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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

ここは主にホンダFIT3HVの徒然ない世間話や、
アウトドア・キャンプ・車中泊・ドライブ旅行記・オリジナル小説やCGなど
けっこうどうでもいい話題で盛り上がっております。

気だるい午後のひまつぶしにどうぞw

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ひまねこのけいじばんの掲示板に
ひまねこのけいじばんの掲示板に新規書き込み

すこし有給をとれば、今年のゴールデンウイークは10連休!

そんなキャッチコピーを見て「いいね、そういうリア充は」とふてくされていたが、
連休のはじまる数日前に会社から「仕事がないから10連休にする」と言われた。
うっわ。
リア充と対極に位置するやつでも10連休になるんだ。

ならば貧乏は貧乏なりに、有意義な旅をしようではないか。
そう思い立った。
四国など南へ向かう旅というのも考えた。
四国も酷道さえ気をつければ素晴らしい大地である。

しかしだ。新潟から高速を使って四国へ渡ろうとすると、片道約2万円かかる。
さらにガソリン代もけっこうかかる。遠くて疲れるし。心の底から疲れるし。

新潟から北海道へフェリーにクルマを載せて行くほうが、むしろ安い。
ガソリンもかからない。じぶんで走らないから疲れないし。
これだ。
今年のGWは北海道へ行くことに、なんとなく決定!

ネットで新日本海フェリーのHPを見てみると、たいていの日はまだ空席がある。
5月1日往路(行き)、7日復路(帰り)のフェリーを予約した。

道内5泊の旅か。これならたいていの「行きたいところ」を紡ぐ旅ができるだろう。
行きたいところへ行くのはいいが、車中泊の旅を原則としよう。
貧乏である、というのが主な原因ではあるが、車中泊=貧乏旅という図式は必ずしも成り立たない。
朝起きて即出発、という瞬発力の高さ、宿を目的地にする必要がない、など一人旅で
「無駄を省く」行為を突き詰めると、車中泊を選択することが多いのだ。

道内の1日目は基本的に「初めて北海道を旅した原チャツーリング」の思い出の地を巡り、
2日目は富良野・美瑛を遊びつくし、3日目以降は道東を巡る旅、という感じで行くことにした。
また、ヘビーデューティーシスターズという自作の小説の舞台となった様々な場所も必然的に
巡ることになるだろう。

10連休と言われてわずか数日の猶予しかなかったので、充分な現地の情報の収集や準備が
できなかかった。
それでも、情報に関しては行く前に収集するのではなく、行く途中で、もしくは現地で収集する
といったスタイルにしてみようと「お気に入り」のシステム化を重点的に行った。
道の駅をはじめとする車中泊に適した場所、最寄りの名所などをまとめたサイトを見つけては
お気に入りに登録しておく。
装備品に関しても、無駄なものはできるだけ省き、可能な限りシンプルな装備にした。

これで、いいのだ。
というより、そうすることが精一杯だった。

2016/5/12 00:20  [1498-4491]   

旅するソングライター さん  

2018/12/5 07:05  [1498-4492]  削除

車内の様子 助手席の様子 新日本海フェリーターミナル フェリー搭載待ちのクルマ群

出発の朝がきた。
小雨の降るあいにくの天候だが、現地では晴れの予報なので気にしない。

準備作業も大詰め、というかもうアディショナルタイムだ。
天気予報を見ると、北海道のいまどきの最低気温は氷点下なのだと。
そういえば昨日まで雪がドサドサ積もっていたとか話題になってた。
5月になってまで降雪とか積雪とか信じられないわ。

毛布を余分に持っていこうか迷う。
迷った末に電気毛布を積んだ。
ふつうに毛布として使え、イザというときにはクルマのコンセントに繋いで
あったかぽかぽかになれる優れモノだ。これは使えるだろう。

また、カセットコンロとヤカンも積んだ。
寒い朝とか、湯を沸かしてコーヒーやインスタント味噌汁が飲めると嬉しいはずだ。

さあ、いよいよ出発だ。

8:30ジャージ姿で自宅を出発。
どうせフェリーの中ですぐ着替えるのなら、今からジャージになっておいてもよかろう。
途中、スーパーで弁当と惣菜パンをゲット。
フェリーの食事は予め買っていくのが費用削減の第一歩だ。

新日本海フェリーのターミナルに到着。
ターミナルの奥には主役のフェリー「らいらっく」がスタンバイしている。
全長200メートルの大型旅客フェリーだ。

誘導係に従って船内搭載用の駐車場の最後尾に続いてクルマを止める。
ざっと見て100台以上のクルマが停車している。これら全てがあのフェリーに乗るわけだ。

受付を済ませると、いよいよ乗船だ。

2016/5/13 00:19  [1498-4494]   

車両甲板 ステートB ツインルーム さらば新潟 船内のようす



前のクルマに続いて走り、タラップを上ってフェリー内の車両甲板へ。
「サイドミラーをたたんで、サイドブレーキしっかり引いておいてください」
係員の指示に従い、クルマを停める。
トレッキングシューズを脱いでサンダルに履き替え、荷物を持って階段を昇る。
大きくて実感が湧かないが、もう船の中だ。

フロントに乗船券を見せ、船室のカギを受け取る。
「お客様はステートBのいちばん奥のお部屋になります」
言われた通りに進むと、のぼるの部屋はすぐ見つかった。
ステートBハンディキャップツインルーム。
これは車椅子の人が優先して利用できる部屋で、通常よりもひとまわり広い間取りとなっており、
ひとりで利用するにはかなりの優越感に浸れる。

そもそも、こんないい部屋を利用するつもりはなかった。
しかし、5月1日出発の便はなぜか繁盛期外であり、少しだけフェリー代が安く、
しかも個室を一人で利用するのに優遇されていたのだ。
そんなわけで今回は「行きだけ」ではあるが、個室を利用することにした。

ふつうの雑魚寝部屋は毛布と枕だけしかないが、この個室は空調完備、テレビ、湯沸かしポット、
洗面用具、ハンガーなど至れり尽くせり。
ベッドもふかふか。
この上のグレードとなるとデラックスルームとスイートルームになるが、どんな部屋なのか
ちょっと見てみたい気がする。

10:30 ほたるの光が流れ、新潟港を出港する。
雨と風がややあるので、船内はけっこう揺れる。
扉の開かないエレベーターに延々と乗っている感じだ。
酔う人とかいそう。

出港してしばらくすると携帯の電波が圏外になる。
それはネットも不通になることと同義であるため、ネット依存症ののぼるは陸に上がった河童と化す。

ひまつぶしに船内を見てまわる。
映画などを上映するシアタールームで、ちょうど参加無料のビンゴ大会が開催されていたので
参加してみるも、ビンゴならず。
特賞は船内2000円利用権だった。いいなぁ。豪華な夕食が食べられるじゃん。

部屋に戻り、お昼ごはん。
朝買っておいた「炭火焼の焼き鳥丼」とインスタント味噌汁。
半熟卵が真ん中にのっかっており、少し崩して黄身を鶏肉にからめて食べると
うまさのあまり「ウホっ! これ以上ワシを泣かさんといてやー」とか言いそうになる。
ひとりでメシ食ってるときにそんなことを声に出したりしたら、それはそれで変態ではあるが。

昼過ぎになると、雲の切れ目からいよいよ太陽が顔を出し、青空が広がっていった。

2016/5/13 23:17  [1498-4498]   

人気の「プロムナード・ソファー」 いい天気になったけど寒っ! スペシャルディナー 極上の晩酌

午後からはいよいよヒマになった。
甲板に出て海風にあたったりしたが、この時期はまだ寒く長時間外にはいられない。
レストランのメニューを見て、上陸したらアレ食べたいコレ食べたい、と妄想したり
ゲーセンに行ってセガラリー2など大昔のアーケードゲームの現役稼働に感動したり
自分なりに楽しんだ。

部屋に戻り、テレビをみながらお茶をしたり。
テレビではNHK−BSでアニソンライブの番組をやっており、意外と面白い。

それでもひまで、ついには昼寝。
夕方目覚め、船内アナウンスでレストランで夕食開始の案内が流れたところでディナー。

カップめんと惣菜パン。
もちろんそんなもので満足できるはずはない。
だが、今はそれで良しとする。上陸したら安くてうまいものを食べられるのだから、ガマンガマン。

夕食後に風呂に入り、日が暮れたそのあとでとっておきのビールとつまみで晩酌。
ビールは「風味爽快ニシテ」という新潟限定。かなりうまい。
つまみの貝の缶詰とウニ味のポテチも美味。

部屋の外では子供が騒ぎながら駆け回っている声が聞こえる。
子供の頃からこういった船旅ができるのは幸せだ。子供心に船旅が幸せに思えるかどうかは知らんが。

持ってきた北海道の情報誌をパラ見しつつベッドで横になる。
明日は早朝5時に小樽に到着の予定なので、早めに寝よう。
そう思って明かりを消す。

・・・・・。
なかなか思い通りに眠れないんだこれが。

現在の心境を吐露すると、実は今までにないくらい落ち着いていたりする。
むかしの自分なら神経ぶち切れるくらいハイテンションになっていて武者震いが止まらず
ワクワク感とか半端なかったのに、現在は非常にクールな感じになっている。
もちろん上陸はとても楽しみだし、道内をこんな長期間走っていられることにこの上ない幸せを
感じているのだが、前から計画していた旅でなく、いきなり思い立った旅であることから
心がまだ実感できていないのだろう。
まあ、いろいろ旅をしてきた経験から、少し落ち着けるようになったのもあるだろう。

とはいえ、眠れない。
たまねぎスープを作って身体を温め、改めてベッドにもぐる。

明日の予定は、小樽→積丹半島→ニセコ→洞爺湖→支笏湖 を巡る。
車中泊の場所は未定。支笏湖畔の過ごしやすい駐車場があればそこに泊まる感じ。

2016/5/14 10:26  [1498-4500]   

早く出発したい気持ちを抑える いよいよ上陸! 小樽のすき屋 毎度おなじみ、まぜのっけ

真夜中の丑三つ時。3時くらい。
目が覚める。

まさかの超早起き。
もし到着が5時であるならば、その1時間前にアナウンスが流れて起床となるのだが
それよりも早く、しかも目覚ましとか頼らずに目が覚めるとか、ありえん。

目覚めてしまったのなら仕方ない。中途半端に二度寝するよりもこのまま起きてしまえ。
というわけで、準備をはじめる。
ジーンズとシャツに着替え、荷物をまとめた。

ようやく起床を促すアナウンスが流れたところで準備が終わり、お茶を沸かして身体を温めた。
テレビの天気予報を見ると、道内は概ね晴れ。4日頃に北から天気がグズつくらしい。
まあ、5泊もするなら多少の雨に降られてもおかしくないか。雨男だし。

自動車乗りの客に対して車両甲板への通路が開放された。
多くのドライバーとともに階段を下りて甲板のクルマのところへ戻る。
さっそく荷物をきっちりまとめる。
フェリー生活の入ったデイバッグの中身を、日帰り温泉セットに換え、
車内の後部寝室フロアにブログ更新用タブレットを設置、助手席に通信・閲覧用タブレット、
そしてナビ脇にスマホを配置し、それぞれ充電コードをクルマ側とつなぐ。

あとはナビの準備。
本日これから向かう行先の電話番号やマップコードを次々と入力していく。
いまどきのドライブは、「目的地入力」にまごつくと多大な無駄が生じる。
だから、電話番号やマップコードを予めメモに書いておいたり、タブレットで素早く検索できるよう
お気に入りを整理しておくことが重要になる。
また、移動順に複数の目的地を並べ替えるナビ操作手順も、パパっとこなせるようになると快適。

一連の準備がだいたい終わると、前方のクルマが発進していく。
いよいよ発進だ。

のぼるの愛車、FIT3ハイブリッド。
後部座席をダイブダウンさせることにより、巨大な平面ラゲッジルームが生まれ、
なんとそこに人ひとりが楽に足を伸ばせて寝ることができる。
車中泊のできるコンパクトカーというのが、FITシリーズにおける最大の特徴。
このクラスのクルマで車中泊が楽にできるのは、このFITだけだ。

そして、荷物や人をたくさん載せてもパワフルに走るDCTエンジンは快適なドライブを
約束してくれる。
このクルマで今までいろんなところに連れていってもらったが、今回も頼りにしてるぜ相棒。

係員の指示に従って、発進、タラップを下って船の外へ。
鮮やかな朝焼けに照らされた港町・小樽の街中へ。
「っしゃー! やってやるぜ!」

上陸してすぐにすることがあった。
朝めしだ。
5時という早朝で開いている店など限られているが、ちょうどすき屋の朝食タイムが
始まる時刻ではないか。
というわけで、小樽のすき屋に駆け込んでパっと「まぜのっけごはん定食」320円を食べた。
やはりすき屋はどこへ行っても味は一緒。
北海道だからといって道内産牛肉など使ってはいない。

2016/5/15 09:58  [1498-4502]   

祝津パノラマ展望台 遠くに小樽の街が見える セタカムイ道路防災記念公園 慰霊碑

朝のカロリーを摂取したところで、本格始動。

小樽の市街地を走る。
6時にもなっていないのに、意外と車通りがある。
やっぱ港町だけあって朝は早いのだろう。

海沿いを走ると、ものの数分で祝津パノラマ展望台に到着。
おたる水族館と遊園地を過ぎた丘の上から見下ろす小樽の街と朝日に照らされた日本海。

そう、ここは何年も前に来たことがある。
原チャで初めて北海道に来たときだ。
キャンプツーリングも、ソロのロングツーリングも、北海道も、全てが初めてだったあのとき。
期待と不安と寒さで身体が震えていたのをよく覚えている。
懐かしいものだ。

今はどうだ。
それを思い出して懐かしむ余裕、何が起ころうとも揺るがぬ自信。
そんなものが心を落ち着かせてくれている。

この展望台は、海から昇る朝日と海に沈む夕陽が同じ場所にいながら見られる所。
沈む夕陽は見たことないけどね。
小樽は、この旅を終えたときに帰りのフェリーに乗る場所でもある。
スタート地点にしてゴール地点なのだ。
北海道を思い切り楽しんで、無事にこの地に帰って来よう。
そう誓いをたて、のぼるは再び出発した。

余市を過ぎ、海沿いのいくつかのトンネルを抜けると「セタカムイ道路防災記念公園」に到着した。
トンネル同士に挟まれた、わずかばかりの土地に建てられた海沿いの公園だ。
ここは、旅をするにあたり個人的にどうしても来たかった場所だ。

ここは1996年に起きた、豊浜トンネル崩落事故の慰霊碑がある公園なのだ。
バスに乗っていた20名の尊い命が、巨大な岩石の崩落によって失われたという忌まわしい事故。
のぼるは、それを小説HDSの設定のひとつに取り上げた。
重要で真面目な設定として、仮に遺族がその小説を読んでも気を悪くすることのないよう
細心の注意を払って書いたつもりだ。

だからといって素通りのできる場所ではない。

目の前に豊浜トンネルの圧倒される岩盤がそびえ立つ、そんな地にある慰霊碑。
黙祷。
慰霊碑の後部には、亡くなった方の名前が刻まれていた。
黙祷。
犠牲になった方のご冥福を、ただただ祈る。

気をとりなおして、出発した。

2016/5/15 19:02  [1498-4504]   

遠くの山はまだまだ残雪たっぷり 神威岬の駐車場 さあ丘の上へ歩き出そう 女人禁制の門

少し走ると、港町の傍らにセイコーマート(以下セイコマ)を見つけたので休憩。
店員の若いおねーさんは朝の入荷を棚に並べるのにてんやわんやしているところだった。
変わったモノの物色もロクにできず、とりあえず寒かったので86円のホット缶コーヒーを買って外に出た。

本当は、淹れたてのコーヒーが欲しかったところだが、まあ仕方ない。
だがセイコマでEdyが使えるのには驚いた。
新潟でよく見かけるセーブオンでは、2016年春現在まだ導入していないのに。

セイコマで更に驚くことがまだまだあるのだが、それはまたもうちょっと後の話になる。
さて、先に進む。
次の目的地は積丹半島の神威岬。
積丹半島の先端から、更に突き出た絶壁の岬。
そこも小説の舞台になった場所だが、実は行ったことがなかったので、この機会に
見てみたかったのだ。

積丹半島の海沿いの道路には多くの食堂や民宿が並ぶ。
ほとんどの店のウリは、ウニである。
積丹のウニは極上であると言わしめるほどの美味さだ。
一度だけ、開店と同時に食堂に入ってその日の朝採れたてのウニを使ったウニ丼を
食べたことがあるが、甘くて濃くてまろやかでとろける。今までのウニを軽く凌駕する美味さだった。
ここより美味いウニが食べたいならば、もはや礼文島へ行くしかないだろう。

とはいえ、あいにくGWの季節はまだウニ漁が解禁していないので地元産ウニを食べることはできない。
だからスルー。
朝だからどこも開店してないし、いきなり一食3000円クラスとか出せないし。

しばらく進むと、神威岬への入口のゲートが見えた。
だが、ゲートは閉じられており「8:00開門予定」という看板が。
えー。マジかよ。

一瞬、スルーして次の目的地を目指そうか、と思ったりしたが、せっかくここに来たのだから
開門を待つことにした。どうせあと20〜30分ってとこだ。
近くの草原の空地に駐車し、運転席からラゲッジルームに移動。
ネット用タブレットを起動。
ニュースをチェックしたり、ラインしたり、本スレのクソレスに釣られカキコしたり。
30分程度のひまつぶしはネットをやっていればあっという間だ。

神威岬へのゲートに戻ると、オープンしていたので、岬へ進む。
広く整備された駐車場にクルマを停める。
すでに何台か観光客のクルマが停まっており、みんな次々と岬の先端に向かって歩き始めていた。
ここから徒歩で20分ほど進むと神威岬の先端まで行けるというので、のぼるも負けずと
プチトレッキングの準備。
左右が海風吹きさらしなので絶対寒いだろう。長袖の春ジャケットに冬用のフリースを着こんで
安心装備となった。

丘の上に「女人禁制の門」がある。
かつて女性がこの地に来ると海が荒れるという伝説があり、長い間女人禁制の地となっていたが
現在はそういった制限はないので、女性でも安心して来れる。

2016/5/17 09:04  [1498-4508]   

遥か彼方に神威岬灯台が 神威岬灯台 海上に立っているのが神威岩 また戻るのかよー

左右が切り立った断崖の上を歩く。
安全を考慮して手すりが設置されていたり、足場の悪そうなところはグレイチングが設置され、
基本的には老人でも安全に歩行することができる。
とはいえ、なかなかの高所なのでカリオストロ城の屋根を歩くようなスリルを味わうことができる。

いい天気。青空に青い海。
この海は積丹ブルーと呼ばれ、その澄み切った青色が訪れる人を魅了する。
海がキレイだからウニも美味いわけだ。

先端の神威岬灯台に到着。
駐車場から770m、約20分歩いてきた。ここがゴール、というか折り返し地点。
灯台はやや背が低いものの海抜そのものが高いので無問題。

さらにその先端から見下ろすと、海の上に突き出たような高さ41mの岩礁があった。
それが神威岩。
神威岩は、源義経との悲恋で命を絶ったアイヌの酋長の娘チャレンカの生まれ変わった姿と
言われている。
その呪いに引き寄せられるように多くの自殺者が後を絶たなかったという。

その伝説こそが、HDS真子編の重要なポイントとなるファクターだ。
失恋した真子が自殺するためにこの地を訪れたのは偶然ではなかったわけだ。
そしてこの地で出会った男性から託された手紙。
その手紙の秘密が解き明かされたとき、信じられないような真実が、浮かび上がるのである。
詳しくは本編を読んでほしい。

さて、来た道を再び戻る。
風が少なく、気温がどんどん上昇してきて、2枚の上着を脱いでTシャツ1枚にした。
どんどん観光客が押し寄せてきており、次々とすれ違っていく。
ほんとうに人気スポットなのだな。

駐車場に無事戻った。
ベンチに腰掛け、ペットボトルの水を飲んで一休みした。
9:00か。
これからニセコのふもとの京極の吹き出し公園、そして洞爺湖へ向かおう。
だいたいそのあたりで昼食になることだろう。
洞爺湖ではお楽しみ温泉タイムが待っている。いやほんと楽しみだ。

そんな感じで、神威岬を後に出発した。
しばらく海沿いの気持ちのいい道路を走る。
たしか原チャで来たときはこの道路は開通していなかったので、比較的新しい道路だ。
それもそのはず、いろんな岩場を縫うような道路なので、その工事の大変さが伺える。

2016/5/18 09:47  [1498-4510]   

蝦夷富士・羊蹄山 羊蹄山吹き出し公園 きれいな水が湧き出ている 給水所は芋の子を洗うにぎわい

岩内を過ぎると、今度は内陸の道路となる。
小樽から函館を結ぶ幹線道路、国道5号にぶつかると、さすがににぎやかになってくる。
このへんから林の隙間から雪をかぶった霊峰アンヌプリの姿が見えてくる。

倶知安の街ではリゾート地ニセコが近いこともあり多くの店が道路沿いに立ち並んでいる。
そういえば大切なことを忘れていた。
ガスコンロとヤカンを持ってきたのはいいが、屋外でそれを使う場合に風防が必要になるだろう。
困る前に買っておこう。
ホームセンター、ホーマックで台所のガスコンロ用のレンジグリルガード152円をゲット。
ペラペラの素材だが、石などを置いて自立させれば立派に風防になるはずだ。

倶知安の街を過ぎると、再び田舎道になる。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山を右手に、広大な畑が彼方まで広がっている。
初めて北海道に来たとき、この羊蹄山の雄大さに感激したっけな。
あれから何年経っても、この山はいつもここにある。

道の駅 名水の郷きょうごく「吹き出し公園」に到着した。
その名の通り、湧き水の名所だ。
羊蹄山に染み込んだ雪や雨が何年も経って天然のフィルターにろ過されて地下水となり、
この地に湧き出ているのだ。
地元の人はもちろん、道内中からこの水を求めて人が訪れるという。

そんな名水のスポットということもあり、かなり人気。
駐車場には次から次へとクルマが押し寄せ、緑あふれる施設内にはたくさんの人でにぎわっている。

なにはなくとも水を汲まなくては。
こんこんと湧き出る水を汲む場所があり、みんながこぞって水を汲んでいた。
とりあえずその水を飲んでみる。
Tシャツだけでも汗ばむような気温なのに、ひんやりと冷たくておいしい。
天然の氷水って感じだ。
真夏にここで流しソーメンやったら、ぜったい流行るわ。

とりあえず、持ってこれるだけのペットボトルに水を入れ、車内に置いておく。
これで旅の間の水は、いつでも好きなだけ飲むことができる。

施設の露店ではいろんなものが売られていた。
名水のコーヒー、かき氷、いもあげ、ザンギ(唐揚)などなど。
レストランも併設されていて、地元の食材を使った食事なんかもできる。
もうね。水が美味しいとなんでも美味いんだろうな。

もうお昼か。
露店のザンギに心惹かれつつも、なにも食べずに先に進む。
経費節減である。

2016/5/19 09:12  [1498-4514]   

ルスツの芝生公園 贅沢ランチターイム 洞爺湖に到着 かつてこのへんでキャンプしてた

洞爺湖へ向かってすこし進むとルスツの街に着いた。
夏は遊園地や別荘、冬はパウダースノーのゲレンデで1年中楽しめるリゾート地である。

オシャレなレストランや喫茶店があちらこちらにある中で、のぼるはセイコマに直行する。
焼うどんとナポリタンミートボール、計246円を購入。
なんという安さ。
セイコマのコスパは、いかなるリゾートをも凌駕するのだ!

すぐ近くの道の駅「230ルスツ」の裏手にある広大な芝生の広場で、ベンチテーブルに座って
優雅なランチタイム。
誰も歩いていない広場。この広場全体を貸切状態。なんという贅沢♪

間違っても、ベンチでひとり侘しくコンビニパスタ食ってる、とは思わない。絶対にだ。

さて。午後からもがんばろう。
ルスツから少し走ると、やがて洞爺湖に到着。
初めて北海道に来たときにベースキャンプにした地である。
湖の真ん中に島のある特徴的な湖であり、かつて世界中の国の首脳が一堂に集まって会談した
「洞爺湖サミット」が開催された地としても有名だ。

湖畔のふもとに下りて、かつてキャンプした箇所を探索した。
あれからそうとうな年月が経っており、いろんな建物ができたり湖畔が整備されたりしてたが、
今もなお無料キャンプ地として続けられていた。
そうだ、ここだ。
松の木の下、ダンロップのテントを張って、ヌッシーとイクラちゃんたちと一緒にキャンプを
したっけな。
なんとも懐かしい。

今の時期はまだシーズン前なので静かだが、がんばってテントを張っているオートキャンパーも
少しいた。
このご時世に無料のキャンプ施設など、なかなかないからな。

懐かしついでに、当時よく行ってた温泉施設に行ってみた。
丘の上に佇む平屋建ての日帰り温泉「いこいの家」だ。
そのとなりには、当時ヌッシーとイクラちゃんがバイトをしていた洞爺サンシャインホテルが
建っていたが、朽ちて廃墟と化していた。
当時あれだけ客が入っていたのに、なんてこった。

いこいの家に入った。広い休憩場には家族連れが2組ほどしかいない。
入場料440円。
あまりの懐かしさに、受付のおばちゃんと話し込んだ。
おばちゃんは昔からここで働いていたようで、当時の思い出なんかを語ってくれた。
むろん、のぼるのことなど覚えていないが。
今では撤去された食堂、そのカレーのうまさを語ったら「そうそう、あのカレーは評判でねぇ♪」
と微笑んでいた。

さっそく温泉に入る。
やった、誰もいない。貸切だー!
露天風呂もサウナも無く、室内風呂のみではあるが、とにかく絶妙な湯加減なのだ。
熱くもなく、ぬるくもなく、長く浸かるのにちょうどいい。

大きなガラスからは洞爺湖が一望できる。
そうそう、バイクで来たときは丸1日雨で、ここに来て雨宿りしてたときがあった。
せっかくのツーリングなのに雨でどこにも行けず、1日中この温泉で浸かったり
休憩場で甲子園の中継を見たりしてたっけな。
あの雨の灰色モノトーンの洞爺湖の姿を忘れることはできない。
はやく晴れろ、くそったれ。そう何度も心の中で叫んだものだ。

2016/5/20 07:49  [1498-4517]   

廃墟と化した洞爺サンシャインホテル 懐かしきいこいの家 いこいの家から洞爺湖を一望できる 昭和新山でFIT3オフ会?

運転の疲れを癒し、さっぱりしたところで広い休憩室へ。
利用客が少なくて、より広く感じられる。
まあ、いまの時代に内風呂ひとつだけ、というのはいささか寂しいかもしれないが
小高い丘の上に施設とあって、そこからの眺めは最高だと思う。

まあ、一口にリゾートと名高い洞爺湖といえど、賑やかなのは反対側の岸で
リゾートホテルや土産物屋が乱立し、夜は毎日のように花火が打ち上げられる。
それに対してこちら側はあまり人気が少なく、アウトドアでのんびりと過ごす人向けの地だ。
もう少し暖かくなれば、こちら側も賑やかになるのではなかろうか。

さて、もうすぐ夕方。
再び出発し、洞爺湖の湖畔の道路を走る。
今日は、できれば支笏湖のあたりまで走って車中泊したいところなので、もうひとがんばりだ。

洞爺湖を半周すると、リゾートホテルの乱立する地域にたどり着く。
そこから少し南へ行くと、昭和新山がある。
小高い山の中腹からモクモクと噴煙があがる、観光名所だ。

そこでちょっと土産を買っていこうかと思い、駐車場に停めようとしたときのこと。
目の前に自分と同じFIT3が4台も連なって並んでいるではないか。
なんつー偶然。
なんかFIT3のオフ会をしてる気分になる。
仕切るぜぇー。超仕切るぜぇ〜!
ただし、そのうちの2台はリヤハッチのとこにレンタカーのステッカーが貼ってあった。
なんだ、借り物だったか。

この昭和新山も原チャで来たことがある。
この施設内にある「昭和新山ガラス館」という、ガラス細工の土産物屋でマンボウのガラス細工が
とても気に入ったのだが、バイクで持っていくことが困難だったため、泣く泣く諦めたことがあった。

今回はクルマなので、そんな心配はなかったが、値段がけっこうする。
ここはひとつ、交渉してみるとしよう。
店員のおねーさんに、招き猫のガラス細工を根気よく値引き交渉してみたら5%引いてくれた。
ラッキー♪

さて、また出発。
洞爺湖へ戻り、今度は東を目指す。
山間部の国道をひたすら走り、支笏湖を目指す。
ほとんど手付かずの原生林が果てしなく広がり、キツネや鹿の姿がときどき見える。
そのシチュエーションも新鮮なのだが、しだいに飽きてきて眠くなった。
まあ、今日は朝早くから走っていたから仕方ない。

睡魔に勝てず、クルマを道路脇の駐車スペースに停めて、仮眠をとった。
もうちょっとで支笏湖なのだが、居眠り運転で事故るわけにはいかない。

2016/5/21 06:48  [1498-4518]   

きのこ王国 きのこ汁ときのこカレーパン 支笏湖に到着 支笏湖休暇村

1時間ほど経って目が覚めた。
まだ明るいのでがんばって走ろう。

山沿いの国道をひた走る。
意外と車通りがあり、あまり疎外感はない。
ただし前にトロいのが走ってると、自分のペースで走れずにイラっとする。
見通しの良い直線になると同時に・・・
「ブースト・オン!」
ステアリングにあるボタンを押す。
エンジン音がひときわ甲高く吠え、一気に加速して前のクルマを追い越す。
FIT3HVの必殺技、Sモードである。
本来はシフトノブの前方にその起動ボタンがあるのだが、プチ改造で
ステアリングにスイッチを配置してあり、操作性を向上させているのだ。

長流川に沿って走っていると、そのうち「道の駅 フォーレスト276」に到着した。
コンビニもなく、休憩施設の少ないこの国道における数少ないオアシスであり、
多くのドライバーの憩いの場所だ。
建設当時から世界一大きなログハウスをうたっているが、いまだにそうなのかちょっと疑わしい。

その施設のとなりには「きのこ王国」という大きな建物がある。
食事処と土産物屋、地元採れたての新鮮野菜売場なんかがあるところだ。
ここのウリはなんといってもきのこ。
山あいの土地で年間を通じて降水量が多く湿気にも恵まれているので、きのこ天国なわけだ。

ここで売られているのがきのこ汁で、一杯なんと100円。
これはぜひ戴かなければ。
もうすぐ日暮れの時間とあって、閉店間際のようだったがなんとか買えた。
一緒に売られていた「きのこカレーパン200円」もゲットし、テーブル席で食べた。
きのこ汁は100円にしては充分なボリュームで、身体も温まっていい感じ。
カレーパンも、きのこの食感が残って歯ごたえが面白い。味もグッド。

なんかいいタイミングで栄養を補給できた感じ。
再び出発したが、もう眠気はどこへやら、集中力がみなぎる感じだ。
今の「道の駅 フォーレスト276」で車中泊することも想定していたが、
もうちょっと先に進めるのでスルーとした。

30分も進むと、ようやく支笏湖が見えてきた。
林に囲まれたでっかい湖。

大きさ的には洞爺湖を同じくらいだが、こちらはあまりリゾート化はされていない。
実際に湖畔を走ると、どこかに必ずビューポイントやらがあってよさそうなのだが、
支笏湖はそれが「全く」ない。
なのでどこかで湖の写真を撮ろうと思っていても、道路と湖の間には林が生い茂っており、
どこか開かれた撮影ポイント、という場所はマジで無い。

間もなく日が暮れる、というところで「支笏湖休暇村」という施設に到着した。
支笏湖の中の数少ないリゾート施設で、ホテル、土産物屋、食事処、そして遊覧船や
貸しボートなんかが楽しめる複合施設だ。

とはいえ、今の時期はまだシーズン前で、閑散としている。
日暮れ時なので当たり前なのかもしれないが、そのへんを散策してみても人の姿もクルマも少ない。

だが、24時間利用できる駐車場とトイレがあるので、車中泊の場所としては申し分なしだ。
まわりにクルマがいないぶん静かに眠れそうではないか。

2016/5/22 22:23  [1498-4519]   

人気のない休暇村 ほんとに人気のない休暇村 道の駅 サーモンパーク千歳

本日の車中泊会場は、この「支笏湖休暇村」にする気まんまんになっていた。
駐車場の中でいちばん平坦で静かでトイレに近い場所をチョイスしたり、周辺を散策したりした。
あたりはすっかり暗くなった。
まわりに停まっていたクルマは同じ車中泊組かと思っていたら、次々と出ていってしまい、
駐車場にはのぼるのクルマ1台だけとなってしまった。

ま、それはそれで別にいい。
さて、どこかで酒とツマミを仕入れてきますか。それで今日はもう終わりだ。
そう思っていた。

しかし、現実は非常なものだった。

酒とツマミ。
ふつうならそのへんに店があって、ふつうに買えるもののはず。
だが、ここでは周辺の店などは閉店されてどこも営業していない。
ナビでいちばん近いコンビニを検索してみるが、ここから25キロも離れた千歳にしかない。
25キロって・・・片道30分かよ。往復1時間かよ!
フザけるな。

完全にお手上げ状態となった。
車内にビールは1缶だけクーラーボックスの中にあるが、ツマミはなにも無い。
そんなんで明朝まで約12時間、あとは水だけなんてイヤですよ。
車中泊のなにが楽しいって、酒とツマミで楽しく(ひとりでも)過ごすのが醍醐味だろー?

ここはダメだ。あらかじめどこかで食材を買ってからここへ来るべきだった。
ならば、コンビニのあるところへ行こう。
千歳か。千歳だな。千歳へ行こう。
でかい空港があるから開けてるはずだ。そこへ行けばなんとでもなる。

かくして支笏湖休暇村を後にして、暗がりの中千歳へ向けて発進。
途中、いきなり雨が降ってきやがった。
うそだろ。
今朝フェリーのテレビで見た天気予報だと降水確率は0%だったはず。
オレは現代科学の数値を覆すほどの雨男だというのか。あんまりだ。

30分ほどでJR千歳駅周辺の都市部に着いた。
さすがにビジネスホテルや商店街が並ぶアーバンシティ。
繁華街から少し離れたところにあった「道の駅 サーモンパーク千歳」へ行ってみた。

道の駅というからには24時間使えるトイレがあるのは当たり前だが、
そこはなんとローソンが併設されていた。
なんと便利。素晴らしい。全ての問題が一挙に解決されたではないか。

ルンルン気分で駐車場に停める。
雨もほとんど止んだし、運がツイてきたな。
まわりに停まっているクルマは、そのほとんどが車中泊スタンバイ状態だった。
ウインドウにカーテンかけてるクルマや、キャンピングカーも数台いた。

エンジンを切る前に、いちおういちばん近いセイコマの場所を検索してみた。
するとここから約300mのところにあるのだ。おお、素晴らしい。さっそく歩いて行こう。

リヤハッチ・リヤウインドウにぴったりに切った黒ボードをはめ込む。
それだけでカーテンのかわりになる。今回から導入した新兵器だ。
カーテンよりも圧倒的なスピードで設置できる。
そしてジャージに着替え、財布を持って外へ。

寒い! とてつもなく寒い!
雨が降ったあとで、夜で、つい先日まで雪が積もっていた北海道。
寒いっての。
セイコマを諦めて目の前のローソンで用を足せばよかったのに、どうせなら北海道限定の
コンビニで買いたいって思ったわけだ。

で、その300mの間に3件のラーメン屋があって、最後の1件の誘惑に負け、吸い込まれるように
のれんをくぐった。
「らーめん 時来也」にーちゃんとねーちゃんの2人で営んでいるこじんまりしたラーメン屋だ。
みそラーメンを食べてみる。
鳥白湯系の味噌スープというのも珍しく、あっさりした中に独特のコクがある。
麺もコシのある中太縮れ麺でスープとの相性もいい。
うまかった。身体もぽかぽかだ。ごちそうさま。

セイコマでツマミを買ってクルマに戻る。
ツマミだけ買って戻るはずが、なにラーメン食って780円払ってるんだよ。
いくら寒いからって贅沢してるんじゃねーぞコラ。

そんな後悔をしながら車内で晩酌。
そして23時には布団に入った。
電気毛布を使おうとしたら、電圧異常で使用不能。なんでだよ!
仕方なく「着る毛布」を上掛けして寝た。

ギリギリ暖かかった。これより寒かったら最終兵器のシュラフを出すところだった。
おやすみなさーい。

2016/5/22 23:49  [1498-4520]   

みんな車中泊組だった あさごはん しばらくずーっと田園風景 道の駅三笠の名物やきとり

バンバン!
近くでクルマのドアを閉める衝撃音がして目覚める。
見てみるとのぼるのクルマの両隣に車中泊のワゴンが停まっており、親子連れが
そこから出入りしていた。
くっそー、うるせー。
いつの間にこんなにたくさんクルマがひしめいていたのか。寝てるときは気づかなかったわ。
ねこバンバンに反応した猫がボンネットの中から出ていくように、おずおずと外に出た。
朝7時だ。

いい天気。太陽が出ている。
昨晩は雨だったのでどうなることか心配したが、朝日と青空が見れて安心。
今日はいい天気になりそうだ。

ローソンでおにぎり2つを買い、ついでにポットからお湯をもらう。
保冷・保温のできるマグボトルにインスタント味噌汁を作った。
そしてFITのリヤハッチを全開にし、そこに腰かけて食べた。
車内の換気も兼ねた朝ごはんだ。

さて、出発準備。
敷布団はそのままに、掛布団だけ畳み、着替えた後に黒ボードを取り外す。
運転席に座り、ナビを起動して本日の目的地を次々と入力していく。
本日の予定は、札幌の少し北の美唄へ行って憧れのソウルフードをゲットし、
そこから富良野・美瑛エリアを攻略するのだ。
富良野・美瑛では時間の許す限り絶景スポットを巡りたい。

てなわけで、出発。
昨晩の雨でクルマが見事に汚くなっていたので、近くのスタンドで洗車した。
潮の汚れとかもキレイに洗い流し、さっぱりしたところで改めて出発。

千歳の市街地を過ぎると、いきなり広大な田園風景となった。
もう、地平線の彼方まで畑やら牧草地帯やら花畑やら。
昨日の山間部の道路もそうだったが、こういう雄大な田園風景もまた北海道らしい景色だ。

しばらくそんな風景を楽しむ。
岩見沢に入ると、また市街地っぽくなるのだが、4車線の道路なのでかなりスムーズに流れる。

10時に「道の駅 みかさ」に到着した。2時間も走っていると肩が凝るわ。
この道の駅のウリは、露店のザンギと焼き鳥。
とにかく焼き鳥の香ばしいにおいにやられてしまう。
大きなもも肉のねぎまが一本120円。その大きさを見ると「安いな」と思えてしまい
2本くらいテイクアウトしてもいいか、と思った。
しかし、みんな同じことを考えており、かなりの行列ができていた。

まあ、もうちょっとすれば美唄に着くから、そこでうまいもんが食える・・・はずだ。
そこまでガマンしよう。
ザンギも、いちおう明日の夕方に弟子屈のうまい店を探しておいたので、そこで食べる予定。
だから今はガマンなのだ。

2016/5/23 23:11  [1498-4521]   

角屋 店というより工場と事務所だ

美唄に到着した。
ここで売られている「うまいもん」とは果たして何なのか。
ナビに従って美唄病院を過ぎたあたりで「目的地に到着しました」というアナウンスが。
しかし付近にはべつに食堂やスーパーなどは見当たらない。
仕方なくそのへんをブラついてる地元のおじさんに聞いてみると「すぐそこだよ」という。

見てみると、平屋の民家に大きめのシャッターが設置されたような、そんな建物で
看板も何もない。
見た感じ誰もいない。
ほんとうにここは店なのか。

恐る恐るシャッターの内部へ入ってみると、奥の窓の向こう側で4人ほどのおばちゃんが
クリーンスーツを着て何かを袋詰めする作業をしているのが見えた。
ああ、どうやらここで間違いなさそうだ。
この店が、目的地の「角屋」だ。

作業をしていたおばちゃんの一人が外に出てきた。
「いらっしゃい」

2016/5/24 21:20  [1498-4523]   

角屋のやきそば 美唄の桜並木 山間部を富良野へ向かう 犬がかわいいw

のぼるは勇気を振り絞って注文した。
「やきそばください」

なんと、この「角屋」はやきそば屋だったのだ。
しかも、食べる場所なんてない。テイクアウト専門だ。
それもそのはず、ここのやきそばはソフトめんタイプの、いつでもすぐに食べられるやきそばなのだ。

定番のソース味、塩味、そしてイカスミを使っているのか、真っ黒な「石炭やきそば」という
3種類があるようなのだが、GW期間中はソース味と塩味しか作っていないということだった。
では2つずつ、合計4袋をゲット。1袋100円ポッキリというのが激安だ。

要冷蔵ということなので3袋はクーラーボックスに仕舞っておく。
そして、運転しながら塩味のやきそばを食べてみた。
袋から麺を引っ張り出して、そのままかぶりつく!
麺はもちもち、塩ダレのオリーブオイルっぽい油がからんでなかなか美味。
いいねえ。これで100円はコスパ最高でしょ。
ただし、上手に食べないとかみ切った麺がバラバラと落下してしまうので、注意が必要。
運転しながらエレガントに食べるのは、難易度かなり高いわ。

さて。
北へ向かう国道12号。
美唄からその北にある滝川へ続く約30kmの道路は、日本一長い直線道路として有名だ。
単純計算、30分走りっぱなしとして延々真っすぐの道路。
意外と景色はバリエーションが多彩で、街あり農園ありで単調ではなく飽きることはない。

だが、夜になると爆走するやつが多く、2015年ではこの道路で壮絶な死亡事故が起こり、
連日のようにニュースになっていた。
http://matome.naver.jp/odai/214338191285
1695801


途中で右に曲がり、今度は山間部の道路を富良野へ向かって走る。
気温もどんどん上昇し、Tシャツ1枚だけでも汗が出てくる。
ドアバイザーまで窓を下げ、微風が肌に当たるくらいにするとちょうどいい感じだ。
今からだと富良野に到着するのはお昼を少し過ぎるくらいだろう。

富良野で食事といえば、個人的にはカレーライス一択。
駅前に「唯我独尊」というカレー屋があるのだが、スパイシーで激ウマなのだ。
今ではいろんなテレビで紹介されて、たくさんの人が知っている店になってしまったが、
味が落ちていないことを祈る。

2016/5/24 22:08  [1498-4525]   

行列のカレー屋「唯我独尊」 メニュー 2階の様子 自家製ソーセージ付カレー

富良野にだんだん近づいていくと、脇道から合流するクルマがどんどん増えていき、
しまいには渋滞となってしまった。
目の前に信号、その先に橋、さらに信号。
渋滞になるわけだ。

ようやく渋滞を抜け、富良野の市街地に入る。
市街地もたくさんの人でにぎわっている。
いい天気で絶好の行楽日和とくれば、この富良野に来る道民も多いのだろう。
ということは、人気のカレー屋も・・・・

カレー屋「唯我独尊」に到着。
その予想は悪い意味で大当たり。店の前には行列ができていた。
トムソーヤに出てくるハックルベリー・フィンの木の家のような、アメリカンな
木造2階建の、小ぢんまりした店だ。
かれこれ20年以上営業しているこの店も、繁盛していて何よりだと思っていたが、
いざ自分もその行列に並ぶという実害を被ると、トホホな気分になる。

行列の最後尾に並ぶが、のぼるの後に並んだ親子連れが、とにかくうるさい。
子供を静かにさせられないならば、こういった行列には並ばないでほしい、というのが本音だ。

屋外の庭先にもテーブルがあり、そこに座る客に運ばれたカレーを見てギョっとした。
オムレツがトッピングされているのだ。
半熟とろとろタイプオムレツ、以前はなかったものだ。
最近の新しいメニューのようだが、うまそう。マジでうまそう。
ここのウリはなんといっても自家製ソーセージを乗せたカレーなのだが、
そこにさらにオムレツトッピングしたら、もう昇天必至のウマさに違いない。

いくらするのだろう、とメニューを見てみると、カレーライス+ソーセージ+オムレツで1490。
ぬふぁ。高すぎる。いいとこ1200円だろー?

ようやくのぼるが席に案内された。
2階のテーブル席で、若い夫婦との相席だった。
1階も2階もかなり狭いが、テーブルの配置が絶妙なのか、ひしめくような雑多感はないし
となり同士でヒジとかがぶつかったりすることもない。
注文は、オムレツ無しの、カレーライス+ソーセージにした。それでも1130円。
待ってる間に喉がカラカラで、水がうまい。

となりの夫婦がうまそうに食べているのを横目でチラチラ見てたら、いよいよのぼるのカレーが到着した。
ソーセージは長さ10cm、太さ2cmほどのものが一口大に切られて、ライスのてっぺんに鎮座している。

ターメリックライス、カレー、ソーセージを咀嚼し味わう。
以前食べたときの記憶が鮮明によみがえる。
カレーはとにかくスパイス命。こってりしたヨーロピアンカレーで舌にピリっと刺激のある
辛さなのだが、クドさがなく辛みも後を引かずにスっと消える。
ソーセージはスーパーで売られているのと訳が違い、歯ごたえのある固さで噛めば噛むだけ
肉汁があふれ出てくる。まったくもっていつまでも噛んでいたくなるソーセージなのだ。
そうそう、この味だ。昔と変わらない味に安心した。

ちなみにルーは若干量が少ないが、ルーがなくなったら1階の厨房に皿を持っていって
「ルールルルー♪」と言うと無料でルーを追加してくれる。
自分のときだけ「いい大人がなにバカ言ってんの?」とか言われたら再起不能になりそうで、
ちょっとだけドキドキする。

お腹いっぱいになって店を出た。
14時。
次は山奥の白金温泉に向かおう。

2016/5/25 22:21  [1498-4527]   

あの山を目指していくのだー 大渋滞の中にティンテッドFIT3がいたのだー 白髭の滝なのだー 白金四季の森ホテルパークヒルズなのだ



富良野の市街地を抜け、田園ののどかな風景の中を富良野岳と十勝岳の雄大な山脈へ向かって走る。
春の富良野ドライブの醍醐味ってやつだ。

むかし十勝岳温泉の超ボロっちい宿に泊まったことがある。
木造2階建で2階が客の寝室なのだが、壁が一切なく、布団が大雑把に敷かれていて
好きなところで寝ろ、という超絶アバウトな宿であった。
しかしすぐ近くの温泉は標高があるせいかすごく気持ちがよかった。

今回はそのもう少し北になる「白金温泉」へ行くことにした。
山間にあるホテルの日帰り入浴が割引になるクーポンがあったので、それを使おうかと。

山間部のワインディングロードも快適。
昔はもっと狭くてアップダウンとコーナーの連続で大変な道だったが、かなり道路を改修したようだ。

しかし。

美瑛に繋がる道路に合流したとたん、信じられないほどの大渋滞が。
なんだこれ。こんな山奥で大渋滞とかありえないだろ。
いったいこいつら、なにが目的でこんなとこ来てるんだ。

彼らの目的はただ一つ。
「青い池」である。
美瑛の山奥にひっそりと広がる池。アルミニウムの粒子が光に乱反射して池がコバルトブルーに
見えることから「青い池」と呼ばれている。
マッキントッシュのアップル純正壁紙のひとつに採用されたり、いろんな旅番組で紹介されたりして
かなり爆発的なブームになったのだろう。

のぼるも、時間があれば寄っていこうかと思っていた名所であったが、こんなに混雑してるなら
風情もあったもんじゃないので、今回は見送ることにした。

青い池の駐車場への道を過ぎると、ようやく渋滞が解消された。
まったく、1km進むのに1時間とかフザけすぎだっての。

目的地のホテルはそこからすぐに見つかった。
白金四季の森ホテルパークヒルズ。やたら長い名前のホテルだ。
この近辺には似たようなホテルが数件立ち並んでおり、山間のリゾート地になっている。
陽気に誘われるようにそのへんを散策している観光客もちらほら。

ホテルの駐車場にクルマを停め、入浴セットをデイバッグに準備する。
ホテル内に入る前に、すぐ近くにあった「白髭の滝」を見学した。
絶壁から何本もの糸が流れ落ちるような繊細で優雅な滝。
よく見ると岩の隙間から流れている箇所もある。
そう。ここは湧き水の噴出口が同時に滝となっている、かなり珍しい滝なのだ。
いいね。いいですね。もう滝マニアにはたまらない場所ですよ。

即席の滝マニアになりきったところで、ようやくホテルに入る。
けっこう近代的できらびやかなホテル。一泊15000円くらいしそう。
フロントで「とほ宿」を見せると日帰り入浴1000円のところ600円で入ることができた。
2階の大浴場へ。
意外と人が少なくていい感じだ。

内湯はちょうどいい湯加減で、いつまでも入っていたくなる。
スルスルと肌になじむ湯がとても気持ちがいい。
サウナもあって、じっくりと汗を出したあと、露天風呂へ。
涼しい山の風がなんと心地いいことか。
ああ・・・天国ってこんなとこにあったんだぁー・・・
ハハハハ・・・ティファもはやくおいでよ〜♪



ティファって誰。

2016/5/26 21:50  [1498-4530]   

三愛の丘からの眺め 反対側は十勝岳の雄大な景色 牧場の少女カトリの舞台のよう ホクレンショップ

さっぱりした。
湯上りの天然水が冷たくて素晴らしく美味。
この水はホテルのすぐ近くにある湧き水らしく、そこに行けば誰でもいくらでも汲めるという。
飲み水は昨日「吹き出し公園」で汲んだが、冷たい水がもらえるならば、汲みなおすのも
やぶさかでない。

美瑛に向かってクルマで5分くらいのところに「美郷の霊水」というところがあり、
そこで水を汲むことができた。
神聖な神が宿る地の湧き水とあって、小さな神社のような建物があった。
とりあえずお参りをして、湧き水をいただく。

さて。
16時を過ぎた。まだまだ明るいがのんびりもしていられない。
美瑛に来たならば、やはり雄大な田畑の景色を楽しんでみたいものだ。
ここから近い展望公園は「三愛の丘」という所で、10分ほどのところにあるらしい。
ではさっそく行ってみよう。

山間部から美瑛の市街地に向かって走る。
だんだんと平地が多くなってくるが、べつに景色がいいとは思わない。
新潟にいれば基本どこにでも見れるような風景だ。
しかし、ナビに従って道を折れ、小高い丘を上り詰めると・・・

言葉を失うとはまさにこのこと。
丘の上から緩やかな下りに沿って広大な畑が連なり、そこからさらに上り坂に沿う畑が
彼方まで広がっている。
まさにパノラマ。
畑はまだ開墾中で何も植えられていないところがほとんどだったが、それでも見応えは充分。

尾根に沿った道路を走ると、間もなく三愛の丘に到着。
クルマ数台ぶんの駐車場とトイレ、そして丘の上からの展望台。
美瑛の田畑の広がる展望、その逆には十勝岳の雄々しい山脈が連なってそびえている。
なんとも美瑛らしい風景だ。
写真を撮ろうを思っていたところで、展望台のカップルが自撮り棒片手に写メをこれでもかと
撮っていて、なかなか場を譲ってくれない。
気持ちはわかるが、そのへんの雑草を引っこ抜いて投げつけたくなる。

とりあえず景色を堪能したところで、いよいよ本日の車中泊会場の選定をしよう。
いや、その前に今晩のメシと酒とつまみの買い出しだ。

美瑛の市街地へ行くとホクレンショップという農協ストアのようなスーパーがあったので
そこで買うことにした。
晩メシは昼間に買ったやきそばを主食として、必要なのは野菜系の何かだな。
いろいろ迷いながら、ごぼうと豆のサラダ、ポテトチップス、あと明日の朝食用に
たまねぎパンなるものをチョイス。
あとは酒。サッポロクラシックという北海道限定ビールの、さらに春限定のやつがあったので
迷わずそれを購入。

よし。
あとは車中泊の場所を決めるだけだ。

2016/5/27 22:17  [1498-4533]   

ジェットコースターの道 なんというアップダウン 景色も申し分なしだ 公園駐車場(高感度撮影)

直近の道の駅を検索すると、まったくもって目と鼻の先に「道の駅 びえい丘の倉」があった。
こんな簡単に車中泊できる場所に巡り合えるとは、今日は昨日と違ってラッキーかな。
そう思っていたが、現実は違った。
その「道の駅 びえい丘の倉」に行ってみると、まず駐車場が狭く日当たりがやけに悪く
さらに車中泊しようとするクルマでかなり溢れていた。
極めつけは、JRの線路のすぐ近く、という車中泊する場としては最悪の立地。

ここはダメだな。
そう思って別な場所を探した。

国道沿いだが穴場的な公園駐車場があるとのことで、行ってみた。
公園と地産農作物の直売所の併用駐車場だが、この夕方の時間では公園で遊ぶ人もおらず
直売所も閉店していて百台ほどの駐車場はほとんど利用者がいなかった。
トイレはすぐ近くにあるからOK。
少し奥まっているからかなり静かでOK。
舗装が水平なところが多いので安心して寝られる。
そして、目の前にローソンがある! これはポイント高い!
これはもう決定。というよりここ以上の場なんてちょっとやそっとじゃ見つからないわ。

文句なしに、この公園駐車場を車中泊会場にすることに決定。

しかし。
まだ日は暮れていない。
あと1時間くらいは遊べるだろう。
せっかく来たのだから、日が暮れるまでめいっぱい遊んで、それからまたここに帰ってこよう。
そう決断し、再び出発した。

たぶんあと一箇所だけしか巡れないので、美瑛でいちばん行ってみたい所へ行こう。
それは・・・「ジェットコースターの道」である。
真っ直ぐの道路ながらアップダウンの激しい道で、そう呼ばれているところがあるのだ。

JR美瑛駅の次の駅「美馬牛」のすぐ近く。
国道から脇に入ると、そこがジェットコースターの道のスタート地点だ。
いきなり視界が開け、見渡す限りの田園風景。
そこに一本の道路が突き抜けているのだ。
丘陵に沿っていくつもアップダウンを繰り返す。
少しスピードを出すと、下り坂になる瞬間に心臓だけがもっていかれる感覚を覚える。
いや、たしかにジェットコースターみたいだ。
しかもすげえ景色の良さ。

夕方だというのに、ここを目当てに訪れてきたクルマもたくさんいて、坂のてっぺんに
駐車して撮影している人もいた。
ヘタすると、すれ違う瞬間にストロボたいてのぼるのクルマを撮ってる人までいた。

いやぁ、堪能した。
美瑛のビューポイントはたいていの所は「行ってよかった」「来てよかった」と思える場所
ばかりだというが、ホント外れナシだな。
この道を往復したところでぽっくりと日は暮れた。

さて、さっきの公園駐車場に戻ろう。

2016/5/28 00:20  [1498-4534]   

ねこフィットV(さん) さん  

2016/5/28 09:43  [1498-4535]  削除

今日の夕食 ビールうまー!



公園駐車場に戻った。
相変わらず閑散としていて、車中泊しようとしているクルマは2〜3台程度。
静かなものだ。

とりあえずいつでも寝れるように準備をする。
まず、黒ボードをリヤハッチガラス、後部ウインドーにはめこむ。
次にカーテンを前座席に取り付ける。
これでだいたい後部ラゲッジルームは外部から見えなくなる。
あとはそこで明るいランタンを照らしても大丈夫。

ランタンは楽天で買った安物を後部突っ張り棒に引っ掛けて光源を安定。
あとは助手席のヘッドレスト後部のランチトレイにクルマのカギなどの重要な小物を置いておく。
ジャージに着替え、モバイルの準備もOK。タブレットのバッテリーも昼間に充電しておいたので
これから数時間思いっきり使っても大丈夫。仮にバッテリーが切れても100Vの常時電源が
使えるので問題なしだ。

あえてひとつだけ問題があるとするならば、テレビが観れないことだ。
ナビを起動すれば見れるのだが、そのためだけに運転席に移動するのもめんどい。
車中泊環境のラゲッジルームで観たいのだけど、タブレットでは観れないし、スマホだと
画面小さくてストレスだし。
そう思ってDVD付ポータブル液晶テレビを買おうかと思ったものだが、安物はイマイチそうだし
良さげなものは高額なので現状は断念。
やはり今買うならフルセグがいいしなぁー。

車中泊準備が整ったところで、ひまつぶしに隣のローソンへ行った。
すると、リヤに大荷物を載せたオフロードのライダーがやってきた。中年のおじさんだ。
もう日が暮れたというのに、これからキャンプ場や宿に向かうのだろうか。
そう思って聞いてみたら
「いやいや、私は富良野に住んでいる者で、これから帰るところだよ」
との事。
地元の人だったのか。大荷物を積んでいるからてっきり道外の旅人かと思った。
今日は天気がよかったので、旭川へ遊びに行ってきたのだそうだ。

おじさんライダーと世間話をしたあと別れ、クルマに戻った。
さあ夕食にしよう。お腹ぺこぺこだ。
クーラーボックスからやきそばを取り出し、さっき買ったサラダもテーブルに並べる。
ソース味のやきそばも美味。別添の紅ショウガもいいアクセントになっている。
サラダもゴボウがシャキシャキと歯ごたえあって、野菜食ってる感がちゃんとある。

夕食後はネットで動画を見ながらビール。
近頃はモバイル環境でも遅延なしで動画が見れるので嬉しいわ。
そんな感じで有意義に過ごし、23時に就寝。

昨晩と比べてかなり暖かい夜で、風もないおかげで過ごしやすかった。
さて、明日は天気が下り坂になる予報だが、どうなることやら・・・

2016/5/28 09:43  [1498-4536]   

朝食 ローソンおにぎり100円セールは嬉しい 朝の駐車場 静かでのんびり やっぱり雨 旭川紋別自動車道

完全ぐっすり熟睡で6時起床。
なんともさわやかな気分で朝を迎えた。
しかし空は昨日とうってかわってどんよりとした雲が一面を覆っている。
これは早めに行動しないとやばいような気がする。

朝食は昨日買った「たまねぎパン」があるが、それと水だけではわびしい。
なので、ローソンでおにぎりをひとつ買い、お湯をもらってオニオンスープを作った。
これでまともな朝食になった。
たまねぎパンは生地にたまねぎを練りこんだパンらしく、ほのかにオニオンの甘さがある。
これがオニオンスープとベストマッチ。まいうー。

朝食後、すぐに準備を整え、7時前には出発した。
すぐ近くにけっこう安い24時間営業のスタンドがあったので給油。
この旅で最初にして最後の給油であった。

走りはじめて10分も経たずに雨が降ってきた。
しかも本降りで当分やむ気配がない。
早めに出発して大正解だ。雨の中車内撤収作業とかけっこうめんどいからな。

本日の目的地はふたつ。
最初は「うきうきランドキャンプ場跡地」
むかしそこのバンガローに泊まって、その晩に幽霊を見たり翌朝クマの足跡が地面に無数に
刻まれていたりと、七転八倒の体験をした思い出の場所だ。
いろんなオカルトめいたウワサばかりで近年閉鎖されてしまったのだが、近くを通るので
その跡地を見に行くのもよかろう、ということだ。

もうひとつは屈斜路湖と摩周湖。
今日は弟子屈でザンギのうまい店で夕食を食べる予定。その付近の見どころといえば
なんといってもその2つの湖なのだ。
以前3度ほど来たことはあるが、快晴だったのは初めて来たときだけだった。
あとは雨やら霧やらでダメ。
なんとなく、今回もダメそうな予感がするが、道東エリアのほうが天気がまだ良いとのことなので
そっちへ吸い寄せられるわけだ。

旭川をかすめ、愛別から旭川紋別自動車に入る。
この道路は無料の自動車専用道路で、かなりのショートカットができる。

2016/5/28 16:44  [1498-4537]   

浮島トンネル うきうきランドキャンプ場跡地 なにもない更地になっていた・・ 道の駅 まるせっぷ

旭川紋別自動車の途中「浮島IC」で降りる。
降りるといっても料金所はない。

ここから北へ伸びる国道273号を走る。
けっこうな標高らしく、道路脇に残雪がある。
道路そのものに雪はないがけっこうビビる。だがその雪の中にフキノトウが顔を覗かせている。
いま降ってる雨も雪を溶かすスピードを早めるから、このへんの春の訪れも、もう目と鼻の先だろう。

途中の「浮島トンネル」を通る。
まずここが問題のポイント。このトンネルは全長が3km以上ある道内屈指の長さのトンネルだ。
トンネルの出口直後は急カーブになっており、緩やかな下り坂でスピードが出ていることに
気づかずに曲がり切れず事故るケースが多い、まさに魔のトンネルである。
そこで死んでしまった人が幽霊となってトンネルやその先のキャンプ場に出没するのだ。
これは冗談なんかじゃない。
http://trust-me-swan.cocolog-nifty.com/s
wan/2005/08/post_dfc4.html


うきうきランドキャンプ場はその浮島トンネルの出口直後にある。
いや、あった。
道路脇の駐車スペースに停めて外に出てみる。
まだ雪が残って雪原になっている平地に、円柱状のログハウス「ロッジ273」が閉鎖された状態で
一棟だけ残されているだけだった。
むかしはその他に、無料で泊まれるログハウスが3棟と炊事場などがある立派なキャンプ場だった。
だが、そういった心霊スポットとして冗談にならない状況として閉鎖されたのだ。

懐かしいとは思ったが、その昔見たクマの足跡のトラウマが脳裏をよぎる。
周辺にはのぼるの他には誰もいない。ほんとうに山奥にひとりぼっちという感じなのだ。
そんな状況でまたクマが出没したら、もうほんと軽く死ねる。
専門学校時代に修行した昇龍拳ですら、奴には太刀打ちできないだろう。

憂鬱に降り続く雨の雰囲気も手伝って、だんだん怖くなってきたので、そそくさと出発した。
玉子危うきに近寄らずっていうだろ。え? 言わない?

浮島ICに戻り、また旭川紋別自動車に乗って進む。
丸瀬布ICから先はまだ工事中につき開通しておらず、下道の国道に降りることになった。
そこからすぐのところにあった「道の駅 まるせっぷ」で休憩した。

そういや以前この丸瀬布に来たときも雨だったっけな。
JR丸瀬布駅で雨宿りして、チャリダーとかとお話ししたね。
懐かしいところだ。

2016/5/28 20:59  [1498-4538]   

国道333号のなんてことない風景 もうすぐ美幌峠

国道333号をひたすら東へ。
手つかずの山路とのどかな田園風景のコラボが美しい道路だが、天気は降ったり止んだりの
中途半端な状態。

今日はこんな天気で、回復しないまま終わりそう。
小腹がすいて、運転しながら朝のたまねぎパンの残りをパクつきながらいろいろと考える。

今日で3日目。
タイミング的には今日か明日に一度洗濯をしなくてはならない。
特にこんな天気で湿気天国になると、車内がカビに侵されたりしそう。
だが、車中泊会場の付近にコインランドリーがあるなどムシのいい話はそうはない。
北海道の旅でいちばん難しいのはコインランドリーを探し当てることといっても間違いではない。
あったとしても洗濯だけに時間を割くとか、無駄がいろいろ生じる。
ある程度の期間の旅をするときは、こういったシャラくさい悩みも解決しないとならないのだ。

散々悩んだ挙句、本日は宿で泊まることにした。
雨降りの中ではできれば車中泊したくない、とほ宿ならたいていの宿で洗濯はさせてもらえる、
といった様々な問題を一挙に解決できる。
単純にお金の力で解決するように見えるが、実はもうひとつ理由がある。

弟子屈にはのぼるの小説HDSの舞台となる「ペンション・セントラルアイランド」の
モデルとなるペンションが実在するのだ。
チャンスがあればそこに泊まりたいと思っていたが、今がまさにそのチャンスだったわけだ。

じぶんで書いた小説の舞台の聖地巡礼とか間抜けにも程があるかもだが、そういう旅も楽しいものだ。

その宿は「ペンションましゅまろ」。弟子屈では昔からある人気のとほ宿だ。
電話で本日の予約をしてみるとあっさりOKだった。
GW真っ只中の期間だから混雑し満室の恐れもあったのだが、ひと安心だ。
危惧するとしたら、男女別相部屋で他人と同室となるわけで、同室の人がいい人かどうかだ。
まあ、そればかりは運頼みとしか言いようがない。

本日の宿が決まると、それだけで気が楽になった。
さあ、気が済むまで遊んで、それからペンションましゅまろへ行こう。

2016/5/29 10:57  [1498-4539]   

道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠 さんまかば焼き定食 いきなり晴れた!と思いきや・・・ ←ポスターでしたw

細かい、霧のような雨が続く。
だんたんと緩やかな上り坂を進み美幌峠に近づいていくにつれて、本物の霧が立ち込めてきた。

美幌峠の名所「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」は、晴れているときは
眼下に屈斜路湖の全容を見下ろすことができる、誰もが感動する最高の景観が楽しめる場所だが、
ちょっと天気がぐずつくとすぐに霧に囲まれ、10m先も見えなくなってしまうのだ。
霧の摩周湖の近くなので、霧とは縁深い地形なのだ。

そんなふうに言い聞かせながら、その道の駅に到着したが、案の定雨と霧で何も見えなかった。
くそっ 霧を観に来たんじゃねっての。
まあ、道の駅やそこで働く人が悪いわけではない。
とりあえず施設の中に入って一休みしよう。

道の駅の施設内には軽食レストランと土産物売場があり、多くの客で賑わっている。
賑わっているが、単純に霧で景色が楽しめないから施設内に来ているだけだ。
のぼるがそうであるように。

もうお昼過ぎか。
カルく何か食べていくとするか。
なにが美味そうか物色する。あげいも、ザンギ、麺類、定食類など。
あげいもは道内たいていのところで食べれるもので、じゃがいも2個をアメリカンドックの
衣で揚げたもの。素朴な味わいでけっこう小腹を満たすのに丁度いい。
だが、ここの値段は300円。ふつうなら200〜250円レベルだろ。高いよ。
ザンギは今晩食べる予定だからダメ。うまそうだけどダメ。がまんがまん。

というわけで、定食類のなかでいちばんコスパの安い「さんまかば焼き定食700円」にした。
秋刀魚を開いて甘辛いタレにつけてどんぶりの上にのせたものだが、ことのほか美味だ。
骨はあらかじめ取って食べやすいし、照り焼き風で食べごたえもあった。
さんまのかば焼きというと先入観で缶詰のやつを思い出し、それが使われているのかと思ったが
きちんと焼いてあるやつだったのでよかった(当たり前だろう)

施設の2階はガラス張りの展望施設になっているが、案の定なにも見えない。
またこの施設から徒歩で更に丘の上へ行くこともできるが、誰も行こうとはしていなかった。

このまま出発するのももったいないので、天候の回復を望みつつ1時間ほどここで
時間を潰したが、結局どうにも回復せず。
諦めて出発することにした。

2016/5/29 21:57  [1498-4544]   

屈斜路湖の湖畔 強風のためスカートを抑えるのに必死 いもあげ200円

高度が下がるにつれて、ようやく湖面と屈斜路湖のど真ん中にある中島がぼんやりと
見えるようになった。

屈斜路湖。
火山によってできたカルデラ湖としては日本でいちばん大きい湖だ。
湖畔を掘り返すと暖かい温泉が出てきて即席の露天風呂「砂湯」が楽しめたり、
釣りやカヌーなんかが楽しめるアウトドアのリゾート。
クッシーと呼ばれる大型の首長竜(?)も生息しており、話題性も抜群だ。

湖畔まで高度が下がり、てきとうな土産物売場と休憩所のある施設に立ち寄った。
小雨が降っているが、それでも砂湯を掘って遊んでいる親子連れもいた。
晴れていれば手漕ぎボートなんかで賑わっていたのだろうが、そういうのもほとんどおらず
湖面は静かなものだ。
霧も依然として立ち込めてはいるが、中島は見える程度だ。

土産物売場を物色していると、木彫りの職人と思えるオヤジに話しかけられた。
「どこから来なさった」
「新潟です」
「おお、私も新潟出身でな」
「そうなんですか〜」
「記念に木彫りの彫刻でも買っていかんか。これなんて12000円するところ8000円にまけとくよ」
言い換えると12000円はボッタクリで、8000円でも儲けになる、ということだよな。
また今度にするよ、と断ると、そのオヤジはすぐに別のカップルに話しかけていた。
「どこから来なさった」
「和歌山です」
「おお、私も和歌山出身でな」
そういうことかよ!

クッシーのぬいぐるみ1000円を記念にひとつ買う。
軽食コーナーでは、いつものいもあげやザンギが売られていたが、ここのいもあげは
今まででいちばん安い200円で売られていた。
さっきさんまのかば焼き定食を食べたばかりなのであまりお腹は空いていないが
200円なら食べる価値があると思い、ゲット。
衣付きで揚げたじゃがいもが2個。
美味しいが、けっこう腹にたまる。

さて。これからどうするか。
晴れていれば行きたいところはたくさんある。
湖畔に点在する温泉のどれかに入ったり、摩周湖、神の子池、裏摩周展望台なんかを巡って
ザンギのうまいレストランで夕食、というパターンを想い描いていたのだが、
こんな天気ではそのすべてがパアだ。
レストランで夕食するにも、腹が減るであろう3〜4時間後までどこで何をして時間を潰せば
よいやら。

雨により完全に行き詰ってしまったので、仕方なしでこのまま宿へ向かうことにした。

2016/5/30 10:27  [1498-4546]   

ペンションましゅまろ 食堂兼居間 掘りごたつのあるリビング 寝室の二段ベッド

屈斜路湖の湖畔を走ると、川湯温泉という開けた温泉街に出た。
その一角に今晩の夕食に行こうと思っていた「三三五五(さんさんごご)」という店を見つけた。
居酒屋ふうな食堂で、一番人気の「どでかザンギ定食1300円」は鶏肉丸1枚を豪快に揚げる
という超ボリュームで有名なのだという。
すこし値は張るが、唐揚系の食べ物には目がないので今晩を楽しみにしておこう。

国道391号、通称「摩周国道」をすこし南へ下ると美留和という地区に着く。
屈斜路湖と摩周湖の中間ほどの位置だ。
JR美留和駅の近くに「ペンションましゅまろ」はあった。
自然と民家がバランスよく調和された閑静なところだ。

宿の全容は当時のまま。なんとも懐かしい。
チェックインは15時からで、いまはその30分前なのだがお邪魔してしまおう。
玄関のドアを開けると、オーナーのおじさんが迎えてくれた。
「予約したのぼるです。雨で行くあてがなくなってしまいチェックインより早く
到着してしまったのですが」
オーナーは笑顔で「大丈夫だよ、中へどうぞ」
居間兼食堂で宿帳に必要事項を記載する。

本日の客は誰もまだ到着しておらず、のぼるが第一号だ。
寝室は2階で、2段ベッドが二つ置かれた部屋。偶然だが昔泊まったときと同じ部屋だった。

リビングでお茶をしたいところだが、まずはやることをやらねば。
クルマの中から洗濯物を持ってきて、洗濯機を動かす。
洗濯機・乾燥機は1台ずつしかないので、さっさと使ってフリーにしておかねば。
これさえやっておけば、あとはフリーだ。

ジャージに着替え、掘りごたつのリビングでタブレットPCを準備し、コーヒーを飲みながら
過ごした。
モバイル用のキーボードとマウスもテーブルに広げ、コンセントを使わせてもらい、充電もOKだ。
一泊朝食付きの夕食ナシにしたので、日が暮れ始めたらさっきの食堂に行ってザンギ定食を
食べにいこう。

とりあえずネットでやることを終え、今日の新聞を読む。
北海道の新聞はすげえ。コンビニであるセイコマの広告が「新聞内」にも「折り込みチラシ」にも
載っているのだ。
新聞内には新商品のお知らせ、折り込みチラシには今週のお買い得品が載っていた。
それを見ると、冷やし系カップのうどん・そば・ラーメンが面白い。
なんと容器が、クルマのカップホルダーにぴったりフィットする形状になっているらしい。
これはナイスアイデアだ。クルマで麺類を食べるときの容器の置場を解決している。
よし、こんど食べてみることにしよう。

ノートパソコンで作業をしていたオーナーのおじさんが、ぼそりとつぶやいた。
「今日のお客はきみ一人だけになりそうだ。ほかに誰からも予約が入らないわ」


・・・・・・・・・は?

2016/5/31 12:55  [1498-4551]   

脱衣所 清潔な洗面所

本日の日付は、5月4日。
誰もが心躍らせるゴールデンウイークの真っ只中である。
多くの人が「っしゃ! どこか出かけるぜ」と屋外に飛び出す楽しい連休だ。

それなのにだ。
そんな日なのに宿泊客がほかに1人もいないって、予約がないって・・・どういうこと。

原因となったのは、この雨だ。
GWで北海道を旅する人は、比率も実人数も北海道民が圧倒的に多い。
なので、天気次第で宿泊するか帰るか、をその日に判断する人がけっこういるのだそうだ。

昨日は天気が良かったので、外に出る旅人が多く宿泊客もたくさんいたのだが、
一転して本日は雨で旅行者も減少。というわけらしい。

まさかの一人ぼっち! 部屋どころか宿すべて独占状態!
いや、個人的には旅人同士のトークや情報交換なんかを期待していたのだが。
予約の電話をしたときなんて女性の声で「男女別相部屋になりますが、よろしいですか?」
と念をおすように聞かれたので、今日は客が多いんだろうな、って思っていたものだ。
満室に近い客がいるのだろう、と覚悟して来てみたら、すっからかんとは、これ如何に!

まあ、客がのぼる一人だけとはいえ、オーナーは気遣って話しかけてくれるし、
漫画本もたくさんあって読み放題だし、テレビもチャンネル自由だし、掘りごたつのテーブルに
モバイルグッズ散乱させっぱなしでも誰にも迷惑かからないし。
べつに寂しいと思うことなどひとつもない。むしろ千載一遇のチャンスとしてこの状況を
楽しもうではないか。

まずは、夕食の外食のザンギの予定を却下とし、ペンションで食べることにした。
いまからでも夕食を追加できるか聞いてみると、快くOKしてくれた。

1時間ほど仮眠したあと、17時にお風呂。
仮眠の間にオーナーの奥さんが外から戻っていて、夕食の支度をしていた。

風呂はふつうに一般家庭のものだが、次に入る人のことを考えて早めに上がったりしなくていいのが
気分的にとても楽だ。

風呂から上がると、雨が止んでおり晴れ間も見えた。
それなら、とクルマの全ドアを開放し車内の空気を一新させた。
車内の布団も外に出して埃を払い、短時間ながら車内の清掃を行った。

それが終わると、いよいよお待ちかねの夕食だ。

2016/6/1 16:51  [1498-4552]   

玄関 2階のフロア 清潔だ

肉の焼ける匂い、スープの美味そうな匂いに誘われてリビングに向かうと
ちょうど夕食の支度が整ったところだった。
メインディッシュはアツアツのチキンステーキ。
別皿には、大きめのホタテの刺身、ポテトサラダときゅうりの酢味噌和え、サケのほぐし身など
手作りの料理が並んだ。
オーナー、オーナー奥さん、のぼるの3人でテーブルを囲む。
「いただきます!」

いやぁ、うまい。
他のとほ宿は何件か泊まったことがあるが、ましゅまろの料理のクオリティはかなり高い。
他のところはヘタすると冷凍食品をチンしたやつがそのままメインディッシュとして
出たりしてちょっとがっかりすることもあった。
まあ、そういう宿は決まって奥さんに逃げられた、という所が多い。

ましゅまろのオーナー夫妻は仲が良く、奥さんは陽気で、旦那さんは自然が好きな性格もあってか
旅人を心からもてなしてくれる。
そういう心遣いが料理にもあふれているわけだ。

ごはんもおかわり自由。炊きたてふかふかの白米はやはりうまい。
外食のザンギ定食を諦めた選択は間違いではなかった。
ちなみにここは1泊2食で5300円。
男女別相部屋ということを割り切れば、ヘタなビジネスホテルよりかなりお得である。

そしてのぼるは痛恨のミスをした。
もうすぐ食べ終わろうとするときになって、料理の写真を撮り忘れていたことに気付いたのだ。

2016/6/2 17:09  [1498-4553]   

問題のディナーの写真

急いでカメラを持ってきて撮影をしたが、時すでに遅し。
豪華な食事てんこもりのイメージの片鱗もない。
まあ、写真のことを忘れるほどうまそうな料理で、早く食べたい一心だった、ということだ。

旅行中はこんなことがしょっちゅうだ。
旅先の写真はけっこうマメに撮るのだが、食事のときは空腹が勝ってすぐに食べ始めて
しまうことが多い。
同行の仲間とかに「撮らねーの?」と言われることもしばしば。
今回のようにソロだととにかく危険だ。

食後はお茶を飲みながら、オーナー夫妻と旅や宿のトークで盛り上がった。
ここでようやくのぼるの自作の小説「ヘビーデューティーシスターズ」をwebでお二人に
紹介してみた。

むかし、このましゅまろに泊まったことがきっかけでこの小説を書いた。
中に出てくるキャラはぜんぜん別の架空のものだが、舞台であるペンションは
この「ましゅまろ」がモデルになっている。

という説明をすると、オーナー夫妻はたいそう感激していた。
時間のあるときにじっくり読ませてもらいます、とおっしゃっていたが、
楽しんでもらえたなら何よりだ。

21時になると、100円カンパで「手作り果実酒飲み放題」というパーティが開始された。
近くの野生の木の実を蒸留して作った果実酒。
さっそく水割りでいただく。
おお、さっぱりとした味わいで口当たりもいい。

オーナーの子供は現在大学生で大阪に住んでいるという。
小学校は全校でも数人程度、高校からは釧路に一人住まいという大変さ。
北海道で暮らすのはとても大変なことだ。
冬は特に厳しく、道路のどこかで自動車が立ち往生なんてしたら、かなりの確率で
死んでしまうという。それほど寒く、過酷。
憧れだけで暮らしてはいけない。

考えてみたらのぼるの小説では冬のシーンは直接書いてはいない。
実子の仕入れとか、冬場はどうしているのだろうか。

などなど、たくさんの話で盛り上がり、消灯の23時はあっという間だった。

2階の寝室に戻り布団にくるまる。
雨はもう止んでいた。
明日は晴れる。また、新たな1日が始まるのだ。

2016/6/2 17:40  [1498-4554]   

あさごはん。今度は撮り忘れない 朝の弟子屈

7:30に目覚めた。
旅をしてるときにしては寝坊だ。
カーテンを開くと、太陽が出てる。青空がまぶしい。
今日は文句なしで晴れだぜ。ヒャッハー!

朝食は、パンとハムエッグ、コールスローにわかめスープ。
いちごジャムは自家製でとても美味。
食後に淹れたてコーヒーまでいただき、大満足。

「今日はきっと摩周湖の霧は晴れてるよ」
奥さんがそう言ってくれたので、まずは朝イチに見学するとしよう。

顔を洗い、着替えて、荷物を車内に運び込む。
タブレットなどを車内に固定し充電コードを繋ぐのがいちいち面倒だ。
Qi(チー)の充電技術が発展し、もっともっと身近になるといいなぁ。

準備完了したところで、オーナー夫妻に見送られながらゆっくりと出発。
いい宿だ。また泊まりに来たいね。

さて、洗濯もできたし、広い布団でのびのびと寝れたし、気分一新だ。
残る日数もあと2日。明後日の朝にはフェリーに乗ることになるので、やり残しのないように
徹底的に遊んでやるさ。

まずは摩周湖を目指す。
ふつうなら第一展望台や第三展望台を目指すところだが、あえてマイナーな裏摩周展望台を目指す。
訪れる人が少ないので落ち着いた雰囲気の摩周湖を眺めることができるのだ。
ただし、ましゅまろから直線距離にして10km足らずのポイントなのに、えらく遠回りな道でしか
行けず30分はかかる。

鬱蒼と茂った山間部のワインディングロードを走っていると、途中で「→神の子池」という
案内看板が見えた。
神の子池とは摩周湖の水が地下水路でここに湧いている、といわれている池で、
濁りがなく底までくっきり見え、プランクトンが少ないことから水中の倒木が腐食しにくく
倒れた木が原型を留めたままうっすらと苔だけが付着している感じで
コバルトブルーの湖面もあって「ここだけものすごい特別な霊域」であるかの雰囲気を
漂わせているのだ。
ただ、実際の水源は摩周湖ではなく、周辺の山からの伏流水らしい。

神の子池はむかし見学してたいへん感動したものだが、今回はパスすることにした。
有名になりすぎて水質汚染が問題になり、池に近づけないよう遊歩道ができたそうで、
それを考えると一度見たなら、あとはそっとしておくのがいいのかな、と。

ここを過ぎると、だんだん上り坂になっていき、裏摩周展望台へはもう少しで到着する。

2016/6/4 13:22  [1498-4567]   

裏摩周展望台に到着 歩道にはまだ雪がびっしり 摩周湖 カムイヌプリ

裏摩周展望台に到着。
山奥のてっぺんという感じの所で、整備された駐車場とトイレと土産物売場がある。
以前来たときは展望台以外なにもない質素なところだった。
道路もきっちり整備され、誰でも来れるところになっていた。
駐車場には10台ほどのクルマが停まっていた。朝早いのに人気スポットなのだな。

展望台へは丘の上まで歩いてすぐだが、残雪が歩道を覆っており、スニーカーの女性とか
ギャーギャー言いながら歩いていた。

展望台に上がると、ようやく摩周湖の全容が眺められた。
予想通り霧は晴れて、湖がキレイに見れた。
外周を崖で覆われ、何者の侵入も侵されず、湖内生物もほとんど認められない。
そんな不思議な湖だからこそ、すこし前まで世界一の透明度を誇る貴重な湖だった。
環境が整備され、観光客が押し寄せるようになると水質は悪化し、透明度世界一はバイカル湖に
譲ることになったが。

左前方には800m級の山、摩周岳(カムイヌプリ)がそびえ、その斜面がそのまま湖に直結している。
この山の噴火によってカルデラ湖である摩周湖が形成されたのだ。

やはり何度見てもここは不思議な湖だと思える。
アイヌ人が「神の湖・神の山」と崇めていた気持ちがよくわかる。

さて、摩周湖を堪能したところで次に進もう。
今日の目的地はふたつ。
一つ目はライダーの聖地、開陽台。見渡すかぎり地平線という北海道らしい展望が楽しめる地だ。
いままで一度も行ったことがない。行けるチャンスはあったものの、すべて雨で諦めていたのだ。
二つ目は帯広。小樽へ戻る道の途中で車中泊するタイミングになりそうな地。
夕食は有名な名物「豚丼」を堪能するのだ。

そんなわけで出発。
山道を下ると、今度は平坦な牧草地帯を東へ走る。
とにかく何もない道路。

眠気防止用に持ってきたひまつぶし兵器「録画済DVD」をナビのスロットに入れる。
いまどきのナビは録画したCPRM−DVDの再生ができるので便利。
ジブリアニメの大傑作「紅の豚」がはじまる。金曜ロードショーで撮ったやつだ。
音声だけでも楽しめ、眠気なんてどこへやら。
ちなみにラストでポルコはジーナと結ばれます。フィオの飛ぶプレーンのシーンで
ジーナの島にポルコの飛空艇が停泊してるシーンがチラっと見えるんですよ。
ま、フィオ推しとして見ても良い結末だったと思えますな。

遮るものがなにもない平地なら、北海道のラジオとか受信して楽しめばいいのに。

2016/6/5 08:27  [1498-4570]   

開陽台にとうつきー 無料展望施設 ブッシュベイビーのアフリカサバンナを思わせる ランチはW炭水化物で決まり!

中標津の田園をナビに沿って林を抜け小高い丘を登っていくと、開陽台に到着した。
駐車場からは階段を登って丘の上へ進むと、無料の展望施設がある。
天気はなかなか良いのだが、風が強くて観光客もまばらだ。

展望施設の1階には軽食のできる喫茶店があり、ここでしか味わえない「はちみつソフトクリーム」
なんてものがあって、かなりそそられる。

屋上に上がってみると、もう圧巻。
農地、牧場が地平線まで広がる大パノラマで見れる。
ガンダムmk−Uのコクピットの全天周スクリーンをリアルで見ているようだ。
見下ろすと手前にはキャンプ場があり、その向こうには牧草地には牛がまばらに放され、
草を食べている様子が見れる。更にそのずっと彼方には北根室地方まで見渡せる。
もっと条件がいいと北方領土の島まで見えることもあるらしい。
ああ。すげえ眺め。ムスカがはっちゃけて「ハハハ、人がゴミのようだー」と言ってた気持ちが
すこし理解できる気がした。

佐々木譲のツーリング小説「振り返れば地平線」で開陽台が有名になり、ライダーの聖地として
崇められるようになったらしい。
のぼるの小説も有名になって、うきうきランドキャンプ場が聖地として復活してくれたらなぁ。
でも来てよかった。

さて、この地がこの旅の最東端だ。
ここからは基本的にゴール地点の小樽への復路となる。
がんばって行こう。

弟子屈まで戻り「道の駅 摩周温泉」で休憩。
なんかいろいろな屋台が並んでクレープやいもあげ、ジェラートなどB級グルメが揃っている。
だが、我慢。我慢ったら我慢。

そういえばもうお昼か。
ランチにするにしてもここは高くてだめだ。

ということで近くのセイコマへ。
食べたかった憧れの「ドリンクホルダーに置ける蕎麦」を買ってみた。
味は、まあふつうのコンビニのぶっかけそばだ。でも食べれてよかった。
なんてことないそばなのに、なんだこの満足感は。容器の形状が便利に変わってるだけで
こんなに満足したのは生まれて初めてかもしれない。

食べ終わった容器を捨てに外に出たとき。
なにか強烈な既視感を覚える。
ここは別に一度も来たこともない場所のはず。
一体ここに何があるというのか・・・!?

2016/6/5 11:39  [1498-4572]   

弟子屈高等学校 阿寒湖 カヌーを楽しむカップル ニジマス、ゲットだぜ!

セイコマのすぐ近くにあったのは、学校だった。
まあ、学校なんて珍しいものでもないが、その学校はのぼるにとって特別なところだった。

ここは、小説ヘビーデューティーシスターズの三女、萌子の通う「道立弟子屈高等学校」だったのだ。
小説を書いていた当時、萌子が自宅(ペンション)から通える実在の高校をネットで探していたのが
まさにここだったのだ。
なんてこった。書いた自分が忘れていたとは。

萌子は新潟から弟子屈へ転校してきたわけだが、同時期に転校してきたもう一人のイケメン男子
「岸里透(キシリトール)←岸里百合香(真子編に出てきた高飛車な女)の弟)」に
情熱的に告白されて困っている、というエピソードがあったりする。書いてないけど。

初めて見た学校なのに懐かしいと感じるデジャヴも非常に特殊な体験だわな。

さて、先に進もう。
西に向かってしばらく走る。
曲がりくねった峠のワインディングロードが楽しいが、トロい車の後ろだとえらく退屈になる。
登坂車線も少なく、追い越しどころがなかなかないのが辛い。

いいかげん幻が見え始めた頃に大きな湖が見えた。
マリモで有名な阿寒湖だ。
ちょうどいい、どこか湖畔で休憩しよう。
リゾートホテルとかがひしめいているところはイヤなので、誰もいなそうなひっそりとした
林のあたりを探した。
ちょっとした砂利道を発見し湖に向かって進むと、いい感じの湖畔に出た。

夏にはキャンプとかできそうな少し開けた場所。
阿寒湖が一望でき、ちょうどいい休憩場所だ。
湖にはカップルが楽しそうにカヌーを漕いでいるのが見える。

ふと見ると、岸から釣りをしている人もいた。
阿寒湖はニジマス、イワナ、イトウなどが生息しスポーツフィッシングが楽しめるのだ。
みんなアウトドアを楽しんでいるのねえ。
などと横目で見ていたら、釣り客のひとりがなにやら慌てながらジタバタしている。
何があったのだろうか。

近づいてみると、なんかすごく大きな魚を釣り上げていたところだった。
リールを巻き、ある程度のところで網を使ってすくい上げてゲット。
「やったぁ、こりゃでけぇな!!」
隣の釣り人もはしゃいでいた。
体長50cmオーバーのニジマスだ。これだけ大きなものはなかなかお目にかかれないという。

その大物を両手で持ち上げたところを一枚撮らせてもらうと、その釣り人は湖にリリースしてやった。
べつに食べないし、釣るのだけが目的なので、自然に返してあげるとの事。
魚の口を傷めないようなルアーを使っていて、そのへんも考慮しているのだろう。

いやぁ、なかなか面白いタイミングで通りがかったものだ。
気分もリフレッシュしたところで、先に進む。

2016/6/5 23:13  [1498-4575]   

昼過ぎの山沿いのワインディングロードはとにかく睡魔との闘いだ。
単調な景色、狭い道路、前を走るトロいクルマ。
なんかこう、盛り上がる曲でもかけて一人カラオケでもしようかと思っても、
胃が消化をはじめるときってのはイイ声が出ず、気持ちよくない。

なにやってもダメなときは、てきとうな空地にクルマを停めて仮眠をするに限る。
だがしかし。
夕食に最高の豚丼を食べることに妥協はしたくない。
せっかく行ったのに品切れで食べることができなかった、なんてラーメン激戦区ではよくある話。
めったに来れない北海道なのだから、そういうトラブル要因は可能な限り避けたいところだ。

阿寒湖から帯広まで、約100km。
時間にして約2時間。
豚丼のために走り続けた。

いや、正確には豚丼のためだけではない。
帯広のもう少し先の芽室という地域で「コーンチャーハン」なるものがある。
たぶん想像する通りの、スイートコーンたっぷりのチャーハンだ。
この地域は全国一のとうもろこし生産量を誇っており、それを活かしたB級グルメなのだ。
それもできれば食べたい。なんかうまそうだから食べたい。

北海道を巡るスケジュールとして、いくつかの基準点がある。
例えば「オンネトーが見たいのだー」という観光名所を紡ぐポイント。
もちろんそれはとても重要かつ外せない要点である。
だが、うまいものを巡るポイントもそれと同じくらい重要なファクターになる。

のぼるがこの旅の2日目に千歳から富良野へ行こうとしたとき、実はもっと最短の
ルートはあった。
しかしながらやきそばを食べたい一心で、最短ルートどころかたっぷりの回り道を
することとなった。たかだかひとつ100円程度の袋入やきそばのためだけに。

だが、苦労してそれを食べることができたときの達成感はひとしおなのだ。
ドラクエでいうところの、はじめて洞窟のドラゴンを倒して王女を助けたとき
「やったぜー」とガッツポーズしたときの嬉しさに等しい。
小さくても「がんばった」「うまかった」「感動した」など一つ一つの思い出が積み重なり
あとになって「あの旅は楽しかったなぁー」としみじみ思えるときがくるのだ。

話がすこし逸れたが、とにかくグルメを楽しむことは卑しいことではない。
立派に旅を楽しむためのファクターということなのだ。

つまり。
いま真剣に大真面目に走っているのが「豚丼」「コーンチャーハン」のためだけというのは
決して愚かでも恥ずかしいことでもないのだ。
帯広にも温泉や展望台、公園など見どころもたくさんあるのに、その全てをスルーする価値を
その「豚丼」や「コーンチャーハン」に見出しているという我に幸あれ!

2016/6/15 13:54  [1498-4647]   

すげえ行列・・・ この店の前のポジになるまで1時間以上 店内の様子 豚丼 バラ 並盛 とても美味でした♪

やっとのことで帯広に突入。
ここまで「道の駅 ピア21しほろ」という所で休憩しただけで、あとは延々走り続けて
きたのだから、なかなかがんばった。

けっこう栄えている都市で、その路地を縫うように進んでいくと、目的の店を発見した。
「ぶた丼のとん田」というお店。
ミシュランガイドにも載ったこともある、評判の豚丼が味わえるらしい。

だが。
店の前には20mほどの行列が。
おいおいおいおい。
いまは夕方の3時。昼食にも夕食にもならん時間帯だろ。
あえてそういうパーシャルな時間に来てみたのに、なにこの行列っぷりは。

話は後だ。
近くのパチンコ屋の駐車場にクルマを停め、急いで行列の最後尾に並んだ。
20mの行列か。今から食べるまでどのくらいの時間がかかるのだろうか。

10分経過。
5mも進んでいない。客ハケがイマイチのようで、店から出ていく客とかほとんどいない。
これはいよいよ覚悟を決め、本腰を入れて待たないとならないようだ。
前方の客で、歩道の幅を狭めるような並び方をするマナーの悪い奴らがいて、
地元の自転車乗りの女性が迷惑そうにそいつらを避けて走っていった。
そいつらを注意しようかと思ったが、冷静に考えると自転車は歩道でなく車道を走るべきだった。

30分経過。
大して状況変わらず。
いつの間にかのぼるの後ろにも行列が伸びている。
後ろのあんちゃんと話をしたりしてヒマをつぶす。
あんちゃんは仙台から単身赴任で富良野に越してきた人で、今日は天気がいいので
帯広に来てみたのだそうだ。羨ましい。

1時間経過。
店員が外まで来て、客一組ずつ今から注文を聞いてまわっていた。
のぼるは「バラ肉の並」を注文。
ここは「バラ」「ヒレ」「ロース」の3種の部位の肉丼を楽しめるが
一番人気は「バラ」と食べログに書いてあったのでそれを信じた。

1時間30分経過。
ようやく店の前まで来た。
一人客なのでカウンターに案内され、出された茶にほっと一息。

2時間、ようやく着丼!
長い。ほんとに長かった。
芸術的なまでにキレイに盛られた豚の切り身。
初期段階はあえてやや薄味で仕上げられており、一緒に運ばれてきた「タレのツボ」から
秘伝のタレを好みで好きなだけぶっかけるシステムになっていた。
小さな柄杓でタレをひとすくいし、豚丼の上からかけてみた。

いや、これは確かにうまい。
厚みのあるバラ肉は、噛むごとに「ぞぶり」と柔らかな歯ごたえなのに沈みこむような
重圧な肉質が楽しめる。
うんうん、国産の上質なポークを使ってますな。
2時間も待つ価値は、あるといえよう。

2016/6/16 10:36  [1498-4648]   

完売いま、きみは人生の・・・ 6箱叩き出してやったぜ! 遅い夕食



カウンターの席で、もう少し食後の余韻に浸っていたいところだが、
後がつっかえているので、早めに外に出た。どうもごちそうさまでした。

外の行列は10mほどで、その最後尾の人は「本日 完売のため終了させていただきました」
という看板を背負っていた。
なんと。まだ18時にもなっていないのに閉店とは。
予想をはるかに上回る人気っぷりであった。

さて。
ここの豚丼は大盛にしてもイケるのだが、今日はもう一食「コーンチャーハン」を
食べる予定なので、抑え気味にするのが賢い食べ方だ。
現にもう少しなにか食べることができるくらいの余裕はある。
コーンチャーハンを提供するお店はここからクルマで20分ほどのところにある。
さっそく行ってみようか。

と駐車場に戻る。
パチンコ屋の駐車場である。
むずむず、と身体がうずくのを感じる。
そう、旅先のパチンコは得も言われぬほどの魅力がある。麻薬的といってもいい。

いまは18時。
コーンチャーハンの店は21時閉店なので、2時間は余裕で打てる。
そして、その店の近くの温泉は22時までなので、コーンチャーハンを食べた後に温泉という
鉄板ルートも難なくこなせる。

よし。ではこのパチンコ屋で2時間ほど稼がせてもらおう。

なかなか広い店内。
気分的にはパチスロを打ちたいところだが、20円スロットは負けると額がハンパないからダメ。
旅行中なんだから、旅に影響のない程度に投資するのが正しい遊び方なのだ。
ふと見ると「2.5円スロット」なるシマがある。
これだと投資がえらく少なくて済みそう。よし、ここでやろう。

「パチスロ アステカ 太陽の紋章」という台に座る。
比較的新しい台なのにもう5スロとかに追いやられてるのか。ご愁傷さま。
ポチポチ打ってると、2千円で大当たりを引き当てる。
単発で終わるが、そのあと50回転ほどで再び大当たり。
しかも「チャレンジタイム」に突入し、さらに「スーパーチャレンジタイム」なるものに突入。
それらの繰り返しでゲーム数が500Gオーバーとなり、無双状態に。

「はっ!」
2時間遊ぶつもりが、気づくと閉店まで居座ってしまった。

6箱も出したのに、換金率が低いので7千円の勝ち。
これがもし20円スロットだったら、数万円勝ちコースだったのに、軽く旅費が浮いたろうに。

外に出てみると、当然あたりは真っ暗。
コーンチャーハンの店も、温泉も、すべて閉店。

がーん。

仕方なく芽室公園の駐車場で車中泊の準備をする。
ほかに1〜2台くらいしか車中泊している人がいないので静かなものだ。
歩いて2〜3分のところにセイコマ。
ハンバーグ弁当とサラダ、そしてビールを買い、クルマの中で勝利の美酒を一人祝う。

ていうか、せめて温泉に入りたかった。

2016/6/17 11:21  [1498-4649]   

芽室公園の駐車場 スーパー銭湯 鳳乃舞 ゴージャスな朝食 さあ、でっぱーつ!

あさー
あさだよー 
あさごはんたべて、学校へいくよー

6時に起床。
快晴で清々しい朝だ。
カラリと晴れているので、リヤゲートを全開にして布団を干した。

明朝のフェリーに乗って新潟に帰ることになってるので、今日はまる1日遊べる最後の日となる。
やり残しのなきよう、悔いの残らないよう、有意義な1日で締めくくろう。

まずは昨日入れなかった温泉だが、そこは早朝から営業しているので早速向かう。
スーパー銭湯 鳳乃舞というところ。
410円と安いのでどんなところかと身構えて行ったのだが、かなり真新しい施設で
電気風呂、サウナ、露天風呂など完璧だし、洗い場は広くて使いやすい。
朝から地元の人達がけっこう多く入っていたが、納得だね。

うーむ、朝イチでさっぱりするのも悪くない。
車中泊の翌朝って髪型がスーパーサイヤ人みたくなってるからな。

全身さっぱりしたところで朝食。
近くのセイコマでパンといもあげと挽きたてアイスコーヒーを買う。
セイコマは店舗によって挽きたてコーヒーを扱っているところがあるようだ。
ちなみに「ちぎりパン ピザチーズ 108円」はすごいボリュームでびっくりした。
ほんとさ、こういうのを庶民派コンビニっていうんだよな。
大手も見習ってほしいわ。マジで。

・・などと思いながらクルマの車内で食べていると、その横のガソリンスタンドで
朝から洗車をしている人を見かけた。
洗車か。
弟子屈の雨にやられ、昨日も少し小雨にやられ、またドロだらけになってたっけ。
北海道ファイナルデーに相応しく、輝くクルマにして今日1日走るのが極上の幸せ。

などと思い、急きょ洗車を慣行。
高圧洗浄で外観とタイヤハウスの汚れを取り除き、トドメにコイン洗車のシャンプー洗車で
すっかりピカピカに。
よっしゃー。
温泉といい、洗車といい、朝からスピーディーでいい仕事をしまくったぜ。

2016/6/18 12:42  [1498-4650]   

日勝峠展望台 石勝樹海ロード メロリーナとユメロン 夕張メロン熊

8時に帯広を出発。
今日の目的地は、スタート地点にしてゴール地点である小樽。
できれば早めに到着して、小樽運河とかメジャーな名所を散策したいところだ。
また、昼くらいに札幌らへんを通過するだろうから、回転寿司でランチを楽しみたい。
せっかく昨晩スロットで買ったのだから、少しだけなら贅沢ができるのだ。

国道274をひたすら西に進むと、だんだん山道になっていく。
上り坂の途中で「日勝峠展望台」なるパーキングがあったので立ち寄ってみた。
丘の上から十勝平野が一望できる、非常に眺めのよい所だ。
天気もよく、ガスがかっていないのでいいときに来れたものだ。

しかし、上から下界を見下ろす所に立つと、決まってムスカ思考になってしまう。
「見ろ、人がゴミのようだー」とか「見せてあげよう、ラピュタの雷を!」なんてセリフを
つい絶叫したくなる。

まあ、それはともかく気持ちのいい展望施設であった。
近くを通った際にはぜひ立ち寄りたい場所である。

さて、先に進む。
このへんからこの国道274は「石勝樹海ロード」と看板に書かれるようになる。
確かに、見るからに手つかずの樹海が長々と連なり、そのへんで一度迷ったりなんかしたら
生きて戻って来れない気がする。
逆にいえば、自殺目的で山に入れば誰からも見つけられずに死ねるので、もしかしたら
そういう人には都合がいいのかもしれない。
いやぁ、怖いねえ。怖い怖い(棒読み)

朝のアイスコーヒーが祟ったのか、トイレに行きたくなった。
どこか道路わきに停めて立ちションでもすれば済む話なのだが、そんな無防備状態で
クマなんかに襲われ殺されたりしたら、下半身まる出し状態で発見されるわけで、
「クマに欲情した変態が返り討ちにされる」なんて見出しで北海道新聞の一面の見出しに飾られ
末代までの恥さらしになってしまうだろうから、とてもそんな真似はできない。

しばらく進むと、夕張市に突入した。
夕張メロンの里として、また経営破たんした市として広く知られる。
「道の駅 夕張メロード」という所で休憩。
一息ついた。

地元の農産物が豊富に売られている施設なのだが、まだメロンは収穫時期外なので
売られておらず、少し物足りなさがある。
そのかわりというわけではないが、夕張メロンをモチーフにしたゆるキャラがいる。
代表的なもので3体いるのだが、そのうち二つはユメロン(男の子)とメロリーナ(女の子)
でなかなか可愛らしいキャラで愛嬌もある。

だが、もう一体は「夕張メロン熊」というもので、夕張メロンをかぶったリアルな熊、
めっちゃ怖い。
夕張メロンの筋が血管みたく見えて、クマの獰猛さを意図的に表現しているように見える。
ゆるキャラが、ぜんぜんゆるくない。しかもパフォーマンスは「噛む」ことらしく
子供たちを涙目にさせることがその存在価値とすら思えてならない。ほんと怖いから。
そのメロン熊が書かれたポスターに「ちびっこ集まれ」とか書いてあるが、
「ちびっこ」と書いて「生贄」と読むのでは、とすら錯覚してしまう。

2016/6/18 23:43  [1498-4652]   

かにみそとイクラ 北寄貝 まいうー 伝家の宝刀 雲丹! 寿司食ったあとに見たもの

さて、先に進む。
いくつかの峠を越えると、だんだん民家が多くなってきた。
都市部にありがちな、郊外の閑静な高級住宅街のような所があったかと思うと、
そこから民家やアパートが立ち並んでいき、そしていろんな店が立ち並ぶところに出た。
ああ、ここらへんから札幌市街地に突入するんだな、とわかる。

いきなり信号も増え、ストップ&ゴーが多くなる。
札幌はホントに信号が多いのだ。

札幌の郊外に位置する回転寿司をネットで検索する。
あまり中心部の店だとクルマを停めるのに苦労したり渋滞に巻き込まれたりするので
郊外の店のほうがいいのだ。

その条件に当てはまったのが「回転寿司トリトン」という店。
安くてネタも新鮮で大きい、とレビューされている。
じゃあそれを信じて行ってみよう。
店はすぐに見つかり、ちょうどお昼で腹も空き始めたところだった。

店内は、板前さん5人ほどを360度取り囲むカウンターと、家族連れ用の窓側のテーブル席が
いくつか。のぼるは当然ながらカウンターに案内される。
かなり多くの客でにぎわっている。
評判の店ってのは伊達じゃないようだ。
緑茶を作りながら、まずはレーンを回っている寿司群を眺める。
新潟のかっぱ寿司よりも若干大きめのネタ。だが値段は120円からなので、値段相応ってやつだ。

サーモン、かにみそ、甘海老あたりを食べてみる。
サーモンはうまい。北海道だけあるね。かにみそと甘海老は新潟とさほど変わらず。
あとは北海道ならではのネタを片っ端から食べる。
サンマのにぎりも、北寄貝も、いけるじゃないか。

そしてトドメに生ウニの軍艦巻を注文する。
これ、時価って書いてありますけど。スロットで勝ったりしなけりゃ基本食べれませんよ。

満足したところで清算。
ぜんぶで2019円。レシートを見ると、ウニ皿530円と書かれてあった。
えっ、あのちっこいの二つが530円だと?
ホゲー。
自腹だったら血涙ものだぞ。
でもまあ、うまかったからいいか。ネタによって当たり外れがあるので気をつけよう。

さて、小樽へ向かう。
その途中の信号待ちで何気なくステーキ屋の外観を見てたら張り紙で次のようなことが書かれていた。
「黒毛和牛ステーキランチ 1000円」
こっちにすればよかった。後悔先に立たず。

2016/6/19 21:13  [1498-4653]   

メロンバニラパフェ300円 丘の上に連なる住宅街 色内埠頭公園 公園からの景色は、ちょっと微妙w

札幌と小樽は目と鼻の先だと思われるかもしれないが、実際はクルマで1時間はかかる。
けっこう遠いんだ。

途中のセイコマで休憩。
なにかおやつを食べたい気分で店内を物色する。
惣菜系よりも、あっさりさっぱり系がいいなあ。

ふとアイスコーナーを見ると、メロンフェアなるものをやっている。
メロン味のソフトクリーム、メロン味のモナカアイス、そしてメロン味のパフェ。
もちろんコンビニアイスなので喫茶店なんかのパフェとは全く違うものだろう。
しかしながら、うまそう。
とてもなくうまそう。

思い切ってメロンバニラパフェを買ってみた。
クルマの中でさっそく食べてみる。
メロンソフトにメロン味のジャム(ピューレ?)が濃厚でうまい。
その下のバニラアイスもまた新鮮でうまい。
まあ、いつものパターンで、半分くらい食べるとけっこう飽きるんだけどね。

長い木のスプーンでアイスを懸命にすくいながらパクパク食べていると、
ふと、セイコマ前の国道を通り過ぎる白のフィット3の女性運転手と目が合った。
なんか、すげえこっ恥ずかしかった。
いい歳こいた男ひとり、運転席ででけえアイスをすくってる姿。ドン引きだろ。

さて、海沿いの4車線の国道をスイスイ走ると、やがて小樽の市街地が見えてくる。
丘の急斜面に段々畑のように連なる特徴的な住宅街。
坂が多い地域なので、そんなふうにムリヤリ土地を開拓したんだろうなぁ。
でもそういう見た目不便な土地にかぎってなんかゴージャスな家が建ってるんだよな。
海が見えて、広い道路があって・・・ああ、モナコみたいなイメージなのか。納得だ。

さて、ついに小樽に到着した。
この旅のスタート地点であり、ゴール地点というわけだ。
特にトラブルもなく、事故も病気も怪我もなく、クルマも身体も健康体で終われたのが
何よりですな。
おつかれさまでした。

いや、まだだ。まだ終わらんよ。
これから最後の車中泊準備をして、小樽運河周辺を散策するんだからな。
ここからはふつーの観光客になるのだ。

まずは車中泊会場。
初日にちょっと目をつけていたのが、街はずれにあったローソン。
駐車場が広いので、奥のはじっこに停めていれば迷惑にもならんだろう。
だが、それは最後の手段としておこう。

海の近くの公園駐車場。基本的にはそれが都市部の車中泊会場としてよく使われる。
公園なので駐車場が閉鎖されることはなく、トイレも整備されているからな。
ネットでそういう公園を検索してみると「色内埠頭公園」がヒット。
そこへ行ってみる。

駐車場スペースはやや狭いが、それゆえに利用者も少なく、夜間は静かに過ごせそう。
よし、ここで車中泊することに決定だ。

2016/6/20 23:03  [1498-4654]   

旭橋を渡りまーす 小樽運河に到着〜(早っ) 観光用ボートが通りまーす 北一硝子でございまーす



車内に黒ボードとカーテンを張り、車中泊モードにしておいた状態で、
さっそく市街地へ向かった。
この公園からすぐ目の前にある旭橋を渡ると、すぐに小樽運河とぶつかる。
車中泊会場から徒歩5分、いい立地条件ではないか。

小樽運河は大正12年に完成され、海運を支えた運河だ。
運河の両サイドには倉庫が立ち並び、海からの魚介類を揚げ、陸からの資材を積み込む。
そんな海路の要所として栄えたが、時代とともに運河の役割を終え、一時は運河全てを
埋め立てて道路や商業施設にしてしまおう、という計画があったが、市民の猛反対によって
その計画は中止。散策路や外園が整備され、小樽を代表する観光施設となったのだ。

レンガでできた倉庫、橋、散策路、夜になればガス灯が運河を輝かせたりして
古き良き時代のノスタルジックな雰囲気を存分に楽しめる。

いまはまだ15時。運河沿いをブラブラと散策して楽しもう。
運河に沿って整備された石畳の遊歩道を歩く。
運河をゆっくりと走る数人乗りの観光案内船がときどき見れる。
大きなトランクを引きずりながら歩く旅人も多い。
50mおきくらいに橋があるのだが、その橋の上のちょっとした広場では記念撮影や人力車の
客引きの姿もあった。
「よう、おねーさん。小樽運河の人力車、乗ってかね? 運河のまわりを案内したげるよ」
残念だったな、オレは男だ。

しばらく進み、内陸側に行くと「北一硝子三号館」があった。
石油ランプ製造に始まった北一硝子。今では小樽を代表するガラス工芸品の土産物として
お手軽な価格なのに手作り感たっぷりで、とても人気が高い。

館内は、それこそもうガラス製品一色。
コーヒーカップとか、日本酒の徳利、花瓶、風鈴など。どちらかというと風情あるものが多い。
のぼるは日本酒が好きなので、徳利を買おうかと思ったが、考えてみると
四合瓶からそのままお猪口やぐい吞みに注ぐので、徳利なんて使わないのだ。
だったらお猪口かぐい吞みにしようか、とも思ったが、微妙に安定感のないものばかりで諦めた。
100円ショップのセトモノかヤマダ電機のもらいものを普段使いのデフォにしてると、
こういう場で「美の良さ」を感じるセンスが薄れてしまうのよね。

この建物の一角に、小樽の地酒の試飲コーナーがあった。
今日はもう運転はしないので、ここぞとばかりに試飲。
日本酒はもちろん、リキュールの「飲むヨーグルト酒」というのも美味。
買わないけどね。

外に出て少し歩くと「北菓楼」という洋菓子のお店があった。
小樽で洋菓子といえば北菓楼と言われるほど有名なお店。
「ご試食いかがですか〜」
と超薄切にしたバームクーヘンを道行く人に提供していたが、すげえ人だかりができている。
よく見ると、そのほとんどが中国人。
うわっ。こんなとこにも中国人が来てる。

2016/6/21 23:10  [1498-4656]   

小樽を歩く 雑貨屋でみつけたステッカー 街でみかけたラーメン屋 スープカレーラーメン

小樽の観光街をウインドウショッピングしながらブラつく。
品のいいオルゴール店、美術館、喫茶店、ファンシーグッズ店・・・
いろいろあって面白いが、欲しいものアレもコレも買ってるとお金がいくらあっても
足りないので「コレは欲しい!」と物欲センサーが反応する直前で店を後にする。

妙な雑貨屋で見つけた「ねこが乗ってます」と書かれたステッカーは妙にどストライクだった。
300円程度なので買ってもいいとは思ったが、この程度のデザインなら自分で
パソコンを使って同じものを作り、マグネット仕様にすることもできるので、やめておいた。

さて、夕方になって少し腹が減った。
小樽でうまいものというと、まあなんでもいいのだが、今は妙に「ほっけ焼き定食」が
無性に食べたい気分。
北海道のほっけ焼きは本州のそれと比べて1.5倍ほどもある大きく脂がのりまくったもので
かなりうまいらしい。
旅をしていてこういうのを食べる機会ってのは意外と少ないもので、北海道に何回か来ていながら
一度も食べたことがなかった。

というわけで、繁華街へ歩みを進めて定食屋を探した。
しかしながら、探し方が悪いのか、ほっけ焼き定食のある店は「まったく」なかった。
たいていが寿司屋とか居酒屋で、ほっけ焼きはあっても一品料理であり、定食として
売ってはいないのだ。
なんなんだよ小樽。
困るんだよ小樽。

30分ほども彷徨って、けっこうヘトヘトになった。
そんなとき、目の前にうまそうなラーメン屋を見つけた。
JRの高架橋の直下にある、雰囲気のある店だ。
「右衛門(うえもん)」というお店で、スープカレーラーメンがオススメらしい。
そういえば最近小樽ではスープカレーラーメンなるものが流行っているようで
まあ、食べてみるのも悪くなかろう。ていうかもう歩きたくない。

のれんをくぐって店内に入る。
黒を基調とした和風の佇まいで、開店直後らしく客はまだ誰もいなかった。
最初に食券自販機でチケットを買うのだが、醤油・塩・味噌も一通り揃っていてけっこう迷う。
結局スープカレーラーメンを注文した。
若いあんちゃんが一人できりもりしており、なんだか全霊をかけてラーメンを作っていた。
いいね。命かけて作るラーメンにまずいものなしだ。

カレーのスパイシーな香りが店内に立ち込めてきたかと思ったころ、
「お待ちどうさまでしたー!」
とカレーラーメンが到着。
おお、いい香り。
サラリとしたスープではあるが、一口飲んでみるとけっこう濃厚。
ああ、これはアリだな。そう思えるカレー味のラーメンだ。

しかしだ。
トッピングにネギとメンマが入っているのが減点。
ふつうのラーメンには入っていて当たり前の具ではあるが、カレーラーメンには合わない。
せっかくのカレースープに雑味が混じっている感じになるのだ。
なので、どうせやるならチャーシューと、コーンでも浮かべたらいかがだろうか。

最初に余計なネギとメンマを食べて、そのあとじっくりとラーメンを味わう。
もっちり麺にこのカレースープがよく合っている。
いいね。うまい。けっこうやみつきになる味だわコレ。
座布団みっつあげよう。

・・・星じゃねーのかよ。

2016/6/23 22:26  [1498-4657]   

旧国鉄手宮線の公園 なんだ、食いもんくれんのか? なんだなんだ、メシか? メシなのか? ほっけ焼きと熱燗♪

ラーメン屋を後にする。
あたりはまだ明るいが、もうすぐ薄暗くなるころだ。
もう少し街を散策してから公園に帰ろうか。

ふと、縦にだだっ広い公園があった。
その真ん中には鉄道の線路跡がある。
今は廃線となった旧国鉄手宮線の名残の線路跡だ。
むかし石炭をここまで運び、運河から全国に輸送していたという。
なかなかロマンあふれる公園だね。

その終点まで歩き、路地裏を歩く。
そのときだ。
道路をなにかがササっと横切った。
ねこだ。
白黒のブチの野良猫。

ほう、小樽の野良猫か。
ヤツは民家の間の隙間の、ちょっとした空地に入っていった。
その後を追って、その空地を覗いてみる。
「にゃー」
のぼるの声に反応して、ヤツが影から顔を出した。
なでさせてはくれないが、けっこう近くに寄ってくる。

小樽の野良猫はザンギや寿司の残りを食べて暮らしているのだろうか。
グルメなやつめ。
などと見ていたら、その奥から5匹くらいわらわらと出てきた。
みんな同じ白黒ブチなので、きっと親兄弟だろう。
「なんだなんだ、人間だ。食いもんくれるのか。はやくよこせ」
みたいな顔でじーっとこちらを見ている。
「悪いな、なにも食いもんは持ってねーよ」
と言うと、理解したのかのそのそと退散していった。
煮干しでもあげたらモフらせてくれたのだろうか。

さて、そろそろ日が暮れる。
どうしようか。
実はもうちょっと何かを食べたい気分。

どうせクルマは運転しないのだから、居酒屋とか行ってほっけ焼きに熱燗ってのも悪くないな。
いや、むしろそれかなり上等な選択肢ではないか。
すっかり酒飲みの血がうずいてきた。

たーべるんだ、たべるんだ ほっけを焼いたやつ〜♪
日本酒 熱燗 ほっけ焼き ゴールドコンビ〜♪

面白そうな居酒屋は、先ほどのラーメン屋の付近に何軒もあったのだがそこへ戻る気力はない。
運河のほとりの大通りを歩くと、ホテルの1階の寿司屋があり、一品料理もやってるところを
見つけたのでそこに入った。

「いらっしゃいませー」
ホテルの制服を着たウエイトレスに案内され、カウンターに腰かける。
カウンター内では割烹着の板前さんが2名。寿司職人だ。
客は数組、みんなこのホテルの宿泊客のようで、夕食の寿司を食べながらビールを飲んでいる。

「ほっけ焼きと、あと熱燗」
そう注文した。
数分待って、まず酒が出てきた。
手酌でまずはぐいっと。
むう、うまい。
いつもは冷酒ばかり好んで呑むが、熱燗も悪くないね。

それから10分ほどして、ほっけ焼きが到着。
2本目の酒を注文させるためにわざと焦らしたのだろうが、甘いな。
酒はぬる燗のほうが好きなんでね。半分以上とっておいたのさ。

ほっけ焼き。
とりあえず中骨を剥がしてそこにこびりついたやつを食べる。
貧乏臭いが、この骨に付いた白身が極上にうまいんだ。
さて、メインの白身に箸を入れと「じゅわり」と脂がにじむ。
ほくほくと湯気が立つところをパクつく。
うほっ。うま!
醤油をちょっとかけるが、脂で分散してしまう。
いや、これは酒が進む。たまりませんなぁ。

新規のカップル客が入店し、板前さんは忙しそうに寿司をにぎっていた。
その脇で、のぼるは独りこの旅の終焉を祝っていた。

2016/6/24 23:57  [1498-4658]   

日暮れの小樽運河 夜桜(夜景モードの撮影は激ムズ)

さて、帰ろう。
レジでお支払い、1500円。
熱燗一本とほっけ焼きで、その値段?
お通しも出さずにその値段?

外に出ると、小雨がパラついていた。
くっそ、最後に雨かよ。

少しだけ夜の運河を眺める。
ガス灯が光ってキレイだ。晴れてれば夜の運河をゆっくり散策するのもムードがあって
いいかもしれない。

近くのローソンで何かのための非常食としてスティックタイプ5本入りのメロンパンを買って帰る。
帰り道に満開の夜桜が一本ライトアップされているのを見た。
夜の小樽も、昼間と違った景色が楽しめていろいろ面白いものだ。

クルマに戻り、すぐにジャージに着替える。
ジーパンとか少し濡れてしまったが、クルマの天井のゴムロープに干しておけば
朝には乾くだろう。

雨はだんだんと本降りになってきた。
もう外には出ないのでナンボ降っても構わないが、クルマの中に閉じ込められた気分というのは
あまりいいものではない。
せっかく公園で車中泊してるというのに、夜の公園を散歩することもできやしない。

仕方なく明かりを消して横になった。

明日はいよいよ帰りのフェリーに乗船だ。
道内5泊、やれることはやったが、もっともっといろんなところに行きたかったね。
やっぱ1ヶ月くらいゆっくりと旅したいと思う。
まあ、それをいいはじめたらキリがないか。
今回はいきなり降って沸いたチャンスを最大限に活かしきったのだから、よしとしようじゃないか。

結局のところ、せっかく持ってきたコンロやヤカンは全く使わなかった。
こんなことなら持ってくるんじゃなかった。
ニセコで買った風防のアルミも、持ち腐れだったね。
まあ、道の駅とかで火を使うのは基本的にマナー違反になることが多いので、
使わないに越したことはない。
ゆえにコンビニがすぐそこにある場所でばかり車中泊をしていたわけだし。

それにしても、朝晩がオニのように冷え込んだのは初日の千歳で車中泊したときだけだった。
翌日からは普通にグッスリと気持ちよく寝れたし、朝も気持ちよかった。
なので寝袋もまったく使わなかった。
だが、寝袋は基本的に車内に常備しており、何かあったときのために必要となるので
まったく使わなかったからといって次回置いていくつもりはない。
使わなくとも、無いと不安になるものなのだ。

さあ、寝よう。
最後の夜も、グッスリ寝るのだ。

2016/6/26 01:12  [1498-4659]   

鱗友朝市 ザンザス時代に入った玉の湯 セイコマの焼きうどん

いよいよ最後の朝がやってきた。
6時に目が覚める。
昨日は小樽の街をたくさん歩いたので、かなり深い眠りであった。

だが。
雨は止んでいない。
止んでいないどころかパワーアップしている。
土砂降りとまではいかないが、ここから100m先にある公衆トイレまで傘をさして
サンダル履きで行っても、確実に足などびしょ濡れになるレベルだ。
ていうかまずはトイレに行きたいのだよ。
どうしよう。

仕方なく外に出ることなく車内からクルマを動かせる状態にする。
室内から黒ボードとカーテンを外し、ラゲッジルームから運転席にムリヤリ移動。
耐久性に乏しいセンターアームレストや運転席の愛用ホット&クール座席カバーを壊さないように
移動するのは非常に難しいのだ。
なんとか発信準備が整い、急いで100mだけ移動し、用を足すことに成功。

車内に戻り、もとの駐車場に戻って再びラゲッジルームに移動。
とりあえず、朝食として昨日ローソンで買ったスティックメロンパンを食べる。
スープやコーヒーはなく、水だ。

なんとかこれで落ち着いた。
とりあえずフェリーの中に持ち運ぶ手荷物の準備だけした。
着替えと小物類、洗顔セットをデイバッグにきっちりまとめる。
だが、これではフェリーの中では快適に過ごすことはできない。
食料が何もないのだ。
どこかコンビニで弁当やらカップ麺やらを買っておかなければならない。

というわけで、Tシャツとジーンズに着替え、すぐ近くのローソンへ行ってみた。
「おや」
ローソンの駐車場のすぐそばに、営業している食堂がある。
マジか。まだ7時にもなっていないのに、こんな早くからやってる食堂があったのか。
3件ほどの食堂がひとつの建物にまとまって「鱗友(りんゆう)朝市」と書いてある。

たしか聞いたことがある。小樽で朝早くからやっているうまい食堂がある、と。
ここのことか。
しかも朝4時から営業していると? どこにそんな朝っぱらから食堂に入るニーズがあるのか。
あ・・・フェリーから降りた人が来るのか。しまった・・・上陸のときここに来ればよかった。
まあ、フェリー客だけでなく、港の漁師とかの朝は早いからな。

外にメニュー一覧があったので見てみると、昨日あれだけ必死に探していた「ほっけ焼き定食」も
あるではないか。くそー、最初からここに来ればあんな苦労しなくて済んだのに。

だが料金改定されたのか、値段はちょいと高くなっている。
さきほどメロンパンを食べたばかりだし、今は定食とか食べるほど空腹ではないのでスルー。

ローソンの店内に入り、フェリー内で食べるものを物色する。
だが、高い。セブンもローソンも基本的に値段が高い。
そのかわり、ローソンの店の前に弁当屋の「ほっともっと」を発見。
8時から開店らしく、フェリー出港まで間に合うので、昼飯はほっともっとで買おう。

クルマに戻り、ナビでいちばん近いセイコマを検索。
ここからクルマで5分ほどのところにあるので行ってみよう。

少し入り組んだ道路を進む。
その途中、偶然だが昔バイクで来た銭湯「玉の湯」を発見した。
ずいぶん昔のことなのですっかり忘れていたが、今も現役でやってるんだな。
えらく懐かしくて涙出そう。

セイコマはすぐに見つかり、そこで100円のカップめん2つと焼きうどんを買い、
クルマの中で焼きうどんだけ食べた。
うん。これで昼まで腹は減らないだろう。

8時になり、先ほどのほっともっとに行き、北海道限定の十勝豚丼弁当を買った。
これでフェリーの準備は終わった。

小樽でやるべきことは、これで全て終わった。
さあ、フェリー乗場へ行こう。

2016/6/26 21:44  [1498-4660]   

乗船待ちのエアロ集団 のぼるの寝場所 さらば小樽、さらば北海道 カモメ「また来いや」

小樽港のフェリー乗り場へはクルマで5分ほどで到着。
その瞬間に、なんと雨が晴れた。
みるみる雲が消えていき、太陽までも顔を出した。
てめチキショー! 帰るときに晴れるとか、フザけんな。

係員の案内に従ってフェリー搭載待ちの駐車場に進む。
帰りのフェリーは雑魚寝部屋なので、早めにいい部屋を確保したくて早めに来たわけだが
すでに20台ほど先客のクルマが並んでいた。

「あー、お客さんのクルマはエアロだからフェリーに上るときに下をこするかもね。
エアロ専用の乗船口があるから、そちらに行ってもらえる?」
駐車場の案内のおやじがそう言って別の駐車場に誘導する。
いや、違う。リップ付けてるだけでエアロじゃねーっての。
そう言っても仕方ないので誘導に従う。

乗船が開始されると、エアロ系のクルマは最後の最後に搭乗となってしまい、
雑魚寝部屋速攻確保計画は水の泡となった。

フェリー内の車両甲板にクルマを乗り入れ、客室への階段を上がる。
雑魚寝部屋は10帖ほどの部屋が10部屋ほどあるのだが、そのほとんどはいいポジションが
陣取りされていた。
諦めかけていたら、酒呑みオヤジたち4人ほどが乾杯している部屋の奥、窓側のすみっこが
空いているのを見つけ、そこを自分の寝場所にすることにした。
これでまずは一安心だ。

間もなくフェリーは港を出港。
デッキに出て、離れゆく小樽の街を眺めながら、旅の終わりを感じていた。

6日間、あっという間に終わってしまった。
バイクツーリング時代の思い出の場所を紡いだり、行ったことのない地を走ったり、
貧乏なりに工夫して名物料理を食べたり、そして連日の車中泊。

まさにこのフィット3ならではのパフォーマンスを駆使した旅であったといえる。
30km/Lの高燃費、楽勝で車中泊ができるフルフラットで大容量の荷室、たくさん荷物を
載せてもパワフルに走るスポーツハイブリッドDCTのエンジン。
日常でも旅でも、やりたいことを「やれるよ」と受け止めてくれるいいクルマだ。

そんな相棒とだからこそ、自分の知恵と勇気を如何なく発揮できるというもの。
今回の旅は時間がなくて準備がきっちりできず、ちょっと行き当たりばったりな旅に
なったりもしたが、そういう旅もまた楽しいものだ。

さらば北海道、またいつか来よう。
そのときはまた、格別の景色と味と「風」で楽しませてくれよな。




The End of Files....

2016/6/29 08:01  [1498-4667]   


あとがき

少し趣向を変えて「北海道を旅するにはいくらかかるか」というのを、今回の旅を基に
検証してみたいと思います。
みなさんの旅行の目安にしてもらえれば、と思います。

まず、フェリー。
じぶんの乗りなれたクルマで北海道を旅するのは、やはり格別です。
まあ、中には「限られた休暇で有意義な旅をするなら飛行機で行ってレンタカーだろ」
という方もおられますが、とりあえずフェリーにクルマをのっけて行く、というスタイルで
検証します。

新日本海フェリーの新潟・小樽の片道は、FIT1台+運転手1人の雑魚寝部屋で19030〜25200円。
価格にひらきがあるのは、行く日によります。夏休みとかに行くと高額になります。
往復を一緒に購入すると、復路が1割引になります。
お盆休暇を利用して行こう、と考えると往復5万円が目安になります。
で、ちょっといい部屋にしたい場合は、そのぶんの料金が加算されます。
ベッドで寝たい、となるとプラス5000円。個室がほしい、となるとプラス10000円ほどが
目安になります。

今回の私の旅では、行きのフェリーだけ個室(ステートB)をとって行ったので、
行き25510円、帰り18430円の合計43940円となりました。

次に、道内の交通費や飲食代、そして宿泊代等を検証します。
基本的に車中泊、食事はコンビニ、たまに外食、なんてことをするとかなり安上がりになります。
上陸初日の支出だけ詳細に分析してみましょう。

すき屋 まぜのっけ朝食320円
セイコマ 缶コーヒー86円
カムイ岬 管理費100円
セイコマ デミソースチキンパスタ108円
homac レンジグリルガード152円
セイコマ 和風焼うどん、ナポリタンミート計246円
洞爺いこいの家 温泉 440円
昭和新山 駐車場代500円
きのこ王国 きのこ汁、きのこカレーパン計324円
らーめん 時来也 みそラーメン780円
セイコマ ツマミ かぼちゃポタージュ、ザンギ、プチポテト計301円

合計3357円。安いでしょ。
では最終日まで通して、道内で全部でいくらかかったかを計算してみます。
詳細は省きますが、唯一泊まった「ましゅまろ」の宿泊代や道内で給油した額も
コイン洗車代も全て加算します。

25002円でした。
ちなみにスロットで7000円勝ってますので、総支出的には18000円というところ。

これにフェリー代と合わせると、旅費総額61942円です。
仮にスロットで勝負しなかったとしても7万円までかかっていません。
どうです。道内5泊でそのうち1泊をとほ宿で泊まってもこの価格。
けっこう遊んで好きなもの食べてるわりに、すげえ格安じゃないですか。
なんか、現実的に「それくらいなら無理すれば行けるんじゃないか?」って思えてきませんか。

小型車フィットだからフェリー搭載も安く、しかも車中泊ができる高燃費ハイブリッドカー
だからこそ実現が可能であるわけです。
こういう数字を見せられると、私がこのクルマにぞっこんである理由がよくわかると思います。

お金の話ばっかりして下世話なことこの上ありませんが、憧れの北海道で、楽しい旅をして
いい思い出を作るのに、これくらいの価格で行けるんです。
まとまった休暇がとれたのならば、チャレンジする価値は充分あると思いますよ。

それでは、みなさんの旅の熱を思い切り煽りながら、今回は閉幕とさせていただきます。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

2016/6/30 10:07  [1498-4668]   


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