縁側 > その他 > 諸行無常
「縁側」-みんなが作る掲示板-からのお知らせ
縁側からのお知らせ

縁側をご利用いただく際のルール&マナー集を用意いたしました
ユーザーの皆様に楽しくご参加いただけるよう、主に投稿時の注意点などをまとめています。
ご投稿の前には必ずご一読をお願いいたします。詳しくはこちら⇒「縁側 ルール&マナー

紹介文

流転する中から地球が生じ、その地上に自然発生した万有は一瞬も流転の運動を休止しない。それが休止したとき、地球は死滅するが、それは二十億年後であるという説がある。流転することは生きていることで、休止は元の宇宙の無に帰ることである。諸行は移り変わる万有で、無常は一定不変というものはなく、常に移り変わっているのをいう。

  • 諸行無常の掲示板
  • 諸行無常の伝言板
  • 諸行無常の投稿画像
この掲示板は閲覧専用です(運営者のみが投稿できます)。

このページのスレッド一覧

前のページへ次のページへ


諸行無常

タグ:
INOUE KI 16cm フルレンジ・スピーカー

オーディオで音楽を聴く。

小学生のころ、親父が声楽遊び(オペラ)のモニターとして設計し自作した、小型冷蔵庫サイズの自作2ウェイスピーカーが、声楽遊びのために拵えた12畳防音部屋にデンっと置かれていて、この部屋でレコードを聴いていました。
部屋には、YAMAHAのアップライトピアノが供えられ、毎週のように「先生」を招いて、仲間を集って「オペラの練習会」が開催されていました。

〜 ♪ オーソーレ ミオー ♪ 〜

当時は、オーディオ・ブームと言われる時代で、友達の家に遊びに行くと、大抵の家のリビングには、「ステレオ装置」が置かれていて、BGMを流しながら生活するという生活スタイルが流行っていたのですが、自分でスピーカーの箱を設計して自作し、それを常用するところまで“凝って”いる大人は少数でした。

親父の職場からそう遠くないところに、“全盛期の秋葉原電気街”があり、ちょくちょく寄っては、いろいろ物色していたようで、家の倉庫にはスピーカーユニットがごろごろ、屋根裏部屋には「ゴトーユニットのホーンシステムの一部」が無造作に置かれているという有様でした。ゴトーユニットは、やる気になったら稼働させるということで、その道のマニアから譲り受けたものだそうで・・・結局、日の目を見ることはなかったのですが、今でも、自宅の屋根裏部屋に置いてあります。

自室(兄弟部屋)には、親父と秋葉原で物色して決めた、お気に入りの小型2ウェイスピーカーを本棚に置いて(ブックシェルフ)、エントリークラスの、それでも単品のレコードプレーヤー、カセットデッキとプリメインアンプを組み合わせたオーディオシステムを誂え、時に貴重なレコードを直接、普段はレコードレンタル店から小遣いを叩いてレコードを借りて、親父のステレオ装置でカセットテープにダビングしたアルバムを、繰り返し、繰り返し、聴きながら・・・あれやこれやと、遊んでいました。

オーディオで音楽を聴くのは、子供のころからの習慣です。音楽が主で、オーディオ装置はあくまで道具。そういう意識で、10年くらい前までは、そこそこの装置で普通にセットして、日常的にオーディオを使っていました。

ひょんなことから、近所の老舗オーディオ&ビジュアル専門店に出入りするようになったのが、10年ほど前。そこには、最新の数万円〜数百万円のオーディオ機器がずらりと陳列されていて、壁一面に30〜50組の高級スピーカーが置かれ、ボタン一つで切り替えて試聴できる環境や、200インチスクリーンにプロジェクターから映画やライブを投影してサラウンド音響を視聴できる暗幕付の専用ルームなどがありました。記憶にある全盛期の秋葉原電気街の専門店を遥かに凌ぐ規模の“本格的なオーディオ&ビジュアル・システム”を実際に体感することとなり・・・嵌りましたね。

結構な額の小遣いを散財しながら、オーディオ・マニア的な道へ進み、5年程経った頃・・・縁あって、“イノウエKIスピーカー”に出会いました。

一聴して、“これは、只事ではないゾ!”と、驚嘆しました。
録音再生音とは思えない、生の音そのものが、そこで鳴っている・・・“ミラクルなサウンド”との出会いでした。

低音から高音まで真ッ平の色付け無し、恐ろしいほどに歪を感じない、唯一無二の音が出ている。
まるで生演奏? 否、下手すりゃ、生音より密度の濃い、分厚い高音と軽やかな低音が、刹那の時間差もなく同時に出ているのです。

なんだこれは!

・・・幸運に恵まれ、現在、うちで鳴っています。

2017/5/2 21:05  [2061-2]   

イノウエKIスピーカーは、「分割振動しないフルレンジ・スピーカー」を「定電力パワーアンプで駆動する」ところが、技術上、最大の特徴です。
これらは、唯一無二で、並ぶものがない。

分割振動しないために考え出されたコーンの断面形状は、中心部が厚く、外周部にいくに従って滑らかに薄くなるような構造になっています。
この形状は、1970年代に「片持ち梁等分布荷重構造断面(かたもちばりとうぶんぷかじゅうこうぞうだんめん)」形状として、特許を取得しているそうです。

世の中に普及している「普通のスピーカーたち」は、分割振動をコントロールして、出てくる音を調整する、というアプローチで作られています。スピーカーのコーンは分割振動はするものとして、他を調整することに苦心しているわけです。

スピーカーのコーンが分割振動すると、具体的に、どうなるか?
例えば、フルレンジ・スピーカーでは、低音も高音も実用的な音圧が出ないため、まともに再生できる楽曲が限られてきます。
分割振動するスピーカーの場合、可聴帯域の再生周波数レンジを確保するには、大小のスピーカーを複数並べて、それぞれが得意な周波数帯域を受け持たせ、巧みに混ぜて「それらしく聞かせる」ように、いろいろと工夫する・・・という、至極常識的なスピーカーの作り方を取らざるを得ません。

イノウエKIスピーカーだけは、そもそも、分割振動しなければ、「他を調整する必要はなくなる」という発想で、徹底的に「スピーカーのコーンを分割振動をさせない」構造を数学的かつ物理学的に突き止め、材料工学を駆使して、億単位の開発費を投じて試行錯誤を繰り返し、とうとう「実働する商品」として完成させたものです。

分割振動しないイノウエの場合は、可聴帯域である20Hz〜20000Hzの再生周波数レンジが、リニアに、一個のスピーカーユニットから、何の躊躇もなく出てきます。

分割振動しないメリットは、これだったのか!!
まさにミラクルなサウンドが鳴り、部屋を音楽が満たします。
分割振動する普通のスピーカーからは絶対に聴くことが出来ない、唯一無二のリニアな再生音が、今そこで鳴っています。

・・・

では何故、分割振動しないイノウエKIスピーカーは、誕生から40年を経ても尚、世の中に普及していないのでしょうか?
普及はおろか、もはや絶滅の危機的状況にあり、知る人ぞ知る「幻の逸品」から、そろそろ「伝説と化す」に至る道程の途中という・・・悲劇の物語は・・・果たして・・・

2017/5/3 05:29  [2061-5]   

現在の機器構成を書いておきます。
イノウエKIスピーカーを使いこなすという遊びは、それそのものが趣味における一つのカテゴリーと言えるほど、様々かつ膨大な試行錯誤&沈思黙考の道を歩むこと、と言えます。

スピーカーとパワーアンプは決まっている。
では、プリアンプとプレーヤーは、どの機器を選ぶか?
そこから、心地よい苦悩が始まるのです。

その過程は、「己を知る」過程そのもの、と言えそうです。

〜・〜・〜

スピーカー:INOUE KI16cm・フルレンジ・スピーカー+フォステクス箱リアバスレフ改造(自作系)
パワーアンプ:INOUE管球式定電力(12W)アンプ(専用アンプ/使用開始後初期メンテナンス済)

プリアンプ:marantz PM-17SA ver.2 (セパレートにてプリアンプとして使用)
アナログ・ターンテーブル:marantz TT-8001
SACD/CDプレーヤー:SONY SCD-777ES



2017/5/17 06:20  [2061-12]   



諸行無常

タグ:

9年ぶりに、リビングで普段使いしているAVアンプ・・・最近は、AVサラウンド・レシーバーと言われる・・・を更新した。

2008年当時、国産メーカー各社・・・ヤマハ、デノン、パイオニア、オンキョー、ソニーを筆頭に、マランツ等・・・は、覇を競うかのように、立派な筐体を持つ、5.1Chのマルチチャンネル再生とデジタル・ハイビジョン映像を扱うAVアンプをリリースしていた。
ホームシアターが庶民の手に降りてきた!・・・それなりのブームであったと思う。

当時から、それなりのクラスのAVアンプであれば、いわゆるピュア・オーディオで扱う“趣味のステレオ再生”が兼用可能ではないかという幻想はあった。

2008年に、デノンAVC-3808を購入し、トコトン遊んでみた。
20数万円の中堅AVアンプで、ブームの中心価格帯の売れ筋モデルである。
映画を見るに不足はなく、これぞ庶民のホームシアターという迫力サラウンド再生が、我が家にもたらされた。
毎日のTV視聴時に常用し、たまの映画鑑賞でも大活躍!
ただし、趣味のステレオ再生で常用できるかというと、ちょっと厳しいというのが結論であった。

スピーカーもいくつか変遷したが、どれも美味い具合には鳴ってくれない。
5年位前に、B&W Nautilus 804を中古美品で入手し、以来、フロント・メイン・スピーカーとして、それなりに使ってきた。
AVC-3808で鳴らすと、もちろん鳴るが、十分ではない。
僅かとは言え、音が歪むのである。
僅かな歪みとはいえ、気になりだすと、快感ではない。
映像があれば気にならないが、音楽だけだと気になってくる、そういう歪み感が再生されるのである。

これは、機能てんこ盛りなAVアンプの性能限界なのか?

複数のショップで、各社のフラッグシップクラスのAVアンプを使用した試聴会(視聴会)に参加して、「歪み感に注目して」じっくり聴いたが、気になる歪み感はむしろ、高額機器により顕著であった。
音造りがより緻密精密になるほど、不自然な歪み感がより一層気になってくるのだ。

視聴会に複数参加して、AVアンプの性能限界を知ったといえる。
一方で、大きな収穫はあった。
同じスピーカーを用いても、各AVアンプメーカーごとに、同じ楽曲や同じ映画を再生しているとは思えないほどの大きな音造りの差があることを知り、むしろ、スピーカーの差よりも、AVアンプのメーカーの差は大きいのだということを学んだ。

この辺りは「好みの差」だな、という悟りは、この趣味を続けるには大事なことであるのだが、メーカーの差は、最終的に音決めをしている、いわゆるサウンド・マネージャー的な人物の差であるらしい、ということを知ったのは、多いなる収穫であった。

というわけで、前置きが長くなったが、つい先日、新規にAVアンプを買った。

2017/5/14 03:57  [2061-8]   

marantz
AV SURROUND RECEIVER SR7010

行きつけのショップに長らく展示されていた展示処分品(電源入れずに飾ってあったもの≒新品)を、破格値(定価23万円→14万8千円(税込))で購入した。
ショップの在庫では最後の1台であるが、全国的にも残り少ない稀少種である。

マランツは、最近、長らくサウンドマネージャーを務めていた澤田氏が退任し、音造りが変わった。
また、マランツの音造りに使用されているリファレンス・スピーカーB&Wの800シリーズが、現行モデルから別物に代わっている。ユニットからエンクロージャーから、何から何まで刷新され、似ているのは外観くらいである。
黄色いケブラーコーンがチャーミングだった先代までは、そこはかとなく木の響きをまとう、暖かみのある雄大な音で鳴るスピーカーであったが、現行モデルは、アルミ臭漂う冷徹な気配をまとうように変化している・・・ように聞こえる。

SR7010は、黄色いケブラーコーン時代のB&W800シリーズを用いて、澤田氏率いる音造りスタッフが手掛けたであろう、最期の本格的な庶民向けAVサラウンドレシーバーという記念碑的モデルなのである。(・・・たぶん(笑))
B&W Nautilus 804との相性は、抜群であるに違いない。

2017/5/14 04:42  [2061-9]   

〜機器構成〜

フロント・スピーカー:B&W Nautilus 804
AVサラウンド・レシーバー:marantz SR7010
SUPER AUDIO CDプレーヤー:marantz SA7003
BLU-RAY DISCプレーヤー:OPPO BDP-95(115V)

サブ・ウーファー:VICTOR Bowered Subwoofer SX-DW75
センター・スピーカー:DALI ZENSOR VOCAL
サラウンド・スピーカー:JBL A640(天井吊り)

デジタル・ハイビジョン・テレビ:SONY BRAVIA KD-55X 8500B
USB3.0-HDD:Seagate Expansion Desktop Drive USB3.0 H
DD 2.0TB SG-EX20UBK

GAMEプレーヤー:SONY PS3 CECH-4300C
Blu-ray/HDDレコーダー:SHARP BDXL BD-HDW80
Blu-ray/HDDレコーダー:MITSUBISHI REAL DVR-BZ350

電源トランス:STAR ELECT'RIC Trans Star-F 1.5kVA 15A

2017/5/16 06:28  [2061-10]   

設置と配線、初期セッティングにおよそ3時間かけて、日曜日の午後に、のんびりとオフな時間を楽しんだ。
簡単に配線して、とりあえず音を出すというタイプではなく、きちっとセットアップしないと、アナログRCA入力信号すら認識しないようで、それならばと、たっぷり時間をかけて一気にやった。

さあ、音出し。

テレビの音声から、違う!
イイねぇ!!

スピーカーの位置は1mmたりとも動かさずに、アンプだけを入れ替えた状態である。
ここまで違うと、デノンAVC-3808は、9年間の激務の内に、知らず知らず劣化していたのか?とも思えてくる。
思わず笑みがこぼれるほどの、「音質の向上」を手にすることが出来た。
一聴して、全く、音質の品格が違うのである。

歪み感が無く、ただ自然。
何気ないフツーの音であるようで、そうではないことは、趣味のオーディオ遊びでそれなりに散財した御仁なら、解るであろう。

この音は、芸術である。

とても自然で、旧B&W800シリーズをマランツのアンプで鳴らした時に聞こえる、“あの艶やかな木の香り”を微かにまとう、この麗しく香しく艶やかな音色は、快感である。
ほんのり、はんなり、極々わずかな響きが付帯しているのだが、欲しかったのはコレ!なのだ。

marantz AV SURROUND RECEIVER SR7010を買いに行く前に、買うか買わないかを決心するため、手持ちのプリメインアンプmarantz PM8004(新品購入し別室で使用中)を仮設置の上でB&W Nautilus804に繋いで、相方のSA7003にてしばらく音楽を聴いた。
やはり、AVアンプとは別世界だ。
このくらい鳴ってくれれば良いのだが・・・まあ、ここまで届かずとも、そこそこは鳴ってくれるはず、と期待しつつ、購入を決心した。

買う時には「試聴しない」という、我流である。
PM8004も、試聴せずに勘で購入し、満足している。

結果は、PM8004を超える心地よい音であった。
勘が冴えているようで、まあ、人生におけるそういう時期なんだろう。

リビングのメインアンプ変更があまりにも上手く行ったので、「そのうちリビングのAVシステムにて使うかもしれない」と思って保管していた遊休機器幾つかと、お役御免となったDENON AVC-3808を、思い切って断捨離し、HARD OFFに卸した。
占めて5万円で売れたので、SR7010は、実質9.8万円で購入出来たことになる。
使わない機材が減り、部屋が片付き、家人の機嫌も上々と、一石二鳥。

ところで、コレ、昨秋に買った、初代TOYOTA Vitz RS 1.3L 5MT([2061-7]参照)と、同じ価格じゃないか。
偶然とはいえ、何だかイイ気分である。

2017/5/17 05:20  [2061-11]   

marantz SR7010は、一通りセットアップを済ませた後、Directモードにて使用している。
Directモードでは、音源データをそのまま音響補正なしで出力するモードで、素のDAC+プリメインアンプとして、ステレオやモノラル音源なら、フロントスピーカーのみ使用することになる。
いわゆるDSP(Digital Signal Processor)を使用しないモードということになる。

Directモードには、DirectとPure Directの2種類がある。
Directは映像+素の音声を出力するモードで、Pure Directは映像なしで素の音声のみ出力する。

SUPER AUDIO CDプレーヤー:marantz SA7003
BLU-RAY DISCプレーヤー:OPPO BDP-95(115V)
デジタル・ハイビジョン・テレビ:SONY BRAVIA KD-55X 8500B
(+USB3.0-HDD:Seagate Expansion Desktop Drive USB3.0 H
DD 2.0TB SG-EX20UBK)

この3つからの音声は、Pure Dirctモードを使用する。
SACDプレーヤー再生は、プレーヤーのDACを使用し、AVアンプのRCAアナログ入力にて、AVアンプをプリメインアンプとして使う。
BLU-RAY Discプレーヤー再生は、プレーヤーから2系統のHDMI出力を使用し、映像はTVモニターへ、音声はAVアンプへと出力する。AVアンプのHDMI入力にて、マルチチャンネルDAC(DSPなし)付きプリメインアンプとして使う。
TVとTV付きHDD再生は、光デジタル出力からAVアンプに入力し、AVアンプをマルチチャンネルDAC(DSPなし)付きプリメインアンプとして使う。ここに光ケーブルを使用するのは、放送コンテンツの音声規格は、光デジタルケーブルで扱える情報量内に収まっているため情報劣化がない(光デジタルで充分である)ことと、非金属ケーブルであることから電気的に絶縁されるため、アースループを回避できることなど、メリットが多いからである。永年の経験から得たノウハウの一つ・・・だと思っている。

Directモードは、
GAMEプレーヤー:SONY PS3 CECH-4300C
Blu-ray/HDDレコーダー:SHARP BDXL BD-HDW80
Blu-ray/HDDレコーダー:MITSUBISHI REAL DVR-BZ350
の3つの再生に使用する。
いずれもHDMIを介して、映像と音声のデジタルデータをAVアンプに送り、映像はTVモニターへスルーしつつ、音声はAVアンプをマルチチャンネルDAC(DSPなし)付きプリメインアンプとして使用しスピーカーから音を出す。

レコーダーからの音声出力に光デジタル出力を使うという使用法もあり、これはHDMIだけで混成デジタル情報を送るより、少しだけ音質が向上することが判っているのだが(デノンAVC-3808での経験)、配線がより複雑になるのと、AVアンプ側の光デジタル入力の個数の問題もあり、現時点では採用していない(marantz SR7010では試していない。)
ここでの言う音質の向上とは「セリフが聞き取りやすくなる」という明らかな効果なので、セリフが聞き取りにくいと感じたら、最初に試すセットアップ変更という位置づけになっている。
marantz SR7010では試していないのは、今のところ、セリフの聞き取りに支障がない・・・どころか、非常に聞き取りやすいからである。
この聞き取りやすさは、我が40年に渡るAudio Visual再生の歴史上、脅威的なレベルと言ってよい程で、普通に感動している!!


marantz SR7010を使いながら、AVアンプの進化を実感する日々!


2017/5/19 03:04  [2061-13]   

marantz SR7010の音の良さを、言葉でどう表現すれば良いのか?
良い表現を思いついたので、書き留めておく。

そうだ、「音ぬけが良い」んだ!


「音ぬけの良さ」は、オーディオ再生における究極の到達点みたいなもので、欲しくても、なかなか得られるものではないことは、こんなところを読んでいる御仁たちには、周知のことであろう。

楽器の演奏でも、“音ぬけの良い楽器”は、特別な価値がある。

合唱の際に、特定の人物の声だけが何故かよく聞こえることがあるのだが、あれが「音ぬけの良い声」というやつだ。
「彼は(彼女は)声が通る」とも言われる現象だが、同じ声でも、発声の仕組みそのものから“他とは違う”のである。
世の中には、他とは違う、“特別な声の持ち主”が居るのである。


さしずめ、marantz SR7010とB&W Nautilus 804のコンビには、“特別な声の持ち主”を蜂起させる「音ぬけの良さ」が備わっていた、と言えよう。

どうやら、“ミラクルなサウンド”に、またひとつ出会ってしまったようである(嬉)。



2017/5/19 03:28  [2061-14]   



諸行無常

タグ:

お宅訪問と一口に言っても、いろんな定義があり、いろんな遊び方がありましょう。

ここで扱う「お宅訪問」とは、「まず珍しく、再現するのが難しく、そこに行かなければ聴くことが出来ない、個性的なオーディオシステムを構築したお宅へ、なんらかのコネクションを通じて訪問し、そのオーディオシステムを聴かせて頂きつつ、オーディオ談議に華を咲かせる・・・遊び方。」
と定義したいと思います、緩めに。

具体的には、
1)一般的なオーディオショップでお金を払えば買える、普通のオーディオシステムは、対象になりにくい。ただし、総額500万円を超えるような、一般人が真似するのが難しいクラスのハイエンド・オーディオシステムは、この限りではない。
2)自作や自作系、希少で貴重なガレージメーカー製の本格的なオーディオシステムや、中古でしか手に入らない本格的ビンテージ系オーディオシステムは、主な対象となる。
3)特殊な部屋やオーディオ用に家を建てた、大規模なルームチューニングなど、個性的で独創的な部屋は、システムの一部と考え、十分にその対象となりうる。
4)その他、何はともあれ、聴いてみたい、は対象となる。
というあたりになりましょうか。

これまで、何度か、超絶マニア宅への訪問と、拙宅への歓迎を経験していますが、そこから得た数々の経験・・・良かったこと、そうでもなかったこと、失敗したこと・・・などなどを、気の向くまま、筆の走るままに、書き留めてみたいと思います。

・・・

これまでの経験から、私が考えた「お宅訪問の心構え」は、下記のとおりです。

お宅訪問は、「是非ウチに来てください。お願いします。」と、お宅開放のご主人が訪問者を募集して、頭を下げてお客様に来て頂き、自身の所有するオーディオを聴いて頂いた上で、ご評価をたまわるというイベント・・・ではありません。

もちろん、雑誌の取材でもなければ、ショップの試聴会でもないのです。
来訪者が、オーディオ評論家気分になったり、雑誌記者気分になったり、商品を買うかもしれないお客気分になったりするのは、「完全な勘違い、かつ、完全な間違い」です。
訪問する側が「お宅のオーディオを、是非、聴かせて欲しい。お願いします、聴かせてください。」とご主人にお願いして、許可を得た人間だけが、訪問を許されるのです。

言ってみれば、お宅のご主人が「先生」で、訪問者が「生徒」のような上下関係があります。
訪問者は、ご主人から、貴重なオーディオから奏でられる音楽のおすそ分けを頂き、そのシステムを構築するに至った様々なノウハウや教訓、失敗談などについて、「教えを乞う」立場なのです。

これが、大前提ですし、お宅訪問の基本構造です。

お宅訪問は、訪問する側が相手を選んでいるのではなく、迎える側のご主人が相手を選んでいるのだという、ごく当たり前の構造を、いつ何時も決して忘れてはなりません。
迎える側は、「この方なら、当日にトラブルを起こさないだろう、後日もトラブルを起こさないだろう、お宅訪問をきっかけに楽しい交流が始まるかもしれない。」という人物を選んで、「訪問を許可し、交流を通じて、自らが築き上げたオーディオその他、趣味や人生の経験や知識を、教える。」“先生”に他なりません。
しかも、(営利目的でない場合、)彼は、趣味人としてボランティアな人として、絶対的に気前が良く、絶対的に人が好い、奇特な人物である可能性が高いと言えましょう。
ネットで知り合っただけの、見ず知らずの他人を、ぶっつけ本番で自宅へ招き入れるわけですから、相当な人物に違いありません。

このあたりの、基本的な感覚を、まず、押さえておきたいと思います。
ちなみに、この基本的な感覚を、私は“常識”と名付けています。

2017/5/2 21:21  [2061-3]   

学生時代にサークルや部活を経験していれば、先輩後輩という上下関係を自然と学びます。
言うまでもありませんが、先生と生徒という上下関係は、義務教育で必修です。
上司と部下、社長と平社員など、世の中には、様々な上下関係があることも、まあ、“常識”ですね。

大人になって趣味の仲間が集うと、普段の肩書を離れ、時に年の差をも乗り越え、友人同士としての付き合いが深まり、交流が広がるという楽しい遊び方が出来るようになります。
「釣りバカ日誌」に於ける、浜ちゃん(平社員)とスーさん(社長)の友情物語は、一つの理想形?として有名です。とはいえ、フィクションですから、現実離れしたトコロドコロには目をつぶって、娯楽として楽しむ対象であることは、言うまでもないでしょう。

私の世代だと、大学を卒業して社会人になったころは、まだ、ネット社会到来前夜でした。
趣味の遊び方も、リアルに行動し実際に会って、話して、ともに遊んでから、ようやく知り合いになって、いつしか仲間となり、仲間が仲間を呼んで、輪が広がっていく。
あるところで、組織化され、遊びがピークを迎えて、楽しさマックスになる日が来る。
やがて、ありがちなイザコザ(ほぼ、男女関係ですな)やら、嫉妬やら、病気やケガ、事故やら、異動やら、結婚やら、なにやらかにやらを切っ掛けに、組織内で対立したり、なんとなく、一瞬で連絡を取り合わなくなったり・・・いつしか終焉を迎える。
こういった遊びを、何度か繰り返しながら、趣味を遊ぶ。

ネット社会到来前夜では、趣味の仲間の広がりは、余程手広くやらなければ、せいぜい市内か、県内止まりでした。専門ショップを介して、全国的なイベントに参加するなど、より積極的にのめり込めば、全国区で仲間を集うことも可能でしたが、こうなると、ほぼ職業というか、商業的なモチベーションがなければ、とても続かない。
まあ、そんな時代でしたが、その代わり、リアルに会いに行かねば、その道の達人には会うことは出来ませんし、其処に居るから話しかけるという訳にはいかず、どなたかに必ず仲介してもらって、ようやく話しが出来るかどうか?という距離感でした。
また、当然ですが、その道の達人というのは、ますもって普通の趣味人ではなく、奇人変人はアタリマエで、キャラクターも濃いわけです。距離が遠いうちは気さくな雰囲気をまとっていても、親しくなればなるほど、その奇人変人ぶりを否応なく知ることになります。
そんなこんなも、楽しいのですが、楽しいことばかりではないのも、また是、人生成り。

社会人をやっているうちに、ネット社会が到来し、現在に至りました。カカクコムの掲示板で知り合った方と、実際に会って遊ぶ、という遊び方が加わったという感覚です。
ネット社会到来前夜までの趣味の仲間と、ネットの趣味の掲示板で知り合った趣味の仲間は、実際に会って意気投合してしまえば、その後の展開は同じかと言うと、全く異なります。
少なくとも、私にとっては、両者は似て非なるものです。

あまり詳しく書きませんが、やはり、リアルに会って、話しかけるかどうか?話しかけるにはどうすればよいか?話しかけられてリアルに会話して、次に会う約束をするかどうか?・・・という、“ファーストコンタクト”を経ているかどうかは、先々の付き合い方にも大きく影響してくるというのが、現在の私の考えですし、感覚です。

例えば、クルマでサーキットを走って運転技術を鍛錬するという趣味がありますが、実際にサーキットで知り合いになる場合は、もう、「コイツ(このお方)、凄いな。」から始まりますし、クルマを見れば、タイヤを見れば、その人となりはうかがい知れますから、ファーストコンタクトで得られる情報量が桁違い・・・ネット比100倍とか10000倍とか、兎に角、比較になりません。
「凄いですね。」「あなたもね。」から始まる趣味の世界が、そこにはあるわけです。

一方で、ネットの場合は、クルマ談議に華を咲かせていたら、実は話している相手は「クルマのゲームの話をしていた」なんてことは、ザラです。自分のクルマを持っておらず、サーキットを走るなど一生やらないような人物が、国際サーキットの各コーナーの攻略法などを詳しく語る・・・なんか変だぞ?と気づけば良いのですが、気づかずに、「今度、会いませんか?」に進んだらどうなるか?

つづく。

2017/5/2 21:27  [2061-4]   

気づかずに、「今度、会いませんか?」に進んだらどうなるか?

ネット社会到来前夜であれば、一生交わることのない二人が、奇跡の会話をすることになるでしょう。
「こんにちは、はじめまして。」
「今日は、よろしくお願いします。」
「では早速・・・。」

・・・あれっ??・・・もしかしてこれは??

その場で解散になる可能性は、ほぼ1000‰でしょうか。

実際には、クルマ関係であれば、リアルに会うまでの打ち合わせ段階のどこかで、まず間違いなく、相手が「本物かどうか?」気づきます。少なくとも、私は気づくので、リアルに奇跡の会話を交わしたことはありません。

オーディオにおける「お宅訪問」の場合は、比較的簡単に、“奇跡の会話”が実現してしまいます。
ネット社会到来前夜であれば、一生交わることのない二人が、会う。

これは、実は、“とんでもなく、凄いこと”なんですよね。

プレーヤーの再生ボタンを押せば音が出るオーディオは、「趣味」として乗り越えなければならなハードルのようなものが無いので、興味があれば、誰もが「オーディオを趣味としています。」と言える(自称できる)し、少しの勇気があれば、「お宅のオーディオの音を、ぜひ聞かせてください。」と言うこともできます。
そして、ネット上の会話はともかく、リアルで話していても、「本物かどうか?」を見極めるのは、かなり難しいのです。
そういう意味で、趣味の世界の中でも極めて特殊なカテゴリーだと言えるでしょう。

「オーディオ遊び」では、こういった“奇跡の交流”が、今日もどこかで、発生しているのです。

“奇跡”というより、“危険”と書いた方が、実態をよく表しているのかもしれません・・・ここでいう“危険”は、“リスキー”という意味です。
さらに、ここでの“リスクとは、不確定要素が多い”という意味になります。

2017/5/3 05:39  [2061-6]   



諸行無常

タグ:
ランタボ(イメージ) S2000のタコメーター(by アイルトン・セナ)

25年以上前の大学生時代、三菱ランサーEX1800 GT ICターボ(A175A);通称“ランタボ”を駆って、スポーツ・ドライビングを本気で遊びました。
GTグレードは、グランド・ツーリングとは名ばかりで、競技ベース車両でしたので、エアコンなし、パワステなし、パワーウィンドウなし。ビニール表皮の内装は、友人をして「タクシーみたい」と言われたものです。もちろん、ABSやTRCやVSCなどもない時代です。
通勤と街乗りのみで7万km走行した(競技に未使用)中古車に出会い、格安で入手し、最低限のチューニングを施して、兎に角、走り回ってドライビングの練習をしました。
当時の私は免許取り立ての初心者マーク付きでしたが、マツダ・ファミリア4WDターボを駆る悪友がジムカーナに嵌っていて、彼の華麗なるドライビング・テクニックに魅せられ、結果、多大なる影響を受けてしまい・・・愛でたく、この道に引きずり込まれたという顛末でした。

当時の教科書は、VHSビデオ雑誌「Best MOTORing」;通称“ベスモ”。
毎月購入しては擦り切れるまで何度も繰り返し見て、イメージトレーニングを行い、峠道や広い駐車場や河川敷のダート広場に繰り出しては、練習しまくりました。
ダートでドリフト走行の基本動作を学び、人里離れた山奥に最適な?広い駐車場を見つけて舗装路面でドリフト三昧。
解体屋で廃タイヤを鉄ホイール付き500円/本で入手しては、リアに装着して、煙化、火花が出るまで踏んで踏んで踏みまくりました。
ちょうど、こんな感じ↓
https://www.youtube.com/watch?v=D3L_EJsj
rJU


そのうち、やんちゃな遊び方が出来なくなり、我々の遊び場はサーキットへ移りました。月に1回、MINEサーキット(現在はマツダの美祢自動車試験場)に通って、30分間の自由走行を堪能。公道では体験できない、まさに、リアル・ベスモの世界!を、味わい尽くしたのでした。

就職を控え忙しくなったころ、我々の遊びは終焉を迎えました。

あれから・・・25年以上の月日が経ち、子育ても一段落した今日この頃・・・今こそ、サーキットへ通い、リアル・ベスモならぬ、“リアルHot Versionの世界!”を味わう遊びが、再開の時を迎えたのです!!

そのマシンは、HONDA S2000 AP1・・・乗用車の形をした、フォーミュラー・カー・・・?!

2017/5/2 20:07  [2061-1]   

初代ヴィッツRS(1.3L 5MT)

昨年秋に、親父から引き取った、マツダ・デミオ13C-V(前期型、5MT)を落として、
トヨタ・ヴィッツ RS NCP10(初代、1.3L、5MT)を購入した。

デミオは、親父が作ったあちこちの当て擦り傷があり、修理に30万円とのことだった。
デミオの外観を修理して乗るか、どうしようかと悩んでいたところ、出会いがあった。

状態の良い(極上クラス)の初代ヴィッツRS1.3Lの5MTが中古車屋の店頭にあるのを発見し、早速交渉したところ、デミオを10万円で下取りしてくれることとなり、ヴィッツの車両価格19.8万円-10万円=9.8万円で交渉成立し、めでたく我が愛車となった。

平成13年式、15年落ち、走行距離5.6万km、車検は新規で、コミコミ25万円ポッキリ。
マニュアル・トランスミッションしか運転できない高齢の方が新車で購入し、大人しく乗っていたとのことで、車体と駆動系は極上のコンディションを保っていた。

格安で入手し、細かくアチコチ手を入れて、ご機嫌な走りを堪能中である。

・・・

ドアの取っ手の修理でディーラーに入院していた際、1泊2日でほぼ新車のアクアNHP10の代車に乗る機会を得た。
普段、全く縁のない現行車&ハイブリッドカーである。

アクアは、平地をそろそろとスムーズに走らせると、その良さが引き立つクルマだった。
5%くらいの上り坂になると、全くのパワー不足で、まるで軽自動車のごとし。
初代ヴィッツと比べると、やはり重いし、スポーティとは縁のない普通のクルマ、CVTだし。
居住空間のデザインとしては、後部座席の頭上空間に余裕はなく、トランクもそれなりで、恰好は良いが実用性は?な、スペシャルティ・カーという風情であった。
なにより、普通に走っている時も、いつでも、「高周波系の雑音」が五月蠅くて仕方ない。
キーンとか、ウィーンとか、ヒュインヒュインなど、モーター⇔エンジンの精密な制御が、「音として存在感ありすぎ」ゆえに、耳が疲れるのだった。
これが新車で200万円のハイブリッド・カーのベスト・セラーか・・・15年落ちで10万円の初代ヴィッツの方が、魅力的なクルマだった。

・・・

自分の手足のように、いかようにも操れる運動性能の高さは、初代ヴィッツならではの特徴で、昨今のクルマには望むべくもない、素の高性能が堪能できる。
ガンガン回して、キビキビ走り回っても、燃費は15〜18km/Lと、なかなかのもので、車重910sの軽量が効いている。

FF車で、スポーツ・ドライビングを遊ぶには、もってこいのクルマ、それが「初代ヴィッツ」というクルマなのである。

いや、楽し。

来年度中に、長男坊が自動車免許を取る予定で、このヴィッツを与えて、「英才教育を施す」予定である。
そもそも、初代ヴィッツは、長男坊が生まれてしばらくして、3ドアのスターレット・キャンバストップ(5MT)が手狭になって、ユーロ・スポーツ・エディション1.3L(5MT)を新車で買ったほどのお気に入りで、長男のクルマだった。10年乗って絶好調に日常の足として活躍中に、追突で事故られて全損し、泣く泣く手放した「名車」だった。
今回、掘り出して、ユーロ・スポーツ・エディションの正当な後継車である、初代RS1.3Lを入手できたのは、何かの縁でしょう。

・・・

FF車でスポーツ・ドライビングを遊ぶなら、なるべく小さく、なるべく軽く、バランスの良いパワーに、頑丈かつオーソドックスな造りのクルマが良いようだ。
初代ヴィッツは、我がまま、かつ、自由自在に遊べるクルマで、まさに“パーフェクト”といえる。
なにしろ、車両価格10万円で、これが手に入るのだから、良い時代に生きていることを、感謝!


2017/5/13 18:39  [2061-7]   


この掲示板は閲覧専用です(運営者のみが投稿できます)。
運営者のみ投稿可
諸行無常
諸行無常をお気に入り登録
運営者:
Miraculous soundさん
設立日:
2017年5月2日
  • 注目度:

    547(お気に入り登録数:1件)

タグの登録はありません

該当掲示板はありません

縁側モバイル

携帯からも「縁側」の閲覧と投稿を行うことができます。
以下URLまたはバーコードよりご利用下さいませ。 http://m.kakaku.com/engawa/ 縁側モバイルQRコード

ページの先頭へ