわかりました(単純に「紙?」が厚いと思っていました)。
そこでエプソンの用紙を調べてみますと、クリスピア0.3、光沢0.27、エントリー0.26mmという構成で、白色度という指標は98,92,91と記載されています。数値でみるとクリスピアが突出、光沢とエントリーは差がわずかです。ところが値段はエプソンダイレクトで3280,2880,1400円とエントリーが大変安い設定になっています。これはなぜでしょう。
クリスピアは私のプリンターでは詰まりやすいなとの指摘もあり、光沢を使っていますが(幸いにもjfsさん推奨品)、粗製濫造の私には問題なければエントリーも経済的に魅力です(この安さは何かきっと悪いに違いないと疑心暗鬼になりますが・・・)。

#、染料インクのにじみの問題ですが、どの時期に出るものでしょう。私はメーカーの指示に従って24時間は部屋で乾燥し、その後保存しています。高倍率の実態顕微鏡があるので観察したいと思います(単なる好奇心)。

<補>本欄から得られた私のささやかな進歩。感謝の念を込めて報告させていただきます。
・全て写真はRAWデーターで保存。必要時気軽に印刷、その時の気分で多少のレタッチを加えながら(…顰蹙かも)。
・印刷はRAWデーターをDPPから出力して実施。E-photoを使わずに済み楽できれいです。
・A4までプリントするようになった。
次は、A3ノビに行ければと思っています。腕前とコストから顔料には届かず、4004はどうかと迷いつ楽しんでいます。

2012/4/13 19:27  [151-201]   

JFSです。
エントリー用紙は基材となる部分に特に平滑処理が行われていません、つまり製造工程がそれだけ簡単になるので価格も安いのです。用紙の表面を光にかざして見ると分かりますが、表面は平滑ではありませんね。クリスピアは鏡面のようになだらかですから、このような点で鑑賞する人の感覚で良し悪しが決まるのかもしれません。発色に関しては普通の写真用光沢とそれほど遜色はありません。ですからLサイズならこれで十分だと思います。
あと申し訳ないのですがエントリー用紙の耐久試験、変色や褪色に関する詳細な測定は実施しておりませんので、正確な事は申し上げられませんが、実用上は大きな問題はなさそうです。かつてのキヤノンのエコノミーフォトペーパーのような粗悪品ではありません。あと白色度の高い用紙が必ずしも光源依存性が低いということはありませんから、この辺はご自身で納得してお使いになって下さい。

染料インクの滲みを観測するのに最も適した条件は、黒の背景の中に白抜き文字を入れた場合ですね。仕上がりで5ポイント程度の細い文字で明朝体でなら尚良いでしょう。これが早ければ1週間か10日で、普通は1〜3ヶ月程度経過するとその白抜き文字の内側にマゼンタ色の滲みが出てきます。ほんの僅かですから肉眼ではわかりません。顕微鏡ならはっきり分かりますから是非お試しください。
黒インクはキヤノンの顔料黒などと違ってエプソンの場合は純粋な黒ではありません。マゼンタやシアンの混合物ですからね。それでないと透明な色が出せないからです。この中にアニリン系の染料が混じっていてそれが悪さをします(笑)。

2012/4/14 17:06  [151-202]   

DHMO さん  

2012/4/16 18:59  [151-203]  削除

jfs さん  

2012/4/16 18:59  [151-204]  削除

jfs さん  

2012/4/16 19:00  [151-205]  削除

DHMO さん  

2012/4/16 18:23  [151-206]  削除

jfs さん  

2012/4/17 19:42  [151-207]  削除

スレ主 山門さん  

少し横道にそれていたようですので、本論へ戻させていただきます。

色々な方が書き込まれるのをどうこうできませんが、この欄に対する私の希望は以下のごとくです。よろしくご理解ください。
1、私はjfsさんの見解を知りたいのでここに質問をしています。他の方のご教示は不要です。内容の判断は自身で行います。
2、関連する質問を書き込んでいただけるのは参考になりますので歓迎します。

用紙の差、にじみの観察方法よくわかりました。比較・観察してみます。

今回の説明で、用紙に関しては概略理解できました。もう少しお聞きしたい点もありますが、新たな質問もされていますので、一旦退出させていただきます。ありがとうございました。
(*)アイコンが相当な年齢詐称になっていました。

2012/4/17 11:53  [151-210]   

DHMO さん  

2012/4/17 19:43  [151-212]  削除

山門さん、この度は不愉快な思いをさせ大変申し訳なく思います。今後スレ主さん以外の横レスについては理由の如何にかかわらず削除いたしますので、ご安心ください。
なおご質問に関しては、いつでもご遠慮なくなさってください。

2012/4/17 20:42  [151-215]   


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