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紹介文

2010年秋まではThermaltakeのSpedoを使用してたが、Spedoのサイドパネル前部分(フロント側)にメッシュになった部分がありそこから埃が入ってくるんですよね。
これが嫌だと思っていたんで、クーラーマスターのCM 690 II Plusをメインで使用するようになりました。
最近までSpedoは押入れの中で眠っていたんですが、眠らせておくのも勿体無いと言う事で改造してみようと思い立ち、いろんな工具を買ってきて自分なりに改造してみました。

ちなみにプロフィールに書いていないパーツを挙げると
SATAケーブル:
VZ-SA60RDx5
VZ-SA60GRx1
VZ-SA60YLx2

ベイオプション:EX-36B1

電源ケーブル類:
CASL244Rx4
PDS-281x2

ブラックライト:
CCFLーUVx3
CLK4UV2x5

ファン類
ZFL14025H-3Cx2
GF-1425PWM20AOx1
GF-1225PWM28AOx1
UCTVT12Px3
UCTVD14Ax3
UCAPV12A-Gx1
UCAPV12A-Rx1
UCAPV12A-Sx1
UCAP8-Sx1
UVLED120-GOx2
PCL-201x3
SP-FC70-BLx1

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さて、今度はアクリル板の加工ですが、これが難しかった…
傷が付きやすい&力加減を誤るとすぐ割れる等、こんなにもアクリル加工が難しいとは思いませんでした。
何枚アクリルを無駄にしたことか…
あ〜痛い出費でした。

まず、左サイドパネル部分のアクリルを加工します。
あらかじめ加工したサイドパネルの外径を測って、それと同じ寸法でアクリルを加工していきます。
これは直線しかないので、アクリルの保護シートの上から線を引きアクリルカッターを使用すれば以外に簡単に加工できました。

尚、アクリルを加工する時は、アクリルの保護シートを付けたまま加工した方が良いです。
保護シートを外してしまうと傷が付きやすくなります。

サイドパネルと同じ外径のアクリルが切り出せたら、サイドパネルとアクリルにネジ止めの穴を開けてしまいます。

ここで重要なのが、アクリルの穴開け時は普通のドリル刃ではなく、アクリル専用のビット刃を使うと言う事です。
普通の螺旋状のドリル刃を使うと、アクリルに無理な力(熱?)が加わり割れやすくなります。
アクリル専用ビット刃を使うと、割れにくく穴の状態も綺麗に仕上がります。
アクリル専用ビット刃を使う時でも、押す力を入れすぎたり回転数の速いドリルを使うと失敗する時もありますので注意が必要です。
なので、回転数調整が出来る(低回転で回せる)ドリルとアクリル専用ビット刃を組み合わせて使用するのがもっとも効率が良いです。

で、ネジ止めの穴開け作業ですが、素材がアクリルと金属となり違ってくるので、最初にサイドパネルに穴を開けてからその穴をもとにしてアクリルに穴を開けるのが良いと思います。
私は、角4箇所とその角から角までの間に3箇所の計16箇所開けました。

さて次は、ファンを付けるためのネジ穴と吸気(又は排気)用の穴を開けます。
ネジ穴はファンを押し当ててファンのネジ穴の所からアクリルビットで開ければそれほど苦労はしません。
次に吸気用穴ですが、正直この部位が一番苦労したところです。
大体ケースのファン用穴には小さい穴が何個も開いていてそこから吸気や排気をしますが、エアーの流れを良くしたかったので、小さい穴を何個も開けると言う事はしたくなく、大きい穴1個で行こうと思いました。
その為の曲線をアクリルカッターで切るのは至難の業、グラインダーも曲線は使えないし糸鋸もアクリルの中間地点には入らない。
どうしようか悩んだ末に出した結論が、元となる円を書いてアクリルビットで円の少し内側を連続で開けていき、くり抜いた後にヤスリで削るというものです。
アクリル加工初心者なのでこの方法しか思い付きませんでしたが、玄人の人はもっと効率の良い方法があると思いますが…

私はとにかくキラキラ仕様にしたくて、APOLLISH VEGAS UCAPV12A-RとAPOLLISH VEGAS UCAPV12A-S、それにUVLED120-GOを2つの計4つのファンを付ける為に、4箇所の吸気用穴を開けました。
正直UVLED120-GOはいらなかった…14cmファン2個でもよかったなとちょっと後悔。

ファン用穴の加工が終わったらファンの取り付けです。
その前に、この時に保護シートを剥がす事になりますが、保護シートを付けていてもやはり少しは傷が付いてしまっていました。
普通の透明(クリア)なアクリルならそこまで傷は目立たないのでしょうが、今回使用したアクリル集光板は色が付いている為、傷がすごく目立ちました。
この傷消しには、私はスポンジ研磨剤の目の細かい物とアクリルサンデー研磨剤(液体状)を使いました。
浅い傷の場合は、アクリルサンデー研磨剤だけで対応できますが、深い傷の場合はスポンジ研磨剤で深い傷の周囲のアクリルを削って平らにし、その後にアクリルサンデー研磨剤で光沢を出すという手順ですね。
その後に艶出し剤などで拭くとより光沢が出る感じです。
また、保護シートを外した直後は静電気がすごくてすぐに埃が付いてしまいますので、帯電防止のクリーナーでアクリル全体を拭いておくと良いです。
1週間に1度は帯電防止のクリーナーで拭いておくとアクリルが綺麗に保たれます。

ファンをそのまま付けると埃の吸い込みが激しいので、私はホームセンターなどに売っているアルミメッシュを買ってきて、ファンのサイズと同じサイズで切り出してアイネックスのファンガードCFA-120A-SVとともにアクリルの表側(ケース外側)から付けました。
アルミメッシュでなくても、換気扇用とかのフィルターでも良いかもしれませんね。

これで一応は左サイドパネルのアクリル加工は終了です。
言い忘れましたが、私はアクリルの4端は怪我防止の為にR加工してあります。

アクリルはアクリルだけで替えがききますが、サイドパネルは1点しかないので失敗したらケースごと買い替えなければいけなくなります。(サイドパネルだけをオプションで売っているものは別として)
なので、サイドパネル加工時は細心の注意が必要ですね。
正直、私は失敗したと思っていますがSpedoは高価だし販売も終了しているので諦めました…
高価なケースでやるにはやる気と度胸が必要ですね。

2012/6/27 20:01  [1065-3]   

左サイドパネルをケースに設置したところ 右サイドパネルをケースに設置したところ

次、右サイドパネルのアクリル加工ですが、こちらはファンを付けないのでアクリルの切り出しと4端のR加工だけで済みました。

これで両サイドパネルのアクリル加工は終了です。

あとは、折角アクリル集光板というのを使用したので、ブラックライトを取り付けてみます。
ケース内にブラックライトを取り付けてしまうと、光量が少なくなるのと取り付け位置が無いのでアクリルに直付してしまおうと思いました。

アクリルとブラックライトの接着方法ですが、左サイドパネルの方はアクリルサンデー接着剤を使用しました。
これは、正直失敗だなと思っています。
接着剤の量が少ないとすぐに取れてきてしまうし、量が多いと接着剤がはみ出して仕上がりが汚くなってしまいます。
しかもこの接着剤、アクリルに触れると白く濁り研磨剤で磨いても跡が残ります。
左サイドパネルのブラックライト接着は全部アクリルサンデー接着剤を使用しましたが、すごい汚いです。(接着剤の量が多すぎた)
作り直すのも時間が掛かるのでそのままで使用しています。
時間が出来れば作り直しますが…
左サイドパネルで失敗したので、右サイドパネルのブラックライト接着はブラックライト製品に付いてきた両面テープを使用しました。

ブラックライトの使用個数は、左サイドパネルがLogisysのCLK4UV2(短い物)が3組(1組2本入)、VIZOのCCFL-UVが2組(こちらも1組2本入)。
右サイドパネルがLogisysのCLK4UV2が1組、VIZOのCCFL-UVが1組です。
あと、天板にも使用してますが、それは後ほど。

ブラックライトにはインバーターが付いていて、これの設置場所を探すのが大変。
なるべく目立たない所に付けたいが配線の事も考えないといけないので、すごい苦労しました。

2012/6/27 20:55  [1065-4]   


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