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「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
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縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
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紹介文

パソコンは、元々オーディオ用に作られたもの(例えばONKYOのパソコン)以外は
音楽再生には必ずしも向いているとは言えません。
(パソコンはリアルタイム処理が苦手です。)
そこで、自分のパソコンを、できる範囲でオーディオ用にセッティングしてやることで
再生ソフトの安定化と、音質向上に役立ちます。

どの手法もインターネットで拾い集めた情報ですが、一つにまとめた記事はなかなかありませんので、私の経験から、これらのことをまとめた掲示板があればいいなと思い、立ち上げた次第です。

  • パソコンをオーディオとして使用する際の音質アップ大作戦。の掲示板
  • パソコンをオーディオとして使用する際の音質アップ大作戦。の伝言板
  • パソコンをオーディオとして使用する際の音質アップ大作戦。の投稿画像
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パソコンは、意識しなくてもたくさんのプログラム処理を行っています。

音楽再生だけが必要な時にも、バックグラウンドでは、ウィルス対策プログラムや、
各種更新プログラムチェックプログラム。メーラーや、自動バックアッププログラムなど。

音楽再生には直接関係のないプログラムや機能が働いています。
OS(オペレーティングシステム)も、大きなプログラムです。

音楽再生に関係のないプログラム、機能を止めてやることが、基本的な考え方です。

そしてできる限りCPUのパワーを、音楽再生に振り分けてやることが大事です。
ある人は、PCを音楽再生専用と割り切り、LANケーブルを外してネットを使わない。
ウィルス対策プログラムをアンインストール、もちろん余計なデバイスは外して、
最後には、OS(Windows)のインストールを数十回繰り返して、OS容量の実に7割をそぎ落とし、
最小構成で動くようにした方もいらしゃったようです。(画面も表示されない代物だったとか。)

要は、パソコンに余計な仕事をさせず、音楽再生に集中させるということです。

上記のように極端な設定は責任が持てませんので、誰にでもできる簡単なことから始めましょう。

2013/10/29 20:46  [1418-1]   

追加プランの表示をクリックし、高パフォーマンスを出現させて選択したところ。 高パフォーマンスの横、プラン設定の変更をクリック。詳細な電源設定の変更がある。 電源オプションのウィザードが開きました。中程にあるUSB設定に注目。 これで適用をクリック閉じてください。お疲れ様でした。

早速やってみましょう。PCの環境を整えていきます。
PCのスペックが弱い時には効果は大きいはずです。

まず電源プランの変更を行います。(音楽再生に必要な処理が、活動しやすいように設定を変えます。)

1)コントロールパネル→電源オプション→電源プランの選択またはカスタマイズの画面を出してください。
(私の環境は、Windows8なので、多少表現が違うかもしれませんがそう違いはないはずです。)

上から バランス(推奨)
    省電力
と並んでおり、クリックで選択できるようになっているはず。
このほかに高パフォーマンスという項目がおそらく隠れているはず。

2)下の追加プランの表示という所横の、矢印をクリック。
出てきましたか?
では高パフォーマンスにクリックです。(その代り若干消費電力が増えます。)

3)次に、選択した横にプラン設定の変更とあります。これをクリックしてください。
中ほどに詳細な電源設定の変更とあります。クリックしてください。

これも中ほどにUSB設定とあります。左側の+をクリックして展開。

USBのセレクティブサスペンドの設定。左側の+をクリックして展開。

デフォルト(初期状態)では有効になっています。無効にしてください。
これが有効になっていると、PCが省電力状態から復帰した際に、USBのハードディスクが認識されなくなったり、
認識されるのに時間がかかってしまったりします。

最後に適用をクリックして閉じてください。

2013/10/29 21:17  [1418-2]   

左側にシステムの詳細設定があります。クリック。 次にこの画面が出てきます。パフォーマンスの項目、設定をクリック。 パフォーマンスを優先するを選択、全ての視覚効果処理が落されます。慣れが必要です。 これがキモです。

さて次は、電源オプションと同じぐらいに大事な項目です。

パソコンに音楽再生以外の、余計な仕事をさせない設定です。

コントロールパネル→システム→左側にあるシステムの詳細設定をクリック
→詳細設定タブのパフォーマンスにある設定をクリック→パフォーマンスオプション

視覚効果タブで、デフォルトでは、コンピューターに応じて最適なものを
自動的に選択する(L)

が選択されていると思います。
これを、

パフォーマンスを優先する(P)

を選択してください。

*これは、システムの能力を、画面表示の余計な機能(主にアニメーション処理)
をそぎ落として、再生プログラムの処理に回す設定です。

次に、詳細設定タブを開きます。
上段プロセッサのスケジュールで、デフォルトでは、プログラムになっています。

バックグランドサービスに設定してください。

*これは、CPUがどちらに重きをおいて処理していくかを設定するものです。
音声信号をサウンドデバイスに送信する際、コンピューターはリアルタイムで演算処理を行い、
USBケーブルから信号を送っています。
この処理は目には見えません。
(バックグランドにて我々が意識せずとも働いているものです)
もうお分かりでしょう。
バックグランドを優先して処理するように設定したわけです。

2013/10/29 21:44  [1418-3]   

コントロールパネルで、サウンドを選択。 サウンドを開いたところ。デフォルトでは、Windows標準なっている。 サウンドなしに変更する。

いよいよパソコンの設定は大詰めです。
意外と簡単でしたか?

では参ります。

今回の設定は、かなりシステムに負荷かけているので、効果ありですよ。

、、、システムサウンドを落とします!!!

えっ?なんです?

だから、システムサウンドを一切ならなくします。

音質を追い求めるならこのくらいストイックにならないと。

実際システムのスペックがぎりぎりの線にあると、
メールの着信音が鳴っただけで再生が止まります。

さあ頑張っていきましょう。

まずコントロール→サウンド→タブ付のサウンドウィザードが開きます。

ここで、サウンドタブを開いてください。
サウンド設定(H)の下(たぶんデフォルトでは、Windows標準になってるかな?)
クリックします。

クリックすると、下側にびろ〜んと多数のサウンドテーマが出てきます。
その中にサウンドなしというのがあると思います。選択してください。
適用をクリックして閉じてください。

以上で、音質を良くして、再生ソフトを安定させる設定方法でした。
お疲れ様でした。

2013/10/29 22:10  [1418-4]   



コンピュータを開いたところ。Cドライブ上で、右クリックプロパティー。 つづいてこの画面が開きますから、エラーチェックの項目、チェックをクリック。 念のためスキャンしておいてください。 最適化を選択するとこの画面。NG項目があれば必ず最適化を実行。

さて、お掃除を始めますか。頑張りましょう!!!

まずは、音楽ファイルを含むデータをしまっておく棚の整理整頓と、
棚に破損個所がないかをチェックします。(棚=HDDハードディスクドライブ)

Windowsに搭載されているシステムツールで、作業を行います。

スタート→コンピュータ→作業するディスクを選択し、右クリック。

ローカルディスクのプロパティーが開きますので、ツールタブをクリックします。

上から3つ項目が並んでおり、エラーチェック、ドライブの最適化とデフラグ、バックアップとあります。(今回はバックアップの項目は使いません。)

【 エラーチェック 】の枠の中にあるチェックをクリック。

環境によっては、【 このドライブをスキャンする必要はありません 】と、表示されるかもしれませんが、せっかくですからその下の【 ドライブのスキャンをクリックしてください。 】

通常は、数分から数十分でスキャンが終わります。
問題がなければ、エラーは検出されませんでしたと、表示されます。
もし、エラーが検出された場合には、慌てず表示されたダイアログに従い、エラーの修復を選択してください。

ここまでの作業で、データの収納棚に破損がないかを確認できました。

つづいて、デフラグ(最適化)です。

様々なデータは、多種多様なプログラムで生成され、すべてHDDで管理保存されます。
HDDは、このデータを【 書き込み 】【 読出し 】という作業を高速で反復させています。
かなりの稼働率です。

最初は、いろいろなサイズのデータも、整然とHDDの中に並べられていて、使用しているプログラム、たとえば音楽再生プログラムが必要な音楽ファイルデータを、
素早く見つけて読み込むことができます。

ところが、月日が経つにつれ、棚の中にきれいに収められていたデーターが、
所々隙間が空いた状態になり、新しく保存されるデータは、
その隙間に沿ってバラバラに保存されるようになります。

つまり、1つのデータがハードディスクなどの複数の場所に分散して保存されている状態になります。

このようになってしまうと、音楽データもそうですが、プログラムが欲しいと思ったデータが、
あちらこちらに散らばっている状態ですので、当然読み込みが遅くなります。

これを断片化と呼び、もう一度整頓しなおすことを、デフラグといいます。

では、エラーチェックの枠の下にある【 ドライブの最適化とデフラグ 】内にあります最適化をクリック。

あなたのパソコンの構成に応じたドライブが、上から並んでいます。
右側の現在の状況に、注目していただいて、基本的にOKが表示されているドライブに関しては、
問題ありません。
OS(Windows)に、スケジューリングされた通り、自動デフラグが機能しているからです。

もしNGや、断片化率が40%を超えたものがあれば、そのドライブを選択して、
右下にある最適化をクリックします。
(環境にもよりますが、場合によっては一時間以上かかる場合もあります。パソコンを使用しない時間帯。たとえば寝る前等に実行してください。)

※古いOS(たとえばXPなど)は、自動スケジューリングの機能がないものがあります。
デフラグは、非常に大きな影響を与えるものですので、必ず確認のうえ断片化が進んでいるようならば、実行してください。
パソコンの大掃除で処理能力アップ!!!

2013/10/31 13:46  [1418-10]   

クリーナーを選択し解析を終えたところ。削除対象が表示されている。 削除終了。116.1MB空き容量を確保できた。 クリーナーを選択。問題点をスキャンで、該当するファイルが表示される。 最終段階。選択したすべてを解決クリックで、終了。

いよいよパソコンに溜まったチリやほこり、捨てちゃいましょう。!

ここでは外部のお掃除プログラムを使用します。
かなり知名度、実績の高いソフトです。もちろん無料。

CCleaner(シークリーナー)です。
下記からダウンロードしてください。

http://ccleaner.softonic.jp/

言語選択で、Japaneseを選択するのを忘れずに。

インストールが終われば、立ち上げてください。
操作は簡単です。

まず左側のアイコン群が、【 クリーナー 】になっていることを確認してください。

そしてその右隣に、何やらたくさん項目が並んでおり、チェックが入ってる項目、
入っていない項目が並んでいますね。
これはそれぞれの項目に対して、クリーニングの対象にするかしないかの選択になります。
私はほぼ、デフォルト状態で使用していますが、何の問題も起きたことがありません。
ですが、一応確認は、しておいてください。

中央下部に【 解析 】というボタンがあります。
これは、パソコンの中を分析して、ちりやほこり(必要のないファイル)を、
集めて表示する作業です。

パソコンは、ユーザーが意識しなくても、必要のないデータをため込んでいくものです。
例えば代表的なものが、インターネット一時ファイル、クッキーなどです。
ネットを見るだけで、ホコリがたまるのです。

基本、集められて表示されたものに関しては、全部必要ありません。
捨てちゃいましょう。
右横にある、【 クリーンアップ開始 】を、クリックです。

画面上側に、どれだけの容量が、掃除によって空いたかを示しています。
初めての方は、その容量の大きさに、びっくりされることでしょう。

つぎに、画面左側アイコン群、上から二つ目、【 レジストリ 】を選択してください。

これは主に、プログラムのインストール、アンインストールを繰り返した際に、
削除しきれなかったプログラムの断片です。
(たとえば、どのプログラムにも関連付けされていないファイルを、検出します。)

画面中央下部【 問題をスキャン 】をクリックします。(先ほどの解析と同じ作業です。)

スキャンが終わると、問題のあるファイルがリストアップされます。

【 問題点を解決 】をクリックです。

するとポップアップウィンドウが開きます。
バックアップを取るかどうか聞いてきますので、バックアップを取っておきましょう。
そのほうが安全です。(私はこの7年間バックアップを取ったことがありませんんが、、、)

そして表示された【 問題点の解決 】をクリックしてください。

きれいになりました。

以上
ディスクエラーチェック、デフラグ、クリーンアップ、レジストリの削除を、行いました。
これらは定期的に行うようになさってください。
ちなみに私の場合は、気が付いたら行っています。(最低一か月に一回程度)

これらの作業は、パソコンの高速化の作業です。
パソコンが高速で動くということは、リッピングや、音楽再生等に有効に働きます。

2013/10/31 14:51  [1418-11]   



ソフトを立ち上げたところです。まだデータは入っていません。 変換元のファイルをセットしたところです。AAC44.1を、FLAC192.0に変換します。 EXPORTを選択するとこの画面です。ノーマライザー・ディザ選択状態、お勧めしません。

ここでの、方法論は、今まで語ってきたCPUの負担軽減。
余力を再生能力に振り分けるといった考え方に基づくものです。

まず大まかに、これからの作業を説明します。

人によっては、ファイル形式(MP3、m4a、m4p、WMA、WAV、FLAC等)が、
バラバラに保存しているという方もいるかもしれません。

特に、iTunesで音楽配信を利用している方は、m4aや、m4pと、MP3等と混在していると思います。

いろいろなファイル形式が混在していると、再生ソフトは内部的に
読み取りの【 切り替え 】を行います。

最悪の場合、大きなリレー切り替え音がしたり、曲と曲との間で、
次の曲の頭が途切れたり(切り替えの処理が間に合わない。)します。

また、サンプリングレート(CDの場合は44.1KHz)が混在化している方もいると思います。
ハイレゾ音源を使用しだすと、このように(24Bit/44.1・96.0・192KHz等)混在しだします。

ファイル形式の違い、レートの違いが合わさると、再生ソフトは大忙し。
CPUにも負荷がかかることになります。

全部統一しましょう!!!

この作業に活躍してくれるのが、フリーソフトで有名な【 AudioGate 】です。
このソフトはもともと、音響機器メーカーのKORGが開発したソフトで、
割と最近までKORG製品ユーザーでないと、使用できないものでした。

現在では、一般ユーザーにも開放してくれているのですが、
変換を行う際にツイッターにツイートを、その都度行わなければなりません。
「 今からAudioGateで、変換を開始しまーす 」
のような内容がデフォルトで、ツイートできるようになっています。

ですから、ツイッターのアカウントが必要ですので、持っていない方は新規登録しておきましょう。

では、バラバラの拡張子を持つデーターを、変換していきましょう。
私の個人的なおすすめは、FLAC(基本的に音質の劣化がない)ですので、
形式はこれにします。

サンプリングレートは、最大の24Bit/192KHzにアップコンバートし、統一します。

これは、現在のオーディオインターフェースや、音楽配信(ハイレゾ含む)の上限が、
この水準だからです。
(一部DACでは、32Bit/384kHzなど、さらに高いサンプリングレートに対応する高級機もありますが、まだ384kHz収録の楽曲はないので、あまり気にする必要はないだろうと、思います。 )

では上記二つの作業を、AudioGateを使って行います。

http://www.korguser.net/audiogate/jp/dow
nload.html
より、
ダウンロードインストールしてください。

初期設定は、特になかった思います。(ツイッターへのログインが、必要だったかもしれません。)

まず変換したいオーディオファイルを、左上部のファイルから、
オーディオファイルを追加を選択し、ファイルを展開しながら目的のファイルを選択します。
(もしくは、下部のNO.とか、NAMEとか、楽曲名が表示される部分にドラッグ&ドロップで、
簡単にファイルをセットできます。)

そして、右側下部にありますEXPORTが選択可能状態になっていますので、クリックします。
ここでようやく設定らしきものが、出てきます。

一番上の出力するソングは、通常すべてで、良いでしょう。

出力先フォルダは、変換したファイルを保存するところを聞いています。
通常はミュージックフォルダに、なるのではないでしょうか。

ファイル形式は、FLACにします。(WAVでも構いませんが、非圧縮なので、容量が大きいです。)

ファイルの種類は、ステレオ。

サンプリング周波数は、192.0KHz。

量子化ビット数は、24bit。

で次がキモです。

詳細設定ですが、ノーマライズとは、楽曲によって異なる音量を自動で解析し、
変換の過程で、音量をそろえてくれる、大変便利な機能です。

ただしこの行為も、以前お話しした通り、デジタル処理でボリュームを絞ることになり、
情報の欠落をもたらします。

ですが大変便利な機能であることも事実。
使用するか否かの選択は、皆さんにお任せします。

そしてディザです。
これは説明するのが非常に難しいです。
主にダウンコンバートで有効になる処理です。

たとえばハイレゾ音源を、CDに焼くときなど、もとの情報量が多すぎて、CDに入りませんから、
ダウンコンバートする事になります。
すると、CDに書き込める情報量が減るといことは、
音量レベルも今までは1から10までメモリがあったのに、ダウンコンバートした途端
音量レベルは0と1しか目盛りはないですよ。ということになります。

オーケストラなどで、音量が極端に小さくなり、わずかな余韻を楽しむ場面で、
0に振り分けられたらどうします?

ここでディザの登場です。

これを選択すれば、どういう処理をするのかといえば、
人間の高域可聴領域である 20kHz あたりに僅かなホワイトノイズを挿入します。

このことによって多少なりともボリュームは増えます。
0と、1しかなかった目盛りが、0と、1と、3に増えるんです。
このことにより、失われた空気感を再現しようとする手法の一つが、ディザです。

お分かりになられましたでしょうか?

せっかくですが今回はアップコンバートのお話。
この機能は無効にしましょう。(せっかく説明したのに、、、(笑))

で、すべての項目が埋まればOKをクリックです。
すると、、、

ツイッターの画面が出ます。
ツイートの内容は、適当な文言が入ってますので、そのまま送信してください。

ようやく変換の開始です。結構なスピードでこなしていきます。
ただ、あまりにも大量のデータを、一気に処理しようとすると、フリーズしちゃいますので、
大体百曲以下にファイル数を抑え、順番に処理してください。

2013/10/31 00:15  [1418-8]   

立ち上げたところ。何の色気もなし。 ファイル保存先の設定です。好きな保存先を設定してください。 どのファイル形式に変換するのか選択してください。 アルバム全トラックを選択した画面。右側上から2番目のアイコンクリック。変換開始。

つづいて、CDからのリッピング方法です。

ここでは、後述するリッピングソフトで作業を行いますが、
リッピング中は、できるだけ使用していないプログラムは、終了させておいてください。
ウィルス対策プログラムは、たくさんのリソースを使用しますので、
作業中だけでも終了させるのが望ましく思います。

このことは再三申し上げておりますように、CPUのパワーをできるだけリッピング作業に
集中させるという考えです。特に、これから頻繁に使うであろう音源の作成です。
万全の態勢で挑みたいですね。

さて、普段私が愛用しているリッピングソフトは、【 CDex 】です。

使いやすいCD リッパーで、
音楽CD 内の各トラックを、WAVE / MP3 / WMA / AAC / OGG / FLAC / VQ
F 等々のフォーマットで
コピー&保存 することができるリッピングツールです。

比較的シンプルで分かりやすいインターフェースが最大の特徴です。

下記ダウンロードページよりソフトを入手してください。

http://cdex.softonic.jp/download

ではリッピング作業に入ります。

1.音楽CD を、CD / DVD / Blu-ray ドライブに挿入します。

2.「CDex.exe」 を実行します。

3.メニューバー上の 「Options」 → 「Select Language」 から 「japanese」 を選択し、
インターフェースを日本語にします。

このソフトは、内部エンコーダーを使って、音源を圧縮しながらリッピングすることもできるようになっています。

4.まず、メニューバー上の 「オプション」 から 「設定」 を開き、左メニューの 「ディレクトリとファイル」 をクリック。

5.保存先(ファイル変換)保存先(CDトラック)共に、変換後のFLACファイルの保存フォルダーを指定します。大抵の方はミュージックフォルダーになると思います。

6.次に、メニューバー上の 「オプション」 から 「設定」 を開き、左メニューの 「エンコーダ」 をクリック。

7.右の 「エンコーダ」 欄で、圧縮の際に使用するエンコーダーを選択します。
※ 個人的にオススメなのは、ファイルを無劣化で圧縮できる 「FLAC Encoder DLL」。
 今回は、パソコン内のファイル全てをFLACに統一ということですから、これを選んでください。

8.下の 「エンコーダーオプション」 欄で、圧縮の設定を行います。
※ 「FLAC」 → 「level 5」 ( 「level 8」 が最も高圧縮)。

9.トラックをエンコーダーで変換すると、通常は元のWAVE ファイルが削除されます。
( CD 内のデータが削られる訳ではない)

※ 元のWAVE ファイルも残しておきたい場合は、上部の 「エンコード後、WAV ファイルを残す」 に チェックを入れておきます。

10.「OK」 をクリックし、設定画面を閉じます。

11.必要に応じて、freedb からCD データを取得しておきます。

12.リップしたいトラックを選択状態にします。

11.あとは、右側縦に7つ並んでいますアイコンの、上から二つ目、
【 CDトラックを圧縮音源ファイルへ 】をクリック。
すると先ほど設定したファイル形式にて、希望のファイル保存先に自動的に変換データが、
格納されます。

2013/10/31 05:33  [1418-9]   



いくつかあります。

まずウィルスソフト。

これがPCに入ってるのと、入っていないのとではかなり音質が変わるようです。

音質を追求するならば、ウィルスソフトをアンインストールしてしまって、
危険回避のためLANケーブルを外す。

アップデートなど必要な時だけインターネットにつなぐ方法があります。
ただし安全とは言えませんから、自己責任でお願いしますね。

一番おすすめは、ウィルスソフトを常に最新のバージョンにしておくことです。
(ここでいうバージョンとは、ウィルス定義ファイルや、バッチの類ではありません)
ウィルスバスター2012よりも、2013というような、
プログラム自体のメジャーアップデートのことを言います。

これは、パソコン設定の項でも説明したPCに余計な仕事をさせない、
負荷をかけないということに通じます。

ウィルスソフトは、新しいものほど、処理が軽く出来ています。
仮にウィルス定義は取得できていても、新しいバージョンにしていないと、同じ製品名の物でも、
動作の軽さから言えば、倍ほども違うこともあるかもしれません。
新しいものにしてください。

2013/10/29 22:26  [1418-5]   

私の使用している、JRiver Media Center です。ビデオ、写真も扱えます。 お馴染みのiTunes 11 です。 ちょっとそっけない画面になってしまいました。Windows Media Player です。

次は、再生ソフトです。

例えば、普及率、知名度、共に高い、iTunes11 MediaPlayerをはじめ、 現在無料の物、有料の物とたくさんの再生ソフトがあります。

有名どころのフリーソフトでは、Foober2000、WinAMP、AIMP2 AudioGate
有料ソフトになると、JRMC19【私は音質と機能豊富なところからこれを使っていますが、日本円で約5千円します。】

なぜこんなにたくさん種類があるのでしょう。

それは音質を極めたもの、使えるファイル形式が多いもの、アップコンバートが簡単にできるもの。今はやりのDSD対応の物、そうでないもの。

人気のソフトには特色があります。

iTunesの特色は、何といっても優れたインターフェースが挙げられるでしょう。
このことが今日の普及率に、かなり貢献していると思われます。

ただし、その音質には賛否両論ありまして、度重なるバージョンアップで改善されてきているとは思うのですが、音質悪いというイメージが先行しているようです。

それと、使えるファイル形式が少ないのも欠点でした。(確か今現在でもFLACなど対応していないのでは。)
間違ってたらごめんなさい。

いずれにせよ、フリーソフトはもちろんの事、有料ソフトでも期限付きでの
お試し版があったりしますから、ぜひ比べてみましょう。

それと、再生ソフトでのやりがちな音質劣化行為。

絶対に再生ソフト側でのボリューム操作はやめてください。
外部の音響機器アンプのボリュームなどで操作してください。

これは、ソフト側での音量を絞る行為、デジタル処理によるもののため、情報の欠落が生じる。
ハードでの処理はもちろん昔ながらのアナログ処理になります。

音質を重視するソフトでは、Disabled Volumeと、言うモードがあるぐらいです。
これは文字通りボリュームの無効化、音量をソフトで変えることができないようにするものです。

上記のようなモードがない場合は、音量を100、最大にして外部で調整するようにしてください。

2013/10/29 23:06  [1418-6]   

補足

ボリュームを、ソフトで調整してはいけないのと同じ理屈で、
実は、イコライザーもいけません。
この操作も、パソコン内にて行う限りデジタル処理になり、
情報の欠落を招きます。

恐らく、DSP等の加工処理も、劣化するでしょう。

ここで一つ確認ですが、私がこの掲示板で示している【 良い音 】は、
元の音源(レコーディングスタジオの音質)に対して、
いかに劣化させず近づけるかを、目標にしています。

しかしながら、音楽は、読んで字のごとし、音を楽しむものです。
楽しみ方は人それぞれ。

イコライザーで、音の変化を楽しむのもありでしょう。

あくまでも参考になさって下さい。

2013/10/30 01:32  [1418-7]   

まだ気を付けたいことはあります。

この項目は、主に音響機器(DAC等)や、パソコンの増設ボードなどを、
購入する前にぜひ確認して頂きたい項目です。

単刀直入に申しあげます。

外付けUSB接続DACや、内蔵サウンドカード。 VS TVチューナー(内蔵外付け問わず)。

非常に不仲です。
TVチューナーのとあるメーカーでは特にひどく、
HPの中で、チューナーのデジタル音声出力条件条件として、

【 PUMA 】(スポーツ用品ではありませんよ。ピューマと呼びます。)

と、言う音声規格が必要と、あります。

このメーカーのサポートセンターに問い合わせをしましたら、
最初に対応した女性が、担当者に代わります。
とのことで、男性技術者?の方曰くPUMAの説明もそこそこに、
「 最近発売されたサウンドカードなら、対応しているはずです。メーカーに聞いてみてください。 」

じゃあ聞いてみましょう。

とある有名サウンドカードメーカー。
「 PUMA?存じ上げません。私が知らないということは、PUMAとやらには対応していないということです。 」

皆さんもぜひこの【 PUMA 】なるものをネットで調べてください。
スポーツ用品のプーマしか出てきませんから。(笑)

まあ種を明かせば、デジタル放送の著作権を守る規格の一つで、、、
すいませんあとは忘れました。

どちらにせよこのメーカーは、デジタル出力の条件としてもう一つ上げています。

【 外部USB機器の接続による、デジタル音声出力は、対応しておりません。 】

結局のところ、両者は並行して使えないのです。(このメーカー同士ではということです。)
TVチューナーを、他社に変更すると、共存できる場合もありますが、
動作条件も非常に小さく書かれていますから、見落として購入すると、、、

相性問題は、保証対象外です。ということに。

この相性問題は保証外という考え方は、主にPC自作の際にパーツ屋で慣習的に行われてきた商売形式です。逆に相性問題OKを、高らかに宣伝して集客している大手パーツ屋も出てきました。

まあとにかく地デジ関係は、過剰に著作権保護をうたい、がんじがらめになっている初心者には扱いづらいものですから、注意が必要です。

私もいろいろと経験をしましたが、まず、購入は、

大手のショップで購入。

相性を伴うような商品は、その保証関係を確認。

可能ならばメーカーにも動作条件について細かく確認。
購入前の相談を受け付けてくれますので、具体的にはUSBの接続で、
相性で使用できない事例はあるのか?
その場合交換返品返金の対応は、取ってくれるのか?など。

販売店にも同様の質問を、けん制の意味で確認しておくことで、
万が一相性問題が起こった際にも、ある一定の対応はしてくれるでしょう。

私の場合も相性問題で無事に、返金していただくことが、できました。

2013/10/31 16:09  [1418-12]   


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