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「The 迷機 of the 迷機」

「名機の数だけ迷機が有る」

昔、誰かが言っていたセリフだが、銀塩一眼レフカメラも例外ではない。
ここでキヤノンの初代一眼レフカメラであり、それと同時にキヤノン最大の「迷機」とも言える機種、「キャノンフレックス」を紹介しよう。

2023/6/18 22:11  [2461-22]   

開発背景:

1950年代、既にキヤノンカメラ株式会社はレンジファインダー機でIVSbなど世界的に高い評価を得た機械を何機種か出していた事もあってカメラ事業は完全に軌道に乗っていた時期でもあったが、ニコン同様、他社が次々と発表する一眼レフ機の急速な進化を目の当たりにし、次世代は一眼レフの時代になるとの予測から一眼レフの開発に乗り出した。

ただ、これは個人的な憶測だが、恐らくレンジファインダー機の売り上げが好調で高評価だった事も有り、ここで一気に一眼レフに時代が変わった場合、キヤノンにとって販売面でそれが吉と出るか凶と出るかが微妙だった事も有って、良くも悪くもニコン程ガチでは無かったと推測される。
その為、良くも悪くも独創的で「頭でっかち」な機種が開発され、その悪影響が1980年代後半まで受ける事になり、その反省がEOSシリーズの設計思想に行かされる事になる。

2023/6/18 22:12  [2461-23]   

コンセプト:

基本、ニコンがレンジファインダー機をベースにファインダー光学系を取っ払い、ミラーボックスを換装した仕様なのに対し、キヤノンの場合は完全に一から図面を引き直して作られた機械と解釈している。
クイックリターンミラー、自動絞り、ペンタプリズムと言った近代一眼レフには必要不可欠な機能を網羅すると同時に、それらの機能を独創的にレイアウトすると言う手法が採用されていると言えば聞こえは良いが、要は「研究不足」だったと言う事だろう。

2023/6/18 22:13  [2461-24]   

シャッター:

基本、既に定評のある布幕横走りフォーカルプレーンが採用されている。
スペックは1/1000〜1秒 X(1/55) B
断言は出来ないがキヤノン機の流れから考えて恐らく4軸式フォーカルプレーンを搭載していたと推測できる。

当時としては最先端の1軸不回転式シャッターダイヤルを採用している(X、FPは自動切換え)。

ただ、この機種の特異な点はダイヤルのレイアウト場所である。
巻き上げ系のユニットが本来の場所にはなく、その代わりと言っては何だが、その場所に大型のシャッタダイヤルがレイアウトされている。
これは外付け式露出計と連動させるためで、ダイヤル下部にギアみたいなものが有り、そのギアと露出計のギアが連動する仕組みになっている。
ただ、このダイヤル自体の場所や使い勝手に関しては特に問題は感じない。

2023/6/18 22:14  [2461-25]   

ファインダー:

ニコンF同様、ファインダーは交換式でアイレベルファインダイー以外にはウエストレベルファインダーの存在は確認できているが、それ以外に有ったかどうかは資料物色中。
アイレベルファインダーに関しては視野率 上下92%左右94% 倍率0.9倍が公称値である。
ちなみにアイピース部分は丸型。
ファインダー交換はニコンFと違って後ろにスライドさせるタイプ。

フォーカシングスクリーンに関しては、私の記憶が正しければユーザーによる交換が出来ないタイプでスプリットイメージの物が装備されていたと思う。

推測だがこのファインダー系の出来が当時同じ価格帯で販売されたニコンFと比べて見劣りする点の一つとして挙げられたのかも知れない。

ちなみにこの機種もホットシューをペンタカバーに搭載する事は考えられてはいない。

2023/6/18 22:15  [2461-26]   

露出計:

発売当初から専用の外光式露出計が用意されており、それを固定する為の金具類もボディ前面に用意されている。
シャッターダイヤルは連動されるように設計されているが、ニコンのように絞りには連動していない。

2023/6/18 22:16  [2461-27]   

巻き上げ:

このカメラの「ミソ」の部分でもあるのだが、ボディ下部に「トリガー」タイプが装備されている。
これはこの機種の開発当時のレンジファインダー機VTなどに採用された方式で、右手はシャッター、左手は巻き上げと言う使い方で敏速な巻き上げが可能と言うのが売りだったが、短いレンズでの運用が前提のレンジファインダー機なら兎も角、望遠系を多用する一眼レフの場合、左手はレンズにそえながら撮影するスタイルの方が安定する事も有り、逆効果となって酷評となったと聞いている(この機種を保有するコレクター談)。
ちなみにレンジファインダー機の方はこの機種が発売される前年に発売されたVI L型で一般的な巻き上げレバー式に変更されている所を見ると、キヤノンはこの機種を発売する時にはこの過ちに気が付いていた事になる。

このシリーズがコケた理由はこの巻き上げレバーの不出来とマウントの不備に有ったとそのコレクターの方は語っていたのを思い出す。

巻き戻しに関してはオーソドックスなクランク式を採用している。

2023/6/18 22:16  [2461-28]   

ミラー:

この時期の他の一眼レフの例に漏れず、クイックリターン式ミラーが採用されている。
この機種にミラーアップの機能が有ったかどうかに関しては記憶になく、現状、資料等を物色中だが断言は避けたい。

後、この機種のミラーの信頼性に関してネット等で記載が数点確認が出来ているが、それが個体的な問題なのか機種的な問題なのかの裏付けが出来ていない為(サンプル数が確認できない)、断言は避けたいと思う。

ミラーの長さ等も資料物色中だが、基本、この機種から始まるキヤノンR系マウント(FL、FDマウントも含む)の自動絞り機構はミラーボックス下部のスペースを大きく確保する事になっており、それと同時にフランジバックが比較的短い事も有り、長いミラーを稼働させる寸法的余裕は無いと想像できる。

この事はこの機種は兎も角、その後F-1やNewF-1を報道やプロ市場向けとして売り込む際、ニコン機と比較して見劣りする点として問題視される事になる。

2023/6/18 22:17  [2461-29]   

マウント:

これがこの機種、そしてこのシリーズ最大の「迷機」ポイントでもあり、その後EFマウントが出るまでの30年近く続く「諸悪の根源マウントシステム」である。

マウント有効径 47.9mm、フランジバック42mmのスピゴット式マウントで、バヨネット式マウントと違う点は、バヨネットマウントの場合、レンズをボディに差し込んだ後、レンズを一定角回転させる事で固定するが、スピゴット式の場合、レンズその物は回さず、レンズ根本付近の締め付けリングのみを回転させる事でレンズを固定させる。

このシステムの長所は「マウント基準面等に摺動による摩耗が無い事で高精度、高信頼性を長期間維持できる」と言うのが建前だが、実際の所、レンズ脱着時の回転角の少ないバヨネットマウントの場合、必ずしも消耗の問題が大きいとも言えず(スクリューマウントの場合、レンズ脱着の際に数回転させないといけない関係上、マウント基準面の消耗は誤差の範囲だがネジ山の消耗は多少有る)、消耗云々のメリットよりも、作業性の悪さ(長いレンズなどの場合、第3の手が要る)、、部品点数の増加によるコスト、加工精度上の問題、スペース効率等のデメリットの方が目立つため、カメラのマウントシステムとしては少数派になっている(一眼レフではなくシネマ用のアナモフィックレンズなどを扱うシステムであれば多少話は変わったが…)。
事実、キヤノンはNewFDシリーズに切り替える際、バヨネットマウントと同様の操作性を確保する為にかなり無茶な仕様変更をした(外装、光学系や絞りユニットの一部を事実上の締め付けリング側にレイアウトし、本来、本体側に当たる部分にはカメラ側との連動機構や光学系、絞りユニットの一部だけを残す)が、部品点数や摺動部分の増加、組み立て工程の増加に直結し、低価格路線では不利な状況に追い込まれた(実際にはAE-1開発時に培った合理化に関するノウハウが有ったので表面化していない)。

で、ここからがポイントだが、何故このRマウントが「迷機」ポイント化と言うと、まず一つ目は「自動絞り」システムの出来の悪さである。
何が悪いかと言うと、「自動絞り」用の動力源(バネ)をボディ側ではなく、レンズ側にレイアウトしたと言う事である。
他のメーカーのシステムは基本、ボディ側に動力源(バネ)を用意し、レンズが付いているかどうかに関係なくフィルム巻き上げ時、シャッターチャージ、ミラーチャージと共に行われるため、レンズ側は単にボディ側連動レバー(ピン)の通りに絞りを動作させればいいと言う単純な構造で済む。
それに対し、このシステムはレンズ側に動力源が有って、そちらのバネにチャージされる方式になっている為、既にチャージが終わっているレンズをフィルム巻き上げ前(シャッター、ミラーのチャージがされていない状態)のボディに付けた場合や、その逆にチャージ前のレンズを巻き上げ後(シャッター、ミラーのチャージが終わった状態の)ボディに嵌めると問題が発生する。

このやり方は単純にトラブルが増加するだけではなく、機構の複雑さによる信頼性の低下やレンズ側、ボディ側の設計自由度の制限、チャージトルクの増加を招く結果につながっていて、結果としてシステム全体の「信頼性」「安定性」「使い難さ」に問題を与える結果となった。
この問題は深刻で、このRシステムの「自動絞り機構」はわずか5年で全面設計変更(FLシリーズ)を余儀なくされる結果となった。

ちなみにRマウントのレンズの場合、ボディ側からのプレビュー操作が難しい為、自動絞り用と手動絞り用に絞りリングが二つあり、その二つの絞りリングの手前にピントリングがレイアウトされているのが特徴だが、一部、自動絞り機構は搭載されておらずプリセット絞りのみの仕様のレンズもある。

2023/6/18 22:20  [2461-30]   

セルフタイマー:

一応、変わったデザインのセルフタイマーが実装されていて、それがデザイン上の特徴の一つと言えるが、次のモデル以降、スタンダードな物に換装されているので不評だったと想像できる。

2023/6/18 23:12  [2461-31]   



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先にニコンFを紹介してしまったが、本来、最初に紹介する機種と言えば、「国産初の一眼レフカメラ」であるアサヒフレックスTが筋だと思うが、残念ながら、アサヒフレックスに関しては実機を見た事も無ければ触った事も無い為、私が触った事のあるカメラの中で一番古い世代の物として、同じ旭光学工業の1957年発表 アサヒペンタックス(俗称AP)を紹介したいと思う。

2023/6/8 18:32  [2461-11]   

開発背景:

旭光学工業は1919年創業で当時、眼鏡用レンズなどの製造などを行っていたが、35mm一眼レフの将来性に着目し、国産他社がレンジファインダー機や二眼レフなどの製造開発に翻弄する中、一眼レフのみに開発ソースを絞り、1952年にアサヒフレックスT型を発表した。

アサヒフレックスTは旭光学工業オリジナルのM37スクリューマウントにウエストレベルファインダー機と言う、未だ黎明期の仕様であり、海外のメーカーの機種と比較すると汎用性は低かったが、レンジファインダー機では撮影出来ない撮影条件の多い学術分野を中心に需要を獲得し、その後、ある程度販売台数を伸ばしていく。
又、アサヒフレックスはモデルチェンジを繰り返すごとに確実に細かい仕様改良を重ね、U型ではクイックリターン式ミラー、UB型では低速側シャッターを搭載しているが、やはり汎用性の低さが原因で販売台数が伸び悩み、その問題を解決する為にフルモデルチェンジした物がこのAPである。

2023/6/8 18:33  [2461-12]   

コンセプト:

このモデルの最大の特徴はペンタプリズムを搭載した事である。

正確に言えば、ペンタゴナルダハプリズムと言われる物で、一眼レフカメラでアイレベル(目の高さでカメラを構え、カメラ後方から覗き込むスタイル)ファインダーで左右正像を得るには必要不可欠なプリズムであり、海外では1948年 ツアイスイコン社のCONTAX Sで採用されたのが最初だと記憶している。
35mm一眼レフに限って言えば(中判一眼レフではダハプリズム等が有るが)、これに勝る光学系が見いだせなかったため、半世紀以上もの間、主力アイテムの一つとされ、採用され続けた。

国産ではミランダが先に採用されていたと聞いているが、残念ながら私にはミランダに関する知識は無いのでこの機種で説明する事になる。
ちなみにミランダに比べてこの機種が優れていた点でペンタプリズムの量産性を上げる人もいるが、その点に関しては資料が無い為、割愛する。
もう一つの特徴はレンズマウントをM42スクリューマウント(プラクチカマウントとも呼ばれる)に変更した事である。
このマウントはユニバーサルマウントと言って汎用規格であり海外のメーカーも採用している為、使えるレンズの選択肢も多く、その後ペンタックスのカメラの販売台数が伸びた理由の一つとされている。

2023/6/8 18:34  [2461-13]   

ボディ:

基本、アサヒフレックスのボディをベースにウエストレベルファインダーを外してペンタプリズムに換装し、マウントも大径化した物だが、それと同時に巻き上げノブをレバータイプに、巻き戻しノブをクランク式にも換装している。

私の記憶が正しければマウントエプロン部の製法はダイキャストではなく板金仕様だったと思う。
ただ、私の記憶が正しければ精度的にも強度、剛性面的にも課題が有ったのではないかと推測する。

後、裏蓋に関してはニコンFと違って一般的な「丁番式」になっていて、ボディ横側についている爪を操作する事で開閉でき、開けた時もボディと外れる事は無い。
そう言う事も有って、シャッターダイヤルや自動絞り関連以外は今触るカメラとして考えても、それほど多くの違和感は無いだろう。
ある意味、その後の一眼レフの撮影スタイルの確立に貢献した機種のうちの1台と言える。

サイズに関しては、寸法的にはニコンFとそれほど変わらないが、感覚的には一回り小さく感じ、中身がシンプルな分、重量は100g近く軽く、体感的にも特に軽く感じる。
又、最初から一眼レフを前提に設計されたAPとレンジファインダー機ベースにミラーボックスを移植したスタイルのニコンFとでは様々な点で相違点が多く、興味深い比較が出来る。

2023/6/8 18:35  [2461-14]   

シャッター:

ゴム引き布幕の横走りフォーカルプレーンシャッターで資料が無い為、推測になるが、恐らく4軸式では無いかと思う。
シャッター速度は1/500〜1 B、シンクロは不明
シャッターダイヤルは2軸回転式で高速側は軍艦部、低速側はボディ前面にレイアウトされ、高速側は1/500、1/200,1/100などと言う今とは違う表記で有る上、不当ピッチでもある。
バルナックになじみのある人間であれば違和感が無いかも知れないが、それ以降のカメラの知識しか無い人には違和感が有るだろう。

ちなみにシャッターボタンの位置はレンジファインダー機の影響を一切受けていない為、オーソドックスな位置にレイアウトされている為、その点はニコンFよりも違和感が少ない仕様になっている。

フラッシュの接点はXとFPの2種類の接点がマウント右側(フィルム室側)のボディ前面に配備され、このレイアウトは一部の機種を除き、LXまで引き継がれる事になる。

2023/6/8 18:35  [2461-15]   

ファインダー:

ペンタプリズム式アイレベルファインダーで固定式。
残念ながら視野率や倍率までの知識は私にはない。
この機種のファインダーを覗いた経験は有るが、中のフォーカシングスクリーンに関する記憶が無い為、推測になるが、ペンタックス系の機種の場合、スクリューマウント機の多くはスプリットイメージではなくマイクロプリズムタイプのスクリーンを搭載している所を考えると、この機種も同様かと考える。
同じく同様の理由で、フォーカシングスクリーンのユーザーによる交換には非対応では無いかと推測する。

後、ニコンF同様、この時代にはまだホットシューをペンタカバーに装備すると言う概念が無い為、用意はされていない。

露出計:

この機種に関しては露出計を内蔵する、もしくは外付けで連動すると言う視点では全く設計されていない。

2023/6/8 18:36  [2461-16]   

巻き上げ:

巻き上げはレバー式で巻き上げ角、予備角のデータは不明。
残念ながら、このカメラに関しては触った事は有るが、それはシャッターが切れないと言う症状の個体の修理受付だった為、シャッターを切ったり巻き上げたりの動作は出来なかったと記憶しているので感触等に関しても説明は出来ない。
フィルムカウンターは手動設定式で基本、巻き上げレバーの上部にある大型ダイヤルでセット、確認が出来る仕様になっている。
一見、シンプルで、「何かパーツが欠落しているのでは?」と思ってしまう外観だが見やすく、理屈が解れば解り易いレイアウトである。

巻き戻しはクランク式で、基本的な動作はその後の一般的なモデルに準ずる仕様である。
巻き戻しクランクと同軸に「ASAダイヤル」が装備されているが、基本、これを操作しても何かが変わると言う事は無く、単なる「メモ」である。

ASAとはフィルム感度のアメリカ規格の事で、後にISO(国際規格)に置き換えられるが、数値的にはASAとISOは同じと考えても問題なく(ドイツ表記「DIN」ではISO100がDin21で1/3段上がる事に1増える)、ASA表示は1980年前後ぐらいまでは使われていたと記憶している。

2023/6/8 18:37  [2461-17]   

ウント:

旭光学工業がこの機種で採用したマウントが「M42スクリューマウント」(別名:プラクチカマウントとも呼ばれる)である。
このマウントの最大の特徴はユニバーサルマウントとして既に多くのメーカーが採用していた規格であると言う事で、古くは1948年発表のCONTAX Sで既に採用されていたところを見ると、規格自信はそれ以前に存在していたかも知れません。

ただこの規格、「M42ピッチ1mm」など大雑把な所は規定されているが詳細はキッチリと規格されていない為、一部各メーカー毎に互換性に問題が発生する事が有る。
特に厄介なのはフランジバックで、海外製の場合、フランジバックが45.46mmの物と45.74mmの物が有り(この事は最近ネットで知った。<https://pakira3.sakura.ne.jp/wp/?p=51560
>、ペンタックスの場合、M37マウントやKマウントが45.46mm(45.5mm)と公表されているので恐らくそれに準ずる値で設定されていると推測する。)、無限遠等のピントに直結する問題の為、注意は必要である。
また、後に自動絞り化、解放測光対応となっていくと各メーカー独自の仕様変更が進む為、更に互換性問題が深刻化する事になる。


後、この機種で採用された物は未だ自動絞り等に対応されていない、最もシンプルな仕様の為、問題にはなっていないが、解放測光対応モデルが出る頃になると深刻化する問題は、

「レンズやボディの個体差によって固定位置が大きく異なる」

と言う点である。

これはTTL測光でも解放測光が当たり前の時代になると致命的な欠陥に成り得る問題であり、具体的にはボディ側、レンズ側共にネジきり加工がおこなわれる際、加工機の状態でネジの開始位置に多少の個体差が発生する為、ボディ、レンズともに新品で組み合わせた場合でもレンズの距離、絞り指標がボディの基準位置でキッチリ止まる事は無く、必ず左右、どちらかにズレが発生する。
また、レンズの脱着頻度が高くなるとネジ山部分が消耗し、それが固定位置の変化の直接的原因になる為、それらの調整が難しく(一時期のフジカはスクリューマウントにレンズ脱着ボタンを装備した物を出していたが、それはそれで別の問題を発生させるため、問題の解決にはならなかった)、それがM42マウントが衰退した理由とされている。

後、この時代の旭光学製のレンズはタクマ―レンズと呼ばれ(タクマ―レンズ自身はM37マウントとM42マウントの2種類が存在する)、自動絞りには対応せず、手動絞りかプリセット絞りの仕様になる。
これらのレンズとしての特徴は絞りリングの位置で、後のシリーズはピントリングよりも手前側にレイアウトされる事になるが、このシリーズは未だピントリングの方が手前側にレイアウトされる仕様になっている。

ちなみにこのタクマ―シリーズ、やはりレトロフォーカスタイプ(逆テレタイプ)のレンズ設計が当時の技術では難しかった事も有り、対角線魚眼レンズを除き、広角レンズは35mmスタートで28mmや24mmなどのレンズは用意されていない。

2023/6/8 18:40  [2461-18]   

ウント:

失礼!

マウントです。

2023/6/8 18:41  [2461-19]   

ミラー:

アサヒフレックス時代に既にクイックリターン式ミラーを実装していたモデルを発表していた事も有り、この機種のミラーは同様の物が実装されているが、改良が有ったかどうかは確認できていない。
ニコンFが発売後、旭光学工業の特許を侵害したと言う問題が発生した(これも最近、ネットで知った

http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2
008/10/f-649f.html
>)
事を考えると当時、ニコンより1歩進んだシステムを構築していた模様で、恐らくそれなりに高い完成度の物を搭載していた事が想像できる。

ただ 長さ等の資料は無く、どの程度のレンズまでミラー切れが発生しないのかは不明である。
ミラーアップの機能が有ったかどうかも同様で、もし無かった場合、対角線魚眼レンズはどんな感じで使っていたのか興味が有る。


セルフタイマー:

この時代のアサヒ機に関してはセルフタイマーの実装は無かったと記憶している。
私の記憶が正しければ、セルフタイマーの実装はSV以降で、確かSVのセルフタイマーは巻き戻しクランクにレイアウトされたため、不評だったと記憶している。(セルフタイマーが稼働中なのかどうかの目視が困難だった為)

2023/6/8 18:43  [2461-20]   

個人としての記憶:

正直、私がカメラ店の店員をやっていた時代、スクリューマウント時代のペンタックス機は星の数ほど修理を受け付けたが、その大半が交換用パーツが無い為、修理不能になるか、カビ等の場合は清掃のみで跡が残るとか、修理可能でも見積金額との折り合いが付かない為、未修理返却か、そのまま廃棄と言う流れだったと記憶していている。
下取り、買い取りも同様で、コンディション的に問題が有る物が多く、それらの殆どが下取り価格よりも整備費の方が高くつくため、下取り、買い取りが成立する物は少数だったと記憶している。

そんな中、この機種が記憶に残っている理由はネーミングで、この当時、既にこのモデルはコレクターズアイテムになっていたと言う事も有って、コレクターのお客様(常連の方)がシャッターの動作不良を理由に修理の依頼に来られた際、
私が
「すみません、このモデル、機種名、何と言います?」
と聞いたところ、
「アサヒペンタックスです」
との事、
「いえ、機種名です」(「アサヒペンタックス」は機種名ではなくブランド名だと思っていた)
「だから、アサヒペンタックスです。」(恐らく解っていてトボけている)
「ペンタックスなのは解ります。 で、機種名は」
「アサヒペンタックスです……」
と後で考えれば冗談みたいなやり取りをした事を記憶していたからで、これが無ければ忘れていたかも知れないです。

後、個人的にこの機種を見ての感想は、「ある意味、ニコンFとは別の機能美を感じる魅力的なカメラ」ですね。
2軸式シャッターダイヤルが存在感を示しますし、板金性エプロン部など、国産クラッシック一眼レフとしては独特の存在感が有ると思います。
老後、もしコレクションするなら押さえておきたいカメラの内の1台ですね。

2023/6/8 18:43  [2461-21]   



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この板の一番初めに載せる機械としてふさわしいのは、やはりこの機種だと思いますので、多少、その後の機種と時代は前後しますが、この機種から始めたいと思います。

2023/6/1 22:33  [2461-1]   

「The Game Changer」

当時レンジファインダー機全盛でカメラと言えばドイツと言われていた時代に一眼レフの可能性を切り開き、一眼レフの時代と同時にカメラ大国日本が始まるきっかけになった記念碑的な一台で、銀塩一眼レフを語る上で外す事の出来ないカメラと言えば、まずこのカメラが思い当たるだろう。
このカメラが登場して後継機のF2が出るまでの10年余りの間にすっかり影が薄くなったレンジファインダー機の存在を考えれば、1960年代と言う時代がいかにカメラ業界にとって激変の時代だったかが解る。
又、この時代は一眼レフが一気にメジャーになった事で、それに付随した露出計の内蔵、同TTL化、解放測光化など新機能、機構等が目白押しに出て来た時代でもあり、進化と言う面で見ても激変の時代だったとも言えるが、そんな中で10年余りの間、第一線で活躍し続けたカメラと言う意味でも貴重な存在で、ある意味、「1960年代を背負ったカメラ」とも言える。
後にキヤノンがF-1を世に出す時に「10年間はモデルチェンジしない」と言い切って出してきたのは、ある意味、このカメラへのオマージュも含まれているのだろう。

2023/6/1 22:35  [2461-2]   

開発背景:

昔聞いた話では レンジファインダー機の開発、販売が軌道に乗り始め、ある程度の実績と評価を得た日本光学は1954年に発売されたライカM3にショックを受け、一眼レフの開発に舵を取ったと記憶している。
その話が事実かどうかは別として、この頃、世界的には「ペンタプリズム」、「自動絞り」、「クイックリターンミラー」と言った、後の一眼レフには欠かせない機能、装備を実装させるための技術が確立され始めた事も有り、これまで一眼レフが普及しなかった理由である多くの問題がクリアされ始めた時期でも有る。
これらの問題が解決されれば事実上、レンジファインダー機と比較してデメリットよりもメリットが際立つことになる為、日本光学に限らず各メーカーが「次世代の主軸」と想定して研究を進めていた事も事実だろう。

そう言う意味では「機は熟していた」と言える。

結果として日本光学はSP、S3と言うレンジファインダーの開発を行いながら一眼レフカメラの商品化を急いだ事が想像でき、他社が出す前に「これからは一眼レフの時代」と強烈にアピールできる機種を発表出来た事が、この機種を成功に導く事が出来た理由の一つと言えるだろう。

又、ニコンがこの機種を発売する際、細かいアクセサリーも含めたフルラインナップのシステムカメラとして発表している所から、中途半端な事は考えずガチでライカM3を相手に打ちのめす意思が有った事が伺える。

タイミングとして、東京オリンピックが有った点も大きいという人もいればベトナム戦争を語る人もいる。
レンジファインダー機に対する大きなアドバンテージである望遠レンズの出番が圧倒的に多いスポーツイベントでも特に規模の大きいオリンピックは、一眼レフの長所をアピールする場所としては最高の場面であるし、過酷な環境である事が容易に想像できる戦場での活躍は信頼性をアピールする絶好の場でもある。
そのチャンスを最大限に生かしたニコンは結果としてドイツ(ライカ)から王座を奪取に成功すると同時にこの機種は「ニコン帝国」、「カメラ王国ニッポン」の象徴にもなっていた。

コンセプト:
システムのコンセプトとしては明言はされていないが、「一眼レフのメリットを最大限に生かすシステムと同時に、一眼レフカメラのデメリットも最大限に補う為の配慮を怠らない」と言う面が至る所に垣間見える。

2023/6/1 22:42  [2461-3]   

ボディ:

基本、限られた開発リソースを最大限に生かすため、完全に新設計と言う形ではなく、レンジファインダー機であるS系をベースに距離計やファインダー光学系を撤去した後、クイックリターン式ミラーと自動絞りの機能を実装したミラーボックスを実装したという感じで、シャッターユニットや巻き上げ系など、ファインダー光学系以外の箇所の多くはs系のパーツが多く使われている。
そのボディにコンデンサレンズと一体化されたフォーカシングスクリーンとペンタプリズム式アイレベルファインダーを上から載せると言う構造でまとめられたボディはミラー以外のファインダー光学系を脱着可能な形にする事で拡張性を確保すると同時にユーザーによるメンテナンス性でも定評が有り、各方面から評価されていたという。
ちなみにこの時代、まだカメラに露出計を内蔵させるという概念が無かった為、ボディ側に電池室は無いが、新しい概念が乱発する1960年代、その概念に追従する為に後に問題になる点が2点ある。

一つ目は「裏蓋」である。
この機種の場合、裏蓋は底カバーと一緒に完全に外れる脱着式になっている。
剛性確保や遮光性を考えれば有効な設計では有るが、フィルム交換時、その度に外す必要がある為、後に主流になる丁番式(横に開く形)の裏蓋と比較するとフィルム交換の操作が煩雑になる上、外した裏蓋の置き場所に困る時が有ると言うユーザーからの声も有ったという。
特に後の時代、モータードライブが有る程度普及し始める事になるとフィルム交換の頻度が飛躍的に増え、この問題はバカに出来なくなっていった事も事実である。

二つ目は「銘板」である。
ファインダー交換式になっているのが特徴のこの機種であるが、ファインダーを外した時、「NIKON」と書かれた銘板はファインダー側ではなく、ボディ側に残る形でレイアウトされている。
開発当時、まだ露出計をカメラに標準装備すると言う概念が無かった為だと思うが、後にフォトミックファインダーを開発する際、この残った銘板が邪魔になってフォトミックファインダーが無駄に大型化したという説が有る。
事実、フォトミックTファインダーを古いボディに装着する場合、銘板の一部を削る必要が有り、フォトミックFTNファインダーに至っては銘板の交換が必要など、結構邪魔になった事は事実だろう。

2023/6/1 22:44  [2461-4]   

シャッター:

基本、信頼性と安定性に定評のあるS系レンジファインダー機のユニットをそのまま移植した形になっている為、発売当初は3軸式布幕横走りフォーカルプレーンシャッターが搭載されていたが、早い段階でチタン幕のタイプに換装され、市場に出回った機体の多くはそのチタン幕タイプだった(のちにSPもチタン幕に変更)が、ニコンの場合、横走りシャッターを採用した一眼レフは、このF以外にはF2、F3に限定され、それ以外の機種は基本、縦走りシャッターが採用されている為、ニコンの一眼レフで布幕シャッター装備の機種の絶対数は少なく、極めて希少と言える。

3軸式と言うのは文献や人によって言い方が多少異なる(人によっては1軸式と言う人もいると言う)が、他のメーカーの多くが採用する4軸式と異なり、シャッターダイヤル付近にあるドラムが先幕のリボンと後幕の両方を1本のドラム内に収納すると言うタイプで、そちら側のドラムのみ大径タイプのドラムになる為、小型化と言う意味では4軸式に比べると劣る(多くのニコンボディのミラーボックスがボディのセンターではなく、フィルム室側にオフセットしている理由の一つと言われている)が、ドラムが大径の分、後幕のストレスが少なく、フリクション面や信頼性、安定性、モータードライブ機構との相性に優れているという特徴を持つ。
ちなみに一眼レフの場合、ニコン以外の殆どの横走り機種が4軸タイプを採用している為、3軸式と言う点だけでも希少とも言える。

スペックは1/1000〜1秒、T、Bでシンクロは1/60秒、シャッターダイヤルはSPやS3と同様、当時主流になり始めた1軸不回転式(シャッター時や巻き上げ時にダイヤルが勝手に回らない)が採用されているが、特に注意しなければいけないのはシンクロの話である。
何が注意かと言うと、シンクロ接点に普通にコードを差して1/60秒で撮影してもマトモにフラッシュ撮影が出来ない可能性がある点である。
と言うのは、このカメラの発売された時代背景として、フラッシュバルブからフラッシュへの移行時期だった事も有り、シャッターダイヤルを使ってシンクロ接点のモードを切り替えできるようになっており(シャッターダイヤルの前の部分に有る窓でモードを確認できる)、フラッシュバルブとフラッシュでは発光タイミングが大きく異なる為、フラッシュを使う場合はここを確認する必要が有る(表示が「FX」の状態がOK)。
ちなみに後継機のF2はシャッター速度で自動的に切り替わる方式を採用しており、1/125以上の速度はFP発光、それより遅い速度の場合はX接点に切り替わるようになっている。

精度的な面で見れば、基本、この頃のシャッター精度はその速度でかなり話が変わって、最高速付近の2〜3速は全体的に公称値に比べて遅れる方向、低速シャッターに関しては精度云々を語るレベルではない。この話はこの機種に限った話では無く全般的な話で、その割にはこの機種は良好だったと記憶している。
ま、この傾向は1980年代台まで続く話で、PENTAX LXやCANON NewF-1が低速側は電子制御に任せて低速用ガバナを取っ払った理由の一つとされている。
ちなみにこの機種の場合、低速用ガバナはミラーボックス下にレイアウトされている。

1軸不回転式が出る前はバルナックライカと比較すると解り易いと思うが、2軸回転式と言って、高速側(主にシンクロ速度よりも早いシャッター速度で、主にスリット幅の調整に使われる。速度目盛りは均等配列ではなく、スリット幅に比例したレイアウトになっている場合が多い)と低速側(主にシンクロ速度より遅いシャッター速度で用いる。先幕全開後、後幕が走り出すタイミングを調整する)でシャッターダイヤルが二つに分かれており、高速側のダイヤルは軍艦部、低速側のダイヤルの多くはボディフロント側にレイアウトされていて(ニコンの旧型機は2軸式ではなく低速用のダイヤルと高速用のシャッターダイヤルが同軸別体式のタイプが採用されていて、上段が高速側、下段が低速側のダイヤルになっていたと記憶している)、シャッターを切った時とシャッターチャージ時に高速側のダイヤルが回る物が主流だったが、この機種はライカM3と同様、ダイヤルは一つにまとめられ、シャッターを切った後も勝手に回る事は無い。
ちなみにこの機種のシャッターダイヤルの中央部にある黒い点が巻き上げ時に回るのは、2軸時代に高速側ダイヤルが回っていた名残と言えるが、ま、一軸不回転式はその後の当たり前になるので、「普通のダイヤル」と思ってもらえばいいだろう。

後、シャッターボタン(レリーズボタン)はS系ボディからの」流用と言う事も有って、かなりボディ後方にオフセットされた位置にレイアウトされている。
当時としてはこのレイアウトは珍しくなく、特に違和感は無かったと思うが、それ以降のカメラを使っている人間からすれば違和感が有るだろう。

2023/6/1 22:54  [2461-5]   

ファインダー:

この機種の特徴として交換式のファインダーシステムが採用され、フォーカシングスクリーンも交換が可能になっている。
この回はアイレベルファインダーに限定しての話になる為、フォトミックファインダーの話は割愛するが、発売当時、このアイレベルファインダーの接眼部は四角いタイプが採用されていたが、後にニコンの中級機種以上に標準となる丸型に変更されている。
これは接眼部のアクセサリーの取付剛性の確保と同時に簡単に外れないように対策された結果と解釈しているが、20年後に出て来る小型機にはボディの全高を押さえる為にあえて角型を採用するモデルも有り、興味深い。

このファインダーの脱着は後ろからスライドさせるタイプでは無く、上から落とし込むタイプの物で、私が知っている限りでは、このタイプの脱着方式はニコンF、F2、F3とミノルタのX-1、X-1モーターに限られ、F4以降も含む他のシステムは基本、後ろからスライドさせる方式を採用しているが、一説によれば、ファインダーの取付剛性の確保を考えればスライド式、フォーカシングスクリーンの位置精度の確保を優先すれば上からの差し込み式が有利とも言われている。
ちなみにこの機種に限らずファインダー交換式ボディの場合、ファインダーにホットシューを付けない物が多かった理由として剛性不足を理由と言う人間もいれば、高電圧の電気に対する絶縁上の問題と言う人間もいるが、F2以降の機種は兎も角、このFに関しては、まだペンタカバー上にホットシューを標準で搭載すると言う概念すら無かった時代の物である為、この機種に限っては考える必要も無いだろう。

ちなみに発売当時、用意されたファインダーはアイレベル(普通のファインダー)、ウエストレベル(左右逆像で上から覗き込むタイプ)、アクションファインダー(少し離れた所から見ても全視野が確認でき、ゴーグル越しの撮影が可能なファインダー)の3種で、いずれも露出計等は搭載されていない。

脱着可能なフォーカシングスクリーンはコンデンサレンズとユニット化されたASSYになっており、ファインダー交換式のメリットを生かして(ファインダー交換式でないとこの方法は物理的に不可能な為、マウント側からの交換になり、その場合、スクリーンのみの交換でコンデンサレンズは交換できない)、上から落とし込むタイプが採用されているが、フォーカシングスクリーンが交換できる事は、一眼レフの構造上、スクリーンに埃や傷、汚れが付いた場合、目立ち易い事も有ってアンチ一眼レフ派の人間にも納得の装備だったと聞く。
ちなみに、この機種のフォーカシングスクリーンはガンカプラーやアイピース系のアクセサリーと共に貴重な「F2との互換性」が確保された商品で、F2用の物がそのまま使える。
発売当初、用意されたのはA(スプリットイメージ)、B(マイクロプリズム)、C(全面マット)の3種類で、後に12種類まで増えるがフォトミックT以降のTTL露出計付きファインダーを使う場合には問題が有るスクリーンも含まれている。

後、このカメラで象徴的な事と言えば「視野率100%」を謳った事である。

これは事実上、他の一眼レフカメラに対してではなく、レンジファインダー機に対する「売り文句」と理解している。
レンジファインダー機のファインダーの場合、太い線で描かれたブライトフレームで「それらしい範囲」を記している程度で、パララックスの問題等も有り、正確なフレーミングが出来るとは言い難い。
それに対して一眼レフの場合、極めて正確なフレーミングが出来ると言うメリットが有る。
それを強調する為の「売り文句」だと解釈すると問題は無いが、当時、一部のマニアックな人間を中心に「100%信者」が多く居た事も事実である。
それらの多くは、この「100%」を文面通りに受け取った為に色々と論争が起こったが、誤解の無いように説明すると正確に言えば、この100%とは「公称値」であって実測値は100%ではない。
これはFに限らず、F2、F3、F4など他社も含めて一眼レフのOVF全てに言える事で、言ってしまえば車のエンジンのパワー表記みたいな物で、「280ps」と書かれている車の大多数が280ps出ていないのと同じである。
性能表記の規格上、ある程度の許容範囲が認められていて、その範囲内であれば違法ではない。(それを許さなければ大多数のこの時代のカメラの1/1000秒や低速側のシャッター速度も「?」が付く)
視野率に限らずシャッター速度に関しても実測に関しては当時のカメラ雑誌等で公表されていたので、それを参考に個体差等も考慮するのが妥当だろう。

ちなみに「視野率95%」と書かれている場合と「縦横共に視野率95%」では話がガラッと変わる。
前者の表記を後者の表記に置き換えると「縦横共に視野率約97.5%」、後者を前者の表記に置き換えると「視野率約90%」になる。
言葉のマジックだがメーカーごとに表記が異なる場合が有るので注意したい。

2023/6/1 22:58  [2461-6]   

露出計:

この機種が発売された当時、露出計を本体内に内蔵すると言う概念が無かった為、全くそれを前提にした設計は行われていない。
ただし、既にボディに外光式露出計を取り付けて使うと言う概念は存在していた為、シャッターダイヤルや絞りリングには連動させる為のピンや爪が装備されている。
この機種用に用意された露出計はニコンメーターで私の記憶が正しければ3種類ほど販売されていたと記憶している。
1型が発売当時のモデルで、翌年2型と3型が発売されているが、1型と2型の違いは知らない(2型と3型の違いは測光レンジの違いで、3型は2段階にレンジが切り替えできたと記憶している)。
取付は銘板に嵌めるタイプの為、アイレベルファインダーだけではなく、ウエストレベルファインダーにも使用可能で、発売当初は重宝がられたが露出計内蔵モデルが他社から販売されると日本光学もそれに追従する形でフォトミックファインダーを発売し、このメーターの活躍の場は限られる事となった。

巻き上げ:

この機種は基本、巻き上げレバーによる巻き上げ(巻き上げ角136°予備角15°、小刻み巻き上げ可)で、巻き戻しはクランクを使うタイプであるが、この部分の評価は二分されている。
私の場合、CANON NewF-1の「ゴリゴリゴリ、カッキン!」タイプの最悪のフィーリングに慣れてしまって、あれよりマシな機種はどれも「良い感じ」と思ってしまうが、あるユーザーは「巻き上げやすい」と言う一方、もう一方で酷評する人もいるが、確かにそう言う一面が有るかも知れない。
と言うのは、何処かの記事で読んだ話だが、NIKON S2開発当時、まだS2は巻き上げ、巻き戻し共にレバーやクランクではなくバルナックライカ同様のノブタイプが採用予定だったが、そんな時にライカM3が発表されて、急遽、突貫工事で巻き上げをレバー式、巻き戻しをクランク式に置き換えたという話が有る。
ニコンの場合、S2からSP、S3のモデルチェンジする際、この付近の設計にも手を入れてはいるが、未だ研究不足だった面が有ったのかも知れない。
後、SPとFの両方を所有している人間から聴いた話では「クイックリターンミラーや自動絞りの分、シャッターチャージにトルクが必要になったせいか、多少フィーリングは悪くなっている」との事。
ただ、私にとっては無視できるレベルの違いなのかもしれない。
ちなみにF2発売以降、併売されていた時期の巻き上げレバーにはプラスチック製のカバーが取り付けられている。
後、フィルムカウンターの表示は当時のトレンドである「巻き上げレバーの軸カバー上」で、その為、次の世代に比べるとカバーが大型で、この部分に何枚撮りのフィルムをセットしたか忘れないようにするための切り替えが有るのも特徴である。
ちなみに巻き戻しに関しては基本、シャッターダイヤルの周りのリングを持ち上げながら「R」位置に回すとスプロケットがフリーになり、巻き戻しクランクで巻き戻すと言う形になっている。

2023/6/1 23:00  [2461-7]   

モータードライブ:

この機種にはモータードライブが2種類用意されていて、一つは通常のパトローネ入りフィルムを使う事を前提の「F-36」と、もう一つは長巻フィルムをカットして使う「F-250」で、私自身は「F-250」は見た事が無い。(F-250の発売は少し遅れて発売された)
確かスペック的には最高秒4コマの速さで当時としては高スペックな物で、当時モータードライブが使用可能な一眼レフで思い当たる他の機種は無く、極めて貴重な存在だったと思う。
恐らくクイックリターン式ミラーと言う複雑な機構の信頼性と言う面で他のメーカーは二の足を踏んだのだろう。

発売当初、報道用としてではなく学術的分野を想定しての販売だった為、電源部は別体で長いコードで接続するタイプだった(その為、グリップ等は付いていない)が、望遠レンズとモータードライブの組み合わせに魅力を感じていた報道陣からの熱いリクエストも有り、グリップ付きバッテリーとのセットに変更になっている。
F2以降のモータードライブがドライブ本体にグリップを装備しているのに対し、Fに限ってバッテリー側にグリップが付いているのは、その為である。

ちなみに秒4コマと言うスペックはミラーアップ時の話で、ミラーを稼働させた場合は秒3コマとの事だが、それでもファインダー越しに1秒間に3回の割合でブラックアウトする独特の撮影スタイル(その後は当たり前になるが……)は新鮮に思えたのだろう。

後、基本、モータードライブとしては第一世代機の為、ボディ側に改造が必要で、カメラの裏ブタを外して底の部分を確認すると明らかに改造前と改造後では形状が異なり、モータードライブ連動ピン等が追加されている(一方である時期以降に出荷したボディには最初から連動ピンが付いていたと言う人もいる)。
これはモータードライブ側からボディ側のレリーズ操作をする為のピン(この機種がどうかは解らないが、第二世代機や第三世代機の多くは巻き上げモーターを逆回転させる事でこのピンを動かしてレリーズ操作を行い、後に正転させる事でフィルムを巻き上げる。)である。

また、ボディとモータードライブはセット調整が必要で、改造済みだからと言って他のモータードライブとの組み合わせで使う事は非推奨との事。
その為、カメラ屋の店員の立場としては何かと面倒も多かったと聞いている。
具体的には、この話はメーカーの公式コメントではなく、販売店独自のコメントとの事だが、

1. このモータードライブを販売する場合、既に使い込んだボディにモータードライブを買い足すと言うスタイルは非推奨で、基本、モータードライブを買う場合は新品のボディとセットで買って、そのボディはモータドライブ専用で使用する事を推奨
2.第一世代のモータードライブを下取りや買取する場合、基本、調整したボディとセットで受けると言う点や、同じくその中古品を販売する場合も基本、セット販売のみでモータードライブ単品やボディ単品での販売はしない事。
3.販売をする場合も相手のスキルを考えながら使い方に関しては、シャッタ速度の制約などをキッチリ説明した上で販売する必要が有ったとの事。

そう言う意味ではこの時代のモータードライブはスペックに表れない面で、かなり気難しい一面が有ったのかも知れない。

ちなみに「基本、モータードライブを買う場合は新品のボディとセットで購入し、そのボディはモータードライブ専用手使用する事を……」と言う話は1980年代、他の機種を購入する場合でも色々な所で聞かれた話で、私自身も学生時代、カメラを買おうとしていた時に先輩からも聞いた話なので、結構、都市伝説として広く知られていた話なのかもしれない。

2023/6/1 23:02  [2461-8]   

マウント:

この機で初めて採用されたのが「Fマウント」で、その後、改良を重ねながら半世紀以上に渡って日本光学(ニコン)の主力マウントになる物だが、今回はそのFマウントの内、初期仕様について内容に限定して説明すると、

基本寸法は外径56mm、基本内径47mm、有効内径44mm、フランジバック46.5mmのバヨネットマウントで、この基本寸法自身は今現在も変更されていないが、後に様々な改良、変更が繰り返されるため、各世代間での互換性には注意する必要が有る。

有効内径の設定はF1.2の明るさのレンズの設計に対応できる内径(実際にはこの径でも余裕が有ったわけではない)を設定したとの事で、外径も一眼レフのメリットである望遠レンズを酷使した際にも十分な耐久性を確保する事(その後、この点で苦労する事になる)、フランジバックに関しては超望遠レンズ使用時にもミラー切れを起こしにくい大型のミラーの収納に支障が出ない寸法(キヤノンR、FL、FDマウントはその後、この点でかなり苦労をする)を確保する上で決められたとの事。
レンズの取り外しはエプロン部右側(フィルム室側)のボタンを押しながらレンズを回転させる方式を取っていて、それも半世紀以上、変更されていない。

レンズのリング類の基本レイアウトは、手前側から絞りリング、ピントリングの順番で、回転式ズームレンズの場合、ピントリングと絞りリングの間にズームリングが有る場合が多いが、AF時代になると逆になる物や絞りリングが無い物も存在するようになる。
基本、レンジファインダー機などの場合、絞りリングよりピントリングの方が手前にあるタイプが多い(距離計連動の都合上、ライカは特に。後、沈胴式レンズを作り易い面も有って)が、このマウントが絞りリングを一番手前にしている理由はニコンメーターなどの露出計との連動を考慮しての事で、後に「カニ爪」と言われる露出計連動爪をF5.6の位置に取り付ける事で外光式露出計との連動を確保すると言うスタイルを取っている。
だが、数年後には当たり前になる「TTL解放測光」を想定した物では無い(発売当時にはその概念すら無かった)為、その後、フォトミックファインダーの設計で苦労する事になる。
ちなみにこの「カニ爪」、初期のモデルは「富士山型」と言われる尖った物だったが、フォトミックFTNファインダー以降は文字どおり「カニ爪」型に変わっているが、それはフォトミックFTNファインダー以降の「解放F値自動セット機構」に対応させる為で、その後の主流は「カニ爪」型に変わった為、初期型の「富士山型」の爪を積んだレンズは希少である。

このマウントで特筆する点は「自動絞り機構(普段は絞りリングに関係なく絞りは解放状態で、シャッターを切った瞬間に設定値まで絞り込み、撮影後速やかに開放に戻る機構)」で、極めて完成度が高いと同時に、そのレイアウトが偶然にも長寿マウントの理由になった点である。
この機構は一眼レフ普及の為に必要不可欠な機能の一つとされているが、各メーカーごとにそのレイアウトは異なり、日本光学の場合、マウント左側(シャッターダイヤル側)に縦ストロークで動作するスタイルを取っているが、他のメーカーの多くはスペースを確保しやすいミラーボックス下部に横ストロークさせる(PENTAX M42マウントは前後のストローク)レイアウトを取っている物が多い。
だが、ミラーボックス下部レイアウトの場合、後にAFの時代になると、AF用モーターをボディにレイアウトさせる場合(サイズなどを考えるとミラー下一択になる)、共存が難しく、結果としてマウント変更を余儀なくされたと言う都市伝説が有る。
AF化の時にマウントを変更したメーカーとして、ミノルタ、ヤシカ(京セラ)、キヤノン……
キヤノンがマウントを変更した理由は他にもあるが、ミノルタやヤシカがマウント変更した経緯は、この件が絡んでいる可能性が高いとの事。
偶然にもPENTAX Kマウントはスクリューマウントとの互換性の関係上、この部分に自動絞り機構は搭載せず(Fマウントと同様、左側縦ストローク)、OLYMPUS OMマウントは右サイドに縦ストロークである。
都市伝説の情報が正しいのであれば、このマウントが一眼レフを代表する長寿マウントになった理由は運が良かった事になるのだろう。
何故日本工学は自動絞り機構のレイアウトをマウントの左側にレイアウトしたかは不明だが、一説によると、このレイアウトを実現する為にマウントの開口径が大きくなったと言う話も有るが、恐らくそれも都市伝説だろう。

ちなみにプレビュー機構(絞り込みボタン)を装備しているが、絞り込みボタン(レバー)は基本、自動絞り機構にノータッチでマウントの自動絞り連動レバーを直接動かすスタイルを取っている。
その為、押してもロックは掛からない。

Zマウントが出て以降、主力はそちらに完全移行しつつあるが、カメラ以外の計測機器、各種学術的機器等でこのマウントを採用した物が多数あり、もう暫くは消える事は無いだろう。

2023/6/1 23:05  [2461-9]   

ミラー:

「一眼レフカメラの開発はミラーに始まり、ミラーに終わる」
確か数十年前に何処かで聞いた話だが、強ち嘘では無いようだ。

事実、一眼レフの根幹に関わる技術で、家電メーカーがカメラ業界に参入する事を考えた場合に最も問題になった機構で、ソニーが本格的にカメラ業界に参入する際、ミノルタのαを引き継いだ理由の一つとも言われている。
一見、クイックリターン式ミラーは単純そうに見える動作だが、マスが大きいミラーを高速に往復動作させる必要が有ると同時にショックの軽減も考える必要が有り、位置や角度のずれはピントのずれに直結する為、高い精度も求められる。
これに高いレベルを求めると非常に奥が深いそうで、特に高速モータードライブの時代になるとミラーのリバウンドをどう抑えるかなど、車メーカーで言えばエンジンに例えられるくらい難しく、後の時代、特にハイエンド機は世代交代ごとに、より高度な物に置き換えられている。

この機種を発売した当時、トラブルが無かった訳では無いが、地道な品質改良を重ねる事で結果として市場から絶大なる信頼を得る事に成功した事がこの機種の成功だけでは無く、一眼レフの時代へと切り開いたポイントの一つと言えよう。

ちなみにこの機構、初期モデルと中期以降ではスプリングの本数が変わっていると言う話が有るが、一説によれば、旭光学の特許の関係上、特許に触れない仕様に変更されたとの事(この事は最近になってネットで知った)。

構造としてはシンプルなタイプでF2のように回転軸が後方にズレながらアップするタイプでは無い。
その為、F2に比べるとミラーは短く、超望遠レンズではミラー切れを起こすがシンプルな分、信頼性は高く、当時のミラーとしては動作も速いのが特徴で、1/1000秒での撮影時、視野喪失時間は0.11秒だったと記憶している(?)。

ちなみにこの機種の場合、ミラーアップ機能(ミラーを上げた状態で固定させる機能)が装備されているが、確かにミラーショック対策と言う面も有るが、それ以上に広角レンズ対策と言う一面が大きかったと聞く。
当時、後に一眼レフ用広角レンズで主流になるレトロフォーカス(別名 逆テレレンズ、ツアイスで言えばディスタゴンと言えば解りやすいか?)の設計ノウハウが未熟で完成度の高い広角レンズが無かった為、一部レンジファインダー機用の光学系の広角レンズを流用してミラーアップして使う事を前提に商品化されたレンズが有った。

セルフタイマー:

オーソドックスなデザイン、機能のメカニカルタイマーで特筆する点は無いが、販売期間中、3度ほどデザインが変更されており(最終型はF2同様、樹脂製カバーが付いている)、計4種ほどある。

2023/6/1 23:07  [2461-10]   



日記帳

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12月14日、外にたばこを吸いに行くたびに流れ星を見ます。
5つ見ました。
目の錯覚ではなさそうです。
ひとつは、飛行機とぶつかりそうでした。

2010/12/14 23:43  [310-77]   

暖かです。 さん  

2010/12/30 18:37  [310-78]  削除

暖かです。 さん  

2011/1/1 18:36  [310-79]  削除



日記帳

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工作したものを、順次記録していきたいと思います。

2010/7/24 01:01  [310-63]   

H22.02 H22.04 H22.06 H22.07

PCケースの工作です。
設計図がなく、現合で作成しています。
また、たびたび改良しています。
目的は、余分なものを省き小型化させています。
元の形から、H22.07までを紹介しておきます。

2010/7/30 20:53  [310-64]   

使用した工具 ケガキ線に沿って穴あけ 電動ドライバーを縦から横に 穴あけ後、取付け

アクリルに穴開けをしました。
工具は、電動ドライバーとやすリです。
電ドルでやると回転が速いので、われやすいです。
キリを横に削るのは邪道(キリの外径が変わる為)ですが、速いのであしからず。
あとは、やすりがけです。40分くらいでしょうか。

2010/7/30 21:06  [310-65]   

ノコ刃 簡易ピン抜き 差しこんでで引き抜きます。

ピン抜きを作成しましたので、紹介しておきます。
ジャンボエンチョウで以前、ノコ(機械)を借りました。
使用条件は、50円でノコ刃を購入して自分で取付けをし、カットします。
ピンを抜くには、薄く幅が狭く硬い材料がいいと判断しました。
条件に当てはまる材料を考えていたら、とっておいた物を思い出し使用しました。
グラインダーを使用すれば、5分ほどで出来てしまいます。
夕方で近所迷惑になると考え、ダイヤモンドやすりで削りました。
30分ほどでしょうか?簡単に抜けます。
工具のピン抜きを購入しようと思いましたが、高価で100%抜けるか不安だったのでやめておきました。

2010/7/30 21:15  [310-66]   

失敗作

やっちまった。
久々の失敗。ケーブルの色が、どうしても許せなくて エクシルチューブ で隠してみました。
結果、色はいいけれど暑苦しくなってしまいました。
コタツ用でしょうか?
やり直しですね。

2010/7/30 21:19  [310-67]   

左から600.200.900.1600円です。 下は、個人店舗で購入。高かったけどやり方と工具を教えてもらいよしとしました。

というわけで、本格的に配線に取り組むことにしました。
工具を新たに購入しました。
電線は、http://www.khd.co.jp/pdf/AWM1007.pdf
AWG18 26を失敗すると思い(事実10mほど無駄にしました。)40mずつ
https://ssl.tsunagu-pro.com/product.php?
s_category=1
こちらで購入しました。
送料込みで2000円なので、店舗で10m600円ぐらいしますのでお得です。
端子は、10個で100円ぐらいです。

2010/7/30 21:47  [310-68]   

時間と根気が必要です。 さっぱりした。

写真の通りです。
色を変えただけですが、さっぱりしました。
まだまだ、やります。

2010/7/30 22:04  [310-69]   

配線です。
面倒そうなのでほったらかしにしていましたが、この際やってしまおうと思ってます。
長さと一か所ミスしたので、この次に直そうと思ってます。

2010/7/31 22:36  [310-70]   

ほぼ90%配線が、完成しました。
配線の色を、白色に変え圧迫感がなくなりました。
また、配線をカットしたことにより余分なスペースがなくなりました。
アクリルを使っており、スケルトンという特徴を活かす事が出来たと思います。
SATAケーブル、電源スイッチを時間がある時にやりたいと考えております。
CPUクーラーを薄型にすれば厚みがなくなるのですが、このクーラーカッコよくて捨てられません。。。

2010/8/11 22:42  [310-71]   

AMDのCPUクーラー 300円なり

だいぶ前ですが、VGAクーラーがCPUクーラーと干渉するのでジャンクのクーラーを取り付けました。

2010/8/11 22:59  [310-72]   

CRD 150円 LED50円くらいです。 単三2本で配線しました。 点灯しました。2個は、無理でした。

久しぶりのアップです。
LEDについて勉強しました。
今度、ケースに取り付けようと思います。

参考にさせていただきました。ありがとうございます。
http://diy.tommy-bright.com/diy2.html
http://bake-san.com/led012.htm

2011/6/7 23:32  [310-80]   

だいぶ汚れていたので、掃除しました。 配線はすっきりできたと思います。 電源スイッチ。光らせようと思いましたが、まぶしそうなのでやめました。 電源の延長ケーブルです。esataを使って、ハードディスクをつなぐこともあります。

1月30日に、マザーを買いましてメモリーを1枚認識してくれなかったので31日に店舗で交換してもらいました。次の日には、インテルの不具合が発覚。大波乱でした。それでも、マザーがあったのでコツコツと新しいケースを、作り始めました。
1台目で、配線を処理しなければいけないことが分かりました。
今回は、初めから電源を外出しにして組んでみました。
イメージとしては、店舗で飾ってあるメーカー製のオーディオなどのディスプレイ風にしたかったのですが(笑)
こんなんになってしまいました。
LEDを、基礎板に埋め込み光らせることで少しは近いものになったと思います。
後2個ぐらい埋め込もうと思っています。
(仕事が忙しく、ここも放置状態でいつになるか未定です。)

2011/6/14 18:17  [310-83]   

カットいらずで楽でした。 こんな感じで

忘れていました。
ベースは、カインズのフォトフレームです。カットが面倒なのでそのまま使用しています。
外寸200×260mmです。
3組使用しました。
配線や端子は買い置きしてあったのでボルトを含め、¥4000ぐらいです。
後やりたいことは、上記のLEDを底板に取り付けようと考えております。(FUN端子を利用)

2011/6/14 18:41  [310-84]   

うーん? これを、マザー上USB端子GとVへ スイッチのアクリルにもちょっとだけ、あててみました。

LED
つけました。
ついでに、気になっていたHDDの位置もずらしました。SATAケーブルの長さが、キチキチだったので1センチほどずらしました。

マザーに対してFUNがおおきいので、配線等で指が指がはいらず、苦労します。
もう、しばらくはこのままでいようとおもいますが、LEDは、中段だけにもどそうとおもいます。

2011/6/17 17:03  [310-86]   

電源線。 SSDとHD.SSDは、Crucial m4 CT064M4SSD2 ゴムブッシュを付けています。 外箱はいたってシンプルです。

ばらしたついでに、中身です。

2011/6/17 17:26  [310-87]   



日記帳

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いくら???
お怒りになった方、申し訳ありません。また、見ていただきありがとうございます。

2008年の7月に自作PCを始めました。
2年経ち、やっと自分の満足(=自己満足)できる構成ができました。
いくら投資したのか、少しずつ振り返っていきたいと思います。

お詫び
構成は、出来ましたが脳内での事です。完成までもう少し掛かります。
ハイスペックではありません。(一般レベルです。)
ハイペースでは、ありません。能天気者です。

2010/5/10 19:30  [310-2]   

自作PCを始めた理由

2002年にノートPC(NEC Lavie C LC/3)を、購入しました。
PCって使っていると愛着ができますよね。
古い例えで申し訳ありませんが、<たまごっち>みたいな感覚ですけど。
アップデートを繰り返している内に、CPU使用率 100%という状況が出現するようになりました。

2007年ごろ、新しいPCが欲しくなりました。
家電店にて「古いですね。買い換えたほうがいいですよ」と、親切に教えていただいたので、笑顔でその場を去りました。
が、「絶対、買わない」と、心に誓いました。

自作しようと、決心した瞬間です。

ノートPCですが、現在も使用しております。(たぶん、スペックは現在のモバイルPCより劣)
そんなこんなで、年は流れ、2008 夏になりました。    

つづく

2010/5/10 20:42  [310-3]   

はじめまして^^
最近何気に価格コムで価格チェックが楽しくなり
欲しい物から買えないだろうなって物までチェック・・
終いにはレビューや口コミにまで首を突っ込む始末・・

美味しそうないくらですね。。

自作PC!私も趣味ですがやってます。
初めは仕事で必要だったのですが・・色々やってると
直ぐに容量不足や処理能力不足に・・

それで何時しか自分専用に作るように・・
気がつくと仕事も変わってPCは完全に趣味の世界に
なってしまいました。

関わり方も・・ソフト使用が目的だったのに・・
何時の間にかパーツ選んで組み上がって動いた時の
喜びが勝り始め><
3年もすると中身がすっかり入れ替わっています・・

買い替えを促されるのって・・正直そういった店には
2度と行きませんw

一度手にした物にはそれなりに思い入れがあったり
しますから。(入れ替えの際売ったりしますがw)

因みにだからと言ってスキルがあるわけでもなく
ハイスペックを目指したりもしたことないです^^;

たまたま最近縁側に参加するようになり自作PC〜と
スレタイが目に入り来てみました。

PCって手のかかる赤ちゃん?ちょっと我侭な気侭な猫?
なんて感じで楽しんでます^^

よろしければ又機会があればふらっと気侭な猫の様に
足跡を残してゆきますね。。

2010/5/11 20:22  [310-5]   

yukineko_oさん はじめまして。
書き込みありがとうございます。
掲示板拝見させていただきました。
ネコちゃん、きれいに描きますね。
子猫ちゃんでしょうか?
毛並みもよさそうです。
道で、ばったり猫と遭遇すると「困った」って顔して可愛いですね。

HTPCという言葉、インプットさせていただきました。
去年、秋に知人がTVとホームシアターを購入しました。
ブルーレイレコーダーもつけたそうで。

私だったらPCでと思い、構成を考えてみました。
M/Bに、光出力が付いているのでアンプ、スピーカーをつないでOK?
ノイズがあるようで。サウンドカードで改善できるみたい。
これだな
http://kakaku.com/item/05602610363/
アンプ?
家電店にいって、5.1chだけどスピーカー付きで3〜5万円か。
てなことを、去年の秋は妄想していました。
これが、HTPCていう事ですね。

2chですけど、ウッドコーンスピーカーもいいな〜
真空管アンプまであるぞ。お洒落れー
なーんて妄想に歯止めが利かなくなっているのを覚えています。

私の部屋は、6畳で狭く実際にはつけれません。
高級マンションだったら、かっこいいだろうな。

yukineko_oさんは、実現されているので立派ですね。

ブルーレイについては、いらないと思っていました。
テレビは見るけど、録画しないので。
しかし、最近、F1を見るようになりました。
深夜で次の日が仕事なので、録画しています。
容量が12Gぐらいあります。びっくりです。
ディスクに記録しておきたいのでブルーレイは、今では絶対必要と積極的な肯定派になっております。
購入を真剣に考えております。

そちらにも伺わせていただきます。今後もよろしくお願い致します。


2010/5/11 23:52  [310-6]   

こんばんわ^^b

書き込み見てまたまた来てしまいましたw
HTPC環境を実現とありましたが・・
そんな物ではないですwお恥ずかしい><

気合入れてがんばっていた時期は確かにありました・・

分不相応にTVではなく馬鹿高いモニター買ったり
マルチでスピーカー組んだり・・アキュフェーズ
を買っちゃったり・・

肝心のソフトが買えない。給料日迄あと何日?ご飯
食べたいな・・っトいう愚かな日々・・

そういった経験を重ね・・愚かさを戒め・・分相応に
ピュアからAV(オーディオビジュアル)へと思考を切り
替えて粗捜しの様な視聴のしかたからソフトの内容を
「楽しむ」スタイルになれました。

TV買うお金があればモニタを大画面に。
レコーダー買うお金があればドライブやHDD増設。
と言うように家電とPC周辺機器を両方買うお金が
無いのでPCにその分お金かける様になっただけです。

因みに私にとってHTPCとは静音とECOですよんw
次に重要なのはPCケースのデザインです><

PCってこれだけパーソナルになったのにまだまだ
野暮ったいの多いでしょ?

なので見た目がいいPCケースに静音パーツをそれなりの
静音防振対策をして組むだけです><。

そういえばラックスマンやマッキンは管式だった・・
中々メローでよい感じの音でしたがPAには微妙な音で
長くは使いませんでしたが・・AVやHTPCなら・・

PS ブルーレイは今なら未だ家電がいいですね。
  PC用ドライブは買いましたが書き込みには
  まだまだ不安があるので安いBDROMにしました><b

2010/5/12 23:24  [310-9]   

当時の環境は、
ノートPC
ウィルコム エアーエッジ125kbps
ワンセグTV
をつけており、インターネットよりメールのほうが中心でした。
当時、価格コムの存在さえ知りませんでした。
使用用途は、ワード、エクセル、仕事で使う工場の現場写真です。

目指したPCは、10年後も使える物です。

知識は、Vista良くない、重いと聞いていたので、次のOS(現Win7)を考慮しCPUを良くしないといけないというぐらいです。
脳内にあるCPUメーカーは、インテルのみ。
ソケット、チップセットとか全く知りませんでした。
そんな私が、パソコンショップに行きました。

                                      つづく

2010/5/12 23:28  [310-10]   

yukineko_oさん こんばんは。

HTPCについて認識を、勘違いしていました。すみません。
昨夜、自分で書き込んだ後、yukineko_oさんの書き込みを見て、いろいろ検索してみました。
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/pa
rts_list.php?h=d&f=d&m=parts&
;br=72&sbr=449&lf=0
や、
yukineko_oさんのプロフィールより、レビューや書き込みを追ってみました。
(ストーカーみたいになっちゃいましたが、お許しを)

途中、クイズのスレがあり寄り道をしてしまいましたが。
結局、クイズの答えがわかりませんでした。

「そうじゃない」、HTPC について調べていたんだ。と、思い出し

分かったことは、yukineko_oさんの考え方に共感できる !と感じました。

省電力を目指しているという事で、方向性が似ていると思います。
 さすが、自作PCを数台組んだ人だと感心しました。多分、先読みをして Mini ITXのレベルが上がるというところまで考えていらっしゃるのではないでしょうか?
または、今のスペックのまま小型化していくと、考えていらっしゃると推測させてもらいました。

省エネ策として私は、2.5インチHDのレベルが上がると考え、購入致しました。現在は、SSD+2.5インチHD(250G)の構成にしております。
ゆくゆくは、ブルーレイを購入しデータが溜まったら、ディスクに移してしまおうと考えております。
(SSDといっても、数世代前のもので、はずかしいですが。)
LEDモニターも、ねらっております。
ケースも、圧迫感がなくて好きですよ。
ケースは、メンテナンスやエアフロウを考えると大きな物がいいですけど、構成が決まってしまえば最小限必要なものでいいと考えております。

勝手に、解釈してしまいました。正解でしょうか?ご指導よろしくお願い致します。
深夜になってしまい、お返事が遅くなり申し訳ありません。

2010/5/13 19:14  [310-11]   

こんばんわ^^;
ほんとにお恥ずかしい><・・
HTPCとか私も書いちゃってるので
色々想像させてしまいましたが・・
色々なのですよ><色々><・・諸事情もありw

身の丈にあった構成を心がけつつも
ここだけは!と言う所には拘りたいんですけどね。

んと・・フレックスでDVD再生&NET専用機を組み
父にあげたことはあります。
その当時はSiS位しかなくM/B・メモリ・スリムDVD
等全てがめちゃくちゃ高上がりでした><

ミニITXも1台組みましたが今の様にケースの種類が
無くて若干加工しないと・・とか酷いのもあり・・
今はすごく良いですよね><

今年はミニITXは見送ります。来年早々に又作る予定。
拡張性が望めない規格なのでUSB3.0が整備されてから
かなぁ〜とおもってます。

っと調子に乗って過去を振り返ると話尽きないので
今日はこの辺で><b

PS My縁側にそのうちですが過去作ったPCなど紹介
 してみようかな・・などとも思ってますが何時に
 なることか・・興味ありましたら見に来てください。

2010/5/13 22:52  [310-13]   

yukineko_oさん こんばんは。
雪猫のパソラ、毎日拝見させていただいております。
パイレーツ オブ カリビアンとマトリクスのDVDは、全巻持っていました。
ブルーレイも、最近は値段がこなれてきたんですね。
購入基準としては、映画の製作費が高そうなものは買いです。

2010/5/14 20:14  [310-14]   

構成と価格表

2008.7 土曜日
私の住んでいるまちには、3店パソコンショップがあります。(現在4店)

A店にて購入しようと思い、出向いてみました。

CPUに、デュアルコアがある事は知っていましたが、4コアは知りませんでした。
4コアがあったので、インテルQ9300に決めました。
M/Bは、小型にしたかったのでMicroATXにしました。
箱の大きさで、ATXとの違いに気がつきました。
G31しかありません。

ここで、B店に行きました。

G35しかありません。
G31とG35違いは、分かりませんが数字が大きいほうがいいと思い急きょ、B店で購入することにしました。
メモリー、HD、DVDドライブは、そのお店で、一番安いものを購入いたしました。

上記が、構成と価格です。

後は、家に帰って組み立て、インストール。明日は、使えているだろうと期待でいっぱいでした。

家について、時刻は21:00です。
                                                                       つづく

2010/5/14 21:03  [310-15]   

こんばんわ^^b
クワッド!いいですね^^b
と思ったらG31とか35とか・・ん?
と思い写真を拝見・・メモリモDDR2・・??

そして合計金額見てますます????
って文章の冒頭に 2008/7って書いてあるじゃんw

2年前の話だったのですね><b
その頃の私はすっかり低燃費思考でAMDな感じ。。
2006/12〜1月にかけてVistで64×2 5200e
一番高かったのが・・シルバーストーンのケース!
みたいなファンレス仕様PCです。

それも1年で父の愛器に><b
ノートはインテル縛りでAMDは買った事ないのですが
自作は6:4位でAMDおおいですね。。特にアスロンXP
以降からですが^^; 

次は来年i7用ミニITX待ちで録画再生専用機を作る
予定です。
メインPCはHDをリアル編集できるレベルで作りたいので
予算的に暫く我慢ですね・・クワッド羨ましいw

2010/5/14 22:06  [310-16]   

組み立てについては、本屋で立ち読みをして覚えました。
単純です。
パーツを組み立てて、配線するだけ。

PCケースを実物を見て、唖然としてアゴが床まで落ちてしまいました。
思っていたより、配線が多いですし、余ってしまうではありませんか!

マニュアルは、英語でオーマイゴッドです。

月曜は、仕事ですし時間がありません。
即決で、組んでもらう事にしました。はずかしぃなんて言ってられません。
日曜、朝市でB店に行きお願い申し上げました。

いきなり+5000円
153512円からのスタートです。

私の値段の基準は、最初のノートPCです。20万円だったので、本人には安いと思っていました。10年使えるのですから。。。
                                                                      つづく

2010/5/14 22:33  [310-17]   

yukineko_oさん こんばんは
PCにいくら使ったか、正確に計算したことがなかったので足し算していこうと思っています。

クァッドコアですが、2つより4つっていうノリでして、使用用途があることを知りませんでした。
AMDも知りませんでした。

何も知らない状態で、始めてしまいました。
インテルのボトルネックを知り、AMDにも関心を持ち始めました。

現在、次回組む時インテルか、AMDか迷っています。
yukineko_oさん と方向性が似ているので、私もキーワードは来年ですね。
来年が楽しみです。

2010/5/14 23:04  [310-18]   

午前中に、B店に組込に出して、次の日に出来上がるとのこと。

午後に、どんな感じか見に行きました。
何か、テストしているようでモニターに何かデータが移ってました。これなら、お金を出してやってもらう価値があると安心しました。
今にして思えば、メモリーテストですね。

次の日、会社帰りに取りに行きました。OSインストールして、Vistaに初めてさわって見ました。

AEROに期待していたのですが、いまいちでした。ブラウザーを、そんなに開かないのでマウスでちょっとどかしたほうが、早い気がしました。

なんか、アプリケーションの立ち上がりが初期のノートPCのほうが早いような感じです。
目指していたのは、次のOSですからもっと重くなると思っていたので、ちょっと不安が。

CPUをイイのにしたのに?でした。
                                                                                 つづく

2010/5/15 20:37  [310-19]   

windowsエクスペリエンス インデックス Vista

2008.8
評価するソフトは、エクスペリエンス インデックスしか知りませんでした。
オール5.9にしたいけど、ゲームをしないので満足な数値です。

ある日、A店に行くとQ9300が4000円くらい安くなっていました。
Q9400というCPUが出ておりました。いわゆる価格改定ですね。
M/Bも、G45が出ていました。
定かではないですが、メモリーも3000円くらい安くなっていました。
もう一カ月待っていればと、気分的に−7000円でした。

家に帰って、検索しました。この時に、価格コムを初めて知りました。
製品の評価、価格目安(買い時)、レビュー、口コミなどがあり、いいもの見つけたとプラス7000円ってことにして気分的に+-0になりました。

2010/5/16 21:05  [310-21]   

2008.9
キーボードマイクロソフトMS31563350が大きく感じました。
コンパクトなのがいいと考え、
サンワサプライ SKB-SL10SV (シルバー) ¥2980
を購入しました。
デザインが、横から見ると平面ではなく、曲線になっています。
ノートPCを使っていたので、パンタグラフがいいと考え選択しました。

地デジチューナーが、4月ごろから出始めていたように記憶しています。
ワンセグだったので、購入してみました。
IODATA GV-MVP/HZ ¥11000ぐらいでした。
ワンセグで、IOとバッファローを使用して、IOが使いやすかったのが購入理由です。

書き忘れていました。7月にデータ通信モデム
IODATA USB2-PCADPG ¥9800
を購入していました。

合計+¥23880で

¥177392になりました。

2010/5/17 21:45  [310-23]   

自分で組めなかったので、見本にしてバラして組み立てるなどして遊んでいました。
BIOSも意味もなく、更新してみました。

G35とG45のちがいについて、この頃雑誌で調べていました。
大きな違いは、消費電力。アイドル時で5wぐらい、違っていたように雑誌で見た覚えがあります。省電力化と言う言葉を、覚えました。

グラフィック性能も、良くなっていました。エクスペリエンス インデックスで4.5から4.2ぐらいだったと思います。

動画再生支援という機能も付きました。名前からすると地デジも支援してくれるのかと思いました。英語では、ブルーレイホニャララだったので関係ないみたいです。

欲しくなりましたが、やめておきました。

LGA1366 Core I7が、発売になりました。DDR3 3チャンネル 凄そう。
ボトルネックがなくなったとありました。体感で感じることができるのか、気になりました。
店頭で触らせてもらおうと思いました。

2010/5/17 22:26  [310-24]   

2008.10
ASUS nVIDIA/GeForce9300 P5N7A-VMが発売された。
2010.5 現在、¥23200になってます。確か¥12500前後だったような。
自分のG35も同じような時期に、購入したので高かったのだろう。
欲しくなった時、購入してしまうので我慢することを覚え、発売後3.4カ月待ってから購入がすることを学習したほうがいいが、、特売があるからなぁ。買い時は難しい。

G45と比較が多い。省電力、グラフィック性能は勝っている。
グラフィックに512MB持って行かれ、メモリーに関しては、劣ると雑誌で読んだ。価格コムの口コミでは、GPUが熱いという書き込みが多いが、評価は、高い。
次には、GeForce9400が発売になるようだ。何かのクロックが、1200と1400Hzの違いだけで中身は、共通だったとうろ覚え。
インテル製のチップセットを使っているので、GeForce9400チップセットを使ってみたくなりました。発売日を待つことにしました。

これで、アプリケーションの立ち上がりが早くなってくれたらと、期待しました。

2010/5/19 23:08  [310-28]   

追加 電源延長ケーブル 電気街のあるアーケード

2010.05.24
話が前後します。
名古屋 大須で買い物。
電源を外付けにしようと思い購入。
電源延長ケーブル。                   ¥890

本日ではありませんが、余計な事を書いたついでに、細かな部品も追加しておきます。
SATAケーブル30cm                   ¥680ぐらい
ブービ音SP                        ¥290ぐらい 
             ¥177392+¥1860=合計¥179252

電気街では、LGA775用のCPUクーラーがかなり安くなっていました。
CORE IシリーズのCPUクーラーも安くなってます。夏だからでしょうか?

2010/5/24 23:05  [310-31]   

2008.11
GeForce9400搭載のGA-E7AUM-DS2H Rev.1.0が発売された。
発売後すぐのレビュー 口コミ ブログを見ると、評判はいいようだ。
2ヶ月後ぐらいをめどに購入しようと思っていたが、名古屋に行った時、突発的に購入してしまった。

家に帰ってから、組み立ててみた。問題なく組めた。初自作と言っていいだろう。
ただ、地デジがカクカクする。IOデータのサポート欄に対処法が記載されていたが、どうすればいいかわからない。
価格コムの口コミに初投稿。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000001994/So
rtID=8669053/

この時はお世話になりました。皆さんの回答のおかげで無事、解決できました。

ウィルコム エアーエッジ125kbps〜の環境だったので120Mbダウンロードするのに、6時間かかりました。
深夜になってしまい、目が覚めたら会社から電話。遅刻しました。

¥14900+¥179252=¥194152

2010/5/27 22:16  [310-35]   

G35 G35 GeForce9400 GeForce9400

2008.12
M/Bを交換しての感想。モニターは、きれいになったような感じがします。
アプリケーションの立ち上げが、G35と比べるとマッタリしたように感じました。
CrystalMark 2004R3 で比べてみました。メモリがやはり、良くないようです。
しかし、GA-E7AUM-DS2H Rev.1.0のほうが省電力という事で納得です。

口コミを見ていると、RAIDというう言葉が出てきます。気になりました。
使用目的が分かりませんでしたので、図書館で調べました。
大きく分けるとハードとソフトで分類されるようです。
ハードは、BIOSで分類されGeForceのチップセットも別物だったような。
RAIDについては後で、検証しました。

それと、SSDの話題。
速いらしい。何が早いかわかりません。
プチフリ。わかりません。
高いらしい。ほっときました。

検証するソフトは、いろいろ試したけれど現在は、
CrystalMark 2004R3
Speed Fun
Memtest86
ぐらいしか使っていません。

2010/5/28 20:55  [310-37]   

HDD SSD

2009.1
3日にA.B.C店を徘徊。C店でSSD64G¥13900があった。安い。
一呼吸おいてやめようと思ったけど、買ってしまった。
トランセンドTS64GSSD25S-M(JMF602)
¥13900+\194152=\208052

速い!アプリケーションの立ち上がりにメリハリが出来た。
公称値リード速度毎秒148MBだったような。
電源オンからの立ち上げで4秒ほど速くなった。
高いけど、やめられません。省電力、静音、小型、発熱なし、落としても壊れない。
心配していた、プチフリもほとんどありません。
(一度に2つ、ウイルスソフトの更新中にドライバーのインストールした時は、固まりました。)

デメリット 
Cドライブ領域を45GにしてVistaとOfficeを入れると40G近くまで行きます。3か月使っていると、不安定になりました。
いつ壊れるか心配でした。(何回かフォーマットしてインストールを繰り返したので、予測ソフトでは、1年とでましたが、1年半後の現在もWindows7で使用中1日3 4h程度)

SSDを使用して3.5インチをデータ用に使用するのに、疑問を持っていました。3.5インチHD単体で使用するより、省電力ではないと。2.5インチHDと組み合わせることにしました。


Windows7ベータ版が公開されました。
Phenom II が発売。省電力になりました。

2010/5/30 00:00  [310-39]   

2009.2
何も買わなかったと思う。
休みに、図書館でBIOS、レジストリの本を読んでいたような。
インテルの歴史本も読んだ。
プラズマTVって何か知らなかったけれど、本があったのでついでに読みました。

2010/5/31 23:35  [310-42]   

2009.5
windows7 RC板をインストールしました。
ウィルコム エアーエッジからなので、2.4Gを24時間つけっぱなしで丸4日かかってしまった。
オーサリングソフトは、以前購入した外付けDVDレコーダーに付属していたDVD Movic Writer5を使用しました。

2010/6/3 22:19  [310-44]   

2009.6
フレッツ光を入れることになった。
ルーター バッファローAirStation
NFINITI HighPower Giga WZR-HP-G300NH/Uを選択。
工事に来た時、バッファローはいいという事。
NECは、電波が安定している。コレガもまずまず。など色々聞いてみた。
速度は、家までが約80Mbps
無線なので約半分の上り38Mbps 下り約10Mbpsと、いい状態です。
下りは、上りに対して何分かの1になるのが普通のようです。
¥13800ですけど、PCには加算しません。

2010/6/6 21:39  [310-48]   

光に変えて、やってみた事。
ユーチューブ、ニコニコ動画、グーグルアースを見た。
ストレスを全く感じない。

知人に、ユーチューブの動画をDVDにできないか?と聞かれた。出来た。
知人のノートPCでやると、数倍時間がかかる。
私は、興味がなかったのでアンインストールしました。

ウィニーも進められたけど、これも興味がなかったので拒否。
現在、ユーチューブ、ニコニコ動画も見ていません。

エアーエッジを解約しました。
解約時、長期利用していたので月額¥3980を¥2980にします。と、言われた。
解約しました。¥9000も違約金。
イタ、タ、タ。

2010/6/8 22:58  [310-50]   

2009.07
サンワサプライ SKB-SL10SV (シルバー)の調子が悪くなりました。
サンワサプライ SKB-SL08bk¥2400を購入。
やはり、デザインで決めました。今年に入ってから調子が悪いです。
それでも今度買う時も、サンワサプライにしようと思ってます。

HD WESTERN DIGITAL WD5001AALS
¥5600で購入。RAIDを試してみたかった事と、のHDとSeagate製のHDを比較してみたかった事が購入目的です。WESTERN DIGITAL製ではずれなのか、音は高いか低いかぐらいで変わらず発熱はかなりありました。
RAID0をやってみた。体感で速くなっている。
省電力をめざしているので、Win7rcをインストールして使用することに。

というわけで+¥8000である。合計\216052
約15万からはじまったのに、+¥7万です。

ちょっと前から、ケースを触るとピリピリしている事に気づく。
仕事柄、10〜20vぐらいとわかる。最高でAC200vに触れた事があります。単純に100vの倍と体感しました。指で触って感じるのは、30v以上と考えています。手の甲なのでそれ以下と考えられます。
そういう問題じゃない。原因は、電源を疑いました。でも、代替がないので追求できませんでした。

2010/6/9 20:12  [310-51]   

2009.8
雑誌でケースの自作を見て、やってみようという気になりました。
雑誌では、水槽 虫かご ¥1000くらいでした。

ホームセンターめぐり。
水槽¥980 ガラス製 サイズは良さそう。ガラスは、加工ができない。
虫かごほぼ同予算  サイズが大きすぎるか、小さすぎるかどっちか。
休みのたびに、何軒か見に行くがいいものがない。
カラーボックス 郵便受け しっくりこない。

理想のサイズは、300×260×100
ステンレスのL字をアルゴン溶接して、枠を作れば簡単にだし、見た目もよさそう。
タップを切り、ボルトでアクリル板を囲えばいいと思ったけれど、予算オーバー。
ホームセンターめぐりは、つづく。

2010/6/12 22:29  [310-52]   

2009.9
カインズホームで、いい素材発見。
カインズブランドのフォトフレーム。
2組とボルト類で¥2500

雑誌を見ていて、電源候補を2つにしぼってみた。
ポイントは、プラグインと80+。
大須にて、実機を鑑賞してみた。エナーが一番静かだった。(最近は、時間がたっておりちょっと音がしている。)
年末を予定していたが、特価で出ていたので購入。送料、保険¥6700
Abee AS Power Silentist+ SP-530EA
もう一個の候補は、アンテックでした。

\216052+¥9200で¥225252
エ、今まで、合計金額細かく計算した事なかったので驚きです。

2010/6/16 23:14  [310-53]   

暖かです。 さん  

2010/7/30 21:07  [310-54]  削除

ファンコン カードリーダー USB オーディオコネクタ オールインワン 全バラシ 配線補強 HD LEDにとりつけ

ファンコンの調子が悪かったので、修理してみました。
2個のうち一個が、動作しなくなったのでバラしました。
目視 (中身は結構、雑な作りです。)
ボリュームのはんだ付けが甘いようなので、はんだを上乗せしました。
はじく。
熱しすぎの為、基盤がはがれてしまいました。
しかたないので、表面に配線しました。
ついでに、LED2個をとりはずしました。
高照度LEDだったので、HD用に取付けました。
スイッチオン
直りました。
¥1000で購入して捨てても良かったけれど、オールインワンで配線が簡略できます。
しかも、小型3.5インチです。他にありません。
現在は、¥3000です。
しかし、¥3000出して買う気にはなれないという微妙な商品です。

2010/6/20 00:38  [310-55]   

この動画は、よくできています。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6365084
これを見て、わたしもAXP-140で検証しました。
本当に、3度ほど温度が下がりました。
最初は、エアフローの関係かと思っていましたがそうではないようです。
動画のオチもしっかりしています。

2010/6/23 00:42  [310-59]   

ぶる下がっていた物を取り付け 薄くなった 100%ではないが、すっきり

少し改良。
材料費¥約1000
pcケース費用¥4500に
もう少し、配線をカットしたりしてきれいに。
あとは、天板 フロントパネルです。
電源スイッチは、お洒落なものにしたい。

2010/6/23 22:47  [310-60]   

暖かです。 さん  

2010/7/30 21:20  [310-61]  削除

暖かです。 さん  

2010/7/30 21:16  [310-62]  削除

安くなった。 これは、もう少し後で

久しぶりに、購入。
マウス。
無線の物を使用していましたが、調子が悪くて有線の物にしました。
¥980  キーボードの調子も良くなりました。
何か、干渉していたのかな?

ファンコン
次のPC用に  ¥1000
配線の簡略になります。
本当は上記のものがいいけど、¥1000で売っていないので。

2010/10/12 22:29  [310-76]   

まったく使用してません。???です。 もっと早く知っていればと、ちょっと後悔。いいです。 クロームメッキが購入理由。見た目重視です。

2010.11

Sandy Bridgeの購入準備に入りました。

TVチューナーで録画したものが、他のPCでは再生できない仕様なのでBDを購入しました。
¥16000ぐらいでした。

しかし、DDR MOVEで2時間録画のものがBDに焼くのに40分かかります。その間は、PCが使用できません。
他の方法を考えKEIANを購入しました。
¥4980

CPUクーラーも知らぬ間にかっていました。
¥3980

2011/6/9 21:12  [310-81]   

値段の割にいいです。購入日にべた置きにしました。 ¥500です。信じられなかったです。

モニターで、自分が望んでいたもの。
IPS 27インチ LEDバックライト 倍速機能でした。
23インチIPS LEDバックライトのものがLGから発売されました。
27インチではありませんでしたが、即日購入。
部屋に入る時、横からもしっかり見えていいです。静止画もきれいに見えます。
購入直後は、応答速度が気になりTNにしておけばと後悔しましたが、現在はTNにはもどれなくなってます。
¥23800
新しい時代を、感じました。今後に期待です。

あこがれのENERMAX
8インチですけど、¥500で売ってました。
2個買ってしまいました。

Sandy Bridgeの購入準備完了です。



2011/6/9 21:31  [310-82]   

2011.1
1.7にIntel Sandy Bridgeが発売されました。
特徴は、32nプロセス4コアです。
Core2Qに正直ちょっと不満があって、自作を初めて2年Sandy Bridgeの存在を知って1年半ほどでしょうか?我慢に我慢を重ねてまっておりました。
しかし、購入は値段がこなれたころにしようと考えていたのですぐには飛びつきませんでした。

とある1月末、マザーとCPUセットで¥2000引き。
脳内で計算しました。CPU¥19800 マザー¥8500 メモリー¥4000 マイナス¥2000

約¥30000です。購入してしまいました。
Core i5 2500K BOX
FOXCONN H67S
CFD W3U1333P-2G

安物ですで拡張性がまったくありませんが、きびきびしており購入してよかったです。
また、2年前のssdでも全く問題ありませんでした。

2011/6/16 20:08  [310-85]   

2011.5
SSD Crucial m4 CT064M4SSD2が発売されたので、インテルや他メーカーと比較し値段と64Gあれば十分といううわけで¥11300ぐらいで購入。

早いです。体感できるレベルです。というわけで、ベンチとかとってません。

でも正直、2年前のSSDでも十分な気がしないでもないです。

現在の構成は、
CPU          Core i5 2500K BOX
メモリ         CFD W3U1333P-2G
マザー         FOXCONN H67S
SSD          Crucial m4 CT064M4SSD2
HDD          日立 0S02595 [250GB 9.5mm]
BR           BR3D-PI12FBS-BK
CPUクーラー      PROLIMA TECH Samuel 17
地デジチューナー   KEIAN KTV-FSUSB2
             IODATA GV-MC7/VZ(共存してます。)
モニタ         LGエレクトロニクス FLATRON IPS236V-PN [23インチ]
おまけリモコン    IO DATA GV-MC7/RCKIT

2011/6/17 21:25  [310-88]   


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